JP2013180880A - エレベータの救出運転支援システムおよび方法 - Google Patents
エレベータの救出運転支援システムおよび方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013180880A JP2013180880A JP2012046716A JP2012046716A JP2013180880A JP 2013180880 A JP2013180880 A JP 2013180880A JP 2012046716 A JP2012046716 A JP 2012046716A JP 2012046716 A JP2012046716 A JP 2012046716A JP 2013180880 A JP2013180880 A JP 2013180880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- landing
- elevator
- rescue
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
【解決手段】エレベータ運転制御装置は、災害発生時に乗りかごが救出のために向かう着床階の優先度を予めまたは災害発生後に取得した情報に基づいて判断する。また、エレベータ運転制御装置は、運転モードを救出運転モードに切り替えた後に、災害発生時に乗りかごが救出のために向かう着床階の優先度の判断結果に対応する乗りかご内呼び入力部発色機構によって、行き先階が表示された対応する乗りかご内呼び入力部を平常時とは異なる態様で輝かせる指示を出力する。
【選択図】図9
Description
本実施形態にしたがったエレベータの救出運転支援システムは、ビルに設置されたエレベータの乗りかごのそれぞれの着床階の乗場に設けられた乗場呼び装置と、乗りかご内に設けられた乗りかご内呼び装置と、人為的な操作が入力されたときにエレベータの運転モードを平常時運転モードから救出運転モードに切り替えるための救出運転モード切替信号を出力する運転モード切替装置と、エレベータ運転制御装置と、エレベータ運転制御装置に接続されるか又は内蔵される記憶装置とを包含する。エレベータ運転制御装置は、エレベータの運行を制御する機能と、乗場呼び装置から出力される乗場呼び検出信号、乗りかご内呼び装置から出力される行き先階指定信号、運転モード切替装置から出力される救出運転モード切替信号、およびビルに設けられた災害検知器によって発出される災害検知信号を受信する機能と、救出運転モード切替信号を受信したときにエレベータの運転モードを平常時運転モードから救出運転モードに切り替える機能と、災害発生時に乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を予めまたは災害発生後に取得した情報に基づいて判断する機能と、乗りかご内呼び装置の乗りかご内呼び入力部発色機構を制御する指示を出力する機能とを包含する。エレベータの運転モードが救出運転モードに切り替えられた後に、エレベータ運転制御装置は、災害発生時に乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度の判断結果に対応する乗りかご内呼び入力部発色機構によって、対応する乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を平常時とは異なる態様で輝かせる指示を出力する。
本実施形態にしたがったエレベータの救出運転支援システムは、第1の実施形態の構成に、それぞれの着床階の乗場に設けられる車椅子利用者用乗場呼び装置が付加されている。車椅子利用者用乗場呼び装置は、車椅子利用者が乗りかごを着床階に呼び出すための人為的な操作が入力される第2の乗場呼び入力部と、第2の乗場呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し車椅子利用者乗場呼び検出信号を出力する第2の乗場呼び検出部とを包含する。また、本実施形態におけるエレベータ運転制御装置は、それぞれの車椅子利用者用乗場呼び装置から出力される車椅子利用者乗場呼び検出信号を受信する機能と、それぞれの車椅子利用者用乗場呼び装置から出力された車椅子利用者乗場呼び検出信号を受信した回数をそれぞれ計数する機能と、平常時において計数した各車椅子利用者用乗場呼び装置からの車椅子利用者乗場呼び検出信号の受信回数を着床階に関連付けて記憶装置に記録する機能とを、さらに、包含する。さらに、本実施形態におけるエレベータ運転制御装置は、計数した平常時における車椅子利用者乗場呼び検出信号の受信回数が多い着床階を、災害発生時に乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断する。その他の点は第1の実施形態と同一である。
本実施形態におけるエレベータ運転制御装置102は、それぞれの着床階の乗場に設けられた乗場ドア114が開いている時間を計測する機能と、それぞれの乗場ドア114が開いた回数を計数する機能と、平常時に計測したそれぞれの乗場ドア114が開いている時間の累積値および平常時に計数したそれぞれの乗場ドア114が開いた回数からそれぞれの着床階の平常時における平均戸開時間を算出する機能とを包含する。エレベータ運転制御装置102は、算出した平常時における平均戸開時間が長い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断する。その他の点は第1の実施形態と同一である。
平均戸開時間=戸開時間の累積値/戸開回数
にしたがって、それぞれの着床階の平常時における平均戸開時間を算出する。算出したそれぞれの着床階の平常時における平均戸開時間は、それぞれの着床階に関連付け得て記憶装置124に記録する。
本実施形態におけるエレベータ運転制御装置102は、それぞれの着床階の乗場呼び装置208から出力される乗場呼び検出信号を受信した回数を計数する機能と、計数した乗場呼び検出信号の受信回数を着床階に関連付けて記憶装置124に記録する機能とを包含する。エレベータ運転制御装置102は、救出運転モードでエレベータを運転中に計数した乗場呼び検出信号の受信回数が多い着床階を、災害発生時に乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断する。その他の点は第1の実施形態と同一である。
