JP2018116445A - 経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ - Google Patents

経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ Download PDF

Info

Publication number
JP2018116445A
JP2018116445A JP2017006337A JP2017006337A JP2018116445A JP 2018116445 A JP2018116445 A JP 2018116445A JP 2017006337 A JP2017006337 A JP 2017006337A JP 2017006337 A JP2017006337 A JP 2017006337A JP 2018116445 A JP2018116445 A JP 2018116445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
route
information
digital signage
route guidance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017006337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6894709B2 (ja
Inventor
美貴 長澤
Miki Nagasawa
美貴 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Systems Ltd filed Critical Hitachi Systems Ltd
Priority to JP2017006337A priority Critical patent/JP6894709B2/ja
Publication of JP2018116445A publication Critical patent/JP2018116445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6894709B2 publication Critical patent/JP6894709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】複数箇所に設置されたデジタルサイネージ間の連携を行うことにより、利用者の利便性を高め、目的地までの経路案内をシームレスに行う。【解決手段】経路案内サイネージシステム10において、経路案内デジタルサイネージ11は、経路検索実行部34を有する。この経路検索実行部34は、検索情報およびコンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行する。経路検索実行部34は、前回の経路検索の実行の際に生成された検索IDが入力されると、検索履歴データ格納部21に格納される検索履歴データを検索して検索IDに紐付けられる検索情報を取得し、取得した検索情報を用いて経路検索を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージに関し、特に、携帯端末の連携による目的地誘導に有効な技術に関する。
近年、公共交通機関や商業施設など様々な場所においてデジタルサイネージが普及しており、その形態も多数の利用者を想定した一方的な情報表示のみから、インタラクティブ性を備えることにより、利用者が必要とする情報を選択して提供することが可能となっている。
インタラクティブ性を備えたデジタルサイネージの例としては、例えば経路案内システムを備えたデジタルサイネージが挙げられる。このデジタルサイネージによれば、携帯端末を持っていない場合や、通信手段を持っていない利用者であっても検索情報を取得することができる。また、デジタルサイネージと携帯端末とを連携し、検索情報を携帯端末に保持するシステムも提案されている。
なお、この種の経路案内システムとしては、地下と地上の経路を1つの画面でわかりやすく案内するもの(例えば特許文献1参照)やユーザーの欲する情報をサイネージ端末に表示でき、その情報を容易に利用でき、表示の効果を把握できるもの(例えば特許文献2参照)などが知られている。
特開2010−217940号公報 特開2013−238959号公報
しかしながら、上述した技術では、以下のような問題点がある。
上述した経路案内型のデジタルサイネージは、今後複数の場所に導入される可能性があるが、それぞれのデジタルサイネージ間での連携は行っていない。そのため、利用者が目的地の経路途中に設置された別のデジタルサイネージにおいて、再度経路検索を行う場合には、目的地情報を再度入力する必要がある。これにより、入力の手間が多くかかってしまうことになる。
また、経路案内型のデジタルサイネージは、既に公共交通機関や観光案内所、ホテルなどに、それぞれの設置場所に合わせた特徴を持ちながら導入されている。しかしながら、これらは、同一規格のデジタルサイネージではないため、利用者にとってそれぞれの端末に応じた操作手順に従う必要があり、必ずしも標準化されているとは言えず、操作性が悪いという問題がある。これらにより、利用者の利便性が損なわれてしまう恐れがある。
