JP2008215707A - 空気調和機 - Google Patents

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太郎 黒田
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Abstract

【課題】熱交換器の洗浄機構を備えながらも大型化を抑えることができる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1aは、室内熱交換器4と、加湿部5と、加湿用給排水路71aと、放水部6と、熱交換器用給水路72aとを備える。室内熱交換器4は、室内へ吹き出される空気と熱交換を行う。加湿部5は、空気を加湿する。加湿用給排水路71aは、水源に接続される給水口83と、水を外部に排水するための排水口84とを有し、給水口83から加湿部5を通り排水口84まで水を送るための水路である。放水部6は、室内熱交換器4に放水するための部分である。熱交換器用給水路72aは、加湿用給排水路71aから分岐し、放水部6まで水を送るための水路である。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機には、空気との間で熱交換を行う熱交換器が備えられており、熱交換器において温度調整された空気が室内へ吹き出される。
特開2005−106422号公報
上記のような熱交換器は、室外や室内から取り込まれた空気が通過するものであるため、塵埃等の汚れが付着しやすい。このため、熱交換器を洗浄する洗浄機構を設けることが望ましいが、空気調和機に洗浄機構を設ける場合、ポンプ、タンク、弁などの水を搬送するための部品がさらに必要となり、空気調和機が大型化する恐れがある。
本発明の課題は、熱交換器の洗浄機構を備えながらも大型化を抑えることができる空気調和機を提供することにある。
第1発明に係る空気調和機は、熱交換器と、加湿部と、加湿用給排水路と、放水部と、熱交換器用給水路とを備える。熱交換器は、室内へ吹き出される空気と熱交換を行う。加湿部は、空気を加湿する。加湿用給排水路は、水源に接続される給水口と、水を外部に排水するための排水口とを有し、給水口から加湿部を通り排水口まで水を送るための水路である。放水部は、熱交換器に放水するための部分である。熱交換器用給水路は、加湿用給排水路から分岐し、放水部まで水を送るための水路である。
この空気調和機では、熱交換器用給水路が加湿用給排水路から分岐しているため、加湿用給排水路を通る水の少なくとも一部を熱交換器用給水路を介して放水部に送り、放水部から熱交換器に放水することができる。このため、加湿用の水や給排水用の設備を用いて、熱交換器を洗浄することができる。これにより、この空気調和機では、熱交換器の洗浄機構を備えながらも大型化を抑えることができる。
第2発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、熱交換器用給水路は、加湿用給排水路のうち加湿部より上流側において分岐している。
この空気調和機では、熱交換用給水路が加湿用給排水路のうち加湿部より上流側において分岐しているため、放水部へ向かう水の流れが、加湿部よりも上流側において加湿用給排水路から分流する。このため、放水部において放水される水を容易に確保することができる。
第3発明に係る空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、加湿用給排水路の給水口と加湿部との間には、給水口から供給された水を蓄える貯水タンクが設けられている。そして、熱交換器用給水路は、加湿用給排水路のうち給水口と貯水タンクとの間において分岐している。
この空気調和機では、熱交換器用給水路は、加湿用給排水路のうち給水口と貯水タンクとの間において分岐している。このため、水源から送られる水の水圧を利用して、放水部へ水を搬送することができる。これにより、簡易な構成で放水部へ水を搬送することができる。
第4発明に係る空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、加湿用給排水路の給水口と加湿部との間には、給水口から供給された水を蓄える貯水タンクが設けられている。そして、熱交換器用給水路は、貯水タンクにおいて分岐している。
この空気調和機では、熱交換器用給水路が貯水タンクにおいて分岐しているため、貯水タンクに貯えられた水の一部を放水部へ送ることができる。このため、放水部へ送られる水に高い洗浄能力を容易に付与することができる。
第5発明に係る空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、加湿用給排水路の給水口と加湿部との間には、給水口から供給された水を蓄える貯水タンクが設けられている。そして、熱交換器用給水路は、加湿用給排水路のうち貯水タンクと加湿部との間において分岐している。
この空気調和機では、熱交換器用給水路が加湿用給排水路のうち貯水タンクと加湿部との間において分岐しているため、貯水タンクに貯えられた水の一部を放水部へ送ることができる。このため、貯水タンクに洗浄力のある水を蓄えることによって、洗浄能力を容易に向上させることができる。
第6発明に係る空気調和機は、第4発明または第5発明の空気調和機であって、加湿用給排水路は、貯水タンクと加湿部との間で水を循環させる循環水路を有する。
この空気調和機では、循環水路を介して貯水タンクと加湿部との間で水が循環する。このため、加湿部において加湿に用いられずに残った水は、貯水タンクに戻された後、再び加湿部に送られるか、又は、放水部に送られる。これにより、この空気調和機では、水を無駄なく使用することができる。
第7発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、熱交換器用給水路は、加湿用給排水路のうち加湿部の下流側において分岐している。
この空気調和機では、熱交換器用給水路が加湿用給排水路のうち加湿部の下流側において分岐しているため、加湿部において加湿に用いられずに残った水を放水部に送ることができる。これにより、この空気調和機では、水を無駄なく使用することができる。
第8発明に係る空気調和機は、第4発明から第7発明のいずれかの空気調和機であって、加湿部および放水部に送られる水を加熱する加熱部をさらに備える。
この空気調和機では、加熱部によって加熱された水が加湿部において空気の加湿に用いられる。また、加熱部によって加熱された水は放水部にも送られ熱交換器の洗浄に用いられる。この放水部に送られる水は加熱部によって加熱されたものであるため、熱交換器の汚れをよく落とすことができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第9発明に係る空気調和機は、第1発明から第8発明のいずれかの空気調和機であって、放水部は、水の流速を増大させるノズルを有する。
この空気調和機では、放水部はノズルによって水の流速を増大させて熱交換器に吹き付けることができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第10発明に係る空気調和機は、第1発明から第9発明のいずれかの空気調和機であって、熱交換器に放水される水に超音波振動を加える超音波振動子をさらに備える。
