JP6547613B2 - 算出装置、算出方法および算出プログラム - Google Patents

算出装置、算出方法および算出プログラム Download PDF

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Description

本件は、算出装置、算出方法および算出プログラムに関する。
製造ラインにおいて、複数品種の実装対象に電子部品などの部品が実装される。実装される部品種グループは、品種ごと異なっている。そこで、部品を実装する実装装置において、台車などの部品を搭載する搭載部には、複数品種の部品種グループが搭載されている。しかしながら、各搭載部に搭載可能な部品種数には制限があるため、各搭載部に搭載する部品種グループが組み合わされることになる(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−177281号公報
しかしながら、特許文献1では、各搭載部に部品を搭載するために要する準備時間が考慮されていない。
本件は、搭載部に部品を搭載する準備時間を考慮して部品種グループを組み合わせる算出装置、算出方法および算出プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、算出装置は、複数の実装対象の各々に実装される部品種グループを当該部品種グループ単位で1以上搭載する搭載部を複数備え、前記複数の実装対象に対応するグループ部品種は少なくとも一部が互いに異なっており、各搭載部に搭載可能な部品種数に制限がある実装装置において、前記複数の実装対象に搭載される部品種グループの合計の部品種総数が前記制限を超える場合に、前記搭載部に前記部品種の各々を搭載するための準備時間に基づいて、各搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせを算出する算出部を備える。
搭載部に部品を搭載する準備時間を考慮して部品種グループを組み合わせることができる。
実施例1に係る表面実装ラインの概略図である。 図番A〜図番Dに実装される電子部品の組み合わせを表す図である。 (a)および(b)は部品種の組み合わせを例示する図である。 (a)は各図番に実装される部品種を例示し、(b)はグルーピングの結果を例示し、(c)は最適なグルーピングの結果を例示する図である。 算出装置の機能ブロック図である。 (a)は部品情報格納部に格納されるテーブルを例示し、(b)は部品種ごとの部品準備時間のテーブルを例示する図である。 算出装置が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。 (a)〜(d)は削減時間Tの計算の詳細について例示する図である。 (a)〜(c)は算出されたグループを例示する図である。 算出装置が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。 (a)〜(c)は算出されたグループを例示する図である。 算出装置が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。 (a)〜(c)は算出されたグループを例示する図である。 算出装置が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。 算出装置のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。 ものづくりシステムを例示する図である。 クラウドでプログラムを動かすものづくりシステムを例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る表面実装ライン200の概略図である。図1で例示するように、表面実装ライン200は、基板ローダ10、ハンダ印刷機20、印刷検査機30、マウンタ装置40、実装検査機50、リフロー炉60、外観検査機70、アンローダ80などを備える。各装置は、コンベア90によってこの順に接続されている。
基板ローダ10は、実装対象のプリント回路基板をコンベア90に供給する。プリント回路基板は、コンベア90によってハンダ印刷機20に搬送される。ハンダ印刷機20は、プリント回路基板上の所定の箇所にハンダを印刷する。次に、コンベア90は、ハンダが印刷されたプリント回路基板を印刷検査機30に搬送する。印刷検査機30は、プリント回路基板上のハンダの検査を行う。印刷検査機30による検査に合格したプリント回路基板は、コンベア90によってマウンタ装置40に搬送される。
マウンタ装置40は、電子部品などの部品をプリント回路基板上の印刷されたハンダ上に表面実装する。次に、コンベア90は、部品が表面実装されたプリント回路基板を実装検査機50に搬送する。実装検査機50は、プリント回路基板上の部品の実装に不具合がないか検査する。実装検査機50による検査に合格したプリント回路基板は、コンベア90によってリフロー炉60に搬送される。リフロー炉60は、プリント回路基板に対してリフローを行う。それにより、部品がプリント回路基板に固定される。