本実施形態におけるエレベータ運転制御装置102は、災害発生時に乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を平常時に予め指定された優先度指定データを記憶装置124に記録する機能を包含する。エレベータ運転制御装置102は、記録した優先度指定データにしたがって、災害発生時に乗りかご104が在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断する。その他の点は第1の実施形態と同一である。
本実施形態におけるエレベータ運転制御装置102は、災害発生時に乗りかご104が在館者の救出のために向かう着床階の優先度を表す優先度通知データをシステムの外部から受信する機能を包含する。エレベータ運転制御装置102は、受信された優先度通知データにしたがって、災害発生時に乗りかご104が在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断する。
本実施形態にしたがったエレベータの救出運転支援システムの構成は、第1の実施形態ないし第6の実施形態にしたがったエレベータの救出運転支援システムの構成に、視覚的または聴覚的に乗りかご内に報知する少なくとも一種類の乗りかご内報知装置を、付加したものである。乗りかご内報知装置は乗りかご104内に設けられる。本実施形態において、エレベータ運転制御装置102は、救出運転時に一度救出へ向かった着床階を救出完了階として記憶装置124に記録し、その後、乗りかご内呼び装置204の救出完了階に対応する乗りかご内呼び入力部402に人為的な操作が入力された場合には、当該人為的入力操作は誤りであると判断し、その旨を少なくとも一種類の乗りかご内報知装置に対して報知させる指示を出力する。図18に本実施形態によるシステムを説明するための機能ブロック図を示すが、図2に示した第1の実施形態が実行される機能ブロック図との相違は、乗りかご制御装置108に接続され、乗りかご104に設けられた音声アナウンス装置1802が付加されている点である。本実施形態は、第1の実施形態ないし第6の実施形態に適用することができる。
108…乗りかご制御装置、 110…乗りかご内操作盤、
110w…車椅子利用者用乗りかご内操作盤、 112…乗場制御装置、
114…乗場ドア、 116…乗場操作盤、 116w…車椅子利用者用乗場操作盤、
118…火災検知器、 120…ビル管理システム、 122…運転モード切替装置、
124…記憶装置、 202…乗りかごドア、 204…乗りかご内呼び装置、
206…乗りかご内表示装置、 208…乗場呼び装置、
208w…車椅子利用者用乗場呼び装置、 210…乗場表示装置、
210w…車椅子利用者用乗場表示装置、 402…乗りかご内呼び入力部、
404…戸開ボタン、 406…戸閉ボタン、
502…乗りかご内呼び入力部発色機構、 504…発色機構駆動部、
506…乗りかご内呼び検出部、 604、704、804…表面プレート、
606…開口、 608…スイッチ、 610、708、808…回路基板、
706…乗りかご内呼び入力部の周囲部分、 806…フラットパネルディスプレイ、
1702…エレベータ監視装置、 1704…エレベータ管理センタ、
1706…保守装置、 1802…音声アナウンス装置、
Claims (20)
- ビルに設置されたエレベータの乗りかごのそれぞれの着床階の乗場に設けられ、前記乗りかごを着床階に呼び出すための人為的な操作が入力される乗場呼び入力部と、この乗場呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し乗場呼び検出信号を出力する乗場呼び検出部とを包含する乗場呼び装置と、
前記乗りかご内に設けられ、前記乗りかごの行き先階を指定するための人為的な操作がそれぞれ入力される複数の乗りかご内呼び入力部と、前記それぞれの乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を所定の色で輝かせる乗りかご内呼び入力部発色機構と、前記それぞれの乗りかご内呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し当該操作が入力された前記乗りかご内呼び入力部に対応する行き先階を表す行き先階指定信号を出力する乗りかご内呼び検出部とを包含する乗りかご内呼び装置と、
人為的な操作が入力されたときに、前記エレベータの運転モードを平常時運転モードから救出運転モードに切り替えるための救出運転モード切替信号を出力する運転モード切替装置と、
前記エレベータの運行を制御する機能と、前記乗場呼び装置から出力される乗場呼び検出信号を受信する機能と、前記乗りかご内呼び装置から出力される行き先階指定信号を受信する機能と、前記運転モード切替装置から出力される救出運転モード切替信号を受信する機能と、前記ビルに設けられた災害検知器によって発出される災害検知信号を受信する機能と、前記救出運転モード切替信号を受信したときに前記エレベータの運転モードを平常時運転モードから救出運転モードに切り替える機能と、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を予めまたは災害発生後に取得した情報に基づいて判断する機能と、前記乗りかご内呼び装置の乗りかご内呼び入力部発色機構を制御する指示を出力する機能と、を包含するエレベータ運転制御装置と、
前記エレベータ運転制御装置に接続されるか、または内蔵される記憶装置と
を包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、前記エレベータの運転モードが救出運転モードに切り替えられた後に、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度の判断結果に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を平常時とは異なる態様で輝かせる指示を出力することを特徴とするエレベータの救出運転支援システム。 - 前記エレベータ運転制御装置は、前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度が高いと判断した着床階に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、前記エレベータの運転モードが救出運転モードに切り替えられた後に、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を前記所定の色で明滅させる指示を出力することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの救出運転支援システム。
