JP6653177B2 - 電力デマンドレスポンス管理装置、電力デマンドレスポンス管理方法および電力デマンドレスポンス管理システムならびに電力需要管理装置。 - Google Patents
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Description
より具体的に説明すると、DRとは、電力需要のピークや電力需給のバランスに対応して需要家が行った充放電に対するインセンティブ(協力金)や電力価格の変更を電力(送配電)事業者やアグリゲータから需要家に通知し、需要家に電力消費を控えさせたり、余剰電力を吸収させたりする手法である。
そうなった場合、送配電事業者が多数需要家との節電契約または充放電契約、節電要請または充放電要請を行うことが実質的に困難となるため、送配電事業者の代わりに、それを生業とするアグリゲータが存在する。
アグリゲータとは、複数の需要家(一般家庭、工場、通信事業者など)を束ねて、協力金の支払いなどによって電力の消費パターンを制御することによる需要抑制量または充放電量を送配電事業者と取引をする事業者のことである。
充放電要請に基づき、配下の複数の需要家のうち充放電要請を送信する一以上の需要家を選定し、選定した需要家に第二の充放電要請を送信するとともに、第二の充放電要請の反応時間の終了後、第二の充放電要請を送信した需要家から反応時間の電力消費に関する情報を収集して各需要家の充放電量を算出し、算出した各需要家の充放電量を送配電事業者若しくは電力取引所宛てに送信する電力デマンドレスポンス管理装置と、電力デマンドレスポンス管理装置より第二の充放電要請を受信し、自己の管理設備である機器に付帯する蓄電装置の充放電を実施し、第二の充放電要請の反応時間の終了後、第二の充放電要請の反応時間の電力消費に関する情報を電力デマンドレスポンス管理装置に送信するようにしたものである。
システム構成は図1とほぼ同じであるが、DR事業者であるアグリゲータが存在する。このアグリゲータは図1の電力小売業者2、特定の需要家3若しくはDR事業を生業とする専門の事業者が行ってもよいが、本説明においては電力小売業者2がアグリゲータの役割を果たすものとして説明を行う。
インセンティブ型DRの仕組みは以下の通り。送配電事業者6よりの節電要請(電力消費抑制要請)を受信したアグリゲータ2(アグリゲータは複数存在してもよい)は、配下の複数の需要家3に対して節電要請を行う。この要請において節約できた電力量に対して、送配電事業者6がアグリゲータ2にインセンティブ、すなわち協力金を支払い、需要家3はアグリゲータ2より協力金の一部を得るものである。
アグリゲータ2よりの節電要請を受信した需要家3(SM31を含む、HEMS/BEMSなど)は、自身の設備である機器に制御指示(S103)を行い、制御指示を受信した各需要家3の機器3−1は、当該指示に基づき節電を実施する(電源off、温度、光度調整など)(S104)。
S101による節電要請は、一般家庭などの需要家宛てと同じタイミング、若しくは、選択的に需要家3のひとつである電力需要管理装置1に送信される。節電要請102が電力需要管理装置1に伝達されると、電力需要管理装置1は図21にて後述する電力需要制御(S106)を行う。
アグリゲータ2は、S105やS107により受信した検針値を集計し、検針値に基づいて算出したDR実施時間中の電力消費量とベースラインとに基づいてDR実施時間中に節約できた電力量を算出し、送配電事業者6に送信する(S108)。
送配電事業者6は、節約できた発電量に応じて、所定の協力金をアグリゲータ2に支払い(S109)、アグリゲータ2は節電量に応じ按分し需要家に支払う(S110)。
アグリゲータ2は、例えば、マイクロプロセッサ(図中CPU)200と、メモリ201と、記憶装置204と、通信インターフェース部203(1)〜203(4)と、ユーザインターフェース部(図中UI)202とを備える。
マイクロプロセッサ200は、記憶装置204に格納されているコンピュータプログラムP210〜P212と管理テーブルT14〜T15とを用いて、後述のように、送配電事業者6より行われる節電要請に基づき、節電要請先を選択する機能などを実現する。メモリ201は、コンピュータプログラムや変数、中間演算結果などの格納場所としてマイクロプロセッサ200に使用される。
