JP2013187295A - 部品装着装置の実装データ作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能とし、人手による後方での装着部品の選定及び、最適化の際の設定を自動化可能な実装データ作成方法を提供する。
【解決手段】部品装着装置に対して所定の機種の基板に部品を実装するための実装データを作成する部品装着装置の実装データ作成方法において、部品種毎または実装点毎の少なくともいずれかに基づいて部品実装優先度を設定し、当該部品実装優先度に基づいて実装点間の部品装着順序を決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、部品装着装置における実装データ作成方法に関するものである。
従来、部品装着装置における実装データの作成は、実装時間の短縮を目的として、部品配置及び実装順序(部品装着順序)等を決定しており、実装時間が一番短い結果が出るようにソフトを最適化するようにしていた(特許文献1参照。)。
そのため、部品を実装する基板の種類によっては、背高部品(部品厚tが大きい部品)等の、部品実装時以降半田づけ完了までの基板上での自立が不安定な部品を先に実装することがあった。このように、不安定な部品を先に実装した場合には、後に続く実装動作の時に発生する振動等の影響により、部品の位置ずれや部品倒れ等が起きることがあった。
その場合には、実装データの作成時に、手動等で、不安定な部品を後から実装するように設定することで対応してきた。このように、不安定な部品を実装する基板について実装データを作成するには、ノウハウと試行錯誤による時間ロスが発生した。また、実装時間の短縮と、不安定な部品の設定との両立を考えたデータ作成も困難であった。
特開2010−135775号公報
本発明の目的は、上記のような問題に鑑み、人手による後方での装着部品の選定及び、最適化の際の設定を自動化可能な実装データ作成方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法は、部品装着装置に対して所定の機種の基板に部品を実装するための実装データを作成する部品装着装置の実装データ作成方法において、部品種毎または実装点毎の少なくともいずれかに基づいて部品実装優先度を設定し、当該部品実装優先度に基づいて実装点間の部品装着順序を決定することを第1の特徴とする。
上記本発明の第1の特徴の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の部品厚で昇順に並べた順序で前記部品種ごとの前記部品実装優先度を設定することを本発明の第2の特徴とする。
上記本発明の第1の特徴の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の部品厚に応じて前記部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に前記部品実装優先度を設定することを本発明の第3の特徴とする。
上記本発明の第1の特徴の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の単位質量当たりのタッキング力に応じて前記部品実装優先度を設定することを本発明の第4の特徴とする。
上記本発明の第4の特徴の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記タッキング力に応じて前記部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に前記部品実装優先度を設定することを本発明の第5の特徴とする。
上記本発明の第1の特徴の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の抵抗モーメントと回転モーメントのつりあいモデルに応じて前記部品実装優先度を設定することを本発明の第6の特徴とする。
上記本発明の第6の特徴の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の抵抗モーメントと回転モーメントのつりあいモデルに応じて前記部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に前記部品実装優先度を設定することを本発明の第7の特徴とする。
本発明によれば、実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能となる。
本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例を適用する部品実装システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実装データ作成方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、基板に装着する実装部品の装着データの表(基板情報1)である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、実装基板の基板データの表(基板情報2)である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、それぞれの部品についての情報の表(部品情報)である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、基板に装着するための実装点情報の表である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品厚を部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、部品厚と部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品を、部品厚tの範囲ごとのいくつかのグループに分けるための一例を示した対応表である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品を部品厚でグループ分けし、各グループを部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、部品厚tと部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、単位質量当たりのタッキング力を部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、タッキング力と部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品の抵抗モーメントが回転モーメントのつりあいモデルを部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、部品サイズと部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。 本発明の部品装着装置の実装データ作成方法によって作成した実装データによって、本発明の部品装着装置が基板に部品を実装した場合の部品装着順序を説明するための模式図である。
