JP6001931B2 - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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本発明は、ウェーハの加工方法に関し、特にサファイアウェーハ等の光デバイスウェーハの加工方法に関する。
光デバイスウェーハとして、サファイア基板やシリコンカーバイド基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体層が積層されたものが知られている。光デバイスウェーハの表面には、格子状の分割予定ラインが形成されており、この分割予定ラインで区画された各領域に光デバイスが形成されている。光デバイスウェーハは、分割予定ラインに沿って個々のデバイスチップに分割され、電気機器に広く利用されている。
この光デバイスウェーハの分割方法として、レーザー加工によって直線状の改質層を形成し、この強度が低下した改質層を分割起点とする分割方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の分割方法では、裏面研削によって光デバイスウェーハが所定厚みに薄化された後、ウェーハ内部に集光点を合わせてレーザー光線が照射され、分割予定ラインに沿った改質層が形成される。続いて、光デバイスウェーハの改質層に外力が加わることで、改質層を起点として厚さ方向に割れが生じて光デバイスウェーハが個々のデバイスチップに分割される。
特許第3762409号公報
ところで、光デバイスウェーハであるサファイア基板やシリコンカーバイド基板は硬度が高く裏面が鏡面に形成されている。裏面が鏡面のウェーハを研削する際には、上記した特許文献1に記載の光デバイスウェーハの分割方法では、研削ホイールの研削砥石がウェーハの裏面に食い込まず、裏面焼けが生じやすいという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、光デバイスウェーハの裏面が鏡面であっても、良好に研削することができるウェーハの加工方法を提供することを目的とする。
本発明のウェーハの加工方法は、サファイア基板の表面に光半導体層が積層され複数の光デバイスが形成された光デバイスウエーハの裏面を研削し、所定厚みに薄化するウェーハの加工方法であって、光デバイスウェーハの表面に粘着シートを貼着する貼着工程と、前記貼着工程を実施した後、前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの前記裏面にレーザー光線を照射して前記裏面近傍に研削促進層を形成する研削促進層形成工程と、前記研削促進層が形成された光デバイスウェーハの前記裏面に研削ホイールを当接し所定厚みに薄化研削を行う研削工程と、から構成され、前記研削促進層形成工程においては、前記裏面の前記複数の光デバイスを区画する分割予定ラインに対応する位置に前記研削促進層を形成すること、を特徴とする。
この構成によれば、光デバイスウェーハの裏面にレーザー光線が照射され、裏面近傍に研削促進層が形成されることで、裏面が凹凸状(粗面状)に形成される。この研削促進層によって、研削工程において研削ホイールの研削砥石が光デバイスウェーハの裏面に食い込み易くなり、硬度が高く裏面が鏡面の光デバイスウェーハであっても良好に研削することができる。
本発明の上記ウェーハの加工方法において、前記研削促進層形成工程の前に前記複数の光デバイスを区画する分割予定ラインに沿って前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの前記裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を前記分割予定ラインに沿って照射して、前記分割予定ラインに沿って内部に表面から所定厚さの分割起点となる改質層を形成する改質層形成工程を実施し、前記研削工程においては光デバイスウェーハの前記裏面から研削手段により研削し仕上げ厚さへと薄化するとともに研削動作により前記改質層を起点として光デバイスウェーハを前記分割予定ラインに沿って分割する。
本発明の上記ウェーハの加工方法において、前記研削工程を実施した後に、研削された裏面側からレーザー光線を照射して前記複数の光デバイスを区画する分割予定ラインに沿って分割起点となる溝を形成する溝形成工程と、前記溝形成工程の後に、外力を付与して光デバイスウェーハを前記溝を起点として前記分割予定ラインに沿って分割する分割工程と、から構成される。
本発明によれば、レーザー加工により光デバイスウェーハの裏面側に研削砥石が食い込む易くなるような研削促進層を形成することで、光デバイスウェーハの裏面が鏡面であっても良好に研削することができる。
