JP2013171846A - 光デバイスウェーハの分割方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ加工後のウェーハ表裏の応力バランスを矯正することで、光デバイスウェーハの反りを低減して、光デバイスウェーハの破損を防止すること。
【解決手段】本発明の分割方法は、表面に形成された分割予定ライン(301)に沿って光デバイスウェーハ(W)を個々のチップに分割する方法であり、光デバイスウェーハ(W)の内部において表面(W1)側に分断起点改質層(304)を形成する分断起点改質層形成工程と、分断起点改質層(304)による内部応力とのバランスを調整するように、光デバイスウェーハ(W)の内部において裏面(W2)側に矯正改質層(306)を形成する矯正改質層形成工程と、光デバイスウェーハ(W)を裏面(W2)側から仕上げ厚さまで研削し、研削加工中の研削負荷によって分断起点改質層(304)を起点として光デバイスウェーハ(W)を分割する研削工程とを有する構成とした。
【選択図】図6

Description

本発明は、光デバイスウェーハの分割方法に関し、特にサファイアウェーハを分割する光デバイスウェーハの分割方法に関する。
光デバイウェーハとして、サファイア基板やシリコンカーバイド基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体層が積層されたものが知られている。光デバイスウェーハの表面には、格子状の分割予定ラインが形成されており、この分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成されている。この光デバイスウェーハの分割方法として、レーザ加工を用いてウェーハ内部に直線状の改質層を形成し、この強度が低下した改質層を分割起点とする分割方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の分割方法では、ウェーハの内部に集光点を合わせてレーザビームが照射されることにより、ウェーハ内部に分割予定ラインに沿う連続的な改質層が形成される。続いて、研削装置において裏面側から光デバイスウェーハが研削され、光デバイスウェーハが薄化される。このとき、ウェーハ内の改質層には研削ホイールからの研削負荷が加えられ、改質層を起点として厚さ方向に割れが生じて光デバイスウェーハが個々のチップに分割される。
特許第3762409号公報
ところで、上記した光デバイスウェーハの内部には、半導体層が積層されるウェーハ表面側に改質層が形成され、この改質層によってウェーハ内に内部応力(残留応力)が生じる。このため、チップサイズが小さくなるほどウェーハ表面側の改質層の形成量が増加し、ウェーハ表裏の応力バランスが崩れてしまっていた。この応力バランスの崩れから光デバイスウェーハに反り(例えば、6インチサイズで1mm程度)が発生し、光デバイスウェーハを研削装置のチャックテーブルに吸着させた時点で不定形に割れてしまうという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、レーザ加工後の光デバイスウェーハの反りを低減できる光デバイスウェーハの分割方法を提供することを目的とする。
本発明の光デバイスウェーハの分割方法は、表面に形成された複数の分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成された光デバイスウェーハを前記分割予定ラインに沿って分割する光デバイスウェーハの分割方法であって、光デバイスウェーハの表面に粘着シートを貼着する貼着ステップと、前記貼着ステップを実施した後、前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを前記分割予定ラインに沿って照射して、前記分割予定ラインに沿って内部に表面から所定厚さの分割起点となる分断起点改質層を形成する分断起点改質層形成ステップと、前記分断起点改質層形成ステップを実施した後、光デバイスウェーハの裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを照射して、ウェーハ裏面から前記分断起点改質層までの間の前記分断起点改質層が形成されていない領域に前記分断起点改質層による応力反りを矯正する応力を有する矯正改質層を形成する矯正改質層形成ステップと、前記矯正改質層形成ステップを実施した後に、前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの裏面から研削手段により研削し仕上げ厚さへと薄化するとともに研削動作により前記分断起点改質層を起点として光デバイスウェーハを前記分割予定ラインに沿って分割する研削ステップと、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ウェーハ表面側の分断起点改質層の形成によって崩れたウェーハ表裏の応力バランスが矯正改質層の形成によって矯正される。よって、チップサイズが小さい光デバイスウェーハであっても、レーザ加工後の光デバイスウェーハの反りが低減され、反りによる光デバイスウェーハの破損を防止できる。
