JP2013186743A - 画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像形成装置 - Google Patents

画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バリアブルプリントの都度フォームデータをラスタライズ処理する手間を省き、画像処理を高速化できる方法の提供。
【解決手段】画像データにラスタライズ処理を実行する前または後に、カラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行でき、バリアブルデータとフォームデータとを合成する画像処理方法であって、印刷ジョブ内の画像データが、バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかを判断するステップ(a)と、ステップ(a)でバリアブルデータと判断された画像データに、色変換処理後にラスタライズ処理を実行するステップ(b)と、ステップ(a)でフォームデータと判断された画像データが、RIP処理済みのフォームデータであるか否かを判断するステップ(c)と、ステップ(c)で画像データがRIP処理済みのフォームデータではないと判断される場合、フォームデータにRIP処理を実行するステップ(d)と、を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像形成装置に関する。
従来、画像形成時に、頻繁に使用する画像データをフォームデータとして保存しておき、当該保存されたフォームデータと、出力の都度作成される画像データであるバリアブルデータとを合成するバリアブルプリントが知られている。たとえば、帳票の表内の罫線や文字等を含むフォーマットを、フォームデータとして保存して再利用できるようにし、帳票の表内に入力するための出力毎のデータをバリアブルデータとして、フォームデータと合成して画像形成する。
通常、バリアブルプリントでは、出力用紙の紙種に関わらず、保存されたフォームデータに色変換処理を実行するためのプロファイル(カラープロファイル)は、変更されることはない。このため、出力用紙の紙種に適したプロファイルを使用してフォームデータを色変換することができず、紙種に応じた正しい色味を得ることができなかった。
これに関連した技術として、バリアブルプリント時に、色変換処理のためのプロファイルを選択できるようにするものがある(たとえば、特許文献1)。この技術によれば、ユーザーは、出力用紙の紙種に応じたプロファイルを選択してフォームデータを色変換処理するので、紙種に応じた正しい色味を得られる。
特開2008−92312号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、バリアブルプリントの都度、保存されたフォームデータを読み出し、色変換処理を実行した上でフォームデータをビットマップ化(ラスタライズ処理)している。フォームデータを読み出した都度、フォームデータにラスタライズ処理を実行するので、ラスタライズ処理のための時間を余分に浪費してしまう。
本願発明は、上記課題に基づいてなされたものである。すなわち、本願発明は、バリアブルプリントの都度フォームデータをラスタライズ処理する手間を省き、バリアブルプリントによる画像処理を高速化できる画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像形成装置を提供する。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)画像データにラスタライズ処理を実行する前または後に、少なくとも1つのカラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行可能であり、前記画像データのうち、出力毎に可変なバリアブルデータと、異なる出力において再利用可能なフォームデータとを合成して画像形成するバリアブルプリントにおける画像処理方法であって、前記バリアブルプリントの設定を含む印刷ジョブ内の画像データが、前記バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかであるかを判断するステップ(a)と、前記ステップ(a)で前記バリアブルデータと判断された画像データに、色変換処理後にラスタライズ処理を実行するステップ(b)と、前記ステップ(a)で前記フォームデータと判断された画像データが、ラスタライズ処理済みのフォームデータであるか否かを判断するステップ(c)と、前記ステップ(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記フォームデータにラスタライズ処理を実行するステップ(d)と、を有する画像処理方法。
(2)前記ステップ(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記ステップ(d)の前に、当該フォームデータについて、ラスタライズ処理後に色変換処理を実行するように設定するステップ(e)をさらに有する上記(1)に記載の画像処理方法。
(3)前記ステップ(e)における設定に基づいて、読み出された前記ラスタライズ処理済みのフォームデータに、前記カラープロファイルを用いて色変換処理を実行するステップ(f)をさらに有する上記(2)に記載の画像処理方法。
(4)前記ステップ(b)の前に、前記印刷ジョブにおいて、出力用紙の紙種が複数指定されているか否かを判断するステップ(g)をさらに有し、前記ステップ(g)の判断に基づいて、前記画像データに、前記ステップ(b)の色変換処理およびラスタライズ処理を実行する上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の画像処理方法。
(5)前記ステップ(f)における色変換処理は、前記フォームデータを構成する画素毎に実行される上記(3)または(4)に記載の画像処理方法。
