JP2013185765A - イオンミスト加湿装置及びイオンミスト加湿システム - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の省スペース化を図りつつ、広い空間にわたってユーザが所望する室内環境にイオンミスト加湿装置及びイオンミスト加湿システムを提供すること。
【解決手段】陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生するミスト発生部40とを備え、ミスト発生部40から発生したミストを第1噴射口2まで送出するミスト用ダクト5の構成として、ダクト本体5Aにおいて側壁側邪魔板5Daを左右側壁面に複数組配置し、且つ中央側邪魔板5Dbをダクト内部の中央部分における正面と裏面との間に複数配置した。
【選択図】図1
【解決手段】陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生するミスト発生部40とを備え、ミスト発生部40から発生したミストを第1噴射口2まで送出するミスト用ダクト5の構成として、ダクト本体5Aにおいて側壁側邪魔板5Daを左右側壁面に複数組配置し、且つ中央側邪魔板5Dbをダクト内部の中央部分における正面と裏面との間に複数配置した。
【選択図】図1
Description
本発明は、室内を加湿する加湿機能に加え、空気中の悪臭やタバコの臭い・煙等の臭気物質を分解・除去するとともに、空気中の浮遊細菌や汚染源に付着した細菌等を削減させることのできるイオンミスト加湿装置及びイオンミスト加湿システムに関する。
近年、公共施設、オフィス等における禁煙が進み、屋内での喫煙は喫煙所以外では認めないビルが増える傾向にある。例えば、喫煙所内に設置される空気清浄装置は、通常、タバコの煙等の臭気物質、塵埃の他、菌、ウィルス、カビ等の汚染物質を吸着するフィルターを備え、汚染された室内の空気を装置内に取り込み、フィルターを通過させることで空気を浄化し、再度室外に放出するものである。
しかしながら、喫煙所で使用される空気清浄装置のフィルターは、汚れが著しいために再利用が困難であって、通常は廃棄されるので、環境保全の点で不利益が多くなるという問題があった。また、フィルターを用いる空気清浄装置は、定期的にフィルターを交換しなければならないが、公共の場所等の、大勢の利用者がいる場所で空気清浄装置を使用する場合には、短時間でフィルターの汚れや目詰まりが起きるので、フィルターの交換サイクルが短くなるだけでなく、メンテナンスが煩雑になるという問題もある。
さらに、このようなフィルターによる空気清浄装置は、空気中の臭気物質や細菌類等の汚染物質をフィルターに吸着させて除去するだけであり、汚染物質そのものを分解して無害なものに変換するという効果まで奏することはできない。
このような問題を解決する手段として、室内におけるタバコの煙等の臭気物質、浮遊細菌等を分解するとともに、空気中の塵埃を削減する空気清浄装置として、空気の吸い込み口と吹出し口の間に形成された空気流路に、オゾンを分解する触媒フィルターが設けられ、吸い込み口近辺に設けられた多孔チューブの内部にオゾンを供給するオゾン発生機構を有する空気清浄装置装置(下記特許文献1を参照)や、吸入した空気からプラズマ放電装置によって陽イオン及び陰イオンを発生させるとともに、必要に応じて加湿し、室内の臭気を除去する空気清浄機(下記特許文献2を参照)が提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示される装置では、装置内の限られた空間で空気の浄化を行う装置によって、室内の空気を十分に清浄にするためには、室内の空気を十分に対流させる必要がある上、オゾン発生機構の維持管理が煩雑であるという欠点があった。また、特許文献2に開示される装置では、イオンのみによって脱臭を行わせるため、その効果は十分ではなかった。
そこで、本願発明者等は、上記問題を課題としてさらに清浄効果を強力にするために鋭意検討した結果、オゾンの清浄作用を併用した場合には、著しく清浄効果が増大すること、また、先に発生させたオゾンとイオンを微細な水ミストを含有する空気と混合して室内に拡散させることによって、さらに良好な結果を得ることができることを知得し、ミスト、オゾン、陰イオン及び陽イオンを個別に発生させてそれぞれ別排出する空気清浄装置(下記特許文献3を参照)を開発した。
しかしながら、特許文献3の装置では、ミストの微細化を行うためにミスト用のダクトが装置内を蛇行した配管構造であるため装置が大型化してしまうという問題があり、限られたスペース内に複数台設置して駆動させるために装置の小型化が望まれていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、装置の省スペース化を図りつつ、広い空間にわたってユーザが所望する室内環境にイオンミスト加湿装置及びイオンミスト加湿システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載されたイオンミスト加湿装置は、陰イオンを発生する針状の陰イオン発生体を有する陰イオン発生部と、陽イオンを発生する針状の陽イオン発生体を有する陽イオン発生部と、オゾンを発生するオゾン発生部と、ミストを発生するミスト発生部とを備え、
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、前記板状部材の先端部をダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態の2枚の邪魔板を左右側壁内面に対して対称配置して構成される側壁側邪魔板を、前記左右側壁面に複数組配置し、且つ前記板状部材の先端部をダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態の2枚の邪魔板を左右対称に断面略V字形状を成すように配置して構成される中央側邪魔板を、ダクト内部の中央部分における正面と裏面との間に複数配置したことを特徴とする。
