JP2013182713A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱コイルを効率よく冷却可能な誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】カバー41aにおける駆動回路基板31aの基板に相当する部分のカバー41b側の側面、カバー41aにおける駆動回路基板31a上に設置された各部品に相当する部分の上面、及び、カバー41bにおける駆動回路基板31bの基板に相当する部分のカバー41a側の側面によって形成される空間を、冷却ファン34によって生成される冷却風が通過するカバー外風路51aとして形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱コイルを効率的に冷却する誘導加熱調理器に関する。
従来の誘導加熱調理器として、内部に設置された冷却ファンにより、本体上部の吸気口より取り込んだ空気を、各種回路基板に当てて冷却させた後、これらの回路基板の上方に設置された加熱コイルを冷却させ、本体上部の排気口より外部に排出させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−173140号公報(第3−5頁、図3)
しかしながら、特許文献1に記載されている誘導加熱調理器においては、加熱コイルを冷却する空気は、各種制御基板を冷却し、温度が上昇した空気を用いるため、加熱コイルの冷却を十分に実施できず、冷却効率が悪いという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、加熱コイルを効率よく冷却可能な誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、本体内に配置された複数の加熱コイルによってトッププレートに載置された被加熱物を誘導加熱する誘導加熱調理器であって、半導体素子が実装され、前記加熱コイルごとに備えられ、該加熱コイルを駆動する複数の駆動回路基板と、複数の該駆動回路基板ごとに、該駆動回路基板を囲うカバーと、前記半導体素子及び前記加熱コイルを冷却する冷却風を生成する冷却ファンと、前記本体の上側の複数の前記加熱コイルが配置された空間と、前記本体の下側の前記駆動回路基板及び前記冷却ファンが設置された空間とを仕切る水平仕切板と、を備え、前記各カバーには、前記駆動回路基板が配置された該カバー内を前記冷却風が流通するように、該冷却風が前記カバー内へ流入する入口となる入口用開口部、及び、前記冷却風が前記カバー内から流出する出口となる出口用開口部が形成されることにより、前記カバー内を前記冷却風が流通するカバー内風路が形成され、複数の前記カバーの外側面に挟まれた空間であって、該空間を流通する前記冷却風が前記水平仕切板に形成された第1開口部から、前記加熱コイルが配置された空間に直接流入する第1カバー外風路が形成され、前記水平仕切板には、前記カバー内風路を通過した前記冷却風が、前記加熱コイルが配置された空間に流入させるための第2開口部が形成され、前記冷却ファンは、生成する前記冷却風が、前記カバー内風路内及び前記第1カバー外風路内に流れ込むような位置に配置されたものである。
本発明によれば、第1カバー外風路のように、駆動回路基板等の冷却に寄与しない温度の低い冷却風を、加熱コイルの冷却に使用可能な風路を形成することにより、駆動回路基板の実装部品を冷却した冷却風のみによって加熱コイルを冷却する場合と比較して、飛躍的に、加熱コイルの冷却効率を向上させることができる。
また、加熱コイルごとに駆動回路基板を備えることによって、駆動回路基板上に実装する部品点数を少なくすることができ、これによって、駆動回路基板上の半導体素子等の各部品の冷却を効率的に実施できると共に、カバー内風路の圧損を低減し、風量を増加させることができるので、加熱コイルの冷却効率をさらに向上させることができる。
また、上記のように、加熱コイルの冷却効率を向上させることができるので、冷却ファンの回転数を低減することも可能となり、低騒音化、及び、消費電力の削減を図ることができる。
また、加熱コイルごとに駆動回路基板を備えるものとしているので、駆動回路基板を増やすことで、加熱コイルの数を増やすことができ、風路構成が容易になるという利点もある。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器101の全体外観図である。 図1で示される誘導加熱調理器101のA−A断面図である。 図2で示される誘導加熱調理器101のB−B断面図である。 図2で示される誘導加熱調理器101のC−C断面図である。 図2で示される誘導加熱調理器101のD−D断面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器101において、加熱コイルが配置された空間を流通する冷却風の流れを示す図である。 図1で示される誘導加熱調理器101のE−E断面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器101の別形態の断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器101の別形態の断面図であり、図2におけるB−B断面図に相当するものである。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器101aの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。 図10で示される誘導加熱調理器101aのF−F断面図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器101bの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。 本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器101cの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。 図13で示される誘導加熱調理器101cのG−G断面図である。 図13で示される誘導加熱調理器101cのH−H断面図である。 本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器101dの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。 本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器101dの別形態の断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。 本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器101dの別形態の断面図であり、図2で示される誘導加熱調理器101のC−C断面図に相当するものである。
実施の形態1.
