JP2013168100A - 給油装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の給油装置(100)は、挿入された紙幣を読み取る紙幣鑑別手段(12)と、給油金額(給油代金)と入金された金額との差額を釣銭データとして給油伝票に記録する伝票発行手段(15)と、釣銭データを記録した給油伝票を読み取る伝票読取手段(11)とを有している。
【選択図】図2
Description
給油に関する作業をユーザー自身が行なうようにしたので、セルフサービス式の給油所では、安い単価で燃料油を供給することが可能となり、多くのユーザーに支持され、急速に普及しつつある。
しかし、給油に関する作業をユーザー自身が行なうために、給油料金の管理、特に釣銭の管理が困難である。
また、釣銭を事務所内で返却するため、給油エリアと事務所との動線上を移動する客の数が多くなり、その分だけ効率が悪い給油所になってしまうという問題も存在する。
この給油装置は有効であるが、カード状記録媒体を使用する機器(例えば、カード読取装置等)は高価であり、既存の給油装置に高価なカード状記録媒体用の機器を設置することになり、導入コストの高騰を招いてしまうという問題を有している。
また、紙幣返却機は給油所の事務所ではなく給油エリア内に設けられているので、紙幣返却機内に収容される(釣銭となる)紙幣の管理という問題が存在する。例えば、津波のような災害が発生した場合に、給油エリア内の紙幣返却機が流失してしまう。
本発明の実施に際して、給油機(50)と釣銭返却機(8)を有しており、当該給油機(50)と釣銭返却機(8)とのデータの授受は、POS(7:販売時点管理システム)を介して行われるのが好ましい。
そして給油機(50)は、紙幣鑑別手段(12)及び伝票読取手段(11)で読み取られた金額を合計した設定金額まで給油可能とする機能を有する様に構成されているのが好ましい。
そして、ユーザーは、釣銭金額が記録された給油伝票と、紙幣鑑別手段(12)に新たに挿入された紙幣により、給油料金を支払う(精算する)ことが出来るので、給油時における清算(支払い)が容易である。
すなわち、本発明によれば、高額なカード状記録媒体用機器を購入する必要がなく、導入コストを抑制することが出来る。
そのため、給油作業の効率がよくなり、給油エリア(2)と事務所(6)との動線上を移動するユーザーの数を少なくして、給油所全体の効率を向上することができる。
特に、重量がある貨幣(硬貨)の返却を好まないユーザーにとっては、伝票のみを保存しておけば良いため、非常に便利である。
図1において、本発明の実施形態に係る給油装置100は、全体が符号50で示す給油機と、事務所6内のPOS7、釣銭返却機8を備えている。
給油装置100の制御に係る構成(制御ブロック)を示す図2においても、実施形態に係る給油装置が全体を符号100で示されている。
図1で示すように、給油所1の給油エリア2に設置されたハウジング3内に給油機50が設けられている。そして、ハウジング3内にはデータ入出力機4が組み込まれている。
給油所1において、ハウジング3から離隔した箇所に事務所6が設けられており、事務所6内にはPOS7、釣銭返却機8が設けられている。
伝票読取手段11、紙幣鑑別手段12、設定手段13、設定データ表示器14、伝票発行手段15は、図2で示すように、データ入出力制御手段16に接続されている。
設定手段13で設定された油種、給油量、給油代金として設定する金額(設定金額)等の給油に関する設定データは、入出力装置19を介して、POS7に伝達される。
伝票データ内には、釣銭金額の情報(釣銭データ)が包含される場合が存在する。そのような場合には、釣銭データ生成部20と伝票発行駆動部21が協働して、釣銭データを記録した給油伝票を伝票発行手段15から発行する様に構成されている。
データ入出力制御手段16に入力された伝票データ内に釣銭データが存在しない場合には、釣銭データ生成部20は作動せず、伝票発行手段15から、釣銭データが記録されていない給油伝票が発行される。
図1の状態では、給油ノズル26はノズル掛け28に係止されている。ノズル掛け28にはノズルスイッチ29が設けられている。
配管22に介装された流量計24には、流量信号を発信するパルス発信器30が設けられている。
図1において、データ入出力機4に隣接して、給油量表示器31が設けられている。
給油ポンプ23、制御弁25、ノズルスイッチ29、パルス発信器30、給油量表示器31は、図2で示すように、給油制御手段32に接続されている。