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、前記板状部材の先端部をダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態の2枚の邪魔板を左右側壁内面に対して対称配置して構成される側壁側邪魔板を、前記左右側壁面に複数組配置し、且つ前記板状部材の先端部をダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態の2枚の邪魔板を左右対称に断面略V字形状を成すように配置して構成される中央側邪魔板を、ダクト内部の中央部分における正面と裏面との間に複数配置したことを特徴とする。
請求項2記載のイオンミスト加湿装置は、陰イオンを発生する針状の陰イオン発生体を有する陰イオン発生部と、陽イオンを発生する針状の陽イオン発生体を有する陽イオン発生部と、オゾンを発生するオゾン発生部と、ミストを発生するミスト発生部とを備え、
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、ダクト内部の左右側壁面から交互に延設した複数の仕切板によって迷路状に蛇行した経路を形成し、さらに前記邪魔板の先端部が前記ミストの進行方向に向かって上昇傾斜した状態で各仕切板面上に所定間隔を有して前記邪魔板を複数配置したことを特徴とする。
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、ダクト内部の左右側壁面から交互に延設した複数の仕切板によって迷路状に蛇行した経路を形成し、さらに前記邪魔板の先端部が前記ミストの進行方向に向かって上昇傾斜した状態で各仕切板面上に所定間隔を有して前記邪魔板を複数配置したことを特徴とする。
請求項3記載のイオンミスト加湿装置は、陰イオンを発生する針状の陰イオン発生体を有する陰イオン発生部と、陽イオンを発生する針状の陽イオン発生体を有する陽イオン発生部と、オゾンを発生するオゾン発生部と、ミストを発生するミスト発生部とを備え、
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、ダクト内部の正面及び裏面から、前記板状部材の先端部が前記ミストの進行方向に向かって上昇傾斜するように交互に延設した複数の邪魔板によって迷路状に蛇行した経路が形成されたことを特徴とする。
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、ダクト内部の正面及び裏面から、前記板状部材の先端部が前記ミストの進行方向に向かって上昇傾斜するように交互に延設した複数の邪魔板によって迷路状に蛇行した経路が形成されたことを特徴とする。
請求項4記載のイオンミスト加湿装置は、請求項1記載のイオンミスト加湿装置において、前記中央側邪魔板における前記板状部材の各先端部と、対向する前記側壁側邪魔板の先端部とが装置正面からみて互い違いに配置されるように、前記中央側邪魔板と前記側壁側邪魔板とが配置されていることを特徴とする。
請求項5記載のイオンミスト加湿装置は、請求項1〜4の何れかに記載のイオンミスト加湿装置において、前記陰イオン発生体又は前記陽イオン発生体を板状部材とし、さらに該板状部材の表面に、発生したイオンを先端から放射する錐体状の突起部を複数設けた構成とすることを特徴とする。
請求項6記載のイオンミスト加湿装置は、請求項5記載のイオンミスト加湿装置において、前記陰イオン発生体を有する陰イオン発生部及び前記陽イオン発生体を備えた陽イオン発生部を、前記ミスト用ダクトの下流側内壁面に設けたことを特徴とする。
請求項7記載のイオンミスト加湿システムは、請求項1〜6の何れかに記載のイオンミスト加湿装置を室内に複数設置し、前記複数のイオンミスト加湿装置のうちの何れか1つを主装置として機能させるとともに、残りの装置を副装置として機能させるべく各装置間を通信可能にネットワークを構築し、
前記主装置となるイオンミスト加湿装置は、前記室内環境を改善するための駆動条件が設定されると、前記駆動条件を満たした前記室内環境となるように、各副装置を連動駆動して個々の駆動能力を調整制御するための駆動制御情報を出力することを特徴とする。
前記主装置となるイオンミスト加湿装置は、前記室内環境を改善するための駆動条件が設定されると、前記駆動条件を満たした前記室内環境となるように、各副装置を連動駆動して個々の駆動能力を調整制御するための駆動制御情報を出力することを特徴とする。
本発明のイオンミスト加湿装置によれば、発生したミストを微細化するためにミストミスト用ダクトの送出距離を稼ぐ必要がないため、装置の小型化が図れ、設置スペースを有効に利用することができるとともに、ミスト発生部から発生したミストを従来よりも微細化させることができるので、発生した陰イオン、陽イオン及びオゾンを効率よく室内空間に噴射することができる。
また、本発明のイオンミスト加湿装置を複数台設置して各装置間で通信可能なネットワークを構築したイオンミスト加湿システムとすることで、広域スペースであっても個々の装置能力が主装置からの駆動制御情報に従って調整制御することができるため、効率よく室内環境を改善することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者等によりなされる実施可能な他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれる。
[1.装置構成について]
まず、図1〜6を参照しながら、本発明に係るイオンミスト加湿装置の装置構成について説明する。
図1に示すように、本例のイオンミスト加湿装置1は、例えば住居、公共施設、商業施設等における室内環境の改善を目的として設置される装置であり、室内環境を改善するために、陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生させるミスト発生部40とを有する空気清浄機構50と、空気清浄機構50から発生する陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの室内におけるイオン濃度及び湿度を検出する状態検出センサ60と、を備えている。
まず、図1〜6を参照しながら、本発明に係るイオンミスト加湿装置の装置構成について説明する。