次に、コンベア90は、部品が固定されたプリント回路基板を外観検査機70に搬送する。外観検査機70は、プリント回路基板の外観に不具合がないか検査する。外観検査機70による検査に合格したプリント回路基板は、コンベア90によってアンローダ80に搬送される。アンローダ80は、プリント回路基板をコンベアから取り出す。以上の工程を経て、プリント回路基板が完成する。なお、マウンタ装置は、複数台であってもよい。本実施例においては、説明の簡略化のために、1台のマウンタ装置が配置された表面実装ラインについて説明する。
続いて、マウンタ装置40の詳細について説明する。表面実装ライン200は、同一品種のプリント回路基板を製造するのではなく、複数品種のプリント回路基板を製造する。したがって、マウンタ装置40によって実装される部品種グループがプリント回路基板の品種に応じて異なっている。
図2は、各プリント回路基板に搭載される部品種グループを表す図番A〜図番Dの部品種を表す。図2で例示するように、図番Aの部品種グループには、部品a、部品b、部品c、部品dおよび部品eが含まれる。図番Bの部品種グループには、部品e、部品f、部品gおよび部品hが含まれる。図番C部品種グループには、部品i、部品j、部品k、部品l、部品mおよび部品nが含まれる。図番Dの部品種グループには、部品n、部品o、部品pおよび部品qが含まれる。
マウンタ装置40には、設備制約(1)〜(5)がある。(1)図2で例示するように、プリント回路基板に実装する部品を、部品を搭載するための台車41に、リール42などの状態で準備(搭載)し、台車41をマウンタ装置40に設置することで、プリント回路基板への電子部品の実装が可能となる。なお、リール42には複数個の同一部品が搭載されている。それにより、リール42は、複数のプリント回路基板のそれぞれに対して部品を供給することができる。(2)マウンタ装置40で実装する部品種(リール42)を交換する際には、台車単位での交換を行う。(3)部品種グループ単位で、当該部品種グループの全てのリール42が台車1台に配置されている(図番の実装中に台車を交換できない)。(4)台車1台に配置できる部品種数(リール42の数)には制限がある。(5)台車41に部品種(リール42)を搭載するために、部品種に応じた部品準備時間がかかる。
上記設備制約(4)に基づいて、複数品種のプリント回路基板を製造する表面実装ライン200においては、全ての図番の部品種グループを1台の台車に搭載することができない。そのため、複数の台車41を搭載することになる。また、プリント回路基板へ部品を実装する時間(実装時間)は短く、台車への部品準備時間が製造時間に与える影響が大きい。少量生産の場合には、製造時間に対する部品準備時間の影響が特に大きくなる。また、マウンタ装置40に搭載する部品種の交換は台車単位で行われるため、複数回台車に配置される部品種がある。以上のことから、各台車に搭載する図番の組み合わせに応じて製造時間が異なってくる。
上記設備制約(3)および(4)に基づいて、複数の台車41への部品a〜qの搭載について検討する。図3(a)で例示するように、マウンタ装置40の第1の台車41に部品a,b,c,d,eおよび部品n,o,p,qを搭載することとする。第2の台車41に部品eおよび部品f,g,hを搭載することとする。第3の台車41に部品i,j,k,l,m,nを搭載することとする。この場合、第1の台車41で、図番Aおよび図番Dの部品種グループの実装が可能となる。第2の台車41で、図番Bの部品種グループの実装が可能となる。第3の台車41で、図番Cの部品種グループの実装が可能となる。したがって、上記設備制約(3)および(4)を満たすことができる。しかしながら、台車数が多くなるため、台車の準備自体に時間を要してしまう。
これに対して、図3(b)で例示するように、マウンタ装置40の第1の台車41に部品a,b,c,d,e,f,g,hを搭載し、第2の台車41に部品i,j,k,l,m,n,o,p,qを搭載することとする。この場合、第1の台車41で、図番Aおよび図番Bの部品種グループの実装が可能となる。第2の台車41で、図番Cおよび図番Dの部品種グループの実装が可能となる。また、図3(a)の場合よりも台車数を低減することができる。しかしながら、現場作業者の経験と勘で組み合わせを決めると、図3(a)のような組み合わせになることもあるため、組み合わせを決定できる手法が確立されていることが好ましい。
一例として、ある図番(実装される部品種が最も多い図番)の部品種グループを基準とし、当該図番の部品種グループと部品種数の差分が最も小さい図番の部品種グループとをグルーピングすることを繰り返すことで、部品種グループの組み合わせを決定することが考えられる。図4(a)は、図番A〜図番Cの部品種グループを例示する。図4(a)の例では、1台の台車に搭載できる部品種数(容量)は12である。これに対して、図番A〜図番Cの部品種グループの部品種の総数は15である。したがって、図番A〜図番Cの部品種全てを1台の台車には準備できないため、2台の台車が必要となる。なお、図4(a)においては、各部品種をマウンタ装置40の台車41に搭載するための部品準備時間も例示されている。