- 前記乗りかご内呼び入力部発色機構は、前記エレベータ運転制御装置から伝達される指示にしたがって、前記所定の色、または前記所定の色とは異なる第2の色で前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を輝かせる機能を有し、
前記エレベータ運転制御装置は、前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度が高いと判断した着床階に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、前記エレベータの運転モードが救出運転モードに切り替えられた後に、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を前記第2の色で輝かせる指示を出力することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの救出運転支援システム。 - 前記エレベータ運転制御装置は、前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度が高いと判断した着床階に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、前記エレベータの運転モードが救出運転モードに切り替えられた後に、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を前記第2の色で明滅させる指示を出力することを特徴とする請求項3に記載のエレベータの救出運転支援システム。
- 前記システムは、
前記それぞれの着床階の乗場に設けられ、車椅子利用者が前記乗りかごを着床階に呼び出すための人為的な操作が入力される第2の乗場呼び入力部と、前記第2の乗場呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し車椅子利用者乗場呼び検出信号を出力する第2の乗場呼び検出部とを包含する車椅子利用者用乗場呼び装置を、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、前記それぞれの車椅子利用者用乗場呼び装置から出力される車椅子利用者乗場呼び検出信号を受信する機能と、前記それぞれの車椅子利用者用乗場呼び装置から出力された車椅子利用者乗場呼び検出信号を受信した回数をそれぞれ計数する機能と、平常時において計数した前記各車椅子利用者用乗場呼び装置からの車椅子利用者乗場呼び検出信号の受信回数を前記着床階に関連付けて前記記憶装置に記録する機能とを、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は計数した平常時における車椅子利用者乗場呼び検出信号の受信回数が多い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援システム。 - 前記エレベータ運転制御装置は、
前記それぞれの着床階の乗場に設けられた乗場ドアが開いている時間を計測する機能と、前記それぞれの乗場ドアが開いた回数を計数する機能と、平常時に計測した前記それぞれの乗場ドアが開いている時間の累積値および平常時に計数した前記それぞれの乗場ドアが開いた回数から前記それぞれの着床階の平常時における平均戸開時間を算出する機能とを、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、算出した平常時における平均戸開時間が長い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援システム。 - 前記エレベータ運転制御装置は、
前記それぞれの着床階の前記乗場呼び装置から出力される乗場呼び検出信号を受信した回数を計数する機能と、計数した乗場呼び検出信号の受信回数を前記着床階に関連付けて前記記憶装置に記録する機能とを、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、救出運転モードで前記エレベータを運転中に計数した乗場呼び検出信号の受信回数が多い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援システム。 - 前記エレベータ運転制御装置は、
災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を平常時に予め指定された優先度指定データを前記記憶装置に記録する機能を、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、記録した前記優先度指定データにしたがって、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援システム。 - 前記エレベータ運転制御装置は、
災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を表す優先度通知データを前記システムの外部から受信する機能を、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、受信した前記優先度通知データにしたがって、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援システム。 - 前記システムは、
前記乗りかご内に設けられ、視覚的または聴覚的に前記乗りかご内に報知する、少なくとも一種類の乗りかご内報知装置を、さらに、包含し、
前記エレベータ運転制御装置は、救出運転時に一度救出へ向かった着床階を救出完了階として前記記憶装置に記録し、その後、前記乗りかご内呼び装置の前記救出完了階に対応する前記乗りかご内呼び入力部に人為的な操作が入力された場合には、当該人為的入力操作は誤りであると判断し、その旨を前記少なくとも一種類の前記乗りかご内報知装置に対して報知させる指示を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援システム。 - ビルに設置されたエレベータの乗りかごのそれぞれの着床階の乗場に設けられ、前記乗りかごを着床階に呼び出すための人為的な操作が入力される乗場呼び入力部と、この乗場呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し乗場呼び検出信号を出力する乗場呼び検出部とを包含する乗場呼び装置と、