[誘導加熱調理器101の全体外観構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器101の全体外観図である。
図1で示される本実施の形態に係る誘導加熱調理器101において、本体1の上面には、トッププレート2が設置されており、そのトッププレート2上には、鍋等の被加熱物を載置するための左加熱口3a及び右加熱口3bが形成されている。また、トッププレート2の上面前部には、各種設定値、異常情報、及び、各種メッセージ等を表示する液晶パネル等である表示パネル7、及び、左加熱口3a及び右加熱口3bにおける誘導加熱動作等の操作をするための操作部8が設置されている。また、本体1の上面後部の右側には、本体1内部に空気を取り込むための吸気口9が形成され、本体1の上面後部の左側には、本体1内部から空気を排出するための排気口10が形成されている。また、本体1の内部左側は、調理物を加熱調理するグリル部12のグリル庫12b(図3において後述)が形成されており、本体1の上面中央部には、グリル部12のグリル庫12bで発生した調理物からの煙等を排出するためのグリル排気口11が形成されている。また、グリル部12の前面にはグリル扉12aが形成されており、グリル扉12aの取っ手を手前に引くことによって、グリル庫12b内に載置された網(図示せず)が引き出され、グリル庫12b内と外部とが連通することになる。
[誘導加熱調理器101の本体1の内部構造]
図2は、図1で示される誘導加熱調理器101のA−A断面図であり、図3は、図2で示される誘導加熱調理器101のB−B断面図であり、図4は、図2で示される誘導加熱調理器101のC−C断面図であり、そして、図5は、図2で示される誘導加熱調理器101のD−D断面図である。以下、図2〜図5を参照しながら、誘導加熱調理器101の本体1の内部構造について説明する。
図2及び図3で示されるように、本体1内において、図1で示されるトッププレート2の左加熱口3a及び右加熱口3bの直下には、それぞれ左加熱コイル4a及び右加熱コイル4b(以下、これらの加熱コイルを総称する場合又は区別なく呼称する場合、単に「加熱コイル」というものとする)が配置されている。また、図2及び図3で示されるように、本体1内の右側下部には、誘導加熱調理器101の動作全体を制御する制御基板32が、下ケース22によって下方から支持されて配置されている。また、この制御基板32の前方側及び左右方向側は、上ケース21によって囲われている。すなわち、制御基板32は、上ケース21及び下ケース22によって囲われた構成となっている。
また、上ケース21の上面は平面形状となっており、この上面には、左加熱コイル4aを駆動する駆動回路基板31aが設置されており、基板面が、当該上面に対して略垂直、かつ、誘導加熱調理器101の前後方向に平行となるように設置されている。この駆動回路基板31aには、ダイオード素子又はスイッチング素子等の半導体素子36、36a、36bが実装されており、このうち、半導体素子36にはヒートシンク35bが当接配置されており、半導体素子36a、36bにはヒートシンク35aが共通に当接配置されている。なお、図2及び図3で示されるように、駆動回路基板31aに実装された半導体素子36、36a、36b、及び、配置されたヒートシンク35a、35bは、上ケース21の上面に対して略垂直に設置された駆動回路基板31aの基板面の下方部分に集約するように位置している。また、図3で示されるように、この半導体素子36、36a、36bが実装され、ヒートシンク35a、35bが配置された駆動回路基板31aは、樹脂製等のカバー41aによって囲われている。このカバー41aは、駆動回路基板31aの基板に相当する部分は、駆動回路基板31a上に設置された各部品に相当する部分よりも上に凸形状となるように形成されている。さらに、図2で示されるように、後述する冷却ファン34によって生成される冷却風が、駆動回路基板31aが配置されたカバー41a内を通過するように、カバー41aの後面部に入口用開口部42aが開口され、カバー41aの前面部に出口用開口部43aが開口されている。このように、入口用開口部42aからカバー41a内に流入し、カバー41a内を通過し、出口用開口部43aから流出する冷却風の経路をカバー内風路52aとする。
また、上ケース21の上面には、右加熱コイル4bを駆動する駆動回路基板31bが設置されており、駆動回路基板31aと同様に、その基板面は、当該上面に対して略垂直、かつ、誘導加熱調理器101の前後方向に平行となるように設置されている。また、駆動回路基板31bには、駆動回路基板31aと同様の態様で、半導体素子36、36a、36bが実装され、ヒートシンク35a、ヒートシンク35bが配置されている。また、図3で示されるように、この半導体素子36、36a、36bが実装され、ヒートシンク35a、35bが配置された駆動回路基板31bは、樹脂製等のカバー41bによって囲われている。このカバー41bは、前述のカバー41aと同様に、駆動回路基板31bの基板に相当する部分は、駆動回路基板31b上に設置された各部品に相当する部分よりも上に凸形状となるように形成されている。さらに、図2で示されるように、前述のカバー41aと同様に、後述する冷却ファン34によって生成される冷却風が、駆動回路基板31bが配置されたカバー41b内を通過するように、カバー41bの後面部に入口用開口部42b(図示せず)が開口され、カバー41bの前面部に出口用開口部43b(図示せず)が開口されている。このように、入口用開口部42bからカバー41b内に流入し、カバー41bを通過し、出口用開口部43bから流出する冷却風の経路をカバー内風路52b(図示せず)とする。
そして、上記の駆動回路基板31aを囲うカバー41aにおける駆動回路基板31a上に設置された各部品に相当する部分の右側面は、駆動回路基板31bを囲うカバー41bにおける駆動回路基板31b上に設置された各部品に相当する部分の左側面に当接している。以上のように、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101においては、加熱コイルを駆動する駆動回路基板が、各加熱コイルごとに備えられている。
また、図2及び図3で示されるように、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間は、本体1内上部の加熱コイルが配置された空間と、水平仕切板23によって仕切られている。また、図3及び図5で示されるように、水平仕切板23におけるカバー41aの上方部分、かつ、カバー41aの前方寄り部分には、加熱コイルが配置された空間と連通するための矩形状の開口部23bが形成されている。この開口部23bは、図5で示されるように、右加熱コイル4bの下方に位置する。この開口部23bの左側縁部分から下方、かつ、カバー41aにおける駆動回路基板31aの基板に相当する部分の上面に向かって、開口部リブ23baが延設され、この開口部リブ23baは、カバー41aにおける駆動回路基板31aの基板に相当する部分に当接している。このとき、開口部リブ23baは、この開口部リブ23baの内面と、カバー41aにおける駆動回路基板31aの基板に相当する部分のカバー41b側の側面とが、略面一となるように形成されている。同様に、この開口部23bの右側縁部分から下方、かつ、カバー41bにおける駆動回路基板31bの基板に相当する部分の上面に向かって、開口部リブ23bbが延設され、この開口部リブ23bbは、カバー41bにおける駆動回路基板31bの基板に相当する部分に当接している。このとき、開口部リブ23bbは、この開口部リブ23bbの内面と、カバー41bにおける駆動回路基板31bの基板に相当する部分のカバー41a側の側面とが、略面一となるように形成されている。さらに、図2で示されるように、カバー41aの前面部に開口された出口用開口部43aよりも前方側の水平仕切板23の部分には、後述するように、冷却ファン34によって生成された冷却風を、加熱コイルが配置された空間に送り込むための開口部23aが形成されている。そして、図2及び図5で示されるように、開口部23aの上方、かつ、トッププレート2の操作部8の下方には、表示パネル7及び操作部8の表示動作を制御する表示制御基板33が配置されている。
