JP2013167487A - 案内システム - Google Patents

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隆宏 川上
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Abstract

【課題】ユーザにとって面倒な操作である情報入力の繰り返しを極力省くことができる案内システムを提供する。
【解決手段】所定ユーザから利用者識別情報を受け付けた場合、受け付けた利用者識別情報が他の装置にて既に受け付けられた利用者識別情報であるか否かを判定し、他の装置にて既に受け付けられた利用者識別情報である場合、例えば、該他の装置から前記所定ユーザに係る目的地を取得し、取得された目的地に基づき、目的地までの経路を表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数箇所に設置された表示装置を含む案内システムにおける、道案内に関する。
近年の技術の発展は、各種電気機器における機能の充実化を実現してきた。機能の充実化の例としては一層ユーザフレンドリーな機能、つまり電気機器の使用上の利便さを求めた機能の装着が挙げられる。
例えば、特許文献1においては、ユーザの顔の画像データを用いてユーザを識別し、該ユーザが使用可能な機能を制御することにより、当該電子機器の機能制限における、煩雑で、かつ不便な操作を省く電子機器が開示されている。
特開2007−67782号公報
一方、不慣れな、大規模のショピングモール、駅、テーマパーク等では、どこに希望する目的地(手洗い、売り場、出口等)が在るか分かりにくい。たとえ、備え付けの固定地図があったとしても、現在地、目的地までの経路、方向などの把握が困難な場合が多い。
また、ユーザから目的地、出発地等の入力を受け付け、該目的地までの経路を表示する案内措置が開示されているが、該目的地への移動中にある他の案内装置で再度経路表示を受けるためには、ユーザが同じ情報の入力を繰り返す要求があり、ユーザにとっては面倒である。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定ユーザから受け付けた利用者識別情報が、他の装置にて既に受け付けられた利用者識別情報である場合、例えば、該他の装置から前記所定ユーザに係る目的地を取得し、取得された目的地までの経路を表示することにより、ユーザにとって面倒な情報入力操作を極力省くことができる案内システムを提供することにある。
本発明に係る案内システムは、複数箇所に設置された表示装置を含む案内システムにおいて、一の表示装置は、利用者識別情報を受け付ける第1情報受付手段と、目的地を受け付ける目的地受付手段と、目的地までの経路を表示する表示部とを備えており、他の表示装置は、利用者識別情報を受け付ける第2情報受付手段と、該第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報が、前記第1情報受付手段が既に受け付けた既受付利用者識別情報であるか否かを判定する判定手段と、前記第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報が、既受付利用者識別情報であると判定された場合、前記目的地受付手段が受け付けた目的地を取得する取得手段とを備え、取得された目的地までの経路を表示するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記他の表示装置の第2情報受付手段が所定ユーザから利用者識別情報を受け付けた場合、前記判定手段は該第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報が、前記第1情報受付手段が既に受け付けた既受付利用者識別情報であるか否かを判定する。前記判定手段によって、前記第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報が、既受付利用者識別情報であると判定された場合、前記取得手段は、例えば、前記一の表示装置から前記目的地受付手段が受け付けた目的地を取得し、取得された目的地にまでの経路が表示される。
本発明に係る案内システムは、前記他の表示装置は、受け付けられた利用者識別情報が前記既受付利用者識別情報であると判定された場合、前記一の表示装置との位置関係を表示する位置関係表示手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記他の表示装置では、前記判定手段が、前記第2情報受付手段によって受け付けられた利用者識別情報を前記既受付利用者識別情報であると判定した場合、前記位置関係表示手段は前記一の表示装置と自機(他の表示装置)との位置関係を表示する。
本発明に係る案内システムは、前記第1情報受付手段又は第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された利用者識別情報を削除する削除手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記第1情報受付手段又は第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報は前記記憶部に記憶され、例えば、所定時間経過後、前記削除手段が該記憶部に記憶された利用者識別情報を削除する。