本発明の目的は、複数箇所に設置されたデジタルサイネージ間の連携を行うことにより、利用者の利便性を高め、目的地までの経路案内をシームレスに行うことのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な経路案内システムは、経路案内デジタルサイネージおよびコンテンツサーバを有する。経路案内デジタルサイネージは、経路検索の情報である検索情報および該検索情報に関わるコンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行して目的地への経路案内情報を提供する。
コンテンツサーバは、経路案内デジタルサイネージに通信回線を通じて接続され、経路案内デジタルサイネージから入力された検索情報に基づいてコンテンツ情報を取得して、取得したコンテンツ情報を経路案内デジタルサイネージに送信する。
経路案内デジタルサイネージは、検索情報およびコンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行する経路検索実行部を有する。この経路検索実行部は、外部から検索IDが入力された際に、該検索IDに紐付けられる検索情報をコンテンツサーバから取得して、取得した検索情報を用いて経路検索を実行する。
特に、経路案内デジタルサイネージは、経路検索実行部が経路検索を実行する毎に検索IDを生成する検索ID生成部を有する。コンテンツサーバは、検索履歴データ収集部および検索履歴データ格納部を有する。
検索履歴データ収集部は、経路案内デジタルサイネージから検索ID生成部が生成した検索IDと検索情報とを取得して、取得した検索IDと検索情報と紐付けた検索履歴データを生成する。検索履歴データ格納部は、検索履歴データ収集部が生成した検索履歴データを格納する。
そして、経路検索実行部は、検索IDが入力された際に、検索履歴データ格納部に格納される検索履歴データを検索して検索IDに紐付けられる検索情報を取得する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)経路案内システムにける操作性を向上させることができる。
(2)上記(1)により、利用者の利便性を向上させることができる。
一実施の形態による経路案内サイネージシステムにおける構成の一例を示す説明図である。 図1の経路案内デジタルサイネージが有する検索結果表示部に表示される目的地入力画面の一例を示す説明図である。 図1の経路案内デジタルサイネージが有する検索結果表示部に表示される目的地確認画面の一例を示した説明図である。 図1の経路案内デジタルサイネージが有する検索結果表示部に表示される検索結果表示画面の一例を示す説明図である。 図1の携帯端末に転送される経路検索結果の表示の一例を示す説明図である。 図1のコンテンツサーバが有する検索履歴データ格納部に格納される検索履歴データの一例を示す説明図である。 図1の経路案内サイネージシステムにおける経路検索案内処理の一例を示すフローチャートである。
実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
以下、実施の形態を詳細に説明する。
〈経路案内サイネージシステムの構成例〉
図1は、一実施の形態による経路案内サイネージシステム10における構成の一例を示す説明図である。
経路案内システムである経路案内サイネージシステム10は、目的地への経路案内を行うシステムである。
東京や大阪などの大都市では、鉄道やバス路線が網の目のように設置されており、これらを利用して目的地近傍まで行き、そこから徒歩で目的地に行くことが頻繁に行われている。
その際、複数の運行会社が存在するため、利用者が初めての土地で不慣れな場合には、乗り換えが困難となるケースが多い。この経路案内サイネージシステム10は、経路案内デジタルサイネージ11を駅、バス停、観光案内所、あるいはホテルなどにそれぞれ設置する。なお、図1では、簡単化のため、2つの経路案内デジタルサイネージ11を示したが、実際には、多数の経路案内デジタルサイネージ11が上述したように駅、バス停、観光案内所、あるいはホテルなど任意の場所に設置されている構成からなる。
そして、それらの設置場所から目的地までの経路案内を提供するほか、設置場所周辺の各種情報や、設置場所からの第一ノード(駅改札やバス停)までの初動案内を提供するものである。
経路案内サイネージシステム10は、図1に示すように、上述した複数の経路案内デジタルサイネージ11、およびコンテンツサーバ17を有する。コンテンツサーバ17は、インターネットなどのネットワーク16を通じて、鉄道運行情報提供元サーバ23や道路交通情報提供元サーバ24、および地図データ提供元サーバ25に接続されている。
鉄道運行情報提供元サーバ23は、鉄道運行情報が格納されている。鉄道運行情報は、例えば鉄道各社の路線情報や遅延情報などの運行情報などからなる。道路交通情報提供元サーバ24は、バス運行情報が格納されている。バス運行情報は、路線バスなどの路線情報および該路線バスなどの運行状況などの情報からなる。地図データ提供元サーバ25は、地図情報が格納されている。
また、コンテンツサーバ17は、インターネットなどのネットワーク16を通じて、経路案内デジタルサイネージ11が接続されている。経路案内デジタルサイネージ11は、例えば公共交通機関や観光案内所、あるいはホテルなどに設置されるものである。
コンテンツサーバ17は、コンテンツ取得部18、コンテンツ加工部19、検索履歴データ収集部20、および検索履歴データ格納部21を有する。
コンテンツ取得部18は、ネットワーク16通じて鉄道運行情報提供元サーバ23、道路交通情報提供元サーバ24、あるいは地図データ提供元サーバ25にアクセスして、各種のコンテンツ情報を取得する。
