JP2013164478A - 静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置 - Google Patents
静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013164478A JP2013164478A JP2012026753A JP2012026753A JP2013164478A JP 2013164478 A JP2013164478 A JP 2013164478A JP 2012026753 A JP2012026753 A JP 2012026753A JP 2012026753 A JP2012026753 A JP 2012026753A JP 2013164478 A JP2013164478 A JP 2013164478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- image
- weight
- parts
- electrostatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】トナー母体と、該トナー母体表面に付着してなる外添剤と、を有し、前記トナー母体は、結着樹脂と、着色剤と、離型剤と、を含み、前記外添剤は、酸化チタンを含み、前記離型剤は、モノエステルワックスを含有し、前記トナー母体100重量部に対して含有される前記モノエステルワックスの重量部Aおよび前記酸化チタンの重量部Bが、下記式1及び2のいずれも満たす。5≦A+10B≦20(式1)80≦100−A/B≦98(式2)(ただし、A>0、B>0である。)
【選択図】なし
Description
そこで本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、優れた離型性を発揮し低温において良好な定着性を達成すると共に、経時帯電量を維持することができ、高品質な画像を形成できる静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置を提供することを目的とする。
5≦A+10B≦20 ・・・(式1)
80≦100−A/B≦98 ・・・(式2)
(ただし、A>0、B>0である。)
5≦A+10B≦20 ・・・(式1)
80≦100−A/B≦98 ・・・(式2)
(ただし、A>0、B>0である。)
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(トナー、トナー母体)
本発明に係る静電荷像現像用トナーは、トナー母体と、該トナー母体表面に付着してなる外添剤と、を有し、前記トナー母体は、結着樹脂と、着色剤と、離型剤と、を含み、前記外添剤は、酸化チタンを含む。また、前記トナー母体は、さらに結晶性ポリエステル樹脂を含むことが好ましい。
次に、本発明に係る静電荷像現像用トナーを構成する各材料について、以下においてそれぞれ説明する。
一般的に離型剤として高級アルコール成分と高級カルボン酸成分から合成されるエステルワックスを用いる。これら高級アルコールや高級カルボン酸成分は、通常天然物から得られることが多く一般的には、偶数の炭素数を有する混合物から構成されている。
これら混合物をそのままエステル化した場合、目的とするエステル化合物の他に各種の類似構造物を持つ副生成物を副生するために、トナーの各特性に悪影響を及ぼしやすい。
そのため原材料や生成物を溶剤抽出や減圧蒸留操作を用いて精製することで、本発明で使用するモノエステルワックスを得ることができる。
即ち、本発明に係るトナーは、離型剤としてモノエステルワックスを含有するものであり、さらに他の周知慣用されている離型剤を含有しても良いが、好ましくは、離型剤はモノエステルワックスからなるものである。
一方で、モノエステルワックスを用いるとモノエステルワックス本来の抵抗が低いため、帯電が低いことが問題となっている。
そこで本発明では、酸化チタンを用いることで帯電低下を抑制し、さらに下記式1及び2のいずれも満たすことで、低温定着に有効であるが帯電能力の低いモノエステルワックスを用いても、帯電向上させる酸化チタンと併用することで、低温定着性と帯電性とを両立することが出来る。
80≦100−A/B≦98 ・・・(式2)
(ただし、トナー母体100重量部に対して含有されるモノエステルワックスの重量部をA、トナー母体100重量部に対して含有される酸化チタンの重量部をBとし、A>0、B>0である。)
1つ目はモノエステルワックスおよび酸化チタン量共に少ない例である。この場合の問題として、モノエステルワックス含有量が少ない場合、トナー自体の抵抗が高くなり帯電性は良好になるが、離型性が悪化してしまうことで低温定着が困難となってしまう。
また2つ目としてモノエステルワックスの含有量が多いが、酸化チタン量が微量である例である。この場合の問題として、低抵抗であるモノエステルワックスが多いため、トナー自体の抵抗も低くなり、経時でトナー帯電量が低下し画像品質およびトナー飛散などの問題が生じてくる。
3つ目としてモノエステルワックスが少ないが、酸化チタン量が多量である例である。この場合の問題として、トナー自体の抵抗は高くなるが、酸化チタンが多いため、経時変化で酸化チタンがスペントしやすくなり画像品質が悪化してしまう。
さらに、前記100−A/Bが98より大きい場合も、モノエステルワックス量よりも酸化チタン量が多く、画像品質が悪化してしまう。
本発明でエステルワックスを構成するエステル化合物R1−COO−R2としては、R1及び/又はR2が直鎖状アルキル基である化合物が用いられる。
特に、R1が炭素数15〜45の直鎖状アルキル基であり、R2が炭素数16〜44の直鎖状アルキル基であるエステル化合物が好ましい。
例えば、以下のエステル化合物が挙げられる。
ガスクロマトグラフィー法による測定において、離型性の高いモノエステルワックスの炭素数分布内の炭素数差を炭素数分布内の炭素数を8以下にすることで、離型性を維持したままシャープメルト性が向上するため、定着性向上に有効である。炭素数差が8を超える場合、シャープメルト性がなく、低温定着と耐高温オフセットの両立が難しい。
質量減少率は各測定温度範囲で1%以下であることが好ましい。
