JP2013188031A - エネルギー管理システム、エネルギー管理制御装置、エネルギー管理方法およびプログラム - Google Patents

エネルギー管理システム、エネルギー管理制御装置、エネルギー管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商用電力系統の運用に悪影響を及ぼすことなく省エネルギー化に寄与することのできるエネルギー管理システムを提供すること。
【解決手段】実施形態によれば、エネルギー管理システムは、配電網から電力を供給される複数の加入者宅ごとに形成される。このエネルギー管理システムは、作成部と、調整部と、制御部とを具備する。作成部は、供給された電力により充電される蓄電装置の充電計画を作成する。調整部は、複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を配電網の供給電力の上限以下に保つべく、作成された充電計画を調整する。制御部は、調整された充電計画に基づいて蓄電装置を充電すべく、蓄電装置を充電する充電器を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、住宅、ビルあるいは工場などにおけるエネルギー消費を管理するエネルギー管理システムと、このシステムに適用可能なエネルギー管理制御装置、エネルギー管理方法およびプログラムに関する。
近年の地球環境保全意識の高まりに伴い、電力消費量の削減を求められている。省エネルギー法(省エネ法)の改正や再生可能エネルギーの全量買い取り法案の成立など法律の整備も進み、省エネに向けた取り組みの重要性はますます大きくなってきている。特に、家庭用電化製品(家電機器)や給湯機器などのエネルギー消費機器と、太陽光発電(Photovoltaic Power Generation:PV)システムや蓄電池、家庭用燃料電池などの分散電源とを統合的に制御可能なエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System:EMS)への注目が集まっている。この種の技術分野では加入者宅の家電機器をサービス提供者のサーバにネットワークを介して接続し、光熱費の節約ガイダンスの提供などの種々のサービスを提供することが考えられている。
エネルギーを有効に利用するためには、充電および放電の双方が可能な2次電池が大きな役割を果たす。この種の2次電池を用いた蓄電装置(蓄電池)は燃料電池や給湯器などと組み合わせて一般家庭に普及しつつある。また、近年注目を浴びているハイブリッド自動車やプラグインハイブリッド自動車、あるいは電気自動車などの車両にも搭載され、駆動装置(モータなど)へのエネルギー供給源として利用されている。
蓄電装置は使用する前に十分に充電しておく必要がある。例えば自動車は昼間に多く使用されるので、車両用の蓄電装置は夕方から翌朝にかけて充電されることが多くなる。充電開始時刻は各自動車の所有者が自由に決められるので、電気料金が安価な深夜電力料金時間帯(一般的には午後11時から午前7時まで)に充電を行うことが多くなる。
既存の電気温水器などと同じように、需要家側に設置されたタイマを用いて蓄電装置への充電開始時刻、あるいは給電時間を予約設定することができる。家庭用の据置型蓄電装置においても事情は同じである。
しかしながら多数の蓄電装置が一斉に充電を開始すると充電用交流電力が集中的に消費されるので、これに対処するために需要家側の個々の住宅や集合住宅、地域では大きな電源設備容量が必要になる。また、一般家庭用の据置型蓄電装置に比べ車両用の蓄電装置の容量は格段に大きいので、車両用の蓄電装置への充電が一斉に開始されると商用電力系統の電圧を低下させるまでに至り、電力送配電の安定運用にまで影響する。よって商用電力系統側において予め対策を講じる必要が生じ、そのための負担が大きくなる。さらに、電気自動車は外出などの必要性から急速充電を求められることもあるので、単純なスケジューリングではこのような問題を解決できない。
特開平10−80071号公報 特開2008−67418号公報
電気設備容量の肥大化を防止しうる電気自動車の充電制御装置が提案されている。例えば複数台の電気自動車のうち、充電時間が最長の車両が深夜電力時間帯の開始時刻に充電を開始し、充電時間が最短の車両が深夜電力時間帯の終了時刻に充電を終了するようにスケジュールするようにした技術が提案されている。この技術によれば充電用交流電力が深夜電力時間帯開始時刻に集中することを防止でき、電気設備容量を大きくしなくても良くなる。また、1つの充電制御装置に接続される電気自動車の放電量を個別に算出し、各放電量を回復するのに必要な充電時間の長さの順に充電開始時刻を決定することでも充電用交流電力の消費タイミングを平準化できる。
しかしながらいずれの手法も、例えば集合住宅において電気自動車への充電を集中的に制御するようなケースでは有効であるものの、電気自動車が1台あるいは2台程度の家庭向け用途では効果は薄い。また据置型蓄電装置の利用は考慮されないので、加入者宅のエネルギーを有効に利用することはできない。
蓄電装置の充電に際し給電設備や電力系統にかかる負担を抑制し、充電残量をより高度に管理可能とする方法も提案されている。例えば蓄電装置の充電残量をモニタし、電力供給側の充電推奨時間帯情報、および充電残量を含む制御要因情報から蓄電装置を充電する時間帯の情報を含む充電制御情報を決定し、この充電制御情報に基づいて蓄電装置を充電するという方法が知られている。この方法によれば蓄電装置の充電残量と充電推奨時間帯とから蓄電装置を充電するのに最適な時間帯を算出することで電力供給側への負荷の集中を避けつつ電力設備の利用率を向上させることが期待される。
しかしながらこの方法においても家庭用蓄電装置への充電が考慮されず、加入者宅のエネルギーを有効に利用することはできない。また、蓄電装置ごとに算出された最適充電時間帯が電力供給者側にフィードバックされないので、商用電力系統への影響が軽減されない。しかも、全体での充電時間帯が一旦設定された後に新たに充電を要する電気自動車が現れると、影響の程度が増大することも起こりうる。