コンテンツ加工部19は、コンテンツ取得部18が取得した各種情報を経路案内デジタルサイネージ11にて利用できる形式の情報に加工する。検索履歴データ収集部20は、各々の経路案内デジタルサイネージ11による検索情報などを検索履歴データとして収集する。検索履歴データ格納部21は、検索履歴データ収集部20が収集した検索履歴データを格納する。
経路案内デジタルサイネージ11は、コンテンツ取得部30、検索結果受信部31、検索条件入力部32、目的地検索部33、経路検索実行部34、検索結果表示部35、検索結果転送部36、経路検索データ格納部37、経路検索エンジン38、および設置場所周辺データ格納部39を有する。
様々な場所にそれぞれ設置される経路案内デジタルサイネージ11においては、各々の経路案内デジタルサイネージ11の設置位置を現在地とする。検索条件入力部32は、検索条件、すなわち出発地や目的地などの検索情報が入力される。この検索情報は、利用者によって入力される。
目的地検索部33は、検索条件入力部32から入力された目的地までの経路案内情報を提供する。コンテンツ取得部30は、目的地検索部33が目的地までの経路案内情報を提供する際に、コンテンツサーバ17から各種情報を取得する。
経路検索実行部34は、コンテンツサーバ17が取得した各種情報を加味した上で、経路検索データ格納部37および経路検索エンジン38を使用して検索を行い、検索結果をモニタである検索結果表示部35において表示する。
なお、検索条件入力部32および検索結果表示部35は、例えば表示と情報入力とを兼ね備えたタッチパネル表示部などから構成されている。
また、経路検索実行部34は、設置場所周辺データ格納部39に格納されている設置場所周辺データに基づいて、設置場所からの次ノード、例えば駅改札やバス停までの初動案内を提供する。設置場所周辺データは、経路案内デジタルサイネージ11が設置されている場所を起点とした周辺における各種施設や駅、あるいはバス停などの様々な周辺情報からなる。
図1において、左側に示す経路案内デジタルサイネージ11は、例えば該経路案内デジタルサイネージ11が設置されている現在地であるA地点に設置されているものとする。また、右側に示す経路案内デジタルサイネージ11は、例えば設置されている現在位置であるB地点に設置されているものとする。
よって、図1の場合には、左側に示す経路案内デジタルサイネージ11が有する設置場所周辺データ格納部39にA地点を起点にした周辺情報であるA地点周辺データが格納されており、右側に示す経路案内デジタルサイネージ11が有する設置場所周辺データ格納部39には、B地点を起点にした周辺情報であるB地点周辺データが格納されている。
検索結果転送部36は、経路検索実行部34による検索結果を携帯端末13に転送する。これにより、利用者が所有する携帯端末13に検索結果を保持することができる。携帯端末13は、例えばスマートフォンやタブレットなどである。
検索結果受信部31は、携帯端末13と通信する通信機能を有し、該携帯端末13から後述する検索IDなどを受信したり検索結果を送信したりする。
利用者は、目的地までの移動経路途中に設置された他の経路案内デジタルサイネージ11において、周辺情報の取得および設置場所からの次ノードである駅改札やバス停までの初動案内情報を取得するために、再度経路検索を実行するケースがある。
その際、利用者が有する携帯端末13から検索結果受信部31に検索IDを送信することによって、利用者が目的地を再入力することなく、現在地であるB地点から目的地までの経路案内および設置場所から駅改札やバス停などの次ノードとなるまでの初動案内情報を取得することができる。
また、各経路案内デジタルサイネージ11の経路検索実行部34において実行された検索履歴データは、コンテンツサーバ17の検索履歴データ収集部20によって収集され、検索履歴データ格納部21に検索履歴データとして保持される。
〈目的地入力画面の表示例〉
図2は、図1の経路案内デジタルサイネージ11が有する検索結果表示部35に表示される目的地入力画面の一例を示す説明図である。
目的地入力画面は、図2に示すように、検索結果表示部35の下方に領域202が表示されており、該領域202の上方に領域201が表示されている。領域202は、目的地を自由入力する領域である。
領域201は、目的地候補を表示する領域である。経路検索実行部34は、領域202に入力された文字列に基づいて、経路案内デジタルサイネージ11の経路検索データ格納部37に格納されている駅やバス停などの経路検索データ、またはネットワーク16経由にて地図データ提供元サーバ25から提供される地図データ(目的地情報)などを検索した目的地候補を領域201に表示する。
〈目的地確認画面の表示例〉
図3は、図1の経路案内デジタルサイネージ11が有する検索結果表示部35に表示される目的地確認画面の一例を示した説明図である。
目的地確認画面は、図3に示すように、検索結果表示部35の下方にボタン302が表示されており、該ボタン302の上方に目的地周辺地図表示領域301が表示されている。
目的地周辺地図表示領域は、目的地およびその周辺における地図を表示する領域である。ボタン302は、ソフトウェアキーなどであり、該ボタン302をタッチすることにより、経路検索処理が実行される。
図2に示した目的地入力画面において選択した目的地候補に紐付いた位置情報に基づいて、目的地検索部33がネットワーク16経由にて提供される地図データ提供元サーバ25の地図データを検索して目的地周辺地図を目的地周辺地図表示領域301に表示する。