この空気調和機では、超音波振動子によって超音波振動を付与された水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第11発明に係る空気調和機は、第1発明から第10発明のいずれかの空気調和機であって、熱交換器に放水される水に気泡を付与する気泡発生部をさらに備える。
この空気調和機では、気泡発生部によって気泡を付与された水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第12発明に係る空気調和機は、第1発明から第11発明のいずれかの空気調和機であって、熱交換器に放水される水を電気分解して電解水を生成する電解水生成部をさらに備える。
この空気調和機では、電解水生成部によって生成された電解水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第13発明に係る空気調和機は、第6発明または第7発明の空気調和機であって、加湿部は透湿膜方式の加湿機能を有する。そして、この空気調和機は、熱交換器に放水される水を電気分解して電解水を生成する電解水生成部をさらに備える。
この空気調和機では、加湿部において加湿に用いられず残った水が放水部に送られ電解水にされて熱交換器に放水される。ここで、加湿部は、透湿膜方式の加湿機能を有するため、加湿部においては水のみが透湿膜を通過して加湿に用いられ、残った水のイオン成分濃度が高くなっている。このようなイオン成分濃度が高くなった水が電気分解されることによって、より洗浄力の高い電解水を生成することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力をより向上させることができる。
第14発明に係る空気調和機は、第1発明から第11発明のいずれかの空気調和機であって、熱交換器に放水される水にオゾンを生成させるオゾン生成部をさらに備える。
この空気調和機では、オゾンを含んだ水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第15発明に係る空気調和機は、第1発明から第14発明のいずれかの空気調和機であって、放水部を移動させる移動機構をさらに備える。
この空気調和機では、移動機構によって放水部が移動することによって、熱交換器の広い範囲を洗浄することができる。
第16発明に係る空気調和機は、第1発明から第14発明のいずれかの空気調和機であって、放水部には、複数の水の吹き出し口が形成されている。
この空気調和機では、複数の水の吹き出し口から水が吹き出されて熱交換器に放水される。これにより、熱交換器の広い範囲を洗浄することができる。
第17発明に係る空気調和機は、第1発明から第16発明のいずれかの空気調和機であって、放水部は熱交換器の上方に設けられている。
この空気調和機では、放水部が熱交換器の上方に設けられているため、熱交換器に放水された水は熱交換器に沿って下方に流れながら熱交換器を洗浄することができる。このため、簡易な構成で熱交換器の広い範囲を洗浄することができる。
第1発明に係る空気調和機では、熱交換器用給水路が加湿用給排水路から分岐しているため、加湿用給排水路を通る水の少なくとも一部を熱交換器用給水路を介して放水部に送り、放水部から熱交換器に放水することができる。このため、加湿用の水や給排水用の設備を用いて、熱交換器を洗浄することができる。これにより、この空気調和機では、熱交換器の洗浄機構を備えながらも大型化を抑えることができる。
第2発明に係る空気調和機では、熱交換用給水路が加湿用給排水路のうち加湿部より上流側において分岐しているため、放水部へ向かう水の流れが、加湿部よりも上流側において加湿用給排水路から分流する。このため、放水部において放水される水を容易に確保することができる。
第3発明に係る空気調和機では、熱交換器用給水路は、加湿用給排水路のうち給水口と貯水タンクとの間において分岐している。このため、水源から送られる水の水圧を利用して、放水部へ水を搬送することができる。これにより、簡易な構成で放水部へ水を搬送することができる。
第4発明に係る空気調和機では、熱交換器用給水路が貯水タンクにおいて分岐しているため、貯水タンクに貯えられた水の一部を放水部へ送ることができる。このため、放水部へ送られる水に高い洗浄能力を容易に付与することができる。
第5発明に係る空気調和機では、熱交換器用給水路が加湿用給排水路のうち貯水タンクと加湿部との間において分岐しているため、貯水タンクに貯えられた水の一部を放水部へ送ることができる。このため、貯水タンクに洗浄力のある水を蓄えることによって、洗浄能力を容易に向上させることができる。
第6発明に係る空気調和機では、循環水路を介して貯水タンクと加湿部との間で水が循環する。このため、加湿部において加湿に用いられずに残った水は、貯水タンクに戻された後、再び加湿部に送られるか、又は、放水部に送られる。これにより、この空気調和機では、水を無駄なく使用することができる。
第7発明に係る空気調和機では、熱交換器用給水路が加湿用給排水路のうち加湿部の下流側において分岐しているため、加湿部において加湿に用いられずに残った水を放水部に送ることができる。これにより、この空気調和機では、水を無駄なく使用することができる。
第8発明に係る空気調和機では、加熱部によって加熱された水が加湿部において空気の加湿に用いられる。また、加熱部によって加熱された水は放水部にも送られ熱交換器の洗浄に用いられる。この放水部に送られる水は加熱部によって加熱されたものであるため、熱交換器の汚れをよく落とすことができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第9発明に係る空気調和機では、放水部はノズルによって水の流速を増大させて熱交換器に吹き付けることができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第10発明に係る空気調和機では、超音波振動子によって超音波振動を付与された水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第11発明に係る空気調和機では、気泡発生部によって気泡を付与された水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第12発明に係る空気調和機では、電解水生成部によって生成された電解水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第13発明に係る空気調和機では、加湿部において加湿に用いられず残った水が放水部に送られ電解水にされて熱交換器に放水される。ここで、加湿部は、透湿膜方式の加湿機能を有するため、加湿部においては水のみが透湿膜を通過して加湿に用いられ、残った水のイオン成分濃度が高くなっている。このようなイオン成分濃度が高くなった水が電気分解されることによって、より洗浄力の高い電解水を生成することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力をより向上させることができる。
第14発明に係る空気調和機では、オゾンを含んだ水を熱交換器に放水することができる。これにより、この空気調和機では、洗浄能力を向上させることができる。
第15発明に係る空気調和機では、移動機構によって放水部が移動することによって、熱交換器の広い範囲を洗浄することができる。
第16発明に係る空気調和機では、複数の水の吹き出し口から水が吹き出されて熱交換器に放水される。これにより、熱交換器の広い範囲を洗浄することができる。
