JP7282530B2 - 画像形成装置、その制御方法、およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置は、印刷データを受信すると、両面印刷、集約レイアウト(Nup)、出力用紙サイズ、解像度などの印刷設定にしたがって、印刷データに含まれる描画オブジェクトをデバイス座標にプロットするレンダリング処理を実行する。そして、画像形成装置は、レンダリング処理により生成される画像を用紙などへ印刷する。
特開2009-200837号公報
ところで、印刷に用いる印刷データには、たとえばPostScript形式の印刷データ、PDF形式の印刷データがある。また、これらの印刷データでは、線幅調整処理(自動ストローク調整処理)を設定することが可能である。このように印刷データにおいて線幅調整処理が設定されている場合、画像形成装置は、レンダリング処理などにおいて線幅調整処理を実行する。画像形成装置は、線幅調整処理として、印刷データに基づくレンダリング処理により塗り潰すように決定されたピクセルに対して細線を均一化する処理を実行する。これにより、用紙などへ印刷される画像の画質は、ユーザの意図にしたがって、改善され得る。たとえば、レンダリング処理での塗りピクセル判定では、1ピクセル幅の細線オブジェクトがデバイス座標に対して傾きを持った位置に配置されると、ピクセル境界を跨いで配置される判定部分では複数のピクセルが塗り対象となる。その結果、該判定部分とその上下の部分との間では、線幅が異なる。細線オブジェクトの線幅は、不均一になる。このため、特許文献1では、線幅調整処理の一例として、基準となる軸(水平軸)に対して傾きが45度又は135度である部分を所定の条件を満たす部分である場合、その端点の一方のみを所定の範囲内でずらす処理を行うことを開示する。その結果、該判定部分での線幅は、その上下の部分の線幅と均一になり得る。細線オブジェクトは、均一な線幅により印刷され得る。
しかしながら、画像形成装置が印刷のために取得する印刷データには、線幅調整処理が設定されていないもの、または設定ができないものがある。たとえば、PostScriptで記述されたPDFデータを画像形成装置へ送信したり、lprコマンドを使用してネットワーク経由で送信したりする場合、これらの印刷データは、編集アプリを介さずに画像形成装置により取得される。この他にもたとえば、PostScriptで記述されたPDFデータを格納したUSBメモリデバイスが画像形成装置に直接的に接続される場合、印刷データとしてのPDFデータには、線幅調整処理を指定するコマンドが指定されないことがある。この場合、画像形成装置は、印刷データの印刷の際に線幅調整処理をさせたいとユーザが意図していたとしても、その意図にしたがって印刷をすることができない。
このように画像形成装置では、印刷データ内に線幅調整処理の設定があるか否かを判定した判定結果と、線幅調整処理を実行するか否かの、ユーザの指示による設定に基づいて、印刷データに線幅調整処理を実行するか否かを制御することが求められている。
本発明に係る画像形成装置は、印刷データ内に線幅調整処理の設定があるか否かを判定する判定手段と、前記線幅調整処理を実行するか否かを、ユーザの指示に基づいて定する設定手段と、前記判定手段による判定の結果と、前記設定手による設定に基づいて、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行するか否かを制御する制御手段とを有することを特徴とする
本発明では、印刷データ内に線幅調整処理の設定があるか否かを判定した判定結果と、線幅調整処理を実行するか否かの、ユーザの指示による設定に基づいて、印刷データに線幅調整処理を実行するか否かを制御することが可能となる。
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置を含むシステムの一例の構成図である。 図1の画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2の画像形成装置に実現されるソフトウェアモジュールの説明図である。 図2の操作部に表示されるUI画面(自動ストローク調整設定画面)の一例の説明図である。 本発明の第一実施形態での、自動ストローク調整の設定処理のフローチャートである。 本発明の第一実施形態での、印刷データに基づく印刷処理のフローチャートである。 図6の座標演算処理のフローチャートである。 本発明の第二実施形態での、印刷データに基づく印刷処理のフローチャートである。 本発明の第三実施形態での、自動ストローク調整の設定処理のフローチャートである。 本発明の第三実施形態での、印刷データに基づく印刷処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置101を含む画像形成システム100の一例の模式的な構成図である。図1の画像形成システム100は、画像形成装置101、複数のクライアント端末102、およびこれらを接続するネットワーク103、を有する。クライアント端末102は、たとえば、ユーザが保有するパーソナルコンピュータ端末(PC)、携帯電話端末、多機能携帯電話端末、PDA端末、タブレット端末、である。ネットワーク103は、WANやLANで構成される無線または有線のデータ通信網である。画像形成装置101は、たとえば、スキャン、FAX、プリント(印刷)、コピーなどの様々な機能を有する複合機、プリント機能のみを有するプリンタ、である。クライアント端末102は、ネットワーク103を通じて画像形成装置101へ印刷データを送信する。画像形成装置101は、ネットワーク103から印刷データを受信し、またはスキャンにより原稿読み取った印刷データを生成する。画像形成装置101は、印刷データを取得すると、両面印刷、集約レイアウト(Nup)、出力用紙サイズ、解像度などの印刷設定にしたがって、印刷データに含まれる描画オブジェクトをデバイス座標にプロットするレンダリング処理を実行する。画像形成装置101は、レンダリング処理により生成される画像を用紙などへ印刷する。