本発明に係る案内システムは、期間を受け付ける期間受付手段を備え、受け付けた期間の経過後、前記削除手段が前記記憶部に記憶された利用者識別情報を削除するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記期間受付手段がユーザから所定期間を受け付けた場合、ユーザから受け付けた期間の経過後、前記削除手段が前記記憶部に記憶された該ユーザに係る利用者識別情報を削除する。
本発明に係る案内システムは、前記一の表示装置は、出発地を受け付ける出発地受付手段を備えており、前記他の表示装置は、受け付けた利用者識別情報が前記既受付利用者識別情報であると判定された場合、前記出発地までの帰路を表示する帰路表示手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記他の表示装置では、前記判定手段が、前記第2情報受付手段によって受け付けられた利用者識別情報を前記既受付利用者識別情報であると判定した場合、前記帰路表示手段が前記一の表示装置の出発地受付手段が受け付けた出発地までの帰路を表示する。
本発明によれば、一の表示装置にて受け付けた道案内に必要な目的地、出発地等の情報を、他の表示装置にて援用するので、ユーザにとって面倒な情報入力操作の繰り返しを極力省くことができる。
本発明の実施の形態に係る道案内システムの概念的構成を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムの適用例を示す例示図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、表示装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、制御部の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、経路表示を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、情報入力画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、経路表示画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、位置関係表示を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、位置関係表示画面の一例を示す例示図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、帰路表示を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、情報入力画面の他例を示す例示図である。 本発明の実施の形態に係る道案内システムにおける、帰路表示画面の一例を示す例示図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る案内システムを、端末として複数の表示装置を含む、いわゆる道案内システムに適用した場合を例にあげて、図面に基づいて詳述する。本発明に係る道案内システムは、大型の駐車場、ショピングモール等に設置され、道に迷ったユーザが希望する目的地までの道案内を行なう。
図1は本発明の実施の形態に係る道案内システム1の概念的構成を示す概念図である。本発明の実施の形態に係る道案内システム1は、複数の表示装置100,200,…800を含んでおり、これらはネットワークNを介して相互接続されており、自機のデータを他機に送信し、また他機からデータを受信出来るように構成されている。
以下においては、本発明の実施の形態に係る道案内システム1が、例えば、数多い店舗が並ぶ大型ショピングモールに設置された場合を例に挙げて説明する。
図2は本発明の実施の形態に係る道案内システム1の適用例を示す例示図である。複数の表示装置100,200,…800は、ショピングモールのフロア内の8箇所に適宜分散配置されており、該フロアには4つの入口E1,E2,E3,E4が設けられている。本実施の形態においては、道案内システム1が8つの表示装置を有する場合を例として説明するが、これに限らないことは言うまでもない。
図3は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、表示装置100の要部構成を示す機能ブロック図である。表示装置100は、制御部10と、表示制御部20と、操作パネル30と、表示部40と、記憶部50と、通信部60とを備えている。
操作パネル30は、道案内に必要な情報、例えば、目的地、出発地、ユーザ名等をユーザから受け付けるためのキーボード、テンキー等を備えている。制御部10は操作パネル30を介してこれら情報を受け付ける。
表示部40は、例えば、LCD又はEL(Electroluminescence)パネル等からなり、道案内に必要な情報をユーザから受け付けるための情報入力画面、受け付けた目的地までの経路、出発地までの帰路等を表示する。また、表示部40はタッチパネル(図示せず)を有しており、ユーザは操作パネル30及び該タッチパネルを用いて、斯かる情報を入力することが出来る。
記憶部50は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。
