JP2013187753A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】操作性を向上することのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置としてのMFP100は、MFP100に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報をリモート端末200から受信する。MFP100は、第1の操作の情報に基づく画面の情報をリモート端末200へ送信し、送信した情報に基づく画面をリモート端末200に表示したことの通知をリモート端末200から受信する。MFP100は、第1の操作の情報を受信してから上記の通知を受信するまでの間に、MFP100に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報をリモート端末200から受信し、第2の操作の情報の種別に基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システムに関し、より特定的には、操作性を向上することのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システムに関する。
MFP(Multifunction Peripheral)を始めとする画像形成装置では、近年、リモートパネル機能が提案されている。リモートパネル機能とは、ネットワークを介して画像形成装置と接続されたリモート端末(遠隔端末)で画像形成装置の操作を受け付け、その操作の情報をリモート端末から画像形成装置へ送り、画像形成装置においてその操作の情報に基づく処理を行い、その処理に伴う画面更新の情報をリモート端末へ送信する機能である。リモートパネル機能によれば、画像形成装置の操作パネルをリモート端末から操作することができる。
リモートパネル機能では、リモート端末で実施された操作に基づく処理を画像形成装置が実行するのに時間がかかり、リモート端末の表示画面の更新が遅れる場合があった。このため、リモート端末が表示画面を更新する前に、リモート端末がユーザーからの新たな操作を受け付けた場合、表示画面の更新のタイミングによっては、リモート端末の表示画面がユーザーの望んでいない画面に遷移し、その結果リモート端末が誤動作する(ユーザーの操作が誤操作となる)ことがあった。
たとえば、リモート端末が、当初の表示画面においてユーザーから連続して複数のキーの操作を受け付けた場合を想定する。この場合、画像形成装置は、ユーザーによる最初のキー操作に基づいて処理を行ない、その処理に伴ってリモート端末の表示画面を更新する(更新画面に遷移させる)。一方、ユーザーによる次のキー操作は、ユーザーが当初の表示画面を見ながら行なったものであるにもかかわらず、画像形成装置は、更新画面において行なったものであると判断する。その結果、ユーザーが意図しない画面処理を画像形成装置が実施し、誤動作となる。
上述のような誤動作を防止する方法が、従来提案されている。
図27は、リモートパネル機能を有するMFPと、リモート端末との間の従来の通信を示すシーケンス図である。
図27を参照して、MFPが操作パネルに現在表示している画面の情報(装置画面情報)をリモート端末へ送信すると、リモート端末は、その情報に基づいて、操作パネルに現在表示されている画面と同じ画面を表示する。リモート端末は、ユーザーからキー操作を受け付けると、キー操作の情報をMFPへ送信する。MFPは、キー操作の情報を受信すると、キー受付禁止(次のキー操作を受け付けない状態)となり、キー操作に基づく処理を行なう。MFPは、この処理に伴う更新画面のデータをリモート端末へ送信する。リモート端末は、受信したデータに基づいて表示画面を更新すると、MFPへ更新完了通知を送信する。MFPは、更新完了通知を受信すると、キー受付禁止を解除する。
上述のシーケンス図においてMFPは、画面更新が完了するまでは、リモート端末からの次の操作入力を受け付けない。
上述の技術の他に、たとえば下記特許文献1には、電気機器等の表示部に次々に切り換えられて表示される操作画面に対応する操作指示を操作部が受け付けた場合に、操作部による受付が完了してから当該操作画面が異なる操作画面に切り換えられた後にかけての予め定められた時間は、切り換え後の操作画面に対応する操作指示の受付を操作部に中止させる表示制御装置が開示されている。
下記特許文献2には、画像形成装置の端末装置にウェブページを配信する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、画像形成装置の画面上に表示される操作画面と、画像形成装置の端末装置の画面上にWebページとして表示される操作画面とを、一方の操作画面の使用中は他方の操作画面の使用が制限されるように制御する操作画面制御手段を備えている。
下記特許文献3には、被制御コンピューターと、被制御コンピューターに対し入力情報を送信する制御端末とを有し、被制御コンピューターは、制御端末から送信される入力情報に従って、被制御側表示部に表示された表示画像情報を、制御端末に送信し、制御端末は、送信される表示画像情報を、制御側表示部に表示する遠隔制御システムが開示されている。このシステムにおいて、被制御コンピューターは、被制御側表示部に表示する表示画像情報を、制御端末の表示能力情報および制御端末との通信におけるデータの転送レートに従って加工する表示データ加工部と、表示データ加工部が加工した表示画像情報を、制御端末に送信するサーバー通信部とを備えている。
特開2010−224976号公報 特開2006−86642号公報 特開2004−187062号公報
従来の画像形成装置においては、画面更新が完了するまでリモート端末からの次の操作入力を受け付けないので、ユーザーはリモート端末を連続的に操作することができず、操作性が低いという問題があった。たとえば、特定の処理を実施するための設定情報をバッチ化した処理であるスクリプト処理などを実行する操作をリモート端末が受け付けた場合、リモート端末は、これらの処理に伴う一連の操作の情報を、更新画面のデータの受信を待たずに連続的に画像形成装置へ送信する。しかし、これらの操作はプロテクトされ、画像形成装置によって破棄されていた。また、ファクシミリの送信宛先リストなどのリストデータをリモート端末が表示している状態で、画面をスクロールさせるフリック操作をリモート端末が受け付けた場合、リモート端末がスクロール後の画面を表示するまで、画像形成装置は操作を受け付けず、スクロールを途中で止めることができなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、操作性を向上することのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、自装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置から、処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置であって、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を表示装置から受信する第1の操作情報受信手段と、第1の操作の情報に基づく画面の情報を表示装置へ送信する送信手段と、送信手段にて送信した情報に基づく画面を表示装置に表示したことの通知を表示装置から受信する通知受信手段と、第1の操作の情報を受信してから通知を受信するまでの間に、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を表示装置から受信する第2の操作情報受信手段と、第2の操作の情報の種別に基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する決定手段とを備える。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第2の操作の情報が表示装置の表示画面を遷移させる処理の実行を要求するものであるか否かに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第2の操作の情報が画像形成装置の操作部におけるソフトウェアキーに対応する操作であるかハードウェアキーに対応する操作であるかに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第2の操作の情報を表示装置から受信した時に画像形成装置が受け付けていた操作入力の種別にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置が数字の入力を受け付けていた場合において、第2の操作の情報が数字の入力を要求する操作の情報であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置がパスワードの入力を受け付けていた場合において、第2の操作の情報が数字およびアルファベットのうち少なくともいずれか一方を入力する操作の情報であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置が、画像形成装置に対して命令を与える文字列の入力であるコマンド入力を受け付けていた場合において、第2の操作の情報が数字およびアルファベットのうち少なくともいずれか一方を入力する操作の情報であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第2の操作の情報を表示装置から受信した時の画像形成装置におけるエラーの発生の有無にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、用紙ジャムまたは用紙エンプティのエラーが画像形成装置において発生している場合、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置が受け付けた操作の情報に関するエラーが発生している場合、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第1の操作の情報の種別にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の操作の情報が、表示装置の画面に表示された項目を選択する1回目のタッチの情報であった場合において、第2の操作の情報が、1回目のタッチによって選択された項目を1回目のタッチに続いてタッチすることにより処理を指示する2回目のタッチの情報であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の操作の情報が、特定の処理を実施するための設定情報をバッチ化した処理であるスクリプト処理の指示の一部であった場合において、第2の操作の情報が、スクリプト処理の指示の他の一部であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第1の操作の情報に基づく画面の種別にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第1の操作の情報に基づく画面がストリームデータの画面である場合において、第2の操作の情報がストリームデータの実行に関する操作の情報であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
