JP2013166323A - 液体噴射ヘッド、液体噴射装置及び圧電素子 - Google Patents

液体噴射ヘッド、液体噴射装置及び圧電素子 Download PDF

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Abstract

【課題】 高い液体吐出特性を得ることができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置、並びに圧電素子を提供する。
【解決手段】 液体噴射ヘッドは、ノズルに連通する複数の圧力発生室と、圧力発生室に対応して設けられて、第1電極60、第1電極上に設けられた圧電体層70及び圧電体層上に設けられた第2電極80を有する圧電素子300とを具備し、第2電極は、圧力発生室の並設方向に亘って連続的に設けられて圧電素子の共通電極を構成しており、第1電極の前記圧電体層の上面視における幅方向における端部は、その厚みが外側に向かって徐々に薄くなり、圧電体層の第1電極の端部に対向する領域の第2電極側の面は外側に向かって第1電極側に傾斜している。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体噴射ヘッド、液体噴射装置及び圧電素子に関する。
液体噴射ヘッドには、ノズルに連通する圧力発生室が設けられた流路形成基板の一方面側に、第1電極、圧電体層及び第2電極がこの順で積層された圧電素子を設け、圧電素子の駆動によって圧力発生室に圧力変化を生じさせて、ノズルからインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドがある。このようなインクジェット式記録ヘッドに採用されている圧電素子は、例えば、湿気等の外部環境に起因して破壊され易いという問題がある。この問題を解決するために、圧電素子の第1電極を圧力発生室毎に設けて個別電極とし、第2電極を複数の圧力発生室に亘って連続して設けて共通電極としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この構造によれば、第2電極自身が圧電体層の沿面部の保護膜として寄与するため、別途保護膜を設ける必要がない。
特開2009−172878号公報(図2及び図4参照)
このようなインクジェット式記録ヘッド等に用いられる圧電素子は、インクジェット式記録ヘッドのインク吐出特性を向上させるために、高い変位量が求められている。変位量は、圧電体層に電圧が印加される領域、即ち圧電体層の第1電極と第2電極とに挟まれた領域である能動部の面積に依存し、この面積が広いほど変位量が大きくなる。しかしながら、所定の面積で能動部を形成しても所望の変位量を得ることができない場合もある。
なお、このような問題は、インクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、高い液体吐出特性を得ることができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。また、このような液体噴射ヘッドに用いられる圧電素子を提供することを目的とする。
本発明の液体噴射ヘッドは、ノズルに連通する複数の圧力発生室と、該流路形成基板の一方面側に前記圧力発生室に対応して設けられて、第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を有する圧電素子とを具備し、前記第2電極は、前記圧力発生室の並設方向に亘って連続的に設けられて前記圧電素子の共通電極を構成しており、前記第1電極の前記並設方向における端部は、その厚みが外側に向かって徐々に薄くなり、前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域の前記第2電極側の面は外側に向かって前記第1電極側に傾斜していることを特徴とする。本発明では、前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域の前記第2電極側の面は外側に向かって前記第1電極側に傾斜していることで、圧電体層の実質的な能動部領域を従来に比べて(即ち圧電体層が平坦である場合に比べて)広くすることができ、これにより高い液体吐出特性を得ることが可能である。
前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域は、該端部の傾斜に従って傾斜していることが好ましい。該端部の傾斜に従って傾斜していることで、前記第1電極の前記端部に対向する領域で形成される電界が第1電極の中央部で形成される電界と略同一となりより高い液体吐出特性を得ることが可能である。
本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。これにより、高い液体吐出特性を得ることができる液体噴射装置が実現される。