また、記憶部50には、自機及び他機の機械識別データ、斯かるショピングモール(フロア)内の各施設(例えば、店舗、手洗い、エレベータ等)の位置を示す地図データ、自機からこれら施設までのあらゆる経路を示すルートデータが予め記憶されている。
更に、操作パネル30を介して道案内に必要な情報が受け付けられた場合、該情報は、後述する情報記憶期間に関連付けて記憶部50に記憶される。
通信部60(取得手段)は、外部に所定データを送信し、また外部から所定データを受信するためのネットワークカード、モデム等を備えている。例えば、通信部60は、他機の記憶部に記憶されているデータを受信し、又は記憶部50に記憶されているデータを他機に送信する。
表示制御部20は、経路表示部21と、位置関係表示部22と、帰路表示部23とを有しており、表示部40への画像表示を制御する。
経路表示部21は、ユーザから操作パネル30を介して道案内に必要な情報を受け付けた場合、受け付けた情報に基づき、自機から斯かる目的地までの経路を表示部40に表示する。
詳しくは、記憶部50に記憶されている地図データの上に、目的地及び現在地を表して、現在地から目的地までの経路を矢印にて描画した画像データを生成し、該画像データに基づく画像を表示部40に表示する。
位置関係表示部22は、操作パネル30を介してユーザから受け付けたユーザ名が後述する既受付利用者識別情報である場合、斯かる出発地及び自機の相互間の位置関係を表示部40に表示する。
帰路表示部23は、操作パネル30を介してユーザから受け付けたユーザ名が後述する既受付利用者識別情報である場合、ユーザの指示に応じて、自機から斯かる出発地までの経路を表示部40に表示する。
詳しくは、記憶部50に記憶されている地図データの上に、現在地及び出発地を表して、現在地から出発地までの帰路を矢印にて描画した画像データを生成し、表示部40に表示する。
図4は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、制御部10の要部構成を示す機能ブロック図である。
制御部10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、情報受付部14と、目的地受付部15と、判定部16と、期間受付部17と、出発地受付部18と、削除部19とを有している。
ROM12には各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等が予め格納されており、RAM13はデータを一時的に記憶し、記憶順、記憶位置等に関係なく読み出すことが可能である。また、RAM13は、例えば、ROM12から読み出されたプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、該実行の際適宜変化するパラメータ等を記憶する。
CPU11は、ROM12に予め格納されている制御プログラムをRAM13上にロードして実行することによって、上述した各種ハードウェアの制御を行ない、装置全体を本発明の表示装置100として動作させる。
情報受付部14は、ユーザが操作パネル30を介して前記情報入力画面に、ユーザ名を入力した場合、該ユーザ名を利用者識別情報として受け付ける。受け付けた利用者識別情報は記憶部50に記憶される。利用者識別情報は、ユーザ名に限るものでなく、斯かるショピングモールの会員番号、任意のID等であっても良い。
目的地受付部15は、ユーザが操作パネル30を介して前記情報入力画面に、目的地を入力した場合、該目的地を受け付ける。受け付けた目的地は記憶部50に記憶される。目的地は、例えば、店舗名、入口番号、所定表示装置の番号等である。
判定部16は、操作パネル30を介して、ユーザ名の入力を受け付けた場合、該ユーザ名が、自機又は他機にて既に受け付けた利用者識別情報(以下、既受付利用者識別情報という)であるか否かを判定する。
例えば、操作パネル30を介して、ユーザ名の入力を受け付けた場合、該ユーザ名が記憶部50に記憶されていないと、自機の機械識別データと共に受け付けたユーザ名が道案内システム1上の他機に通知される。該通知を受けた他機は、自機の機械識別データと共に該ユーザ名を記憶しているか否かを回答する。判定部16は他機からの回答を取得し、これに基づいて既受付利用者識別情報であるか否かの判定を行なう。
また、判定部16は他機から前記通知を受けた場合、該通知に係るユーザ名が記憶部50に記憶されているか否かを判定する。判定部16による判定結果は、通信部60を介して前記他機に回答される。
期間受付部17は、ユーザが操作パネル30を介して前記情報入力画面に入力する情報であって、記憶部50に記憶される情報、例えば、利用者識別情報(ユーザ名)、目的地、出発地等の情報の記憶期間を受け付ける。期間受付部17が受け付けた記憶期間の経過後、斯かる情報は削除部19によって削除される。
出発地受付部18は、ユーザが操作パネル30を介して前記情報入力画面に、出発地を入力した場合、該出発地を受け付けて記憶部50に記憶する。出発地は、例えば、店舗名、入口番号、所定表示装置の番号等である。
削除部19は、期間受付部17が受け付けた記憶期間の経過後、斯かる情報を記憶部50から削除する。
なお、上述した、表示制御部20の経路表示部21、位置関係表示部22、帰路表示部23と、制御部10の情報受付部14、目的地受付部15、判定部16、期間受付部17、出発地受付部18、削除部19は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築されてもよい。