第1の実施の形態に係るレーザー加工装置の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係る研削装置の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係るウェーハの加工方法の流れの説明図である。 第1の実施の形態に係る研削促進層形成工程の変形例である。 第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法の流れの説明図である。 第2の実施の形態に係る研削促進層形成工程の変形例である。
以下、添付図面を参照して、第1の実施の形態に係るステルスダイシング加工によるウェーハの加工方法について説明する。第1の実施の形態に係るウェーハの加工方法は、貼着工程、レーザー加工装置による改質層形成工程及び研削促進層形成工程、研削装置による研削工程を経て実施される。貼着工程では、光半導体層が形成された光デバイスウェーハの表面に粘着シートが貼着される。改質層形成工程では、光デバイスウェーハの内部に分割予定ラインに沿った改質層が連続的に形成される。
研削促進層形成工程では、光デバイスウェーハの裏面近傍に分割予定ラインに沿った研削促進層が形成される。この研削層形成工程では、レーザー加工によって裏面近傍にクラック等が生じることで、光デバイスウェーハの裏面が凹凸状(粗面状)に形成される。研削工程では、光デバイスウェーハが薄化されることで、改質層が分割起点となって個々のデバイスチップに分割される。この研削工程では、光デバイスウェーハの凹凸状の裏面に研削砥石が食い込むことで、硬度が高く裏面が鏡面の光デバイスウェーハであっても良好に研削される。以下、本実施の形態に係る加工方法の詳細について説明する。
図1を参照して、光デバイスウェーハの内部に改質層を形成すると共に、光デバイスウェーハの裏面近傍に研削促進層を形成するレーザー加工装置について説明する。図1は、本実施の形態に係るレーザー加工装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係るレーザー加工装置は、図1に示す構成に限定されない。レーザー加工装置は、光デバイスウェーハに対して改質層及び研削促進層を形成可能であれば、どのような構成でもよい。
図1に示すように、レーザー加工装置100は、レーザー光線を照射するレーザー加工ユニット102と光デバイスウェーハWを保持したチャックテーブル(保持手段)103とを相対移動させて、光デバイスウェーハWを加工するように構成されている。光デバイスウェーハWは、略円板状に形成されており、サファイア基板の表面に光半導体層401(図3参照)が積層されている。光デバイスウェーハWは、格子状に配列された分割予定ライン402(図3参照)によって複数の領域に区画され、この区画された各領域に光デバイスが形成されている。
また、光デバイスウェーハWは、光半導体層401が形成された上面を下向きにして、リングフレーム411に張られた粘着シート412に貼着されている。光デバイスウェーハWに対する粘着シート412の貼着は、例えば、図示しない既知のマウンタ装置によって実施される。なお、光デバイスウェーハWは、サファイア(Al2O3)基板に光半導体層401を積層したサファイアウェーハに限らず、ガリウム砒素(GaAs)基板、シリコンカーバイド(SiC)基板等の無機材料基板に光半導体層401を積層したものでもよい。
レーザー加工装置100は、直方体状の基台101を有している。基台101の上面には、チャックテーブル103をX軸方向に加工送りすると共に、Y軸方向に割出送りするチャックテーブル移動機構104が設けられている。チャックテーブル移動機構104の後方には、立壁部111が立設されている。立壁部111の前面からはアーム部112が突出しており、アーム部112にはチャックテーブル103に対向するようにレーザー加工ユニット102が支持されている。
チャックテーブル移動機構104は、基台101の上面に配置されたX軸方向に平行な一対のガイドレール115と、一対のガイドレール115にスライド可能に設置されたモータ駆動のX軸テーブル116とを有している。また、チャックテーブル移動機構104は、X軸テーブル116上面に配置されたY軸方向に平行な一対のガイドレール117と、一対のガイドレール117にスライド可能に設置されたモータ駆動のY軸テーブル118とを有している。