通信インターフェース部203は、外部の装置と通信するための装置である。第1の通信インターフェース部203(1)は、通信ネットワークCN1を介して、電力需要管理装置1と通信する。
第2の通信インターフェース部203(2)は、需要家3のスマートメータ(SM)31と通信し、検針値を取得する。
第3の通信インターフェース部203(3)は、通信ネットワークCN4を介して、送配電事業者6と、第4の通信インターフェース部203(4)は、通信ネットワークCN5を介して、発電事業者5と通信する。
電力売買処理部P210は、図2の説明の通り送配電事業者6との卸売契約や需要家3との小売契約に基づき、電力の売買を行う機能である。
節電要請処理部P211は、送配電事業者6からの節電要請を受信し(節電要請受信部P211a)、その要請を解析し、要請に応じた節電要請先(需要家3や電力需要管理装置1)を選定し(需要家選定部P211b)、選定した先に節電要請を送信する(節電要請受信部P211c)機能である。
検針処理部P212は、節電要請先の節電状況を把握するための需要家3のベースラインを保持するとともに電力量使用実績値を収集及び集計し、送配電事業者6に送信する機能である。ベースラインを求めるために、アグリゲータは、電力会社から各需要家の検針値を取得し、取得した検針値に基づいて決められた方法で各需要家のベースラインを算出する。
管理テーブルT14〜T15については図を改めて後述する。
アグリゲータ2は、送配電事業者6より節電要請を受信する(S110)と、節電要請の電力量や節電要請の時間帯(○○時○○分より○○分間、又は ○○時○○分より□□時□□分迄など)の情報に基づき、配下の需要家3のうち節電要請の依頼先の選定(S111)を後述する図19及び図20の情報を用いて行う。
S112の判断は、契約にもとづき予め節電量や時間帯情報が登録されているような場合は、送配電事業者6がアグリゲータ2の節電可能な能力を認識しているので、アグリゲータ2の能力以上の要請がないという前提であれば省略してもよい。
但し、緊急事態(契約において節電可能な量や時間帯でないにもかかわらず、送配電事業者6の電力供給が逼迫した時など)を想定するような場合は、アグリゲータ2が送信する「要請に応じられる電力量、時間帯情報」は有用であり、可能な限りの節電が可能となる。
その後、所定の時間経過後に、前記選定した需要家の検針値を収集してベースラインに基づいて、節約できた発電量を算出し(S114)、送配電事業者6(電力取引所の場合もあり)へ節約できた発電量を送信する(S115)。
図示してはいないが、アグリゲータ2は、S112において、節電要請に応じられる場合に、送配電事業者6へ「要請に応じられる」旨を送信してもよい。
図19は、需要家選択基準管理テーブルT14の例を示す。選択基準とは、各需要家3の中から、節電要請に応じられる需要家3を選択するための基準である。
需要家選択基準管理テーブルT14に登録されている各選択基準の中から少なくとも一つの選択基準を用いて需要家3を選択する。
第2の選択基準は、予め設定された優先順位であり、アグリゲータ2は予め設定された優先順位に基づいて需要家3を選定する。選定する需要家3は要請された節電量に応じて単数でも複数でもよい。例えば、優先順位付けを第一の節電契約料金(第一の節電契約ランク)により行い、ランクの高い需要家3に優先的に節電要請を行うことが可能となる。
第3の選択基準は、過去のデマンドレスポンスの対応状況(対応率)であり、アグリゲータ2は、過去のデマンドレスポンスの対応状況(対応率)に基づいて需要家3を選定する(対応率の高い需要家3より順に選定する)。この基準は、第1、第2の選択基準の登録がなされていない場合に有効な基準であるが、第1、第2の選択基準との組み合わせでもよい。
例えば、第2の選択基準により特定の需要家3を選定し、要請不足分を第3の選択基準を用いて、他の需要家3を選定するなどの処理ができる。
その他の選定基準は、運用に応じて適宜追加可能としている。例えば、即時性(1〜2分後など)を求める節電要請向けの優先順位などを追加してもよい。即時性を求める節電要請の場合には協力金の支払い金額の高騰が予想(ペナルティ額も高騰)されるので、第二の節電契約料金(第二の節電契約ランク)により、優先的に節電要請に応じることのできるサービスメニューとすることもできる。