本発明の上記光デバイスウェーハの分割方法において、前記矯正改質層形成ステップにおいては、光デバイスウェーハの裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを前記分割予定ラインに沿って照射して、前記分割予定ラインに沿ってウェーハ裏面から前記分断起点改質層までの前記分断起点改質層が形成されていない領域に矯正改質層を形成する。
本発明によれば、レーザ加工後のウェーハ表裏の応力バランスを矯正することで、光デバイスウェーハの反りを低減して、光デバイスウェーハの破損を防止できる。
本実施の形態に係るレーザ加工装置の一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る研削装置の一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係るレーザ加工装置による分断起点改質層形成工程におけるレーザ加工の一例を示す図である。 本実施の形態に係るレーザ加工装置による矯正改質層形成工程におけるレーザ加工の一例を示す図である。 本実施の形態に係る光デバイスウェーハの応力バランスの説明図である。 本実施の形態に係る研削装置による研削加工の一例を示す図である。 変形例に係る光デバイスウェーハの分割方法の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る光デバイスウェーハの分割方法について説明する。本実施の形態に係る分割方法を用いた光デバイスウェーハの分割は、マウンタ装置による貼着工程(貼着ステップ)、レーザ加工装置による分断起点改質層形成工程(分断起点改質層形成ステップ)及び矯正改質層形成工程(矯正改質層形成ステップ)、研削装置による研削工程(研削ステップ)を経て実施される。貼着工程では、発光層が形成された光デバイスウェーハの表面に粘着シートが貼着される。
分断起点改質層形成工程では、光デバイスウェーハ内の表面側に分割予定ラインに沿った分断起点改質層が形成される。矯正改質層形成工程では、光デバイスウェーハ内の裏面側に矯正改質層が分割予定ラインに沿って形成される。この矯正改質層の形成により、分断起点改質層の形成によって崩れたウェーハ表裏の応力バランスが矯正される。研削工程では、光デバイスウェーハが薄化されることで、分断起点改質層が起点となって個々のチップ(光デバイス)に分割される。以下、本実施の形態に係る分割方法の詳細について説明する。
図1を参照して、光デバイスウェーハの内部に分断起点改質層及び矯正改質層を形成するレーザ加工装置について説明する。図1は、本実施の形態に係るレーザ加工装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係る分割方法に用いられるレーザ加工装置は、図1に示す構成に限定されない。レーザ加工装置は、光デバイスウェーハに対して分断起点改質層及び矯正改質層を形成可能であれば、どのような構成でもよい。
図1に示すように、レーザ加工装置101は、レーザビームを照射するレーザ加工ユニット105と光デバイスウェーハWを保持したチャックテーブル(保持手段)106とを相対移動させて、光デバイスウェーハWを加工するように構成されている。光デバイスウェーハWは、略円板状に形成されており、無機材料基板の表面に発光層(デバイス層)305(図3参照)が積層されている。光デバイスウェーハWは、格子状に配列された分割予定ライン301(図3参照)によって複数の領域に区画され、この区画された各領域に光デバイスが形成されている。
また、光デバイスウェーハWは、発光層305が形成された上面を下向きにして、リングフレーム302に張られた粘着シート303に貼着されている。光デバイスウェーハWに対する粘着シート303の貼着は、図示しない既知のマウンタ装置によって実施される。なお、光デバイスウェーハWは、サファイア(Al2O3)基板に発光層305を積層したサファイアウェーハに限らず、ガリウム砒素(GaAs)基板、シリコンカーバイド(SiC)基板に発光層305を積層したものでもよい。