(6)画像データにラスタライズ処理を実行する前または後に、少なくとも1つのカラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行可能であり、前記画像データのうち、出力毎に可変なバリアブルデータと、異なる出力において再利用可能なフォームデータとを合成して画像形成するバリアブルプリントにおける画像処理をコンピューターに実行させるための画像処理プログラムであって、前記バリアブルプリントの設定を含む印刷ジョブ内の画像データが、前記バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかであるかを判断する手順(a)と、前記手順(a)で前記バリアブルデータと判断された画像データに、色変換処理後にラスタライズ処理を実行する手順(b)と、前記手順(a)で前記フォームデータと判断された画像データが、ラスタライズ処理済みのフォームデータであるか否かを判断する手順(c)と、前記手順(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記フォームデータにラスタライズ処理を実行する手順(d)と、をコンピューターに実行させるための画像処理プログラム。
(7)前記手順(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記手順(d)の前に、当該フォームデータについて、ラスタライズ処理後に色変換処理を実行するように設定する手順(e)をさらに有する上記(6)に記載の画像処理プログラム。
(8)前記手順(e)における設定に基づいて、読み出された前記ラスタライズ処理済みのフォームデータに、前記カラープロファイルを用いて色変換処理を実行する手順(f)をさらに有する上記(7)に記載の画像処理プログラム。
(9)前記手順(b)の前に、前記印刷ジョブにおいて、出力用紙の紙種が複数指定されているか否かを判断する手順(g)をさらに有し、前記手順(g)の判断に基づいて、前記画像データに、前記手順(b)の色変換処理およびラスタライズ処理を実行する(6)〜(8)のいずれか一つに記載の画像処理プログラム。
(10)前記手順(f)における色変換処理は、前記フォームデータを構成する画素毎に実行される上記(8)または(9)に記載の画像処理プログラム。
(11)上記(6)〜(10)のいずれか一つに記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
(12)バリアブルプリントの設定を含む印刷ジョブ内の画像データにラスタライズ処理を実行するラスタライズ手段と、前記画像データがラスタライズ処理される前または後に、少なくとも1つのカラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行する色変換手段と、前記画像データのうち、出力毎に可変なバリアブルデータと、異なる出力において再利用可能なフォームデータとを合成して画像形成する画像形成手段と、を有する画像形成装置であって、前記画像データが、バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかであるかを判断する画像データ判断手段と、前記画像データが、ラスタライズ処理済みのフォームデータであるか否かを判断する状態判断手段と、を有し、前記画像データ判断手段によりフォームデータであると判断された画像データのうち、前記状態判断手段によりラスタライズ処理済みではないと判断されたフォームデータについて、前記ラスタライズ手段によりラスタライズ処理を実行する画像形成装置。
(13)前記画像データ判断手段によりフォームデータであると判断された画像データのうち、前記状態判断手段によりラスタライズ処理済みではないと判断されたフォームデータについて、ラスタライズ処理後に色変換処理を実行するように設定する設定手段をさらに有する上記(12)に記載の画像形成装置。
(14)前記色変換手段は、前記ラスタライズ処理されたフォームデータについて、画素毎に色変換処理を実行する上記(12)または(13)に記載の画像形成装置。
本発明によれば、バリアブルプリントの都度フォームデータをラスタライズ処理する手間を省き、バリアブルプリントによる画像処理を高速化できる。
本発明にかかる画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示したPCの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFPの構成を示す概略正面図である。 図3に示したMFPの構成を示すブロック図である。 PDLデータの例を示す図である。 PDLデータ内に記述される画像データを含む画像ファイルの例を示す図である。 本実施形態に係るバリアブルプリントの処理の手順を示すフローチャートである。 PDLデータが解析された結果を示す解析テーブルの例を示す図である。 本実施形態に係るRIP処理の手順を示すフローチャートである。 レイアウト処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係る、保存されたRIP処理済のフォームデータについて色変換処理する手順を示すフローチャートである。 出力用紙上に画像形成処理された画像の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(画像形成システム)
図1は、本発明にかかる画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成システムは、ネットワーク端末としてのPC(Personal Computer)1と、MFP(Multi−Functional Peripheral)2とを備え、これらはネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク3は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLANや、LAN同士を専用線で接続したWAN等からなる。なお、ネットワーク3に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、PC1とMFP2とは、ネットワーク3を介することなく直接機器間で接続(ローカル接続)されていてもよい。