また、図2〜図4で示されるように、カバー41aにおける駆動回路基板31aの基板に相当する部分のカバー41b側の側面、カバー41aにおける駆動回路基板31a上に設置された各部品に相当する部分の上面、及び、カバー41bにおける駆動回路基板31bの基板に相当する部分のカバー41a側の側面によって形成される空間は、後述するように、冷却ファン34によって生成される冷却風が通過するカバー外風路51aを形成している。ここで、駆動回路基板31a、31bは、それぞれカバー41a、41bによって囲われているので、駆動回路基板31a、31bにおいて発生した熱は、このカバー外風路51aには伝わりにくい構成となっている。そして、図2、図4及び図5で示されるように、カバー41aの前方端において、このカバー外風路51aを閉塞し、その平面が垂直となるように、風路閉塞リブ47aが延設されている。また、図5で示されるように、風路閉塞リブ47aの延設方向(上方向)は、開口部23bの前側縁部分に対向している。なお、この風路閉塞リブ47aに対向するカバー41aの後方端には、このようなリブは形成されておらず、後述するように、カバー外風路51aを通過する冷却風の入口(以下、単に「カバー外風路51aの入口」という)が形成されている。
また、図2で示されるように、カバー41aの入口用開口部42a側には、冷却風を生成する冷却ファン34が設置されている。この冷却ファン34は、図2及び図3で示されるように、その冷却風の吹出し面が入口用開口部42a、42b、及び、カバー外風路51aの入口のそれぞれの少なくとも一部と対向するように設置されている。したがって、冷却ファン34によって生成される冷却風は、カバー内風路52a、52b、及び、カバー外風路51aを通過することになる。さらに、冷却ファン34の冷却風の吹出し面は、カバー41b外の部分、具体的には、カバー41bにおける駆動回路基板31bの基板に相当する部分におけるカバー41a側と反対側の側面側、かつ、カバー41bにおける駆動回路基板31b上に設置された各部品に相当する部分の上面側の空間の少なくとも一部にも対向している。そして、冷却ファン34によって生成される冷却風は、この空間部分も通過することになる。したがって、この冷却風が通過する空間を、カバー外風路51bというものとする。
なお、冷却風がカバー外風路51a、51b及びカバー内風路52a、52bの各風路の入口の少なくとも一部が、冷却ファン34の吹出し面に対向するように構成したものとしているが、これに限定されるものではない。すなわち、各風路の入口が、必ずしも冷却ファン34の吹出し面に対向していなくてもよく、例えば、冷却ファン34によって生成された冷却風が、各風路に流入するようなダクト等が形成されていればよい。
また、冷却ファン34の吸込み側は、外部から吸気口9を介して取り込んだ空気を流通させるための吸気ダクト9aが形成されている。すなわち、冷却ファン34が回転駆動することによって、外部から吸気口9を介して空気が吸気ダクト9aに取り込まれ、冷却風が生成されることになる。
また、本体1内の右側には、グリル部12のグリル庫12bが形成されており、図3及び図4で示されるように、このグリル庫12bが形成された空間は、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間と縦仕切板24によって仕切られ、さらに、加熱コイルが配置された空間と水平仕切板25によって仕切られている。また、図4で示されるように、グリル庫12bは、その後部側において、グリル排気口11を介して外部と連通するグリル排気ダクト11aに連通している。そして、図4で示されるように、前述したグリル庫12bが形成された空間と、加熱コイルが配置された空間とを仕切る水平仕切板25の後方には、後述する排気ダクト10aに連通する開口部25aが形成されている。
なお、水平仕切板23及び水平仕切板25は、図2及び図3で示されるように、その名称通りに略水平に設置されているものとしているが、これに限定されるものではなく、上記のような、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101の内部構造の主旨、並び、後述する冷却風の流れ及びその効果を阻害しない範囲内であれば、必ずしも略水平である必要はない。同様の理由から、縦仕切板24は、図3で示されるように、略垂直に設置されているものとしているが、これに限定されるものではなく、必ずしも略垂直である必要はない。
また、図3で示されるように、水平仕切板23と水平仕切板25とは別体として構成されているが、これに限定されるものではなく、一体に形成されているものとしてもよい。
また、開口部23b、開口部23a、カバー外風路51a及びカバー外風路51bは、それぞれ本発明の「第1開口部」、「第2開口部」、「第1カバー外風路」及び「第2カバー外風路」に相当する。
[冷却風の流れについて]
図6は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器101において、加熱コイルが配置された空間を流通する冷却風の流れを示す図であり、図7は、図1で示される誘導加熱調理器101のE−E断面図である。以下、図2〜図7を参照しながら、冷却ファン34によって生成される冷却風の流れについて説明する。
(冷却風がカバー内風路52a、52bを経由する場合の冷却風の流れ)
まず、図2で示されるように、冷却ファン34は、回転駆動することによって、外部から吸気口9を介して空気が吸気ダクト9aに取り込み、吸込み側から空気を吸い込んで、吹出し側から冷却風を吹き出す。この冷却風は、カバー41aの入口用開口部42aからカバー内風路52aに流入し、カバー41bの入口用開口部42bからカバー内風路52bに流入する。カバー内風路52a、52bに流入した冷却風は、カバー41a、41bのそれぞれに配置された駆動回路基板31a、31bにおける半導体素子36a、36bが当接配置されたヒートシンク35a、及び、半導体素子36が当接配置されたヒートシンク35bのフィン間を流通する。このように、ヒートシンク35a、35bのフィン間を冷却風が流通することによって、半導体素子36、36a、36bで発生した熱が、各ヒートシンクを介して放熱されることになる。