本発明の圧電素子は、第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を具備し、前記第2電極は、前記圧電体層の上面及び側面を覆っており、前記第1電極の前記圧電体層の上面視における幅方向における端部は、その厚みが外側に向かって徐々に薄くなり、前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域の前記第2電極側の面は外側に向かって前記第1電極側に傾斜していることを特徴とする。このように構成されていることで、圧電体層の実質的な能動部領域を従来に比べて広くすることができるので、この圧電素子を用いることで、高い液体吐出特性を得ることが可能である。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッド及び従来の記録ヘッドの要部拡大断面図。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実験例の結果を示す記録ヘッドの断面模式図である。 一実施形態に係る記録装置の概略図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2(a)は、インクジェット式記録ヘッドの断面図であり、図2(b)は、図2(a)のX−X′線拡大断面図である。
図示するように、本実施形態の流路形成基板10は、シリコン単結晶基板からなり、その一方の面には二酸化シリコンからなる弾性膜50が形成されている。
流路形成基板10には、隔壁11で仕切られた複数の圧力発生室12が並設されている。以下、この圧力発生室12が並設されている方向を並設方向という。また、流路形成基板10の圧力発生室12の並設方向と交差する方向の外側の領域には連通部13が形成され、連通部13と各圧力発生室12とが、各圧力発生室12毎に設けられたインク供給路14を介して連通されている。連通部13は、後述する保護基板のマニホールド部31と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるマニホールドの一部を構成する。インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。本実施形態では、流路形成基板10には、圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14からなる液体流路が設けられていることになる。
また、流路形成基板10の開口面側には、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル21が穿設されたノズルプレート20が、接着剤や熱溶着フィルム等によって固着されている。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側には、上述したように弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、絶縁体膜55が形成されている。また、この絶縁体膜55上には、第1電極60と、圧電体層70と、第2電極80とがこの順で積層形成されて、圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子300は、第1電極60、圧電体層70及び第2電極80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300は、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。本実施形態では、第1電極60を各圧力発生室12毎に設けることで、圧電素子300の個別電極とし、第2電極80を複数の圧力発生室12に亘って設けることで共通電極としている。即ち、第2電極80は、並設方向に亘って設けられている。
なお、上述した例では、弾性膜50、絶縁体膜55及び第1電極60が振動板として作用するが、勿論これに限定されるものではなく、例えば、弾性膜50及び絶縁体膜55を設けずに、第1電極60のみが振動板として作用するようにしてもよい。また、圧電素子300自体が実質的に振動板を兼ねるようにしてもよい。
以下、圧電素子300の構成について図2(b)及び図3(a)を用いて説明する。図2(b)は圧電素子300の幅方向における断面図であり、図3(a)は図2(b)の一部拡大図である。
圧電素子300において、第1電極60は、断面視において略台形となっており、上面部が下面部よりも幅方向の長さが短くなるように、幅方向(圧力発生室12の並設方向)の端部61(以下第1傾斜部61という)が傾斜している。即ち、第1電極60は、圧電素子300の幅方向の断面視において、平坦な平坦部62と幅方向の両端部であって傾斜している第1傾斜部61とからなる。この第1傾斜部61の傾斜は、詳しくは後述するように第1電極60の形成時において形成されたものである。
この第1電極60を覆っている圧電体層70では、平坦部62に対応する領域は同様に平坦であり、第1傾斜部61に対応する領域である圧電体傾斜部63は、第1傾斜部61に従って傾斜し、その端部は絶縁体膜55に接している。さらにまた、圧電体層70を覆っている第2電極80では、平坦部62に対応する領域は同様に平坦であり、第1傾斜部61及び圧電体傾斜部63に対応する領域である第2傾斜部64は、第1傾斜部61及び圧電体傾斜部63に従って傾斜し、絶縁体膜55の上面に延設されている。即ち、本実施形態においては、第1傾斜部61、圧電体傾斜部63及び第2傾斜部64(以下、単に傾斜部ともいう)は全て同一の傾斜角度で傾斜している。