ところで、印刷のために画像形成装置101が取得する印刷データには、たとえばPostScript形式の印刷データ、PDF形式の印刷データがある。データ取得手段としての画像形成装置101は、自動ストローク調整処理を指定可能な印刷データとして、PostScript形式の印刷データ、またはPDF形式の印刷データを取得できる。この場合、画像形成装置101は、レンダリング処理として描画オブジェクトの印刷座標をデバイス座標へプロットする場合、印刷データを構成するPDLの印刷仕様にしたがって、塗りピクセルを判断する。ここで、PDLとは、ページ記述言語(Page Description Language)を意味する。画像形成装置101は、PostScriptやPDFの言語仕様をPDL記述として採用する印刷データに基づいてデバイス座標へプロットする場合デバイスピクセルに少しでも触れたら、該ピクセルを塗る、という塗りピクセル判断を実行する。これにより、線は太めに表現されるので、用紙などへ印刷される画像の視認性は、向上し得る。しかしながら、この塗りピクセル判断にしたがうと、たとえば1ピクセル幅の細線オブジェクトがデバイス座標に対して傾きを持った位置に配置される場合には、ピクセル境界を跨いで配置された部分において複数のピクセルが塗り対象となる。1ピクセル幅の細線は、複数ピクセル幅で描画されることになる。その結果、細線オブジェクトは、デバイス座標の配列に沿って水平または垂直に描画される場合と比べて、太く且つ不均一な幅で描画されることになる。細線オブジェクトは、その配置角度により線幅が不均一になる。この対策として、画像形成装置101には、印刷データにおいて自動ストローク調整処理が設定されている場合、レンダリング処理において自動ストローク調整処理を実行するものがある。たとえば、PostScriptおよびPDFには、自動ストローク調整(StrokeAdjust)という印刷仕様が存在し、具体的にはたとえば下記のPDLコマンドによりその処理を指定することができる。PSコマンドでは、「自動ストローク調整有効 true setstrokeadjust」により、自動ストローク調整処理の実行を指定することができる。また、「自動ストローク調整無効 false setstrokeadjust」により、自動ストローク調整処理の無効を指定することができる。PDFコマンドでは、「自動ストローク調整有効 /SA true」により、自動ストローク調整処理の実行を指定することができる。また、「自動ストローク調整無効 /SA false」により、自動ストローク調整処理の無効を指定することができる。印刷データにおいて自動ストローク調整処理の実行が指定されると、画像形成装置101は、印刷データに基づくレンダリング処理により塗り潰すように決定されたピクセルに対して細線を均一化する処理を実行する。
しかしながら、画像形成装置101が印刷のために取得する印刷データには、自動ストローク調整処理が設定されていないもの、または設定ができないものがある。たとえば、PostScriptで記述されたPDFデータを画像形成装置101へ送信する場合、この印刷データは、編集アプリを介さずにクライアント端末102から画像形成装置101へ送信される。また、lprコマンドを使用してネットワーク103経由で送信したりする場合、この印刷データは、編集アプリを介さずにクライアント端末102から画像形成装置101へ送信される。この他にもたとえば、PostScriptで記述されたPDFデータを格納したUSBメモリデバイスが画像形成装置101に直接に接続される場合、印刷データとしてのPDFデータには、自動ストローク調整の指定コマンドが含まれないことがある。この場合、画像形成装置101は、印刷データの印刷の際に自動ストローク調整処理をさせたいとユーザが意図していたとしても、その意図にしたがって印刷をすることができない。このように画像形成装置101では、さらに改善することが求められている。たとえば、画像形成装置101には、細線データをデバイス座標へ変換する際、描画座標に関わらず均一な幅で描画することが求められている。