図1に示すように、本例のイオンミスト加湿装置1は、例えば住居、公共施設、商業施設等における室内環境の改善を目的として設置される装置であり、室内環境を改善するために、陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生させるミスト発生部40とを有する空気清浄機構50と、空気清浄機構50から発生する陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの室内におけるイオン濃度及び湿度を検出する状態検出センサ60と、を備えている。
<1−1.装置概要>
装置上部には、ミスト発生部40で発生したミストとオゾン発生部30で発生したオゾンとを室内空間に噴射する第1噴射口2が設けられており、第1噴射口2の一方の側端側(図中右側)には陰イオン発生部10で発生した陰イオンを噴射する第2噴射口3が設けられるとともに、第1噴射口2における他方の側端側(図中左側)には、陽イオン発生部20で発生した陽イオンを室内空間に噴射する第3噴射口4が設けられている。また、装置内部における中央部分には、装置下方にあるミスト発生部40で発生したミストを、より微細化させた後に第1噴射口2から噴射するためのミスト用ダクト5が設けられている。
装置上部には、ミスト発生部40で発生したミストとオゾン発生部30で発生したオゾンとを室内空間に噴射する第1噴射口2が設けられており、第1噴射口2の一方の側端側(図中右側)には陰イオン発生部10で発生した陰イオンを噴射する第2噴射口3が設けられるとともに、第1噴射口2における他方の側端側(図中左側)には、陽イオン発生部20で発生した陽イオンを室内空間に噴射する第3噴射口4が設けられている。また、装置内部における中央部分には、装置下方にあるミスト発生部40で発生したミストを、より微細化させた後に第1噴射口2から噴射するためのミスト用ダクト5が設けられている。
図2に示すように、ミスト発生部40に水を供給する水供給機構6としては、水を貯留する水タンク6aがミスト用ダクト5と隣接するように設けられており、給水ポンプ6bによって水タンク6aから水を供給するための水供給流路6cが、ミスト発生部40と水タンク6aとの間に配設されている。なお、水タンク6aには直接補充することができるようにしても良いが、タンク内の清掃や装置設置時の配管引き回し又は設置後の装置の移動等を考慮すると、給水時にタンク交換できるようにした構成の方が好適である。また、ミスト発生に使用する水は、通常の水道水でも問題ないが、逆浸透膜を通過させ、例えば細菌、塵等の不純物を除去することが好適であり、さらに塩基性水溶液に電子を供給する方法等によって負電化を帯びていることがより好適である。
図2又は図3に示すように、装置裏面における所定箇所には、オゾンを発生させるオゾン発生部30が設けられているとともに、オゾン発生部30で発生したオゾンを送出するためのオゾン用ダクト7が、オゾン発生部30から第1噴射口2に向かって配設されている。
また、図3に示すように、発生させたミスト及び各イオンを空気導入部9から導入した空気によって噴射するための送風手段8(周知の軸流送風式ファン等)としては、空気導入口9とミスト発生部40との間の空気導入路9a上に設けられ、空気導入口9bから取り入れた空気をミスト発生部40に向けて送風する第1送風手段8aと、空気導入口9bと第1噴射口2、第2噴射口3及び第3噴射口4との間の空気導入路9a上に設けられ、空気導入口9から取り入れた空気を第1噴射口2、第2噴射口3及び第3噴射口4に向けて送風する第2送風手段8bとで構成されている。
なお、第2噴射口3及び第3噴射口4は、各噴射口から噴射される陰イオン又は陽イオンが第1噴射口2から噴射したミストと混合して室内に噴射されるような位置に形成されていれば、特にその設置位置は限定されない。
さらに、第1噴射口2、第2噴射口3及び第3噴射口4には、ユーザが所望する室内環境に応じて噴射方向を自動可変するためのルーバー装置8cが設けられており、制御部1eからの風向制御情報に従って羽板を駆動させて陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの噴射方向を可変制御している。
<1−2.ミスト用ダクト>
次に、ミスト用ダクト5について説明する。本形態のミスト用ダクト5は、上流側に設けられたミスト発生部40で発生したミストを第1噴射口2に向けて送出する中空直方体形状を成すダクト本体5Aで構成されている。また、ダクト本体5Aにおける内壁面の所定箇所には、発生したミストが上昇した際に衝突することで微細化させる板状部材5Bと、板状部材5Bの基端側に設けられる内壁面設置用の設置部材5Cとを有する邪魔板5Dが配置されている。
次に、ミスト用ダクト5について説明する。本形態のミスト用ダクト5は、上流側に設けられたミスト発生部40で発生したミストを第1噴射口2に向けて送出する中空直方体形状を成すダクト本体5Aで構成されている。また、ダクト本体5Aにおける内壁面の所定箇所には、発生したミストが上昇した際に衝突することで微細化させる板状部材5Bと、板状部材5Bの基端側に設けられる内壁面設置用の設置部材5Cとを有する邪魔板5Dが配置されている。
また、設置部材5Cには、直上に設置された邪魔板5Dからミストが集合してなる水滴をミスト発生部40に戻すための滴下穴5Eが設けられており、直上の邪魔板5Dから滴下した水滴は、板状部材5Bの表面に沿って設置部材5Cまで流れ落ち、滴下穴5Eを通過してダクト下方へと滴下される。また、ミスト用ダクト5の基端側となる最上流位置には、ミスト発生部40に向かって徐々に下降傾斜した水滴回収機構5Fが設けられており、各邪魔板5Dから滴下した水滴を回収して最終的にミスト発生部40に戻すための流路として機能している。
本形態におけるミスト用ダクト5の内部構造としては、図4〜図6に示すように、形態例1〜形態例3がある。なお、各形態における邪魔板5Dの設置数、設置角度、設置位置等は、装置筐体の大きさや使用環境等に応じて任意に設定可能とする。
(形態例1)