目的は、商用電力系統の運用に悪影響を及ぼすことなく省エネルギー化に寄与することのできるエネルギー管理システム、エネルギー管理制御装置、エネルギー管理方法およびプログラムを提供することにある。
実施形態によれば、エネルギー管理システムは、配電網から電力を供給される複数の加入者宅ごとに形成される。このエネルギー管理システムは、作成部と、調整部と、制御部とを具備する。作成部は、供給された電力により充電される蓄電装置の充電計画を作成する。調整部は、複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を配電網の供給電力の上限以下に保つべく、作成された充電計画を調整する。制御部は、調整された充電計画に基づいて蓄電装置を充電すべく、蓄電装置を充電する充電器を制御する。
実施形態に係わるシステムの一例を示す図である。 図1に示されるHEMSの一例を示す図である。 図2に示されるホームゲートウェイ7に備わる機能の一例を示す図である。 図3に示される機能ブロック間でのデータの授受を模式的に示す図である。 第1の実施形態に係るホームゲートウェイ7の処理手順を示すフローチャートである。 据置電池3の充放電計画72bの策定について説明するための図である。 車上バッテリー1のバッテリー充電計画72cの一例を示す図である。 戸別のHEMSから通知された予約情報の合計を示す図である。 予約情報の合計が電力上限を超過するケースを示す図である。 バッテリー充電計画72cの調整の一例を示す図である。 調整後のバッテリー充電計画72cの一例を示す図である。 調整後のバッテリー充電計画72cを反映した全体での充電予約状況を示す図である。 第2の実施形態に係るエネルギー管理システムにおける機能ブロック間でのデータの授受を模式的に示す図である。 第3の実施形態に係るホームゲートウェイ7の処理手順を示すフローチャートである。 据置電池3の充放電計画72bの策定についての他の例を説明するための図である。 据置電池3の充放電計画72bの策定についての他の例を説明するための図である。
図1は、実施形態に係わるシステムの一例を示す図である。図1は、いわゆるスマートグリッドとして知られる電力送配電網の一例を示す。既存の配電ネットワークでは原子力、火力、水力などの既存発電所と、一般家庭や、ビル、工場といった多種多様な需要家とが電力網によって接続される。次世代の配電ネットワークではこれらに加えて新たな電源として太陽光や風力などの自然エネルギーと蓄電装置とを組み合わせた分散型電源や、新たな需要として新交通システムや充電スタンドなどが電力送配電網に接続される。これら多種多様な要素は通信ネットワークを介して接続され統括的に制御される。
電力をインテリジェントに分配するシステムは、エネルギーマネジメントシステム(Energy Management System:EMS)と総称される。EMSはその規模などに応じて幾つかに分類される。例えば一般家庭向けのHEMS(Home Energy Management System)、ビルディング向けのBEMS(Building Energy Management System)などがある。このほか、より小規模なμEMS(Micro Energy Management System)、あるいは地域コミュニティ向けのCEMS(Community Energy Management System)、大口の工場向けのFEMS(Factory Energy Management System)などがある。これらのシステムが連携することできめ細かな電力制御が実現される。
この種のシステムによれば既存の発電所、分散型電源、太陽光や風力などの再生可能エネルギー源、および需要家の相互間で高度な協調運用が可能になる。これにより自然エネルギーを主体とするエネルギー供給システムや、需要家と事業者との双方向連携による需要家参加型のエネルギー供給といった、新規かつスマートな形態の電力供給サービスが生み出される。
次に、実施形態に係るエネルギー管理システムにつき説明する。以下ではエネルギー管理システムの一例としてHEMSを想定するが、本発明は家庭用の用途に限定されるものではない。
図2は、図1に示されるHEMSの一例を示す図である。HEMSは、例えば加入者(ユーザ)宅100に設置されるエネルギー管理制御装置としてのホームゲートウェイ(Home Gateway:HGW)7を中核として形成される。
図2において、配電網としての商用電力系統6から供給される電力(交流電圧)は電柱の変圧器(図示せず)などを経て各家庭に分配され、スマートメータ19を経て加入者宅100の分電盤20に引き込まれる。電力は、分電盤20から延伸される宅内配線21を介して家電機器5、宅内用充電器4、車両用充電器2などに供給される。
加入者宅100の屋根や外壁には太陽光パネル30が設置されPVシステムが形成される。太陽光パネル30で生成された直流起電力は宅内用充電器4に供給される。宅内用充電器4は加入者宅100に据え置かれる蓄電装置である据置電池3を充電すべく、この直流電圧を据置電池3に与える。
宅内用充電器4はコンバータ(図示せず)を備え、宅内配線21からの交流電力を直流電力に変換して据置電池3に与える。これにより深夜電力などを利用して据置電池3を充電することもできる。さらに宅内用充電器4はインバータ(図示せず)を備え、据置電池3に溜め込まれた直流電力を交流電力に変換して宅内配線21に印加する。これにより宅内配線21に接続される機器は、据置電池3からも電力の供給を受けることができる。要するに宅内用充電器4は、据置電池3と宅内配線21との間でエネルギーを授受するための電力変換器としての機能を備える。
車両用充電器2は、電気自動車EVに搭載される車上バッテリー1に電力ケーブルCを介して着脱可能に接続される。また車上バッテリー1と車両用充電器2とはLAN(Local Area Network)ケーブルなどの有線リンク、あるいは無線リンクを介して通信できるようになっている。車両用充電器2はコンバータ(図示せず)を備え、分電盤20からの交流電力を直流電力に変換して、接続された車上バッテリー1に与える。これにより車上バッテリー1は充電される。すなわち車両用充電器2は、車上バッテリー1と宅内配線21との間でエネルギーを授受するための電力変換器としての機能を備える。