酸価(AV)と塩基価(OHV)の測定方法はJIS K2501などで定められた方法を用いるのが一般的である。
AVとOHVはエステルワックス中の親水性を示すカルボキシル基とヒドロキシ基部位を表しており、AVとOHVが大きいとエステルワックスは親水性を増す。このため、AVとOHVが大きいと、新油性である結着樹脂との親和性が悪化し、結着樹脂中の表面偏在を起こし易く、O/W型の乳化において製造する際には油相から水相への溶出が発生し易く、得られるトナーの粒度分布の悪化による歩留まりの低下、品質の悪化が生じることが分かっている。また二成分現像の場合において、トナー表面からのエステルワックスの脱離に起因したキャリア粒子や感光体表面へのフィルミングが生じやすく、トナーの摩擦帯電量が低下し、十分な摩擦帯電量を継続して得ることが困難となることがわかっている。
1000cpsを超えるワックスは、トナー中で分散しやすくなり、耐ホットオフセット性、低温定着性への向上効果に乏しい。また5cps未満の場合は、トナー固形分が少なくなってしまい生産性が悪化するため好ましくない。
エステルワックスの硬度は、直径20mmφで厚さが5mmの円筒形状のサンプルを作製した後、島津製作所製ダイナミック超微小硬度計(DUH−200)を用いビッカース硬度を測定した値である。
測定条件は、0.5gの荷重で負荷速度が9.67mm/秒の条件で10μm変位させた後15秒間保持し、得られた打痕形状を測定しビッカース硬度を求める。
硬度が0.5未満のエステルワックスでは定着器の圧力依存性及びプロセススピード依存性が大きくなり、耐高温オフセット効果が低下しやすいので好ましくない。
他方、5.0を超える場合ではトナーの保存安定性が低下し、エステルワックス自身の自己凝集力も小さいため耐高温オフセットが低下する。
Mwが200未満であり、Mnが150未満の場合には、トナーの耐ブロッキング性が低下する。
Mwが2000を超え、Mnが2000を超える場合には、エステルワックス自体の結晶性が発現しやすく、透明性が低下する傾向にある。
両面定着方法は、予め一旦転写紙の表面に定着像を形成し、次に転写紙の裏面に更に画像を形成する方法である。
この際一旦定着させた表面定着画像が再度定着器を通過するため、よりトナーの耐高温オフセット性を充分に考慮する必要がある。
その為にも本発明においては、比較的多めのエステルワックスを添加することが好ましい。
3重量部未満の添加では耐高温オフセット性が低下し、更に両面画像の定着時において裏面の画像がオフセット現象を示す傾向がある。16重量部を超える場合は、トナーの耐久性が低下しやすい。
サンプル容器:アルミニウム製サンプルパン(フタあり)
サンプル量:5mg
リファレンス:アルミニウム製サンプルパン(アルミナ10mg)
雰囲気:窒素(流量:50ml/分)
温度条件開始温度:20℃
昇温速度(1度目):10℃/分
終了温度:150℃
保持時間:なし
降温温度:10℃/分
終了温度:20℃
保持時間:なし
昇温速度(2°目):10℃/分
終了温度:150℃
測定結果を解析する際には、2度目の昇温のDSC微分曲線であるDrDSC曲線の最大ピークを中心として±5℃の範囲を指定し、データ解析ソフトのピーク解析機能を用いてピーク温度を求めることが可能である。次に、DSC曲線のピーク温度+5℃及び−5℃の範囲でデータ解析ソフトのピーク解析機能を用いて、DSC曲線の最大吸熱温度を求めることができる。この温度が離型剤の融点に相当する。
本発明に用いられる結着樹脂としては、ポリエステル樹脂、ビニル系樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
なかでも前記結晶性ポリエステル樹脂としてポリエステル骨格を含有する結晶性ポリエステル樹脂を含み、さらに非結晶性樹脂としてポリエステル系樹脂及び/またはビニル系樹脂を含むことが帯電特性及び定着性の面でより好ましい。また、結着樹脂は、少なくとも2種類の結着樹脂を含むことが好ましい。
ポリエステル樹脂は、全成分中45〜55mol%がアルコール成分であり、45〜55mol%が酸成分であることが好ましい。
また酸価及び水酸基価が上記の範囲から外れると、高温高湿度又は低温低湿度の環境において環境の影響を受けやすくなり、画像が劣化しやすくなる。
着色剤としては、カーボンブラック、チタンホワイトの如き無機顔料、有機顔料及び/又は染料を用いることができる。
顔料としては、黄鉛、カドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、ベンジジンオレンジG、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、ウオッチングレッドカルシウム塩、エオシンレーキ、ブリリアントカーミン3B、マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、紺青、オバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンGがある。
マゼンダ用着色顔料としては、C.I.ピグメントレッド1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、21、22、23、30、31、32、37、38、39、40、41、48、49、50、51、52、53、54、55、57、58、60、63、64、68、81、83、87、88、89、90、112、114、122、123、163、202、206、207、209、269、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.バットレッド1、2、10、13、15、23、29、35が挙げられる。
なお、着色剤はマスターバッチとしてトナー母体に含有させても良い。
本発明に係る静電荷像現像用トナーのトナー母体には、結着樹脂、離型剤、着色剤以外にも周知慣用のトナー材料を含有してもよく、例えば、帯電制御剤、磁性体等がその他の含有し得るトナー材料として挙げられる。
帯電制御剤(荷電制御剤)としては、周知慣用のものを用いることができるが、一例として以下のものが挙げられる。