第1傾斜部61、圧電体傾斜部63及び第2傾斜部64が全て同一の角度で傾斜していることから、圧電体層70及び第2電極80では、各傾斜部における膜厚と平坦部における膜厚とは同一である。即ち、圧電体層70の膜厚は幅方向において一定であり、第1傾斜部61の絶縁体膜55との縁部における圧電体層70の厚さy1と、第1傾斜部61の平坦部62との縁部における圧電体層70の厚さy2とは、同一(y1=y2)である。
このように各傾斜部の傾斜角度が同一となることにより、圧電体層70の膜厚が幅方向において一定となることで、第1電極60と第2電極80との間で電圧を印加した場合に、電界は電極間の距離に依存してその強度が変化するものであるから、垂直方向の電界強度は圧電素子300の並設方向において低下しない。
ここで、圧電体層70の2つの電極に挟まれて圧電体層70に電界が生じる領域で、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分、即ち圧電体層70の第1電極60及び第2電極80に挟まれて実質的に駆動する領域を能動部(活性部)320とする。圧電体層70の一方の電極60、80又は両方の電極が設けられておらず、電界が生じないで実質的に駆動しない領域を非能動部330とする。
本実施形態では、各傾斜部の傾斜角度が同一となることで電界強度が幅方向において一定であるので、能動部320の幅方向の長さは、第1電極60の下面側の長さに一致する。従って、本実施形態では、第1傾斜部61の絶縁体膜55との縁部を垂直に通るラインL1から外側の領域が非能動部330であり、ラインL1から内側の領域が能動部320である。
これに対し、従来の圧電体層70においては、能動部320の幅方向の長さは、第1電極60の下面側の長さに一致しない。従来の圧電体層70について図3(b)を用いて説明する。図3(b)に示す従来の圧電素子301では、圧電体層70では、第1電極60の平坦部62上に形成された圧電体層70よりも第1傾斜部61上に形成された圧電体層70の方がその膜厚が厚かった。これは、詳しくは後述するが第1電極60上に圧電体前駆体膜を形成する場合に第1電極60に対する被覆性が低いからである。
そうすると、従来の圧電素子301では、第1傾斜部61の絶縁体膜55との縁部における圧電体層70の厚さy1と、第1傾斜部61の平坦部62との縁部における圧電体層70の厚さy2とは、y1>y2となる。従って、第1電極60と第2電極80との間で電圧を印加した場合に、圧電体層70は、第1傾斜部61の平坦部62との縁部よりも第1傾斜部61の絶縁体膜55との縁部の方が厚みが厚いことから(y1>y2)、第1傾斜部61に対応する領域において幅方向の外側に向かって、垂直方向の電界強度が低下する。このような所望の電界が形成されない領域においては、所望の変位を得ることができない。
即ち、従来の圧電素子301においては、ラインL1から外側の領域が非能動部330であるのは同一であるが、能動部320として実質的に機能するのは、第1傾斜部61の平坦部62との縁部を垂直に通るラインL2から内側の領域であった。ラインL1からラインL2までの領域は、形成された電界が小さく、実質的には能動部320として機能しなかった。従って、従来では、所定の面積で圧電素子300を形成しても能動部320は予め設定された面積よりも実質的には狭くなっており、所望の変位を得ることができないことがあった。
これに対し、上述のように本実施形態では、各傾斜部の傾斜角度が同一となることで電界強度が幅方向において一定であるので、能動部320の幅方向の長さは、第1電極60の下面側の長さに一致する。これにより、能動部320として予め設定された領域全体に所定の電界が形成されるので、能動部320全体が実質的に駆動に寄与して所望の変位を得ることができ、よりインク吐出特性を向上させることができる。即ち、本実施形態では圧電体層70の電界が形成される領域が従来に比べて広くなり、同一の駆動電圧でより大きな変位を得ることができ、所望の高いインク吐出特性を得ることができる。
本実施形態では、第1傾斜部61と圧電体傾斜部63の傾斜角度は同一であったが、これに限定されない。圧電体傾斜部63の第1傾斜部61に対応する領域の第2電極側の面が外側に向かって第1電極60側(流路形成基板10側)に傾斜していれば、従来の圧電素子301に比較して、圧電体傾斜部63の第1傾斜部61に対応する領域の厚みは薄くなる。これにより、従来の圧電素子よりも実質的な能動部320を広げることができ、圧電素子の変位特性を向上させて記録ヘッドのインク吐出特性が向上する。ただし、本実施形態のように第1傾斜部61と圧電体傾斜部63との傾斜角度が同一であることが最も好ましい。これにより、平坦部62と第1傾斜部61とにおける電界が略同一となるからである。なお、圧電体傾斜部63の第1傾斜部61に対応する領域の第2電極側の面が外側に向かって第1電極60側(流路形成基板10側)に傾斜しているとは、圧電体傾斜部63の第1傾斜部61に対応する領域の第2電極側の面の流路形成基板10からの高さが外側に向かって低下していることをいう。