目的地周辺地図表示領域301に表示される地図上の目的地には、例えばピンなどの目印が表示されている。これにより、目的地を分かりやすく表示することができる。
また、利用者が表示されたピンを移動させることによって、目的地を修正あるいは微調整することも可能とする。利用者は、目的地確認画面において目的地を確認した後、ボタン302を押下することで、経路検索実行部34による現在地から目的地までの経路検索処理が行われる。
〈検索結果表示画面の表示例〉
図4は、図1の経路案内デジタルサイネージ11が有する検索結果表示部35に表示される検索結果表示画面の一例を示す説明図である。
検索結果表示部35に表示される検索結果表示画面は、図4に示すように、検索結果表示領域401が表示されており、該検索結果表示領域401の下方には、ボタン402が表示されている。
検索結果表示領域401は、検索結果を表示する表示領域であり、現在地から駅改札やバス停などの次ノードまでの徒歩経路領域、駅またはバス停から駅またはバス停までの公共交通機関経路領域、目的地最寄りの駅またはバス停から目的地までの徒歩経路領域の3つの領域に分けて経路案内が表示される。
ボタン402は、ソフトウェアキーなどであり、該ボタン402をタッチすることにより、検索結果が利用者の保持する携帯端末13に送信される。
〈経路検索結果の表示例〉
図5は、図1の携帯端末13に転送される経路検索結果の表示の一例を示す説明図である。
この図5は、携帯端末13が有するディスプレイに表示される経路検索結果の表示例を示したものである、なお、この経路検索結果は、例えばテキスト形式にて携帯端末13に格納される。
経路検索結果は、図5に示すように、上方に検索条件領域501が表示される。この検索条件領域501の下方には、経路概要領域502が表示される。経路概要領域502の下方には、経路詳細領域503が表示されており、該経路詳細領域503の下方には、検索ID表示領域504が表示される。
検索条件領域501は、検索情報が表示される領域であり、例えば出発地、目的地、および検索日時などを表示する。経路概要領域502は、案内経路の概要を表示する領域であり、例えば経路の所要時間、乗り換え回数、距離、合計金額、運賃、特急料金などを表示する。
経路詳細領域503は、案内経路の詳細を表示する領域であり、例えば出発地から目的地までの経路などを表示する。検索ID表示領域504は、検索IDを表示する領域である。検索IDは、図1のコンテンツサーバ17の検索履歴データ格納部21にて保持する検索情報に紐付けられたユニークなIDである。
検索情報は、経路検索の際に入力される情報であり、後述する図6に示すように、出発地602、目的地603、出発地緯度604、出発地経度605、目的地緯度606、目的地経度607、および前回検索ID608などからなる。
検索情報および検索IDは、コンテンツサーバ17の検索履歴データ収集部20によって取得され、検索履歴データとして検索履歴データ格納部21に格納される。検索IDは、例えば経路検索実行部34によって生成される。
〈検索履歴データの構成例〉
図6は、図1のコンテンツサーバ17が有する検索履歴データ格納部21に格納される検索履歴データの一例を示す説明図である。
検索履歴データは、図6に示すように、検索ID601、出発地602、目的地603、出発地緯度604、出発地経度605、目的地緯度606、目的地経度607、および前回検索ID608を有する構成からなる。
検索ID601は、経路検索の実行毎に生成されるユニークなIDである。出発地602は、出発地の名称である。目的地603は、目的地の名称である。出発地緯度604および出発地経度605は、出発地における緯度と経度である。
目的地緯度606および目的地経度607は、目的地における緯度と経度である。前回検索ID608は、前回の検索IDである。この前回検索ID608は、前回の経路検索を利用した経路検索を行った際に格納される。
<経路案内サイネージシステムの動作例>
続いて、経路案内サイネージシステム10の動作について説明する。
図7は、図1の経路案内サイネージシステム10における経路検索案内処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7では、初回の経路検索をA地点に設置されている経路案内デジタルサイネージ11、すなわち図1の左側の経路案内デジタルサイネージ11によって行った後、利用者がB地点に設置されている経路案内デジタルサイネージ11、すなわち図1の右側の経路案内デジタルサイネージ11にて再度同じ目的地を経路検索する際の例を示している。
まず、利用開始時においては、利用者に経路案内デジタルサイネージ11にて前回の経路検索結果を送信させるかどうかを選択させる(ステップS101)。この選択メニューは、上述した検索条件入力部32および検索結果表示部35から構成されるタッチパネル表示部に表示される。利用者は、タッチパネル表示部に表示される選択メニューをタッチすることにより、前回の経路検索結果を送信させるか否かを決定する。
利用者が前回の経路検索結果を送信させないことを選択した場合、タッチパネル表示部に表示される図2の目的地入力画面において、利用者が目的地を入力する。利用者が前回の経路検索結果を送信させない場合とは、例えば初めて経路案内デジタルサイネージ11を利用する場合、あるいは目的地を変えて利用する場合などである。
ここでは、利用者は、ステップS101の処理において、利用者が前回の経路検索結果を送信させることを選択する。その場合、検索結果受信部31は、利用者の携帯端末13と通信を行い、該携帯端末13に格納されている検索IDを取得する(ステップS103)。