トナーを負荷電性に制御するものとして、例えば有機金属錯体、キレート化合物が有効である。モノアゾ金属錯体、芳香族ヒドロキシカルボン酸、金属錯体、芳香族ジカルボン酸系の金属錯体が挙げられる。他には、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳香族モノ及びポリカルボン酸及びその金属塩、無水物、エステル類、ビスフェノールのフェノール誘導体類が挙げられる。なお、トナーを正荷電性に制御するものであってもよい。
本発明の静電荷像現像用トナーは、流動性、現像性及び帯電性を補助するために、トナー母体粒子に酸化チタンを少なくとも含む外添剤を添加したものをトナーとして用いる。
酸化チタンのトナー母体100重量部に対する含有量である重量部Bは、0.1〜1であることが好ましい。
また、酸化チタンは、平均一次粒子径が10〜50nmであることが好ましい。
一般に酸化チタンの原料としてチタンを含む鉱石として金紅石、鋭錐石、板チタン石、イルメナイトなどが使用さる。これら鉱石に濃硫酸を加え溶解していく硫酸法、又はこれら鉱石を炭素物質と赤熱脱水し塩素ガスにさらす塩素法により酸化チタンを製造できる。
これら水可溶性成分は静電荷像現像用トナーの帯電性や体積抵抗などに影響を与えることが判っており、0.2質量%未満に制御することが高い帯電量が維持されると言われている。
ただし、水可溶性成分の含有率以外にも、酸化チタンの含水率や、粒子表面に介在する官能基にも左右される。
本発明においては、酸化チタン1gあたり亜鉛イオンを50μg〜100μg含有することが好ましく、55μg〜80μg含有することがより好ましい。
例えば、表面処理法と表面改質の合成法も異なり、一般的な酸化チタン、特に水可溶性成分の含有量に規制はない(特許第3018858号公報参照)。
また、陽イオン及び陰イオンでは、Na、Li、NO2、NO3、Cl等のハロゲン元素の介在があっても支障はない。
しかし、酸化チタンに含有する陽イオンとして亜鉛イオンは必要なイオンとなり、シランカップリング剤を用いたゾル−ゲル反応からのシラノール化の生成に不可欠な元素として関与してくる。
反応工程は一般の文献にも記述があるように、水の介在から加水分解機構で進行するためpHの調整が必要となる。
強い撥水性は、環境変動下による吸湿特性を極端に抑え(低下させ)、連続的なキャリア粒子との混合に際しても表面改質層の離脱は極めて少ない。
本発明に係る静電荷像現像用トナーの製造方法としては、粉砕法、乳化重合法等、周知慣用の方法を用いることができる。
好ましい例としては、トナー材料が溶解・分散した油相を水相に分散・乳化させて造粒する方法があげられる。
結着樹脂と、活性水素基を有する化合物と、変性ポリエステル樹脂と、着色剤と、離型剤と、を含むトナー組成物を有機溶媒中に溶解又は分散させて溶解物又は分散物とし、該溶解物又は分散物の有機溶媒液を、樹脂微粒子を含む水系媒体中に分散させると共に、得られた分散液から溶媒を除去することによりトナー母体が得られる。
さらに、トナー母体と同極性に帯電する流動化剤と、トナー母体と、をヘンシェルミキサーの如き混合機により充分混合し、トナー母体粒子表面に外添剤を有する本発明の静電荷像現像用トナーを得ることができる。
(1)ガラス転移温度(Tg)
ガラス転移点は、前記離型剤の融点測定方法と同様である。
本発明において、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によるクロマトグラムの分子量は次の条件で測定される。
検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、Pressure Chemical co.製あるいは、東洋ソーダ工業社製の分子量が6×102、2.1×103、4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。また、検出器にはRI(屈折率)検出器を用いる。
ソックスレー抽出における樹脂残分(ゲル分)とは、以下のように測定された値をもって定義する。
サンプル約0.5gを秤量し、円筒ろ紙(例えばNO.86Rサイズ28×100mm東洋ろ紙社製)に入れてソックスレー抽出器にかけ、溶媒としてTHF200mlを用いて、6時間で抽出する。このとき、THFの抽出サイクルが約4分〜5分に一回になるような還流速度で抽出を行う。抽出終了後、円筒ろ紙を取り出し、十分に乾燥し抽出残分を秤量する。ゲル分は、初めに投入した樹脂成分の重量をW1gとし、抽出残分中の樹脂成分の重量をW2gとしたときに、(W2/W1)×100(重量%)で表したものである。例えば、磁性トナーでは試料トナー重量から磁性体及び顔料の如き樹脂以外のTHF不溶成分の重量を差し引いた重量(W1g)または非磁性トナーでは試料トナー重量から顔料の如き樹脂以外のTHF不溶成分の重量を差し引いた重量(W1g)と、抽出残分重量から磁性体及び/又は顔料の如きTHF不溶成分の重量を差し引いた重量(W2g)とから上記式より計算することができる。
本発明の二成分現像剤は、前記静電荷像現像用トナーと、キャリアと、を含有し、適宜選択されるその他の成分を含む。
二成分現像剤として用いる場合、長期にわたるトナーの収支が行われても、トナーの粒子径の変動が少なく、現像装置における長期の撹拌においても、良好で安定した現像性及び画像が得られる。
前記前記静電荷像現像用トナーを二成分系現像剤に用いる場合には、前記キャリアと混合して用いればよい。前記二成分現像剤中の前記キャリアの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、90質量%〜98質量%が好ましく、93質量%〜97質量%がより好ましい。
前記キャリアとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、芯材と、芯材を被覆する樹脂層を有するものが好ましい。