加入者宅100にはLAN25が形成され、ホームゲートウェイ7、分電盤20、車両用充電器2およびパーソナルコンピュータ24はLAN25を介して相互に通信可能である。さらにホームゲートウェイ7はIPネットワーク200に接続される。
IPネットワーク200はいわゆるインターネット、あるいはシステムベンダのVPN(Virtual Private Network)などである。実施形態では管理サーバ300およびCEMS400がIPネットワーク200に接続される。ホームゲートウェイ7はIPネットワーク200を経由して管理サーバ300、あるいはCEMS400に属する他の加入者のHEMS14と通信することができる。
さらに、ユーザ宅100はアクセスポイント(AP)23を備える。アクセスポイント23はユーザ宅100内に無線ゾーンを形成する。ホームゲートウェイ7は無線チャネルを介して家電機器5や宅内用充電器4と通信することが可能である。次に、上記構成を基礎として複数の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図3は、図2に示されるホームゲートウェイ7に備わる機能の一例を示す図である。ホームゲートウェイ7は操作部8、インタフェース部71、データ記憶部72、プログラムメモリ73およびCentral Processing Unit(CPU)74を備える。すなわちホームゲートウェイ7は、プログラムメモリ73に記憶されたプログラムをCPU74が実行することで機能するコンピュータである。
操作部8は、家庭の居住者である加入者(ユーザ)などが操作するためのヒューマンマシンインタフェース(操作パネルやスイッチなど)である。加入者はHEMSの運用に係わる情報を操作部8から入力する。操作部8から入力された情報はデータ記憶部72に記憶される。なおパーソナルコンピュータ24を操作部8として使用することもできる。
HEMSの運用に係わる情報は、各家電機器5の特性(消費電力など)、家電機器5の動作設定、操作設定、据置電池3の容量、家電運転計画などの情報を含む。家電運転計画とはすなわち家電機器5の運転計画であり、それぞれの家電機器5を稼働させる際の設定、稼動時間、稼動期間などの情報を含む。さらにユーザは、充電完了時刻、充電許可開始時刻、充電許可終了時刻などを操作部8から入力する。
実施形態では、車上バッテリー1の充電が完了することをユーザが希望する時刻を、充電完了時刻と称する。車上バッテリー1の充電が開始されることをユーザが希望する時刻を、充電許可開始時刻と称する。車上バッテリー1の充電が終了することをユーザが希望する時刻を、充電許可終了時刻と称する。
いずれの時刻も電気自動車EVの使用予定などに基づきユーザにより設定される。例えば充電完了時刻として午前8時、充電許可開始時刻として午後11時、充電許可終了時刻として午前7時を設定することができる。なお電気自動車EVに関する充電希望時刻については、ユーザが帰宅した際に入力してもよい。
充電許可開始時刻および充電許可終了時刻は、車両用充電器2による車上バッテリー1に対する充電動作が優先して行われることをユーザが希望する時間帯、と捉えることも可能である。
充電許可開始時刻は深夜電力料金時間帯の開始時刻と同じ場合が多い。実施形態ではこれらの開始時刻を同じとして説明するがこれに限られるものではない。また充電許可終了時刻は深夜電力料金時間帯の終了時刻と同じ場合が多い。実施形態ではこれらの終了時刻を同じとして説明するがこれに限られるものではない。
実施形態では、深夜電力料金時間帯における電力料金は他の時間帯に比べて安いとして説明する。さらに実施形態では、充電許可開始時刻と充電許可終了時刻との間の時間帯(期間)を充電許可時間帯と称する。
なおユーザによる事前設定、あるいはベンダ(HEMSの製造元など)による工場出荷時の初期設定により、充電許可時間帯を深夜電力料金時間帯と一致するように、ホームゲートウェイ7にセットしておいても良い。このようにするとユーザは充電許可開始時刻や充電許可終了時刻を都度、入力しなくても良くなり、充電完了時刻のみを操作部8から入力すればよい。
インタフェース部71はアクセスポイント23およびLAN25に接続され、通信インタフェースとしての機能を担う。すなわちインタフェース部71はLAN25あるいはIPネットワーク200などの通信ネットワークに接続され、他の加入者宅のHEMS14と相互に通信する通信部としての機能を備える。
データ記憶部72は、実施形態に係るデータとして家電運転計画72a、充放電計画72b、バッテリー充電計画72c、および予約情報72dを記憶する。
プログラムメモリ73は、この実施形態に係わる処理機能に必要な命令を含むプログラムとしての、策定プログラム73a、検出プログラム73b、作成プログラム73c、調整プログラム73dおよび取得プログラム73eを記憶する。なお策定プログラム73a、検出プログラム73b、作成プログラム73c、調整プログラム73dおよび取得プログラム73eは、CD−ROMなどのリムーバブルメディア(記録媒体)に記録することも、通信回線を介してダウンロードすることも可能である。
CPU74はプログラムメモリ73から各プログラムを読み出してハードウェアによる演算処理を行うもので、その処理機能として策定部9、検出部10、作成部11、調整部12および取得部13を備える。
策定部9は、家電運転計画72aを策定する。その処理にあたり策定部9は、操作部8から与えられた各種の設定や過去の運転実績なども参照して、主にコスト最小化の観点から家電運転計画72aを策定する。策定された家電運転計画72aはデータ記憶部72に記憶される。ホームゲートウェイ7は家電運転計画72aに従って家電機器5を制御する。また策定部9は据置電池3の充放電計画72bを策定し、データ記憶部72に記憶させる。ホームゲートウェイ7は充放電計画72bに従って宅内用充電器4を制御し、据置電池3への充放電を制御する。