上記画像形成装置において好ましくは、決定手段は、第1の操作の情報に基づく画面がスクロールを伴う画面である場合において、第2の操作の情報が画面のスクロールに関する操作の情報であるときは、決定手段は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御方法は、自装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置から、処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置の制御方法であって、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を表示装置から受信する第1の操作情報受信ステップと、第1の操作の情報に基づく画面の情報を表示装置へ送信する送信ステップと、送信ステップにて送信した情報に基づく画面を表示装置に表示したことの通知を表示装置から受信する通知受信ステップと、第1の操作の情報を受信してから通知を受信するまでの間に、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を表示装置から受信する第2の操作情報受信ステップと、第2の操作の情報の種別に基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する決定ステップとを備える。
本発明のさらに他の画像形成装置の制御プログラムは、自装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置から、処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置の制御プログラムであって、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を表示装置から受信する第1の操作情報受信ステップと、第1の操作の情報に基づく画面の情報を表示装置へ送信する送信ステップと、送信ステップにて送信した情報に基づく画面を表示装置に表示したことの通知を表示装置から受信する通知受信ステップと、第1の操作の情報を受信してから通知を受信するまでの間に、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を表示装置から受信する第2の操作情報受信ステップと、第2の操作の情報の種別に基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する決定ステップとをコンピューターに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成システムは、画像形成装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置と、表示装置から処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置とを備えた画像形成システムであって、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を表示装置から画像形成装置へ送信する第1の操作情報送信手段と、第1の操作の情報に基づく画面の情報を画像形成装置から表示装置へ送信する送信手段と、送信手段にて送信した情報に基づく画面を表示装置に表示したことの通知を表示装置から画像形成装置へ送信する通知送信手段と、第1の操作の情報を受信してから通知を受信するまでの間に、画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を表示装置から画像形成装置へ送信する第2の操作情報送信手段と、第2の操作の情報の種別に基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを画像形成装置で決定する決定手段とを備える。
本発明によれば、操作性を向上することのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システムを提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成システムの概念図である。 MFP100の内部構成を示すブロック図である。 リモート端末200の内部構成を示すブロック図である。 第1の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 MFP100の動作を示すメインルーチンである。 第1の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 図6のステップS104のサブルーチンである。 リモート端末200の動作のフローチャートである。 第2の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第2の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 図10のステップS116のサブルーチンである。 第3の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第3の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 第4の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 第5の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第5の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 第6の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 第7の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第7の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 図19のステップS116のサブルーチンである。 第8の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第8の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 第9の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第9の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 第10の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。 第10の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。 リモートパネル機能を有するMFPと、リモート端末との間の従来の通信を示すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態の画像形成システムは、表示装置と画像形成装置とを備えている。画像形成装置は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFPや、ファクシミリ装置、複写機、またはプリンタなどであってもよい。表示装置は、各種情報を表示可能であり、かつ画像形成装置と通信可能な装置であり、たとえばPC(Personal Computer)や携帯情報端末などのリモート端末である。
[画像形成システムの構成]
始めに、画像形成システムの概略的な構成について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成システムの概念図である。なお図1では、MFP100およびリモート端末200の各々の表示画面が示されている。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成システムは、画像形成装置としてのMFP100と、表示装置としてのリモート端末200とを備えている。MFP100は操作パネル107を含んでいる。リモート端末200は操作部205と表示部206とを含んでいる。MFP100とリモート端末200とはネットワーク300に接続されており、ネットワーク300を通じて相互に通信可能である。
ネットワーク300は、有線または無線のLAN(Local Area Network)である。ネットワーク300は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルを用いて接続される。ネットワーク300に接続された機器は、お互いに各種データのやり取りが可能となっている。なお、ネットワーク300に代えて、インターネット・専用線などの広域ネットワークを用いて各装置を接続してもよい。
MFP100は、操作パネル107および操作部205の各々からMFP100の操作を受け付け可能である。MFP100の操作を受け付けた場合、MFP100は、受け付けた操作に基づいて処理を行い、処理に伴う変更後の画面のデータをリモート端末200へ送信する。リモート端末200は、MFP100からデータを受信すると、そのデータに基づいて表示部206に画面を表示する。これにより、操作パネル107の表示画面と表示部206の表示画面とは同期される。
操作パネル107には、各種ソフトウェアキー121が表示される。一方、表示部206には、操作パネル107に表示されるソフトウェアキー121に対応するソフトウェアキー221と、操作パネル107に含まれているハードウェアキー122(図2)に対応するソフトウェアキー222とが表示される。
図2は、MFP100の内部構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP100は、複製印刷機能を有しており、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、装置設定記憶部104と、画像処理部105と、プリント処理部106と、操作パネル107と、ネットワークI/F108と、エラー検出部109などを含んでいる。CPU101には、RAM102、ROM103、装置設定記憶部104、画像処理部105、プリント処理部106、操作パネル107、ネットワークI/F108、およびエラー検出部109の各々がバスを介して接続されている。