前記芯材の材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、50emu/g〜90emu/gのマンガン−ストロンチウム系材料、マンガン−マグネシウム系材料、などが挙げられる。また、画像濃度を確保するためには、100emu/g以上の鉄粉、75emu/g〜120emu/gのマグネタイト等の高磁化材料を用いることが好ましい。また、穂立ち状態となっている現像剤の感光体に対する衝撃を緩和でき、高画質化に有利であることから、30emu/g〜80emu/gの銅−亜鉛系等の低磁化材料を用いることが好ましい。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記樹脂層の材料としては、特に制限はなく、公知の樹脂の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アミノ系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリハロゲン化オレフィン、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリトリフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビニリデンとアクリルモノマーの共重合体、フッ化ビニリデンとフッ化ビニルの共重合体、テトラフルオロエチレンとフッ化ビニリデンとフルオロ基を有さないモノマーの共重合体等のフルオロターポリマー、シリコーン樹脂、などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ポリビニル系樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、などが挙げられる。
前記ポリスチレン系樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体、などが挙げられる。
前記ポリハロゲン化オレフィンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリ塩化ビニル、などが挙げられる。
前記ポリエステル系樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、などが挙げられる。
前記塗布方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、浸漬塗工法、スプレー法、ハケ塗り法、などを用いることができる。
前記溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸ブチルセロソルブ、などが挙げられる。
前記焼き付けは、外部加熱方式であってもよいし、内部加熱方式であってもよく、例えば、固定式電気炉、流動式電気炉、ロータリー式電気炉、バーナー炉等を用いる方法、マイクロ波を用いる方法、などが挙げられる。
本発明の静電荷像現像用トナーを用いる画像形成装置の概略について以下述べる。
本発明の画像形成装置は静電潜像担持体(感光体)と、該静電潜像担持体表面を帯電させる帯電手段と、帯電された静電潜像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナーを用いて現像して可視像を形成する現像手段と、前記可視像を記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体に転写された転写像を定着させる定着手段とを少なくとも有しており、使用するトナーとして本発明のトナーを用いる。なお、前記帯電手段と、前記露光手段と、をあわせて静電潜像形成手段と称する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るカラー画像形成装置の内部構成図の一例を示す。この具体例はタンデム型間接転写方式の電子写真複写装置であるが、本発明の画像形成装置は本具体例に限ったものではない。
本発明の画像形成方法は、静電潜像担持体表面を帯電させる帯電工程と、帯電された静電潜像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光工程と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像して可視像を形成する現像工程と、前記可視像を記録媒体に転写する転写工程と、前記記録媒体に転写された転写像を定着させる定着工程とを少なくとも含み、現像剤として本発明の画像形成用トナーを含む現像剤を用いる。
図2に本発明の画像形成用トナーを有するプロセスカートリッジを備えた画像形成装置の概略構成を示す。
図2において、1はプロセスカートリッジ全体を示し、2は感光体、3は帯電手段、4は現像手段、5はクリーニング手段を示す。
本発明においては、感光体2、帯電手段3、現像手段4及びクリーニング手段5等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やプリンター等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
感光体2が所定の周速度で回転駆動される。感光体2は回転過程において、帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービーム走査露光等の像露光手段からの画像露光光を受け、こうして感光体の周面に静電潜像が順次形成され、形成された静電潜像は、次いで現像手段4によりトナー現像され、現像されたトナー像は、給紙部から感光体と転写手段との間に感光体の回転と同期されて給送された転写材に、転写手段により順次転写されていく。像転写を受けた転写材は感光体面から分離されて像定着手段へ導入されて像定着され、複写物(コピー)として装置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体の表面は、クリーニング手段によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面化され、更に除電された後、繰り返し画像形成に使用される。
(製造例)
<結晶性ポリエステルの分散液作製>
金属製2L容器に結晶性ポリエステル樹脂100g、結晶性ポリエステル用分散剤50g、酢酸エチル400gを入れ、70℃で加熱溶解させた後、氷水浴中で15℃/minの速度で急冷した。これにガラスビーズ(3mmφ)500mlを加え、バッチ式サンドミル装置(カンペハピオ社製)で10時間粉砕を行い、結晶性ポリエステル分散液を得た。