Y軸テーブル118の上部には、チャックテーブル103が設けられている。なお、X軸テーブル116、Y軸テーブル118の背面側には、それぞれ図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ121、122が螺合されている。そして、ボールネジ121、122の一端部に連結された駆動モータ123、124が回転駆動されることで、チャックテーブル103がガイドレール115、117に沿ってX軸方向及びY軸方向に移動される。
チャックテーブル103は、円板状に形成されており、θテーブル125を介してY軸テーブル118の上面に回転可能に設けられている。チャックテーブル103の上面には、ポーラスセラミックス材により吸着面が形成されている。チャックテーブル103の周囲には、一対の支持アームを介して4つのクランプ部126が設けられている。4つのクランプ部126がエアアクチュエータにより駆動されることで、光デバイスウェーハWの周囲のリングフレーム411が四方から挟持固定される。
レーザー加工ユニット102は、アーム部112の先端に設けられた加工ヘッド127を有している。アーム部112及び加工ヘッド127内には、レーザー加工ユニット102の光学系が設けられている。加工ヘッド127は、不図示の発振器から発振されたレーザー光線を集光レンズによって集光し、チャックテーブル103上に保持された光デバイスウェーハWをレーザー加工する。この場合、レーザー光線は、光デバイスウェーハWに対して透過性を有する波長であり、光学系において光デバイスウェーハWの内部に集光するように調整される。
このレーザー光線の照射により光デバイスウェーハWの内部に分割起点となる改質層403(図3B参照)が形成される。改質層403は、レーザー光線の照射によって光デバイスウェーハWの内部の密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲と異なる状態となり、周囲よりも強度が低下する領域のことをいう。改質層403は、例えば、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域であり、これらが混在した領域でもよい。
また、レーザー光線の照射により光デバイスウェーハWの裏面近傍に、裏面に対する研削砥石の食いつきを良くする研削促進層404(図3C参照)が形成される。本実施の形態における研削促進層404は、改質層403と同様に、レーザー光線の照射によって光デバイスウェーハWの裏面近傍が改質されることで形成される。光デバイスウェーハWの裏面近傍が改質されることで、光デバイスウェーハWの裏面にクラック等が生じて、光デバイスウェーハWの裏面が凹凸状に形成される。
このように構成されたレーザー加工装置100では、加工ヘッド127の射出口が光デバイスウェーハWの分割予定ライン402に位置合わせされる。この加工ヘッド127の位置合わせは、図示しない赤外線カメラによって、光デバイスウェーハWを透過して裏面側から表面に形成されたパターン面が撮像されることで行われる。そして、加工ヘッド127から光デバイスウェーハWの内部にレーザー光線を照射した状態でチャックテーブル103が移動されることで、分割予定ライン402に沿った改質層403が形成される。その後、加工ヘッド127から光デバイスウェーハWの裏面近傍にレーザー光線を照射した状態でチャックテーブル103が移動されることで、分割予定ライン402に沿った研削促進層404が形成される。
図2を参照して、光デバイスウェーハを研削する研削装置について説明する。図2は、本実施の形態に係る研削装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係る研削装置は、図2に示す構成に限定されない。研削装置は、光デバイスウェーハを研削することで、改質層を起点として光デバイスウェーハを分割可能であれば、どのような構成でもよい。
図2に示すように、研削装置200は、光デバイスウェーハWが保持されたチャックテーブル203と研削ユニット202の研削ホイール221とを相対回転させることで、光デバイスウェーハWを研削するように構成されている。研削装置200は、略直方体状の基台201を有している。基台201の上面には、一対のチャックテーブル203(1つのみ図示)が配置されたターンテーブル205が設けられている。ターンテーブル205の後方には、研削ユニット202を支持する立壁部211が立設されている。
ターンテーブル205は、大径の円板状に形成されており、上面には回転軸を中心とした点対称位置に一対のチャックテーブル203が配置されている。また、ターンテーブル205は、図示しない回転駆動機構によって矢印D1方向に180度間隔で間欠回転される。このため、一対のチャックテーブル203は、光デバイスウェーハWが搬入搬出される載せ換え位置と研削ユニット202に対峙する研削位置との間で移動される。