(PC)
図2は、図1に示したPC1の構成を示すブロック図である。本実施形態のPC1は、CPU11、メモリー12、HDD(Hard Disk Drive)13、ディスプレイ14、入力装置15および通信I/F(Interface)部16を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス17を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムに従って、上記各部の制御や各種の演算処理(たとえば、画像データ作成処理、印刷ジョブ生成、印刷設定等をページ記述言語に変換する処理等)を実行する。
メモリー12は、各種プログラムや各種データを保存するためのROM(Read Only Memory)、ワークエリアとして一時的にプログラムやデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)等から構成される。
HDD13は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを保存する。たとえば、HDD13には、バリアブルプリントの対象となる画像や文字のデータである画像データを作成、選択または再現するためのアプリケーションがインストールされている。また、HDD13には、ユーザーが後述のディスプレイ14で印刷設定できるように、プリンタードライバーがインストールされている。プリンタードライバーは、ユーザーによって設定された印刷設定を、MFP2が解釈可能なPJL(Printer Job Language)に変換する。また、プリンタードライバーは、画像形成対象となる所望の画像データに関する情報を、MFP2が解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータに変換する。ユーザーは、プリンタードライバーを介して、再利用する画像データであるフォームデータまたは出力毎に異なる画像データであるバリアブルデータを指定することができる。PDLデータの詳細については後述する。
ディスプレイ14は、LCD(Liquid Crystal Displya)やOLED(Organic Light−Emitting Diode)等であり、各種の情報の表示に使用される。入力装置15は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードを含み、ユーザーによる各種情報の入力に使用される。
通信I/F部16は、外部機器と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によるネットワークインターフェース、USB、IEEE1394等のシリアルインターフェース、SCSI、IEEE1284等のパラレルインターフェース、BLUETOOTH(登録商標)、IEEE802.11、HomeRF、IrDA等の無線通信インターフェース、電話回線に接続するための電話回線インターフェース等を利用することができる。
(MFP)
次に、本実施形態に係るMFPの構成について説明する。図3は本実施形態に係るMFPの構成を示す概略正面図、図4は図3に示したMFPの構成を示すブロック図である。
図3および図4に示すように、MFP2は、制御部20、ADF(Auto Documennt Feeder)21、画像読取部22、操作部23、給紙部24、画像形成部25、排紙部26を備えている。これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。
制御部20は、MFP2の各構成要素を制御する。制御部20は、図4に示すように、CPU201、メモリー202、HDD203、通信I/F部204、RIP(Raster Image Processing)制御部205、レイアウト処理部206およびCMM(Color Management Module)207を備えている。これらは信号をやり取りするためのバス(たとえば、PCI Expres(登録商標))を介して相互に接続されている。なお、制御部20のこれらの構成要素のうち、PC1と同様の構成要素については、重複を避けるためその説明を省略する。
CPU201は、プログラムに従って、MFP2の各構成要素の制御や各種の演算処理(たとえば、印刷ジョブ受信、PJLおよびPDLデータ解析、画像形成処理等)を実行する。また、本実施形態では、CPU201は、画像データ判断手段および状態判断手段としての機能を有する。
HDD203は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを保存する。また、HDD203には、PJLで記述された印刷ジョブや、印刷ジョブに含まれるPDLデータを解析するためのプログラムが保存されている。また、HDD203には、出力用紙の紙種に応じた色変換処理を実行するために、複数のカラープロファイルが保存されている。カラープロファイルは、LUT(Look Up Table)に構成されており、たとえばICCプロファイル等が知られている。
RIP制御部205は、画像データのうちRIP処理(ラスタライズ処理)すべき画像オブジェクトに応じて、RIP処理前に色変換処理を実行するか、RIP処理後に色変換処理を実行するかを設定して、RIP処理を実行する。具体的には、ラスタライズ手段としてのRIP制御部205は、バリアブルプリント対象の画像オブジェクトについて、フラグをオンにしたりまたはオフにしたりする。たとえば、フラグをオンにして、RIP処理前(以下、InRIPという)に色変換処理を実行する。一方、フラグをオフにして、RIP処理後(以下、PostRIPという)に色変換処理を実行する。なお、当該フラグは、画像データのデータ構造(不図示)内に記述されうる。