形態例1では図4に示すように、側壁側邪魔板5Daと、中央側邪魔板5Dbが、ダクト本体5Aの内壁面にそれぞれ複数設けられている。側壁側邪魔板5Daは、1対の邪魔板5Dで構成され、邪魔板5Dにおける先端部がダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態で、ダクト内部における左右の各側壁内面に対して対称配置となるように鉛直方向に所定間隔を有して複数組配置されている。中央側邪魔板5Dbは、1対の邪魔板5Dで構成され、各先端部がダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態で、基端部を中心に左右対称に配置した断面略V字形状を成しており、ダクト内部の中央部分における正面と裏面との間で、先端部が左右の側壁側邪魔板5Daの先端部と互い違いとなるように所定間隔を有して複数組配置されている。図例では、側壁側邪魔板5Daを左右の側壁内面に5組、中央側邪魔板5Dbをダクト中央に5組設置し、ダクト正面からみて側壁側邪魔板5Daと中央側邪魔板5Dbの各先端部が互い違いとなるように配置した構成である。
形態例1では図4に示すように、側壁側邪魔板5Daと、中央側邪魔板5Dbが、ダクト本体5Aの内壁面にそれぞれ複数設けられている。側壁側邪魔板5Daは、1対の邪魔板5Dで構成され、邪魔板5Dにおける先端部がダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態で、ダクト内部における左右の各側壁内面に対して対称配置となるように鉛直方向に所定間隔を有して複数組配置されている。中央側邪魔板5Dbは、1対の邪魔板5Dで構成され、各先端部がダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態で、基端部を中心に左右対称に配置した断面略V字形状を成しており、ダクト内部の中央部分における正面と裏面との間で、先端部が左右の側壁側邪魔板5Daの先端部と互い違いとなるように所定間隔を有して複数組配置されている。図例では、側壁側邪魔板5Daを左右の側壁内面に5組、中央側邪魔板5Dbをダクト中央に5組設置し、ダクト正面からみて側壁側邪魔板5Daと中央側邪魔板5Dbの各先端部が互い違いとなるように配置した構成である。
(形態例2)
形態例2では、図5に示すように、ダクト本体5Aの左右側壁面から交互に延設した複数の仕切板5Gで迷路状に蛇行した経路を形成し、邪魔板5Dの先端部がミストの進行方向(すなわち、ダクト下流側)に向かって上昇傾斜した状態で各仕切板5Gの表裏面上に所定間隔を有して複数配置した構成である。
図例では、ダクト正面からみて左側壁内面から2枚の仕切板5G、右側側壁内面から3枚の仕切板5Gをそれぞれ延設し、各仕切板5Gの表裏面上の所定位置にそれぞれ2枚ずつ邪魔板5Dを配置した構成である。
形態例2では、図5に示すように、ダクト本体5Aの左右側壁面から交互に延設した複数の仕切板5Gで迷路状に蛇行した経路を形成し、邪魔板5Dの先端部がミストの進行方向(すなわち、ダクト下流側)に向かって上昇傾斜した状態で各仕切板5Gの表裏面上に所定間隔を有して複数配置した構成である。
図例では、ダクト正面からみて左側壁内面から2枚の仕切板5G、右側側壁内面から3枚の仕切板5Gをそれぞれ延設し、各仕切板5Gの表裏面上の所定位置にそれぞれ2枚ずつ邪魔板5Dを配置した構成である。
(形態例3)
形態例3では、図6に示すように、ダクト内部の正面及び裏面から先端部がミストの進行方向(すなわち、ダクト下流側)に向かって上昇傾斜するように交互に延設した複数の邪魔板5Dで迷路状に蛇行した経路を形成した構成である。
図例では、ダクト正面側から邪魔板5Dを6枚、裏面側から邪魔板5Dを6枚、各先端部が接触しないようにそれぞれ交互に配置した構成である。
形態例3では、図6に示すように、ダクト内部の正面及び裏面から先端部がミストの進行方向(すなわち、ダクト下流側)に向かって上昇傾斜するように交互に延設した複数の邪魔板5Dで迷路状に蛇行した経路を形成した構成である。
図例では、ダクト正面側から邪魔板5Dを6枚、裏面側から邪魔板5Dを6枚、各先端部が接触しないようにそれぞれ交互に配置した構成である。
上記形態例1〜3では、ミスト発生部40から発生したミストがダクト下流側に送出される際に邪魔板5Dや仕切板5Gに衝突することで衣服等に付着した際に濡れにくい微粒子ミスト(直径が約3μm以下)となるため、従来装置のようにダクト構造としてミストの直径を微細化させるための経路長さを長くする必要がなく、さらに装置本体の厚みを薄くすることができる。
なお、形態例1〜3の構成は、例えばダクト内部中央より上流側と下流側で異なる形態を採用した構成、ダクト内部における上流、中流、下流の3箇所で上記3つの形態をそれぞれ任意に選択して採用した構成等、発生したミストが微細化される構造であれば、ダクト内部の構造として上記3つの形態を自由に組み合わせることもできる。
<1−3.空気清浄機構>
次に、空気清浄機構50について説明する。本形態の空気清浄機構50は、陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生させるミスト発生部40とを備えて構成され、制御部1eからの発生制御情報(陰イオン発生制御情報、陽イオン発生制御情報、オゾン発生制御情報、ミスト発生制御情報)に応じて駆動制御を行っている。
次に、空気清浄機構50について説明する。本形態の空気清浄機構50は、陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生させるミスト発生部40とを備えて構成され、制御部1eからの発生制御情報(陰イオン発生制御情報、陽イオン発生制御情報、オゾン発生制御情報、ミスト発生制御情報)に応じて駆動制御を行っている。
陰イオン発生部10は、図7に示すように、外部電源(商用電源等)から供給される一次電圧を所定の電圧レベルに可変調整して二次電圧である直流制御電圧(陰イオン発生用調整電圧)を印加する陰イオン用直流高圧電源部11と、高圧電線を介して接続される陰イオン用高圧電源部11から印加された陰イオン発生用調整電圧によって陰イオンを発生させ陰イオン用電極針13から大気中に向かって連続的に陰イオンを放射する陰イオン発生体12と、で構成されている。陰イオン発生部10は、制御部1eからの陰イオン発生制御情報に従って、空間内の陰イオン量が設定値となるように陰イオン発生部10を駆動して、適量の陰イオンを発生している。
陽イオン発生部20は、陰イオン発生部10と同構成であり、図7に示すように、外部電源(商用電源等)から供給される一次電圧を所定の電圧レベルに可変調整して二次電圧である直流制御電圧(陽イオン発生用調整電圧)を印加する陽イオン用直流高圧電源部21と、高圧電線を介して接続される陽イオン用直流高圧電源部21から印加された陽イオン発生用調整電圧によって陽イオンを発生させ陽イオン用電極針23から大気中に向かって連続的に陽イオンを放射する陽イオン発生体22と、で構成されている。陽イオン発生部20は、制御部1eからの陽イオン発生制御情報に従って、空間内の陽イオン量が設定値となるように陽イオン発生部20を駆動して、適量の陽イオンを発生している。