すなわち策定部9は電気代の高価な時間帯における電力を、安価な時間帯に充電しておいた電力で代替できるように、家電運転計画72aおよび充放電計画72bを策定する。これにより例えば昼間の電力を据置電池3の充電電力でまかなえるようになり、電気料金を低減することが可能になる。
検出部10は、電気自動車EVに電力ケーブルCが接続されると車上バッテリー1の直流電圧値を検出する。検出された測定電圧値は作成部11に与えられる。2次電池の蓄電残量は一般的に、無負荷電圧または充電初期電圧の電圧値から算出できる。従って電気自動車EVに電力ケーブルCが接続された時の車上バッテリー1の電圧値を検出部10で検出し、その検出値を用いれば車上バッテリー1の蓄電残量および充電所要時間を計算することができる。
作成部11は、車上バッテリー1の容量、上記測定電圧値、商用電力系統6の契約電力値、あるいは家電運転計画72aなどに基づいて、主にコスト最小化の観点から車上バッテリー1の充電計画を作成する。
すなわち作成部11は、まず車上バッテリー1の蓄電残量、充電所要時間、充電電力を計算する。また、策定部9により策定された据置電池3の充電計画(充放電計画72bに含まれる)、契約電力、入力された充電希望条件なども参照して、作成部11は車上バッテリー1の充電の開始時刻、終了時刻およびその間の電力を計算する。作成部11はこれらの計算した情報を統合し、車上バッテリー1の充電計画(バッテリー充電計画72c)を立案する。
バッテリー充電計画72cは日付や時刻ごとの充電電圧、充電電力、充電量や充電期間などの項目を有し、作成部11はこれらの項目を算出するとともに、項目に係わる数値をシステムに予約する。つまり何時から何時まで、どれだけの量を充電するといった情報がシステムに予約される。この予約はそのままの内容で実行されることもあれば、他の加入者宅の予約の状態(予約情報と称する)に応じて変化することもある。その意味で、最初に立案されたバッテリー充電計画72cは仮の計画と捉えるべきもので、その内容は調整部12により調整される。
調整部12は作成部11により作成されたバッテリー充電計画72cを調整する。すなわち調整部12は加入者宅100が所属する地域、あるいは集合住宅における供給電力の上限を参照し、充電を予約した加入者による充電量がこの上限を超えることのないようにバッテリー充電計画72cの内容を書き換える。
つまり調整部12は、加入者宅100および他の加入者宅14を含む複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を、商用電力系統6の供給電力の上限以下に保つべく、バッテリー充電計画72cを調整する。調整部12は最終的なバッテリー充電計画72cに基づく制御指令を車両用充電器2に与える。車両用充電器2は調整部12の制御指令に応じて車上バッテリー1に充電電力を供給し、調整されたバッテリー充電計画72cに基づいて車上バッテリー1を充電する。
実施形態では、個々の加入者宅のホームゲートウェイ7が他の加入者宅のホームゲートウェイ7と通信することで戸別のバッテリー充電計画72cを統合した情報を作成し、この情報と配電網の電力供給能力との比較からバッテリー充電計画72cを調整する。取得部13はこの処理に係わる情報を取得するための処理を担う。
取得部13は、IPネットワーク200を介して他の加入者宅14における予約情報を取得する。すなわち取得部13は他の加入者宅14のHEMSから、その加入者宅ごとのバッテリー充電計画72cに基づく予約情報を取得する。この予約情報には充電量や充電期間などの情報が含まれる。調整部12はバッテリー充電計画72cの調整に先立って予約情報の取得を取得部13に依頼する。予約情報が取得されると、調整部12はバッテリー充電計画72cに備わる項目のうち充電量、および充電期間の少なくともいずれか一方を、取得された予約情報に基づいて加入者間で相互に調整する。
図4は、図3に示される機能ブロック間でのデータの授受を模式的に示す図である。図4において操作部8は、入力されたデータを策定部9および調整部12に与える。取得部13は他の加入者宅14に予約情報の取得要求を送信し、返信された予約情報を受信する。予約情報はデータ記憶部72(図3)に記憶されるとともに(予約情報72d)調整部12に与えられる。
策定部9は家電運転計画72aに基づいて宅内用充電器4を制御する。宅内用充電器4は、計画された充電時間帯に商用電力系統6からの交流電力を直流電力に変換し、据置電池3を充電する。また宅内用充電器4は、計画された放電時間帯には据置電池3に蓄電された電力を交流に変換して家電機器5に供給する。
また策定部9は、家電運転計画72aを作成部11に与える。検出部10は車上バッテリー1の測定電圧値を作成部11に与える。作成部11はバッテリー充電計画72cを作成し調整部12に与える。調整部12は予約情報72dに基づいてバッテリー充電計画72cを調整する。調整部12はこの調整されたバッテリー充電計画72cに基づいて車両用充電器2を制御する。
すなわち調整部12は、調整されたバッテリー充電計画72cに基づいて車上バッテリー1を充電すべく、車両用充電器2を制御する。車両用充電器2は調整部12の制御に基づいて、バッテリー充電計画72cにおいて計画された時間帯に、計画された量の電力を車上バッテリー1に充電する。次に、上記構成における作用を説明する。
図5は、第1の実施形態に係るホームゲートウェイ7の処理手順を示すフローチャートである。図6は据置電池3の充放電計画72bの策定について説明するための図である。図7はバッテリー充電計画72cの一例を示す図である。
実施形態において、ホームゲートウェイ7は充放電計画72bを策定すべき時刻(以下、計画策定時刻と称する)に、家電運転計画72aに基づいて充放電計画72bを策定する。車上バッテリー1の充電の必要があれば、ホームゲートウェイ7はバッテリー充電計画72cを作成する。その後、次の計画策定時刻までの間は家電運転計画72aに基づく設定時刻において家電機器5を制御し、据置電池3の充放電や車上バッテリー1の充電を行うという動作を繰り返す。計画策定時刻は例えば操作部8からの入力により予めユーザにより設定される。ユーザによる操作部8を用いた設定入力は随時受け付けられる。