需要家管理テーブルT15は、需要家3を管理するためのテーブルであり、例えば、需要家ID C150、契約電力量C151、契約節電量C152、契約節電時間帯C153、DR要請対応率C154、優先順位C155、その他C156を対応付けて管理する。
需要家ID C150は、各需要家3を識別するための情報である。後に続く契約電力量C151、契約節電量C152、契約節電時間帯C153、DR要請対応率C154、優先順位C155は、需要家ID C150毎に登録されており、例えば、ひとつの需要家IDに契約節電時間帯C135情報が複数登録あれば、需要家IDの段は複数段登録される。(需要家管理テーブルT15を、需要家ID毎に複数設けてもよい。)契約電力量C151は、需要家3が日常使用する契約アンペア(A)数の情報であり、契約電力量が大きな需要家3にターゲットを絞り(契約電力量が大きいと節電可能電力量も大きいと推定できる場合)節電要請を行う場合に利用する。契約節電量C152は、契約時に予め登録した節電可能な電力量情報である。契約節電時間帯C153は、契約時に予め登録した節電可能な時間帯情報である。(C153とC152とは組み合わせ自由であり、複数の登録が可能)DR要請対応率C154は、過去の統計情報であり、アグリゲータ2よりの節電要請への対応率の情報であり、季節、日にち、時間帯毎に格納してある。優先順位C155は、アグリゲータ2が独自に節電要請順位を決めた順位情報である。
その他C156は、需要家3が実際に使用している電力量などでよく、契約電力量C151との差分(C151−C156)で、節電要請先を決める値に使用してもよい。
電力需要管理装置1は、需給調整対象の需要家グループUG内の各需要家3および基地局4の瞬時電力値(例えば1分値)を取得する(S120)。電力需要管理装置1が各需要家3のスマートメータ31から瞬時電力値を直接取得できない場合は、電力小売会社から需要家3のスマートメータ31の検針値を間接的に取得する。電力需要管理装置1が各需要家3の瞬時電力値を直接、間接いずれも取得出来ない場合は、ステップS120では、各需要家3の瞬時電力値を検針値(30分値)の履歴から推定することができる。
電力需要管理装置1は、ステップS120で取得した瞬時電力値に基づいて、次の需給調整対象時間ST(例えば30分値)における電力需要を予測する(S121)。電力需要の変化にはパターンがあるため、今の瞬時電力値(推定値を含んでもよい)に基づいて、将来の電力需要を予測することができる。予測アルゴリズムは一次直線の外挿補間等でよい。
電力需要管理装置1は、節電要請値WXと電力需要WEとの差が閾値Th4以上であると判定すると(S123:YES)、所定のESS43から基地局4内の負荷42へ電力を供給させるための放電指示処理を実行する(S125)。この放電処理により節電要請値の確保を行うものである。閾値Th4は、所定のESS43から放電を開始させるための放電開始用閾値である。放電指示処理については図11の処理と類似するが、節電要請値WXを考慮している点が異なる。
電力需要管理装置1は、放電対象のESS43から放電させる電力量である放電指示値を算出する。さらに、電力需要管理装置1は、放電対象のESS43から基地局4内の電気的負荷42A〜42Cへ電力を供給させるための放電タイミングを決定する。放電指示値と放電タイミングは、契約条件や節電要請に基づき行われる。電力不足が上限値HLを上回らないように設定されるのはいうまでもない。
図6で示したように、バンク431A〜431Cの3つ(複数)のバンクを設定し、例えば、バンク431Aの放電能力は、あるアグリゲータ2に割り当て、バンク431Bの放電能力は、それとは異なるアグリゲータ2に割り当てることができる。これにより、同一のESS43を、それぞれ異なるアグリゲータ2が使用することができるようになる。
S123の判定においてNOの場合は、S120へ遷移する。
通常状態においてS123において、NOの判定を行うことがない。その理由としては、電力需要管理装置1がアグリゲータ2と契約の際に最低限確保できる節電用量を把握していることと、多数のESS43を備えていることがあげられる。