CPU101は、スキャンジョブ、コピージョブ、メール送信ジョブ、およびプリントジョブなどの各種ジョブについて、MFP100全体の制御を行なう。またCPU101は、ROM103に記憶された制御プログラムを実行する。CPU101は、所定の処理を行なうことにより、RAM102、ROM103からのデータの読み込みや、RAM102、ROM103へのデータの書き込みを行なう。
RAM102は、CPU101のメインメモリである。RAM102は、CPU101が制御プログラムを実行するときに必要なデータや画像データを一時的に記憶するためなどに用いられる。
ROM103は、たとえばフラッシュROM(Flash Memory)である。ROM103には、MFP100の動作を行なうための各種プログラムと、各種固定データとが格納されている。ROM103は、書換え不可能なものであってもよい。
装置設定記憶部104は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)よりなっており、装置の設置情報、操作パネル107が表示する画面データ、またはMFP100の動作に関わる各種データなどを記憶する。また装置設定記憶部104は、ネットワークI/F108を介してリモート端末200などから送られた印刷データなどのデータなどをボックスに記憶する。
画像処理部105は、印刷データに対するRIP(Raster image processing)処理や、データを外部へ送信する際にそのデータの形式を変換する変換処理などを行なう。
プリント処理部106は、画像処理部105にて処理された画像データに基づいて用紙などへのプリント処理を行う。
操作パネル107は、テンキーやスタートキーなどからなるキー入力部と、タッチパネルディスプレイなどからなる表示部とを含んでおり、MFP100での各種ジョブの実行などの各種入力操作をユーザーから受け付ける。また操作パネル107は、MFP100に関する各種設定項目やメッセージなどをユーザーに対して表示する。操作パネル107は、キー入力部として、タッチパネルディスプレイ上に表示されるキーであるソフトウェアキー121と、物理的な実体性を備えたボタン状のキー群であるハードウェアキー122とを含んでいる。
ネットワークI/F108は、CPU101からの指示に従って、TCP/IPなどの通信プロトコルによって、ネットワーク300などを介してリモート端末200との通信を行なう。ネットワークは、LANなどを介して接続されたリモート端末200との間で画面の情報や画像データなどの送受信を行う。
エラー検出部109は、用紙ジャム、用紙エンプティ、またはMFP100が受信した操作入力に関するエラーなどに関するエラーを検出する。
図3は、リモート端末200の内部構成を示すブロック図である。
図3を参照して、リモート端末200は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、記憶部204と、操作部205と、表示部206と、ネットワークI/F207などを含んでいる。CPU201には、RAM202、ROM203、記憶部204、操作部205、表示部206、およびネットワークI/F207の各々がバスを介して接続されている。
CPU201は、リモート端末200全体の制御を行なう。またCPU201は、ROM203に記憶された制御プログラムを実行する。CPU201は、所定の処理を行なうことにより、RAM202、ROM203からのデータの読み込みや、RAM202、ROM203へのデータの書き込みを行なう。
RAM202は、CPU201のメインメモリである。RAM202は、CPU201が制御プログラムを実行するときに必要なデータを記憶するためなどに用いられる。
ROM203は、たとえばフラッシュROM(Flash Memory)である。ROM203には、リモート端末200の動作を行なうための各種プログラムと、各種固定データとが格納されている。ROM203は、書換え不可能なものであってもよい。
操作部205は、ユーザーからリモート端末200に関する各種指示を受け付ける。
表示部206は、リモート端末200に関する各種設定項目やメッセージなどを表示する。また表示部206は、MFP100から受信した画面の情報に基づく画面を表示する。
記憶部204は、たとえばHDDよりなっており、表示部206が表示する画面データや、ネットワーク300を介してMFP100から送られた画面の情報などを記憶する記憶装置である。
ネットワークI/F207は、CPU201からの指示に従って、TCP/IPなどの通信プロトコルによって、ネットワーク300などを介してMFP100などの外部機器との通信を行なう。
上記画像形成システムにおいて、リモート端末200は、MFP100に対して処理の実行を要求する第1の操作をユーザーから受け付けると、第1の操作の情報をMFP100へ送信する。MFP100は、第1の操作の情報をリモート端末200から受信すると、第1の操作の情報に基づく処理を実行し、処理に伴う更新画面の情報をリモート端末200へ送信する。リモート端末200は、更新画面の情報を受信してその情報に基づく更新画面を表示部206に表示すると、更新画面を表示したことの通知をMFP100へ送信する。MFP100は、第1の操作の情報を受信してから上記の通知を受信するまでの間に、MFP100に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報をリモート端末200から受信すると、第2の操作の情報の種別に基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。以下、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかの決定方法に関するいくつかの例を説明する。
[第1の決定方法]
第1の決定方法においては、MFP100は、第2の操作の情報が操作パネル107におけるソフトウェアキー121に対応する操作であるかハードウェアキー122に対応する操作であるかに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。
図4は、第1の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図4を参照して、MFP100は、操作パネル107が表示する画面の情報(LCD(Liquid Crystal Display)画面の情報とLED(Light Emitting Diode)状態の情報などを含む装置画面情報)をリモート端末200に送信する。この画面の情報には、操作パネル107のソフトウェアキー121およびハードウェアキー122に関する情報が含まれている。リモート端末200は、受信した情報に基づく画面を表示部206(モニター)に表示する。その結果、表示部206には、操作パネル107のソフトウェアキー121に対応するソフトウェアキー221と、操作パネル107のハードウェアキー122に対応するソフトウェアキー222とが表示される。
リモート端末200は、表示部206に表示したキーの操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。リモート端末200は、ソフトウェアキー221に対応する操作の情報(LCDタッチ情報)、またはソフトウェアキー222に対応する操作の情報(ハードウェアキー情報)を送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した情報に関する処理(キー操作処理)を実行する。MFP100がキー操作処理を実行中に、リモート端末200から次の操作の情報(第2の操作の情報)を受信した場合において、次の操作の情報が、スタートキーやストップキーなどのソフトウェアキー222の操作の情報であるときは、MFP100はその情報に基づく処理を実行する。たとえば、スタートキーの操作の情報を受信したときは、MFP100は印刷を実行し、ストップキーの操作の情報を受信したときは、MFP100は印刷を一時停止する。一方、次の操作の情報が、ソフトウェアキー221の操作の情報(LCD操作情報)であるときは、MFP100は次の操作の情報に基づく処理を破棄する。
MFP100は受け付けた操作の情報に基づくキー操作処理を終了すると、受け付けた操作の情報に基づく処理に伴う更新画面の情報(画面更新情報)をリモート端末200に送信する。たとえば、受け付けた操作の情報がストップキーの操作の情報である場合、MFP100は、印刷を一時停止した旨を通知する更新画面の情報を送信する。リモート端末200は、受信した情報に基づく更新画面を表示部206に表示し、リモート端末200に更新画面を表示したことを通知する更新完了通知をMFP100へ送信する。MFP100は、リモート端末200から操作完了通知を受信すると、キー操作処理を完了する。MFP100は、操作完了通知の受信後にソフトウェアキー221が押下されたことを示す操作の情報を受信した場合には、その情報に基づく処理を実行する。
なお、画面の情報としては、画面のID(Identification)などであってもよいし、画面データそのものであってもよい。MFP100が画面のIDを送信した場合には、リモート端末200は画面のIDに基づいて記憶部204から画面データを検索し、検索の結果見つかった画面データに基づく画面を表示部206に表示する。MFP100が画面データを送信した場合には、リモート端末200は受信した画面データに基づく画面を表示部206に表示する。この場合、リモート端末200は画面データを記憶しておく必要がなくなる。
次に、第1の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
図5は、MFP100の動作を示すメインルーチンである。
図5を参照して、MFP100のCPU101は、リモート端末200へ画面の情報を送信(送付)する(S1)と、リモート端末200から情報を受信したか否かを判別する(S2)。情報を受信したと判別するまで、CPU101はステップS2の処理を繰り返す。ステップS2において、情報を受信したと判別した場合(S2でYES)、CPU101は、受信した情報は操作の情報であるか否かを判別する(S3)。
ステップS3において、操作の情報であると判別した場合(S3でYES)、CPU101は、後述する操作情報識別処理を実行し(S4)、リターンする。一方、ステップS3において、更新完了通知であると判別した場合(S3でNO)、CPU11は、リモート処理中フラグをクリアし(S5)、リターンする。