パルス発信器30から発信された流量パルスは、給油制御手段32の計数部35で計数される。計数部35の計数値と、単価記憶部33に記憶された単価と、税率記憶部35に記憶された税率を用いて、給油制御手段32の演算部36において、給油データが演算される。演算された給油データは、給油量表示器駆動部37を介して、給油量表示器31において表示される。
また、演算部36で演算された給油データは、入出力装置38を介して、POS7に送信される。
設定データにおける設定金額に関するデータは、給油制御手段32の金額記憶部39に送られて、当該設定金額が金額記憶部39で記憶される。そして、当該設定金額は比較部40に送信され、比較部40において当該設定金額と演算部36で演算された給油金額とが比較される。
比較部40において、給油金額が設定金額に等しくなったと判断された場合には、給油金額が設定金額に等しくなった旨の情報信号が、比較部40から弁開閉駆動部41を介して制御弁25に伝達され、制御弁25が閉鎖される。
図示の実施形態では、給油伝票に記録された釣銭金額と、ユーザーにより挿入された紙幣(新たに挿入された紙幣)の合計金額まで給油することが出来る。ただし、ユーザーが紙幣を投入せず、給油伝票に記録された釣銭金額の分だけ給油が可能である場合が存在する。また、給油伝票に釣銭金額が記録されておらず、新たに挿入された紙幣の(合計)金額だけ給油が可能である場合も存在する。
計数部35は、ノズルスイッチ29からのオン信号を受信すると、計数部35に計数されている前回給油時における計数値を帰零(リセット)する。
ポンプ駆動部42は、ノズルスイッチ29からのオン信号を受信すると、給油ポンプ23を駆動する。
弁開閉駆動部41は、ノズルスイッチ29からのオン信号を受信すると、制御弁25を開放する。
ノズルスイッチ29がオフである旨を検知すると(ノズルスイッチ29のオン信号が停止されると)、ポンプ駆動部42は、給油ポンプ23の駆動を停止する。
また、ノズルスイッチ29がオフである旨を検知すると、弁開閉駆動部41は制御弁25を閉鎖する。
そして、ノズルスイッチ29がオフである旨を検知すると、入出力装置38を介して、給油データがPOS7へ出力される。
図2において、釣銭返却機8には、給油伝票に記録された釣銭データを読み取る伝票読取手段43と、釣銭の貨幣(硬貨)を放出する貨幣放出手段44と、釣銭の紙幣を返却する紙幣返却手段49と、釣銭返却制御手段45が設けられている。釣銭返却制御手段45は釣銭放出部48を備えており、伝票読取手段43と、貨幣放出手段44と、紙幣返却手段49に接続されている。
貨幣放出手段44と紙幣返却手段49は、釣銭返却制御手段45の釣銭放出部48からの信号を受信して作動する。
ここで、釣銭の内、紙幣のみは給油エリア2でユーザーに対して支払い、釣銭における貨幣で支払うべき金額のみを伝票で記録することも可能である。その様な場合には、事務所6内の釣銭返却機8に紙幣返却手段49を設けずに、紙幣返却手段49を給油エリア2内、例えばデータ入出力機4に設ける。
図2において、伝票読取手段43で読み取られた釣銭データが、釣銭返却制御手段45の記憶部46に送出されて、記憶部46で記憶される。伝票読取手段43で読み取られた釣銭データは、入出力装置47を介してPOS7に出力される。
POS7では、伝票読取手段43で読み取られた釣銭データを受信した後、必要な処理を行ない、釣銭をユーザーに支払うべき旨の制御信号と、支払うべき釣銭金額の情報を、釣銭データとして、入出力装置47を介して釣銭返却機8に送信する。
POS7から送信された当該釣銭データに基づいて釣銭放出部48が作動し、貨幣放出手段44及び/又は紙幣返却手段49に制御信号を送出する。そして、釣銭(貨幣及び/又は紙幣)が貨幣放出手段44及び/又は紙幣返却手段49から放出(返却)される。
またPOS7は、給油機50より給油データを受信し、給油データを管理して、伝票データをデータ入出力機4へ出力する機能を有する様に構成されている。
さらに、釣銭返却機8から釣銭データを受信し、釣銭データを管理して、釣銭をユーザーに支払うべき旨と釣銭金額を、釣銭データとして釣銭返却機8へ出力する機能を有する様に構成されている。
ここで、データ入出力機4の制御が図3で示されており、給油機50の制御が図4で示されており、釣銭返却機8の制御が図5で示されており、POS7の制御が図6で示されている。