オゾン発生部30は、図8に示すように、外部電源(商用電源等)から供給される一次電圧を所定の電圧レベルに可変調整して二次電圧である交流制御電圧(オゾン発生用調整電圧)を印加するオゾン用交流高圧電源部31と、誘導電極部32とオゾンを沿面に放電させる沿面放電電極部33とが絶縁体34を介して対極に1対配置され、高圧電線を介してオゾン用交流高圧電源部31から誘導電極部32に印加されたオゾン発生用調整電圧によって沿面放電電極部33の表面から大気中にオゾンガス(プラズマ)を発生させるオゾン発生体35とで構成され、所謂、沿面放電方式によりオゾンを発生している。オゾン発生部30は、制御部1eからのオゾン発生制御情報に従って、空間内のオゾン量が設定値となるようにオゾン発生部30を駆動して適量のオゾンを発生し、オゾン輸送ポンプ36で第1噴射口2まで送出している。
なお、オゾン発生部30は、オゾン発生方式として沿面放電方式に限定されず、コロナ放電方式、紫外線ランプ方式、無声放電方式等の周知のオゾン発生方式であればよい。また、前記何れかの発生方式を選択した場合は、各発生方式に応じたオゾン発生体35を採用すればよい。また、オゾンの人体への影響を考慮し、室内のオゾン濃度が0.01ppmを超えないように適宜制御する必要がある。
ミスト発生部40は、水タンク6aから供給された水を周知のミスト発生方法(超音波振動子から発生した超音波を水に当てることで微粒子化させてミストを発生する超音波式、ヒーターで水を加熱し沸騰させて蒸気化させてミストを発生する加熱式、水を含んだフィルターにファンで風を送り気化させてミストを発生する気化式、加熱した水を含んだフィルターにファンから送風して気化させたミスト又は水を含んだフィルターに電熱で温めた空気を送風して気化させたミストを発生するハイブリッド式等)によってミストを発生させている。本形態では、超音波式を採用し、制御部1eからミスト発生制御情報に従った駆動制御により、空間内の湿度が設定値となるように超音波振動子41を所定周波数で振動して、適量のミストを発生している。
なお、ミスト発生源である超音波振動子41の設置個数は特に限定されず、また、超音波振動子41の駆動制御として、超音波振動子41が1個の場合は周波数の強弱による制御、複数個の場合は各振動子の駆動又は停止の制御や周波数の強弱の制御等を任意に組み合わせることでミスト発生量を適宜制御することができる。
<1−4.状態検出センサ>
状態検出センサ60は、空気清浄機構50の駆動によって発生した陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストによって変化した室内のイオン濃度及び湿度を検出するためのセンサである。本形態では、装置周辺における陰イオンのイオン濃度を検出する陰イオンセンサ60aと、装置周辺における陽イオンのイオン濃度を検出する陽イオンセンサ60bと、装置周辺におけるオゾン濃度を検出するオゾンセンサ60cと、装置周辺における湿度を検出する湿度センサ60dとをそれぞれ備えている。なお、上記各センサは、何れも周知の検出センサであるため、その駆動方法や検出方法についての説明は省略する。また、状態検出センサ60は、各センサ60a〜60dを個別に設置する構成の他、各センサ60a〜60dを具備する1つのユニット構成としてもよい。
状態検出センサ60は、空気清浄機構50の駆動によって発生した陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストによって変化した室内のイオン濃度及び湿度を検出するためのセンサである。本形態では、装置周辺における陰イオンのイオン濃度を検出する陰イオンセンサ60aと、装置周辺における陽イオンのイオン濃度を検出する陽イオンセンサ60bと、装置周辺におけるオゾン濃度を検出するオゾンセンサ60cと、装置周辺における湿度を検出する湿度センサ60dとをそれぞれ備えている。なお、上記各センサは、何れも周知の検出センサであるため、その駆動方法や検出方法についての説明は省略する。また、状態検出センサ60は、各センサ60a〜60dを個別に設置する構成の他、各センサ60a〜60dを具備する1つのユニット構成としてもよい。
<1−5.その他の装置構成>
さらに、イオンミスト加湿装置1は、ユーザが室内環境を所望の状態にするために駆動条件を設定する際に操作する各種操作ボタン(テンキーを含む)、ロータリーノブ、タッチパネル等で構成される操作設定部1aと、空気清浄機構50の駆動に際し、各部で発生した陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの発生状態や室内環境の状態表示(濃度や湿度毎の色別表示、検出値の数値表示、インジケータによるレベル表示等)を行う各種表示機器からなる表示部1bと、ミスト用の水の補給指示や装置駆動に関する異常等をユーザに通知する鳴動報知(アラームや音声案内)やLEDランプ等からなる報知部1cと、各部を駆動するのに必要な各種駆動制御情報を記憶する記憶部1dと、本装置を構成する各部の駆動を統括的に制御する制御部1eと、を備えている。
さらに、イオンミスト加湿装置1は、ユーザが室内環境を所望の状態にするために駆動条件を設定する際に操作する各種操作ボタン(テンキーを含む)、ロータリーノブ、タッチパネル等で構成される操作設定部1aと、空気清浄機構50の駆動に際し、各部で発生した陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの発生状態や室内環境の状態表示(濃度や湿度毎の色別表示、検出値の数値表示、インジケータによるレベル表示等)を行う各種表示機器からなる表示部1bと、ミスト用の水の補給指示や装置駆動に関する異常等をユーザに通知する鳴動報知(アラームや音声案内)やLEDランプ等からなる報知部1cと、各部を駆動するのに必要な各種駆動制御情報を記憶する記憶部1dと、本装置を構成する各部の駆動を統括的に制御する制御部1eと、を備えている。
[2.システム構成について]