撹拌棒及び温度計を設置した反応容器に、水680部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩のエレミノールRS−30(三洋化成工業社製)12部、スチレン84部、メタクリル酸82部、アクリル酸ブチル100部及び過硫酸アンモニウム1部を入れ、400rpmで15分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。この乳濁液を加熱して系内温度を75℃まで昇温し、5時間反応させた。
反応後の反応液に、1重量%過硫酸アンモニウム水溶液30部を加え、75℃で5時間熟成し、ビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液である樹脂微粒子分散液を得た。
冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、プロピレングリコール450部、テレフタル酸650部、無水トリメリット酸100部及びチタンテトラブトキシド2部を仕込み、230℃(常圧)で10時間反応させ更に、10〜15mmHgで5時間反応させることにより、Mw=9500、ガラス転移点=55℃のプレポリマーを得た。
撹拌及び温度調節機能の付いたオートクレーブに、ビスフェノールAを1molと水酸化カリウムを2g入れ、135℃でエチレンオキサイドを0.1〜0.4MPa範囲の圧力下で導入し、その後3時間付加反応させた。反応生成物に吸着剤「キョーワード600」(協和化学工業社製:2MgO・6SiO2・XH2O)16gを投入し、90℃で30分攪拌し熟成させた。その後ろ過を行い、各付加物のエチレンオキサイド各付加モル体含有量が平均して2.2であるビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物を得た。
(製造例)
撹拌及び温度調節機能の付いたオートクレーブに、ビスフェノールAを1molと水酸化カリウム2g入れ、135℃でプロピレンオキサイドを0.1〜0.4MPa範囲の圧力下で導入し、その後3時間付加反応させた。反応生成物に吸着剤「キョーワード600」(協和化学工業社製:2MgO・6SiO2・XH2O)16gを投入し、90℃で30分攪拌し熟成させた。その後ろ過を行い、各付加物のプロピレンオキサイド各付加モル体含有量が平均して2.2であるビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物を得た。
冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2mol付加物660部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2mol付加物100部、テレフタル酸30部、無水トリメリット酸29部及びジブチルスズオキシド2部を仕込み、常圧下230℃で11時間反応させ、10〜15mmHgの減圧下で8時間反応させて、中間体ポリエステル樹脂を合成した。
次に、冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、中間体ポリエステル樹脂410部、イソホロンジイソシアネート89部及び酢酸エチル500部を仕込み、100℃で5時間反応させて、Mw=13000、ガラス転移点=58℃の非結晶性ポリエステル樹脂を得た。
(製造例1)
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1740重量部、長鎖アルキルカルボン酸成分1300重量部、長鎖アルキルアルコール成分1200重量部、さらにp−トルエンスルホン酸120重量部を加え十分攪拌し溶解後、5時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して炭素数分布内の炭素数差を表すαが8、AV+OHVを表すβが12、融点が52℃のモノエステルワックスAを得た。
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1700重量部、長鎖アルキルカルボン酸成分1500重量部、長鎖アルキルアルコール成分1000重量部、さらにp−トルエンスルホン酸100重量部を加え十分攪拌し溶解後、5時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して炭素数分布内の炭素数差を表すαが12、AV+OHVを表すβが12、融点が52℃のモノエステルワックスBを得た。
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1600重量部、長鎖アルキルカルボン酸成分1300重量部、長鎖アルキルアルコール成分1000重量部、さらにp−トルエンスルホン酸100重量部を加え十分攪拌し溶解後、5時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して炭素数分布内の炭素数差を表すαが8、AV+OHVを表すβが16、融点が52℃のモノエステルワックスCを得た。
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1600重量部、長鎖アルキルカルボン酸成分1300重量部、長鎖アルキルアルコール成分1000重量部、さらにp−トルエンスルホン酸100重量部を加え十分攪拌し溶解後、5時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して炭素数分布内の炭素数差を表すαが8、AV+OHVを表すβが2、融点が52℃のモノエステルワックスDを得た。
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1600重量部、長鎖アルキルカルボン酸成分900重量部、長鎖アルキルアルコール成分1000重量部、さらにp−トルエンスルホン酸120重量部を加え十分攪拌し溶解後、5時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して炭素数分布内の炭素数差を表すαが8、AV+OHVを表すβが12、融点が93℃のモノエステルワックスEを得た。