そして、伝票読取手段11により給油伝票を読み取ることにより、釣銭データが記録された給油伝票であるか否か判断される(図3:ステップST1)。
釣銭データが記録された給油伝票である場合には(ステップST1がYES)、給油伝票に記録されている釣銭額は加算部17(図2)で加算される。そして設定データ表示器駆動部18により、給油伝票に記録されている釣銭額が、タッチパネル式の設定データ表示器14に表示される(図3:ステップST2)。
給油伝票に釣銭データが記録されていない場合には(ステップST1がNO)、ステップST2をバイパスする。
ユーザーが紙幣鑑別手段12に紙幣を挿入されると(ステップST3がYES)、紙幣鑑別手段12により紙幣が鑑別され、挿入された紙幣の相当する金額が加算部17に加算され、加算部17の金額が設定データ表示器14に表示される(図3:ステップST4)。そして、ステップST5に進む。
ユーザーが紙幣鑑別手段12に紙幣を挿入しない場合には(ステップST3がNO)、ステップST4をバイパスして、ステップST5に進む。
ただし、ユーザーが新たに紙幣を挿入せず、給油伝票に記録された釣銭金額の分だけ給油が可能である場合が存在する。また、給油伝票に釣銭金額が記録されておらず、図3のステップST3で挿入された紙幣の合計金額だけ給油が可能である場合も存在する。
給油の料金として支払可能な金額が、設定金額として設定データに包含される。
設定データが入力されない場合には(ステップST5がNO)、設定されるまで待機する(ステップST5がNOのループ)。
図3では明示されていないが、設定手段13を操作して設定データが入力される以前の段階、(図3のステップST5が「YES」の状態となる以前の段階)であれば、ステップST1に戻って、給油伝票の読取及び/又は紙幣の挿入を再び行って、給油金額の設定をやり直すことも可能である。
ユーザーがタッチパネル式の設定手段13を用いて、設定データ(給油金額、油種、給油量等)を入力したならば(ステップST5がYES)、設定データ表示器駆動部18により設定データが設定データ表示器14に表示されると共に、当該設定データが入出力装置19を介してPOS7に出力される(図3:ステップST6)。そして、図6で示すPOS7における制御に移行する。
図3のステップST6で設定データがPOS7に出力されると、図6のステップST61が「YES」の状態となり、POS7において設定データを管理すると共に、設定データを給油機50の給油制御手段32へ出力する(図6のステップST62)。
図6のステップST62で設定データが給油機50の給油制御手段32へ出力されると、POS7から送信された当該設定データは、入出力装置38を介して、給油機50の給油制御手段32へ入力される(図4:ステップST31がYESの状態)。
POS7から設定データが送信されていなければ(ステップST31がNO)、POS7から設定データが送信されるまで待機する(ステップST31がNOのループ)。POS7から設定データが送信されると(ステップST31がYES)、設定データにおける設定金額が金額記憶部39に記憶され、図4のステップST32以降の制御が進行する。
ユーザーによりノズル掛け28から給油ノズル26が外されて、ノズルスイッチ29からオン信号が入力された場合には(ステップST32がYES)、計数部35に計数されていた前回の給油量の計数値が帰零(リセット)され、弁開閉駆動部41により制御弁25が開き、ポンプ駆動部42により給油ポンプ23が駆動される(図4:ステップST33)。
そして、ユーザーは、給油ノズル26を自動車の給油口へ挿入して給油を開始する。
給油ノズル26から油が吐出されると、流量計24のパルス発信器30から流量パルスが計数部35へ入力される。
図4のステップST34では、パルス発信器30からの流量パルスが計数部35で計数されているか否かを判断する。
そして、演算部36で演算された給油金額は、比較部40により、金額記憶部39に記憶されている設定金額と比較される。そして、演算部36で演算された給油金額が、金額記憶部39に記憶されている設定金額と同額になったか否かが判断される(図4:ステップST36)。
なお、流量パルスが計数部35で計数されていなければ(ステップST34がNO)、ステップST35をバイパスして、ステップST36に進む。
すなわち、図示の実施形態では、給油伝票に記録された釣銭金額と新たに挿入された紙幣の合計金額まで給油することが出来る。