図5において計画策定時刻が到来すると、ホームゲートウェイ7は家電運転計画72aに基づいて時刻ごとの消費電力を算出し、図6に示されるような電力消費(量)の時間的な推移を求める(ステップS1)。図6においてはグラフの左端を計画策定時刻とし、右方向に時間が経過するとする。
図6の曲線は家電運転計画72aに基づく消費電力の予測を示す。電力価格は時間の経過とともに例えば¥30/kW、¥35/kW、¥40/kW、¥35/kW、¥30/kWと推移する。よって¥30/kWの区間において据置電池3を充電し、その電力を¥40/kWの区間において消費するように計画すれば電力コストを低くできる。
そこでホームゲートウェイ7は、電力価格が最も安い時間帯に据置電池3を充電し、電力価格が高い時間帯に据置電池3を放電するといった充放電計画72bを策定する。(ステップS2)。このとき策定された計画では例えば図6に示されるように、充電はグラフの左端から開始され¥30/kW区間内で完了し、¥35/kW区間が終了したのち¥40/kW区間で据置電池3が放電することとなる。
充放電計画72bの策定に引き続き、ホームゲートウェイ7は車上バッテリー1の充電計画72cを作成する(ステップS3)。すなわち検出部10は車上バッテリー1の電圧を測定し、測定結果を作成部11に与える。作成部11はこの測定結果に基づいて車上バッテリー1の蓄電残量(充電量)と、単位時間あたりの充電電力量を算出する。
作成部11は算出したこれらの情報と充放電計画72bとを合わせ、例えば図7に示すような仮のバッテリー充電計画72cを作成する。充電計画はすなわち各時間帯における充電電力を示す。充電電力の上限として、図7にされる契約電力のほか車両用充電器2の容量などが考慮される。図7には車両用充電器2の容量が契約電力一杯まであり、車上バッテリー1の特性もこれに対応するケースでのプランが示される。
次にホームゲートウェイ7は、予約情報の送信を他の加入者のHEMSにブロードキャストメッセージなどで要求し戸別に返信を得る。対象であるHEMSの全てから返信を受けると予約情報の取得が完了する(ステップS4)。もしもタイムアウトになれば、その時点で返信を受けたHEMSからの予約情報のみを参照しても良い。
予約情報は、例えば30分ごとに区分された時間帯ごとの、充電を予約された電力量を示す情報である。戸別のHEMSから通知された予約情報を合計すると、例えば図8に示されるような、複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和が求められる。図8に示される電力上限は各HEMSの所属する集合住宅あるいは地域(CEMS)の配電設備の電力供給能力から決まる上限を示す。この上限以下であれば、充電によって商用電力系統6の運用に悪影響が及ぶことは避けられる。
予約情報の合計から電力上限までに余裕があれば仮の充電計画(図7)が本計画として採択され、戸別のHEMSは無調整の充電計画のもとで車上バッテリー1の充電を予約する。一方図9に示されるように予約情報(予約量)の合計が電力上限を超過するケースでは、調整部12による充電計画の調整が行われる(ステップS5)。
ホームゲートウェイ7は例えば図10に示されるように、自らのバッテリー充電計画72cにおける上限を超過した分の予約電力を、超過が解消しかつ電許可時間帯の終了までの間の時間帯に移動する。図10においては充電期間は固定的であり、充電量が変化することとなる。逆に充電量を固定し充電期間(時間帯)を操作しても良い。あるいはこれらの双方を調整しても良い。
調整されたバッテリー充電計画72cは例えば図11に示されるように、図7の仮計画7とは異なるものになる。調整後のバッテリー充電計画72cはデータ記憶部7に記憶され旧いデータが更新される。最新の予約情報は図12に示されるように全体の予約情報に反映される(ステップS6)。
なおホームゲートウェイ7は図5の処理フローチャートにおいて、他のHEMSすなわち他の加入者宅のホームゲートウェイ7からの、予約情報の送信要求あるいは問い合わせを待ち受ける(ステップS7)。最新の予約情報の問い合わせを受けるとホームゲートウェイ7は回答を返信し(ステップS8)、処理手順はステップS7に戻る。予約情報の送信要求を受けるとホームゲートウェイ7は自らに記憶する予約情報を送信する(ステップS9)。ステップS7〜ステップS9の手順は例えば別のスレッドを起動するかたちで実施される。
以上説明したように第1の実施形態に係るホームゲートウェイ7によれば、電力が高価な時間帯における電力を安価な時間帯の電力で代替できるようになり、電力コストを下げることが可能になる。また車上バッテリー1を個々の需要家の設備あるいは契約の上限如何の電力で充電できるようになるので、加入者宅においては停電などの恐れがない。さらに複数の加入者宅全体で消費される充電のための電力をも、集合住宅あるいは地域単位での供給能力の許容値内に抑えることができるので、商用電力系統6の電圧低下などの問題を回避することができる。
既存の技術は、この実施形態のように各戸のHEMSが互いに通信し、他の加入者の充電スケジュールに基づいて自らの充電スケジュールを調整するという機能を備えていない。このため充電開始時刻が例えば深夜電力開始時刻に集中し、充電交流電力負荷が過度になって商用電力系統の電圧が低下するおそれがある。充電開始時刻を戸別にランダムにしても、負荷の集中を確実に防止できるとはいえない。
これに対し第1の実施形態によれば、各戸のホームゲートウェイ7の通信機能を用いた自律分散的な処理により、コミュニティ全体での充電予約スケジュールは制限を越えない範囲で確実に平準化される。従って商用電力系統への悪影響を確実に防止することができる。
また既存の技術では、電気自動車EVが急に帰宅するなどして、一旦決定された充電スケジュールを急遽変更したいケースなど、任意の時刻からの充電について対応することができない。