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1000重量部、長鎖アルキルカルボン酸成分1500重量部、長鎖アルキルアルコール成分1000重量部、さらにp−トルエンスルホン酸60重量部を加え十分攪拌し溶解後、5時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して炭素数分布内の炭素数差を表すαが8、AV+OHVを表すβが12、融点が48℃のモノエステルワックスFを得た。
水1200部、カーボンブラック(PrinteX35/デクサ製)〔DBP吸油量=42ml/100mg、pH=9.5〕540部、ポリエステル樹脂1200部を加え、ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)で混合し、混合物を2本ロールを用いて150℃で30分混練後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕し、マスターバッチAを得た。
<油相作製>
撹拌棒および温度計をセットした容器に、非結晶性ポリエステル樹脂378部、離型剤としてモノエステルワックスA50部、結晶性ポリエステル分散液を20質量部、CCA(サリチル酸金属錯体E−84:オリエント化学工業)20部、酢酸エチル950部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時問で30℃に冷却しワックス分散液Aを得た。次いで容器にマスターバッチ500部、酢酸エチル500部を仕込み、1時間混合し原料溶解液を得た。
上記の原料溶解液1324部を容器に移し、ビーズミルを用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/秒、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、カーボンブラック、ワックスの分散を行った。次いで、非結晶性ポリエステル樹脂Aの65%酢酸エチル溶液1042部加え、非結晶性ポリエステル分散液を得た。上記条件のビーズミルで1パスし、固形分濃度(130℃、30分)が50%のトナー材料液を得た。
水990部、樹脂微粒子分散液83部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液37部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを水相とする。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、イソホロンジアミン170部とメチルエチルケトン75部を仕込み、50℃で5時間反応を行い、アミン価=418のケチミン化合物を得た。
トナー材料液665部、プレポリマーを110部、結晶性ポリエステル分散液を74部、ケチミン化合物5部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5000rpmで1分間混合した後、容器に水相を1200部加え、TKホモミキサーで、回転数13000rpmで20分間混合し乳化スラリーを得た。
撹拌機および温度計をセットした容器に、乳化スラリーを投入し、30℃で8時間脱溶剤した後、45℃で4時間熟成を行い、分散スラリーを得た。
(1):分散スラリー100部を減圧濾過した後、濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12000rpmで10分間)した後濾過した。
(2):濾過ケーキに10%水酸化ナトリウム水溶液100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。
(3):濾過ケーキに10%塩酸100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12000rpmで10分間)した後濾過した。
(4):濾過ケーキにイオン交換水300部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12000rpmで10分間)した後濾過する、という前記(1)〜(4)の操作を2回行い濾過ケーキを得た。
最後に、濾過ケーキを循風乾燥機にて45℃で48時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩いトナー母体1を得た。
得られたトナー母体粒子100重量部に対し、疎水性シリカ(HDK H 2000/クラリアント株式会社製)を3.8重量部を添加し、ヘンシェルミキサ(三井鉱山株式会社製)にて周速33m/sの条件の下、3分間混合し、さらに酸化チタン(MT−150A/テイカ社製)を0.59重量部を同装置にて周速33m/sの条件の下、3分間混合した。混合後の粉体を目開き38μmのメッシュに通過させ、粗大粉を取り除き疎水性微粉末を外添したモノエステルワックスの含有量が6重量部のトナーAを作製した。
実施例1の得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を5重量部、酸化チタンを0.26重量部を用いた以外は同様にして、実施例2のトナーBを得た。
実施例1の得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を10重量部、酸化チタンを0.5重量部用いた以外は同様にして、実施例3のトナーCを得た。
実施例1の得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を9重量部、酸化チタンを1重量部用いた以外は同様にして、実施例4のトナーDを得た。
実施例1の得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を1重量部、酸化チタンを0.51重量部用いた以外は同様にして、実施例5のトナーEを得た。
実施例1のモノエステルワックスAをモノエステルワックスBに変えてトナー母体を作製し、得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を5重量部、酸化チタンを0.59重量部用いた以外は同様にして、実施例6のトナーFを得た。