図5は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、経路表示を説明するフローチャートである。以下の説明においては、説明の便宜上、ユーザが図2の入口E1から該ショピングモールに入り、入口E1近傍の表示装置100を操作して、所定の店舗(目的地)までの経路表示を指示する場合を例にあげて説明する。
まず、表示制御部20はユーザ名の入力を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。ユーザは操作パネル30を適宜操作することによってユーザ名を入力する。斯かる際、情報受付部14は操作パネル30を介してユーザ名(利用者識別情報)を受け付ける(ステップS101)。
次いで、受け付けたユーザ名(利用者識別情報)が既受付利用者識別情報であるか否かが判定され、受け付けたユーザ名が既受付利用者識別情報でないと判定された場合、表示制御部20は、道案内に必要な情報を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。
図6は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、情報入力画面の一例を示す例示図である。ユーザは、操作パネル30を適宜操作することによって、該情報入力画面に、目的地、出発地、情報記憶期間を入力し、「OK」ソフトキーを操作して確定する。
斯かる際、出発地受付部18が出発地の入力を受け付け(ステップS102)、目的地受付部15が目的地の入力を受け付け(ステップS103)、期間受付部17が前記情報記憶期間の入力を受け付ける(ステップS104)。
次いで、CPU11は、記憶部50に記憶されている前記ルートデータに基づき、受け付けた目的地に対応する経路を検索する(ステップS105)。
経路表示部21は、CPU11による検索の結果に基づき、受け付けた目的地までの最短経路を表示部40に表示する(ステップS106)。
図7は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、経路表示画面の一例を示す例示図である。図7の画面においては、ショピングモールの地図データの上に、目的地を表すフラグの絵文字と、現在地を表す人間の絵文字とが示され、現在地から目的地までの経路を矢印にて描画した画像が表示されている。
なお、受け付けた出発地、目的地及び情報記憶期間は、ステップS101にて受け付けたユーザ名と関連付けて記憶部50に記憶される(ステップS107)。
一方、表示装置100でなく、他の表示装置にて、目的地、出発地等の入力が行なわれる場合も想定できる。例えば、図2の入口E3から該ショピングモールに入ったユーザが、入口E3近傍の表示装置600を操作し、表示装置600に表示された目的地(所定の店舗)までの経路に沿って移動中、道に迷って表示装置100にて再び目的地までの経路を表示させる場合が生じ得る。以下、このような場合における、本発明の実施の形態に係る道案内システム1の処理について説明する。
図8は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、位置関係表示を説明するフローチャートである。以下の説明においては、説明の便宜上、ユーザが図2の入口E3から該ショピングモールに入り、入口E3近傍の表示装置600が操作され、表示装置600にて図5のステップS101〜ステップS107までの処理が行われたものとする。すなわち、表示装置600の記憶部には、当該ユーザから受け付けた出発地、目的地及び情報記憶期間が、該ユーザのユーザ名と関連付けて記憶されているものとする。
道に迷ったユーザは、再び目的地までの道案内を受けるために、表示装置100を適宜操作する。すなわち、表示制御部20はユーザ名の入力を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。ユーザは操作パネル30を適宜操作することによってユーザ名を入力する。斯かる際、情報受付部14は操作パネル30を介してユーザ名(利用者識別情報)を受け付ける(ステップS201)。
次いで、判定部16は、受け付けたユーザ名(利用者識別情報)が既受付利用者識別情報であるか否かを判定する(ステップS202)。
詳しくは、通信部60が受け付けたユーザ名を道案内システム1上の他機に通知し、該通知を受けた他機から前記回答を取得する。判定部16は取得された回答に基づき、受け付けたユーザ名が既受付利用者識別情報であるか否かの判定を行なう。
判定部16が受け付けたユーザ名を既受付利用者識別情報でないと判定した場合(ステップS202:NO)、表示制御部20は、道案内に必要な情報を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。
以降、ステップS203〜ステップS208での処理は、図5のステップS102〜ステップS107での処理と同様であり、詳しい説明を省略する。
一方、ステップS202にて、判定部16が受け付けたユーザ名を既受付利用者識別情報であると判定した場合(ステップS202:YES)、CPU11は、受け付けた回答に基づき、何れかの表示装置から目的地を取得する(ステップS209)。