部品種の最も多い図番Aを基準とし、当該図番の部品種グループと部品種数の差分が最も小さい図番の部品種グループとをグルーピングすることを繰り返すと、図4(b)の結果が得られる。すなわち、図番Aおよび図番Bの部品種グループを第1の台車に搭載し、図番Cの部品種グループを第2の台車に搭載することになる。しかしながら、この場合、各台車に対する部品準備時間の総数は、14+10=24となる。これに対して、各台車に対する部品準備時間の総数の最適数は、図4(c)で例示するように、15+7=22である。
そこで、本実施例においては、部品種グループを表す図番と図番とを組み合わせた際に、組み合わせ前後での部品準備時間総数を計算し、当該値に基づいて部品種グループと部品種グループとの組み合わせを決定する。当該決定の際には、上記の設備制約を満たすようにする。
図5で例示するように、本実施例においては、表面実装ライン200に、算出装置100が設けられている。算出装置100は、部品情報格納部11、制約情報格納部12、入力情報解釈部13、評価部14、グループ構成部15、出力部16、グループ情報格納部17などを備える。
部品情報格納部11は、部品情報を格納する。例えば、部品情報格納部11は、各図番の部品種グループが含む部品種を部品情報として格納する。図6(a)は、部品情報格納部11に格納されるテーブルを例示する。制約情報格納部12は、マウンタ装置40の制約情報を格納する。例えば、制約情報格納部12は、各台車41に搭載できる部品種数、部品種ごとの部品準備時間などを制約情報として格納する。図6(b)は、部品種ごとの部品準備時間のテーブルを例示する。
図7は、算出装置100が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。図7で例示するように、入力情報解釈部13は、部品情報格納部11に格納されている部品情報および制約情報格納部12に格納されている制約情報を読み取り、評価部14およびグループ構成部15に渡す(ステップS1)。
次に、評価部14は、部品種グループのペアそれぞれについて、当該ペアを1つの部品種グループにまとめた際の部品準備時間の削減時間Tを算出する(ステップS2)。削減時間Tは、(ペアの一方の部品種グループの部品準備時間総数)+(ペアの他方の部品種グループの部品準備時間総数)−(ペアを1つの部品種グループにまとめた場合の部品準備時間総数)である。
図8(a)〜図8(d)は、削減時間Tの計算の詳細について例示する図である。図8(a)で例示するように、まず、評価部14は、各図番の部品種グループを1グループとして取り扱う。次に、評価部14は、2つの部品種グループのペア全てについて、削減時間Tを計算する。例えば、図番Aの部品種グループと図番Bの部品種グループとで部品a,bが共通している場合には、部品a,bの準備時間の合計が、削減時間Tとして計算される。
次に、グループ構成部15は、ペアごとに、制約情報を満たすか否かを確認し、制約情報を満たすペアのうち削減時間Tが最大となるペアをグループ化し、1つの部品種グループとして扱う(ステップS3)。図8(a)の例では、図番Aおよび図番Bの部品種グループのペアで削減時間Tが最大になるため、図8(b)で例示するように、図番Aの部品種グループおよび図番Bの部品種グループが1つの部品種グループとして扱われる。次に、グループ構成部15は、ペアを作成できないか否かを判定する(ステップS4)。具体的には、グループ構成部15は、2つの部品種グループをペアとした場合に、マウンタ装置40の台車41に搭載可能な部品種数を超えてしまうか、削減時間Tが得られなくなる(合計の部品準備時間総数が短くならなくなる)かを判定する。
ステップS4で「Yes」と判定された場合、グループ構成部15は、各部品種グループの情報を出力部16にわたす(ステップS5)。出力部16は、グループ構成部15から渡された各部品種グループの情報を、グループ情報格納部17に格納する(ステップS6)。グループ情報格納部17に格納された各部品種グループの情報は、表示装置などに表示される。それにより、ユーザは、各台車41に準備する部品種を把握することができる。
ステップS4で「No」と判定された場合、ステップS1から再度実行される。図8(b)の例では、次に、図番Aの部品種グループおよび図番Bの部品種グループが1つの部品種グループとみなされ、2つの部品種グループのペア全てについて、削減時間Tが計算される。図8(c)の例では、次に、図番Dの部品種グループおよび図番Eの部品種グループのペアについて削減時間Tが最大になるため、図番Dの部品種グループおよび図番Eの部品種グループのペアが1つの部品種グループとして扱われる。さらに、図番Dの部品種グループおよび図番Eの部品種グループからなる部品種グループと図番Cの部品種グループとのペアについて、削減時間Tが最大になるため、図8(d)で例示するように、図番C〜図番Eの部品種グループが1つの部品種グループとして扱われる。