チャックテーブル203は、小径の円板状に形成されており、ターンテーブル205の上面に回転可能に設けられている。チャックテーブル203の上面には、ポーラスセラミック材により吸着面が形成されている。チャックテーブル203の周囲には、環状のマグネット212が設けられている。光デバイスウェーハWの周囲のリングフレーム411は、磁性体で形成されているため、環状のマグネット212によって吸着固定される。
基台201の上面において、ターンテーブル205の研削位置の近傍にはハイトゲージ213が設けられている。ハイトゲージ213は、光デバイスウェーハWの上面に接触して、厚さ測定する1本の接触子214を有している。ハイトゲージ213では、接触子214によってチャックテーブル203の表面位置が事前に測定され、表面位置を基準に光デバイスウェーハWの厚みが測定される。ハイトゲージ213による測定値は、伝送路を介して図示しない制御部に入力される。
立壁部211には、研削ユニット202を上下動させる研削ユニット移動機構204が設けられている。研削ユニット移動機構204は、立壁部211の前面に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール215と、一対のガイドレール215にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル216とを有している。Z軸テーブル216の前面には、研削ユニット202が支持されている。Z軸テーブル216の背面には、立壁部211の開口217を介して後方に突出したナット部が設けられている。
Z軸テーブル216のナット部には、立壁部211の裏面に設けられたボールネジが螺合されている。そして、ボールネジの一端部に連結された駆動モータ218が回転駆動されることで、研削ユニット202がガイドレール215に沿ってZ軸方向に移動される。
研削ユニット202は、円筒状のスピンドル222の下端にマウント223が設けられている。マウント223には、複数の研削砥石224が固定された研削ホイール221が装着されている。研削砥石224は、例えば、ダイヤモンド砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めたダイヤモンド砥石で構成されている。研削砥石224は、スピンドル222の駆動に伴ってZ軸回りに高速回転される。そして、研削ホイール221と光デバイスウェーハWとが平行状態で回転接触させることで、光デバイスウェーハWが裏面側から研削される。
このとき、光デバイスウェーハWの裏面近傍には研削促進層404が形成されており(図3D参照)、光デバイスウェーハWの裏面がクラック等によって凹凸状になっている。このため、光デバイスウェーハWの裏面に対して研削砥石224が食い込み易くなり、サファイアウェーハのように硬度が高く裏面が鏡面の光デバイスウェーハWであっても良好に研削することができる。
また、このように構成された研削装置200では、ハイトゲージ213によって光デバイスウェーハWの厚さがリアルタイムに測定される。ハイトゲージ213の測定結果が、目標厚さである光デバイスウェーハWの最終的な仕上げ厚さに近付くように研削ユニット202の送り量が制御される。そして、仕上げ厚さ付近まで研削されると、光デバイスウェーハWの内部に形成された改質層403に対して、研削ホイール221から研削負荷が加えられ、改質層403を起点として光デバイスウェーハWが分割予定ライン402に沿って個々のデバイスチップCに分割される(図3E参照)。
図3を参照して、第1の実施の形態に係るウェーハの加工方法の流れについて説明する。なお、図3Aから図3Eに示す各工程は、あくまでも一例に過ぎず、この構成に限定されるものではない。
まず、図3Aに示す貼着工程が実施される。貼着工程では、光デバイスウェーハWの光半導体層401が形成された表面405に対して粘着シート412が貼着される。なお、貼着工程は、オペレータによる手作業で行われてもよいし、不図示の貼着装置によって行われてもよい。
次に、図3Bに示す改質層形成工程が実施される。改質層形成工程では、光デバイスウェーハWの粘着シート412側がチャックテーブル103によって保持される。また、加工ヘッド127の射出口が光デバイスウェーハWの分割予定ライン402に位置付けられると共に、レーザー光線の集光点が光デバイスウェーハWの内部に調整される。そして、レーザー光線の集光点を調整しつつ、光デバイスウェーハWを保持したチャックテーブル103がX軸方向及びY軸方向に移動されることで、光デバイスウェーハWの内部に分割予定ライン402に沿った所定厚さの改質層403が形成される。