レーザ加工装置101は、直方体状の基台102を有している。基台102の上面には、チャックテーブル106をX軸方向に加工送りすると共に、Y軸方向に割出送りするチャックテーブル移動機構107が設けられている。チャックテーブル移動機構107の後方には、立壁部103が立設されている。立壁部103の前面からはアーム部104が突出しており、アーム部104にはチャックテーブル106に対向するようにレーザ加工ユニット105が支持されている。
チャックテーブル移動機構107は、基台102の上面に配置されたX軸方向に平行な一対のガイドレール111と、一対のガイドレール111にスライド可能に設置されたモータ駆動のX軸テーブル112とを有している。また、チャックテーブル移動機構107は、X軸テーブル112上面に配置されたY軸方向に平行な一対のガイドレール113と、一対のガイドレール113にスライド可能に設置されたモータ駆動のY軸テーブル114とを有している。
Y軸テーブル114の上部には、チャックテーブル106が設けられている。なお、X軸テーブル112、Y軸テーブル114の背面側には、それぞれ図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ115、116が螺合されている。そして、ボールネジ115、116の一端部に連結された駆動モータ117、118が回転駆動されることで、チャックテーブル106がガイドレール111、113に沿ってX軸方向及びY軸方向に移動される。
チャックテーブル106は、円板状に形成されており、θテーブル121を介してY軸テーブル114の上面に回転可能に設けられている。チャックテーブル106の上面には、ポーラスセラミックス材により吸着面が形成されている。チャックテーブル106の周囲には、一対の支持アームを介して4つのクランプ部122が設けられている。4つのクランプ部122がエアアクチュエータにより駆動されることで、光デバイスウェーハWの周囲のリングフレーム302が四方から挟持固定される。
レーザ加工ユニット105は、アーム部104の先端に設けられた加工ヘッド131を有している。アーム部104及び加工ヘッド131内には、レーザ加工ユニット105の光学系が設けられている。加工ヘッド131は、発振器132から発振されたレーザビームを集光レンズによって集光し、チャックテーブル106上に保持された光デバイスウェーハWをレーザ加工する。この場合、レーザビームは、光デバイスウェーハWに対して透過性を有しており、光学系において光デバイスウェーハWの内部に集光するように調整される。
このレーザビームの照射により光デバイスウェーハWの内部に分断起点改質層304(図3C参照)及び矯正改質層306(図4C参照)が形成される。分断起点改質層304及び矯正改質層306は、レーザビームの照射によって光デバイスウェーハWの内部の密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲と異なる状態となり、周囲よりも強度が低下する領域のことをいう。分断起点改質層304及び矯正改質層306は、例えば、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域であり、これらが混在した領域でもよい。
このように構成されたレーザ加工装置101では、Y軸テーブル114の移動によって加工ヘッド131の射出口が光デバイスウェーハWの分割予定ライン301に位置合わせされる。この加工ヘッド131の位置合わせは、レーザ加工ユニット105の図示しない赤外線カメラによって、光デバイスウェーハWを透過して裏面側から表面に形成されたパターン面が撮像されることで行われる。そして、加工ヘッド131からレーザビームを照射した状態でX軸テーブル112が移動されることで、光デバイスウェーハWの内部に分割予定ライン301に沿った分断起点改質層304が形成される。
分断起点改質層304は、光デバイスウェーハWの内部において発光層305寄りのウェーハ表面側に形成される。続いて、分断起点改質層304が形成された光デバイスウェーハWには、ウェーハ内の応力バランスを調整するための矯正改質層306が形成される。矯正改質層306は、光デバイスウェーハWの内部において発光層305から離れたウェーハ裏面側に形成される。この場合の矯正改質層306の形成位置、形成深さ、その他の加工条件は、光デバイスウェーハWの応力バランスが調整されるように、試作等によって事前に決定されている。なお、分断起点改質層形成工程及び矯正改質層形成工程の詳細については後述する。