これに対し第1の実施形態ではバッテリー充電計画72cの決定に際して、他の加入者のHEMSに対して充電予約スケジュールを問い合わせるという手順(図5のステップS4)が踏まれることから、電力供給量の制限を満たしつつスケジュールの変更の要求に柔軟に対応することが可能になる。
以上のように第1の実施形態によれば、充電負荷の集中による悪影響を排除し商用電力系統6の安定運用に寄与しつつ加入者宅の据置電池3の電力を有効に利用して電力料金を低減し、充電計画の策定後に充電の対象が増えたとしても対処可能なエネルギー管理システムが実現される。これらのことから、商用電力系統の運用に悪影響を及ぼすことなく省エネルギー化に寄与することのできるエネルギー管理システムおよびサーバ、エネルギー管理方法およびプログラムを提供することが可能になる。
[第2の実施形態]
図13は、第2の実施形態に係るエネルギー管理システムにおける機能ブロック間でのデータの授受を模式的に示す図である。図13において図3、図4と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
第2の実施形態では、複数の加入者宅の予約情報を管理サーバ300において一括で管理するようにする。すなわちホームゲートウェイ7のインタフェース部71はIPネットワーク200を介して管理サーバ300と通信し、自らの予約情報72dを管理サーバ300に通知する。取得部13は調整部12によるバッテリー充電計画72cの調整に先立ち、他の加入者宅14における予約情報を管理サーバ300から取得する。
このようにしてもホームゲートウェイ7は、第1の実施形態において述べた処理に必要な情報を取得することができるので、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に第2の実施形態ではホームゲートウェイ7の通信の相手先を管理サーバ300だけに限定できるので、予約情報を取得するためにブロードキャストメッセージを使用しなくても良くなる。よってIPネットワーク200のトラフィックを少なくできるほか、データを一元管理できるメリットもある。
[第3の実施形態]
図14は、第3の実施形態に係るホームゲートウェイ7の処理手順を示すフローチャートである。図14において図5と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
第3の実施形態では、バッテリー充電計画72cの調整に際して、充電量の低減を受諾するか、あるいは拒否するかが戸別に設定されているケースを想定する。このケースでは予約情報は、充電量の低減を受諾する加入者と充電量の低減を拒否する加入者とで、例えばデータにフラグを付加するなどして区別して管理される。つまり第3の実施形態では予約した時刻における車上バッテリー1の充電量が、予約した値よりも低減されるケースがある。これを受諾するか拒否するかは加入者ごとに意思表示される。
図14においてホームゲートウェイ7は、車上バッテリー1の充電の実施に先立って他の加入者宅のHEMSに予約情報を問い合わせ、最新の充電予約情報を参照する(ステップS10)。これにより低減を受諾する加入者宅の予約情報と、低減を受諾しない加入者宅の予約情報とが取得される。
低減を受諾する加入者宅の充電量の合計を(低減受諾合計)と称することとする。低減を受諾しない加入者宅の充電量の合計を(低減拒否合計)と称することとする。全ての加入者宅の予約量の合計が配電設備の電力上限を超えており、かつ自らの加入者宅が低減を受諾するならば、ホームゲートウェイ7は次式(1)により低減した充電実行電力を算出し、車上バッテリー1の充電実施量を調整する(ステップS11)。
充電実行電力=充電予約電力×[(低減受諾合計)/〔配電設備の電力上限−(受諾拒否合計)〕] … (1)
このような処理により地域に配分された電力を有効に活用できるとともに、一旦決定された充電スケジュールを急遽変更したいケースなどにも柔軟に対処できるようになる。なお低減量が大きく必要な充電電力を賄えないおそれのあるケースでは、充電実施中にステップS1〜ステップS6の手順を実施し、不足する電力を後の時間帯で優先的に時間帯に充電すべくバッテリー充電計画72cを再予約してもよい。
なお本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば図2はHEMSの一例を示すものであり別の構成もあり得る。例えば図2において家電機器5や宅内用充電器4は有線LAN(LAN25)を介してホームゲートウェイ7に接続されてもよい。
また据置電池3の充放電計画72bを、図6とは異なる手法で策定することも可能である。例えば据置電池3の容量が大きかったり、消費された電力が少なかったりして、図15にされるように電力に余剰分の生じるケースがある。このようなケースでは電力価格の最も高い区間で優先的に充電電力を消費し、それ以降は電力価格に対して降順に並ぶ区間順で放電スケジュールを策定すれば良い。逆に、図16に示されるように最も安価な時間帯での充電では不足するケースでは、電力価格に対して昇順に並ぶ区間順で充電スケジュールを策定すれば良い。このようなスケジュールがコストの面から最も有利である。
また上記実施形態では、充電スケジュールの調整に係わる詳細を、他のHEMSとの間で予約情報を授受するというかたちで説明した。このような技術思想に代えて、充電可能な枠内で予約の権利(トークン:token)を授受することで充電スケジュールを調整することも可能である。
つまり各HEMSは予約情報を参照して空いている時間帯に充電を予約し、その後は充電予約の権利を継続して保有し、他のHEMSから権利の譲渡を要求されれば、設定に応じて権利を譲渡あるいは拒否するようにする。
つまり、商用電力系統6の能力の範囲内に対応付けて、時間帯ごとにスケジュールを予約可能な枠を定めておき、その枠内で充電予約の権利を戸別のHEMS間で授受するようにすれば、商用電力系統6の給電能力の範囲内で、HEMS間で電力を融通することが可能になる。本発明の技術思想はこのような手法によっても説明することが可能である。