もちろん、給油伝票に記録された釣銭金額が設定金額となる場合も存在するし、図3のステップST3で挿入された紙幣の合計金額のみが設定金額となる場合も存在する。
ノズルスイッチ29がオフであることを検知しておらず、ノズルスイッチ29からオン信号が入力され続けていれば(ステップST37がNO)、ステップST34に戻り、給油を続行する(ステップST37がNOのループ)。
ステップST37がYESの状態(演算部36で演算された給油金額が設定金額に達していないが、ノズルスイッチ29がオフであることが検知されている状態)は、設定金額まで給油される前に給油を停止し、ユーザーによりノズル掛け28から給油ノズル26が外された場合である。係る場合には(ステップST37がYES)、弁開閉駆動部41は制御弁25を閉じ、ポンプ駆動部42は給油ポンプ23の駆動を停止する(図4:ステップST38)。そして、ステップST39に進み、給油データをPOS7へ出力する。
そして、ノズルスイッチ29がオフである旨を検知したか否か(ノズルスイッチ29からのオン信号が停止したか否か)を判断する(図4:ステップST41)。
ノズルスイッチ29がオフである旨を検知していない場合には(ステップST41がNO)、ノズルスイッチ29がオフである旨を検知するまで(ノズルスイッチ29からのオン信号が停止するまで)待機する(ステップST41がNOのループ)。
ノズルスイッチ29がオフである旨を検知したならば(ノズルスイッチ29からのオン信号が停止したならば)(ステップST41がYES)、設定金額まで給油されて、ユーザーによりノズル掛け28から給油ノズル26が外されたと判断して、ステップST39に進み、給油データをPOS7へ出力する。そして、図4で示す給油機50の給油制御手段32における制御は終了する(図4:エンド)。
給油機50側から給油データが送信されていない場合(ステップST63がNO)には、待機する(ステップST63がNOのループ)。換言すれば、図6におけるPOS7の制御では、ステップST62で設定データを給油機50の給油制御手段32へ出力した後、給油機50側から給油データが送信されるまで、待機している(ステップST63がNOのループ)。
図4のステップST39で、給油機50の給油制御手段32から給油データがPOSに出力されると、図6のステップST63はYESの状態となり、給油データを受けたPOS7は給油データを管理し、伝票データをデータ入出力機4へ出力する(図6:ステップST64)。
図3で示すデータ入出力機4の制御では、ステップST6で設定データをPOS7に出力した後、ステップST7に進み、POS7から伝票データが送信されているか否かを判断する。
ステップST7においてPOS7から伝票データが送信されていなければ(ステップST7がNO)、待機する(ステップST7がNOのループ)。すなわち、ステップST6で設定データをPOS7に出力した後、POS7から伝票データが送信されるまで、待機する(ステップST7がNOのループ)。
図6のステップST64でPOS7からデータ入出力機4へ伝票データが出力されると、図4のステップST7はYESとなり、ステップS8に進む。
伝票データ内に釣銭金額の情報(釣銭データ)が包含されている場合は(ステップST8がYES)、釣銭データ生成部20と伝票発行駆動部21が協働して、釣銭データを記録した給油伝票を伝票発行手段15から発行する(図3:ステップST9)。
一方、伝票データ内に釣銭金額が含まれていない場合は、釣銭データが記録されていない(釣銭データが存在しない)給油伝票が、伝票発行手段15から発行される(図3:ステップST10)。
図3のステップST1に関連して説明したように、釣銭データが記録された給油伝票は、次回の給油の際に、給油料金の支払いに使用することができる。
給油伝票の伝票データは、釣銭放出制御手段45における記憶部46に一時記憶されると共に、入出力装置47を介して、POS7に出力される(図5:ステップST52)。
ステップST65で、釣銭返却機8から伝票データを受信していなければ(ステップST65がNO)、ステップST66に進み、POS7における制御が終了であるか否かを判断する。
釣銭返却機8から伝票データがPOS7に発信された場合には(ステップST65がYES)、ステップST67に進み、釣銭データを釣銭返却機8へ出力する。出力された釣銭データは、入出力装置47を介して、釣銭返却機8へ入力される。POS7から釣銭データが釣銭返却機8へ出力されると、後述するように、図5のステップST53が「YES」になる。