図2を参照して、光デバイスウェーハを研削する研削装置について説明する。図2は、本実施の形態に係る研削装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係る分割方法に用いられる研削装置は、図2に示す構成に限定されない。研削装置は、光デバイスウェーハを研削することで、改質層を起点として光デバイスウェーハを分割可能であれば、どのような構成でもよい。
図2に示すように、研削装置201は、光デバイスウェーハWが保持されたチャックテーブル(保持手段)206と研削ユニット205の研削ホイール224とを相対回転させることで、光デバイスウェーハWを研削するように構成されている。研削装置201は、略直方体状の基台202を有している。基台202の上面には、一対のチャックテーブル206(1つのみ図示)が配置されたターンテーブル204が設けられている。ターンテーブル204の後方には、研削ユニット205を支持する立壁部203が立設されている。
ターンテーブル204は、大径の円板状に形成されており、上面には回転軸を中心とした点対称位置に一対のチャックテーブル206が配置されている。また、ターンテーブル204は、図示しない回転駆動機構によって矢印D1方向に180度間隔で間欠回転される。このため、一対のチャックテーブル206は、光デバイスウェーハWが搬入搬出される載せ換え位置と研削ユニット205に対峙する研削位置との間で移動される。
チャックテーブル206は、小径の円板状に形成されており、ターンテーブル204の上面に回転可能に設けられている。チャックテーブル206の上面には、ポーラスセラミック材により吸着面が形成されている。チャックテーブル206の周囲には、環状のマグネット211が設けられている。光デバイスウェーハWの周囲のリングフレーム302は、磁性体で形成されているため、環状のマグネット211によって吸着固定される。
基台202の上面において、ターンテーブル204の研削位置の近傍にはハイトゲージ212が設けられている。ハイトゲージ212は、光デバイスウェーハWの上面に接触して、厚さ測定する1本の接触子213を有している。ハイトゲージ212では、接触子213によってチャックテーブル206の表面位置が事前に測定され、表面位置を基準に光デバイスウェーハWの厚みが測定される。ハイトゲージ212による測定値は、伝送路を介して図示しない制御部に入力される。
立壁部203には、研削ユニット205を上下動させる研削ユニット移動機構207が設けられている。研削ユニット移動機構207は、立壁部203の前面に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール215と、一対のガイドレール215にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル216とを有している。Z軸テーブル216の前面には、研削ユニット205が支持されている。Z軸テーブル216の背面には、立壁部203の開口217を介して後方に突出したナット部が設けられている。
Z軸テーブル216のナット部には、立壁部203の裏面に設けられたボールネジが螺合されている。そして、ボールネジの一端部に連結された駆動モータ218が回転駆動されることで、研削ユニット205がガイドレール215に沿ってZ軸方向に移動される。
研削ユニット205は、円筒状のスピンドル221の下端にマウント222が設けられている。マウント222には、複数の研削砥石223が固定された研削ホイール224が装着されている。研削砥石223は、例えば、ダイヤモンド砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めたダイヤモンド砥石で構成されている。研削砥石223は、スピンドル221の駆動に伴ってZ軸回りに高速回転される。そして、研削ホイール224と光デバイスウェーハWとが平行状態で回転接触させることで、光デバイスウェーハWが研削される。
このように構成された研削装置201では、ハイトゲージ212によって光デバイスウェーハWの厚さがリアルタイムに測定される。ハイトゲージ212の測定結果が、目標厚さである光デバイスウェーハWの最終的な仕上げ厚さに近付くように研削ユニット205の送り量が制御される。光デバイスウェーハWの裏面側から研削されて矯正改質層306が除去され、仕上げ厚さ付近でウェーハ表面側の分断起点改質層304に対して研削ホイール224から研削負荷が加えられる。これにより、分断起点改質層304を起点として光デバイスウェーハWが分割予定ライン301に沿って個々のチップに分割される。