図6は、第1の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図6を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S101)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S102)。
ステップS102において、リモート処理中であると判別した場合(S102でYES)、CPU101は、操作の情報はハードウェアキーの操作に関するものであるか否かを判別する(S103)。一方、ステップS102において、リモート処理中でないと判別した場合(S102でNO)、CPU101はステップS104の処理へ進む。
ステップS103において、ハードウェアキーであると判別した場合(S103でYES)、CPU101は、後述する操作情報実行処理を実行し(S104)、リターンする。一方、ステップS103において、ソフトウェアキーであると判別した場合(S103でNO)、CPU101は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S105)、リターンする。
図7は、図6のステップS104のサブルーチンである。
図7を参照して、ステップS104の操作情報実行処理において、CPU101は、
リモート処理中フラグを設定し(S201)、操作の情報に基づく処理を実行する(S202)。次にCPU101は、処理に伴う更新画面を作成し(S203)、その更新画面の情報をリモート端末200へ通知し(S204)、リターンする。
なお、第1の決定方法は、MFP100が、第2の操作の情報がリモート端末200の表示部206の画面を遷移させる処理の実行を要求するものであるか否かに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定するものであればよい。一般的に、操作パネル107のソフトウェアキー121は、リモート端末200の表示画面を遷移させる処理の実行を要求するキーであり、操作パネル107のハードウェアキー122は、リモート端末200の表示画面を遷移させる処理の実行を要求するキーでは無い。このため、上述の第1の決定方法の説明では、MFP100が受信した操作の情報が操作パネル107のソフトウェアキー121に対応する操作の情報であるかハードウェアキー122に対応する操作の情報であるかに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する場合について示している。
次に、リモート端末200の動作のフローチャートの一例について説明する。
図8は、リモート端末200の動作のフローチャートである。
図8を参照して、リモート端末200のCPU201は、操作部205で操作を受け付けたか否かを判別する(S601)。ステップS601において、操作を受け付けたと判別した場合(S601でYES)、CPU201は、操作の情報をMFP100へ送信し(S602)。ステップS603の処理へ進む。一方、ステップS601において、操作を受け付けないと判別した場合(S601でNO)、CPU201はステップS603の処理へ進む。
ステップS603において、CPU201は、画面更新情報をMFP100から受信したか否かを判別する(S603)。ステップS603において、画面更新情報を受信したと判別した場合(S603でYES)、CPU101は、画面更新情報に基づき更新画面を表示し(S604)、更新完了通知をMFP100へ送信し(S605)、ステップS601の処理へ進む。一方、ステップS603において、画面更新情報を受信しないと判別した場合(S603でNO)、CPU101はステップS601の処理へ進む。
[第2の決定方法]
第2の決定方法、ならびに後述の第3および第4の決定方法において、MFP100は、第2の操作の情報をリモート端末200から受信した時にMFP100が受け付けていた操作入力の種別にさらに基づいて、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。特に第2の決定方法では、MFP100が数字の入力を受け付けていた場合において、第2の操作の情報が数字の入力を要求する操作の情報であるときは、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
図9は、第2の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図9を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200は、ファクシミリ送信を行う際の宛先の入力画面や、コピー枚数の入力画面を表示するキー操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した情報に関する処理(キー操作処理)を実行し、宛先の電話番号やコピー枚数などの数字の入力を受け付ける状態となる。MFP100が処理に伴う更新画面(数字の入力を受け付ける更新画面)の情報を作成している間に、リモート端末200から次の操作の情報(第2の操作の情報)を受信した場合において、次の操作の情報が、数字キーの操作の情報であるときは、MFP100は操作の情報に基づく処理を実行する。たとえば、「0」、「5」、または「2」のような数字キーの操作の情報を受信したときは、MFP100はその数字を、宛先の入力画面における電話番号の入力欄やコピー枚数の入力欄への入力として受け付ける。一方、次の操作の情報が、数字以外の操作の情報(たとえば表示画面の移動など)であるときは、MFP100は次に操作の情報に基づく処理を破棄する。
MFP100は受け付けた操作の情報に基づくキー操作処理を終了すると、受け付けた操作の情報に基づく処理に伴う更新画面の情報(画面更新情報)をリモート端末200に送信する。たとえば、「0」、「5」、および「2」という数字キーの操作の情報を受け付けた場合、MFP100は、電話番号の入力欄またはコピー枚数の入力欄に「052」という数字を入力した更新画面の情報を送信する。リモート端末200は、受信した画面更新情報に基づく更新画面を表示部206に表示し、リモート端末200に更新画面を表示したことを通知する更新完了通知をMFP100へ送信する。MFP100は、リモート端末200から操作完了通知を受信すると、キー操作処理を完了する。MFP100は、操作完了通知の受信後に新たな操作の情報を受信した場合には、その情報に基づく処理を実行する。
次に、第2の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
第2の決定方法を採用した場合のMFP100の動作を示すメインルーチンおよびリモート端末200の動作のフローチャートは、それぞれお図5および図8に示すものと同じである。よってその説明は繰り返さない。
図10は、第2の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図10を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100が数字の入力を受け付ける状態であるか否かを判別する(S113)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101はステップS116の処理へ進む。
ステップS113において、数字の入力を受け付ける状態であると判別した場合(S113でYES)、CPU101は、受け付けた操作の情報が数字キーの操作の情報であるか否かを判別する(S114)。
ステップS114で、数字キーの操作の情報であると判別した場合(S114でYES)、CPU101は、後述の操作情報実行処理を行い(S116)、リターンする。一方、数字キーの操作の情報でないと判別した場合(S114でNO)、CPU101は、操作の情報がコピー枚数の入力の完了またはファクシミリ送信の宛先の入力の完了を示すものであるか否かを判別する(S115)。
ステップS115において、操作の情報がコピー枚数の入力の完了またはファクシミリ送信の宛先の入力の完了を示すものであると判別した場合(S115でYES)、CPU101はステップS116の処理へ進む。一方、ステップS115において、操作の情報がコピー枚数の入力の完了を示すものでもファクシミリ送信の宛先の入力の完了を示すものでもないと判別した場合(S115でNO)、CPU11は、操作の情報がコピー枚数の入力またはファクシミリ送信の宛先の入力を要求するものであるか否かを判別する(S117)。
ステップS117において、操作の情報がコピー枚数の入力またはファクシミリ送信の宛先の入力を要求するものであると判別した場合(S117でYES)、CPU11は、数字の入力を受け付ける状態に移行し(S118)、リターンする。
ステップS113において、数字の入力を受け付ける状態でないと判別した場合(S113でNO)、またはステップS117において、操作の情報がコピー枚数の入力を要求するものでもファクシミリ送信の宛先の入力を要求するものでもないと判別した場合(S117でNO)、CPU11は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
図11は、図10のステップS116のサブルーチンである。
図11を参照して、ステップS116の操作情報実行処理において、CPU101は、リモート処理中フラグを設定し(S211)、操作の情報に基づく処理を実行する(S212)。次にCPU101は、処理に伴う更新画面を作成し(S213)、更新未完了の更新画面があるか否かを判別する(S214)。ステップS214において、更新未完了の更新画面があると判別した場合(S214でYES)、CUP101は、更新未完了の更新画面を最新のものに更新し(S215)、ステップS216の処理へ進む。
更新未完了の画面とは、操作の情報をリモート端末200から受信したものの、その操作の情報の処理に伴う更新画面の更新完了通知をリモート端末200から未だ受信していない画面である。たとえば、ファクシミリ送信を行う際の宛先の入力画面や、コピー枚数の入力画面を表示するキー操作の情報をMFP100が受信した場合において、これらの入力画面である更新画面の更新完了通知をリモート端末200から受信していない場合には、更新未完了の更新画面がある状態になる。この場合、MFP100は、その後受け付けた操作の情報に基づいて、「052」という数字を所定の入力欄に入力した画面に、更新画面を更新する。
ステップS214において、更新未完了の更新画面がないと判別した場合(S214でNO)、CUP101はステップS216の処理へ進む。
ステップS216において、CPU101は、リモート端末200へ更新画面を通知し、リターンする。
[第3の決定方法]