図1によって、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法を適用する部品実装システムを説明する。図1は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例を適用する部品実装システムの構成を示すブロック図である。1はPC(Personal Computer)等の操作端末(以下、PCと称する)、2はLAN(Local Area Network)、3−1、3−2、3−3は部品装着装置である。なお、部品装着装置を代表する場合には、部品装着装置3と総称する。
図1において、PC1は、基板データ、部品データ及び実装データの作成、保存と、部品装着装置3−1、3−2、3−3へのデータ転送を行う。
部品装着装置3−1、3−2、3−3は、それぞれ、PC1から機種変更する基板の実装データを取得し、取得した実装データに基づいて、機種変更した基板に部品の装着(実装)を行う。
PC1と部品装着装置3の間は、LAN2等の通信手段を持っており相互にデータの送受信を可能としている。PC1の機能が部品装着装置3本体に含まれる場合には、PC1の処理を部品装着装置3本体で行うことも可能である。
部品データには、個々の部品の形状、質量、及び、実装する基板との半田を介した接地面積等の情報が含まれる。
次に、本発明の実装データ作成方法の一実施例について、図2のフローチャートと図3〜図6の表を用いて説明する。図2は、本発明の実装データ作成方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。図3は、基板に装着する実装部品の装着データの表(基板情報1)であり、装着データとして、実装点、実装座標、部品種、基板との接地面積、等が、それぞれ、部品種に対応付けられて登録されている。図4は、実装基板の基板データの表(基板情報2)であり、基板サイズ及び基板厚が登録されている。また図5は、それぞれの部品についての情報の表(部品情報)であり、それぞれの部品種について、供給種類(テープ幅8mm、等)、部品外形サイズ(1.0mm×0.5mm)、部品厚t(0.5mm)、電極形状、電極リード形状、部品重量、等が登録されている。さらに、図6は、基板に装着するための実装点情報の表であり、実装点毎に、実装座標、供給種類(テープ幅8mm、88mm、等)、等が登録されている。
なお、各表中の値は、それぞれの寸法等の実値であっても良いが、例えば、ランク分けしたランクを表す値でも良い。
図2において、ステップS21では、実装基板上の実装部品種類、及び、実装座標を、CADデータまたは作成済みの実装データから取得する。基板情報には、図3及び図4の表に示すように、基板サイズ、基板厚、実装点毎の座標、部品種、及び基板との接地面積が含まれる。
ステップS22では、実装データの作成対象の基板に実装する部品種の部品情報を取得する。部品情報には図5の表に示すように、部品装着装置が部品を実装するために必要な、部品外形サイズ、リード有無(電極形状、電極リード形状)、等の部品形状情報、及び、部品厚t、部品供給種類、部品重量、等の情報が含まれる。
ステップS23では、ステップS21とステップS22で取得した基板情報及び部品情報から、部品種毎あるいは実装点毎の、実装点間の部品装着優先度を決定する。
ステップS24では、ステップS23で決定した部品装着優先度を制約として、部品装着装置上での部品配置位置及び、部品装着順序等を決定する。
ステップS25では、ステップS24で決定した部品装着装置上での部品配置位置及び、部品装着順序等を実装データとして外部記憶装置に出力する。
部品装着装置3は、ステップS25で作成された実装データを読み込み、実装データに定義された部品装着順序に従い、該当する部品を実装する。
ステップS23の実装点間の部品装着優先度を決定する処理の目的は、部品装着順序によって実装品質に影響がある実装点間で、部品装着順序の優先度(部品実装優先度)を設定することである。ここで設定した部品実装優先度に従って、ステップS24の処理で部品装着順序を決定することで、最初から実装品質が良い基板を生産する実装データの作成が可能となる。
一般に、実装点間の優先度の制約が強いほど、部品装着順序を自由に決定できなくなるため、作成された実装データによる実装時間が長くなる。また、ステップS23の処理には、生産基板の種類や、実装時間と実装品質のトレードオフにより、多くの実現方法が考えられる。
上述したような多くの実現方法により、ステップS23の処理での実装点間の優先度の設定は、部品種毎に部品実装優先度を設定するものと、あるいは、実装点毎に部品実装優先度を設定するものとに分けることが可能である。また、実装点毎に部品実装優先度を設定することと併せて、部品種毎に部品実装優先度を設定することも可能である。
以下、実施例1〜実施例4によって、ステップS23の部品実装優先度の設定の実施例とその考え方を説明する。
実施例1によって、部品種毎の部品厚tを用いたときに、部品実装優先度を設定する場合の一実施例について説明する。
部品厚t(部品の実装高さ)の大きい部品は、部品実装時以降の基板上での自立が不安定であることが多いため、部品厚を部品実装優先度の設定パラメータとして用いることができる。重心位置は、部品厚の大きい部品の方が高いため、部品厚の大きい部品の方が不安定となり易い傾向がある。また逆に、重心位置は、部品厚の小さい部品の方が低いため、部品厚の小さい部品の方が安定になり易い傾向がある。このため、部品実装優先度は、部品厚を部品実装優先度の設定パラメータとし、部品厚で昇順に並べた順序とする。