詳しくは、受け付けた回答の中、当該ユーザ名を記憶している旨を含む表示装置600からの回答には、表示装置600の機械識別データが付されているので、該機械識別データを記憶部50に記憶されている機械識別データと対比することによって表示装置600を特定し、表示装置600に当該ユーザ名に対応する目的地を要求する。
表示装置600は、表示装置100からの要求に応じて、当該ユーザ名に対応する目的地を自機の記憶部から読出して表示装置100に送信する。これによって、表示装置100は当該ユーザが希望する目的地を取得でき、当該ユーザによる目的地の入力を省くことができる。
次いで、CPU11は、記憶部50に記憶されている前記ルートデータに基づき、取得した目的地に対応する経路を検索する(ステップS210)。
経路表示部21は、CPU11による検索の結果に基づき、取得した目的地までの最短経路を表示部40に表示する(ステップS211)。経路表示部21による経路表示については既に説明しており、詳しい説明は省略する。
この際、位置関係表示部22は、表示装置600及び表示装置100の間における、位置関係を表示部40に表示し(ステップS212)、今までのユーザの移動跡をユーザに知らせる。
図9は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、位置関係表示画面の一例を示す例示図である。図9の画面においては、ショピングモールの地図データの上に、目的地を表すフラグの絵文字と、現在地を表す人間の絵文字とが示され、現在地から目的地までの経路を矢印にて描画した画像が表示されている。また、図9の画面においては、ユーザの移動跡が点線の矢印にて描画されている。
以上のように、ユーザから目的地、出発地等の情報を受け付けた道案内システム1は、該情報を用いて該ユーザの帰路を案内出来る。以下、本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、帰路表示について詳しく説明する。
図10は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、帰路表示を説明するフローチャートである。以下の説明においては、説明の便宜上、ユーザは、数時間前、図2の入口E3から該ショピングモールに入り、入口E3近傍の表示装置600を操作して所定の目的地までの道案内を受けたものとし、今回は、図2の入口E1から該ショピングモールに戻り、入口E1近傍の表示装置100を操作して帰路表示を指示するものとする。
換言すれば、表示装置600に対して、既に、図5のステップS101〜ステップS107までの処理が行われており、表示装置600の記憶部には、出発地として表示装置600が当該ユーザのユーザ名と関連付けて記憶されているものとする。
ユーザは、数時間前の出発値である入口E3(表示装置600)までの帰路の案内を受けるために、表示装置100を適宜操作する。すなわち、表示制御部20はユーザ名の入力を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。ユーザは操作パネル30を適宜操作することによってユーザ名を入力する。斯かる際、情報受付部14は操作パネル30を介してユーザ名(利用者識別情報)を受け付ける(ステップS301)。
次いで、判定部16は、受け付けたユーザ名(利用者識別情報)が既受付利用者識別情報であるか否かを判定する(ステップS302)。すなわち、受け付けたユーザ名を通信部60が道案内システム1上の他機に通知して、該通知を受けた他機からの回答を取得し、取得された回答に基づき、判定部16は前記判定を行なう。
判定部16が受け付けたユーザ名を既受付利用者識別情報でないと判定した場合(ステップS302:NO)、表示制御部20は、道案内に必要な情報を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。
以降、ステップS303〜ステップS308での処理は、図5のステップS102〜ステップS107での処理と同様であり、詳しい説明を省略する。
一方、ステップS302にて、判定部16が受け付けたユーザ名を既受付利用者識別情報であると判定した場合(ステップS302:YES)、表示制御部20は、目的地までの経路表示の指示、又は出発地までの帰路表示の指示を受け付けるための情報入力画面を表示部40に表示する。
図11は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、情報入力画面の他例を示す例示図である。該情報入力画面には、目的地までの経路表示の指示を受け付ける「経路表示」ソフトキーと、出発地までの帰路表示の指示を受け付ける「帰路表示」ソフトキーとが設けられており、ユーザは、操作パネル30を適宜操作することによって、何れかのソフトキーを選択できる。
この際、CPU11は、操作パネル30を監視することによって、帰路表示の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS309)。
例えば、ユーザが「経路表示」ソフトキーを操作した場合、CPU11は帰路表示の指示を受け付けていないと判定し(ステップS309:NO)、ステップS310に移動する。以降、ステップS310〜ステップS313での処理は、図8のステップS209〜ステップS212での処理と同様であり、詳しい説明を省略する。
一方、ユーザが「帰路表示」ソフトキーを操作した場合、CPU11は、帰路表示の指示を受け付けたと判定し(ステップS309:YES)、他機から受け付けた回答に基づき、表示装置600から出発地を取得する(ステップS314)。