図1及び図2に戻り、圧電体層70は、圧力発生室12の並設方向と交差する方向において、圧力発生室12よりも長く設けられている。本実施形態では、圧電体層70は、圧力発生室12の並設方向とは交差する方向において第1電極60のインク供給路14側の端部を覆う大きさで設けられている。
さらに、圧電体層70は、圧力発生室12の並設方向とは交差する方向において、第1電極60の連通部13とは反対側の端部よりも短く設けられており、第1電極60の引き出し配線の一部を露出している。この露出された第1電極60の端部に接続配線121を介して駆動回路120が電気的に接続される。
なお、圧電体層70は、電気機械変換作用を示す圧電材料、例えば、ペロブスカイト構造を有し金属としてZrやTiを含む強誘電体材料、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電体材料や、これに酸化ニオブ、酸化ニッケル又は酸化マグネシウム等の金属酸化物を添加したもの等からなる。具体的には、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O)、チタン酸ジルコン酸バリウム(Ba(Zr,Ti)O)、ジルコン酸チタン酸鉛ランタン((Pb,La)(Zr,Ti)O)又はマグネシウムニオブ酸ジルコニウムチタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)(Mg,Nb)O)等が挙げられる。
なお、本実施形態では、圧電体層70を圧力発生室12毎に独立して設けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、圧電体層70を複数の圧力発生室12に亘って連続するように設けてもよい。本実施形態では、圧電体層70を圧力発生室12毎に切り分けて独立して設けることで、圧電体層70が圧電素子300の変位を阻害することがない。
第2電極80は、複数の圧力発生室12の並設方向に亘って連続して設けられている。ここで、第2電極80が複数の圧力発生室12に連続して設けられているとは、図1に示すように隣り合う圧力発生室12の間で連続しているものも、また、隣り合う圧力発生室12の間で一部切り分けられているものも含む。
また、第2電極80は、圧力発生室12の並設方向と交差する第2の方向において、圧力発生室12に相対向する領域内に設けられている。すなわち、第2電極80の圧力発生室12の並設方向と交差する第2の方向の端部は、圧力発生室12の領域内に位置するように設けられている。
このような圧電素子300が形成された流路形成基板10上、すなわち、第1電極60及び絶縁体膜55上には、マニホールド100の少なくとも一部を構成するマニホールド部31を有する保護基板30が接着剤35を介して接合されている。このマニホールド部31は、本実施形態では、保護基板30を厚さ方向に貫通して圧力発生室12の幅方向に亘って形成されており、上述のように流路形成基板10の連通部13と連通されて各圧力発生室12の共通のインク室となるマニホールド100を構成している。また、流路形成基板10の連通部13を圧力発生室12毎に複数に分割して、マニホールド部31のみをマニホールドとしてもよい。さらに、例えば、流路形成基板10に圧力発生室12のみを設け、流路形成基板10と保護基板30との間に介在する部材(例えば、弾性膜50、絶縁体膜55等)にマニホールドと各圧力発生室12とを連通するインク供給路14を設けるようにしてもよい。
また、保護基板30の圧電素子300に対向する領域には、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を有する圧電素子保持部32が設けられている。圧電素子保持部32は、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を有していればよく、当該空間は密封されていても、密封されていなくてもよい。
このような保護基板30としては、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料、例えば、ガラス、セラミック材料等を用いることが好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
また、保護基板30上には、並設された圧電素子300を駆動するための駆動回路120が固定されている。この駆動回路120としては、例えば、回路基板や半導体集積回路(IC)等を用いることができる。そして、駆動回路120と第1電極60及び第2電極80とは、ボンディングワイヤー等の導電性ワイヤーからなる接続配線121を介して電気的に接続されている。