このほか、ホームゲートウェイ7に備わる機能およびプログラムを、管理サーバ300に実装するようにすることもできる。つまり図3に示される策定プログラム73a、検出プログラム73b、作成プログラム73c、調整プログラム73dおよび取得プログラム73eを管理サーバ300に移植して策定部9、検出部10、作成部11、調整部12および取得部13としての機能を持たせるようにすることは、当業者であれば可能である。このケースでは管理サーバ300は、各加入者宅のHEMSにおける家電運転計画72a、充放電計画72b、バッテリー充電計画72c、および予約情報72dを一括して記憶、管理することとなる。このようにすれば各戸における処理負荷およびハードウェアの規模を低減できる効果がある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…加入者宅、7…ホームゲートウェイ、6…商用電力系統、19…スマートメータ、20…分電盤、21…宅内配線、5…家電機器、4…宅内用充電器、2…車両用充電器、30…太陽光パネル、3…据置電池、EV…電気自動車、1…車上バッテリー、C…電力ケーブル、25…LAN、24…パーソナルコンピュータ、200…IPネットワーク、300…管理サーバ、400…CEMS、14…他の加入者宅、23…アクセスポイント、8…操作部、71…インタフェース部、72…データ記憶部、73…プログラムメモリ、74…CPU、72a…家電運転計画、72b…充放電計画、72c…バッテリー充電計画、72d…予約情報、73a…策定プログラム、73b…検出プログラム、73c…作成プログラム、73d…調整プログラム、73e…取得プログラム、9…策定部、10…検出部、11…作成部、12…調整部、13…取得部

Claims (28)

  1. 配電網から電力を供給される複数の加入者宅ごとに形成されるエネルギー管理システムであって、
    前記供給された電力により充電される蓄電装置の充電計画を作成する作成部と、
    前記複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を前記配電網の供給電力の上限以下に保つべく、前記作成された充電計画を調整する調整部と、
    前記調整された充電計画に基づいて前記蓄電装置を充電すべく、当該蓄電装置を充電する充電器を制御する制御部とを具備する、エネルギー管理システム。
  2. さらに、通信ネットワークに接続されるインタフェース部と、
    他の加入者宅と前記通信ネットワークを介して相互に通信する通信部と、
    加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、前記通信ネットワークを介して他の加入者宅から取得する取得部を具備し、
    前記調整部は、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて加入者間で相互に調整する、請求項1に記載のエネルギー管理システム。
  3. さらに、通信ネットワークに接続されるインタフェース部と、
    前記通信ネットワークに接続されるサーバと相互に通信する通信部と、
    加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバから取得する取得部を具備し、
    前記調整部は、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて調整する、請求項1に記載のエネルギー管理システム。
  4. 前記予約情報は、前記充電量の低減を受諾する加入者と前記充電量の低減を拒否する加入者とで区別され、
    前記低減を受諾する場合に、前記調整部は、前記低減を受諾する加入者宅の充電量の合計と、前記上限と前記低減を拒否する加入者宅の充電量の合計との差との比率に基づいて前記充電量を調整する、請求項3に記載のエネルギー管理システム。
  5. 前記蓄電装置は、前記加入者宅ごとの据置電池と車上バッテリーとを含み、
    前記作成部は、前記据置電池の充電計画に基づいて前記車上バッテリーの充電計画を作成する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエネルギー管理システム。
  6. 前記作成部は、前記加入者宅ごとの家電機器の運転計画に基づいて前記充電計画を作成する、請求項5に記載のエネルギー管理システム。
  7. さらに、前記運転計画を策定する策定部を具備する、請求項6に記載のエネルギー管理システム。
  8. 配電網から電力を供給される複数の加入者宅ごとに設けられるエネルギー管理制御装置であって、
    前記供給された電力により充電される蓄電装置の充電計画を作成する作成部と、
    前記複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を前記配電網の供給電力の上限以下に保つべく、前記作成された充電計画を調整する調整部と、
    前記調整された充電計画に基づいて前記蓄電装置を充電すべく、当該蓄電装置を充電する充電器を制御する制御部とを具備する、エネルギー管理制御装置。
  9. さらに、通信ネットワークに接続されるインタフェース部と、
    他の加入者宅と前記通信ネットワークを介して相互に通信する通信部と、
    加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、前記通信ネットワークを介して他の加入者宅から取得する取得部を具備し、
    前記調整部は、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて加入者間で相互に調整する、請求項8に記載のエネルギー管理制御装置。
  10. さらに、通信ネットワークに接続されるインタフェース部と、
    前記通信ネットワークに接続されるサーバと相互に通信する通信部と、
    加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバから取得する取得部を具備し、