この場合、先ず光デバイスウェーハWの表面405付近に集光点が調整され、全ての分割予定ライン402に沿って改質層403の下端部が形成されるようにレーザー加工される。そして、集光点の高さを上動させる度にレーザー加工が行われることで、光デバイスウェーハWの内部に所定の厚さの改質層403が形成される。このレーザー加工は、改質層403が光デバイスウェーハWの最終的な仕上げ厚さL(表面405からの高さL)を超えるまで繰り返される。このようにして、光デバイスウェーハWの内部に分割予定ライン402に沿った分割起点が形成される。
次に、図3Cに示す研削促進層形成工程が実施される。研削促進層形成工程は、研削促進層形成工程からレーザー加工の加工条件等を変えることなく連続的に実施される。研削促進層形成工程では、レーザー光線の集光点が光デバイスウェーハWの裏面406近傍に調整される。そして、改質層形成工程と同様に分割予定ライン402に沿ってレーザー光線が照射されることで、光デバイスウェーハWの裏面406近傍が改質されて研削促進層404が形成される。光デバイスウェーハWの裏面406近傍が改質されると、クラック等が生じて裏面406が凹凸状に形成される。
次に、図3Dに示す研削工程が実施される。研削工程では、光デバイスウェーハWの粘着シート412側がチャックテーブル203によって保持される。研削砥石224が回転しながらチャックテーブル203に近付けられ、研削砥石224が光デバイスウェーハWの裏面406に押し当てられて研削加工が行われる。この場合、光デバイスウェーハWの裏面406が凹凸状に形成されているため、研削砥石224が光デバイスウェーハWの裏面406に食いつき易くなっている。したがって、光デバイスウェーハWに研削砥石224を強く押し当てることなく研削でき、さらに面焼けも防止することができる。
研削加工中は、ハイトゲージ213(図2参照)によって光デバイスウェーハWの厚さがリアルタイムに測定される。そして、図3Eに示すように、研削加工によって光デバイスウェーハWが仕上げ厚さLに近付くと、各改質層403に対して研削ホイール221からの研削負荷が加えられる。光デバイスウェーハWには改質層403を起点として分割予定ライン402に沿って割れが生じ、光デバイスウェーハWが個々のデバイスチップCに分割される。そして、仕上げ厚さLまで光デバイスウェーハWが研削されると、研削加工が停止される。このようにして、光デバイスウェーハWが所望の仕上げ厚さLまで薄化されながら、個々のデバイスチップCに分割される。
以上のように、第1の実施の形態に係るウェーハの加工方法によれば、光デバイスウェーハWの裏面406近傍にレーザー加工により研削促進層404が形成されることで、裏面406が凹凸状(粗面状)に形成される。この研削促進層404によって、研削砥石224が光デバイスウェーハWの裏面406に食い込み易くなり、硬度が高く裏面が鏡面の光デバイスウェーハWであっても良好に研削することができる。また、同一のレーザー加工装置100において改質層形成工程に続けて研削促進層形成工程を実施できるため、生産性を向上させることができる。さらに、切削ブレードを用いる場合と比較して短時間で容易に光デバイスウェーハWの裏面406を凹凸状に形成できる。
ところで、第1の実施の形態のステルスダイシング加工では、光デバイスウェーハWに対して透過性を有する波長でレーザー光線が照射される。このため、レーザー光線が分割予定ライン402から外れると、光デバイスウェーハWの表面側の光半導体層401にダメージを与える可能性がある。そこで、上記した第1の実施の形態の研削促進層形成工程では、分割予定ライン402に沿ってレーザー光線を照射している。これにより、改質層形成工程と同じ加工条件でレーザー光線を照射しても、光半導体層401にダメージを与えることがない。
なお、図4に示すように、レーザー光線のエネルギーを抑えることで、光デバイスウェーハWの裏面406全域に研削促進層404を形成することも可能である。この場合、研削促進層形成工程におけるレーザー光線の出力を、改質層形成工程におけるレーザー光線の出力よりも下げるようにする。この構成により、光デバイスウェーハWの裏面406全域が凹凸状に形成され、光デバイスウェーハWの裏面406に対する研削砥石224の食いつきをさらに向上させることができる。なお、図3に示す第1の実施の形態及び図4に示す変形例に係るステルスダイシング加工の加工条件の詳細については後述する。