このような保護基板30上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。ここで、封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料からなり、この封止膜41によってマニホールド部31の一方面が封止されている。また、固定板42は、比較的硬質の材料で形成されている。この固定板42のマニホールド100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、マニホールド100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部のインク供給手段と接続したインク導入口からインクを取り込み、マニホールド100からノズル21に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回路120からの記録信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの第1電極60と第2電極80との間に電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、第1電極60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル21からインク滴が吐出する。この場合に、本実施形態によれば、各傾斜部により能動部320全体が実質的に駆動に寄与するので、圧電素子300における圧電体層70の変位量が大きく、所望の吐出性能でインク滴を吐出することができる。
(製造方法)
本発明のインクジェット式記録ヘッドの製造方法について、以下図4〜図7を用いて説明する。
まず、図4(a)に示すように、シリコンウェハーであり流路形成基板10が複数一体的に形成される流路形成基板用ウェハー110の表面に弾性膜50を構成する酸化膜51を形成する。
そして、図4(b)に示すように、弾性膜50(酸化膜51)上に、弾性膜50とは異なる材料の酸化膜からなる絶縁体膜55を形成する。本形態では酸化ジルコニウム(ZrO)を形成した。
次いで、図4(c)に示すように、絶縁体膜55上に第1電極60を形成する。第1電極60は、例えば、スパッタリング法やPVD法(物理蒸着法)などにより形成することができる。
次に、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)からなる圧電体層70を形成する。ここで、本形態では、いわゆるゾル−ゲル法を用いて圧電体層70を形成している。なお、圧電体層70の製造方法は、ゾル−ゲル法に限定されず、MOD(Metal-Organic Decomposition)法、スパッタリング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等を用いてもよい。
圧電体層70の具体的な作製手順を説明する。まず、図5(a)に示すように、第1電極60上にPZT前駆体膜である圧電体前駆体膜71を成膜する。すなわち、第1電極60が形成された流路形成基板用ウェハー110上に金属有機化合物を含むゾル(溶液)を塗布する(塗布工程)。
次いで、この圧電体前駆体膜71を所定温度に加熱して一定時間乾燥させる(乾燥工程)。例えば、本実施形態の乾燥工程では、流路形成基板用ウェハー110上に塗布されたゾルを150〜170℃で3〜30分保持することで乾燥する。
次に、乾燥した圧電体前駆体膜71を所定温度に加熱して一定時間保持することによって脱脂する(脱脂工程)。本形態では、乾燥された圧電体前駆体膜71を300〜400℃に加熱して約3〜30分保持することで脱脂した。なお、ここで言う脱脂とは、圧電体前駆体膜71に含まれる有機成分を、例えば、NO、CO、HO等として離脱させることであり、圧電体前駆体膜71が結晶化しない程度に、すなわち、非晶質の圧電体前駆体膜71を形成することをいう。
次に、図5(b)に示すように、圧電体前駆体膜71を所定温度に加熱して一定時間保持することにより結晶化させ、圧電体膜72を形成する(焼成工程)。かかる焼成工程においては、脱脂した圧電体前駆体膜71を500〜800℃に加熱して焼成するのが好ましい。
次に、図6(a)に示すように、第1電極60上に1層目の圧電体膜72を形成した段階で、第1電極60及び1層目の圧電体膜72を同時にパターニングする。このパターニング時において第1電極60の側面が傾斜する。即ち、第1電極60の端部に第1傾斜部61が形成される。
そして、上述した前駆体膜形成工程(塗布工程、乾燥工程及び脱脂工程)と、焼成工程とを有する圧電体膜形成工程を2回以上繰り返すことで、図6(b)に示すように、2層目以降、最上層までの圧電体膜72を積層する。
この場合に、本実施形態では、塗布された圧電体前駆体膜71が第1電極60の傾斜に従って傾斜部において傾斜するように、圧電体前駆体溶液の粘度を調製している。即ち、本実施形態においては圧電体前駆体膜71の被覆性が高い。これにより、複数の圧電体前駆体膜71は全て形成時に傾斜部が形成されるように塗布されて、傾斜部を有する圧電体膜72が形成されている。なお、従来は圧電体前駆体溶液をこのように粘度調整をしていなかったために、圧電体前駆体膜を複数積層させることで圧電体層は平坦になったが(即ち圧電体前駆体膜の被覆性が低かった)、本実施形態では圧電体前駆体溶液の粘度調整を行ったことにより圧電体前駆体膜71の被覆性が高く、これにより各圧電体膜72に傾斜部が形成された。