レイアウト処理部206は、RIP処理済みの画像データ(以下、ラスターデータという)を出力ページにレイアウトする。また、レイアウト処理部206は、画像形成処理対象としてフォームデータが含まれている場合、フォームデータの読出しを実行する。また、レイアウト処理部206は、印刷ジョブ内にプロファイルが切り替わる設定がある(複数種の出力用紙が指定されている)場合、RIP処理されたフォームデータに対して、色変換処理を実行させる。ここで、後述するように、印刷ジョブ内に画像形成処理対象としてフォームデータが含まれているか否かは、PDLデータを解析することによって判断できる。また、印刷ジョブにおいてプロファイルが切り替わるか否かは、PJLのコマンドから判断できる。
CMM207は、プロファイルに応じて色変換処理を実行する。色変換手段としてのCMM207は、上述のRIP制御部205のフラグ設定に従って、RIP処理前または後に、画像データについて色変換処理を実行する。RIP処理および色変換処理の詳細については後述する。
ADF21は、画像形成対象となる画像を含む原稿を自動搬送する。具体的には、ADF21は、セットされた単数または複数枚の原稿を1枚ずつ、後述の画像読取部22の所定の読み取り位置まで順次搬送し、そして画像読み取り後の原稿を順次排出する。
画像読取部22は、原稿から画像を読み取り、対応する画像データを生成する。具体的には、画像読取部22は、所定の読み取り位置にセットされた原稿またはADF21により読取り位置に搬送された原稿に、蛍光ランプ等の光源により光を当てる。その反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサー等の撮像装置により光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。
操作部23は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備えており、各種情報の表示およびユーザーによる各種設定の入力に使用される。
給紙部24は、印刷に使用される記録媒体としての出力用紙を収容し、収容された出力用紙を1枚ずつ画像形成部25に送り出す。給紙部24は複数部からなり、印刷用途別に用紙サイズ、色、種類を選択できるように構成されうる。紙種としては、たとえば普通紙、上質紙、コート紙等がある。
画像形成部25は、帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を含む電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、画像データに基づく画像を出力用紙上に形成する。
排紙部26は、画像形成部25から搬送される、画像形成された出力用紙をMFP2から排出する。なお、MFP2は、排紙部26に連結して、ステープル処理や製本処理等を実行する後処理装置(不図示)を備えてもよい。
(PDLデータ)
次に、本実施形態に係る印刷ジョブに含まれるPDLデータについて説明する。
図5はPDLデータの例を示す図、図6はPDLデータ内に記述される画像データを含む画像ファイルの例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係るPDLデータ50は、PPML(Personalized Print Markup Language)形式で記述され、画像形成対象である画像オブジェクトやそれを含む画像ファイルを指定したり、画像オブジェクトをページ上に画像形成するためのレイアウトを指定したりできる。画像ファイルは、図6に示すように、PDF(Portable Document Format)形式により記述でき、そのファイル名は「object.pdf」である。なお、PDLデータ50と画像ファイル60とは、共にZIP圧縮されて送受信されうる。また、本実施形態では、通常の画像形成処理の場合と同様に、RIP処理前における色変換処理の対象となる画像オブジェクトは、ベクトル形式の画像データであるものとする。
図5中、下線部1の「object.pdf」によって、画像ファイル60が指定される。下線部2の「Index=“1”」によって、画像ファイル60内の第1ページ61が指定される。下線部3の「square」によって、画像ファイル60の第1ページ61に含まれる画像オブジェクト名が指定される。また、下線部4の「RESUSABLE OBJECT」のタグによって、画像オブジェクトは「再利用」可能な画像データであると認識され、フォームデータであると指定される。「RESUSABLE OBJECT」のタグがない場合、すなわちフォームデータではない場合、画像オブジェクトはバリアブルデータであると認識される。
下線部5および下線部6の座標指定によって、指定の画像オブジェクトを矩形状に切り抜く(クリッピングする)ための、画像ファイル60内のページにおける、図中左下の点および右上の点のxy座標を順に指定している。具体的には、左下の点の座標は、下線部4の数値に下線部5の数値をxとyについて別々に加算して、(x,y)=(50.0+125.0,550.0+(−25.0))=(175.0,525.0)となる。一方、右上の点の座標は、同様にxとyについて別々に加算して、(x,y)=(300.0+125.0,800.0+(−25.0))=(425.0,775.0)となる。なお、座標を表す数値は、ページ内の画素の位置または距離に基づく数値である。
なお、本実施形態では、図6の第1ページ61内の画像オブジェクト「square」については、HDD203等に保存された、RIP処理済みの画像オブジェクトであるものとする。ここで、画像オブジェクト「square」はラスターデータであるが、図6では、元となる画像ファイルである「object.pdf」の一部として示している。また、第2ページ62内の画像オブジェクトは、後述するようにフォームデータ「circle」であり、図5に図示しないが、上述の画像オブジェクト「square」と同様にPDLデータによって記述されうる。