詳しくは、受け付けた回答の中、当該ユーザ名を記憶している旨を含む表示装置600からの回答には、表示装置600の機械識別データが付されているので、該機械識別データを記憶部50に記憶されている機械識別データと対比することによって表示装置600を特定し、表示装置600に当該ユーザ名に対応する出発地を要求する。
表示装置600は、表示装置100からの要求に応じて、当該ユーザ名に対応する出発地を自機の記憶部から読出して表示装置100に送信する。これによって、表示装置100は、数時間前における当該ユーザの出発地を取得でき、当該ユーザによる出発地の入力を省くことができる。
次いで、CPU11は、記憶部50に記憶されている前記ルートデータに基づき、取得した出発地を目的地とする経路を検索する(ステップS315)。
帰路表示部23は、CPU11による検索の結果に基づき、取得した出発地までの最短経路を帰路として表示部40に表示する(ステップS316)。帰路表示部23による経路表示については既に説明しており、詳しい説明は省略する。
図12は本発明の実施の形態に係る道案内システム1における、帰路表示画面の一例を示す例示図である。図12の画面においては、ショピングモールの地図データの上に、目的地としての数時間前の出発地を表すフラグの絵文字と、現在地を表す人間の絵文字とが示され、現在地から目的地までの経路を矢印にて描画した画像が表示されている。
以上のように、本発明に係る道案内システム1においては、1度だけ道案内に必要な目的地、出発地、ユーザ名等の情報入力を行なっておけば、その後は斯かる目的地に到着するまで何回道案内を受けても、再度当該情報を入力する必要がなく、更には帰りの際にも出発地を再び入力する必要がないので、ユーザにとって面倒な情報入力操作を極力省くことができる。
なお、本発明に係る案内システムは、上述した内容に限るものでない。例えば、IDP(INTEGRATED DATA PROCESSING)を用いるように構成しても良い。すなわち、表示装置100,200,…800の何れかによって受け付けられた目的地、出発地、ユーザ名等の情報を所定のサーバに記憶しておき、必要に応じて、各表示装置が該サーバから斯かるデータを取得するように構成しても良い。
1 案内システム
100〜800 表示装置
11 CPU
14 情報受付部(第1情報受付手段、第2情報受付手段)
15 目的地受付部(目的地受付手段)
16 判定部(判定手段)
60 通信部(取得手段)
22 位置関係表示部(位置関係表示手段)
50 記憶部
19 削除部(削除手段)
40 表示部
17 期間受付部(期間受付手段)
18 出発地受付部(出発地受付手段)
23 帰路表示部(帰路表示)

Claims (5)

  1. 複数箇所に設置された表示装置を含む案内システムにおいて、
    一の表示装置は、
    利用者識別情報を受け付ける第1情報受付手段と、
    目的地を受け付ける目的地受付手段と、
    目的地までの経路を表示する表示部とを備えており、
    他の表示装置は、
    利用者識別情報を受け付ける第2情報受付手段と、
    該第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報が、前記第1情報受付手段が既に受け付けた既受付利用者識別情報であるか否かを判定する判定手段と、
    前記第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報が、既受付利用者識別情報であると判定された場合、前記目的地受付手段が受け付けた目的地を取得する取得手段とを備え、
    取得された目的地までの経路を表示するように構成されていることを特徴とする案内システム。
  2. 前記他の表示装置は、
    受け付けられた利用者識別情報が前記既受付利用者識別情報であると判定された場合、
    前記一の表示装置との位置関係を表示する位置関係表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の案内システム。
  3. 前記第1情報受付手段又は第2情報受付手段が受け付けた利用者識別情報を記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された利用者識別情報を削除する削除手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の案内システム。
  4. 期間を受け付ける期間受付手段を備え、
    受け付けた期間の経過後、前記削除手段が前記記憶部に記憶された利用者識別情報を削除するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の案内システム。
  5. 前記一の表示装置は、
    出発地を受け付ける出発地受付手段を備えており、
    前記他の表示装置は、
    受け付けた利用者識別情報が前記既受付利用者識別情報であると判定された場合、
    前記出発地までの帰路を表示する帰路表示手段を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の案内システム。
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