図9(a)〜図9(c)は、評価部14およびグループ構成部15によって算出された部品種グループを例示する図である。図9(a)は、図番A〜図番Cの部品種グループを例示する図である。図9(a)は、図4(a)と同様である。1台の台車41に準備できる部品種数も、図4(a)と同じく12である。図9(b)は、各ペアの削減時間Tを例示する図である。図9(b)で例示するように、図番Aの部品種グループと図番Cの部品種グループとをペアにした場合の削減時間T(=6)が最大となる。したがって、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアが1つの部品種グループとして扱われる。なお、図番Aの部品種グループと図番Cの部品種グループとをペアにした場合の部品種の数は12である。したがって、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアは、制約情報を満たしている。
次に、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアに対して図番Bの部品種グループを組み合わせようとすると、部品種数が12を超えてしまうため、計算処理が終了する。したがって、図9(c)で例示するように、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループが1つの部品種グループとして出力され、図番Bの部品種グループが1つの部品種グループとして出力される。図9(c)で例示するように、第1の台車41(図番Aおよび図番C)および第2の台車41(図番B)の合計の部品準備時間は15+7=22となり、最小の部品準備時間総数となっている。
本実施例によれば、複数のプリント回路基板に実装される部品種グループの合計の部品種総数が、台車41が搭載可能な部品種数を超える場合に、台車41に部品種の各々を搭載するための準備時間に基づいて、各台車41に搭載する部品種グループの組み合わせが算出される。この場合、各台車41に部品を搭載する準備時間を考慮した、部品種グループの組み合わせが可能となる。組み合わされた部品種グループが1つの部品種グループとみなされて、さらに部品種グループが組み合わされることで、組み合わせの最適化が可能となる。また、削減時間Tに応じて部品種グループが組み合わされることから、準備時間を削減することができる。その結果、プリント回路基板の製造時間が短縮化される。また、削減時間Tが最大となるペアが1つの部品種グループとみなされることで、準備時間の削減が最適化される。
(変形例1)
2つの部品種グループのペアを1つの部品種グループにまとめた際の部品準備時間の削減時間Tの代わりに、他の指標を用いてもよい。変形例1においては、削減時間Tの代わりに、削減時間T/(2つの部品種グループのペアを1つの部品種グループにまとめた際の部品準備時間総数Tpair)を削減時間Tの代わりの指標Sとして用いてもよい。
図10は、算出装置100が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。図7のフローチャートと異なる点は、ステップS2において削減時間Tの代わりに指標Sを算出し(ステップS12)、ステップS3において指標Sが最大となるペアをグループ化する(ステップS13)点である。その他の処理については、図7のフローチャートと同様である。
図11(a)〜図11(c)は、評価部14およびグループ構成部15によって算出されたグループを例示する図である。図11(a)は、図番A〜図番Cの部品種グループを例示する図である。図11(a)は、図4(a)と同様である。1台の台車41に準備できる部品種数も、図4(a)と同じく12である。図11(b)は、各部品種グループをペアとした場合の削減時間T、2つの部品種グループのペアを1つの部品種グループにまとめた際の部品準備時間総数Tpair、および指標Sを例示する図である。図11(b)で例示するように、図番Aの部品種グループと図番Cの部品種グループとをペアにした場合の指標Sが最大となる。したがって、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアが1つの部品種グループとして扱われる。なお、図番Aの部品種グループと図番Cの部品種グループとをペアにした場合の共通の部品種の数は12である。したがって、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアは、制約情報を満たしている。
次に、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアに対して図番Bの部品種グループを組み合わせようとすると、部品種数が12を超えてしまうため、計算処理が終了する。したがって、図11(c)で例示するように、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループが1つの部品種グループとして出力され、図番Bの部品種グループが1つの部品種グループとして出力される。図11(c)で例示するように、第1の台車41(図番Aおよび図番C)および第2の台車41(図番B)の合計の部品準備時間は15+7=22となり、最小の部品準備時間となっている。