このように、内部に分断起点改質層304が形成された光デバイスウェーハWが研削されることで、光デバイスウェーハWが個々のチップに分割されると共に、所望の仕上げ厚さに形成される。なお、矯正改質層306は、分割工程において研削ホイール224から研削負荷が加えられても分割(破断)しない程度に形成されている。なお、分割工程の詳細については後述する。
ここで、レーザ加工装置によるレーザ加工動作について説明する。図3は、本実施の形態に係るレーザ加工装置による分断起点改質層形成工程におけるレーザ加工の一例を示す図である。なお、以下の説明では、光デバイスウェーハをサファイアウェーハとし、レーザ波長1045[nm]、周波数100[kHz]、出力0.3[w]、加工送り速度400[mm/s]に設定されている。しかしながら、分断起点改質層形成工程における加工条件は、これに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
図3Aに示すように、チャックテーブル106に光デバイスウェーハWが載置されると、チャックテーブル106が加工ヘッド131に臨む加工位置に移動される。そして、加工ヘッド131の射出口が、光デバイスウェーハWの分割予定ライン301上に位置付けられる。また、レーザビームの集光点が、光デバイスウェーハWの内部において、発光層305よりも僅かに高い位置に調整される。次に、加工ヘッド131からレーザビームが照射されることで、光デバイスウェーハWの内部に分断起点改質部307aが形成される。
この場合、チャックテーブル106が光デバイスウェーハWを保持した状態でX軸方向に加工送りされ、分割予定ライン301に沿って光デバイスウェーハWの内部に最下段の分断起点改質部307aの1列目が形成される。続いて、加工ヘッド131の射出口に対してチャックテーブル106が1ライン分だけY軸方向に割出送りされ、隣接する分割予定ライン301に沿って光デバイスウェーハWの内部に最下段の分断起点改質部307bの2列目が形成される。この動作が繰り返されて、X軸方向の全ての分割予定ライン301に沿って最下段の分断起点改質部307が形成される。
次に、チャックテーブル106がθテーブル121によって90度回転され、X軸方向の分割予定ライン301と同様に、Y軸方向の全ての分割予定ライン301に沿って最下段の分断起点改質部307が形成される。
次に、図3Bに示すように、光デバイスウェーハWの内部に最下段の全ての分断起点改質部307が形成されると、レーザビームの集光点が上動される。そして、最下段の分断起点改質部307と同様にして、X軸方向及びY軸方向の分割予定ライン301のそれぞれに沿う2段目の分断起点改質部307が形成される。この集光点の上動と分断起点改質部307の形成が繰り返されて光デバイスウェーハWの内部に2段目以降の分断起点改質部307が形成される。
次に、図3Cに示すように、1段毎にX軸方向及びY軸方向の全ての分割予定ライン301に沿って分断起点改質部307が形成され、これが最下段から積み重なることで分断起点改質層304が形成される。この分断起点改質部307の形成は分断起点改質層304が光デバイスウェーハWの最終的な仕上げ厚さL(表面W1からの高さ)を超えるまで繰り返される。このような構成により、図3Dに示すように、光デバイスウェーハWの内部に全ての分割予定ライン301に沿った分断起点改質層304が形成される。光デバイスウェーハWに対して分断起点改質層形成工程が終了すると、引き続き矯正改質層形成工程が開始される。
なお、光デバイスウェーハWの内部に分割予定ライン301に沿った分断起点改質層304を形成可能であれば、分断起点改質層304の形成順序は特に限定されない。例えば、X軸方向の全ての分割予定ライン301に沿って分断起点改質層304を形成した後、Y軸方向の全ての分割予定ライン301に沿って分断起点改質層304を形成してもよい。
図4は、本実施の形態に係るレーザ加工装置による矯正改質層形成工程におけるレーザ加工の一例を示す図である。なお、以下の説明では、光デバイスウェーハをサファイアウェーハとし、分断起点改質層形成工程と比較してレーザ出力が小さく、加工送り速度が大きく設定されている。なお、矯正改質層形成工程における加工条件は、分断起点改質層形成工程後の光デバイスウェーハWの応力バランスが調整されるように事前に決定されている。
図4Aに示すように、矯正改質層形成工程が開始されると、加工ヘッド131の射出口が、光デバイスウェーハW上の所定位置に位置付けられる。また、レーザビームの集光点が、光デバイスウェーハWの内部においてウェーハ裏面側に調整される。具体的には、レーザビームの集光点がウェーハ裏面W2から分断起点改質層304までの間の分断起点改質層304が形成されていない領域に調整される。次に、加工ヘッド131からレーザビームが照射されることで、光デバイスウェーハWの内部に矯正改質部308aが形成される。