仮に、S123において、NOの判定をするような事態に陥った場合(節電要請に応じられない場合)はアグリゲータ2に「要請に応じられない」旨を、若しくは「要請に応じられる電力量、時間帯情報」を送信すればよい。
また、ESS43の充電処理について述べると、電力需要管理装置1は、自身が管理する基地局やESS43の状況、能力をT11,T12で管理しているので、アグリゲータ2との契約時に、契約節電量C152、契約節電時間帯C153を適切に登録できるので、節電要請時間内に充電の必要となるESS43を選択するようなことはない。
本実施例は、第3実施例の変形例である。第1ないし第3実施例においては、アグリゲータは、需要家のスマートメータの検針値を取得し、取得したスマートメータの検針値と、充放電指示の履歴に基づいて蓄電池の充放電量を推定していた。本実施例では、ESSは、蓄電池の充放電を制御する構成を有していることから、実際の充放電量に基づいて、インセンティブ型デマンドレスポンス(DR)対する充放電量を計算する。本実施例のDRは、節電だけでなく、電力供給が過剰になった場合の余剰電力の吸収を依頼する充電要請も含まれる。そのため、本実施例においては、図17に示すアグリゲータ(電力デマンドレスポンス管理装置)2の節電要請処理部P211、節電要請受信部P211a 、節電要請送信部P211は、それぞれ節電要請に加え、充放電要請の処理および送受信を行う機能も有するものとする。
図22に本実施例の電力管理システムの一部の構成を示す。
本実施例においては、電力管理システムに需要家エネルギ管理装置9を有する点を特徴とする。需要家エネルギ管理装置9は、電力需要管理装置1に需要家のエネルギを管理するためのコンピュータプログラムおよびテーブルを追加したものである。
図22には、ESSはひとつしか図示していないが、需要家エネルギ管理装置9は、通信インターフェース903を介して複数のESSと接続されていてもよい。
送配電事業者6よりの充放電要請を受信したアグリゲータ2は、実施例3で説明した充放電要請先選定処理を行う。充放電要請先(単数若しくは複数)のひとつとして、需要家エネルギ管理装置9を選択したアグリゲータ2は、需要家エネルギ管理装置9に充放電要請を送信する。アグリゲータ2よりの充放電要請を受信した需要家エネルギ管理装置9は、自身の設備が有するESS430に充放電の指示を行う。
本実施例において、需要家エネルギ管理装置9が有する基地局管理テーブルT11は、実施例1で説明した電力需要管理装置1の基地局管理テーブルT11と同様である。ESS管理テーブルT12‘は、本実施例では、ESS430が移動の可能性があるため、ESSID C121を基準とし、ESSIDに、該当ESSが設置されている基地局のIDC120、その他ESSの属性情報を対応付けて格納する。ESS430を移動し、別の基地局に設置した場合には、ESSIDに対応付けられている基地局IDが更新される。
本実施例においては、ESSの移動により、ESSIDと基地局IDの対応付けが変化するため、予め選択基準毎に、どちらのIDを基準として、基地局管理テーブルやESS管理テーブルの情報を参照するかの情報をテーブルに対応づけておく。
また、ESSとESSが存在する拠点を対応づけて管理していることで、特定の地域で再生可能エネルギが増加した場合に、アグリゲータが地域を特定した充電要請を行い、需要家エネルギ管理装置が、充電要請に含まれる地域を特定する情報に基づいて、特定の地域のESSに対して充電を指示することが可能となる。
Claims (14)
- 第一の充放電要請を受信する充放電要請受信部と、
前記第一の充放電要請に含まれる情報に基づき、配下の複数の需要家のうち充放電要請を送信する一以上の需要家を選定する需要家選定部と、
前記需要家選定部にて選定した需要家に第二の充放電要請を送信する充放電要請送信部と、
前記第二の充放電要請の反応時間の終了後、前記第二の充放電要請を送信した需要家から反応時間の充放電量に関する情報を収集して各需要家の充放電量を算出し、算出した各需要家の充放電量を送配電事業者若しくは電力取引所宛てに送信する充放電量計算部と、
予め需要家の選択基準に関する情報が登録された需要家選択基準管理テーブルと、を備え、
前記需要家選択基準管理テーブルには、選択基準に関する情報として、通信設備のトラヒック量と、通信設備の周辺環境予測情報と、停電回数とを含み、