図2は、図1の画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2の画像形成装置101は、コントローラユニット200、操作部208、プリントエンジン209、を有する。コントローラユニット200は、中央演算装置201、主記憶装置202、補助記憶装置203、RIP204、ネットワークI/F205、操作I/F206、デバイスI/F207、およびこれらを接続するシステムバス212、を有する。ネットワークI/F205は、ネットワーク103に接続される。ネットワークI/F205は、画像形成装置101の外装置との間で、印刷データなどを送受する。デバイスI/F207は、画像形成装置101のデバイスであるプリントエンジン209に接続される。デバイスI/F207は、この他にもたとえば、スキャンエンジンが接続されてよい。プリントエンジン209は、電子写真方式またはインクジェット方式により、印刷データの画像を用紙などに印刷する。スキャンエンジンは、原稿の画像を読み取って印刷データを生成する。操作I/F206は、画像形成装置101のユーザインタフェースであり、液晶パネルといった表示デバイス、タッチパネルまたはハードキーといった入力デバイス、を有する。操作I/F206は、この他にも、スピーカ、マイク、を備えてよい。RIP204は、中間プリントデータをラスタイメージに展開する処理装置である。RIP204は、たとえば中央演算装置201により主記憶装置202に生成された中間プリントデータを高速かつ、中央演算装置201の実行と並列に、処理する。主記憶装置202は、たとえばRAMである。主記憶装置202は、中央演算装置201の主メモリ、ワークメモリとして機能する。補助記憶装置203は、たとえばハードディストライブである。補助記憶装置203は、プログラムおよびデータを記憶する。中央演算装置201は、たとえばCPUである。中央演算装置201は、補助記憶装置203に記憶されたプログラムを主記憶装置202に読み出して実行する。これにより、中央演算装置201には、画像形成装置101の全体の動作を制御する制御部が実現される。制御部は、システムバス212に接続されている各種のデバイスの動作を制御する。中央演算装置201は、処理において生成したデータを、補助記憶装置203に一時的にあるいは長期的に保持させてよい。
図3は、図2の画像形成装置101に実現されるソフトウェアモジュールの説明図である。図3の各ソフトウェアモジュールは、制御部の機能の一部として画像形成装置101に実現される。図3には、画像形成装置101に実現されるソフトウェアモジュールとして、送受信部301、インタプリタ302、レンダラ304、設定部305、主制御部303、が図示されている。主制御部303は、画像形成装置101に実現されるソフトウェアモジュールの動作を管理し、これらの間での印刷データなどの受け渡しを制御する。送受信部301は、ネットワークI/F205によるデータの送受信を制御する。送受信部301は、ネットワークI/F205から印刷データを取得し、主制御部303へ出力する。インタプリタ302は、主制御部303から印刷データを取得する。インタプリタ302は、取得した印刷データに含まれる描画指定情報を解釈する。レンダラ304は、RIP204を使用して印刷データのレンダリング処理(変換処理)を実行する。レンダラ304は、主制御部303から印刷データを取得すると、インタプリタ302が解釈した描画指定により、印刷データから印刷用のビットマップイメージを生成する。RIP204は、生成したビットマップイメージを、デバイスI/F207を通じてプリントエンジン209へ出力する。プリントエンジン209は、ビットマップイメージを、用紙へ印刷する。設定部305は、操作部208を制御する。設定部305は、操作部208にUI画面を表示させる。設定部305は、操作部208に対するユーザの操作に基づいて、たとえばレンダリング処理における自動ストローク調整処理の設定値を生成する。設定部305は、生成した設定値を、主制御部303へ出力する。主制御部303は、取得した設定値を用いて画像形成装置101の全体的な動作を制御する。主制御部303は、取得した設定値を、たとえば主記憶装置202または補助記憶装置203に記憶させてよい。
図4は、図2の操作部208に表示されるUI画面の一例の説明図である。図4のUI画面は、印刷データとは別に特定のページ記述言語による印刷設定をするために、操作部208に表示される。図4(A)のUI画面には、特定のページ記述言語により画像形成処理に設定可能な設定項目として、用紙サイズ、部数、カラー選択、中間調、RGBプロファイル、自動ストローク調整(StrokeAdjust)、が表示される。ユーザは、図4のUI画面の各設定項目に対応する変更ボタン401を操作することにより、操作した設定項目の設定値を変更することができる。たとえば、自動ストローク調整の設定項目についての変更ボタン401を操作すると、設定部305は、図4(B)の自動ストローク調整処理を設定するためのUI画面を、操作部208に表示する。ユーザは、図4(B)のUI画面において、自動ストローク調整処理の設定値を、モード1(有効)とモード2(有効)と無効との間で切り替えるように変更することができる。自動ストローク調整を適用すると、適用しない場合と比較して、描画結果の差異が目立つことがある。データに含まれる描画オブジェクトの内容によっては、この描画差異が目立ち、印刷結果が期待と異なるものになることがある。たとえば、CAD図形などの細線オブジェクトを多用し、かつ、精細な描画結果が求められる印刷データでは、自動ストローク調整を有効にして描画オブジェクトを忠実に再現するように描画することが望まれる。この場合、ユーザは、「モード1」ボタン501を選択するとよい。この他にもたとえば、グラフオブジェクトを多用するオフィス文章の印刷データでは、細線を均一としつつ、印刷濃度を濃くして見やすくするように描画することが望まれる。この場合、ユーザは、「モード2」ボタン502を選択するとよい。これらの自動ストローク調整処理が不要である場合、ユーザは、「OFF」ボタン503を選択するとよい。ユーザは、描画内容に応じた適切な自動ストローク調整を選択することができる。ユーザがOKボタン504を操作すると、設定部305は、その操作時点での自動ストローク調整処理の設定値を保持する。操作部208には、図4(A)のUI画面が表示される。ユーザが図4(A)のUI画面においてさらにOKボタン402を操作すると、設定部305は、その操作時点での自動ストローク調整処理の設定値を保持する。