例えば、図7は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品厚tを部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、部品厚tと部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。また、実施例1の実装点間の優先度の設定は、部品種毎に部品実装優先度を設定するものである。
図7において、部品名A〜Hの8種類の部品について、部品厚tが小さい部品から順番に部品実装優先度を高く設定している。図7において、同じ部品厚の部品は同じ部品実装優先度としている。
図7では、部品厚tがそれぞれ1mm〜4mmまでのいずれかであった場合には、1桁目の値を優先度とする。
そして、この部品実装優先度は、数値が小さいほど、その部品実装優先度を高く設定する。
なお、部品厚tを部品の基板への接触面積で除算した値を部品実装優先度の設定パラメータとして用いてもよい(後述する)。
その結果、実施例1によれば、実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能となる。
実施例2によって、範囲を持った部品厚毎のグループを用いたときに、部品実装優先度を設定する場合の一実施例について説明する。
実施例1のように、全ての実装点間で完全に部品厚順に従って実装する場合には、部品装着順序決定の際の制約が厳しくなる。このため、実装時間が大きくなる場合がある。この対策として、部品厚tに範囲を持たせ、いくつかの部品厚のグループに分け、制約を緩和する。なお、実施例2の実装点間の優先度の設定は、部品種毎に部品実装優先度を設定するものである。
この部品厚のグループを用いて部品実装優先度を決定する。例えば、図8に示すように、4グループに分ける。
例えば、図8は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品を、部品厚tの範囲ごとのいくつかのグループに分けるための一例を示した対応表である。また、図9は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品を部品厚でグループ分けし、各グループを部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、部品厚tと部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。なお、実施例3の実装点間の優先度の設定は、部品種毎に部品実装優先度を設定するものである。
図8において、部品厚tをいくつかの範囲(0<t≦2、2<t≦4、4<t≦6、6<t(単位:mm))に分け、その範囲毎に、グループ分けする(グループ1〜グループ4)。そして、そのグループ毎に部品実装優先度を決定する。図9では、グループ1には部品実装優先度1を、グループ2には部品実装優先度2を、グループ3には部品実装優先度3を、グループ4には部品実装優先度4を割り当てている。そして、部品実装優先度は、数値が小さいほど、その部品の実装優先度を高く設定する。
なお、部品厚tでグループ分けするために、例えば、部品厚tを、mm単位等で丸めて、1mm、2mm、3mm、4mm、・・・というように、部品厚を所定の桁数で丸めてグループ分けしてもよい。
このように、部品の部品厚に応じて。部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に部品実装優先度を設定する。その結果、実施例2によれば、実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能となる。従って、実施例1に比べて、実装時間を小さくすることができる。
実施例3によって、単位質量当たりのタッキング力を用いたときに、部品実装優先度を設定する場合の一実施例について説明する。
実装点の単位質量当たりの基板とのタッキング力が小さいほど、部品実装時以降の基板上での自立が不安定な部品と考え、単位質量当たりのタッキング力が大きい部品順に優先度を決定する。タッキング力は、部品と基板が半田を介して接触している面積に比例する。この部品の単位質量当たりのタッキング力に応じて前記部品実装優先度を設定する。なお、実施例3の実装点間の優先度の設定は、実装点毎の接触面積と部品種を設定パラメータとして、実装点毎及び部品種毎に部品実装優先度を設定するものである。
またさらに、実施例2と同様に、所定の範囲のグループに分け、グループ毎に部品実装優先度を設定ことも可能である。
例えば、図10は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、単位質量当たりのタッキング力を部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、タッキング力と部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。
図10において、部品名がA〜Hの8種類の部品について、優先度を決定する。そのとき、それぞれの部品の部品重量を、部品と基板の半田を介した接触面積(接地面積)で除算する。除算の結果の値を部品重量でさらに除算し、除算結果を所定の範囲毎にグループ分けして、優先度を決定している。そして、部品実装優先度は、単位質量当たりの数値が小さいほど、その部品の実装優先度を高く設定する。
その結果、実施例3によれば、実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能となる。
実施例4によって、部品の抵抗モーメントが回転モーメントのつりあいモデルを用いたときに、部品実装優先度を設定する場合の一実施例について説明する。
実施例4では、部品の倒れ易さを計算する。このために、抵抗モーメントと回転モーメントのモデルを用いる。なお、実施例4の実装点間の優先度の設定は、部品種毎に部品実装優先度を設定するものである。