カバー内風路52aを通り抜けて出口用開口部43aから流出した冷却風、及び、カバー内風路52bを通り抜けて出口用開口部43bから流出した冷却風は、図2及び図5で示されるように、水平仕切板23の開口部23aを介して、加熱コイルが配置された空間に流れ込む。この空間に流れ込んだ冷却風は、図5及び図6で示されるように、表示パネル7及び操作部8の表示制御動作によって発熱した表示制御基板33を冷却しつつ、誘導加熱動作によって発熱した左加熱コイル4a及び右加熱コイル4bの周辺を流通し、これらの加熱コイル(特に、左加熱コイル4a)を冷却しながら、水平仕切板25の開口部25aに向かって流通する。ここで、図7で示されるように、グリル庫12bが形成された空間の後方側には、排気口10を介して外部と連通する排気ダクト10aが形成されており、図6及び図7で示されるように、加熱コイルが配置された空間と排気ダクト10aとの仕切板には、開口部25bが形成されている。そして、開口部25aへ向かった冷却風は、図7で示されるように、開口部25a及び開口部25bを介して、排気ダクト10aに流れ込み、排気口10を介して外部へ排出される。
なお、図7で示されるように、開口部25aは、加熱コイルが配置された空間と排気ダクト10aとを連通させるものであり、加熱コイルが配置された空間とグリル庫12b内とを連通させるものではない。
(冷却風がカバー外風路51bを経由する場合の冷却風の流れ)
図3〜図5で示されるように、冷却ファン34によって生成された冷却風は、カバー外風路51bに流入し、そのまま、水平仕切板23の開口部23aへ向かう。そして、図5で示されるように、カバー外風路51bを通り抜けた冷却風は、開口部23aを介して、加熱コイルが配置された空間に流れ込む。この空間に流れ込んだ冷却風は、図5及び図6で示されるように、表示制御基板33を冷却しつつ、左加熱コイル4a及び右加熱コイル4bの周辺を流通し、これらの加熱コイル(特に、左加熱コイル4a)を冷却しながら、水平仕切板25の開口部25aに向かって流通する。そして、開口部25aへ向かった冷却風は、図7で示されるように、開口部25a及び開口部25bを介して、排気ダクト10aに流れ込み、排気口10を介して外部へ排出される。
(冷却風がカバー外風路51aを経由する場合の冷却風の流れ)
図2〜図5で示されるように、冷却ファン34によって生成された冷却風は、カバー外風路51aに流入し、そのまま、水平仕切板23の開口部23bへ向かう。そして、開口部23bへ向かった冷却風は、カバー41aの風路閉塞リブ47aに衝突しつつ、開口部23bを介して、加熱コイルが配置された空間に流れ込む。前述したように、開口部23bは、右加熱コイル4bの下方に形成されているので、開口部23bから加熱コイルが配置された空間に流れ込んだ冷却風は、まず、右加熱コイル4bを中心に冷却することになる。右加熱コイル4bを冷却した冷却風は、さらに、左加熱コイル4aの方向に流れて、左加熱コイル4aを冷却しながら、水平仕切板25の開口部25aに向って流通する。そして、開口部25aへ向かった冷却風は、図7で示されるように、開口部25a及び開口部25bを介して、排気ダクト10aに流れ込み、排気口10を介して外部へ排出される。
[加熱コイルの冷却作用]
まず、左加熱コイル4aに対しての冷却風による冷却作用について説明する。
左加熱コイル4aは、まず、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風によって冷却される。このカバー内風路52a、52bを経由した冷却風は、駆動回路基板31a、31bに実装された各半導体素子を冷却し、表示制御基板33を冷却したものであり、比較的温度が高い冷却風となっている。したがって、駆動回路基板を通過し、実装部品を冷却した冷却風によって加熱コイルを冷却する従来の発明と、この点においては構成は相違するものではない。
しかしながら、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101においては、加熱コイルを駆動する駆動回路基板として、左加熱コイル4aを駆動する駆動回路基板31a、及び、右加熱コイル4bを駆動する駆動回路基板31bというように、加熱コイルごとに駆動回路基板を備えている。したがって、駆動回路基板上に実装する部品点数を少なくすることができ、これによって、駆動回路基板上の半導体素子等の各部品の冷却を効率的に実施できると共に、カバー内風路52a、52bの圧損を低減し、風量を増加させることができるので、左加熱コイル4aの冷却効率を向上させることができる。
さらに、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101において、左加熱コイル4aは、カバー外風路51bを経由した冷却風によっても冷却される。このカバー外風路51bを経由した冷却風は、駆動回路基板31a、31bの冷却に利用されないものであって、表示制御基板33の冷却のみに利用された比較的温度が低い冷却風である。このような、比較的温度が低いカバー外風路51bを経由した冷却風によっても、左加熱コイル4aは冷却されるので、さらに冷却効率が向上する。
次に、右加熱コイル4bに対しての冷却風による冷却作用について説明する。
右加熱コイル4bは、カバー外風路51aを経由した冷却風によって冷却される。このカバー外風路51aを経由した冷却風は、駆動回路基板31a、31bの冷却にも、表示制御基板33の冷却にも利用されないものであって、吸気口9を介して流れ込んだ外気とほぼ同一温度の温度が低い冷却風である。したがって、右加熱コイル4bは、従来のように、駆動回路基板を冷却した比較的温度が高い冷却風ではなく、温度が低いカバー外風路51aを経由した冷却風によって、直接、冷却されるので、その冷却効率は高いものとなる。
なお、左加熱コイル4aは、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風、及び、カバー外風路51bを経由した冷却風によって冷却されるだけではなく、カバー外風路51aを経由した冷却風によってもある程度冷却される。
また、右加熱コイル4bは、カバー外風路51aを経由した冷却風によって冷却されるだけではなく、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風、及び、カバー外風路51bを経由した冷却風によってもある程度冷却される。
また、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風による冷却効果、カバー外風路51bを経由した冷却風による冷却効果、及び、カバー外風路51aを経由した冷却風による冷却効果は、加熱コイルの配置によって、その効果の度合いが左右されるものであり、図5及び図6で示されるような加熱コイルの配置に限定するものではない。
[実施の形態1の効果]
以上の構成におけるカバー外風路51a、51bのような、駆動回路基板等の冷却に寄与しない温度の低い冷却風を、加熱コイルの冷却に使用可能な風路を形成することにより、駆動回路基板の実装部品を冷却した冷却風のみによって加熱コイルを冷却する場合と比較して、飛躍的に、加熱コイルの冷却効率を向上させることができる。
また、左加熱コイル4aを駆動する駆動回路基板31a、及び、右加熱コイル4bを駆動する駆動回路基板31bというように、加熱コイルごとに駆動回路基板を備えることによって、駆動回路基板上に実装する部品点数を少なくすることができ、これによって、駆動回路基板上の半導体素子等の各部品の冷却を効率的に実施できると共に、カバー内風路52a、52bの圧損を低減し、風量を増加させることができるので、加熱コイルの冷却効率をさらに向上させることができる。
また、上記のように、加熱コイルの冷却効率を向上させることができるので、冷却ファン34の回転数を低減することも可能となり、低騒音化、及び、消費電力の削減を図ることができる。