この場合、チャックテーブル106が光デバイスウェーハWを保持した状態でX軸方向に加工送りされ、分断起点改質層304の上方に最下段の矯正改質部308aの1列目が形成される。続いて、加工ヘッド131の射出口に対してチャックテーブル106がY軸方向に所定量だけ割出送りされ、分断起点改質層304の上方に最下段の矯正改質部308bの2列目が形成される。本実施の形態では、割出送り量は、分割予定ライン301のライン間隔よりも狭く設定されている。この動作が繰り返されて、X軸方向に沿って最下段の全ての矯正改質部308が形成される。
次に、チャックテーブル106がθテーブル121によって90度回転され、X軸方向における最下段の矯正改質部308と同様に、Y軸方向に沿って最下段の全ての矯正改質部308が形成される。
次に、図4Bに示すように、光デバイスウェーハWの内部に最下段の全ての矯正改質部308が形成されると、レーザビームの集光点が上動される。そして、最下段の矯正改質部308と同様にして2段目の矯正改質部308が形成される。この集光点の上動と矯正改質部308の形成が繰り返されて、光デバイスウェーハWの内部に2段目以降の矯正改質部308が形成される。
次に、図4Cに示すように、1段毎にX軸方向及びY軸方向に沿って矯正改質部308が形成され、これが最下段から積み重なることで矯正改質層306が形成される。この矯正改質部308の形成は矯正改質層306が所定厚さになるまで繰り返される。本実施の形態では、矯正改質層306の所定厚さは、分断起点改質層304の厚さよりも小さく設定されている。このような構成により、図4Dに示すように、光デバイスウェーハWの内部において、分断起点改質層304の上方(ウェーハ裏面W2側)に矯正改質層306が形成される。
上記したように、矯正改質層306の加工条件は、レーザ出力が小さく、加工送り速度(レーザビームのパルスピッチ)が大きく設定されている。また、矯正改質層306の厚さが、分断起点改質層304の厚さよりも小さく形成されている。このような加工条件により、研削工程において研削負荷が作用した場合でも、矯正改質層306が破断起点になることが防止される。この場合、個々の矯正改質層306の内部応力は、分断起点改質層304の内部応力よりも小さいが、割出送り量を小さくして矯正改質層306の本数(密度)を増加することで、ウェーハ表裏の応力バランスが調整されている。
なお、光デバイスウェーハWの裏面W2と分断起点改質層304との間に矯正改質層306を形成可能であれば、矯正改質層306の形成順序は特に限定されない。例えば、X軸方向に沿って全ての矯正改質層306を形成した後、Y軸方向に沿って全ての矯正改質層306を形成してもよい。
ここで、図5を参照して、分断起点改質層及び矯正改質層が形成された光デバイスウェーハの応力バランスについて説明する。図5は、本実施の形態に係る光デバイスウェーハの応力バランスの説明図である。
図5Aに示すように、分断起点改質層形成工程後の光デバイスウェーハWは、発光層305が形成された表面W1側に分断起点改質層304が形成されている。このため、分断起点改質層304による内部応力によってウェーハ表裏の応力バランスが崩れている。この応力バランスの不均衡によって光デバイスウェーハWに反りが発生し、後段の研削工程において光デバイスェーハWが不定形に割れるおそれがある。特に、チップサイズが小さくなるほど、分断起点改質層304の本数(密度)が多くなり、光デバイスウェーハWの反りが大きくなる傾向がある。
これに対し、図5Bに示すように、矯正改質層形成工程後の光デバイスウェーハWは、分断起点改質層304と対向するように、裏面W2側に矯正改質層306が形成されている。このため、分断起点改質層304による内部応力によって光デバイスウェーハWの表面W1側に偏っていた応力バランスが、矯正改質層306による内部応力によって矯正される。この矯正改質層306の形成によって光デバイスウェーハWの反りが抑制され、後段の研削工程における光デバイスェーハWが不定形な割れが防止される。矯正改質層306が形成された光デバイスウェーハWは、チャックテーブル106から取り外されて研削装置201に搬入される。
図6を参照して、本実施の形態に係る研削装置による研削加工について説明する。図6は、本実施の形態に係る研削装置による研削加工の一例を示す図である。