PDLデータ50の部分51に示すように、下線部1の「object.pdf」によって、画像ファイル60が指定される。下線部7の「Index=“3”」によって、画像ファイル60の第3ページ63に含まれる画像オブジェクト(テキストオブジェクト)が指定されている。この画像オブジェクトは、PDLデータ中に「RESUSABLE OBJECT」の指定がないので、バリアブルデータである(「variable1」)。
同様に、PDLデータ50の部分52には、下線部8の「Index=“4”」によって、画像ファイル60内の第4ページ64に含まれる画像オブジェクトが、バリアブルデータとして指定されている(「variable2」)。第5ページ65および第6ページ66に含まれる画像データは、図5に図示しないが、同様にバリアブルデータとして記述される。
(バリアブルプリント処理)
次に、本実施形態に係るバリアブルプリントの処理の手順について説明する。
図7は本実施形態に係るバリアブルプリントの処理の手順を示すフローチャート、図8はPDLデータが解析された結果を示す解析テーブルの例を示す図、図9は本実施形態に係るRIP処理の手順を示すフローチャートである。なお、図7等のフローチャートに示されるアルゴリズムは、制御プログラムとしてメモリー202またはHDD203に保存されており、CPU201によって実行される。
<印刷ジョブ受信>
図7に示すように、まず、印刷ジョブが受信される(ステップS1)。このステップでは、MFP2は、ネットワーク3を介して、PC1等のクライアントコンピューターからバリアブルプリントの印刷ジョブを受付ける。印刷ジョブは、PJLとPDLデータとを含む。
ここで、PJLは、プリンタードライバーを介してユーザーによって設定された印刷設定を記述する。たとえば、ユーザーは、画像形成するための出力用紙の種類について、印刷ジョブ毎またはページ毎に異なる出力用紙を設定することができる。具体的には、印刷ジョブ毎に普通紙が設定される場合、PJLのコマンドは、「PJL SET JobPaper Type=“Normal”」と記述される。また、出力用紙2ページ目にコート紙が設定される場合、PJLのコマンドは、「PJL SET PerPage=“2,COAT”」と記述される。このように、複数の紙種が指定される場合には、画像形成時に紙種に応じてプロファイルが切り替えられて、色変換処理が実行される。
<印刷ジョブ解析>
続いて、印刷ジョブが解析される(ステップS2)。このステップでは、MFP2は、ステップS1で受信した印刷ジョブを解析する。具体的には、上述のPJLが読み込まれて、出力用紙の種類等が特定される。また、印刷ジョブ内のPDLデータを読み込んで解析する。
本実施形態では、MFP2は受信したPDLデータを解析して、図8に示すような解析テーブル80を生成する。図8に示すように、「出力ページ番号」列81には、画像形成する際の出力用紙のページ番号が記述される。「レイアウト処理」列82には、出力ページについて、レイアウト処理済みか否かが記述される。「RIP処理」列83には、画像形成対象となる画像オブジェクトがRIP処理済みか否かが記述される。
「画像オブジェクト名」列84には、画像オブジェクト名が記述される。「画像オブジェクト種類」列85には、画像オブジェクトの種類が記述される。本実施形態では、画像オブジェクトがフォームデータである場合は“再利用”と記述され、バリアブルデータである場合は“バリアブル”と記述される。「PDFのページ番号」に関する列86には、元となる画像オブジェクトを含む画像ファイル60内のページ番号が記述される。座標に関する列87には、画像ファイル60内のページからクリッピングされた画像オブジェクトが、出力ページ上に画像形成される際の、左下の点および右上の点の座標が記述される。なお、生成された解析テーブル80は、メモリー202等に保存され、後述のバリアブルプリントにおけるRIP処理やレイアウト処理時等において参照される。
<RIP処理>
図7に戻って、ステップS2に続いて、RIP処理が実行される(ステップS3)。このステップでは、MFP2は、ステップS1で受信した印刷ジョブにおいて指定された画像データについて、RIP処理を実行する。以下、図9を参照して、本実施形態に係るRIP処理の詳細について説明する。
図9に示すように、まず、プロファイルが切り替わる印刷ジョブであるか否かが判断される(ステップS11)。このステップでは、MFP2は、印刷ジョブ内のPJLコマンドに基づいて、異なる複数種の出力用紙に画像形成するために、印刷ジョブ内にプロファイルが切り替わる設定がされているか否かを判断する。プロファイルが切り替わらないと判断される場合(ステップS11:NO)、後述のステップS16に処理が進む。
一方、プロファイルが切り替わる印刷ジョブであると判断される場合(ステップS11:YES)、RIP処理対象は、フォームであるか否かが判断される(ステップS12)。このステップでは、ステップS1で受信した印刷ジョブ内で指定された画像形成対象となる画像オブジェクトについて、MFP2はPDLデータの解析結果に基づいて、フォームデータまたはバリアブルデータであるかを判断する。フォームデータであるかバリアブルデータであるかは、図8の解析テーブル80の「画像オブジェクト種類」列85を参照することによって判断できる。画像オブジェクトがバリアブルデータである場合(ステップS12:NO)、後述のステップS16に処理が進む。