コンテンツ取得部30は、携帯端末13から取得した検索IDに紐付けられている検索履歴である検索履歴データを検索履歴データ格納部21から検索して取得する(ステップS104)。
続いて、コンテンツ取得部30は、ステップS104の処理にて検索履歴データを取得できたか否かを判定する(ステップS105)。取得できなかった場合には、利用者に目的地などの検索情報を入力させ、目的地候補から目的地を選択させる(ステップS102)。
ステップS105の処理において、検索履歴データを取得できた場合には、ステップS104の処理により取得した検索履歴データ、あるいはステップS102の処理によって入力された目的地に基づいて、目的地候補をタッチパネル表示部に、地図を使用して表示し(ステップS106)、利用者に目的地が正しいか否かを確認させる(ステップS107)。
このステップS106の処理において、タッチパネル表示部に表示される地図は、図3に示した目的地およびその周辺における地図である。目的地検索部33は、ステップS104の処理の検索履歴データ、あるいはステップS102の処理の目的地に基づいて、ネットワーク16を経由して地図データ提供元サーバ25から地図データを検索して目的地およびその周辺の地図を取得する。
ステップS107の処理において、目的地が正しい場合、すなわち図3のボタン302がタッチされた場合、経路検索実行部34は、経路案内デジタルサイネージ11の設置場所、すなわち現在地から目的地までの経路検索を実行して(ステップS109)、経路検索の結果をタッチパネル表示部に表示する(ステップS110)。
このように、利用者が検索する目的地が前回と同じ場合には、前回の検索履歴データを取得して経路検索が実行されるので、利用者が新たに検索情報などを入力する手間を省くことができるとともに、検索結果の表示までの時間を短縮することができる。
ステップS109の処理においては、ステップS104の処理にて取得した検索履歴データ、あるいは新たに入力された目的地とコンテンツサーバ17が取得した鉄道運行情報提供元サーバ23、道路交通情報提供元サーバ24、および地図データ提供元サーバ25の各種情報とに基づいて、経路検索データ格納部37に格納される経路検索データ、および経路検索エンジン38を使用して経路検索実行部34が経路検索を行う。
また、ステップS109の処理において、経路検索実行部34は、新たな検索IDを生成してネットワーク16を通じてコンテンツサーバ17に送信する。コンテンツサーバ17は、受け取った検索IDを検索情報に紐付けて検索履歴データとして検索履歴データ格納部21に格納する。ここでは、検索IDを経路検索実行部34が生成する例を示しているが、該検索IDは、例えばコンテンツサーバ17あるいは携帯端末13が生成するようにしてもよい。
また、ステップS107の処理において、目的地が間違っている場合には、利用者により目的地の修正が行われた後(ステップS108)、再度ステップS106の処理にて目的地候補を表示する。目的地の修正は、例えば図3にて説明したように、利用者が表示されたピンを移動させることによって、目的地を修正あるいは微調整する。
そして、タッチパネル表示部に表示される経路検索結果を利用者の携帯端末13に転送するか否かを選択させる(ステップS111)。転送することを選択した場合、検索結果転送部36は、経路検索結果を携帯端末13に転送する(ステップS112)。
これにより、携帯端末13には、図5に示す経路検索データが転送され、表示される。
このとき、検索結果転送部36は、ステップS109の処理にて経路検索実行部34が生成した新たな検索IDを携帯端末13に送信する。
また、ステップS111の処理において、経路検索結果を転送しない場合には、経路検索案内処理を終了する。以上により、経路検索案内処理が終了となる。
以上により、検索情報などを再入力することなく、設置場所が異なる経路案内デジタルサイネージ11において経路検索を行うことができるので、目的地までの経路案内をシームレスに提供することができる。
また、検索情報などの再入力が不要となるので、利用者の利便性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
10 経路案内サイネージシステム
11 経路案内デジタルサイネージ
13 携帯端末
16 ネットワーク
17 コンテンツサーバ
18 コンテンツ取得部
19 コンテンツ加工部
20 検索履歴データ収集部
21 検索履歴データ格納部
23 鉄道運行情報提供元サーバ
24 道路交通情報提供元サーバ
25 地図データ提供元サーバ
30 コンテンツ取得部
31 検索結果受信部
32 検索条件入力部
33 目的地検索部
34 経路検索実行部
35 検索結果表示部
36 検索結果転送部
37 経路検索データ格納部
38 経路検索エンジン
39 設置場所周辺データ格納部

Claims (7)

  1. 経路検索の情報である検索情報および前記検索情報に関わるコンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行して目的地への経路案内情報を提供する複数の経路案内デジタルサイネージと、
    前記経路案内デジタルサイネージに通信回線を通じて接続され、前記経路案内デジタルサイネージから入力された前記検索情報に基づいてコンテンツ情報を取得して、取得した前記コンテンツ情報を前記経路案内デジタルサイネージに送信するコンテンツサーバと、
    を有し、