続いて、第2の実施の形態に係るアブレーション加工によるウェーハの加工方法について説明する。なお、第2の実施の形態に係るレーザー加工装置は、アブレーション加工を実施する点において、ステルスダイシング加工を実施する第1の実施の形態に係るレーザー加工装置と相違する。すなわち、第2の実施の形態に係るレーザー加工装置は、光デバイスウェーハに対して吸収性を有する波長のレーザー光線を照射し、光学系において光デバイスウェーハの加工面(裏面)に集光するように調整されている。これにより、光デバイスウェーハの加工面にアブレーションを生じさせて、光デバイスウェーハが部分的にエッチングされる。
ここで、アブレーションとは、レーザー光線の照射強度が所定の加工閾値以上になると、固定表面で電子、熱的、光科学的及び力学的エネルギーに変換され、その結果、中性原子、分子、正負のイオン、ラジカル、クラスタ、電子、光が爆発的に放出され、固定表面がエッジングされる現象をいう。また、第2の実施の形態に係るレーザー加工装置及び研削装置は、第1の実施の形態に係るレーザー加工装置及び研削装置と略同様な構成となっている。このため、第2の実施の形態においては、主な装置構成の説明については説明を省略する。
第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法は、貼着工程、レーザー加工装置による研削促進層形成工程、研削装置による研削工程、レーザー加工装置による溝形成工程、拡張装置による分割工程を経て実施される。貼着工程では、光半導体層が形成された光デバイスウェーハの表面に粘着シートが貼着される。研削層促進工程では、光デバイスウェーハの裏面近傍に分割予定ラインに沿った研削促進層が形成される。この研削促進層形成工程では、アブレーション加工によって裏面近傍に凹みが形成され、光デバイスウェーハの裏面が凹凸状(粗面状)に形成される。
研削工程では、光デバイスウェーハが所定厚みまで研削される。この研削工程では、光デバイスウェーハの凹凸状の裏面に研削砥石が食い込むことで、硬度が高く裏面が鏡面の光デバイスウェーハであっても良好に研削される。溝形成工程では、アブレーション加工によって光デバイスウェーハの裏面に分割予定ラインに沿った分割溝(溝)が形成される。分割工程では、光デバイスウェーハに対して外力が付与され、改質層を起点としてウェーハが個々のデバイスチップに分割される。以下、本実施の形態に係る加工方法の詳細について説明する。
図5を参照して、第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法の流れについて説明する。なお、図5Aから図5Eに示す各工程は、あくまでも一例に過ぎず、この構成に限定されるものではない。なお、図5においては、第1の実施の形態と同一名称の部分については同一の符号を用いて説明する。また、分割工程に、粘着シートの拡張により光デバイスウェーハを分割する拡張装置を用いる構成としたが、押圧刃により光デバイスウェーハを分割するブレーキング装置を用いることも可能である。分割工程では、光デバイスウェーハに対して外力を付与して分割する装置であれば、どのような装置を用いて分割してもよい。
まず、図5Aに示す貼着工程が実施される。貼着工程では、光デバイスウェーハWの光半導体層401が形成された表面405に対して粘着シート412が貼着される。なお、貼着工程は、オペレータによる手作業で行われてもよいし、不図示の貼着装置によって行われてもよい。
次に、図5Bに示す研削促進層形成工程が実施される。研削促進層形成工程では、光デバイスウェーハWの粘着シート412側がチャックテーブル103によって保持される。また、加工ヘッド127の射出口が光デバイスウェーハWの分割予定ライン402に位置付けられると共に、レーザー光線の集光点が光デバイスウェーハWの裏面406近傍に調整される。このときレーザー光線は、光デバイスウェーハWに対して吸収性を有する波長に設定されている。
そして、光デバイスウェーハWを保持したチャックテーブル103がX軸方向及びY軸方向に移動されることで、光デバイスウェーハWの裏面406近傍がエッチングされて研削促進層408が形成される。光デバイスウェーハWの裏面406近傍がエッチングされると、エッチングによる凹みによって裏面406が凹凸状に形成される。すなわち、第2の実施の形態における研削促進層408は、アブレーション加工によって光デバイスウェーハWの裏面406をエッチングして形成される凹みである。
次に、図5Cに示す研削工程が実施される。研削工程では、光デバイスウェーハWの粘着シート412側がチャックテーブル203によって保持される。研削砥石224が回転しながらチャックテーブル203に近付けられ、研削砥石224が光デバイスウェーハWの裏面406に押し当てられて研削加工が行われる。この場合、光デバイスウェーハWの裏面406が凹凸状に形成されているため、研削砥石224が光デバイスウェーハWの裏面406に食いつき易くなっている。したがって、光デバイスウェーハWに研削砥石224を強く押し当てることなく研削でき、さらに面焼けを防止することができる。研削加工中は、ハイトゲージ213(図2参照)によって光デバイスウェーハWの厚さがリアルタイムに測定され、光デバイスウェーハWが仕上げ厚さLになるまで研削される。