一方、画像オブジェクトがフォームである場合(ステップS12:YES)、RIP処理済みのフォームであるか否かが判断される(ステップS13)。このステップでは、図8で示した解析デーブルの「RIP処理」列83の記述に基づいて、MFP2は、画像オブジェクトが既にRIP処理されて保存されたフォームであるか否かを判断する。本実施形態では、フォームデータについてはRIP処理してビットマップ形式で保存するので、RIP処理されたフォームデータについては、「RIP処理」列83の値が“済”となり、RIP処理済みであるかが判断できる。図8に示す例では、「square」オブジェクトは、RIP処理されて保存されているので(ステップS13:YES)、RIP処理を実行することなく後述のステップS17に処理が進む。なお、本実施形態では、保存されたフォームは、後述するように、RIP制御部205によってInRIPオフに設定され、RIP処理後に色変換処理を実行するPostRIPに設定される。
一方、画像オブジェクトがRIP処理済みのフォームではない場合(ステップS13:NO)、PostRIPでRIP処理が実行される(ステップS14)。本実施形態では、保存されていない、RIP処理されていないフォームについては、色変換処理する前にRIP処理を実行する。すなわち、MFP2は、RIP制御部205によって、RIP処理する前に色変換処理するInRIPについてのフラグをオフに設定した上で、フォームデータについてRIP処理を実行する。
続いて、RIP処理されたフォームが保存される(ステップS15)。色変換処理されずにRIP処理されたビットマップ形式のフォームデータは、たとえばHDD203に保存される。
一方、RIP処理対象がフォームではない(ステップS11:NO)、またはプロファイルが切り替わらない印刷ジョブである場合(ステップS12:NO)、InRIPでRIP処理が実行される(ステップS16)。このステップでは、画像形成対象としてフォームが含まれていてもプロファイルが切り替わらない印刷ジョブである場合、または画像形成対象がバリアブルデータである場合、画像オブジェクトについて色変換処理を実行してからRIP処理を実行する。すなわち、MFP2は、対象画像オブジェクトについて、RIP処理する前に色変換処理するInRIPについてのフラグをオンに設定した上で、CMM207によって色変換処理を実行してから、RIP制御部205によってRIP処理を実行する。このように、本実施形態では、「InRIPでRIP処理」するとは、色変換処理してからRIP処理することを示す。
なお、プロファイルが切り替わる印刷ジョブであり、かつ、RIP対象がフォームではない場合(ステップS12:NO)、ステップS16では、対象画像オブジェクトについて、紙種に対応したプロファイル毎に色変換処理が実行されて、RIP処理が実行される。したがって、この場合、通常のRIP処理同様、1つのバリアブルデータについて、出力用紙の紙種に応じた複数のラスターデータが生成される。RIP処理された画像オブジェクトは、たとえばメモリー202に保存され、後述の画像形成時等に適宜読み出される。また、ステップS14およびS16におけるRIP処理後、解析テーブル80の「RIP処理」列83の値が“済”に更新され、同時にこの値は画像データの一部として保存されうる。
続いて、印刷ジョブ内で指定された全ての画像オブジェクトについてRIP処理が完了したか否かが判断される(ステップS17)。全ての画像オブジェクトについてRIP処理が完了していないと判断される場合(ステップS17:NO)、ステップS11〜S17の処理が繰り返される。
一方、全ての画像オブジェクトについてRIP処理が完了したと判断される場合(ステップS17:YES)、レイアウト処理部206にRIP処理完了が通知される(ステップS18)。その後、ステップS3のRIP処理は終了する。
<レイアウト処理>
図7に戻って、ステップS3のRIP処理後、レイアウト処理が実行される(ステップS4)。以下、図10を参照して、レイアウト処理の詳細について説明する。なお、レイアウト処理は、CPU201の指示に基づいて、レイアウト処理部206によって実行され、色変換処理は、CMM207により実行される。
図10はレイアウト処理の手順を示すフローチャート、図11は本実施形態に係る、保存されたRIP処理済のフォームデータについて色変換処理する手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、RIP処理完了通知が受信されたか否かが判断される(ステップS21)。このステップでは、レイアウト処理部206は、ステップS18で発信されたRIP処理完了通知が受信されたか否かを判断する。RIP処理完了通知が受信されない場合(ステップS21:NO)、RIP処理完了通知が受信されるまで待機する。
一方、RIP処理完了通知が受信されたと判断される場合(ステップS21:YES)、ラスターデータが読み出される(ステップS22)。このステップでは、図9のステップS14またはS16でRIP処理されたラスターデータが、メモリー202またはHDD203から読み出される。
続いて、InRIPの設定がオフであるか否かが判断される(ステップS23)。このステップでは、ステップS22で読み出されたラスターデータについて、レイアウト処理部206は、RIP処理後に色変換処理を実行する設定(InRIPの設定オフ)となっているか否かを判断する。本実施形態では、ステップS14について述べたように、保存されるフォームデータについては、InRIPの設定をオフ(PostRIP)に設定した上で、色変換処理を実行することなくRIP処理を実行する。InRIPの設定がオンである場合(ステップS23:NO)、後述のステップS25に処理が進む。
一方、InRIPの設定がオフである場合(ステップS23:YES)、PostRIPで色変換処理が実行される(ステップS24)。このステップでは、レイアウト処理部206は、前ステップでInRIPの設定を確認することにより、読み出したラスターデータは色変換処理が実行されていないことを確認したので、当該ラスターデータについて色変換処理を実行する。RIP処理後の色変換処理(PostRIPでの色変換処理)の手順については後述する。なお、このステップでは、プロファイルが切り替わる印刷ジョブについては、出力用紙の紙種に応じたプロファイル毎に、色変換処理が実行される。