    前記経路案内デジタルサイネージは、前記検索情報および前記コンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行する経路検索実行部を有し、
    前記経路検索実行部は、外部から検索IDが入力された際に、前記検索IDに紐付けられる検索情報を前記コンテンツサーバから取得して、取得した前記検索情報を用いて経路検索を実行する、経路案内システム。
  2. 請求項1記載の経路案内システムにおいて、
    前記経路案内デジタルサイネージは、前記経路検索実行部が経路検索を実行する毎に検索IDを生成する検索ID生成部を有し、
    前記コンテンツサーバは、
    前記経路案内デジタルサイネージから前記検索ID生成部が生成した前記検索IDと前記検索情報とを取得して、取得した前記検索IDと前記検索情報とを紐付けた検索履歴データを生成する検索履歴データ収集部と、
    前記検索履歴データ収集部が生成した前記検索履歴データを格納する検索履歴データ格納部と、
    を有し、
    前記経路検索実行部は、前記検索IDが入力された際に、前記検索履歴データ格納部に格納される前記検索履歴データを検索して前記検索IDに紐付けられる検索情報を取得する、経路案内システム。
  3. 請求項2記載の経路案内システムにおいて、
    前記経路案内デジタルサイネージは、携帯端末と通信を行い、前記検索ID生成部が生成する前記検索IDを前記携帯端末に送信する通信部を有し、
    前記経路検索実行部は、前記通信部によって前記携帯端末から前記検索IDを受け取る、経路案内システム。
  4. 請求項3記載の経路案内システムにおいて、
    前記検索ID生成部は、前記通信部によって前記携帯端末に生成した前記検索IDを送信する、経路案内システム。
  5. 携帯端末から入力された検索情報およびコンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行して経路案内情報を提供する複数の経路案内デジタルサイネージであって、
    前記経路案内デジタルサイネージは、
    前記検索情報および前記コンテンツ情報に基づいて、経路検索を実行する経路検索実行部と、
    経路検索を実行する毎に検索IDを生成する検索ID生成部と、
    を有し、
    前記経路検索実行部は、前回の経路検索の実行の際に生成された前記検索IDが入力されると、通信回線を通じて接続されるコンテンツサーバから前記検索IDに紐付けられる検索情報を取得し、取得した前記検索情報を用いて経路検索を実行する、経路案内デジタルサイネージ。
  6. 請求項5記載の経路案内デジタルサイネージにおいて、
    前記経路案内デジタルサイネージは、前記携帯端末と通信を行い、前記検索ID生成部が生成する前記検索IDを前記携帯端末に送受信する通信部を有し、
    前記経路検索実行部は、前記通信部によって前記携帯端末から前記検索IDを受け取る、経路案内デジタルサイネージ。
  7. 請求項6記載の経路案内デジタルサイネージにおいて、
    前記検索ID生成部は、前記通信部によって前記携帯端末に生成した前記検索IDを送信する、経路案内デジタルサイネージ。
JP2017006337A 2017-01-18 2017-01-18 経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ Active JP6894709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006337A JP6894709B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006337A JP6894709B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018116445A true JP2018116445A (ja) 2018-07-26
JP6894709B2 JP6894709B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=62983939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017006337A Active JP6894709B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6894709B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296067A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Aisin Aw Co Ltd 経路情報配信システム
JP2008129773A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Ntt Docomo Inc 情報管理サーバ、携帯端末間通信装置、携帯端末及び情報提供方法
JP2013167487A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Sharp Corp 案内システム
JP2014182027A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Yahoo Japan Corp 案内サーバ、案内方法および案内プログラム