(変形例2)
変形例2においては、削減時間Tの代わりに、削減時間T/(2つの部品種グループのペアを1つの部品種グループにまとめた際の台車使用量総数Upair)を削減時間Tの代わりの指標Sとして用いてもよい。台車使用量とは、各台車41を占めるリールの割合のことである。台車使用量総数Upairとは、各台車41における台車使用量の総数のことである。
図12は、算出装置100が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。図7のフローチャートと異なる点は、ステップS2において削減時間Tの代わりに指標Sを算出し(ステップS22)、ステップS3において指標Sが最大となるペアをグループ化する(ステップS23)点である。その他の処理については、図7のフローチャートと同様である。
図13(a)〜図13(c)は、評価部14およびグループ構成部15によって算出された部品種グループを例示する図である。図13(a)は、図番A〜図番Cの部品種グループを例示する図である。図13(a)は、図4(a)と比較して、台車使用量が追加されている。1台の台車41に準備できる部品種数は、図4(a)と同じく12である。図13(b)は、2つの部品種グループのペアを1つの部品種グループにまとめた際の削減時間T、台車使用量総数Upair、および指標Sを例示する図である。図13(b)で例示するように、図番Aの部品種グループと図番Cの部品種グループとをペアにした場合の指標Sが最大となる。したがって、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアが1つの部品種グループとして扱われる。なお、図番Aの部品種グループと図番Cの部品種グループとをペアにした場合の共通の部品種の数は12である。したがって、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアは、制約情報を満たしている。
次に、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループのペアに対して図番Bの部品種グループを組み合わせようとすると、部品種数が12を超えてしまうため、計算処理が終了する。したがって、図13(c)で例示するように、図番Aの部品種グループおよび図番Cの部品種グループが1つの部品種グループとして出力され、図番Bの部品種グループが1つの部品種グループとして出力される。図13(c)で例示するように、第1の台車41(図番Aおよび図番C)および第2の台車41(図番B)の合計の部品準備時間は15+7=22となり、最小の部品準備時間となっている。
(変形例3)
削減時間Tを用いて実施例1に従って得られた部品種グループ、指標Sを用いて変形例1に従って得られた部品種グループ、および指標Sを用いて変形例2に従って得られた部品種グループのうち、部品準備時間総数が最も短い部品種グループを格納してもよい。図14は、この場合に算出装置100が実行するグループ算出処理を表すフローチャートの一例である。グループ構成部15は、図7、図10および図12のステップS5で出力された各部品種グループの組み合わせのうち、部品準備時間総数が最も短い部品種グループの組み合わせを選択する(ステップS31)。次に、グループ構成部15は、ステップS31で選択された部品種グループの情報をグループ情報格納部17に格納する(ステップS32)。
上記各例において、プリント回路基板が実装対象の一例である。台車41が、複数の実装対象の各々に実装される部品種グループを当該部品種グループ単位で搭載する搭載部の一例である。マウンタ装置40が、搭載部を備え、複数の実装対象に対応するグループ部品種は少なくとも一部が互いに異なっており、搭載部に搭載可能な部品種数に制限がある実装装置の一例である。評価部14およびグループ構成部15が、複数の実装対象に搭載される部品種グループの合計の部品種総数が搭載部の制限を超える場合に、搭載部に部品種の各々を搭載するための準備時間に基づいて、搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせを算出する算出部の一例である。
(他の例)
図15は、算出装置100のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。図15で例示するように、算出装置100は、CPU101、RAM102、記憶装置103、入力装置104、表示装置105などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。入力装置104は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置である。表示装置105は、LCDなどの画面を備えた表示装置である。CPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムを実行することによって、算出装置100の各部が実現される。