その後、図7(a)に示すように、2層目以降が積層された圧電体膜72をパターニングして圧電体層70を形成する。圧電体層70は、上述のように調整された圧電体前駆体溶液を用いていることで、第1電極60の端部である第1傾斜部61上に圧電体傾斜部63が形成されている。
次いで、図7(b)に示すように、流路形成基板用ウェハー110の全面に亘って第2電極80を形成し、所定形状にパターニングする。
さらに、図示はしないが、流路形成基板用ウェハー110の全面に亘って、例えば、金(Au)等からなるリード電極90を形成後、各圧電素子300毎にパターニングする。次いで、流路形成基板用ウェハー110の圧電素子300側に、シリコンウェハーであり複数の保護基板30となる保護基板用ウェハーを接着剤35によって接合する。なお、保護基板30には、マニホールド部31、圧電素子保持部32等が予め形成されている。また、保護基板30は、例えば、400μm程度の厚さを有するシリコン単結晶基板からなり、保護基板30を接合することで流路形成基板10の剛性は著しく向上することになる。その後、流路形成基板用ウェハー110を所定の厚さにする。
次いで、流路形成基板用ウェハー110にマスク膜を新たに形成し、所定形状にパターニングする。そして、流路形成基板用ウェハー110をマスク膜を介してKOH等のアルカリ溶液を用いた異方性エッチング(ウェットエッチング)することにより、圧電素子300に対応する圧力発生室12等を形成する。
その後は、保護基板用ウェハー上に図示しない駆動回路を実装すると共に、駆動回路と延設部65とを接続配線121によって接続する(図2参照)。そして、流路形成基板用ウェハー110の圧力発生室12が開口する面側のマスク膜を除去し、流路形成基板用ウェハー110及び保護基板用ウェハーの外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、流路形成基板用ウェハー110の保護基板用ウェハーとは反対側の面にノズル21が穿設されたノズルプレート20を接合すると共に、保護基板用ウェハーにコンプライアンス基板40を接合し、これら流路形成基板用ウェハー110等を、図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10等に分割することによって上述した構造のインクジェット式記録ヘッドを製造する。
(実験例)
本実験例では、圧電素子300の電界強度をシミュレーションにより調べた。
圧電素子300に電圧を印加した場合の電界強度分布についてのシミュレーション結果を図8(1)に示す。なお、図8(1)において圧電体層70の圧電体傾斜部は上述した実施形態とは異なり第1傾斜部61に従って傾斜したものではない。図8(1)において、記載された数値が圧電素子300のその位置における垂直方向の電界強度を示す。なお、垂直方向の電界強度は第1電極の平坦部における垂直方向の電界強度により規格化した。また、図8(1)において、記載された色は圧電素子300のその位置における水平方向の電界強度を示す。なお、水平方向の電界強度は第1電極の平坦部における垂直方向の電界強度により規格化した。
比較として、従来の圧電素子301に電圧を印加した場合の電界強度分布についてのシミュレーション結果を図8(2)に示す。図8(2)において、記載された数値が圧電素子301のその位置における垂直方向の電界強度を示す。なお、電界強度は第1電極の平坦部における電界強度により規格化した。また、図8(2)において、記載された色は圧電素子300のその位置における水平方向の電界強度を示す。なお、水平方向の電界強度は第1電極の平坦部における垂直方向の電界強度により規格化した。水平方向の電界強度は垂直方向の電界強度の約1/10程度であり、以降、電界強度は垂直方向のみ扱う。
図8(1)に示すように、圧電体層70が第1電極60の端部である第1傾斜部61において傾斜している場合には、第1傾斜部61上における電界強度は、平坦部とほとんど変わらないか、もしくは若干大きくなっていた。
従って、幅方向における能動部320はラインL1で示す領域までとなった。他方で、図8(2)に示すように、圧電体層70が第1電極60の端部において傾斜していない場合には、幅方向の外側に行くに従って電界強度は低下した。従って、幅方向における能動部320は、ラインL2で示す領域までとなった。
このように、第1電極60の第1傾斜部61上の圧電体層70が傾斜した方が、従来に比べて幅方向の電界強度が高くなり、これにより実質的な能動部320が広くなることで、圧電素子300の変位が向上すると考えられる。
上記実施形態で製造されたインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図9は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
図9に示すインクジェット式記録装置において、インクジェット式記録ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