実施例1のモノエステルワックスAをモノエステルワックスCに変えてトナー母体を作製し、得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスCの含有量を含有量3.5重量部に変更し、酸化チタンを0.18重量部用いた以外は同様にして、実施例7のトナーGを得た。
実施例1のモノエステルワックスAをモノエステルワックスDに変えてトナー母体を作製し、得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスDの含有量を含有量5.1重量部、酸化チタンを0.3重量部用いた以外は同様にして、実施例8のトナーHを得た。
実施例1の材料と同様のものを用いてトナー母体を作製し、得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を2.6重量部、酸化チタンを0.6重量部用いた以外は同様にして、実施例9のトナーIを得た。
実施例1のモノエステルワックスAをモノエステルワックスEに変えてトナー母体を作製し、得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を3.2重量部、酸化チタンを1重量部用いた以外は同様にして、実施例10のトナーJを得た。
実施例1のモノエステルワックスAをモノエステルワックスFに変えてトナー母体を作製し、得られたトナー母体粒子100重量部に対し、モノエステルワックスの含有量を5.5重量部、酸化チタンを0.86重量部用いた以外は同様にして、実施例11のトナーKを得た。
プレポリマー100重量部に対し、非結晶性ポリエステル樹脂20重量部、結晶性ポリエステル樹脂7重量部、モノエステルワックスA8.43重量部(トナー母体に対して6重量%の配合量であり、得られるトナー母体を100重量部とした場合、6重量部を内添していることとなる。)、色材として銅フタロシアニン顔料(Pig.15−3)(商品名 シアニンブルー4920:大日精化工業社製)4重量部、および帯電制御剤としてサリチル酸のジルコニウム塩1重量部とをヘンシェルミキサーにて混合した後、混練機で混練し、流動床式粉砕機およびローター式分級機で分級後、混合し、実施例12のトナーLを得た。なお、外添剤の混合処理については実施例1と同様に行った。
実施例1で用いた結晶性ポリエステル樹脂を分散した結晶性ポリエステル分散液、及び非結晶性ポリエステル樹脂を分散した非結晶性ポリエステル樹脂分散液、トナー原料液、及びワックス分散液Aを混合して混合分散液を調製し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩の重合体を添加し、所望のトナー径にほぼ近い径を持つ凝集粒子を凝集成長させた凝集微粒子分散液を作製し、その後非結晶性樹脂を分散した非結晶性樹脂分散液を添加し混合することにより、所望のトナー径にほぼ近い径を持つ凝集微粒子を作製する。さらに凝集微粒子表面に非結晶性樹脂を付着させての成長を停止させこれを加熱し、更に洗浄工程、固液分離工程、乾燥工程を経て実施例13のトナーMを得た。なお、得られたトナー母体において、モノエステルワックスの含有量は6重量部であり、外添剤の混合処理については実施例1と同様に行った。
<ワックス分散液の調製>
スチレン単量体、モノエステルワックスA6重量部を温度調節可能な容器に仕込み、ウルトラタラックスT−50(IKA社製)を用いて10000rpmで液温を常に65℃以下とし、40分間撹拌を行ってワックス分散液Bを得る。
このワックス粗分散液を温度調節可能な撹拌タンクに投入し、SCミル(三井鉱山社製)を途中に組み込んだ循環ラインにポンプで移送し、2時間循環させることによって微分散工程を行った。
スチレン単量体、サリチル酸系化合物アルミニウム錯体、カーボンブラック(Printex35デクサ製)〔DBP吸油量=42ml/100mg、pH=9.5〕を温度調節可能な撹拌槽に仕込み、撹拌を行って十分均一になじませた後に、SCミル(三井鉱山社製)を途中に組み込んだ循環ラインにポンプで移送し、90分間循環させることによって着色剤分散液を調製する。
ワックス分散液B、着色剤分散液、n−ブチルアクリレート単量体、結着樹脂を温度調節が可能な撹拌槽に投入し、常温下で撹拌混合した後、これを60℃まで昇温してからモノエステルワックスAを投入し、さらに撹拌を継続して重合性単量体組成物を得る。
水、リン酸三ナトリウムの成分を温度調節可能でクレアミックス(エム・テクニック社製)を備えた撹拌槽に投入し、60℃まで昇温した後、低速でリン酸三ナトリウムが完全に溶解するまで撹拌し水性分散媒を得た。
重合性単量体組成物、2、2’−アゾビス−(2、4−ジメチルバレロニトリル)とスチレン単量体を撹拌混合し、重合開始剤溶液を調製する。
クレアミックスを備えた撹拌槽中に重合性単量体組成物と水性分散媒を入れて撹拌を行い、重合性単量体組成物分散液を得る。
上述の工程により得られた重合性単量体組成物分散液を撹拌槽に導入し、重合体微粒子分散液を得て、それらを塩酸を添加して撹拌し、重合体微粒子を覆った分散安定剤を溶解した後に、フィルタープレスやベルトフィルターなどの公知のろ過器で脱水し、これを水中に投入撹拌し、再び分散液とした後に前述のろ過器で脱水した。重合体微粒子の水への再分散とろ過を分散剤が完全に洗浄されるまで繰り返し行って乾燥させた。その後、酸化チタンを0.59重量部用いて他の外添剤と同様に混合し、実施例14のトナーNを得た。なお、外添剤の混合処理については実施例1と同様に行った。
実施例1のモノエステルワックスの含有量を8重量部、酸化チタンを1.2重量部用いた以外は同様にして、実施例15のトナーOを得た。
結晶性ポリエステル樹脂および非結晶性ポリエステル樹脂を使用せずに、プレポリマーのみを用いて、実施例1のモノエステルワックスの含有量を2.6重量部、酸化チタンを0.25重量部用いた以外は同様にして、実施例18のトナーRを得た。
結晶性ポリエステル樹脂を使用せずに、実施例1のモノエステルワックスの含有量を10重量部、酸化チタンを0.71重量部用いた以外は同様にして、実施例19のトナーSを得た。
実施例1のモノエステルワックスの含有量を4重量部、酸化チタンを0.1重量部用いた以外は同様にして、比較例1の比較トナーAを得た。
実施例1のモノエステルワックスの含有量を2重量部、酸化チタンを0.2重量部用いた以外は同様にして、比較例2の比較トナーBを得た。