図5は、本発明の第一実施形態での、自動ストローク調整の設定処理のフローチャートである。図4(A)のUI画面の変更ボタン401を画像形成装置101の使用者が操作すると、中央演算装置201は、図5の処理を実行する。ステップS1001において、中央演算装置201は、図4(B)の自動ストローク調整設定画面を表示する。ステップS1002において、中央演算装置201は、ユーザ操作により図4(B)の「モード1」ボタン501、「モード2」ボタン502、および「OFF」ボタン503のいずれかが選択されたことにより、設定が変更されたか否かを判断する。設定が変更されていない場合、中央演算装置201は、図5の処理を終了する。設定が変更されている場合、中央演算装置201は、ステップS1003へ処理を進める。ステップS1003において、中央演算装置201は、コントローラユニット200で保持している設定値データベースの自動ストローク調整用の設定値を、ステップS1002で検知した設定値で更新する。以上の処理により、画像形成装置101では、UI画面を用いた自動ストローク調整処理の設定値が変更される。
図6は、本発明の第一実施形態での、印刷データに基づく印刷処理のフローチャートである。中央演算装置201は、画像形成装置101のデータ取得手段としての送受信部301などが印刷データを取得すると、図6の処理を実行する。ステップS2001において、中央演算装置201は、設定取得手段として、図4(B)のUI画面で設定された設定値データベースへアクセスし、自動ストローク調整処理の設定値(以下、内部パラメータ値という。)を参照する。中央演算装置201は、操作部208の操作に基づいて印刷データとは別になされた自動ストローク調整処理の設定値を取得する。中央演算装置201は、画像形成装置101に設けられる操作部208から、印刷データとは別に設定される自動ストローク調整処理についての設定値を取得する。ステップS2002において、中央演算装置201は、ステップS2001で参照した自動ストローク調整の内部パラメータ値をレンダラ304へ通知して更新する。より具体的には、中央演算装置201は、ステップS2001で参照した自動ストローク調整の内部パラメータ値から、対応するPDLコマンドを内部的に生成し、レンダラ304へ送信する。たとえば自動ストローク調整の内部パラメータ値が有効(モード1またはモード2)である場合、中央演算装置201は、PSコマンドとして「true setstrokeadjust」を内部的に生成し、PDFコマンドとしてレンダラ304へ送信する。または、中央演算装置201は、PDFコマンドとして「/SA true」を内部的に生成し、PDFコマンドとしてレンダラ304へ送信する。自動ストローク調整の内部パラメータ値が無効(OFF)である場合、中央演算装置201は、PSコマンドとしての「false setstrokeadjust」を内部的に生成し、PDFコマンドとしてレンダラ304へ送信する。または、中央演算装置201は、PDFコマンドとして「/SA false」を内部的に生成し、PDFコマンドとしてレンダラ304へ送信する。
ステップS2003において、中央演算装置201は、インタプリタ302として、受信した印刷データの言語解釈処理を開始する。中央演算装置201は、ステップS2004およびステップS2005による言語解釈処理を、印刷データの終端まで繰り返す。ステップS2004において、中央演算装置201は、受信した印刷データに、自動ストローク調整処理を指定するPDLコマンドが含まれているか否かを判断する。自動ストローク調整処理の指定が印刷データに含まれている場合、中央演算装置201は、処理をステップS2005へ進める。含まれていない場合、中央演算装置201は、ステップS2005を飛ばして処理をステップS2004へ戻し、次のPDLコマンドの処理へ移行する。印刷データの終端までの言語解釈処理が終了すると、中央演算装置201は、処理をステップS2006へ進める。ステップS2005において、中央演算装置201は、レンダラ304へ、ステップS2004で検知したPDLコマンドの指定に記述されている自動ストローク調整処理の設定値を通知して更新する。中央演算装置201は、PDLコマンドの指定内容が有効(true)または無効(false)であるかにかかわらず、自動ストローク調整処理の設定値をレンダラ304へ通知する。中央演算装置201は、PDLコマンドの指定内容がUI画面の設定値と同じである場合でも、PDLコマンドの指定内容による自動ストローク調整処理の設定値をレンダラ304へ通知する。これにより、レンダラ304は、UI画面において自動ストローク調整処理の設定がなされている場合でも、それを印刷データに含まれる自動ストローク調整処理の指定で上書きする。レンダラ304は、UI画面における自動ストローク調整処理の設定に対して、印刷データに含まれる自動ストローク調整処理の指定を優先する。ステップS2006において、中央演算装置201は、レンダラ304として、座標演算処理を実施する。以上の処理により、画像形成装置101において、印刷データに基づく印刷処理が実行される。