第3の決定方法では、MFP100がパスワードの入力を受け付けていた場合において、第2の操作の情報が数字およびアルファベットのうち少なくともいずれか一方を入力する操作の情報であるときは、MFP100は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
図12は、第3の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図12を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200は、MFP100を管理する管理者のモード(管理者モード)でのログイン画面や、MFP100のユーザーのログイン画面の表示を要求するキー操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した操作の情報に関する処理(キー操作処理)を実行し、ログイン時のパスワードの入力を受け付ける状態(パスワード入力状態)となる。MFP100が処理に伴う更新画面(パスワードの入力を受け付ける更新画面)の情報を作成している間に、リモート端末200から次の操作の情報(第2の操作の情報)を受信した場合において、次の操作の情報が、アルファベットまたは数字キーの操作の情報であるときは、MFP100は操作の情報に基づく処理を実行する。パスワードは通常、アルファベットおよび数字により構成されているからである。たとえば、「1」、「2」、または「3」のような数字キーの操作の情報を受信したときは、MFP100はその数字を、更新画面におけるパスワードの入力欄への入力として受け付ける。一方、次の操作の情報が、アルファベットおよび数字以外の操作の情報(たとえば表示画面の移動など)であるときは、MFP100は次の操作の情報に基づく処理を破棄する。
MFP100は受け付けた操作の情報に基づくキー操作処理を終了すると、受け付けた操作の情報に基づく処理に伴う更新画面の情報(画面更新情報)をリモート端末200に送信する。たとえば、「1」、「2」、および「3」という数字キーの操作の情報を受け付けた場合、MFP100は、パスワードの入力欄に「123」という数字を入力した更新画面の情報を送信する。リモート端末200は、受信した画面更新情報に基づく更新画面を表示部206に表示し、リモート端末200に更新画面を表示したことを通知する更新完了通知をMFP100へ送信する。MFP100は、リモート端末200から操作完了通知を受信すると、キー操作処理を完了する。MFP100は、操作完了通知の受信後にアルファベットキーおよび数字キー以外の操作の情報を受信した場合には、その情報に基づく処理を実行する。
次に、第3の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
第3の決定方法を採用した場合のMFP100の動作を示すメインルーチンおよびリモート端末200の動作のフローチャートは、それぞれお図5および図8に示すものと同じである。よってその説明は繰り返さない。
図13は、第3の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図13を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100がパスワードの入力を受け付ける状態であるか否かを判別する(S121)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101はステップS116の処理へ進む。
ステップS121において、パスワードの入力を受け付ける状態であると判別した場合(S121でYES)、CPU101は、受け付けた操作の情報がアルファベットキーまたは数字キーの操作の情報であるか否かを判別する(S123)。
ステップS123で、アルファベットキーまたは数字キーの操作の情報であると判別した場合(S123でYES)、CPU101は、図11の操作情報実行処理を行い(S116)、リターンする。一方、アルファベットキーの操作の情報でも数字キーの操作の情報でもないと判別した場合(S123でNO)、CPU101は、操作の情報がパスワードの入力の完了を示すものであるか否かを判別する(S125)。
ステップS125において、操作の情報がパスワードの入力の完了を示すものであると判別した場合(S125でYES)、CPU101はステップS116の処理へ進む。一方、ステップS125において、操作の情報がパスワードの入力の完了を示すものではないと判別した場合(S125でNO)、CPU11は、操作の情報がパスワードの受付を要求するものであるか否かを判別する(S127)。
ステップS127において、操作の情報がパスワードの受付を要求するものであると判別した場合(S127でYES)、CPU11は、パスワードの入力を受け付ける状態へ移行し(S129)、リターンする。
ステップS121において、パスワードの入力を受け付ける状態でないと判別した場合(S121でNO)、またはステップS127において、操作の情報がパスワードの受付を要求するものでないと判別した場合(S127でNO)、CPU11は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
[第4の決定方法]
MFPなどの画像形成装置では、コマンドの入力を受け付ける状態で特定の文字列(コマンド)が入力された場合に行う動作が設定されていることがある。たとえば操作パネルにおけるストップボタンを長押しすることで、画像形成装置はコマンドの入力を受け付ける状態となる。また、たとえば画像形成装置がコマンドの入力を受け付ける状態である場合に、特定のアルファベットおよび数字よりなるパスワードの入力を受け付けたときは、画像形成装置は、入力されたパスワードが正しければ、サービスマンによる点検モードの画面に操作パネルの画面を操作遷移させたり、サンプルプリントを実行したりする。
第4の決定方法では、MFP100が、MFP100に対して命令を与える文字列の入力であるコマンド入力を受け付けていた場合において、第2の操作の情報が数字およびアルファベットのうち少なくともいずれか一方を入力する操作の情報であるときは、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
第4の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
第4の決定方法を採用した場合のMFP100の動作を示すメインルーチンおよびリモート端末200の動作のフローチャートは、それぞれ図5および図8に示すものと同じである。よってその説明は繰り返さない。
図14は、第4の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図14を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100がコマンドの入力を受け付ける状態であるか否かを判別する(S131)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101はステップS116の処理へ進む。
ステップS131において、コマンドの入力を受け付ける状態であると判別した場合(S131でYES)、CPU101は、受け付けた操作の情報がアルファベットキーまたは数字キーの操作の情報であるか否かを判別する(S133)。
ステップS133で、アルファベットキーまたは数字キーの操作の情報であると判別した場合(S133でYES)、CPU101は、図11の操作情報実行処理を行い(S116)、リターンする。一方、アルファベットキーの操作の情報でも数字キーの操作の情報でもないと判別した場合(S133でNO)、CPU101は、操作の情報がコマンドの入力の完了を示すものであるか否かを判別する(S135)。
ステップS135において、操作の情報がコマンドの入力の完了を示すものであると判別した場合(S135でYES)、CPU101はステップS116の処理へ進む。一方、ステップS135において、操作の情報がコマンドの入力の完了を示すものではないと判別した場合(S135でNO)、CPU11は、操作の情報がコマンドの受付を要求するものであるか否かを判別する(S137)。
ステップS137において、操作の情報がコマンドの受付を要求するものであると判別した場合(S137でYES)、CPU11は、コマンドの入力を受け付ける状態へ移行し(S139)、リターンする。
ステップS131において、コマンドの入力を受け付ける状態でないと判別した場合(S131でNO)、またはステップS137において、操作の情報がコマンドの受付を要求するものでないと判別した場合(S137でNO)、CPU11は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
[第5の決定方法]
第5の決定方法および後述の第6の決定方法において、MFP100は、第2の操作の情報をリモート端末200から受信した時のMFP100におけるエラーの発生の有無にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。特に第5の決定方法では、MFP100が第2の操作の情報をリモート端末200から受信した時に、用紙ジャムまたは用紙エンプティのエラーがMFP100おいて発生している場合、MFP100は第2の操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する。
第5および第6の決定方法の各々は、第1〜第4の決定方法および第7〜第10の決定方法のいずれかの方法と組み合わされる。ここでは、第5および第6の決定方法の各々が第1の決定方法と組み合わされた場合について説明する。
図15は、第5の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図15を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200は、たとえば印刷を実行するためのスタートキーの操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した操作の情報に関する処理(キー操作処理)を実行し、印刷を開始する。MFP100は、印刷を開始した結果、用紙エンプティ(用紙切れ)または用紙ジャム(用紙詰まり)のエラーがMFP100おいて発生した場合、MFP100は次に受け付けた操作の情報の種別にかかわらず、その操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する。たとえば受け付けた操作の情報がファクシミリ送信を実行する操作の情報などである場合にも、その操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する。