抵抗モーメントが小さいほど部品は倒れや易いと考え、抵抗モーメントが大きいほど部品は倒れ難くなると考えて、抵抗モーメントが小さい順に実装するように設定する。このように、実施例4は、部品の抵抗モーメントと回転モーメントに応じて部品実装優先度を設定する。
なお、抵抗モーメントと回転モーメントのつりあいモデルを用いた場合でも、実施例2と同様に、そのつりあいモデルの値に範囲を持たせ、範囲毎にグループ分けを用いることが可能である。
以下、抵抗モーメントの算出の一例を説明する。
まず、XはX方向の部品サイズ(単位:m)、YはY方向の部品サイズ(単位:m)、mは質量(単位:kg)、gは重力加速度(g=9.8(単位:m/s)、αは基板搬送の加速度、hは部品重心の高さ(不明の場合には、部品厚tの1/2とする(単位:mm))とした場合に、抵抗モーメントMrは、次の式(1)から計算でき、回転モーメントMは、次の式(2)から計算できる。
Mr=1/2×min(X,Y)×m×g ・・・式(1)
M=m×h×α ・・・式(2)
抵抗モーメントMrと回転モーメントMのつりあいから、基板搬送の加速度アルファは、式(3)によって計算できる。
α=min(X,Y)×g/2h ・・・式(3)
重力加速度gは一定のため、min(X,Y)が小さく、部品重心の高さhが大きいほど限界の加速度は小さいと考える。
例えば、図11は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法の一実施例において、部品の抵抗モーメントMrが回転モーメントMのつりあいモデルを部品実装優先度の設定パラメータとしたときの、部品サイズと部品実装優先度との関係の一例を示した対応表である。
図11において、抵抗モーメントMrが小さいほど部品は倒れ易いと考え、抵抗モーメントMrが大きいほど部品は倒れ難くなると考え、抵抗モーメントMrが小さい順に実装するように設定することによって、実施例4によれば、実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能となる。
なお、実施例1、実施例3、または実施例4のいずれか2組以上を組み合わせて部品実装優先度を設定するようにしてもよい。同様に、実施例2、実施例3、または実施例4のいずれか2組以上を組み合わせて部品実装優先度を設定するようにしてもよい。
図12は、本発明の部品装着装置の実装データ作成方法によって作成した実装データによって、本発明の部品装着装置が基板に部品を実装した場合の部品装着順序を説明するための模式図である。Pは基板、A〜Hはそれぞれ異なる種類の部品で、縦方向は、それぞれの部品厚の違いを相対的に示す(高さが大きければ大きいほど部品厚が大である。)ある。また、横軸は経過時間、Iは部品装着装置3−1で実装したことを示し、IIは、部品装着装置3−2で実装したことを示す(図1参照)。
図12は、実施例1によって部品実装優先度を設定して実装データを作成した場合の実装状態を示している。
このように、上述の図1〜図12の実施例によれば、実装データ作成時間の短縮、及び実装品質と実装時間短縮の両立が可能となる。
なお、上述の図1〜図12の実施例では、2台または3台の部品装着装置で1機種の基板の部品実装を行うための実装データの作成処理について説明した。しかし、1台の部品装着装置によって1機種の基板の部品実装を行うための実装データの作成処理であってもよいし、4台以上の部品装着装置によって1機種の基板の部品実装を行うための実装データの作成処理であってもよいことは自明である。
1:PC、 2:LAN、 3−1、3−2、3−3:部品装着装置。

Claims (7)

  1. 部品装着装置に対して所定の機種の基板に部品を実装するための実装データを作成する部品装着装置の実装データ作成方法において、
    部品種毎または実装点毎の少なくともいずれかに基づいて部品実装優先度を設定し、当該部品実装優先度に基づいて実装点間の部品装着順序を決定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
  2. 請求項1記載の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の部品厚で昇順に並べた順序で前記部品種ごとの前記部品実装優先度を設定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
  3. 請求項1記載の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の部品厚に応じて前記部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に前記部品実装優先度を設定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
  4. 請求項1記載の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の単位質量当たりのタッキング力に応じて前記部品実装優先度を設定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
  5. 請求項4記載の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記タッキング力に応じて前記部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に前記部品実装優先度を設定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
  6. 請求項1記載の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の抵抗モーメントと回転モーメントのつりあいモデルに応じて前記部品実装優先度を設定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
  7. 請求項6記載の部品装着装置の実装データ作成方法において、前記部品の抵抗モーメントと回転モーメントのつりあいモデルに応じて前記部品を所定の範囲でグループ分けして、当該グループ毎に前記部品実装優先度を設定することを特徴とする部品装着装置の実装データ作成方法。
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