次に、本例のイオンミスト加湿装置1におけるシステム構成について説明する。本装置では、図9に示すように、装置を構成する各部の駆動制御を制御部1eが担っており、記憶部1dに記憶される各種駆動制御情報や、ユーザが操作設定部1aから設定した駆動条件をふまえた発生制御情報を空気清浄機構50に出力している。
次に、本例のイオンミスト加湿装置1におけるシステム構成について説明する。本装置では、図9に示すように、装置を構成する各部の駆動制御を制御部1eが担っており、記憶部1dに記憶される各種駆動制御情報や、ユーザが操作設定部1aから設定した駆動条件をふまえた発生制御情報を空気清浄機構50に出力している。
記憶部1dは、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、DRAMやSDRAM等の揮発性メモリを含む各種半導体メモリ等の記憶装置で構成され、各部を駆動するための駆動制御情報、ユーザが任意に設定した空気清浄機構50の駆動条件(イオン又はミストの発生時間、発生量、発生時間、噴射方向等)を示す駆動条件情報を記憶している。
制御部1eは、例えばCPU等のマイクロコンピュータで構成され、状態検出センサ60からの現在値と、ユーザによって任意に設定された駆動条件情報をふまえた設定値と、からフィードバック制御によって空気清浄機構50の各部の操作量を算出し、この操作量で駆動するための発生制御情報(陰イオン発生制御情報、陽イオン発生制御情報、オゾン発生制御情報、ミスト発生制御情報)を各部に出力している。また、制御部1eは、駆動条件情報で設定された風向条件に従って陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの噴射方向を制御するための噴射方向制御情報を、第1噴射口2、第2噴射口3及び第3噴射口4に設置された各ルーバー装置8cに出力している。
さらに、制御部1eは、駆動時間や駆動タイミング等に用いられる時間を計時する計時部1fを備えており、ここで計時された時間に従って各構成の駆動制御を行っている。
[3.使用形態について]
次に、本例のイオンミスト加湿装置1の使用形態例について説明する。
本例のイオンミスト加湿装置1における使用形態の一例としては、所定スペース内に本装置を単体で設置(設置数は問わず)し、ユーザが設定した任意の駆動条件情報に従って室内環境を改善する際に使用される。
次に、本例のイオンミスト加湿装置1の使用形態例について説明する。
本例のイオンミスト加湿装置1における使用形態の一例としては、所定スペース内に本装置を単体で設置(設置数は問わず)し、ユーザが設定した任意の駆動条件情報に従って室内環境を改善する際に使用される。
また、設置スペースが比較的広域である場合には、1台分の機能では満足する改善効果が得られないという問題や、複数台設置した際に同時に管理する煩雑さを解消するため、図10に示すように、スペース内に本装置を複数台設置し、そのうちの1台を主装置として機能させ、残りの装置(1台以上)を副装置として機能させ、主装置からの駆動制御情報に従って副装置が駆動制御するようなシステムを構築することができる。
図示のように、主装置と複数の副装置との間は無線又は有線によって通信可能にネットワーク接続されている。主装置には、ユーザが任意に設定した駆動条件情報が記憶されており、主装置及び副装置で検出した現在値と、ユーザによって任意に設定された駆動条件情報をふまえた設定値と、からフィードバック制御によって主装置及び副装置における空気清浄機構50の各部の操作量を算出し、この操作量で駆動するための発生制御情報(陰イオン発生制御情報、陽イオン発生制御情報、オゾン発生制御情報、ミスト発生制御情報)を駆動制御情報として副装置に出力している。これにより、副装置は、主装置に設定された駆動条件情報を満たした室内環境となるように、副装置個々の駆動能力が調整制御される。
これにより、広域スペースにおいてユーザが所望する室内環境に改善するため、スペース内に設置した主装置及び副装置による陰イオン、陽イオン、オゾン及びミストの発生量を調整制御しながら室内環境を効率よく改善することができる。
なお、副装置としては、少なくとも状態検出センサ60を備えた上で、使用環境に応じて陰イオン発生部10、陽イオン発生部20、オゾン発生部30及びミスト発生部40のうち不要な構成を排除した構成とすれば、広域スペースであっても、室内全体の環境を把握しつつ、必要な構成のみを駆動制御して環境改善することができる。
また、主装置及び副装置の決定は、ユーザが管理しやすい装置を任意に選択設定する他、予め主装置又は副装置としての機能を搭載した装置を使用してもよい。
さらに、例えば商業オフィスや学習塾のように1つのテナントで複数の部屋を使用するような場合では、部屋毎に上記のような小規模なシステムを組み、これら小規模なシステムを一括管理する統括管理端末(PC等)とそれぞれのシステムとを通信可能に接続することで、各部屋の室内環境が管理可能な集中管理システムを構築することもできる。
以上説明したように、上述したイオンミスト加湿装置1は、陰イオンを発生する陰イオン発生部10と、陽イオンを発生する陽イオン発生部20と、オゾンを発生するオゾン発生部30と、ミストを発生するミスト発生部40とを備え、ミスト発生部40から発生したミストを第1噴射口2まで送出するミスト用ダクト5の構成として、(1)ダクト本体5Aにおいて側壁側邪魔板5Daを左右側壁面に複数組配置し、且つ中央側邪魔板5Dbをダクト内部の中央部分における正面と裏面との間に複数配置した構成、(2)ダクト内部の左右側壁面から交互に延設した複数の仕切板5Gによって迷路状に蛇行した経路を形成し、さらに邪魔板5Dの先端部がミストの進行方向に向かって上昇傾斜した状態で各仕切板5G面上に所定間隔を有して邪魔板5Dを複数配置した構成、(3)ダクト内部の正面及び裏面から、板状部材5Bの先端部がミストの進行方向に向かって上昇傾斜するように交互に延設した複数の邪魔板5Dによって迷路状に蛇行した経路が形成された構成、の何れかを採用し、予め設定された駆動条件情報に従って、空気清浄機構50を駆動制御している。
このため、発生したミストを微細化するためにミストミスト用ダクト5の送出距離を稼ぐ必要がないため、装置の小型化が図れ、設置スペースが狭い場合であっても設置することができる。また、ミスト発生部40から発生したミストを従来よりも微細化させることができるので、発生した陰イオン、陽イオン及びオゾンを効率よく室内空間に噴射することができる。