図7は、図6の座標演算処理のフローチャートである。中央演算装置201は、図6のステップS2006において、レンダラ304として、図7の処理を実行する。ステップS3001において、中央演算装置201は、印刷データに含まれる描画オブジェクトのデバイス座標を印刷座標へ変換するために、デバイス座標から印刷座標を演算する。ステップS3002において、中央演算装置201は、自動ストローク調整処理の設定値が有効(true)であるか否かを判断する。有効(true)でない場合、中央演算装置201は、図7の処理を終了する。有効(true)である場合、中央演算装置201は、ステップS3003へ処理を進める。ステップS3003において、中央演算装置201は、ステップS3001において算出した描画オブジェクトの印刷座標にストローク調整を適用する。このストローク調整処理は、PostScriptリファレンスマニュアルに記載されている自動ストローク調整処理、またはPDFリファレンスマニュアルに記載されている自動ストローク調整処理と同様でよい。たとえば、実行手段としての中央演算装置201は、自動ストローク調整処理として、印刷データに基づくレンダリング処理により塗り潰すように決定されたピクセルに対して細線を均一化する処理を実行する。以上の処理により、印刷データに含まれる描画オブジェクトのデバイス座標は、印刷座標へ変換される。印刷座標による印刷用のビットマップイメージが生成される。中央演算装置201は、印刷データに基づく印刷のためのレンダリング処理において、自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行可能である。中央演算装置201は、実行手段として、印刷データにおいて自動ストローク調整処理の設定がなされていない場合でも、設定部305により取得された自動ストローク調整処理の設定値に基づいて、自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行する。中央演算装置201は、設定部305が自動ストローク調整処理を実行する設定値を取得している場合、印刷データにおいて自動ストローク調整処理の設定がなされていない場合でも、自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行する。中央演算装置201は、取得した印刷データに基づいて、PostScript形式の印刷データまたはPDF形式の印刷データといった印刷データの形式にかかわらず、自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行する。また、中央演算装置201は、印刷データにおいて自動ストローク調整処理が指定されている場合、設定部305が取得した自動ストローク調整処理より、印刷データで指定されている自動ストローク調整処理を優先的に実行する。
以上のように、本実施形態では、印刷データにおいて自動ストローク調整処理の設定がなされていない場合でも、設定部305が、印刷データとは別に特定のページ記述言語で記述された印刷データに対する線幅調整処理の設定を取得する。そして、本実施形態では、取得した自動ストローク調整処理の設定値に基づいて、自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行する。よって、本実施形態では、印刷データにおいて自動ストローク調整処理の設定がなされていない場合でも、印刷データの印刷において自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行し、自動ストローク調整がなされた良好な印刷結果を得ることができる。また、本実施形態では、印刷データにおいて自動ストローク調整処理の設定ができない場合でも、印刷データの印刷において自動ストローク調整処理を伴うレンダリング処理を実行し、自動ストローク調整がなされた良好な印刷結果を得ることができる。たとえば印刷データにおいてPDLコマンドによる指定がない場合でも、中央演算装置201は、UI画面での設定値が有効となり、自動ストローク調整処理を実行することができる。しかも、本実施形態では、印刷データのPDLコマンドと操作部208の設定とが競合する場合、PDLコマンドの指定を優先する。よって、印刷データの生成においてユーザが意図しないように自動ストローク調整処理が適用されてしまうことはない。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置101を説明する。以下の説明では、主に上述した第一実施形態との相違点について説明する。本実施形態では、印刷データに含まれる自動ストローク調整処理の指定より、設定部305のUI画面での設定を優先する。