次に、図5Dに示す溝形成工程が実施される。溝形成工程では、光デバイスウェーハWの粘着シート412側がチャックテーブル103によって保持される。また、加工ヘッド127の射出口が光デバイスウェーハWの分割予定ライン402に位置付けられると共に、レーザー光線の集光点が光デバイスウェーハWの裏面406に調整される。そして、レーザー光線を照射しつつ光デバイスウェーハWを保持したチャックテーブル103がX軸方向及びY軸方向に移動されることで、分割予定ライン402に沿った分割溝409が形成される。分割溝409は、光デバイスウェーハWの分割起点となる所定深さまで形成される。
次に、図5Eに示す分割工程が実施される。分割工程で使用される拡張装置300は、リングフレーム411が支持される環状テーブル301を拡張ドラム302に対して上下に相対移動させることで、粘着シート412を拡張できるように構成されている。分割工程では、光デバイスウェーハWの粘着シート412側を下方に向けて、リングフレーム411が環状テーブル301上でクランプ部305に保持される。このとき、拡張ドラム302が光デバイスウェーハWとリングフレーム411との間に位置付けられ、拡張ドラム302の上端部に粘着シート412が当接される。
そして、リングフレーム411が保持された環状テーブル301が下降することで、拡張ドラム302が環状テーブル301に対して相対的に上昇される。拡張ドラム302の相対的な上昇によって、拡張ドラム302の上端部で押し上げられた粘着シート412が放射方向に拡張される。粘着シート412が拡張されると、光デバイスウェーハWの分割溝409に対して外力が付与される。光デバイスウェーハWは、分割予定ライン402に沿って形成された分割溝409を分割起点として、個々のデバイスチップCに分割される。
以上のように、第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法によれば、第1の実施の形態と同様に、硬度が高く裏面が鏡面の光デバイスウェーハWであっても良好に研削することができる。また、同一のレーザー加工装置100において研削促進層形成工程及び溝形成工程を実施でき、生産性を向上することができる。さらに、切削ブレードを用いる場合と比較して短時間で容易に光デバイスウェーハWの裏面を凹凸状に形成できる。
ところで、第2の実施の形態のアブレーション加工では、光デバイスウェーハWに対して吸収性を有する波長でレーバー光線が照射される。このため、レーザー光線が分割予定ライン402から外れた位置に照射されても、光デバイスウェーハWの表面側の光半導体層401に大きな影響を与えることがない。このため、図6に示すように、光デバイスウェーハWの裏面406全域に研削促進層408を形成することも可能である。この構成により、光デバイスウェーハWの裏面406全域が凹凸状に形成され、光デバイスウェーハWの裏面406に対する研削砥石224の食いつきをさらに向上させることができる。なお、第2の実施の形態及び図6に示す変形例に係るアブレーション加工の加工条件の詳細については後述する。
(実施例)
ここで、上記した第1、第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法及び各実施の形態の変形例におけるレーザー加工を、表1に示すような加工条件で実施した。なお、ここでは光デバイスウェーハとして、6インチ径で1mmの厚さのサファイア基板上にエピ層(光半導体層)が積層されたものを使用し、100μmまで研削加工により薄化するものとする。
Figure 0006001931
第1の実施の形態に係るウェーハの加工方法では、表1のステルスダイシング加工の分割時の加工条件を用いて、分割予定ラインに沿って改質層及び研削促進層を形成した。第1の実施の形態に係るウェーハの加工方法の変形例では、表1のステルスダイシング加工の分割時の加工条件を用いて、分割予定ラインに沿って改質層を形成し、表1のステルスダイシング加工の凹凸形成時の加工条件を用いて、光デバイスウェーハの裏面全域に分割促進層を形成した。ステルスダイシング加工における凹凸形成時の加工条件は分割時の加工条件と比較して、レーザー光線の出力が抑えられると共に、送り速度が高められている。なお、改質層は光デバイスウェーハの内部に形成され、分割促進層は光デバイスウェーハの裏面から30μmの位置に形成された。