なお、図9に示す例では、インクジェット式記録ヘッドユニット1A、1Bは、それぞれ1つのインクジェット式記録ヘッドを有するものとしたが、特にこれに限定されず、例えば、1つのインクジェット式記録ヘッドユニット1A又は1Bが2以上のインクジェット式記録ヘッドを有するようにしてもよい。もちろん、ヘッドユニット1A、1Bという形式を取らずに、インクジェット式記録ヘッドを直接インクジェット式記録装置に搭載してもよい。
また、上述したインクジェット式記録装置では、インクジェット式記録ヘッドを有するヘッドユニット1A、1Bがキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、インクジェット式記録ヘッドが固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
本実施形態では、圧電体層70の被覆性を向上させることで圧電体傾斜部63を形成したが、圧電体傾斜部63の製造方法はこれに限定されない。例えば、従来と同様に被覆性の悪い圧電体膜72を積層して形成した後にエッチングで第1傾斜部61上の圧電体膜72を傾斜するように除去して圧電体傾斜部63を形成してもよい。この場合に、さらに圧電体層70について、第1傾斜部61の絶縁体膜55との縁部における圧電体層70の厚さy1よりも第1傾斜部61の平坦部62との縁部における圧電体層70の厚さy2が厚くなるように、圧電体層70を形成してもよい。
さらに、上述した例では、流路形成基板10として、シリコン単結晶基板を例示したが、特にこれに限定されず、例えば、SOI基板、ガラス等の材料を用いるようにしてもよい。
また、上述した例では、圧電素子300の上に耐湿度性を有する保護膜を設けなくても、第1電極60の圧力発生室12の第2の方向における一端部は、圧電体層70によって覆われているため、第1電極60と第2電極80との間で電流がリークすることがなく、圧電素子300の破壊を抑制することができる。なお、第1電極60の圧力発生室12の第2の方向の他端部は圧電体層70に覆われていないが、第1電極60と第2電極80との間に距離があるため、特に影響が無い。もちろん、上述した例の圧電素子300に耐湿度性を有する保護膜を設けることで、圧電素子300をさらに確実に保護することができるが、上述した例の圧電素子300のように保護膜を設けないようにすることで、保護膜が圧電素子300の変位を阻害することがなく、大きな変位量を得ることができる。
さらに、上述した例では、圧電体層70を各圧力発生室12毎に切り分けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、圧力発生室12の並設方向に亘って連続する圧電体層70を設けるようにしてもよい。
なお、上述した例では、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
I インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 13 連通部、 14 インク供給路、 20 ノズルプレート、 21 ノズル、 30 保護基板、 31 マニホールド部、 40 コンプライアンス基板、 50 弾性膜、 55 絶縁体膜、 60 第1電極、 61 第1傾斜部、 62 平坦部、 63 圧電体傾斜部、 64 第2傾斜部、 65 延設部、 70 圧電体層、 80 第2電極、 100 マニホールド、 120 駆動回路、 300 圧電素子、 320 能動部、 330 非能動部

Claims (4)

  1. ノズルに連通する複数の圧力発生室と、該流路形成基板の一方面側に前記圧力発生室に対応して設けられて、第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を有する圧電素子とを具備し、
    前記第2電極は、前記圧力発生室の並設方向に亘って連続的に設けられて前記圧電素子の共通電極を構成しており、
    前記第1電極の前記並設方向における端部は、その厚みが外側に向かって徐々に薄くなり、
    前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域の前記第2電極側の面は外側に向かって前記第1電極側に傾斜していることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域は、該端部の傾斜に従って傾斜していることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
  4. 第1電極、該第1電極上に設けられた圧電体層及び該圧電体層上に設けられた第2電極を具備し、
    前記第2電極は、前記圧電体層の上面及び側面を覆っており、
    前記第1電極の前記圧電体層の上面視における幅方向における端部は、その厚みが外側に向かって徐々に薄くなり、
    前記圧電体層の前記第1電極の前記端部に対向する領域の前記第2電極側の面は外側に向かって前記第1電極側に傾斜していることを特徴とする圧電素子。
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