続いて、レイアウト処理が実行される(ステップS25)。このステップでは、上述の解析テーブル80の座標に関する列87に基づいて、レイアウト処理部206は、メモリー202等にラスターデータをレイアウトする。
続いて、レイアウトが完了したか否かが判断される(ステップS26)。このステップでは、全ての画像オブジェクトのラスターデータについてレイアウト処理が完了したか否かが判断される。全ての画像オブジェクトについてレイアウト処理が完了していないと判断される場合(ステップS26:NO)、ステップS22〜S26の処理が繰り返される。
一方、全ての画像オブジェクトについてレイアウト処理が完了したと判断される場合(ステップS26:YES)、レイアウト処理は終了し、解析テーブル80の「レイアウト処理」列82の値が“済”に更新される。
<RIP処理後の色変換処理>
以下、図11を参照して、上述のステップS24における、色変換処理されていないフォームのラスターデータに対する色変換処理の手順について説明する。
図11に示すように、まず、色変換処理対象が最初の画素に移動される(ステップS31)。このステップでは、ラスターデータの画素毎に順次色変換処理を実行するために、CMM207は、最初の画素に処理対象を移動する。
続いて、対象画素について色変換処理を実行する(ステップS32)。このステップでは、CMM207は、出力用紙に応じたプロファイルを適宜使用して、色変換処理を実行する。
続いて、全ての画素について色変換処理を実行したか否かが判断される(ステップS33)。全ての画素について色変換処理が実行されていないと判断される場合(ステップS33:NO)、次の画素に移動する(ステップS34)。そして、ステップS32〜S34が繰り返される。
一方、全ての画素について色変換処理が実行されたと判断される場合(ステップS33:YES)、フォームデータについて色変換処理を実行する処理は終了する。
<画像形成処理>
図7に戻って、ステップS4後のレイアウト処理後、画像形成処理が実行される(ステップS5)。このステップでは、MFP2は、出力用紙に応じて色変換処理およびレイアウト処理されたラスターデータについて、画像形成部25によって出力用紙上に画像形成する。出力用紙の紙種が変わる場合、紙種に対応して色変換処理されたラスターデータが、対応する出力用紙上に画像形成される。出力用紙上に画像形成処理された画像の例は、図12に示す通りである。図12に示すように、フォームデータ(図形部分に相当)とバリアブルデータ(テキスト部分に相当)とが合成されて画像形成される。
以上のように、本実施形態によれば、フォームデータはRIP処理後ラスターデータの状態で保存され、画像形成時に読み出して色変換処理できる。したがって、フォームデータがRIP処理されているか否かを判断することによって、バリアブルプリントの都度フォームデータについてPDLデータを解析処理したり、画像データをRIP処理したりする手間を省くことができる。したがって、バリアブルプリントの処理を高速化することができる。また、本実施形態によれば、画像オブジェクトについて、色変換処理する前にRIP処理を実行するか否かの設定(InRIPの設定)により、RIP処理前に色変換処理するかRIP処理後にラスターデータを色変換処理するかを判断することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記実施形態では、ステップS2で受信された印刷ジョブの解析処理を実行したが、RIP制御部205およびレイアウト処理部206によって、画像オブジェクト毎に解析処理を実行させてもよい。
また、PDLデータから解析される画像データに関する情報は、図8に示した事項に限定されない。テキストのフォントに関する設定等、種々の設定がPDLデータに含まれうる。
本実施形態にかかる画像形成システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、メモリスティックおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、HDD等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成システムの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 PC、
11 CPU、
12,202 メモリー、
13,203 HDD、
14 ディスプレイ、
15 入力装置、
16,204 通信I/F部、
2 MFP、
201 CPU(画像データ判断手段、状態判断手段)
20 制御部、
205 RIP制御部(ラスタライズ手段)、
206 レイアウト処理部、
207 CMM(色変換手段)、
21 ADF、
22 画像読取装置、
23 操作部、
24 給紙部、
25 画像形成部(画像形成手段)、
26 排紙部、
3 ネットワーク、
50 PDLデータ、
60 画像ファイル、
80 解析テーブル。

Claims (14)

  1. 画像データにラスタライズ処理を実行する前または後に、少なくとも1つのカラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行可能であり、前記画像データのうち、出力毎に可変なバリアブルデータと、異なる出力において再利用可能なフォームデータとを合成して画像形成するバリアブルプリントにおける画像処理方法であって、
    前記バリアブルプリントの設定を含む印刷ジョブ内の画像データが、前記バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかであるかを判断するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)で前記バリアブルデータと判断された画像データに、色変換処理後にラスタライズ処理を実行するステップ(b)と、