前記乗りかご内に設けられ、前記乗りかごの行き先階を指定するための人為的な操作がそれぞれ入力される複数の乗りかご内呼び入力部と、前記それぞれの乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を所定の色で輝かせる乗りかご内呼び入力部発色機構と、前記それぞれの乗りかご内呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し当該操作が入力された前記乗りかご内呼び入力部に対応する行き先階を表す行き先階指定信号を出力する乗りかご内呼び検出部とを包含する乗りかご内呼び装置と、
人為的な操作が入力されたときに、前記エレベータの運転モードを平常時運転モードから救出運転モードに切り替えるための救出運転モード切替信号を出力する運転モード切替装置と、
前記エレベータの運行を制御する機能と、前記乗場呼び装置から出力される乗場呼び検出信号を受信する機能と、前記乗りかご内呼び装置から出力される行き先階指定信号を受信する機能と、前記運転モード切替装置から出力される救出運転モード切替信号を受信する機能と、前記乗りかご内呼び装置の乗りかご内呼び入力部発色機構を制御する指示を出力する機能と、を包含するエレベータ運転制御装置と、
前記エレベータ運転制御装置に接続されるか、または内蔵される記憶装置と
を包含するエレベータシステムにおいて、
前記ビルに設けられた災害検知器によって発出される災害検知信号を受信するステップと、
前記救出運転モード切替信号を受信したときに、前記エレベータの運転モードを平常時運転モードから救出運転モードに切り替えるステップと、
災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断するための情報を予めまたは災害発生後に取得する情報取得ステップと、
この情報取得ステップにおいて取得した情報に基づいて、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断する優先救出階判断ステップと、
この優先救出階判断ステップにおいて救出優先度が高いと判断された着床階に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を、前記エレベータの運転モードが救出運転モードに切り替えられた後に、平常時とは異なる態様で輝かせる指示を出力する指示ステップと
を包含することを特徴とするエレベータの救出運転支援方法。 - 前記指示ステップにおいて、前記救出優先度が高いと判断された着床階に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を、前記所定の色で明滅させる指示を出力することを特徴とする請求項11に記載のエレベータの救出運転支援方法。
- 前記指示ステップにおいて、前記救出優先度が高いと判断された着床階に対応し、前記所定の色または前記所定の色とは異なる第2の色で発色する乗りかご内呼び入力部発色機構によって、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を、前記第2の色で輝かせる指示を出力することを特徴とする請求項11に記載のエレベータの救出運転支援方法。
- 前記指示ステップにおいて、前記救出優先度が高いと判断された着床階に対応する前記乗りかご内呼び入力部発色機構によって、対応する前記乗りかご内呼び入力部の少なくとも一部または周囲部分を前記第2の色で明滅させる指示を出力することを特徴とする請求項13に記載のエレベータの救出運転支援方法。
- 前記方法は、
前記それぞれの着床階の乗場に設けられ、車椅子利用者が前記乗りかごを着床階に呼び出すための人為的な操作が入力される第2の乗場呼び入力部に人為的な操作が入力されたことを検出し車椅子利用者乗場呼び検出信号を出力する第2の乗場呼び検出部とを包含する車椅子利用者用乗場呼び装置から出力される車椅子利用者乗場呼び検出信号を受信するステップと、
前記それぞれの車椅子利用者用乗場呼び装置から出力された車椅子利用者乗場呼び検出信号を受信した回数をそれぞれ計数する車椅子利用者乗場呼び検出信号受信回数計数ステップと、
平常時において計数した前記各車椅子利用者用乗場呼び装置からの車椅子利用者乗場呼び検出信号の受信回数を前記着床階に関連付けて前記記憶装置に記録するステップとを、さらに、包含し、
前記優先救出階判断ステップにおいて、平常時における前記車椅子利用者乗場呼び検出信号受信回数計数ステップで計数された車椅子利用者乗場呼び検出信号の受信回数が多い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断することを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援方法。 - 前記方法は、
前記それぞれの着床階の乗場に設けられた乗場ドアが開いている時間を計測するステップと、
前記それぞれの乗場ドアが開いた回数を計数するステップと、
平常時に計測した前記それぞれの乗場ドアが開いている時間の累積値および平常時に計数した前記それぞれの乗場ドアが開いた回数から前記それぞれの着床階の平常時における平均戸開時間を算出する平均戸開時間算出ステップとを、さらに、包含し、
前記優先救出階判断ステップにおいて、平常時における前記平均戸開時間算出ステップで算出された平常時における平均戸開時間が長い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断することを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援方法。 - 前記方法は、
前記それぞれの着床階の前記乗場呼び装置から出力される乗場呼び検出信号を受信した回数を計数するステップを、さらに、包含し、
前記優先救出階判断ステップにおいて、救出運転モードで前記エレベータを運転中に計数した乗場呼び検出信号の受信回数が多い着床階を、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう優先度の高い着床階であると判断することを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援方法。 - 前記方法は、