また、加熱コイルごとに駆動回路基板を備えるものとしているので、駆動回路基板を増やすことで、加熱コイルの数を増やすことができ、風路構成が容易になるという利点もある。
なお、図3で示されるように、駆動回路基板31a、31bの基板面を、上ケース21の上面に対して略垂直、かつ、前後方向に平行となるように設置しているものとしているが、これに限定されるものではない。例えば、駆動回路基板31a、31bを横置き、すなわち、基板面と上ケース21の上面が略平行となるように設置してもよい。
また、カバー内風路52a、52b、及び、カバー外風路51a、51bにおける冷却風の方向は、いずれも後方から前方方向としているが、これに限定されるものではなく、カバー内風路52a、52b内で冷却風による冷却を実施し、カバー41a、41bによってカバー外風路51a、51bと同等の機能を果たす風路が形成されれば、当該方向はいずれの方向であってもよい。
また、カバー41a、41bの断面形状は、図3で示される形状に限定されるものではなく、カバー外風路51a、51bと同等の機能を果たす風路が形成できるような形状であれば、どのような形状でもよい。
なお、図2で示されるように、半導体素子36にはヒートシンク35bが当接配置されており、半導体素子36a、36bにはヒートシンク35aが共通に当接配置されているものとしているが、これに限定されるものではない。すなわち、1つのヒートシンクに当接配置される半導体素子の個数を限定するものではない。例えば、図8で示されるように、1個の半導体素子36ごとに1個のヒートシンク35を設けるものとしてもよい。これによって、発熱量が異なる各素子に適したヒートシンクを取り付けることが可能となり、1個のヒートシンクに複数の素子を取り付ける場合よりも、冷却性能の無駄を抑制することができ、また、それぞれのヒートシンクの構成を簡素化することが可能となる。また、それぞれのヒートシンクの構成を簡素化することによって、それぞれのヒートシンクによる冷却風の圧損を低減することができ、冷却ファン34の回転数を低減することが可能となり、低騒音化の効果を有する。なお、図8で示される駆動回路基板31a上に、隣接して実装された半導体素子36がそれぞれ当接配置されたヒートシンク35は、ヒートシンク同士の絶縁を確保するため、所定の間隔をもって配置することが望ましい。
また、図2及び図8で示される半導体素子36、36a、36bの少なくともいずれかを、SiC(炭化シリコン)、GaN(窒化ガリウム)又はダイヤモンド等のワイドバンドギャップ半導体によって形成するものとしてもよい。ワイドバンドギャップ半導体は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いので半導体素子の小型化が可能となり、また、耐熱性が高いのでヒートシンクを小型化及び簡素化が可能となり、圧損を低減させることができ、冷却ファン34の回転数を低減させ低騒音化を実現することができる。また、耐熱性が高いので、例えば、図9で示されるように、半導体素子(図9においてはカバー41b内の半導体素子36)にワイドバンドギャップ半導体を適用すれば、ヒートシンクを設けない構成とすることもできる。
なお、発熱量が低い半導体素子であれば、ワイドバンドギャップ半導体を適用せずとも、必ずしもヒートシンクを設ける必要もない。
なお、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101の冷却ファン34は、図2及び図3で示されるように、いわゆる軸流ファンと呼ばれるタイプのファンであるが、これに限定されるものではなく、例えば、シロッコファン又はターボファン等のその他のファンでもよく、ファンの種類を限定するものではない。
実施の形態2.
次に、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101aについて、実施の形態1に係る誘導加熱調理器101と相違する構成及び動作を中心に説明する。
[誘導加熱調理器101aの本体1の内部構造]
図10は、本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器101aの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものであり、図11は、図10で示される誘導加熱調理器101aのF−F断面図である。
本実施の形態に係る誘導加熱調理器101aにおいては、実施の形態1に係る誘導加熱調理器101におけるカバー外風路51aを上下に仕切る仕切板46aを設け、仕切板46aとカバー41aとの間に形成される風路をカバー間風路53aとし、仕切板46aより上側の風路を新たにカバー外風路51aとしたものである。また、カバー41aの前方端において、風路閉塞リブ47aによって閉塞する風路は当該新たなカバー外風路51aのみとしている。そして、カバー間風路53aについては、カバー41aの後面側に冷却風がカバー間風路53aに流入するカバー間入口用開口部44aが形成され、カバー41aの前面側に冷却風が流出するカバー間出口用開口部45aが形成されている。
また、冷却ファン34は、冷却風の吹出し面が入口用開口部42a、42b、カバー外風路51a、51bの入口、及び、カバー間入口用開口部44aのそれぞれの少なくとも一部と対向するように設置されている。したがって、冷却ファン34によって生成される冷却風は、カバー内風路52a、52b、カバー外風路51a、51b、及び、カバー間風路53aを通過することになる。
なお、仕切板46aは、本発明の「風路仕切板」に相当する。
[冷却風がカバー間風路53aを経由する場合の冷却風の流れ]
図10及び図11で示されるように、冷却ファン34によって生成された冷却風は、カバー間入口用開口部44aからカバー間風路53aに流入し、カバー間風路53a内を流通して、そのまま、カバー間出口用開口部45aから流出する。このカバー間出口用開口部45aから流出した冷却風は、図10で示されるように、水平仕切板23の開口部23aを介して、加熱コイルが配置された空間に流れ込む。この空間に流れ込んだ冷却風は、表示パネル7及び操作部8の表示制御動作によって発熱した表示制御基板33を冷却しつつ、誘導加熱動作によって発熱した左加熱コイル4a及び右加熱コイル4bの周辺を流通し、これらの加熱コイル(特に、左加熱コイル4a)を冷却しながら、水平仕切板25の開口部25aに向かって流通する。そして、開口部25aへ向かった冷却風は、開口部25a及び開口部25bを介して、排気ダクト10aに流れ込み、排気口10を介して外部へ排出される。
[加熱コイルの冷却作用]
まず、左加熱コイル4aに対しての冷却風による冷却作用について、実施の形態1と相違する点を中心に説明する。
左加熱コイル4aは、さらに、カバー間風路53aを経由した冷却風によって冷却される。このカバー間風路53aを経由した冷却風は、駆動回路基板31a、31bの冷却に利用されないものであって、表示制御基板33の冷却のみに利用された比較的温度の低い冷却風である。このような、比較的温度が低いカバー間風路53aを経由した冷却風によっても、左加熱コイル4aは冷却されるので、さらに冷却効率が向上する。
なお、左加熱コイル4aは、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風、カバー外風路51bを経由した冷却風、及び、カバー間風路53aを経由した冷却風によって冷却されるだけではなく、カバー外風路51aを経由した冷却風によってもある程度冷却される。