    前記ステップ(a)で前記フォームデータと判断された画像データが、ラスタライズ処理済みのフォームデータであるか否かを判断するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記フォームデータにラスタライズ処理を実行するステップ(d)と、
    を有する画像処理方法。
  2. 前記ステップ(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記ステップ(d)の前に、当該フォームデータについて、ラスタライズ処理後に色変換処理を実行するように設定するステップ(e)をさらに有する請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記ステップ(e)における設定に基づいて、読み出された前記ラスタライズ処理済みのフォームデータに、前記カラープロファイルを用いて色変換処理を実行するステップ(f)をさらに有する請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記ステップ(b)の前に、前記印刷ジョブにおいて、出力用紙の紙種が複数指定されているか否かを判断するステップ(g)をさらに有し、
    前記ステップ(g)の判断に基づいて、前記画像データに、前記ステップ(b)の色変換処理およびラスタライズ処理を実行する請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  5. 前記ステップ(f)における色変換処理は、前記フォームデータを構成する画素毎に実行される請求項3または4に記載の画像処理方法。
  6. 画像データにラスタライズ処理を実行する前または後に、少なくとも1つのカラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行可能であり、前記画像データのうち、出力毎に可変なバリアブルデータと、異なる出力において再利用可能なフォームデータとを合成して画像形成するバリアブルプリントにおける画像処理をコンピューターに実行させるための画像処理プログラムであって、
    前記バリアブルプリントの設定を含む印刷ジョブ内の画像データが、前記バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかであるかを判断する手順(a)と、
    前記手順(a)で前記バリアブルデータと判断された画像データに、色変換処理後にラスタライズ処理を実行する手順(b)と、
    前記手順(a)で前記フォームデータと判断された画像データが、ラスタライズ処理済みのフォームデータであるか否かを判断する手順(c)と、
    前記手順(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記フォームデータにラスタライズ処理を実行する手順(d)と、
    をコンピューターに実行させるための画像処理プログラム。
  7. 前記手順(c)で前記画像データがラスタライズ処理済みのフォームデータではないと判断される場合、前記手順(d)の前に、当該フォームデータについて、ラスタライズ処理後に色変換処理を実行するように設定する手順(e)をさらに有する請求項6に記載の画像処理プログラム。
  8. 前記手順(e)における設定に基づいて、読み出された前記ラスタライズ処理済みのフォームデータに、前記カラープロファイルを用いて色変換処理を実行する手順(f)をさらに有する請求項7に記載の画像処理プログラム。
  9. 前記手順(b)の前に、前記印刷ジョブにおいて、出力用紙の紙種が複数指定されているか否かを判断する手順(g)をさらに有し、
    前記手順(g)の判断に基づいて、前記画像データに、前記手順(b)の色変換処理およびラスタライズ処理を実行する請求項6〜8のいずれか一項に記載の画像処理プログラム。
  10. 前記手順(f)における色変換処理は、前記フォームデータを構成する画素毎に実行される請求項8または9に記載の画像処理プログラム。
  11. 請求項6〜10のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
  12. バリアブルプリントの設定を含む印刷ジョブ内の画像データにラスタライズ処理を実行するラスタライズ手段と、
    前記画像データがラスタライズ処理される前または後に、少なくとも1つのカラープロファイルに従って当該画像データに色変換処理を実行する色変換手段と、
    前記画像データのうち、出力毎に可変なバリアブルデータと、異なる出力において再利用可能なフォームデータとを合成して画像形成する画像形成手段と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記画像データが、バリアブルデータまたはフォームデータのいずれかであるかを判断する画像データ判断手段と、
    前記画像データが、ラスタライズ処理済みのフォームデータであるか否かを判断する状態判断手段と、
    を有し、
    前記画像データ判断手段によりフォームデータであると判断された画像データのうち、前記状態判断手段によりラスタライズ処理済みではないと判断されたフォームデータについて、前記ラスタライズ手段によりラスタライズ処理を実行する画像形成装置。
  13. 前記画像データ判断手段によりフォームデータであると判断された画像データのうち、前記状態判断手段によりラスタライズ処理済みではないと判断されたフォームデータについて、ラスタライズ処理後に色変換処理を実行するように設定する設定手段をさらに有する請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記色変換手段は、前記ラスタライズ処理されたフォームデータについて、画素毎に色変換処理を実行する請求項12または13に記載の画像形成装置。
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