図8は、本発明の第二実施形態での、印刷データに基づく印刷処理のフローチャートである。中央演算装置201は、画像形成装置101のデータ取得手段としての送受信部301などが印刷データを取得すると、図8の処理を実行する。なお、ステップS2101からS2104は、図6のステップS2001からステップS2004と同じであり、ステップS2106はステップS2006と同じであるため、これらの説明を省略する。ステップS2105において、中央演算装置201は、S2104で検知したPDLコマンドによる自動ストローク調整処理の指定を読み飛ばす。以上の処理により、画像形成装置101は、UI画面で設定された自動ストローク調整処理の設定値を内部パラメータとして保持し、印刷処理の先頭においてレンダラ304へ通知し、印刷データに基づく印刷処理を実行する。実行手段としての中央演算装置201は、印刷データにおいて自動ストローク調整処理が指定されている場合でも、設定部305が取得した自動ストローク調整処理の設定値により自動ストローク調整処理を実行する。
以上のように、本実施形態では、印刷データに含まれるPDLコマンドによる自動ストローク調整処理の指定と、設定部305のUI画面での設定とがともになされている場合、設定部305のUI画面での設定を優先する。これにより、本実施形態では、印刷時に自動ストローク調整の設定を、PDLコマンドによる指定有無に関わらず変更でき、期待通りの印刷結果を得ることが可能となる。自動ストローク調整は解像度が高いほど、印刷結果が精細になる。線は、細く、全体的に薄く印刷されるようになる。たとえばPDFデータの作成者は300dpiの出力を想定してPDLコマンドで自動ストローク調整を設定しているとする。この場合において、印刷者が1200dpiで出力しようとする場合、自動ストローク調整処理の指定により、印刷結果が期待していたものと異なるものになってしまう可能性がある。このような場合でも、本実施形態では、PDLコマンドによる指定を読み捨てて、操作部208のUI画面での設定を優先するので、期待通りの印刷結果を得ることが可能になる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置101を説明する。以下の説明では、主に上述した各実施形態との相違点について説明する。本実施形態では、印刷データに含まれる自動ストローク調整処理の指定と、設定部305のUI画面での設定との間での優先度を設定する。
図9は、本発明の第三実施形態での、自動ストローク調整の設定処理のフローチャートである。たとえば図4(A)のUI画面の変更ボタン401を画像形成装置101の使用者が操作すると、中央演算装置201は、図9の処理を実行する。なお、ステップS1101からS1103は、図5のステップS1001からステップS1003と同じであるため、これらの説明を省略する。ステップS1003の後、中央演算装置201は、処理をステップS1104へ進める。中央演算装置201は、ステップS1002において設定が変更されていないと判断した場合にも、処理をステップS1104へ進める。ステップS1104において、中央演算装置201は、ユーザ操作により「優先自動ストローク調整」の設定がされたか否かを判断する。「優先自動ストローク調整」の設定がされなかった場合、中央演算装置201は、図9の処理を終了する。「優先自動ストローク調整」の設定がされた場合、中央演算装置201は、処理をS1105へ進める。ステップS1105において、中央演算装置201は、コントローラユニット200で保持している設定値データベースの優先自動ストローク調整用の設定値を、S1104で検知した設定値にしたがって更新する。以上の処理により、画像形成装置101では、UI画面を用いて、自動ストローク調整処理で用いることができる二種類の設定値の間での優先度が変更される。
図10は、本発明の第三実施形態での、印刷データに基づく印刷処理のフローチャートである。中央演算装置201は、画像形成装置101のデータ取得手段としての送受信部301などが印刷データを取得すると、図8の処理を実行する。なお、ステップS2201からS2204は、図6のステップS2001からステップS2004と同じであり、ステップS2207はステップS2006と同じであるため、これらの説明を省略する。ステップS2205において、中央演算装置201は、UI画面の「優先自動ストローク調整」の設定が、印刷データでの指定を優先(PDLコマンド優先)するものとなっているか否かを判断する。印刷データでの指定を優先(PDLコマンド優先)する優先度の設定である場合、中央演算装置201は、ステップS2206へ処理を進める。ステップS2206において、中央演算装置201は、ステップS2204で検知した印刷データでの指定に記述されている自動ストローク調整の設定値をレンダラ304へ通知して更新する。中央演算装置201は、PDLコマンドの指定内容が有効(true)または無効(false)であるかにかかわらず、自動ストローク調整処理の設定値をレンダラ304へ通知する。中央演算装置201は、PDLコマンドの指定内容がUI画面の設定値と同じである場合でも、印刷データの指定内容による自動ストローク調整処理の設定値をレンダラ304へ通知する。これにより、レンダラ304は、UI画面において自動ストローク調整処理の設定がなされている場合でも、それを印刷データに含まれる自動ストローク調整処理の指定で上書きする。レンダラ304は、UI画面における自動ストローク調整処理の設定に対して、印刷データに含まれる自動ストローク調整処理の指定を優先する。