上述した様に、ユーザーが釣銭を現金で受け取ることを希望する場合は、釣銭返却機8の伝票読取手段43(図2参照)に当該給油伝票を読み込ませる(図5のステップST51がYES)。
給油伝票が伝票読取手段43(図2参照)に読み込まれると(図5のステップST51がYES)、当該給油伝票の伝票データが記憶部46に一時記憶され、(伝票データが)POS7に出力される(図5:ステップST52)。そして、ステップST53に進む。
POS7から釣銭データが送信されるまで、釣銭返却機8は待機する(ステップST53がNOのループ)。
POS7からの釣銭データが釣銭返却機8へ入力されたならば(ステップST53がYES)、釣銭返却機8において、釣銭放出部48からの信号を受けて、貨幣放出手段44及び紙幣返却手段49から釣銭(貨幣及び紙幣)が放出される(図5:ステップST54)。
そして、釣銭返却機8における制御が終了する(図5:エンド)。
釣銭データが記録された給油伝票を受け取ったユーザーが、釣銭を現金で受け取ることを希望せず、そのまま伝票を保持して給油所から出ていった場合には、ステップST66ではPOS7における制御が終了したと判断して(ステップST66がYES)、POS7における制御が終了する(図6:エンド)。
そして、給油伝票に釣銭金額が記録され、次回の給油の際には、厳禁による支払い金額として、給油伝票に記録された釣銭金額との差額のみとすることが出来るので、釣銭処理が容易となる。
あるいは、次回の給油の際には、給油伝票に記録された釣銭金額と、新たに挿入された紙幣の合計金額まで給油することができる。そのため、ユーザーは支払いの際の労力が軽減される。
さらに、給油時に釣銭を必要としないユーザーは、伝票のみを持参して給油所を出れば良いので、給油エリアと釣銭返却機8との動線を行き来する必要がなくなり、給油所におけるユーザーの動線が錯綜することが少なくなり、給油作業の効率化が図られる。
例えば、図示の実施形態では、釣銭として、紙幣で支払い可能な金額についても、伝票中に記録するように記載されている。
しかし、釣銭の内、紙幣のみは給油エリアでユーザーに対して支払い、吊り線における貨幣で支払うべき金額のみを伝票で記録することも可能である。この場合には、図2において、給油エリア2に紙幣返却手段49を設けて、給油エリア2内で釣銭の内の紙幣のみをユーザーに払い、事務所6内の釣銭返却機8には紙幣返却手段49を設けない。そして、図5のステップST54では、貨幣のみがユーザーに返却される。
2・・・給油エリア
3・・・ハウジング
4・・・データ入出力機
6・・・事務所
7・・・POS
8・・・釣銭返却機
11・・・伝票読取手段
12・・・紙幣鑑別手段
13・・・設定手段
14・・・設定データ表示器
15・・・伝票発行手段
16・・・データ入出力制御手段
17・・・加算部
18・・・設定データ表示器駆動部
19、38、47・・・入出力装置
20・・・釣銭データ生成部
21・・・伝票発行駆動部
22・・・配管
23・・・給油ポンプ
24・・・流量計
25・・・制御弁
26・・・給油ノズル
27・・・給油ホース
28・・・ノズル掛け
29・・・ノズルスイッチ
30・・・パルス発信器
31・・・給油量表示器
32・・・給油制御手段
33・・・単価記憶部
34・・・税率記憶部
35・・・計数部
36・・・演算部
37・・・給油量表示器駆動部
38・・・送受信部
39・・・金額記憶部
40・・・比較部
41・・・弁開閉駆動部
42・・・ポンプ駆動部
43・・・伝票読取手段
44・・・貨幣放出手段
45・・・釣銭返却制御手段
46・・・記憶部
48・・・釣銭放出部
50・・・給油機
100・・・給油装置
Claims (2)
- 挿入された紙幣を読み取る紙幣鑑別手段と、給油金額と入金された金額との差額を釣銭データとして給油伝票に記録する伝票発行手段と、釣銭データを記録した給油伝票を読み取る伝票読取手段とを有することを特徴とする給油装置。
- 前記伝票発行手段は、給油金額と入金された金額との差額が存在する場合に、当該差額を給油伝票に記録する機能を有している請求項1の給油装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-02-17 JP JP2012032398A patent/JP2013168100A/ja active Pending
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