WO2016079778A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社日立製作所 交通流制御システム及び交通流制御方法
JP2016156724A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 京セラ株式会社 携帯電子機器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296067A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Aisin Aw Co Ltd 経路情報配信システム
JP2008129773A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Ntt Docomo Inc 情報管理サーバ、携帯端末間通信装置、携帯端末及び情報提供方法
JP2013167487A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Sharp Corp 案内システム
JP2014182027A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Yahoo Japan Corp 案内サーバ、案内方法および案内プログラム
WO2016079778A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社日立製作所 交通流制御システム及び交通流制御方法
JP2016156724A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 京セラ株式会社 携帯電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6894709B2 (ja) 2021-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5686087B2 (ja) 投稿文提供システム、投稿文提供装置、投稿文提供方法及びコンピュータプログラム
CN102227611B (zh) 用于提供指示制图应用中上下文数据的光标的方法和装置
KR102174087B1 (ko) 경로 생성 지원 서비스 제공 장치 및 방법
JP5560229B2 (ja) 経路探索システム及び経路探索方法
JP2008032744A (ja) 歩行者用経路案内ナビゲーション装置、歩行者用経路案内ナビゲーションシステム及び歩行者用経路案内ナビゲーションプログラム
JP2014182027A (ja) 案内サーバ、案内方法および案内プログラム
JP2007199627A (ja) 地図情報提供システム
WO2006107039A1 (ja) 検索サーバ
KR20120087267A (ko) 다중 위치 기반의 poi 정보 서비스를 제공하는 방법 및 시스템
JP5272231B1 (ja) 案内情報提供システム、携帯端末、コンピュータプログラム
US20200082430A1 (en) Terminal device, display method, and recording medium
JP6894709B2 (ja) 経路案内システムおよび経路案内デジタルサイネージ
JP2008283576A (ja) ネットワーク検索システム、サーバ、移動端末、およびネットワーク検索方法
JPWO2017033301A1 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーションシステムおよびナビゲーション装置を用いた情報提示方法
JP2007147632A (ja) 経路提供方法、経路案内方法、課金方法、経路提供サーバ、ユーザ端末、課金サーバおよびプログラム
JP2015137856A (ja) 行き先候補表示システム、行き先候補表示方法及びプログラム
JP6712208B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5931793B2 (ja) 案内情報提供システム、携帯端末、コンピュータプログラム
JP4367614B2 (ja) 経路提供方法、経路案内方法、課金方法、経路提供サーバ、ユーザ端末、課金サーバおよびプログラム
JP2013024764A (ja) 経路探索装置、端末装置、経路探索システム、経路探索方法および経路探索プログラム
JP2016186431A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法およびナビゲーションプログラム
JP2014157040A (ja) タクシー乗務員支援アプリケーション、端末装置、データ集計サーバ、アプリケーションサーバ、及びこれらを含むタクシー乗務員支援システム
JP2005241574A (ja) 交通機関の経路を案内するシステム、通信端末、プログラムおよび方法
JP5920197B2 (ja) 投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラム
JP2008192087A (ja) 情報検索システム・装置・方法・プログラム、利用者端末、登録者端末、データベース構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6894709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250