さらに、イオンミスト加湿装置1を複数台設置して各装置間で通信可能なネットワークを構築したイオンミスト加湿システムとすることで、広域スペースであっても個々の装置能力が主装置からの駆動制御情報に従って調整制御することができるため、効率よく室内環境を改善することができる。
ところで、上述した形態では、陰イオン発生部10を第2噴射口3近傍に、陽イオン発生部20を第3噴射口4近傍にそれぞれ配設した例で説明したが、これに限定されることはない。例えば、陰イオン発生部10及び陽イオン発生部20の他の形態として説明した板状のイオン発生部をミスト用ダクト5の出口付近に設置することで、ミストと同経路で室内に噴射する構成とすることもできる。その際、第2噴射口3及び第3噴射口4は不要となり、その設置位置まで第1噴射口2を拡開することで各イオン、オゾン及びミストを満遍なく効率的に行き渡らせることができる。
また、陰イオン発生体12及び陽イオン発生体22の他の構成例としては、陰イオン用電極針13及び陽イオン用電極針23を使用せず、図11に示すように、上述したイオン発生体を板状部材とし、さらにその表面側に、陰イオン陽電極針13及び陽イオン陽電極針23の代わりとして、発生したイオンを先端から放射する錐体状の突起部24を複数設けた構成とすることもできる。
なお、突起部24の長さや設置数は、作製するイオンミスト加湿装置1の装置構成や使用環境等に応じて設計時に適宜選択可能である。さらに、上記構成の陰イオン発生体12及び陽イオン発生体23の設置位置としては、上述した形態の通り、各イオンとミストを噴出後に混合する場合はそれぞれ独立して設置する構成の他、ミストと陰イオン及び陽イオンとが混合された状態で噴射する場合は、ミスト用ダクト5の下流側内壁面にそれぞれ設置する構成としてもよい。
[4.実施例について]
次に、本例のイオンミスト加湿装置1における実施例について具体的に説明する。なお、下記実施例は本発明を限定するものではなく、前・後記の趣旨に照らし合わせて設計変更することは、何れも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
次に、本例のイオンミスト加湿装置1における実施例について具体的に説明する。なお、下記実施例は本発明を限定するものではなく、前・後記の趣旨に照らし合わせて設計変更することは、何れも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
<4−1.試験概要>
(試験環境)
試験環境としては、幅:2250cm、奥行き:3500cm、天井高さ:2400cm、床面積:18.9m2 、室内容積:78.75m3 の試験スペースにて実施した。
(試験条件)
試験条件としては、図12に示すように、試験スペースにおいて、本装置を出入り口側の壁際中央に設置し、さらに装置から離間するように左右壁際及び装置正面の合計9箇所(床面より1mの高さ)にそれぞれ測定器を設置した状態で本装置又は従来装置の運転を開始し、運転開始後、4時間経過した時点での陰イオン及び陽イオンのイオン濃度測定を実施した。
(使用する測定器の仕様及び測定位置)
使用する測定器としては、下記の測定器を使用した。
・測定器名:イオン空気カウンター ITC−201A(アンデス電気株式会社製)
・測定方式:イオン移動度概算方式
・測定範囲:10〜1236000個/cc
・測定位置:本装置より1m、2m、3.2m離間した位置であって、左壁際に3箇所、右壁際に3箇所、装置正面となる部屋中央に3箇所の計9箇所
(比較対象)
比較対象として、特許文献3に開示される空気清浄機(従来装置)を用いた。
(試験環境)
試験環境としては、幅:2250cm、奥行き:3500cm、天井高さ:2400cm、床面積:18.9m2 、室内容積:78.75m3 の試験スペースにて実施した。
(試験条件)
試験条件としては、図12に示すように、試験スペースにおいて、本装置を出入り口側の壁際中央に設置し、さらに装置から離間するように左右壁際及び装置正面の合計9箇所(床面より1mの高さ)にそれぞれ測定器を設置した状態で本装置又は従来装置の運転を開始し、運転開始後、4時間経過した時点での陰イオン及び陽イオンのイオン濃度測定を実施した。
(使用する測定器の仕様及び測定位置)
使用する測定器としては、下記の測定器を使用した。
・測定器名:イオン空気カウンター ITC−201A(アンデス電気株式会社製)
・測定方式:イオン移動度概算方式
・測定範囲:10〜1236000個/cc
・測定位置:本装置より1m、2m、3.2m離間した位置であって、左壁際に3箇所、右壁際に3箇所、装置正面となる部屋中央に3箇所の計9箇所
(比較対象)
比較対象として、特許文献3に開示される空気清浄機(従来装置)を用いた。
上記試験条件における本装置と従来装置との陰イオン及び陽イオンの測定結果は以下の通りである。
(従来装置)
・運転開始より4時間経過後の水消費量:640cc
・1時間当たりの水消費量及びミスト噴射量:160cc
・運転開始前の試験スペースの室内環境条件:温度25℃、湿度44%
・運転開始後の試験スペースの室内環境条件:温度23℃、湿度60%
・運転開始より4時間経過後の水消費量:640cc
・1時間当たりの水消費量及びミスト噴射量:160cc
・運転開始前の試験スペースの室内環境条件:温度25℃、湿度44%
・運転開始後の試験スペースの室内環境条件:温度23℃、湿度60%
(本装置)
・運転開始より4時間経過後の水消費量:760cc
・1時間当たりの水消費量及びミスト噴射量:190cc
・運転開始前の試験スペースの室内環境条件:温度25℃、湿度45%
・運転開始後の試験スペースの室内環境条件:温度22℃、湿度63%
・運転開始より4時間経過後の水消費量:760cc
・1時間当たりの水消費量及びミスト噴射量:190cc
・運転開始前の試験スペースの室内環境条件:温度25℃、湿度45%
・運転開始後の試験スペースの室内環境条件:温度22℃、湿度63%
上記表1、2に示すように、本装置によるミストが従来装置に比べてさらに微細化されたことにより、試験対象のスペース内における陰イオン及び陽イオンのイオン濃度は従来装置に比べて多く、またミスト噴射量も従来装置に比べて多く室内に噴射されていることが確認された。