災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を平常時に予め指定された優先度指定データを前記記憶装置に記録するステップを、さらに、包含し、
前記優先救出階判断ステップにおいて、記録した前記優先度指定データにしたがって、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断することを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援方法。 - 前記方法は、
災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を表す優先度通知データを前記システムの外部から受信するステップを、さらに、包含し、
前記優先救出階判断ステップにおいて、受信された前記優先度通知データにしたがって、災害発生時に前記乗りかごが在館者の救出のために向かう着床階の優先度を判断することを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援方法。 - 前記方法は、
救出運転時に一度救出へ向かった着床階を救出完了階として前記記憶装置に記録するステップと、
その後、前記乗りかご内呼び装置の前記救出完了階に対応する前記乗りかご内呼び入力部に人為的な操作が入力された場合には、当該人為的入力操作は誤りであると判断する入力操作判断ステップと、
この入力操作判断ステップにおいて前記人為的入力操作は誤りであると判断されたときに、その旨を、前記乗りかご内に設けられ、視覚的または聴覚的に前記乗りかご内に報知する、少なくとも一種類の乗りかご内報知装置に対して報知させる指示を出力するステップと
を、さらに、包含することを特徴とする請求項11ないし請求項19のいずれかに記載のエレベータの救出運転支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012046716A JP5911339B2 (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | エレベータの救出運転支援システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012046716A JP5911339B2 (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | エレベータの救出運転支援システムおよび方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013180880A true JP2013180880A (ja) | 2013-09-12 |
JP5911339B2 JP5911339B2 (ja) | 2016-04-27 |
Family
ID=49271814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012046716A Active JP5911339B2 (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | エレベータの救出運転支援システムおよび方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5911339B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019151475A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの診断運転プログラム |
CN110392896A (zh) * | 2017-03-06 | 2019-10-29 | 大众汽车有限公司 | 用户终端设备、行进装置、服务器和用于呼叫行进装置的方法 |
JP2019205132A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 位置表示システム |
US10519004B2 (en) | 2014-11-21 | 2019-12-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator system |
JPWO2022003941A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | ||
JP7036258B1 (ja) * | 2021-03-24 | 2022-03-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置及びエレベータ |
CN115535769A (zh) * | 2020-12-18 | 2022-12-30 | 湖南大举信息科技有限公司 | 用于多轿厢电梯系统的应急救援方法 |
CN117197968A (zh) * | 2023-11-01 | 2023-12-08 | 广州雅图新能源科技有限公司 | 一种高层建筑中指向救援舱的紧急引导系统及方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54141660U (ja) * | 1978-03-27 | 1979-10-02 | ||
JPH0558564A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの制御装置 |
JPH06345340A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | 乗場押釦装置 |
JP2011126613A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの運転制御装置 |
-
2012
- 2012-03-02 JP JP2012046716A patent/JP5911339B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54141660U (ja) * | 1978-03-27 | 1979-10-02 | ||
JPH0558564A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの制御装置 |
JPH06345340A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | 乗場押釦装置 |