    前記調整部は、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて調整する、請求項8に記載のエネルギー管理制御装置。
  11. 前記予約情報は、前記充電量の低減を受諾する加入者と前記充電量の低減を拒否する加入者とで区別され、
    前記低減を受諾する場合に、前記調整部は、前記低減を受諾する加入者宅の充電量の合計と、前記上限と前記低減を拒否する加入者宅の充電量の合計との差との比率に基づいて前記充電量を調整する、請求項10に記載のエネルギー管理制御装置。
  12. 前記蓄電装置は、前記加入者宅ごとの据置電池と車上バッテリーとを含み、
    前記作成部は、前記据置電池の充電計画に基づいて前記車上バッテリーの充電計画を作成する、請求項8乃至11のいずれか1項に記載のエネルギー管理制御装置。
  13. 前記作成部は、前記加入者宅ごとの家電機器の運転計画に基づいて前記充電計画を作成する、請求項12に記載のエネルギー管理制御装置。
  14. さらに、前記運転計画を策定する策定部を具備する、請求項13に記載のエネルギー管理制御装置。
  15. 配電網から電力を供給される複数の加入者宅に適用されるエネルギー管理方法であって、
    前記供給された電力により充電される蓄電装置の充電計画を作成し、
    前記複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を前記配電網の供給電力の上限以下に保つべく、前記作成された充電計画を調整し、
    前記調整された充電計画に基づいて前記蓄電装置を充電すべく、当該蓄電装置を充電する充電器を制御する、エネルギー管理方法。
  16. さらに、加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、通信ネットワークを介して接続される他の加入者宅から取得し、
    前記調整することは、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて加入者間で相互に調整する、請求項15に記載のエネルギー管理方法。
  17. さらに、加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、通信ネットワークを介して接続されるサーバから取得し、
    前記調整することは、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて調整する、請求項15に記載のエネルギー管理方法。
  18. 前記予約情報は、前記充電量の低減を受諾する加入者と前記充電量の低減を拒否する加入者とで区別され、
    前記低減を受諾する場合に、前記調整することは、前記低減を受諾する加入者宅の充電量の合計と、前記上限と前記低減を拒否する加入者宅の充電量の合計との差との比率に基づいて前記充電量を調整する、請求項17に記載のエネルギー管理方法。
  19. 前記蓄電装置は、前記加入者宅ごとの据置電池と車上バッテリーとを含み、
    前記作成することは、前記据置電池の充電計画に基づいて前記車上バッテリーの充電計画を作成する、請求項15乃至18のいずれか1項に記載のエネルギー管理方法。
  20. 前記作成することは、前記加入者宅ごとの家電機器の運転計画に基づいて前記充電計画を作成する、請求項19に記載のエネルギー管理方法。
  21. さらに、前記運転計画を策定する手順を含む、請求項20に記載のエネルギー管理方法。
  22. 配電網から電力を供給される複数の加入者宅に備えられるコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記供給された電力により充電される蓄電装置の充電計画を作成し、
    前記複数の加入者宅ごとの充電計画のもとで消費される電力の総和を前記配電網の供給電力の上限以下に保つべく、前記作成された充電計画を調整し、
    前記調整された充電計画に基づいて前記蓄電装置を充電すべく、当該蓄電装置を充電する充電器を制御する、プログラム。
  23. さらに、加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、通信ネットワークを介して接続される他の加入者宅から取得し、
    前記調整することは、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて加入者間で相互に調整する、請求項22に記載のプログラム。
  24. さらに、加入者宅ごとの前記充電計画に基づく充電量および充電期間の予約情報を、通信ネットワークを介して接続されるサーバから取得し、
    前記調整することは、前記充電量および前記充電期間の少なくともいずれか一方を、前記取得された予約情報に基づいて調整する、請求項22に記載のプログラム。
  25. 前記予約情報は、前記充電量の低減を受諾する加入者と前記充電量の低減を拒否する加入者とで区別され、
    前記低減を受諾する場合に、前記調整することは、前記低減を受諾する加入者宅の充電量の合計と、前記上限と前記低減を拒否する加入者宅の充電量の合計との差との比率に基づいて前記充電量を調整する、請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記蓄電装置は、前記加入者宅ごとの据置電池と車上バッテリーとを含み、
    前記作成することは、前記据置電池の充電計画に基づいて前記車上バッテリーの充電計画を作成する、請求項22乃至25のいずれか1項に記載のプログラム。
  27. 前記作成することは、前記加入者宅ごとの家電機器の運転計画に基づいて前記充電計画を作成する、請求項26に記載のプログラム。
  28. さらに、前記運転計画を策定する手順を実行する命令を含む、請求項27に記載のプログラム。
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