図6Aに示すように、チャックテーブル206に光デバイスウェーハWが載置されると、チャックテーブル206が研削ホイール224に臨む研削位置に移動される。研削位置では、ハイトゲージ212の接触子213が光デバイスウェーハWの裏面W2に接触され、光デバイスウェーハWの厚さ測定が開始される。そして、研削ホイール224が回転しながらチャックテーブル206に近付けられ、研削ホイール224の研削面225が光デバイスウェーハWの裏面W2に押し当てられて研削加工がおこなわれる。このとき、ハイトゲージ212によって光デバイスウェーハWの厚さがリアルタイムに測定される。
図6Bに示すように、研削ホイール224による研削によって、各矯正改質層306に対して研削ホイール224からの研削負荷が加えられる。しかしながら、各矯正改質層306は、研削負荷によって破断しないように形成されているため、分割起点になることなく光デバイスウェーハWから除去される。
図6Cに示すように、研削ホイール224による研削によって光デバイスウェーハWが仕上げ厚さLに近付くと、各分断起点改質層304に対して研削ホイール224からの研削負荷が加えられる。光デバイスウェーハWには各分断起点改質層304を起点として分割予定ライン301に沿って割れが生じ、光デバイスウェーハWが分割予定ライン301に沿って分割される。そして、仕上げ厚さLまで光デバイスウェーハWが研削されると、研削ユニット205による研削加工が停止される。このようにして、光デバイスウェーハWが所望の仕上げ厚さLまで薄化されながら、個々のチップに分割される。
なお、研削ユニット205は、研削負荷によって光デバイスウェーハWを個々のチップに分割するため、砥粒径が粗い粗研削用の砥石を用いて光デバイスウェーハWを研削する構成が好ましい。しかしながら、分断起点改質層304に対して十分な研削負荷を加えることができれば、どのような砥石を用いてもよい。例えば、砥粒径が細かい仕上げ研削用の砥石や発泡材や繊維質等で形成された研磨用の砥石を用いてもよい。
また、本実施の形態では、分断起点改質層304のライン間隔よりも狭い間隔で矯正改質層306を形成したが、この構成に限定されない。図7に示すように、矯正改質層306は、分断起点改質層304と同様に分割予定ライン301に沿って形成されてもよい。この構成により、研削負荷が加えられて矯正改質層306が分割起点になった場合でも、光デバイスウェーハWを分割予定ライン301に沿って分割することができる。以下、図7を参照して、変形例に係る光デバイスウェーハの分割方法について説明する。
図7Aに示すように、分断起点改質層形成工程では、加工ヘッド131の射出口が分割予定ライン301に位置合わせされ、全ての分割予定ライン301に沿って分断起点改質層304が形成される。各分断起点改質層304は、発光層305よりも僅かに高い位置から仕上げ厚さLを超える高さまで形成される。図7Bに示すように、矯正改質層形成工程では、加工ヘッド131の射出口が分割予定ライン301に位置合わせされ、全ての分割予定ライン301に沿って矯正改質層306が形成される。各矯正改質層306は、各分断起点改質層304に1対1で対応して、光デバイスウェーハWの裏面W2側に形成される。
この矯正改質層306の内部応力によって、光デバイスウェーハWの内部の応力バランスが調整され、光デバイスウェーハWの応力反りが矯正される。なお、変形例に係る矯正改質層形成工程においても、各矯正改質層306が分割起点にならないように形成されることが好ましいが、この構成に限定されない。矯正改質層306は、研削加工において分割予定ライン301に沿って適正に分割されるのであれば、分割起点になってもよい。
図7Cに示すように、研削工程では、研削ホイール224によって光デバイスウェーハWが裏面W2側から研削され、矯正改質層306が光デバイスウェーハWから除去される。このとき、各矯正改質層306に対して研削負荷が加えられて各矯正改質層306が分割起点となった場合でも、光デバイスウェーハWは分割予定ライン301に沿って適正に分割される。図7Dに示すように、光デバイスウェーハWが仕上げ厚さLに近付くと、各分断起点改質層304に対して研削負荷が加えられ、光デバイスウェーハWが分割予定ライン301に沿って分割される。そして、仕上げ厚さLまで光デバイスウェーハWが研削されると、研削ユニット205による研削加工が停止される。
以上のように、本実施の形態に係る分割方法によれば、ウェーハ表面W1側の分断起点改質層304の形成によって崩れたウェーハ表裏の応力バランスが矯正改質層306の形成によって矯正される。よって、チップサイズが小さい光デバイスウェーハWであっても、改質層形成時の光デバイスウェーハWの反りが低減され、反りによる光デバイスウェーハWの破損を防止できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態においては、レーザビームの集光点を上動させて複数段の分断起点改質部307を積み重ねることで分断起点改質層304を形成したが、この構成に限定されない。分断起点改質層304は、レーザ加工の加工条件を調整することにより、一度のレーザビームの照射によって形成することも可能である。また、矯正改質層306も分断起点改質層304と同様に、一度のレーザビームの照射によって形成することも可能である。