また、右加熱コイル4bは、カバー外風路51aを経由した冷却風によって冷却されるだけではなく、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風、カバー外風路51bを経由した冷却風、及び、カバー間風路53aを経由した冷却風によってもある程度冷却される。
また、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風による冷却効果、カバー外風路51bを経由した冷却風による冷却効果、カバー外風路51aを経由した冷却風、及び、カバー間風路53aを経由した冷却風による冷却効果は、加熱コイルの配置によって、その効果の度合いが左右されるものであり、図10及び図11等で示されるような加熱コイルの配置に限定するものではない。
[実施の形態2の効果]
以上の構成及び冷却風の動作によって、実施の形態1における効果を有することはもちろんのこと、カバー間風路53aを設け、このカバー間風路53aのように、駆動回路基板の冷却に寄与しない温度の低い冷却風を、加熱コイルの冷却に使用可能な風路を形成することにより、駆動回路基板の実装部品を冷却した冷却風のみによって加熱コイルを冷却する場合と比較して、加熱コイルの冷却効率を向上させることができる。
なお、カバー内風路52a、52b、カバー外風路51a、51b、及び、カバー間風路53aにおける冷却風の方向は、いずれも後方から前方方向としているが、これに限定されるものではなく、カバー内風路52a、52b内で冷却風による冷却を実施し、カバー41a、41b及び仕切板46aによってカバー外風路51a、51b及びカバー間風路53aと同等の機能を果たす風路が形成されれば、当該方向はいずれの方向であってもよい。
実施の形態3.
次に、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101bについて、実施の形態1に係る誘導加熱調理器101と相違する構成及び動作を中心に説明する。
[誘導加熱調理器101bの本体1の内部構造]
図12は、本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器101bの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。
図12で示されるように、制御基板32の前方側及び左右方向側を囲う上ケース21のうち、冷却ファン34の配置側は、段差形状に形成されており、その段差形状の上段部の後面のうち、冷却ファン34の冷却風の吹出し面に対向する部分に、上ケース入口用開口部21aが形成されており、冷却ファン34によって生成された冷却風が、上ケース21内に流入されるようになっている。さらに、上ケース21の前面側には、上ケース出口用開口部21bが形成されており、上ケース入口用開口部21aを介して上ケース21内に流入した冷却風が、上ケース21外に流出されるようになっている。
なお、上ケース入口用開口部21a及び上ケース出口用開口部21bは、それぞれ本発明の「ケース入口用開口部」及び「ケース出口用開口部」に相当する。
[冷却風が上ケース21内を経由する場合の冷却風の流れ]
図12で示されるように、冷却ファン34によって生成された冷却風は、上ケース入口用開口部21aを介して、上ケース21内に流入する。そして、上ケース21内に流入した冷却風は、上ケース21及び下ケース22によって囲われた制御基板32を冷却し、その後、上ケース出口用開口部21bを介して、上ケース21外に流出する。
上ケース出口用開口部21bを介して上ケース21外に流出した冷却風は、図2及び図5で示されるように、水平仕切板23の開口部23aを介して、加熱コイルが配置された空間に流れ込む。この空間に流れ込んだ冷却風は、図5及び図6で示されるように、表示パネル7及び操作部8の表示制御動作によって発熱した表示制御基板33を冷却しつつ、誘導加熱動作によって発熱した左加熱コイル4a及び右加熱コイル4bの周辺を流通し、これらの加熱コイル(特に、左加熱コイル4a)を冷却しながら、水平仕切板25の開口部25aに向かって流通する。そして、開口部25aへ向かった冷却風は、図7で示されるように、開口部25a及び開口部25bを介して、排気ダクト10aに流れ込み、排気口10を介して外部へ排出される。
なお、上記のように、冷却風が上ケース入口用開口部21aから流入し、制御基板32を冷却して、上ケース出口用開口部21bから流出する風路は、本発明の「ケース内風路」に相当する。
[加熱コイルの冷却作用]
まず、左加熱コイル4aに対しての冷却風による冷却作用について、実施の形態1と相違する点を中心に説明する。
左加熱コイル4aは、さらに、上ケース21内を経由した冷却風によって冷却される。この上ケース21内を経由した冷却風は、駆動回路基板31a、31bの冷却に利用されないものであって、制御基板32及び表示制御基板33の冷却に利用された比較的温度の低い冷却風である。このような、比較的温度が低い上ケース21を経由した冷却風によっても、左加熱コイル4aは冷却されるので、さらに冷却効率が向上する。
なお、左加熱コイル4aは、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風、カバー外風路51bを経由した冷却風、及び、上ケース21内を経由した冷却風によって冷却されるだけではなく、カバー外風路51aを経由した冷却風によってもある程度冷却される。
また、右加熱コイル4bは、カバー外風路51aを経由した冷却風によって冷却されるだけではなく、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風、カバー外風路51bを経由した冷却風、及び、上ケース21内を経由した冷却風によってもある程度冷却される。
また、カバー内風路52a、52bを経由した冷却風による冷却効果、カバー外風路51bを経由した冷却風による冷却効果、カバー外風路51aを経由した冷却風、及び、上ケース21を経由した冷却風による冷却効果は、加熱コイルの配置によって、その効果の度合いが左右されるものであり、図12等で示されるような加熱コイルの配置に限定するものではない。
[実施の形態3の効果]
以上の構成及び冷却風の動作によって、実施の形態1における効果を有することはもちろんのこと、上ケース21内を経由する冷却風のように、駆動回路基板の冷却に寄与しない温度の低い冷却風を、加熱コイルの冷却に使用可能な風路を形成することにより、駆動回路基板の実装部品を冷却した冷却風のみによって加熱コイルを冷却する場合と比較して、加熱コイルの冷却効率を向上させることができる。
なお、カバー内風路52a、52b、カバー外風路51a、51b、及び、上ケース21内における冷却風の方向は、いずれも後方から前方方向としているが、これに限定されるものではなく、カバー内風路52a、52b内でそれぞれ駆動回路基板31a、31bの冷却を実施し、かつ、上ケース21内で制御基板32の冷却を実施し、カバー41a、41bによってカバー外風路51a、51bと同等の機能を果たす風路が形成されれば、当該方向はいずれの方向であってもよい。
また、上記のような本実施の形態に係る誘導加熱調理器101bにおける実施の形態1に係る誘導加熱調理器101との相違点に係る構成は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器101aに適用することも可能である。
実施の形態4.