前記需要家選定部は、前記需要家選択基準管理テーブルに登録された選択基準に関する情報に基づいて、前記第二の充放電要請を送信する需要家を選定することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理装置。 - 請求項1に記載の電力デマンドレスポンス管理装置であって、
前記選択基準に関する情報として、前記複数の需要家が予め時間帯毎の充放電可能量を登録したものをさらに含むことを特徴とする電力デマンドレスポンス装置。 - 請求項1に記載の電力デマンドレスポンス管理装置であって、
前記選択基準に関する情報として、予め前記複数の需要家に対して第二の充放電要請を送信する優先順位を設定しておき、
前記需要家選定部は、前記優先順位に従って第一の充放電要請を満たすように一以上の需要家を選択し、選択した一以上の需要家に前記第二の充放電要請を送信することを特徴とする電力デマンドレスポンス装置。 - 請求項1に記載の電力デマンドレスポンス管理装置であって、
前記選択基準に関する情報として、過去の第二の充放電要請に対する対応の有無および有の場合には充放電量を格納しておき、
前記需要家選定部は、前記過去の第二の充放電要請に対する対応の有無および充放電量に従って第一の充放電要請を満たすように一以上の需要家を選択し、選択した一以上の需要家に前記第二の充放電要請を送信することを特徴とする電力デマンドレスポンス装置。 - 第一の充放電要請を受信するステップと、
前記第一の充放電要請に含まれる情報に基づき、予め需要家の選択基準に関する情報として、通信設備のトラヒック量と、通信設備の周辺環境予測情報と、停電回数とが登録された需要家選択基準管理テーブルに基づいて、配下の複数の需要家のうち第二の充放電要請を送信する需要家を選定するステップと、
前記需要家を選定するステップにて選定した需要家に第二の充放電要請を送信するステップと、
前記第二の充放電要請の反応時間の終了後、前記第二の充放電要請を送信した需要家のから反応時間の電力消費に関する情報を収集して各需要家の充放電量を算出し、算出した需要家の充放電量を、送配電事業者若しくは電力取引所宛てに送信するステップと、
を備えたことを特徴とする電力デマンドレスポンス管理方法。 - 請求項5に記載の電力デマンドレスポンス管理方法であって、
前記選択基準に関する情報として、前記複数の需要家が予め時間帯毎の充放電可能量を登録したものをさらに含むことを特徴とする電力デマンドレスポンス管理方法。 - 請求項5に記載の電力デマンドレスポンス管理方法であって、
前記選択基準に関する情報として、予め前記複数の需要家に対して第二の充放電要請を送信する優先順位を設定しておき、
前記需要家を選定するステップにおいては、前記優先順位に従って第一の充放電要請を満たすように一以上の需要家を選択し、選択した一以上の需要家に前記第二の充放電要請を送信することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理方法。 - 請求項5に記載の電力デマンドレスポンス管理方法であって、
前記選択基準に関する情報として、過去の第二の充放電要請に対する対応の有無および有の場合には充放電量を格納しておき、
前記需要家を選定するステップにおいては、前記過去の第二の充放電要請に対する対応の有無および充放電量に従って第一の充放電要請を満たすように一以上の需要家を選択し、選択した一以上の需要家に前記第二の充放電要請を送信することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理方法。 - 第一の充放電要請を受信し、
前記第一の充放電要請に基づき、予め需要家の選択基準に関する情報として、通信設備のトラヒック量と、通信設備の周辺環境予測情報と、停電回数とが登録された需要家選択基準管理テーブルに基づいて、配下の複数の需要家のうち充放電要請を送信する一以上の需要家を選定し、選定した需要家に第二の充放電要請を送信するとともに、
前記第二の充放電要請の反応時間の終了後、前記第二の充放電要請を送信した需要家から反応時間の電力消費に関する情報を収集して各需要家の充放電量を算出し、算出した各需要家の充放電量を送配電事業者若しくは電力取引所宛てに送信する電力デマンドレスポンス管理装置と、