また、本実施の形態においては、分断起点改質層304が分割予定ライン301に沿って連続的に形成される構成としたが、この構成に限定されない。光デバイスウェーハWが分割予定ライン301に沿って分割可能であれば、分断起点改質層304は分割予定ライン301に沿って断続的に形成されてもよい。また、分断起点改質層304と同様に矯正改質層306も断続的に形成されてもよい。
また、本実施の形態においては、分断起点改質層304が、仕上げ厚さLを超える高さまで形成されたが、この構成に限定されない。分断起点改質層304は、研削負荷によって分割可能であれば、仕上げ厚さLを超えない程度の高さまで形成されればよい。
また、本実施の形態においては、矯正改質層306が光デバイスウェーハWの内部に格子状に形成されたが、この構成に限定されない。矯正改質層306は、分断起点改質層304によって崩された光デバイスウェーハWの内部の応力バランスを調整可能、すなわち分断起点改質層による応力反りを矯正可能であれば、どのように形成されてもよい。例えば、矯正改質層306は、光デバイスウェーハWの内部に同心円状に形成されてもよい。
また、本実施の形態においては、貼着工程がマウンタ装置、分断起点改質層形成工程及び矯正改質層形成工程がレーザ加工装置、研削工程が研削装置で行われるが、一部の工程又は全ての工程が1つの装置で行われてもよい。
以上説明したように、本発明は、レーザ加工後の光デバイスウェーハの反りを低減できるという効果を有し、特に、サファイアウェーハを分割する光デバイスウェーハの分割方法に有用である。
101 レーザ加工装置
105 レーザ加工ユニット
106 チャックテーブル(保持手段)
131 加工ヘッド
201 研削装置
205 研削ユニット
206 チャックテーブル(保持手段)
224 研削ホイール
301 分割予定ライン
303 粘着シート
304 分断起点改質層
305 発光層(デバイス層)
306 矯正改質層
307 分断起点改質部
308 矯正改質部
W 光デバイスウェーハ
W1 表面
W2 裏面

Claims (2)

  1. 表面に形成された複数の分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成された光デバイスウェーハを前記分割予定ラインに沿って分割する光デバイスウェーハの分割方法であって、
    光デバイスウェーハの表面に粘着シートを貼着する貼着ステップと、
    前記貼着ステップを実施した後、前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを前記分割予定ラインに沿って照射して、前記分割予定ラインに沿って内部に表面から所定厚さの分割起点となる分断起点改質層を形成する分断起点改質層形成ステップと、
    前記分断起点改質層形成ステップを実施した後、光デバイスウェーハの裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを照射して、ウェーハ裏面から前記分断起点改質層までの間の前記分断起点改質層が形成されていない領域に前記分断起点改質層による応力反りを矯正する応力を有する矯正改質層を形成する矯正改質層形成ステップと、
    前記矯正改質層形成ステップを実施した後に、前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの裏面から研削手段により研削し仕上げ厚さへと薄化するとともに研削動作により前記分断起点改質層を起点として光デバイスウェーハを前記分割予定ラインに沿って分割する研削ステップと、を備えること
    を特徴とする光デバイスウェーハの分割方法。
  2. 前記矯正改質層形成ステップにおいては、光デバイスウェーハの裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを前記分割予定ラインに沿って照射して、前記分割予定ラインに沿ってウェーハ裏面から前記分断起点改質層までの前記分断起点改質層が形成されていない領域に矯正改質層を形成することを特徴とする、請求項1記載の光デバイスウェーハの分割方法。
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