JP2011126613A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの運転制御装置 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10519004B2 (en) | 2014-11-21 | 2019-12-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator system |
CN110392896A (zh) * | 2017-03-06 | 2019-10-29 | 大众汽车有限公司 | 用户终端设备、行进装置、服务器和用于呼叫行进装置的方法 |
CN110392896B (zh) * | 2017-03-06 | 2023-06-27 | 大众汽车有限公司 | 用户终端设备、行进装置、服务器和用于呼叫行进装置的方法 |
JP2019151475A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの診断運転プログラム |
JP2019205132A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 位置表示システム |
CN115461291A (zh) * | 2020-07-03 | 2022-12-09 | 三菱电机楼宇解决方案株式会社 | 电梯的被困救援的辅助系统、便携终端和电梯的被困救援的辅助程序 |
JP7120495B2 (ja) | 2020-07-03 | 2022-08-17 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エレベーターの閉込め救出の支援システム、携帯端末、およびエレベーターの閉込め救出の支援プログラム |
WO2022003941A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの閉込め救出の支援システム、携帯端末、およびエレベーターの閉込め救出の支援プログラム |
JPWO2022003941A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | ||
CN115461291B (zh) * | 2020-07-03 | 2023-10-03 | 三菱电机楼宇解决方案株式会社 | 电梯的被困救援的辅助系统、便携终端和存储介质 |
CN115535769A (zh) * | 2020-12-18 | 2022-12-30 | 湖南大举信息科技有限公司 | 用于多轿厢电梯系统的应急救援方法 |
JP7036258B1 (ja) * | 2021-03-24 | 2022-03-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置及びエレベータ |
CN115123887A (zh) * | 2021-03-24 | 2022-09-30 | 三菱电机株式会社 | 电梯控制装置以及电梯 |
CN117197968A (zh) * | 2023-11-01 | 2023-12-08 | 广州雅图新能源科技有限公司 | 一种高层建筑中指向救援舱的紧急引导系统及方法 |
CN117197968B (zh) * | 2023-11-01 | 2024-04-05 | 广州雅图新能源科技有限公司 | 一种高层建筑中指向救援舱的紧急引导系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5911339B2 (ja) | 2016-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5911339B2 (ja) | エレベータの救出運転支援システムおよび方法 | |
EP1930279B1 (en) | Elevator controller and method of operating elevator | |
JP5452505B2 (ja) | エレベータシステム | |
JP5516742B2 (ja) | エレベーターのモニター制御装置 | |
CN102123932B (zh) | 电梯的救出运行系统 | |
JP2011236036A (ja) | エレベータかご内異常通報システム | |
EP2497738B1 (en) | Notification device of elevator | |
JP2013154978A (ja) | 災害発生時に乗場情報を乗りかご内に伝達するエレベータシステムおよび方法 | |
KR101562725B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP2003276964A (ja) | エレベータの火災時救出運転装置 | |
JP2010184774A (ja) | エレベータ装置 | |
JP5704685B2 (ja) | エレベータの避難運転システム | |
JP5669190B2 (ja) | エレベータシステム | |
JP2013103774A (ja) | エレベータ | |
JP2007246230A (ja) | エレベータの救出システム | |
JP2011057317A (ja) | エレベータの救出運転システム | |
JP2012171719A (ja) | エレベータの避難運転システム | |
JP2005112601A (ja) | エレベーターの運転装置 | |
JP2014028674A (ja) | エレベータ制御システムおよび方法 | |
JP2004359405A (ja) | エレベータの地震時遠隔救出方法 | |
JP2003335460A (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP2008074508A (ja) | エレベータの救出運転装置 | |
JP2012126561A (ja) | エレベータ乗りかご内に災害発生階を報知する装置および方法 | |
CN115072516B (zh) | 平台式家用电梯困人自救的方法和装置 | |
JP2005082293A (ja) | エレベータの火災時救出運転装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5911339 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |