JP2013175924A5 - - Google Patents

Description

雲台システム（カメラシステム）２０は、雲台２１、レンズ（撮影光学系）２２、カメラ（撮像素子を有するカメラ本体）２３を含む。雲台（駆動装置、カメラ駆動装置）２１はＣＰＵ（制御手段）２１１、操作命令通信部２１２、パン制御部２１３ａ、チルト制御部２１３ｂ、パンモータ２１４ａ、チルトモータ２１４ｂ、レンズ制御部２１５、カメラ制御部２１６、メモリ２１７を含んでいる。ＣＰＵ２１１は操作命令通信部２１２を介して操作器１０からの操作命令を受信する。受信した操作命令がパン・チルト制御命令であった場合には、パン制御部２１３ａ・チルト制御部２１３ｂを介して、パンモータ２１４ａ・チルトモータ２１４ｂを動作させる。受信した操作命令がズーム・フォーカス制御命令であった場合には、レンズ制御部２１５を介して、レンズを制御し、ズーム・フォーカスの制御を行う。受信した操作命令がカメラの制御命令であった場合には、カメラ制御部２１６を介して、各種カメラの制御を行う。プリセット位置記憶命令であった場合には、ズーム・フォーカス・チルト・パンの現在位置をメモリ２１７に保存し、操作器１０からの指定の番号と対応させたテーブルとして管理する。受信した操作命令がプリセット実行命令であった場合には、操作者が指定した番号のプリセット位置をメモリ２１７から読み出し、指定した秒数にあわせて動作するようにＣＰＵ２１１がそれぞれの制御部を操作することで、記憶した位置へ移動させる。

Claims (6)

1. パン方向及びチルト方向のうち少なくとも一方を含む、撮影光学系の回転駆動と、前記撮影光学系のズーム駆動と、が可能な駆動装置であって、
   前記回転駆動における回転位置と、前記ズーム駆動におけるズーム位置と、を含む位置情報が記憶されたメモリと、
   前記位置情報に基づいて前記撮影光学系が駆動されるプリセットモードにおいて、前記回転駆動及び前記ズーム駆動が同時に行われるように制御可能な制御手段と、を備え、
   前記制御手段が、前記プリセットモードにおいて、前記回転駆動に要する回転駆動量が、前記撮影光学系による撮影画角に基づく閾値より小さい場合には、前記ズーム駆動による撮影画角の単位時間当たりの変化率及び前記撮影画角に応じた速度で、前記回転駆動を制御し、前記プリセットモードにおいて、前記回転駆動量が前記閾値より大きい場合には、前記ズーム駆動による撮影画角の単位時間当たりの変化率及び前記撮影画角に依らない速度で、前記回転駆動を制御することを特徴とする駆動装置。
2. 前記制御手段は、前記プリセットモードにおける、前記撮影光学系が所定のズーム位置よりも広角側に位置する場合の前記回転駆動の速度と、前記プリセットモードにおける、前記撮影光学系が所定のズーム位置よりも望遠側に位置する場合の前記回転駆動の速度と、を互いに異ならせることを特徴とする請求項１記載の駆動装置。
3. 前記プリセットモードにおいて、
   前記制御手段が、
   前記ズーム駆動による撮影画角の単位時間当たりの変化率が小さい第１の状態における、前記回転駆動による撮影範囲の単位時間当たりの変化率が、
   前記第１の状態に比べて前記撮影画角の単位時間あたりに変化率が大きい第２の状態における、前記回転駆動による撮影範囲の単位時間当たりの変化率よりも小さくなるように、
   前記回転駆動の速度を制御していることを特徴とする請求項１又は２記載の駆動装置。
4. 前記第１の状態と前記第２の状態が、前記プリセットモードにおいて行われる１回のズーム駆動に混在しており、
   前記制御手段は、前記プリセットモードにおいて行われる１回の回転駆動において、前記第１の状態と前記第２の状態とで、前記回転駆動の速度を異ならせることを特徴とする請求項３記載の駆動装置。
5. 前記撮影光学系から、前記撮影光学系のズーム位置に関する情報を受信する受信手段を有することを特徴とする請求項１乃至４いずれか１項に記載の駆動装置。
6. 前記撮影光学系を含む撮像装置と、
   前記撮影光学系を回転駆動及びズーム駆動する、請求項１乃至５いずれか１項に記載の駆動装置と、を備えることを特徴とするカメラシステム。