第17発明に係る空気調和機では、放水部が熱交換器の上方に設けられているため、熱交換器に放水された水は熱交換器に沿って下方に流れながら熱交換器を洗浄することができる。このため、簡易な構成で熱交換器の広い範囲を洗浄することができる。
<第1実施形態>
〔構成〕
本発明の第1実施形態に係る空気調和機1aを図1に示す。この空気調和機1aは、天井面に取り付けられる天井埋込型の室内機であり、室外に設置される室外機(図示せず)と接続される。空気調和機1aは、ケーシング2と、室内送風部3と、室内熱交換器4と、加湿部5と、放水部6と、給排水設備7aとを備えている。
ケーシング2は、室内送風部3、室内熱交換器4、加湿部5などの構成部品を内部に収納しており、ケーシング本体21、正面パネル22、熱交換器用ドレンパン23などを有する。ケーシング本体21は、下面が開口した箱状の部材であり、室内熱交換器4、室内送風部3、加湿部5を収納している。正面パネル22は、ケーシング本体21の開口を閉じるようにケーシング本体21に取り付けられ、室内に面して配置される。また、正面パネル22の中央部には吸込み口24が設けられ、その周囲には吹出し口25が設けられている。熱交換器用ドレンパン23は、室内熱交換器4の下方に設けられており、室内熱交換器4から滴下するドレン水を受ける。
室内送風部3は、正面パネル22の上方に配置されており、吸込み口24から吸い込まれ、室内熱交換器4を通り、吹出し口25から室内へ吹き出される空気の流れを生成する。室内送風部3は、送風ファン31と、ファンモータ32とを有する。送風ファン31は、ファンモータ32によって回転駆動され、軸方向から空気を吸い込み遠心方向に空気を吹き出す遠心ファンである。
室内熱交換器4は、フィンチューブ式の熱交換器であり、室内へ吹き出される空気と熱交換を行う。室内熱交換器4は、室内送風部3の側方を囲むように設けられている。室内熱交換器4は、垂直断面において鉛直方向に長い長方形の断面形状を有している。また、室内熱交換器4が有する複数のフィンは、鉛直方向に概ね平行に配置されている。
加湿部5は、後述する給排水設備7aから供給される水を用いて、室内へ吹き出される空気を加湿する。加湿部5は、気化方式の加湿機能を有しており、加湿部5に送られた水は加湿部5において水蒸気となり空気と共に室内へ吹き出される。気化方式には、透湿膜式、滴下式、毛管式などの方式があるが、ここでは、透湿膜式の加湿部5が用いられている。透湿膜式とは、液体としての水は通さないが水蒸気を通す超撥水性多孔質膜で水を覆い、その周囲に空気を流すことにより加湿を行う方式である。超撥水性多孔質膜としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素樹脂などの疎水性高分子材料からなる多孔質膜が挙げられる。なお、加湿部5の下方には、加湿部用ドレンパン26が設けられており、万一、加湿部5において水漏れが生じた場合には、加湿部5から漏れた水滴を受ける。
放水部6は、後述する熱交換器用給水路72aから供給される水を用いて室内熱交換器4に放水することによって、室内熱交換器4を洗浄することができる。放水部6は、室内熱交換器4の上方に配置されている。このため、放水部6から放出された水は、室内熱交換器4に沿って下方に流れ、室内熱交換器4を上下方向の広範囲に亘って洗浄することができる。
給排水設備7aは、水源から供給される水を加湿部5および放水部6に搬送すると共に、不要な水を外部に排出するための設備であり、加湿用給排水路71aと、熱交換器用給水路72aと、貯水タンク81と、循環ポンプP1と、各種の水路開閉弁V1−V3とを有している。なお、水源としては、水道管が用いられる。
加湿用給排水路71aは、水源に接続される給水口83と、水を外部に排水するための排水口84とを有し、給水口83から加湿部5を通り排水口84まで水を送るための水路である。加湿用給排水路71aは、タンク給水路73aと、加湿部給水路74aと、循環水路75aと、排水路76aとを有する。タンク給水路73aは、給水口83から貯水タンク81へ水を送るための水路である。加湿部給水路74aは、貯水タンク81から加湿部5へ水を送るための水路であり、その一端は貯水タンク81に接続され、他端は加湿部5の上部に接続されている。循環水路75aは、加湿部5において加湿に用いられずに残った水を貯水タンク81に戻すための水路であり、その一端は加湿部5の下部に接続されており、他端は貯水タンク81に接続されている。排水路76aは、加湿部給水路74aに接続されており、加湿部給水路74aを流れる水を排水口84に送って外部に排出するための水路である。
熱交換器用給水路72aは、加湿用給排水路71aから分岐し、放水部6まで水を送るための水路である。熱交換器用給水路72aの一端は、タンク給水路73aに接続されている。すなわち、熱交換器用給水路72aは、加湿用給排水路71aのうち加湿部5および貯水タンク81よりも上流側において分岐している。熱交換器用給水路72aの他端は、放水部6に接続されている。
貯水タンク81は、給水口83から供給される水および循環水路75aを通って加湿部5から回収される水を蓄える。貯水タンク81は、加湿用給排水路71aのうち給水口83と加湿部5との間の部分に設けられている。
循環ポンプP1は、貯水タンク81から加湿部給水路74aを通って加湿部5へ向かう水の流れを生成する。循環ポンプP1は、加湿部給水路74aのうち、排水路76aと加湿部給水路74aとの接続部分よりも下流側に設けられている。
水路開閉弁V1−V3は、図示しない制御部からの制御信号によって電気的に制御される電磁弁であり、水路を開閉することができる。水路開閉弁V1−V3には、タンク給水路開閉弁V1と、熱交換器用給水路開閉弁V2と、排水路開閉弁V3とがある。タンク給水路開閉弁V1は、タンク給水路73aのうち、熱交換器用給水路72aとの接続部分よりも下流側に設けられており、貯水タンク81への水の供給を制御することができる。熱交換器用給水路開閉弁V2は、熱交換器用給水路72aに設けられており、放水部6への水の供給を制御することができる。排水路開閉弁V3は、排水路76aに設けられており、排水口84からの水の排出を制御することができる。
〔給排水設備7aによる加湿部5および放水部6への給水〕
まず、加湿部5への給水について説明する。この場合、タンク給水路開閉弁V1は開状態とされ、排水路開閉弁V3は閉状態とされる。これにより、水道管からタンク給水路73aを通って貯水タンク81まで水が搬送され蓄えられる。また、循環ポンプP1が駆動されることにより、貯水タンク81から加湿部給水路74aを通って加湿部5に水が搬送される。そして、加湿部5において水が気化することにより空気が加湿される。加湿部5において気化せずに残った水は、循環水路75aを通って貯水タンク81に戻される。なお、貯水タンク81の内部、例えば、貯水タンク81の内面の上下2個所に、フロートスイッチなどの水位検知手段が設けられ、上限位置まで水位が上昇するとタンク給水路開閉弁V1が閉じられ、下限位置まで水位が下がるとタンク給水路開閉弁V1が開かれるように、タンク給水路開閉弁V1が制御されるとよい。これにより、加湿に必要な水量を確保することができる。
次に、放水部6への給水について説明する。この場合、熱交換器用給水路開閉弁V2は、開状態とされる。これにより、水道管からタンク給水路73aおよび熱交換器用給水路72aを通って放水部6に水が搬送され、放水部6から室内熱交換器4に向けて放水される。これにより、室内熱交換器4が洗浄される。室内熱交換器4から滴下した水は、熱交換器用ドレンパン23に受けられ、熱交換器用ドレンパン23に接続された排水管(図示せず)を通って外部に排出される。
なお、加湿部5への給水と放水部6への給水とが同時に行われてもよく、いずれか一方のみが行われてもよい。加湿部5への給水と放水部6への給水との両方が行われる場合は、熱交換器用給水路開閉弁V2が開状態とされると共に循環ポンプP1が駆動される。加湿部5への給水のみが行われ放水部6への給水が行われない場合は、熱交換器用給水路開閉弁V2が閉状態とされる。放水部6への給水のみが行われ加湿部5への給水が行われないときは、熱交換器用給水路開閉弁V2が開状態とされ、循環ポンプP1が停止される。
また、給排水設備7aが長期間休止した後に使用を再開する場合には、循環ポンプP1が停止した状態で、タンク給水路開閉弁V1および排水路開閉弁V3を開状態とすることにより、水路に溜まった水を加湿部をバイパスして排水ことができる。
また、貯水タンク81に十分な量の水が貯留され貯水タンク81内の水圧が水源からの給水圧と同程度まで高くなった状態で熱交換器用給水路開閉弁V2が開かれることにより、貯水タンク81内の水を放水部6へ送り室内熱交換器4に向けて放水することも可能である。
〔特徴〕
この空気調和機1aでは、熱交換器用給水路72aが加湿用給排水路71aから分岐しているため、加湿用給排水路71aを通る水の少なくとも一部を熱交換器用給水路72aを介して放水部6に送り、放水部6から室内熱交換器4に放水することができる。このため、加湿用の水や設備を利用することにより、簡易な構成を追加するだけで、室内熱交換器4の洗浄が可能となっている。これにより、この空気調和機1aでは、室内熱交換器4の洗浄機構を備えながらも、外形の大型化およびコストの増大が抑えられている。
また、この空気調和機1aでは、熱交換器用給水路72aが、加湿用給排水路71aのうち貯水タンク81よりも上流側で分岐している。このため、貯水タンク81に貯えられる水の量に関わらず、放水部6に供給する水を容易に確保することができる。また、水道管の水圧を利用して放水部6まで水を搬送することができるため、熱交換器用給水路72aにポンプを設ける必要がない。さらに、ポンプを設けずに貯水タンク81から熱交換器用給水路72aに水を供給する場合、水圧を確保する観点から貯水タンク81を放水部6よりも上方に配置することが望ましいが、この空気調和機1aでは、水道管の水圧を利用することができるため、貯水タンク81の配置の自由度が向上している。
<第2実施形態>
〔構成〕
本発明の第2実施形態に係る空気調和機1bを図2に示す。この空気調和機1bは、給排水設備7bと加熱部82とを備える。
給排水設備7bは、加湿用給排水路71bと、熱交換器用給水路72bと、貯水タンク81と、循環ポンプP1と、水路開閉弁V1−V3とを有している。
加湿用給排水路71bは、水源に接続される給水口83と、水を外部に排水するための排水口84とを有し、給水口83から加湿部5を通り排水口84まで水を送るための水路である。加湿用給排水路71bは、タンク給水路73bと、加湿部給水路74bと、循環水路75bと、排水路76bとを有する。タンク給水路73bは、給水口83から貯水タンク81へ水を送るための水路である。加湿部給水路74bは、貯水タンク81から加湿部5へ水を送るための水路であり、その一端は貯水タンク81に接続され、他端は加湿部5の上部に接続されている。循環水路75bは、加湿部5において加湿に用いられずに残った水を貯水タンク81に戻すための水路であり、一端が加湿部5の下部に接続されており、他端が貯水タンク81に接続されている。排水路76bは、貯水タンク81の底部に接続されており、貯水タンク81に貯えられた水を排水口84に送って外部に排出するための水路である。
熱交換器用給水路72bは、加湿用給排水路71bから分岐し、放水部6まで水を送るための水路である。より詳細には、熱交換器用給水路72bの一端は、貯水タンク81に接続されており、他端は、放水部6に接続されている。このため、熱交換器用給水路72bは、貯水タンク81において加湿用給排水路71bから分岐している。
加熱部82は、加湿部5へ送られる水を加熱するものであり、加湿用給排水路71bのうち加湿部5よりも上流側に設けられている。より詳細には、加熱部82は、貯水タンク81に設けられており、貯水タンク81に貯えられている水を加熱する。これにより、暖まった水が加湿部5に送られ、加湿部5における水の気化を促進することができる。
他の構成については、第1実施形態に係る空気調和機1aと同様である。
〔特徴〕
(1)
この空気調和機1bでは、第1実施形態に係る空気調和機1aと概ね同様にして、給排水設備7bによる加湿部5および放水部6への給水が行われ、第1実施形態に係る空気調和機1aと同様の効果を奏することができる。ただし、この空気調和機1bでは、貯水タンク81に貯えられた水が、熱交換器用給水路72bを通って放水部6へ送られる。貯水タンク81に貯えられた水は、加熱部82によって加熱されるため、室内熱交換器4の汚れをよく落とすことができる。このため、この空気調和機1bでは、室内熱交換器4の洗浄能力が向上している。
なお、この空気調和機1bのように、循環水路75bによって加湿部5を通った水が貯水タンク81に戻される場合、加熱部82は、加湿用給排水路71bにおいて貯水タンク81よりも下流側に配置されてもよい。例えば、加湿部給水路74bに加熱部82が設けられた場合、加熱部82によって加熱された水が加湿部5に送られ、加湿部5において気化しなかった水は、貯水タンク81に戻る。このため、加熱された水を熱交換器用給水路72bを通って放水部6へ送ることができ、上記と同様に室内熱交換器4の洗浄能力を向上させることができる。
(2)
この空気調和機1bでは、熱交換器用給水路72bが貯水タンク81に接続されるため、貯水タンク81に貯えられた水の水圧を利用して放水部6に水を送ることができる。このため、貯水タンク81から放水部6に水を送るためのポンプが不要である。これにより、この空気調和機1bでは、室内熱交換器4の洗浄機構を備えながらも、外形の大型化およびコストの増大を抑えることができる。
(3)
この空気調和機1bでは、加湿部5を通った水は、循環水路75bを通って貯水タンク81に戻され、再び加湿部5に送られるか、または、放水部6に送られる。このため、この空気調和機1bでは、加湿用の水とは別に室内熱交換器4の洗浄用の水が用いられる場合と比べて、使用される水の量を低減することができる。また、加熱部82によって加熱された水の再利用が可能であるため、加熱部82の熱損失を低減することができる。
なお、この空気調和機1bの変形例として、以下の形態の空気調和機が利用可能である。
〔変形例1〕
図3に示す空気調和機1cでは、給排水設備7cの加湿用給排水路71cに循環水路が設けられていない。また、加湿部給水路74cの一端が貯水タンク81の底部に接続され、他端が加湿部5の下部に接続されている。排水路76cは、加湿部給水路74cの中間部分に接続されている。循環ポンプP1は設けられておらず、貯水タンク81に貯えられた水の水圧により加湿部5に水が供給される。
熱交換器用給水路72c、タンク給水路73cは、上記の空気調和機1bの熱交換器用給水路72b、タンク給水路73bと同様である。また、他の構成についても、上記の空気調和機1bと同様である。
〔変形例2〕
図4に示す空気調和機1dでは、給排水設備7dの加湿用給排水路71dに循環水路が設けられておらず、加湿部給水路74dの一端が貯水タンク81の底部に接続され、他端が加湿部5の上部に接続されている。排水路76dは、加湿部5の下部に接続されている。また、循環ポンプP1および排水路開閉弁V3は設けられておらず、貯水タンク81に貯えられた水の水圧により加湿部5および排水口84まで水が搬送される。
熱交換器用給水路72d、タンク給水路73dは、上記の空気調和機1bの熱交換器用給水路72b、タンク給水路73bと同様である。また、他の構成についても、上記の空気調和機1bと同様である。
〔変形例3〕
図5に示す空気調和機1eでは、給排水設備7eに上部貯水タンク811と下部貯水タンク812とが設けられている。加湿用給排水路71eでは、加湿部給水路74eの一端が上部貯水タンク811の底部に接続されており、他端は加湿部5の上部に接続されている。下部貯水タンク812は、加湿部5の下部から流れてくる水を受けるように配置されており、ドレンパンの機能を兼ねている。なお、この加湿部5は滴下式の加湿機能を有するものである。また、下部貯水タンク812の上部にはタンク給水路73eが接続されており、下部貯水タンク812の底部には排水路76eが接続されている。さらに、上部貯水タンク811と下部貯水タンク812とを繋ぐ循環水路75eが設けられており、循環水路75eには、下部貯水タンク812から上部貯水タンク811へと水を送る循環ポンプP1が設けられている。熱交換器用給水路72eの一端は上部貯水タンク811に接続されており、他端は放水部6に接続されている。また、タンク給水路73eは、下部貯水タンク812に接続されている。
なお、加熱部82は、上部貯水タンク811に設けられているが、下部貯水タンク812に設けられてもよい。
他の構成については、上記の空気調和機1bと同様である。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る空気調和機1fを図6に示す。この空気調和機1fが備える給排水設備7fは、加湿用給排水路71fと、熱交換器用給水路72fと、貯水タンク81と、循環ポンプP1と、水路開閉弁V1−V4とを有している。
加湿用給排水路71fは、水源に接続される給水口83と、水を外部に排水するための排水口84とを有し、給水口83から加湿部5を通り排水口84まで水を送るための水路である。加湿用給排水路71fは、タンク給水路73fと、加湿部給水路74fと、循環水路75fと、排水路76fとを有する。タンク給水路73fは、給水口83から貯水タンク81へ水を送るための水路である。加湿部給水路74fは、貯水タンク81から加湿部5へ水を送るための水路であり、その一端は貯水タンク81に接続され、他端は加湿部5の上部に接続されている。循環水路75fは、加湿部5において加湿に用いられずに残った水を貯水タンク81に戻すための水路であり、一端が加湿部5の下部に接続されており、他端が貯水タンク81に接続されている。排水路76fは、加湿部給水路74fに接続されており、加湿部給水路74fを流れる水を排水口84に送って外部に排出するための水路である。
熱交換器用給水路72fは、加湿用給排水路71fから分岐し、放水部6まで水を送るための水路である。熱交換器用給水路72fの一端は、加湿部給水路74fに接続されており、熱交換器用給水路72fは、加湿用給排水路71fのうち貯水タンク81と加湿部5との間において分岐している。より具体的には、熱交換器用給水路72fの一端は、加湿部給水路74fのうち循環ポンプP1の下流側であり且つ加湿部給水路開閉弁V4の上流側に接続されている。熱交換器用給水路72fの他端は、放水部6に接続されている。
また、この空気調和機1fでは、加湿部給水路開閉弁V4が設けられている。加湿部給水路開閉弁V4は、加湿部給水路74fのうち、熱交換器用給水路72fとの接続部分よりも下流側に設けられている。
他の構成については、第1実施形態に係る空気調和機1aや第2実施形態に係る空気調和機1bと同様である。
〔特徴〕
この空気調和機1fでは、加湿部給水路74fを通る水の一部または全部が熱交換器用給水路72fを通って放水部6へ送られる。熱交換器用給水路開閉弁V2と加湿部給水路開閉弁V4との両方が開状態とされている場合には、貯水タンク81に貯えられた水が加湿部5と放水部6との両方に送られる。熱交換器用給水路開閉弁V2が開状態とされ、且つ、加湿部給水路開閉弁V4が閉状態とされた場合には、放水部6にのみ水が送られる。また、熱交換器用給水路開閉弁V2が閉状態とされ、且つ、加湿部給水路開閉弁V4が開状態とされた場合には、加湿部5にのみ水が送られる。
この空気調和機1fにおいても、第1実施形態に係る空気調和機1aおよび第2実施形態に係る空気調和機1bと同様に、加湿用の水や給排水のための設備の一部を用いることにより、簡易な構成を追加するだけで、室内熱交換器4の洗浄が可能となっている。このため、空気調和機1fの大型化およびコストの増大が抑えられている。
また、貯水タンク81に貯えられた水が放水部6に送られるため、第2実施形態に係る空気調和機1bと同様に、加熱部82によって加熱された水を放水部6に送ることができ、室内熱交換器4の洗浄能力が向上している。
さらに、この空気調和機1fでは、加湿部5へ送られる水の流れと、放水部6に送られる水の流れとが、循環ポンプP1によって生成される。従って、この空気調和機1fでは、1つの循環ポンプP1によって、放水部6に送られる水の流れと加湿部5に送られる水の流れとの両方を生成することができる。このため、ポンプの数の増加が抑えられており、空気調和機1fの大型化およびコストの増大がさらに抑えられている。
また、この空気調和機1fの変形例として、以下の形態の空気調和機が利用可能である。
〔変形例4〕
図7に示す空気調和機1gでは、給排水設備7gの加湿用給排水路71gに循環水路が設けられておらず、加湿部給水路74gの一端が貯水タンク81の底部に接続され、他端が加湿部5の下部に接続されている。排水路76gは、加湿部給水路74gの中間部分に接続されている。加湿部給水路開閉弁V4は設けられていない。また、循環ポンプP1は設けられておらず、貯水タンク81に貯えられた水の水圧により加湿部5に水が供給される。
熱交換器用給水路72g、タンク給水路73gは、上記の空気調和機1fの熱交換器用給水路72f、タンク給水路73fと同様である。また、他の構成についても、上記の空気調和機1fと同様である。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る空気調和機1hを図8に示す。この空気調和機1hが備える給排水設備7hは、加湿用給排水路71hと、熱交換器用給水路72hと、貯水タンク81と、循環ポンプP1と、水路開閉弁V1−V3,V5とを有している。
加湿用給排水路71hは、水源に接続される給水口83と、水を外部に排水するための排水口84とを有し、給水口83から加湿部5を通り排水口84まで水を送るための水路である。加湿用給排水路71hは、タンク給水路73hと、加湿部給水路74hと、循環水路75hと、排水路76hとを有する。タンク給水路73hは、給水口83から貯水タンク81へ水を送るための水路である。加湿部給水路74hは、貯水タンク81から加湿部5へ水を送るための水路であり、その一端は貯水タンク81に接続され、他端は加湿部5の下部に接続されている。循環水路75hは、加湿部5において加湿に用いられずに残った水を貯水タンク81に戻すための水路であり、一端が加湿部5の上部に接続されており、他端が貯水タンク81に接続されている。排水路76hは、貯水タンク81に接続されており、貯水タンク81に貯えられた水を排水口84に送って外部に排出するための水路である。
熱交換器用給水路72hは、加湿用給排水路71hから分岐し、放水部6まで水を送るための水路である。熱交換器用給水路72hの一端は、循環水路75hに接続されており、熱交換器用給水路72hは、加湿用給排水路71hのうち加湿部5の下流側において加湿用給排水路71hから分岐している。より具体的には、熱交換器用給水路72hの一端は、循環水路75hのうち循環水路開閉弁V5(後述)の上流側に接続されている。なお、熱交換器用給水路72hの他端は、放水部6に接続されている。
また、この空気調和機1hでは、循環水路開閉弁V5が設けられている。循環水路開閉弁V5は、循環水路75hに設けられている。
他の構成については、第1実施形態に係る空気調和機1aや第2実施形態に係る空気調和機1bと同様である。
〔特徴〕
この空気調和機1hでは、循環水路75hを通る水の一部または全部が熱交換器用給水路72hを通って放水部6へ送られる。熱交換器用給水路開閉弁V2と循環水路開閉弁V5との両方が開状態とされている場合には、加湿部5を通った水が放水部6と貯水タンク81との両方に送られる。熱交換器用給水路開閉弁V2が開状態とされ且つ循環水路開閉弁V5が閉状態とされた場合には、放水部6にのみ水が送られる。また、熱交換器用給水路開閉弁V2が閉状態とされ且つ循環水路開閉弁V5が開状態とされた場合には、貯水タンク81にのみ水が送られる。
この空気調和機1hにおいても、第1実施形態に係る空気調和機1aおよび第2実施形態に係る空気調和機1bと同様に、加湿用の水や給排水用の設備の一部を用いることにより、簡易な構成を追加するだけで、室内熱交換器4の洗浄が可能となっている。このため、空気調和機1hの大型化およびコストの増大が抑えられている。
また、加湿部5において気化せずに残った水を室内熱交換器4の洗浄に用いることができるため、水を無駄なく使うことができる。
また、第2実施形態に係る空気調和機1bと同様に、加熱部82によって加熱された水を放水部6に送ることができ、室内熱交換器4の洗浄能力が向上している。
さらに、この空気調和機1hでは、加湿部5へ送られる水の流れと、放水部6に送られる水の流れとが、循環ポンプP1によって生成される。このため、この空気調和機1hでは、ポンプの数の増加が抑えられており、空気調和機1hの大型化およびコストの増大がより抑えられている。
また、この空気調和機1hの変形例として、以下の形態が用いられてもよい。
〔変形例5〕
図9に示す空気調和機1iでは、給排水設備7iの加湿用給排水路71iに、循環水路が設けられておらず、熱交換器用給水路72iは、加湿部5の上部に接続されている。また、加湿部給水路74iの一端が貯水タンク81の底部に接続され、他端が加湿部5の下部に接続されている。このため、貯水タンク81から加湿部給水路iを通って加湿部5に送られた水は、加湿部5を通った後に熱交換器用給水路72iを通り放水部6に送られる。なお、排水路76iは、加湿部給水路74iの中間部分に接続されている。循環水路開閉弁V5は設けられていない。また、循環ポンプP1は設けられておらず、貯水タンク81に貯えられた水の水圧により加湿部5および放水部6に水が供給される。
タンク給水路73iは、上記の空気調和機1hのタンク給水路73hと同様である。また、他の構成についても、上記の空気調和機1hと同様である。
〔変形例6〕
図10に示す空気調和機1jでは、給排水設備7jの加湿用給排水路71jに循環水路が設けられておらず、熱交換器用給水路72jは、加湿部5の下部に接続されている。なお、加湿部5は、複数に分割されており、熱交換器用給水路72jは、加湿部5の各分割部分に対応して分岐している。また、加湿部給水路74jの一端は、貯水タンク81の底部に接続されている。加湿部給水路74jの他端側は、加湿部5の各分割部分に対応して複数に分岐しており、加湿部給水路74jの各分岐水路は加湿部5の上部に接続されている。このため、貯水タンク81から加湿部給水路74jを通って加湿部5に送られた水は、加湿部5を通った後に熱交換器用給水路72jを通り放水部6に送られる。排水路76jは、熱交換器用給水路72jに接続される水路と、加湿部用ドレンパン26に接続される水路と、熱交換器用ドレンパン23に接続される水路とに分岐しており、熱交換器用給水路72jに接続される水路には排水路開閉弁V3が設けられている。この空気調和機1jでは、循環ポンプP1は設けられておらず、貯水タンク81に貯えられた水の水圧により加湿部5および放水部6に水が供給される。
なお、この空気調和機1jでは、熱交換器用水路開閉弁V2が設けられていないが、排水路開閉弁V3を省略して熱交換器用水路開閉弁V2を設けてもよい。
他の構成については、上記の空気調和機1hと同様である
<他の実施形態>
(a)
上記の実施形態において、図11に示すように、放水部6に、水の流速を増大させるノズル91が設けられてもよい。
この場合、水が勢いよく室内熱交換器4に当たることによって、室内熱交換器4の汚れをよく落とすことができる。これにより、室内熱交換器4の洗浄能力を向上させることができる。
(b)
上記の実施形態において、図11に示すように、室内熱交換器4に放水される水に超音波振動を加える超音波振動子92が備えられてもよい。ここで、超音波振動子92は、放水部6に設けられているが、他の部分に設けられてもよい。また、超音波振動子としては、1〜3MHzの超音波振動を発信可能なものが望ましい。
この場合、室内熱交換器4に向けて放出される水に超音波が印可されるため、室内熱交換器4の汚れをよく落とすことができる。これにより、室内熱交換器4の洗浄能力を向上させることができる。
(c)
上記の実施形態において、図12に示すように、室内熱交換器4に放水される水に気泡を付与する気泡発生部93が備えられてもよい。気泡発生部93としては、様々な装置が利用可能であり、例えば、高圧のもとで水を空間内に吐出させることで気泡を発生するものが利用可能である。なお、気泡発生部93としては、50μm以下の細かな気泡を生成可能なものが望ましい。
この場合、室内熱交換器4に向けて放出される水に気泡が含まれるため、室内熱交換器4の汚れをよく落とすことができる。これにより、室内熱交換器4の洗浄能力を向上させることができる。
また、図12では、気泡発生部93は、放水部6に設けられているが、放水部6に限らず他の部分に設けられてもよい。例えば、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態に係る空気調和機において、貯水タンク81に気泡発生部93が設けられた場合も、気泡を含んだ水を放水部6から放出することができる。また、この場合、加湿部5にも気泡を含んだ水が送られるため、加湿部5の洗浄を行うこともできる。
(d)
上記の実施形態において、図13に示すように、室内熱交換器4に放水される水を電気分解して電解水を生成する電解水生成部94が備えられてもよい。この電解水生成部94は、水を電気分解する一対の電極を有している。電極は、ベースがTi(チタン)であり、皮膜層がIr(イリジウム)、Ta(タンタル)、Pt(白金)から構成されており、この電極間に約40ミリアンペアの電流が印可される。これにより、水道水中の塩素を利用して、除菌作用に優れたHClO(次亜塩素酸)を含む電解水を生成することができる。なお、電極の耐久性を考慮すると、電極への通電・非通電が所定時間ごとに繰り返されることが望ましく、また、所定の周期で電極の極性が切り替えられることが望ましい。
この場合、除菌作用に優れた電解水を放水部6から放出することによって、室内熱交換器4の除菌を行うことができる。
なお、図13では、第2実施形態に係る空気調和機1bに電解水生成部94が備えられているが、他の形態の空気調和機に備えられてもよい。特に、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態に係る空気調和機において、貯水タンク81に電解水生成部94が設けられることによって、電解水を容易に放水部6に供給することができる。また、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態に係る空気調和機のうち循環水路を有する空気調和機の貯水タンク81に電解水生成部94が設けられ、且つ、透湿膜方式の加湿機能を有する加湿部5が用いられることによって、室内熱交換器4の洗浄能力をさらに向上させることができる。すなわち、透湿膜方式の加湿部5では水蒸気のみが水から分離されるため、残った水に含まれるイオン成分の濃度が高くなっている。このような水を電気分解することによって、より洗浄能力の高い電解水を生成することができる。
なお、電解水生成部94は、上記のような電極を利用するものに限られず、洗浄能力を向上させる電解水を生成可能なものであればよい。
(e)
上記の実施形態において、図14に示すように、室内熱交換器4に放水される水にオゾンを生成させるオゾン生成部95が備えられてもよい。このオゾン生成部95は、絶縁板と、絶縁板を挟んで設けられる放電電極および誘電電極を有しており、放電電極と誘電電極との間に交流高電圧を印可することによって放電を発生させる。そして、オゾン生成部95は、放電部分に空気を送ることによって、空気中の酸素の一部をオゾンに変化させる。
この場合、オゾンを含む水を放水部6から放出することによって、室内熱交換器4の除菌を行うことができる。
なお、図14では、第2実施形態に係る空気調和機1bにオゾン生成部95が備えられているが、他の形態の空気調和機に備えられてもよい。特に、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態に係る空気調和機において、貯水タンク81にオゾン生成部95が設けられることによって、オゾン水を容易に放水部6に供給することができる。また、上記の電解水生成部94と同様に、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態に係る空気調和機のうち循環水路を有する空気調和機の貯水タンク81にオゾン生成部95が設けられ、且つ、透湿膜方式の加湿機能を有する加湿部5が用いられることによって、室内熱交換器4の洗浄能力をさらに向上させることができる。また、オゾン生成部95が上記の気泡発生部93と共に設けられることによって、気泡発生部93において気泡の生成のために用いられる空気を、オゾン生成部95におけるオゾンの発生に用いることができる。
なお、オゾン生成部95としては、上記のような電極を利用するものに限られない。例えば、紫外線ランプから照射される紫外線のエネルギーによってオゾンを生じさせる装置が利用されてもよい。この場合、紫外線を直接、水に照射することによって、水中に含まれる酸素がオゾンに変わり、低濃度のオゾン水を生成することができる。
(f)
上記の実施形態において、図15に示すように、放水部6を移動させる移動機構96が備えられてもよい。移動機構96としては、例えば、放水部6を案内するレールと、放水部6を駆動するモータとを有し、放水部6を室内熱交換器4の上部に沿って水平に移動させる機構が利用可能である。
この場合、室内熱交換器4を水平方向の広範囲に亘って洗浄することができる。また、室内熱交換器4の上部に放水された水は、室内熱交換器4に沿って下方に流れ、室内熱交換器4を上下方向の広範囲に亘って洗浄することができる。これにより、室内熱交換器4のより広い範囲を洗浄することができる。また、上記の実施形態では、左右に分かれて2つの放水部6が設けられているが、放水部6が移動可能となることにより、放水部6を1つだけ設けてもよい。また、2つの放水部6が共に移動することによって、高水量での洗浄が可能である。
なお、放水部6を室内熱交換器4の側面に沿って上下に移動させる機構が利用されてもよい。
また、図15では、第1実施形態に係る空気調和機1aに移動機構96が設けられているが、他の形態の空気調和機に設けられてもよい。
(g)
上記の実施形態において、放水部6に、複数の水の吹き出し口が形成されてもよい。例えば、放水部6に水平方向に並んで複数の吹き出し口が形成されるとよい。この場合、室内熱交換器4を水平方向の広範囲に亘って洗浄することができる。また、放水部6を移動機構96によって移動させる場合と比べて、可動部品が少なくなるため、故障発生の恐れを低減することができる。
なお、鉛直方向に沿って放水部6が設けられ、放水部6に鉛直方向に並んで複数の吹き出し口が形成されてもよい。この場合、室内熱交換器4を鉛直方向の広範囲に亘って洗浄することができる。
また、放水部6が、それぞれ吹き出し口を有する複数のヘッド部を有し、各ヘッド部が室内熱交換器4に沿って離れて配置されてもよい。この場合も、上記と同様に、室内熱交換器4を広範囲に亘って洗浄することができる。
(h)
上記の実施形態では、放水部6は室内熱交換器4の上方に配置されているが、放水部6が室内熱交換器4の側方に設けられてもよい。この場合、室内熱交換器4の側面を効果的に洗浄することができる。
また、この場合、上述したノズルが放水部6に設けられることが望ましい。これにより、室内熱交換器4の奥部まで十分に洗浄することができる。さらに、上述した移動機構96が設けられ、放水部6を室内熱交換器4の側面に沿って上下方向や水平方向に移動させることにより、室内熱交換器4のより広範囲を洗浄することができる。
(i)
上記の実施形態では、主に透湿膜方式の加湿部5が利用されているが、他の加湿方式のものが利用されてもよい。例えば、上記の実施形態に係る空気調和機のうち、第2実施形態の変形例1に係る空気調和機1c(図3参照)、第3実施形態の変形例4に係る空気調和機1g(図7参照)については、毛管式の加湿部5が利用できる。毛管式とは、加湿部給水路から供給される水を加湿用部材で吸い上げ、加湿用部材に風を当てることによって空気の加湿を行う方式である。また、上記の実施形態に係る空気調和機のうち第2実施形態の変形例2に係る空気調和機1d(図4参照)については、滴下式の加湿部5が利用できる。滴下式とは、加湿用部材の上部に水を供給し、加湿用部材に風を当てることによって空気の加湿を行う方式である。毛管式、滴下式のいずれにおいても、加湿用部材としては、吸水性、通風性が高く且つ表面積の大きな多孔性部材が用いられる。例えば、親水性材料から形成された不織布などの繊維系部材や、スポンジなどの発泡性部材が挙げられる。
(j)
上記の実施形態では、天井埋込型の空気調和機に対して本発明が適用されているが、壁掛け型や床置き型などの他の形態の空気調和機に対しても本発明が適用可能である。
(k)
上記の実施形態では、水源として水道が用いられているが、給湯器など加湿に適した水質を確保できるものであれば他のものも利用可能である。
本発明は、熱交換器の洗浄機構を備えながらも大型化を抑えることができる効果を有し、空気調和機として有用である。
第1実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 第2実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 第2実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 第2実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 第2実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 第3実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 第3実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 第4実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 第4実施形態に係る空気調和機の変形例の構成を示す図。 他の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 他の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 他の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 他の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 他の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。 他の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図。
符号の説明
1a−1j 空気調和機
4 室内熱交換器(熱交換器)
5 加湿部
6 放水部
71a−71j 加湿用給排水路
72a−72j 熱交換器用給水路
75b,75e,75f 循環水路
81 貯水タンク
82 加熱部
83 給水口
84 排水口
91 ノズル
92 超音波振動子
93 気泡発生部
94 電解水生成部
95 オゾン生成部
96 移動機構

Claims (17)

  1. 室内へ吹き出される空気と熱交換を行う熱交換器(4)と、
    前記空気を加湿する加湿部(5)と、
    水源に接続される給水口(83)と、水を外部に排水するための排水口(84)とを有し、前記給水口(83)から前記加湿部(5)を通り前記排水口(84)まで水を送るための加湿用給排水路(71a−71j)と、
    前記熱交換器(4)に放水するための放水部(6)と、
    前記加湿用給排水路(71a−71j)から分岐し、前記放水部(6)まで水を送るための熱交換器用給水路(72a−72j)と、
    を備える空気調和機(1a−1j)。
  2. 前記熱交換器用給水路(72a−72g)は、前記加湿用給排水路(71a−71g)のうち前記加湿部(5)より上流側において分岐している、
    請求項1に記載の空気調和機(1a−1g)。
  3. 前記加湿用給排水路(71a)の前記給水口(83)と前記加湿部(5)との間には、前記給水口(83)から供給された水を蓄える貯水タンク(81)が設けられており、
    前記熱交換器用給水路(72a)は、前記加湿用給排水路(71a)のうち前記給水口(83)と前記貯水タンク(81)との間において分岐している、
    請求項2に記載の空気調和機(1a)。
  4. 前記加湿用給排水路(71b−71e)の前記給水口(83)と前記加湿部(5)との間には、前記給水口(83)から供給された水を蓄える貯水タンク(81)が設けられており、
    前記熱交換器用給水路(72b−72e)は、前記貯水タンク(81)において分岐している、
    請求項2に記載の空気調和機(1b−1e)。
  5. 前記加湿用給排水路(71f,71g)の前記給水口(83)と前記加湿部(5)との間には、前記給水口(83)から供給された水を蓄える貯水タンク(81)が設けられており、
    前記熱交換器用給水路(72f,72g)は、前記加湿用給排水路(71f,71g)のうち前記貯水タンク(81)と前記加湿部(5)との間において分岐している、
    請求項2に記載の空気調和機(1f,1g)。
  6. 前記加湿用給排水路(71b,71e,71f)は、前記貯水タンク(81)と前記加湿部(5)との間で水を循環させる循環水路(75b,75e,75f)を有する、
    請求項4または5に記載の空気調和機(1b,1e,1f)。
  7. 前記熱交換器用給水路(72h−72j)は、前記加湿用給排水路(71h−71j)のうち前記加湿部(5)の下流側において分岐している、
    請求項1に記載の空気調和機(1h−1j)。
  8. 前記加湿部(5)および放水部(6)に送られる水を加熱する加熱部(82)をさらに備える、
    請求項4から7のいずれかに記載の空気調和機(1b−1j)。
  9. 前記放水部(6)は、水の流速を増大させるノズル(91)を有する、
    請求項1から8のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  10. 前記熱交換器(4)に放水される水に超音波振動を加える超音波振動子(92)をさらに備える、
    請求項1から9のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  11. 前記熱交換器(4)に放水される水に気泡を付与する気泡発生部(93)をさらに備える、
    請求項1から10のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  12. 前記熱交換器(4)に放水される水を電気分解して電解水を生成する電解水生成部(94)をさらに備える、
    請求項1から11のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  13. 前記加湿部(5)は透湿膜方式の加湿機能を有し、
    前記熱交換器(4)に放水される水を電気分解して電解水を生成する電解水生成部(95)をさらに備える、
    請求項6または7に記載の空気調和機(1a−1j)。
  14. 前記熱交換器(4)に放水される水にオゾンを生成させるオゾン生成部(95)をさらに備える、
    請求項1から11のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  15. 前記放水部(6)を移動させる移動機構(96)をさらに備える、
    請求項1から14のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  16. 前記放水部(6)には、複数の水の吹き出し口が形成されている、
    請求項1から14のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
  17. 前記放水部(6)は前記熱交換器(4)の上方に設けられている、
    請求項1から16のいずれかに記載の空気調和機(1a−1j)。
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