JP6052350B2 - 加湿装置 - Google Patents
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Description
エレメント(150)に供給する水として殺菌水を生成する殺菌水生成装置(10)と、上記
殺菌水生成装置(10)の下方に配置されて該殺菌水生成装置(10)で生成した殺菌水が供給される補助水槽(60,70)とを備え、上記加湿エレメント(150)は、上記補助水槽(60,70)の下方に配置され、上記補助水槽(60,70)は、上記加湿エレメント(150)の上端部へ上記殺菌水を供給することを特徴とする。
次に、上記加湿装置(120)周りの詳細を図2に基づいて説明する。同図において、殺菌水生成装置(10)は、処理槽(11)内の水から水中放電の生起により殺菌因子を発生させて、殺菌因子を含有する殺菌水を生成する。上記殺菌水生成装置(10)の下方には、補助水槽(60)が配置される。この補助水槽(60)は、上記殺菌水生成装置(10)で生成された殺菌水が供給される。更に、この補助水槽(60)の下方には、加湿エレメント(150)が配置されて、この加湿エレメント(150)に上記補助水槽(60)の下面から滴下する殺菌水が供給される。上記加湿エレメント(150)は、板状のスポンジ等で構成され、水を吸い込んでその水を保持できるものであり、その厚さ方向に空気が通過できる構成を持つ。
上記殺菌水生成装置(10)は、具体的には図3及び図4に示す構成を有する。図3及び図4に示すように、殺菌水生成装置(10)は、水配管(3)の流入部(3a)から流入させた水を浄化して下流槽(50)に流出させるものである。この殺菌水生成装置(10)は、噴霧装置(40)と、処理槽(11)と、下流槽(50)と、放電ユニット(30)を備えている。殺菌水生成装置(10)は、水配管(3)から流入させた水を噴霧装置(40)から処理槽(11)に供給し、該処理槽(11)において放電ユニット(30)で殺菌因子を発生させて殺菌水を生成する。この殺菌水は下流槽(50)に供給され、下流槽(50)から殺菌水生成装置(10)の外部に流出される。
本実施形態に係る殺菌水生成装置(10)は、殺菌因子含有する殺菌水を生成する。
図2に示すように、殺菌水生成装置(10)の下方に配置された補助水槽(60)は、上記殺菌水生成装置(10)の下流槽(50)のスロープ(52)から殺菌水が滝状の細かな水滴となって落下するのを下方で受けて貯留する。この補助水槽(60)の底面には、複数の孔部(60a)が所定間隔ずつ隔てて形成されている。補助水槽(60)はこれ等の孔部(60a)から補助水槽(60)内の殺菌水を、同図に実線矢印で示すように加湿エレメント(150)に滴下させる。
本実施形態では、加湿装置(120)の加湿運転時には、殺菌水生成装置(10)で生成された殺菌水が補助水槽(60)を経て加湿エレメント(150)に滴下する。加湿エレメント(150)は、その殺菌水を含んだ状態を保持する。そして、空気が加湿エレメント(150)を通過すると、上記加湿エレメント(150)に含まれた殺菌水の一部が蒸発して水蒸気となり、この水蒸気が空気に付与される。このように、空気は加湿エレメント(150)を通過する際に加湿されることになる。
図8は本発明の実施形態2を示す。同図(a)は、上記実施形態1の図2相当図、同図(b)は同図(a)の縦断面図であり、補助水槽から加湿エレメント(150)への殺菌水の供給の構成を変更したものである。
従って、本実施形態においては、殺菌水生成装置(10)のスロープ(52)から補助水槽(70)の第1補助室(70f)に殺菌水が連続的に滝状で滴下する。そして、その第1補助室(70f)に溜まった殺菌水の高さが縦板(70a)の高さを超えると、その余剰の殺菌水が第2補助室(70s)に流れ込んで、その第2補助室(70s)に突出している加湿エレメント(150)の給水部材(150a)の上端部を濡らす。これら給水部材(150a)の上端部に保持された殺菌水は、給水部材(150a)の下方に向って拡散する。従って、上記実施形態1と同様に、加湿装置(120)の加湿運転中では、加湿エレメント(150)に殺菌水を連続的に供給して殺菌することが可能である。
図9は参考技術1を示す。同図は、上記実施形態1の図2相当図である。本参考技術では、殺菌水を加湿運転前に作り置きする構成を採用する。
本参考技術では、加湿装置(120)の加湿運転前に殺菌水生成装置(10)の処理槽(11)内に殺菌水を作り置きしておき、その後、加湿運転の要求があった際には、先ず、処理槽(11)内の殺菌水を補助水槽(85)から加湿エレメント(150)に供給して、運転停止中に加湿エレメント(150)に繁殖したカビや雑菌を殺菌する。従って、その後の加湿装置(120)の加湿運転時には、カビや雑菌が加湿空気と共に空調室内に飛散することはない。
図10は本発明の参考技術2を示す。同図は、上記実施形態1の図2相当図であり、処理槽(11)と加湿エレメント(150)周りの構成の変更例である。
本参考技術では、殺菌水生成装置(10)の処理槽(11)内に水道水を供給して、処理槽(11)内に水道水が溜まった静止状態にて殺菌因子を含む殺菌水が生成される。また、このように生成された処理槽(11)内の殺菌水は、加湿エレメント(150)の各給水部材(150a,150b)のL字部(150al,150bl)から下部に向って徐々に拡散浸透するので、上記実施形態1〜2及び上記参考技術1のように殺菌水の流れや滴下がなく、加湿エレメント(150)の殺菌を静音状態で行うことが可能である。
10 殺菌水生成装置
11 処理槽(水槽)
15 仕切板
21a、21b レーン(貯留室)
31、32 電極
33 高電圧発生部(電源)
35 放電孔(貫通孔)
50 下流槽
53 絶縁部
60,70,85 補助水槽
120 加湿装置
121 送風ファン(送風手段)
150 加湿エレメント
150a、150b 給水部材
Claims (1)
- 水が供給される加湿エレメント(150)と、
空気を上記加湿エレメント(150)に流通させる送風手段(121)と、
上記加湿エレメント(150)に供給する水として殺菌水を生成する殺菌水生成装置(10)と、
上記殺菌水生成装置(10)の下方に配置されて該殺菌水生成装置(10)で生成した殺菌水が供給される補助水槽(60,70)とを備え、
上記加湿エレメント(150)は、上記補助水槽(60,70)の下方に配置され、
上記補助水槽(60,70)は、上記加湿エレメント(150)の上端部へ上記殺菌水を供給し、
上記殺菌水生成装置(10)は、
水槽(11)内に配置された一対の電極(31,32)と、
上記一対の電極(31,32)間に電圧を印加する電源(33)と、
上記一対の電極(31,32)間に配置され、上記一対の電極(31,32)間の電流経路を構成して放電を生起させる貫通孔(35)を有する絶縁性の仕切板(15)と、
上記仕切板(15)により上記水槽(11)内に仕切られた第1貯留室(21a)及び第2貯留室(21b)とを備え、
上記水槽(11)内の上記仕切板(15)の貫通孔(35)に形成された気泡(C)中で放電を行わせて殺菌因子を発生させて、上記水槽(11)内に殺菌水を生成し、
上記補助水槽(60,70)は、上記殺菌水生成装置(10)の第1貯留室(21a)の水と上記第2貯留室(21b)の水とを合流させて上記加湿エレメント(150)へ供給し、
上記殺菌水生成装置(10)と上記補助水槽(60,70)との間には、上記殺菌水生成装置(10)の第1貯留室(21a)の水と上記補助水槽(60,70)の水とを電気的に絶縁し且つ上記第2貯留室(21b)の水と上記補助水槽(60,70)の水とを電気的に絶縁する絶縁部(53)が配置されている
ことを特徴とする加湿装置。
Priority Applications (1)
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JP2015139532A JP6052350B2 (ja) | 2015-07-13 | 2015-07-13 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2015139532A Active JP6052350B2 (ja) | 2015-07-13 | 2015-07-13 | 加湿装置 |
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2015
- 2015-07-13 JP JP2015139532A patent/JP6052350B2/ja active Active
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