エラーが発生した場合、MFP100は、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し、用紙エンプティまたは用紙ジャムを警告する更新画面の情報(画面更新情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面更新情報に基づく更新画面を表示部206に表示し、リモート端末200に更新画面を表示したことを通知する更新完了通知をMFP100へ送信する。MFP100は、リモート端末200から操作完了通知を受信すると、キー操作処理を完了する。
次に、第5の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
第5の決定方法を採用した場合のMFP100の動作を示すメインルーチンおよびリモート端末200の動作のフローチャートは、それぞれお図5および図8に示すものと同じである。よってその説明は繰り返さない。
図16は、第5の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図16を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S101)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S102)。
ステップS102において、リモート処理中であると判別した場合(S102でYES)、CPU101は、操作の情報はハードウェアキーの操作に関するものであるか否かを判別する(S103)。一方、ステップS102において、リモート処理中でないと判別した場合(S102でNO)、CPU101はステップS104の処理へ進む。
ステップS103において、ハードウェアキーであると判別した場合(S103でYES)、CPU101は、用紙ジャムまたは用紙エンプティのエラーが発生中であるか否かを判別する(S141)。
ステップS141において、エラーが発生中でないと判別した場合(S141でNO)、CPU101は、図11の操作情報実行処理を実行し(S104)、リターンする。
ステップS103において、ソフトウェアキーであると判別した場合(S103でNO)、またはステップS141において、エラーが発生中であると判別した場合(S141でYES)、CPU101は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S105)、リターンする。
[第6の決定方法]
たとえば、1〜100という数値範囲で操作パネル107の画面の明るさなどの調整値の入力をMFP100が受け付けている状態で、2000という上記範囲外の数値を入力する操作の情報をMFP100が受信した場合や、印刷モードの設定をMFP100が受け付けている状態で、2in1モードと拡大/縮小モードとの組み合わせなどの組み合わせが禁止されている設定に関する操作の情報をMFP100が受け付けた場合などには、その操作の情報にはエラーが発生する。
第6の決定方法においては、MFP100が受け付けた操作の情報に関するエラーが発生している場合、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する。
第6の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
第6の決定方法を採用した場合のMFP100の動作を示すメインルーチンおよびリモート端末200の動作のフローチャートは、それぞれお図5および図8に示すものと同じである。よってその説明は繰り返さない。
図17は、第6の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図17を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S101)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S102)。
ステップS102において、リモート処理中であると判別した場合(S102でYES)、CPU101は、操作の情報はハードウェアキーの操作に関するものであるか否かを判別する(S103)。一方、ステップS102において、リモート処理中でないと判別した場合(S102でNO)、CPU101はステップS104の処理へ進む。
ステップS103において、ハードウェアキーであると判別した場合(S103でYES)、CPU101は、MFP100が受信した操作の情報に関するエラーが発生中であるか否かを判別する(S143)。
ステップS143において、エラーが発生中でないと判別した場合(S143でNO)、CPU101は、図11の操作情報実行処理を実行し(S104)、リターンする。
ステップS103において、ソフトウェアキーであると判別した場合(S103でNO)、またはステップS143において、エラーが発生中であると判別した場合(S143でYES)、CPU101は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S105)、リターンする。
[第7の決定方法]
第7および第8の決定方法において、MFP100は、第1の操作の情報の種別にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。特に第7の決定方法では、第1の操作の情報が、リモート端末200の画面に表示された項目を選択する1回目のタッチの情報であった場合において、第2の操作の情報が、1回目のタッチによって選択された項目を1回目のタッチに続いてタッチすることにより処理を指示する2回目のタッチの情報であるときは、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
図18は、第7の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図18を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200は、表示部206の画面において、連続タッチによる処理を受け付けるエリア内をタッチするキー操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した操作の情報に関する処理(キー操作処理)を実行し、次のタッチの入力に関する操作の情報を受け付ける状態(ダブルタップキー受付状態)となる。MFP100が処理に伴う更新画面(1回目のタッチに伴う更新画面)の情報を作成している間に、リモート端末200から次の操作の情報(第2の操作の情報)を受信した場合において、次の操作の情報が、連続タッチによる処理を受け付けるエリア内(ダブルタップの座標エリア内)を再度タッチするキー操作であるときは、MFP100は操作の情報に基づく処理を実行する。次の操作の情報がダブルタップの座標エリア外をタッチするキー操作であるときは、MFP100は、そのタッチの座標位置での処理を実行してもよいし、そのタッチの操作の情報に基づく処理を破棄してもよい。
たとえば、操作パネル107が複数のプレビュー画像を表示部206に表示している状態で(プレビュー表示画面において)、特定のプレビュー画像の連続タッチを受け付けた場合に操作パネル107がそのプレビュー画像を拡大表示するインターフェースである場合を想定する。MFP100は、第1の操作の情報として特定のプレビュー画像が表示されたエリア内をタッチする操作の情報をリモート端末200から受信した場合に、第2の操作の情報として特定のプレビュー画像が表示されたエリア内を再度タッチするキー操作を受信したときは、MFP100は、特定の画像を拡大表示する処理を実行する。
次に、第7の決定方法を採用した場合におけるMFP100の動作のフローチャートの一例について説明する。
第7の決定方法を採用した場合のMFP100の動作を示すメインルーチンおよびリモート端末200の動作のフローチャートは、それぞれお図5および図8に示すものと同じである。よってその説明は繰り返さない。
図19は、第7の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図19を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100が複数回のタッチ入力を受け付ける状態であるか否かを判別する(S151)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101は図20のステップS116の処理へ進む。
ステップS151において、複数回のタッチ入力を受け付ける状態であると判別した場合(S151でYES)、CPU101は、図20のステップS116の処理へ進む。一方、ステップS151において、複数回のタッチ入力を受け付ける状態でないと判別した場合(S151でNO)、CPU101は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
図20は、図19のステップS116のサブルーチンである。
図20を参照して、ステップS116の操作情報実行処理において、CPU101は、
リモート処理中フラグを設定し(S201)、操作の情報に基づく処理を実行する(S202)。次にCPU101は、操作の情報の入力座標がダブルタップの座標エリア内にあるか否かを判別する(S211)。
ステップS211において、ダブルタップの座標エリア内にあると判別した場合(S211でYES)、CPU101は、RAM102などに記憶されているタッチ回数のカウント値をインクリメントし(S212)、タッチ回数のカウント値が規定値に達したか否かを判別する(S213)。
ステップS213において、規定値に達したと判別した場合(S213でYES)、CPU101はステップS214の処理へ進む。ステップS211において、ダブルタップの座標エリア外にあると判別した場合(S211でNO)、CPU101はステップS214の処理へ進む。
ステップS214において、CPU101は、複数回のタッチ入力を受け付ける状態を解除し(S214)、操作の情報に応じた処理を実行する(S215)。続いてCPU101は、処理に伴う更新画面を作成し(S216)、その更新画面の情報をリモート端末200へ通知し(S217)、リターンする。
ステップS213において、規定値に達しないと判別した場合(S213でNO)、CPU101は、複数回のタッチ入力を受け付ける状態に移行し(S221)、リターンする。
[第8の決定方法]
第8の決定方法においては、MFP100は、第1の操作の情報が、特定の処理を実施するための設定情報をバッチ化した処理であるスクリプト処理の指示の一部であった場合において、第2の操作の情報が、スクリプト処理の指示の他の一部であるときは、MFP100は第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
図21は、第8の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図21を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200には、特定の宛先へのファクシミリ送信などのジョブが事前に登録されている場合がある。この場合、ユーザーはリモート端末200で特定の操作を行うのみで、MFP100でその登録されたジョブを自動的に実行することが可能である。
リモート端末200は、ユーザーから特定の操作を受け付けると、その登録されたジョブに関する一連のスクリプトコマンド(宛先の選択、ファクシミリ送信するデータの選択、および送信指示などのコマンド)を受け付ける状態にする操作の情報(スクリプトコマンド要求)(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、スクリプトコマンドを受け付ける状態(スクリプト受付状態)となる。MFP100がスクリプトコマンドを受け付ける状態にある場合において、MFP100がリモート端末200から一連のスクリプトコマンド1〜N(Nは自然数)(第2の操作の情報)を連続的に受信したときは、MFP100はスクリプトコマンド1〜Nの各々に基づく処理(スクリプト処理1〜N)を実行する。MFP100がスクリプトコマンドを受け付ける状態にある場合において、MFP100がスクリプトコマンド以外の操作の情報を受け付けたときは、MFP100はその操作の情報に基づく処理を破棄する。
図22は、第8の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図22を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100がスクリプトコマンド受付状態であるか否かを判別する(S161)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101は図11のステップS116の処理へ進み、リターンする。
ステップS161において、スクリプトコマンド受付状態であると判別した場合(S161でYES)、CPU101は、受け付けた操作の情報がスクリプトコマンドであるか否かを判別する(S162)。
ステップS162において、スクリプトコマンドであると判別した場合(S162でYES)、CPU101は図11のステップS116の処理を実行し、リターンする。一方、ステップS162において、スクリプトコマンドでないと判別した場合(S162でNO)、CPU101は受け付けた操作の情報がスクリプトコマンドの操作入力の終了を示すものであるか否かを判別する(S163)。
ステップS163において、スクリプトコマンドの操作入力の終了を示すものであると判別した場合(S163でYES)、CPU101は、図11のステップS116の処理を実行し、リターンする。
ステップS161において、スクリプトコマンド受付状態でないと判別した場合(S161でNO)、またはステップS163において、スクリプトコマンドの操作入力の終了を示すものでないと判別した場合(S163でNO)、CPU11は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
[第9の決定方法]
第9および第10の決定方法において、MFP100は、第1の操作の情報に基づく画面の種別にさらに基づいて、第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する。特に第9の決定方法では、第1の操作の情報に基づく画面がストリームデータの画面である場合において、第2の操作の情報がストリームデータの実行に関する操作の情報であるときは、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
図23は、第9の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図23を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200は、動画(ストリームデータ)の再生を要求するキーの操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した操作の情報に関する処理(キー操作処理)を実行し、処理の実行に伴う動画の更新画面の情報をリモート端末200へ順次送信する。更新画面の送信中にリモート端末200から次の操作の情報(第2の操作の情報)を受信した場合において、次の操作の情報が動画の実行に関する操作の情報であるときは、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。一方、次の操作の情報が、動画の実行に関する操作の情報でないときは、MFP100は次の操作の情報に基づく処理を破棄する。
たとえば、MFP100が動画の再生を要求する操作の情報をリモート端末200から受信し、MFP100がリモート端末200に対して動画データの更新(配信)を行なっている最中に、キャンセルキーが押下されたことを示す操作の情報を受け付けたときは、MFP100はその操作の情報に基づいて、動画の再生のキャンセル処理を行う。
図24は、第9の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図24を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100が動画データを更新中であるか否かを判別する(S171)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101は図11のステップS116の処理へ進み、リターンする。
ステップS171において、動画データを更新中であると判別した場合(S171でYES)、CPU101は、受け付けた操作の情報が動画データの実行に関するものであるか否かを判別する(S172)。ステップS172において、動画データの実行に関するものであると判別した場合(S172でYES)、CPU101は図11のステップS116の処理を実行し、リターンする。
ステップS171において、動画データを更新中でないと判別した場合(S171でNO)、またはステップS172において、動画データの実行に関するものでないと判別した場合(S172でNO)、CPU11は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
[第10の決定方法]
第10の決定方法において、MFP100は、第1の操作の情報に基づく画面がスクロールを伴う画面(たとえばリストデータの画面)である場合において、第2の操作の情報が画面のスクロールに関する操作の情報であるときは、MFP100は、第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する。
図25は、第10の決定方法を採用した場合におけるMFP100とリモート端末200との間の通信を示すシーケンス図である。
図25を参照して、MFP100は、操作パネル107の表示画面の情報である画面情報(装置画面情報)をリモート端末200に送信する。リモート端末200は、受信した画面情報に基づく画面を表示部206に表示する。
リモート端末200は、ファクシミリの宛先リストのデータ(リストデータ)の表示を要求するキーの操作をユーザーから受け付けると、受け付けたキー操作の情報(第1の操作の情報)をMFP100へ送信する。
MFP100は、リモート端末200から操作の情報を受信すると、受信した操作の情報に関する処理(キー操作処理)を実行し、リストデータの画面の情報をリモート端末200へ送信する。リモート端末200は、リストデータの画面の情報を受信すると、受信した情報に基づく画面を表示部206に表示する。
MFP100がリストデータの画面の送信中にリモート端末200から次の操作の情報を受信した場合において、次の操作の情報がリストデータの画面をスクロールさせる操作の情報(たとえばフリック操作の情報)であるときは、MFP100は、リストデータの画面をスクロールさせる操作に関する情報に基づく処理を実行することを決定する。
MFP100は、リストデータの画面をスクロールさせる操作の情報に基づく処理の実行に伴い、更新画面の情報をリモート端末200へ送信する。MFP100がスクロール操作に基づく処理を実行する場合には、宛先リストにおける現在表示している位置からスクロール後の位置へリモート端末200の画面が徐々に移動するように、MFP100はリストデータの複数の更新画面の情報を順にリモート端末200へ送信する。リモート端末200は、更新画面の情報を受信すると、受信した情報に基づく更新画面を表示部206に表示する。
また、更新画面の送信中にリモート端末200から次の操作の情報を受信した場合において、次の操作の情報が画面のスクロールを停止する操作の情報または次のリストデータの表示を要求する操作の情報であるときは、MFP100は、リストデータの画面のスクロールを停止する処理を実行することを決定し、更新画面の送信を停止するまたは次のリストデータに関する更新画面をリモート端末200へ送信する。一方、次の操作の情報が画面のスクロールを停止する操作の情報でも次のリストデータの表示を要求する操作の情報でもないときは、MFP100はその操作の情報に基づく処理を破棄する。
図26は、第10の決定方法における図5のステップS4のサブルーチンである。
図26を参照して、ステップS4の操作情報識別処理において、CPU101は、操作の情報の種別を識別し(S111)、リモート処理中フラグを参照することによりリモート処理中か否かを判別する(S112)。
ステップS112において、リモート処理中であると判別した場合(S112でYES)、CPU101は、MFP100がリストデータを更新中であるか否かを判別する(S181)。一方、ステップS112において、リモート処理中でないと判別した場合(S112でNO)、CPU101は図11のステップS116の処理へ進み、リターンする。
ステップS181において、リストデータを更新中であると判別した場合(S181でYES)、CPU101は、受け付けた操作の情報がリストデータのスクロールに関するものであるか否かを判別する(S182)。ステップS182において、リストデータのスクロールに関するものであると判別した場合(S182でYES)、CPU101は図11のステップS116の処理を実行し、リターンする。
ステップS181において、リストデータを更新中でないと判別した場合(S181でNO)、またはステップS182において、リストデータのスクロールに関するものでないと判別した場合(S182でNO)、CPU11は、操作の情報に基づく処理を破棄し、MFP100がビジーである旨をリモート端末200へ通知し(S119)、リターンする。