前記電力デマンドレスポンス管理装置より第二の充放電要請を受信し、自己の管理設備である機器に付帯する蓄電装置の充放電を実施し、前記第二の充放電要請の反応時間の終了後、前記第二の充放電要請の反応時間の電力消費に関する情報を前記電力デマンドレスポンス管理装置に送信する需要家とを含むことを特徴とする電力デマンドレスポンス管理システム。 - 請求項9に記載の電力デマンドレスポンス管理システムであって、
前記需要家は、該需要家の消費電力を検針するスマートメータを備え、
前記電力デマンドレスポンス管理装置は、第二の充放電要請の反応時間の終了後、反応時間の電力消費に関する情報として、前記需要家のスマートメータの検針値を収集し、予め電力デマンドレスポンス管理装置内に保持していたベースラインと、前記検針値に基づいて、各需要家の充放電量を算出し、算出した各需要家の充放電量を送配電事業者若しくは電力取引所宛てに送信することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理システム。 - 請求項9に記載の電力デマンドレスポンス管理システムであって、
前記需要家は、該需要家の電力需給を調整するための蓄電装置と、該蓄電装置の充放電履歴を管理する充放電履歴管理部と、該充放電履歴情報を保持する充放電履歴管理テーブルを有し、
前記需要家は、第二の充放電要請の反応時間の終了後、反応時間の電力消費に関する情報として、前記需要家の蓄電装置の充放電履歴情報を前記電力デマンドレスポンス管理装置に送信し、
電力デマンドレスポンス管理装置は、各需要家が前記反応時間に充放電した充放電量を送配電事業者若しくは電力取引所宛てに送信することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理システム。 - 請求項11に記載の電力デマンドレスポンス管理システムであって、
前記需要家は、前記各蓄電装置から収集した充放電履歴情報を前記蓄電装置の識別子および前記蓄電装置が設置されている拠点の情報と対応づけて格納することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理システム。 - 請求項12に記載の電力デマンドレスポンス管理システムであって、
前記第一の充放電要請は、地域情報を含むものであり、前記電力デマンドレスポンス管理装置は、前記第二の充放電要請に前記地域情報を含めて選択した需要家に送信し、
前記需要家は、前記拠点の情報に基づいて、前記第二の充放電要請に含まれる地域情報に対応する拠点の蓄電装置の充放電を制御することを特徴とする電力デマンドレスポンス管理システム。 - 第一のネットワークを介して充放電要請を受信し、該充放電要請に基づいて、第二のネットワークを介して接続される一以上の蓄電池の充放電制御を行う管理装置であって、
前記充放電要請に基づき前記一以上の蓄電池の充放電制御を行う充放電制御部と、
前記充放電要請に基づく充放電の終了後に前記蓄電池から前記充放電要請に対する充放電履歴情報を取得して管理する充放電履歴情報管理部と、
前記蓄電池から取得した充放電履歴情報を前記蓄電池毎に格納する充放電履歴管理テーブルと、
前記蓄電池と該蓄電池が設置されている地域を対応づけて管理する拠点管理テーブルと、を有し、
前記拠点管理テーブルには、地域情報として前記蓄電池が設置されている地域の周辺環境予測情報と当該地域周辺の通信設備トラヒック量と、停電回数とを含み、
前記充放電制御部は、前記拠点管理テーブルを参照して充放電制御対象の蓄電池を選択することを特徴とする管理装置。
Priority Applications (1)
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JP2016004024A JP6653177B2 (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 電力デマンドレスポンス管理装置、電力デマンドレスポンス管理方法および電力デマンドレスポンス管理システムならびに電力需要管理装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
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