図16は、ものづくりシステムを例示する図である。図16で例示するように、ものづくりシステムは、入力装置104および表示装置105を備える端末201が、CPU101、RAM102および記憶装置103を備えるサーバ203と、イントラネットなどの電気通信回線202を通じて接続された構成を有する。図16の例では、サーバ203において、算出装置100の各部が実現される。例えば、各図番のプリント回路基板に実装される部品種などの部品情報と、マウンタ装置40の制約情報とが端末201の入力装置104から入力され、サーバ203のグループ構成部15によって算出されたグループの情報が端末201の表示装置105に表示されてもよい。
図17は、クラウドでプログラムを動かすものづくりシステムを例示する図である。図17で例示するように、クラウドでプログラムを動かすものづくりシステムは、入力装置104および表示装置105を備える端末201が、CPU101、RAM102および記憶装置103を備えるクラウド204と、インターネットなどの電気通信回線202を通じて接続された構成を有する。図17の例では、クラウド204において、算出装置100の各部が実現される。例えば、各図番のプリント回路基板に実装される部品種などの部品情報と、マウンタ装置40の制約情報とが端末201の入力装置104から入力され、クラウド204のグループ構成部15によって算出されたグループの情報が端末201の表示装置105に表示されてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
11 部品情報格納部
12 制約情報格納部
13 入力情報解釈部
14 評価部
15 グループ構成部
16 出力部
17 グループ情報格納部
100 算出装置
200 表面実装ライン

Claims (7)

  1. 複数の実装対象の各々に実装される部品種グループを当該部品種グループ単位で1以上搭載する搭載部を複数備え、前記複数の実装対象に対応するグループ部品種は少なくとも一部が互いに異なっており、各搭載部に搭載可能な部品種数に制限がある実装装置において、
    前記複数の実装対象に搭載される部品種グループの合計の部品種総数が前記制限を超える場合に、前記搭載部に前記部品種の各々を搭載するための準備時間に基づいて、各搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせを算出する算出部を備えることを特徴とする算出装置。
  2. 前記算出部は、算出した前記部品種グループの組み合わせを1つの部品種グループとみなし、前記準備時間に基づいて、前記搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせをさらに算出することを特徴とする請求項1記載の算出装置。
  3. 前記算出部は、前記部品種グループの組み合わせにおける前記部品種数が前記制限を超えない範囲で、前記部品種グループの組み合わせの算出を繰り返すことを特徴とする請求項2記載の算出装置。
  4. 前記算出部は、前記部品種グループを組み合わせた場合に共通する前記部品種の前記準備時間の合計に応じて、前記搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせを算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の算出装置。
  5. 前記算出部は、前記部品種グループを組み合わせた場合に共通する前記部品種の前記準備時間の合計が最大となる、前記部品種グループの組み合わせを算出することを特徴とする請求項4記載の算出装置。
  6. 複数の実装対象の各々に実装される部品種グループを当該部品種グループ単位で1以上搭載する搭載部を複数備え、前記複数の実装対象に対応するグループ部品種は少なくとも一部が互いに異なっており、各搭載部に搭載可能な部品種数に制限がある実装装置において、
    前記複数の実装対象に搭載される部品種グループの合計の部品種総数が前記制限を超える場合に、前記搭載部に前記部品種の各々を搭載するための準備時間に基づいて、前記搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせを算出部が算出することを特徴とする算出方法。
  7. 複数の実装対象の各々に実装される部品種グループを当該部品種グループ単位で1以上搭載する搭載部を複数備え、前記複数の実装対象に対応するグループ部品種は少なくとも一部が互いに異なっており、各搭載部に搭載可能な部品種数に制限がある実装装置において、
    コンピュータに、
    前記複数の実装対象に搭載される部品種グループの合計の部品種総数が前記制限を超える場合に、前記搭載部に前記部品種の各々を搭載するための準備時間に基づいて、前記搭載部に搭載する部品種グループの組み合わせを算出する処理を実行させることを特徴とする算出プログラム。
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