次に、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101cについて、実施の形態1に係る誘導加熱調理器101と相違する構成及び動作を中心に説明する。
[誘導加熱調理器101cの本体1の内部構造]
図13は、本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器101cの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものであり、図14は、図13で示される誘導加熱調理器101cのG−G断面図であり、そして、図15は、図13で示される誘導加熱調理器101cのH−H断面図である。
本実施の形態に係る誘導加熱調理器101cは、図13〜図15で示されるように、グリル庫12bが形成された空間と、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間とを仕切る縦仕切板24におけるカバー内風路52a、52bの出口側(出口用開口部43a、43b側)の近傍に開口部24aを形成したものである。したがって、この開口部24aによって、グリル庫12bが形成された空間と、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間とが連通することになる。そして、冷却ファン34によって生成した冷却風のうちカバー内風路52a、52b等を通過したものは、この開口部24aを介して、グリル庫12bが形成された空間に流入し、縦仕切板24と、グリル庫12bの外壁との隙間を流通(以下、この風路をグリル庫脇風路61という)し、排気ダクト10aへ向かう。
なお、開口部24aは、本発明の「第3開口部」に相当する。
[冷却風がグリル庫脇風路61を経由する場合の冷却風の流れ]
図13〜図15で示されるように、冷却ファン34によって生成された冷却風のうち、カバー内風路52a、52b、及び、カバー外風路51bを流通したものは、前述したように、開口部23aへ向かう。この開口部23aへ向かう冷却風の一部は、開口部24aを介して、グリル庫脇風路61に流入する。グリル庫脇風路61に流入した冷却風は、本体1の後方側に向けて流通し、排気ダクト10aに達し、排気口10を介して外部に排出される。したがって、カバー内風路52a、52b、及び、カバー外風路51bを通過し、開口部24aを介してグリル庫脇風路61に流入した冷却風は、加熱コイル等の冷却には寄与しないことになる。しかしながら、グリル庫脇風路61を流通する冷却風は、グリル調理によってグリル庫12b内で発生した熱が、縦仕切板24を介して、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間側に熱が伝わるのを抑制する遮蔽効果を奏することになる。
[実施の形態4の効果]
以上の構成のように、縦仕切板24に開口部24aを形成し、グリル庫脇風路61に冷却風を流通させることによって、グリル調理によってグリル庫12b内で発生した熱が、縦仕切板24を介して、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間側に熱が伝わるのを抑制する遮蔽効果を奏する。これによって、制御基板32、駆動回路基板31a、31bが設置された空間内、及び、当該空間を流通する冷却風の温度上昇を抑制することになり、駆動回路基板31a、31b、表示制御基板33及び加熱コイルの冷却効率をさらに向上させることができる。
なお、グリル庫脇風路61における冷却風の方向は、前方から後方へ向かうものとしているが、これに限定されるものではなく、カバー内風路52a、52b、及び、カバー外風路51a、51bにおける冷却風の方向との関係において、グリル庫12bからの熱の遮蔽効果の機能を果たす風路が形成されれば、当該方向はいずれの方向であってもよい。
また、上記のような本実施の形態に係る誘導加熱調理器101cにおける実施の形態1に係る誘導加熱調理器101との相違点に係る構成は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器101a、及び、実施の形態3に係る誘導加熱調理器101bに適用することも可能である。
実施の形態5.