ステップS2205の判断において印刷データでの指定を優先(PDLコマンド優先)しない優先度の設定である場合、中央演算装置201は、ステップS2207へ処理を進める。ステップS2207において、中央演算装置201は、S2104で検知した印刷データによる自動ストローク調整の指定を読み飛ばす。画像形成装置101は、UI画面で設定された自動ストローク調整処理の設定値を内部パラメータとして保持し、印刷処理の先頭においてレンダラ304へ通知し、印刷データに基づく印刷処理を実行する。実行手段としての中央演算装置201は、印刷データにおいて自動ストローク調整処理が指定されている場合でも、設定部305が取得した自動ストローク調整処理の設定値により自動ストローク調整処理を実行する。
以上のように、本実施形態では、優先度取得手段としての中央演算装置201は、操作部208の操作に基づいて、印刷データにおいて指定される自動ストローク調整処理と、設定部305が取得する自動ストローク調整処理との間での優先度の設定を取得する。PDLコマンドによる自動ストローク調整の指定と、UI画面の設定による指定との間の優先度は、画像形成装置101のUI画面の設定により切り替えることができる。そして、実行手段としての中央演算装置201は、印刷データに指定される自動ストローク調整処理と設定部305が取得した自動ストローク調整処理とが競合する場合、優先度の設定にしたがって選択した自動ストローク調整処理を実行する。これにより、ユーザは、自動ストローク調整処理の適用を印刷の際に切り替えることができる。ユーザは、たとえばPDF形式の印刷データでのPDLコマンドによる自動ストローク調整処理の指定状況、画像形成装置101の構成、描画オブジェクトの内容に応じて、それぞれの状況に応じた自動ストローク調整処理の適用を切り替えることができる。ユーザは、印刷物の内容に応じた期待通りの印刷結果を得ることが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成システム
101 画像形成装置
201 中央演算装置
202 主記憶装置
203 補助記憶装置
204 RIP
208 操作部
301 送受信部
302 インタプリタ
304 レンダラ
305 設定部

Claims (17)

  1. 印刷データ内に線幅調整処理の設定があるか否かを判定する判定手段と、
    前記線幅調整処理を実行するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定する設定手段と、 前記判定手段による判定の結果と、前記設定手段による設定に基づいて、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行するか否かを制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定がないと前記判定手段によって判定された場合に、前記設定手段による設定に基づいて、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行するか否かを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定がないと前記判定手段によって判定され、前記線幅調整処理を実行しないよう前記設定手段によって設定されている場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行せず、
    前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定がないと前記判定手段によって判定され、前記線幅調整処理を実行するよう前記設定手段によって設定されている場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定があると前記判定手段によって判定され、前記印刷データ内の前記線幅調整処理の設定が前記線幅調整処理をしない設定である場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行せず、
    前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定があると前記判定手段によって判定され、前記印刷データ内の前記線幅調整処理の設定が前記線幅調整処理をする設定である場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定と、前記設定手段による設定のいずれを優先するかを指定する指定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定があると前記判定手段によって判定され、前記印刷データ内の前記線幅調整処理の設定を優先するよう前記指定手段によって指定され、前記印刷データ内の前記線幅調整処理の設定が前記線幅調整処理をしない設定である場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行せず、