1…イオンミスト加湿装置(1a…操作設定部、1b…表示部、1c…報知部、1d…記憶部、1e…制御部、1f…計時部)
2…第1噴射口
3…第2噴射口
4…第3噴射口
5…ミスト用ダクト(5A…ダクト本体、5B…板状部材、5C…設置部材、5D…邪魔板(5Da…側壁側邪魔板、5Db…中央側邪魔板)、5E…滴下穴、5F…水回収機構、5G…仕切板)
6…水供給機構(6a…水タンク、6b…給水ポンプ、6c…水供給流路)
7…オゾン用ダクト
8…送風手段(8a…第1送風手段、8b…第2送風手段、8c…ルーバー装置)
9…空気導入部(9a…空気導入路、9b…空気導入口)
10…陰イオン発生部
11…陰イオン用直流高圧電源部
12…陰イオン発生体
13…陰イオン用電極針
20…陽イオン発生部
21…陽イオン用直流高圧電源部
22…陽イオン発生体
23…陽イオン用電極針
30…オゾン発生部
31…オゾン用交流高圧電源部
32…誘導電極部
33…沿面放電電極部
34…絶縁体
35…オゾン発生体
36…オゾン輸送ポンプ
40…ミスト発生部
41…超音波振動子
50…空気清浄機構
60…状態検出センサ(60a…陰イオンセンサ、60b…陽イオンセンサ、60c…オゾンセンサ、60d…湿度センサ)
2…第1噴射口
3…第2噴射口
4…第3噴射口
5…ミスト用ダクト(5A…ダクト本体、5B…板状部材、5C…設置部材、5D…邪魔板(5Da…側壁側邪魔板、5Db…中央側邪魔板)、5E…滴下穴、5F…水回収機構、5G…仕切板)
6…水供給機構(6a…水タンク、6b…給水ポンプ、6c…水供給流路)
7…オゾン用ダクト
8…送風手段(8a…第1送風手段、8b…第2送風手段、8c…ルーバー装置)
9…空気導入部(9a…空気導入路、9b…空気導入口)
10…陰イオン発生部
11…陰イオン用直流高圧電源部
12…陰イオン発生体
13…陰イオン用電極針
20…陽イオン発生部
21…陽イオン用直流高圧電源部
22…陽イオン発生体
23…陽イオン用電極針
30…オゾン発生部
31…オゾン用交流高圧電源部
32…誘導電極部
33…沿面放電電極部
34…絶縁体
35…オゾン発生体
36…オゾン輸送ポンプ
40…ミスト発生部
41…超音波振動子
50…空気清浄機構
60…状態検出センサ(60a…陰イオンセンサ、60b…陽イオンセンサ、60c…オゾンセンサ、60d…湿度センサ)
Claims (7)
- 陰イオンを発生する針状の陰イオン発生体を有する陰イオン発生部と、陽イオンを発生する針状の陽イオン発生体を有する陽イオン発生部と、オゾンを発生するオゾン発生部と、ミストを発生するミスト発生部とを備え、
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、前記板状部材の先端部をダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態の2枚の邪魔板を左右側壁内面に対して対称配置して構成される側壁側邪魔板を、前記左右側壁面に複数組配置し、且つ前記板状部材の先端部をダクト下流方向に向かって上昇傾斜させた状態の2枚の邪魔板を左右対称に断面略V字形状を成すように配置して構成される中央側邪魔板を、ダクト内部の中央部分における正面と裏面との間に複数配置したことを特徴とするイオンミスト加湿装置。 - 陰イオンを発生する針状の陰イオン発生体を有する陰イオン発生部と、陽イオンを発生する針状の陽イオン発生体を有する陽イオン発生部と、オゾンを発生するオゾン発生部と、ミストを発生するミスト発生部とを備え、
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、ダクト内部の左右側壁面から交互に延設した複数の仕切板によって迷路状に蛇行した経路を形成し、さらに前記邪魔板の先端部が前記ミストの進行方向に向かって上昇傾斜した状態で各仕切板面上に所定間隔を有して前記邪魔板を複数配置したことを特徴とするイオンミスト加湿装置。 - 陰イオンを発生する針状の陰イオン発生体を有する陰イオン発生部と、陽イオンを発生する針状の陽イオン発生体を有する陽イオン発生部と、オゾンを発生するオゾン発生部と、ミストを発生するミスト発生部とを備え、
板状部材と当該板状部材の基端部に設けられる設置部材とからなる複数の邪魔板が、中空直方体を成すダクト本体の内壁面における所定箇所に配置され、前記ミスト発生部で発生したミストを噴射口となる第1噴射口まで送出するミスト用ダクトを、装置本体内に備えたイオンミスト加湿装置であって、
前記ミスト用ダクトは、ダクト内部の正面及び裏面から、前記板状部材の先端部が前記ミストの進行方向に向かって上昇傾斜するように交互に延設した複数の邪魔板によって迷路状に蛇行した経路が形成されたことを特徴とするイオンミスト加湿装置。 - 前記中央側邪魔板における前記板状部材の各先端部と、対向する前記側壁側邪魔板の先端部とが装置正面からみて互い違いに配置されるように、前記中央側邪魔板と前記側壁側邪魔板とが配置されていることを特徴とする請求項1記載のイオンミスト加湿装置。
- 前記陰イオン発生体又は前記陽イオン発生体を板状部材とし、さらに該板状部材の表面に、発生したイオンを先端から放射する錐体状の突起部を複数設けた構成とすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のイオンミスト加湿装置。
- 前記陰イオン発生体を有する陰イオン発生部及び前記陽イオン発生体を備えた陽イオン発生部を、前記ミスト用ダクトの下流側内壁面に設けたことを特徴とする請求項5記載のイオンミスト加湿装置。
- 請求項1〜6の何れかに記載のイオンミスト加湿装置を室内に複数設置し、前記複数のイオンミスト加湿装置のうちの何れか1つを主装置として機能させるとともに、残りの装置を副装置として機能させるべく各装置間を通信可能にネットワークを構築し、
前記主装置となるイオンミスト加湿装置は、前記室内環境を改善するための駆動条件が設定されると、前記駆動条件を満たした前記室内環境となるように、各副装置を連動駆動して個々の駆動能力を調整制御するための駆動制御情報を出力することを特徴とするイオンミスト加湿システム。
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