第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法では、表1のアブレーション加工の分割時の加工条件を用いて、分割予定ラインに沿って研削促進層及び分割溝を形成した。第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法の変形例では、表1のアブレーション加工の凹凸形成時の加工条件を用いて、光デバイスウェーハの裏面全域に分割促進層を形成し、表1のアブレーション加工の分割時の加工条件を用いて、分割予定ラインに沿って分割溝を形成した。アブレーション加工における凹凸形成時の加工条件は分割時の加工条件と比較して、送り速度が高められている。
第1、第2の実施の形態に係るウェーハの加工方法及び各実施の形態の変形例のいずれにおいても、研削加工においてサファイア基板を良好に研削でき、個々のデバイスチップに適切に分割することができた。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した各実施の形態においては、改質層403が分割予定ライン402に沿って連続的に形成される構成としたが、この構成に限定されない。光デバイスウェーハWが分割予定ライン402に沿って分割可能であれば、改質層403は分割予定ライン402に沿って断続的に形成されてもよい。研削促進層404、408も同様に連続的に形成されてもよいし、断続的に形成されてもよい。
また、本実施の形態においては、改質層形成工程及び分割促進層形成工程がレーザー加工装置、研削工程が研削装置で行われるが、一部の工程又は全ての工程が1つの装置で行われてもよい。
以上説明したように、本発明は、光デバイスウェーハの裏面が鏡面であっても、良好に研削することができるという効果を有し、特に、サファイアウェーハ等の光デバイスウェーハの分割方法に有用である。
100 レーザー加工装置
102 レーザー加工ユニット
103 チャックテーブル(保持手段)
200 研削装置
202 研削ユニット(研削手段)
221 研削ホイール
222 スピンドル
224 研削砥石
300 拡張装置
401 光半導体層
402 分割予定ライン
403 改質層
404、408 研削促進層
405 表面
406 裏面
409 分割溝(溝)
412 粘着シート
W 光デバイスウェーハ
C デバイスチップ

Claims (3)

  1. サファイア基板の表面に光半導体層が積層され複数の光デバイスが形成された光デバイスウエーハの裏面を研削し、所定厚みに薄化するウェーハの加工方法であって、
    光デバイスウェーハの表面に粘着シートを貼着する貼着工程と、
    前記貼着工程を実施した後、前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの前記裏面にレーザー光線を照射して前記裏面近傍に研削促進層を形成する研削促進層形成工程と、
    前記研削促進層が形成された光デバイスウェーハの前記裏面に研削ホイールを当接し所定厚みに薄化研削を行う研削工程と、から構成され、
    前記研削促進層形成工程においては、前記裏面の前記複数の光デバイスを区画する分割予定ラインに対応する位置に前記研削促進層を形成すること、を特徴とするウェーハの加工方法。
  2. 前記研削促進層形成工程の前に前記複数の光デバイスを区画する分割予定ラインに沿って前記粘着シート側を保持手段で保持して光デバイスウェーハの前記裏面から光デバイスウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線を前記分割予定ラインに沿って照射して、前記分割予定ラインに沿って内部に表面から所定厚さの分割起点となる改質層を形成する改質層形成工程を実施し、
    前記研削工程においては光デバイスウェーハの前記裏面から研削手段により研削し仕上げ厚さへと薄化するとともに研削動作により前記改質層を起点として光デバイスウェーハを前記分割予定ラインに沿って分割すること、を特徴とする請求項1に記載のウェーハの加工方法。
  3. 前記研削工程を実施した後に、研削された裏面側からレーザー光線を照射して前記複数の光デバイスを区画する分割予定ラインに沿って分割起点となる溝を形成する溝形成工程と、
    前記溝形成工程の後に、外力を付与して光デバイスウェーハを前記溝を起点として前記分割予定ラインに沿って分割する分割工程と、
    から構成される請求項1に記載のウェーハの加工方法。
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