次に、本実施の形態に係る誘導加熱調理器101dについて、実施の形態1に係る誘導加熱調理器101と相違する構成及び動作を中心に説明する。
[誘導加熱調理器101dの全体構成]
図16は、本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器101dの断面図であり、図1におけるA−A断面図に相当するものである。
本実施の形態に係る誘導加熱調理器101dは、吸気口9の他、本体1の後部側に後面吸気口13を形成し、吸気口9及び後面吸気口13から本体1内部に空気を取り込むように構成したものである。
[実施の形態5の効果]
以上の構成のように、吸気口9の他、後面吸気口13を形成することによって、吸気口の面積が増えるので、冷却ファン34の回転数が同じ条件であれば、吸気口9だけの場合よりも、より大きな風量の冷却風を生成することが可能となる。また、吸気口9だけの場合と同風量の冷却風を生成した場合は、冷却ファン34の回転数を低減することが可能となり、低騒音化の効果を有することになる。
なお、図16における後面吸気口13の面積が、吸気口9の面積よりも大きい場合、図17で示されるように、吸気口9を設けず後面吸気口13のみを形成した構成としても、上記の効果を得ることができる。
また、図16においては、本体1の後部に後面吸気口13を設けた構成としているが、これに限定されるものではなく、例えば、図18で示されるように、吸気口9の他、本体1の後部右側面側に側面吸気口14を設け、吸気口9及び側面吸気口14から本体1内部に空気を取り込む構成としてもよい。これによっても、図16で示される構成と同様の効果を得ることができる。
なお、図18における側面吸気口14の面積が、吸気口9の面積よりも大きい場合、吸気口9を設けず側面吸気口14のみを形成した構成としても、上記の効果が得られるのは言うまでもない。
また、上記のような本実施の形態に係る誘導加熱調理器101dにおける実施の形態1に係る誘導加熱調理器101との相違点に係る構成は、実施の形態2に係る誘導加熱調理器101a、実施の形態3に係る誘導加熱調理器101b、及び、実施の形態4に係る誘導加熱調理器101cに適用することも可能である。
1 本体、2 トッププレート、3a 左加熱口、3b 右加熱口、4a 左加熱コイル、4b 右加熱コイル、7 表示パネル、8 操作部、9 吸気口、9a 吸気ダクト、10 排気口、10a 排気ダクト、11 グリル排気口、11a グリル排気ダクト、12 グリル部、12a グリル扉、12b グリル庫、13 後面吸気口、14 側面吸気口、21 上ケース、21a 上ケース入口用開口部、21b 上ケース出口用開口部、22 下ケース、23 水平仕切板、23a、23b 開口部、23ba、23bb 開口部リブ、24 縦仕切板、24a 開口部、25 水平仕切板、25a、25b 開口部、31a、31b 駆動回路基板、32 制御基板、33 表示制御基板、34 冷却ファン、35、35a、35b ヒートシンク、36、36a、36b 半導体素子、41a、41b カバー、42a、42b 入口用開口部、43a、43b 出口用開口部、44a カバー間入口用開口部、45a カバー間出口用開口部、46a 仕切板、47a 風路閉塞リブ、51a、51b カバー外風路、52a、52b カバー内風路、53a カバー間風路、61 グリル庫脇風路、101、101a〜101d 誘導加熱調理器。

Claims (12)

  1. 本体内に配置された複数の加熱コイルによってトッププレートに載置された被加熱物を誘導加熱する誘導加熱調理器において、
    半導体素子が実装され、前記加熱コイルごとに備えられ、該加熱コイルを駆動する複数の駆動回路基板と、
    複数の該駆動回路基板ごとに、該駆動回路基板を囲うカバーと、
    前記半導体素子及び前記加熱コイルを冷却する冷却風を生成する冷却ファンと、
    前記本体の上側の複数の前記加熱コイルが配置された空間と、前記本体の下側の前記駆動回路基板及び前記冷却ファンが設置された空間とを仕切る水平仕切板と、
    を備え、
    前記各カバーには、前記駆動回路基板が配置された該カバー内を前記冷却風が流通するように、該冷却風が前記カバー内へ流入する入口となる入口用開口部、及び、前記冷却風が前記カバー内から流出する出口となる出口用開口部が形成されることにより、前記カバー内を前記冷却風が流通するカバー内風路が形成され、
    複数の前記カバーの外側面に挟まれた空間であって、該空間を流通する前記冷却風が前記水平仕切板に形成された第1開口部から、前記加熱コイルが配置された空間に直接流入する第1カバー外風路が形成され、
    前記水平仕切板には、前記カバー内風路を通過した前記冷却風が、前記加熱コイルが配置された空間に流入させるための第2開口部が形成され、
    前記冷却ファンは、生成する前記冷却風が、前記カバー内風路内及び前記第1カバー外風路内に流れ込むような位置に配置された
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記冷却風が略水平に流通する前記第1カバー外風路を上下に分割する風路仕切板を備え、
    前記冷却風が該風路仕切板の上側を流通する風路は、前記第1カバー外風路として機能し、
    前記風路仕切板の下側には前記冷却風が流通するカバー間風路が形成され、
    該カバー間風路を通過した前記冷却風は、前記第2開口部から前記加熱コイルが配置された空間に流入され、
    前記冷却ファンは、生成する前記冷却風が、前記カバー間風路内に流れ込むような位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記冷却風が前記カバーの外側を流通する第2カバー外風路が形成され、
    該第2カバー外風路を通過した前記冷却風は、前記第2開口部から前記加熱コイルが配置された空間に流入され、
    前記冷却ファンは、生成する前記冷却風が、前記第2カバー外風路内に流れ込むような位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記第1開口部の直上に、少なくとも1つの前記加熱コイルが配置された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記駆動回路基板及び前記冷却ファンが設置された空間に設置され、ケースによって全体が囲われ、前記本体の全体動作を制御する制御基板を備え、
    前記ケースには、前記制御基板が配置された該ケース内を前記冷却風が流通するように、該冷却風が前記ケース内へ流入する入口となるケース入口用開口部、及び、前記冷却風が前記ケース内から流出する出口となるケース出口用開口部が形成されることにより、前記ケース内を前記冷却風が流通するケース内風路が形成され、
    前記冷却ファンは、生成する前記冷却風が、前記ケース内風路内に流れ込むような位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記加熱コイルが配置された空間の下部、かつ、前記駆動回路基板及び前記冷却ファンが設置された空間と縦仕切板によって仕切られた空間にグリル庫が形成されたグリル部を備え、
    前記縦仕切板における前記カバー内風路の出口側近傍に、前記駆動回路基板及び前記冷却ファンが設置された空間と前記グリル庫が形成された空間とを連通させる第3開口部が形成され、
    前記グリル庫の外側面及び前記縦仕切板に挟まれた空間であって、前記冷却風が流通するグリル庫脇風路が形成され、
    前記第2開口部へ向かう前記冷却風の一部が、前記第3開口部を介して、前記グリル庫脇風路へ流入する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記トッププレートに設置され、各種設定値等を表示する表示パネルと、
    該表示パネルの表示動作を制御する表示制御基板と、
    を備え、
    前記表示制御基板は、前記加熱コイルが配置された空間に配置され、前記第2開口部から流入する前記冷却風によって冷却される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記冷却ファンが前記冷却風を生成するために、外部から前記本体内部に空気を送り込むための吸気口を備え、
    該吸気口は、前記本体の外面において、複数個所に形成された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記半導体素子のうち、少なくともいずれかにはヒートシンクが当接して設けられた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記半導体素子ごとに、前記ヒートシンクが当接して設けられた
    ことを特徴とする請求項9記載の誘導加熱調理器。
  11. 前記半導体素子の少なくともいずれかは、ワイドバンドギャップ半導体によって形成された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  12. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、少なくとも、炭化シリコン、窒化ガリウム又はダイヤモンドによって形成された
    ことを特徴とする請求項11記載の誘導加熱調理器。
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