[実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、MFPを遠隔操作するリモート端末において、ユーザーから連続して複数のキーの操作を受け付けた場合に、受け付けた操作の情報の種別などに基づいて、受け付けた操作の情報に基づくMFPの動作を切り替えるので、特定の操作に対しては連続操作を可能とする一方で、連続操作による誤操作を防止することができ、操作性を向上することができる。
[その他]
上述の実施の形態は適宜組み合わせることができる。たとえば、第1の決定方法と、第2の決定方法〜第10の決定方法のうちいずれかが組み合わされてもよいし、第1〜第10の決定方法のうち一部のみが採用されてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 MFP
101,201 CPU
102,202 RAM
103,203 ROM
104 装置設定記憶部
105 画像処理部
106 プリント処理部
107 操作パネル
108,207 ネットワークI/F
109 エラー検出部
121,221,222 ソフトウェアキー
122 ハードウェアキー
200 リモート端末
204 記憶部
205 操作部
206 表示部
300 ネットワーク

Claims (19)

  1. 自装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置から、処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を前記表示装置から受信する第1の操作情報受信手段と、
    前記第1の操作の情報に基づく画面の情報を前記表示装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段にて送信した情報に基づく画面を前記表示装置に表示したことの通知を前記表示装置から受信する通知受信手段と、
    前記第1の操作の情報を受信してから前記通知を受信するまでの間に、前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を前記表示装置から受信する第2の操作情報受信手段と、
    前記第2の操作の情報の種別に基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する決定手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、前記第2の操作の情報が前記表示装置の表示画面を遷移させる処理の実行を要求するものであるか否かに基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段は、前記第2の操作の情報が前記画像形成装置の操作部におけるソフトウェアキーに対応する操作であるかハードウェアキーに対応する操作であるかに基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記決定手段は、前記第2の操作の情報を前記表示装置から受信した時に前記画像形成装置が受け付けていた操作入力の種別にさらに基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置が数字の入力を受け付けていた場合において、前記第2の操作の情報が数字の入力を要求する操作の情報であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置がパスワードの入力を受け付けていた場合において、前記第2の操作の情報が数字およびアルファベットのうち少なくともいずれか一方を入力する操作の情報であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置が、前記画像形成装置に対して命令を与える文字列の入力であるコマンド入力を受け付けていた場合において、前記第2の操作の情報が数字およびアルファベットのうち少なくともいずれか一方を入力する操作の情報であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項4〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記決定手段は、前記第2の操作の情報を前記表示装置から受信した時の前記画像形成装置におけるエラーの発生の有無にさらに基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 用紙ジャムまたは用紙エンプティのエラーが前記画像形成装置において発生している場合、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置が受け付けた操作の情報に関するエラーが発生している場合、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を破棄することを決定する、請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記決定手段は、前記第1の操作の情報の種別にさらに基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記第1の操作の情報が、前記表示装置の画面に表示された項目を選択する1回目のタッチの情報であった場合において、前記第2の操作の情報が、前記1回目のタッチによって選択された項目を前記1回目のタッチに続いてタッチすることにより処理を指示する2回目のタッチの情報であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記第1の操作の情報が、特定の処理を実施するための設定情報をバッチ化した処理であるスクリプト処理の指示の一部であった場合において、前記第2の操作の情報が、スクリプト処理の指示の他の一部であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項11または12に記載の画像形成装置。
  14. 前記決定手段は、前記第1の操作の情報に基づく画面の種別にさらに基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する、請求項1〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記決定手段は、前記第1の操作の情報に基づく画面がストリームデータの画面である場合において、前記第2の操作の情報が前記ストリームデータの実行に関する操作の情報であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記決定手段は、前記第1の操作の情報に基づく画面がスクロールを伴う画面である場合において、前記第2の操作の情報が画面のスクロールに関する操作の情報であるときは、前記決定手段は前記第2の操作の情報に基づく処理を実行することを決定する、請求項14または15に記載の画像形成装置。
  17. 自装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置から、処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を前記表示装置から受信する第1の操作情報受信ステップと、
    前記第1の操作の情報に基づく画面の情報を前記表示装置へ送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにて送信した情報に基づく画面を前記表示装置に表示したことの通知を前記表示装置から受信する通知受信ステップと、
    前記第1の操作の情報を受信してから前記通知を受信するまでの間に、前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を前記表示装置から受信する第2の操作情報受信ステップと、
    前記第2の操作の情報の種別に基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する決定ステップとを備えた、画像形成装置の制御方法。
  18. 自装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置から、処理の実行の指示を受信可能な画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を前記表示装置から受信する第1の操作情報受信ステップと、
    前記第1の操作の情報に基づく画面の情報を前記表示装置へ送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにて送信した情報に基づく画面を前記表示装置に表示したことの通知を前記表示装置から受信する通知受信ステップと、
    前記第1の操作の情報を受信してから前記通知を受信するまでの間に、前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を前記表示装置から受信する第2の操作情報受信ステップと、
    前記第2の操作の情報の種別に基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを決定する決定ステップとをコンピューターに実行させる、画像形成装置の制御プログラム。
  19. 画像形成装置の表示画面と同じ画面が表示される遠隔の表示装置と、前記表示装置から処理の実行の指示を受信可能な前記画像形成装置とを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第1の操作の情報を前記表示装置から前記画像形成装置へ送信する第1の操作情報送信手段と、
    前記第1の操作の情報に基づく画面の情報を前記画像形成装置から前記表示装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段にて送信した情報に基づく画面を前記表示装置に表示したことの通知を前記表示装置から前記画像形成装置へ送信する通知送信手段と、
    前記第1の操作の情報を受信してから前記通知を受信するまでの間に、前記画像形成装置に対して処理の実行を要求する第2の操作の情報を前記表示装置から前記画像形成装置へ送信する第2の操作情報送信手段と、
    前記第2の操作の情報の種別に基づいて、前記第2の操作の情報に基づく処理を実行するか破棄するかを前記画像形成装置で決定する決定手段とを備えた、画像形成システム。
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