    前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定があると前記判定手段によって判定され、前記印刷データ内の前記線幅調整処理の設定を優先するよう前記指定手段によって指定され、前記印刷データ内の前記線幅調整処理の設定が前記線幅調整処理をする設定である場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行し、
    前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定があると前記判定手段によって判定され、前記設定手段による設定を優先するよう前記指定手段によって指定され、前記線幅調整処理を実行しないよう前記設定手段によって設定されている場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行せず、
    前記印刷データ内に前記線幅調整処理の設定があると前記判定手段によって判定され、前記設定手段による設定を優先するよう前記指定手段によって指定され、前記線幅調整処理を実行するよう前記設定手段によって設定されている場合に、前記制御手段は、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷データは、PDF形式の印刷データであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記線幅調整処理として、前記印刷データに基づくレンダリング処理により塗り潰すように決定されたピクセルに対して細線を均一化する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記印刷データを受信する受信手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記線幅調整処理が実行された前記印刷データに基づく印刷処理を実行する印刷手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記線幅調整処理はStroke Adjustであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. PDFデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信したPDFデータにStroke Adjust機能を実行するか否かを、ユーザによる指示に基づいて設定する設定手段と、
    前記設定手段による設定に基づいて、前記受信手段によって受信したPDFデータにStroke Adjust機能を実行する実行手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記Stroke Adjust機能を実行した前記PDFデータに基づいて印刷処理を実行する印刷手段をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 印刷データ内に線幅調整処理の設定があるか否かを判定する判定工程と、
    前記線幅調整処理を実行するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定する設定工程と、 前記判定工程による判定の結果と、前記設定工程による設定に基づいて、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行するか否かを制御する制御工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    印刷データ内に線幅調整処理の設定があるか否かを判定する判定工程と、
    前記線幅調整処理を実行するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定する設定工程と、 前記判定工程による判定の結果と、前記設定工程による設定に基づいて、前記印刷データに前記線幅調整処理を実行するか否かを制御する制御工程とを有することを特徴とするプログラム。
  16. PDFデータを受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信したPDFデータにStroke Adjust機能を実行するか否かを、ユーザによる指示に基づいて設定する設定工程と、
    前記設定工程による設定に基づいて、前記受信工程によって受信したPDFデータにStroke Adjust機能を実行する実行工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  17. 画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    PDFデータを受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信したPDFデータにStroke Adjust機能を実行するか否かを、ユーザによる指示に基づいて設定する設定工程と、
    前記設定工程による設定に基づいて、前記受信工程によって受信したPDFデータにStroke Adjust機能を実行する実行工程とを有することを特徴とするプログラム。
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