実施例1のモノエステルワックスの含有量を3.8重量部、酸化チタンを0.05重量部用いた以外は同様にして、比較例3の比較トナーCを得た。
実施例1のモノエステルワックスの含有量を10重量部、酸化チタンを3重量部用いた以外は同様にして、比較例4の比較トナーDを得た。
<ジエステルワックスの調製>
ジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1740重量部、炭素数C22のアルカンジカルボン酸1300重量部、炭素数C22のアルカンジオール1200重量部、さらにp−トルエンスルホン酸120重量部を加え十分攪拌し溶解後、7時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して、融点は60℃、C44含有量は47.6%、C38含有量は3.4%のジエステルワックスを得た。
実施例1のモノエステルワックスの代わりにジエステルワックスを用い含有量を6重量部、酸化チタンを0.59重量部用いた以外は同様にして、比較例5の比較トナーEを得た。
<トリエステルワックスの調製>
上記同様にジムロート還流器、Dean−Stark水分離器を備えた4つ口フラスコ反応装置にベンゼン1740重量部、炭素数C22のアルカントリカルボン酸1300重量部、炭素数C22のアルカントリオール1200重量部、さらにp−トルエンスルホン酸120重量部を加え十分攪拌し溶解後、9時間還流せしめた後、水分離器のバルブを開け、共沸留去を行った。共沸留去後炭酸水素ナトリウムで十分洗浄後、乾燥しベンゼンを留去した。得られた生成物を再結晶後、洗浄し精製して融点は77℃、C44含有量は46.6%、C38含有量は3.5%のトリエステルワックスを得た。
実施例1のモノエステルワックスの代わりにトリエステルワックスを用い含有量を6重量部、酸化チタンを0.59重量部用いた以外は同様にして、比較例6の比較トナーDを得た。
下記評価方法に従い、実施例および比較例の各トナーについて評価を行い、評価結果を表2に示す。
実施例及び比較例で得られたトナーの粒径は、コールターエレクトロニクス社製の粒度測定器「コールターカウンターIII」を用い、アパーチャー径100μmで測定した。また、体積平均粒径および個数平均粒径は上記粒度測定器により求めた。その結果、体積平均粒経および粒度分布(Dv/Dn)を測定したところ、全て体積平均粒径:4.0〜6.0μm、Dv/Dn=1.2以下の範囲であった。また、樹脂特性を表1に示す。
35μmのフェライトキャリアを用いた初期剤のQ/Mを測定後、リコー製imagioNeo450を用いて10000枚印刷させ、現像後の現像スリーブ下のアゴ部をセロハンテープでテーピングして938スペクトロデンシトメーター(X‐Rite社製)により測定した。その時のIDが0.6未満であれば◎、0.6〜0.8未満を○、0.8〜1.0未満を△、1.0以上を×とした。
定着性リコー製imagioNeo450を用いて、普通紙及び厚紙の転写紙(リコー製タイプ6200及びNBSリコー製複写印刷用紙<135>)にベタ画像で、1.0±0.1mg/cm2のトナーが現像される様に調整を行ない、定着ベルトの温度が可変となる様に調整を行なって、普通紙でオフセットの発生しない温度を、厚紙で定着下限温度を測定した。
この試験方法で定着可能な温度領域が135℃〜200℃を満たすトナーは定着装置の劣化、ユーザーの使用状況に影響されず、安定した定着画像が得られる。
またオフセットの発生する温度を測定した。
定着下限温度の評価条件は、紙送りの線速度を120〜150mm/秒、面圧を1.2kgf/cm2、ニップ幅を3mmとした。
また定着上限温度の評価条件は、送りの線速度を50mm/秒、面圧を2.0kgf/cm2、ニップ幅を4.5mmとした。
なお従来の低温定着トナーの定着下限温度は、140℃程度である。
また定着上限温度は、200℃以上である場合を○、180℃以上200℃未満である場合を△、180未満である場合を×として判定した。
トナーを50℃で8時間保管した後、42メッシュの篩で2分間篩い、金網上の残存率を測定した。
このとき、耐熱保存性が良好なトナー程、残存率は小さい。なお耐熱保存性は、残存率が1%未満である場合を○、1%以上5%未満である場合を△、5%以上である場合を×として判定した。
全ての項目において、以下の通りに規定する。
それぞれの項目において◎を1つ以上含む場合は総合判定を◎、△が2つ未満でありかつ×が1つもない場合は総合判定を○、△が2つ以上かつ×が1つもない場合は総合判定を△、×を1つでも含む場合は総合判定を×とする。
14・15・16 支持ローラ
17 中間転写体クリーニング装置
18 画像形成手段
20 タンデム画像形成部
22 2次転写装置
24 2次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 シート反転装置
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 感光体
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
60 帯電装置
61 現像装置
62 1次転写装置
64 除電装置
63 感光体クリーニング装置
61 現像装置
100 複写装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)
(図2について)
1 プロセスカートリッジ
2 感光体
3 帯電手段
4 現像手段
5 クリーニング手段
Claims (10)
- トナー母体と、該トナー母体表面に付着してなる外添剤と、を有し、
前記トナー母体は、結着樹脂と、着色剤と、離型剤と、を含み、
前記外添剤は、酸化チタンを含み、
前記離型剤は、モノエステルワックスを含有し、
前記トナー母体100重量部に対して含有される前記モノエステルワックスの重量部Aおよび前記酸化チタンの重量部Bが、下記式1及び2のいずれも満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナー。
5≦A+10B≦20 ・・・(式1)
80≦100−A/B≦98 ・・・(式2)
(ただし、A>0、B>0である。) - 前記モノエステルワックスは、C30〜C50に炭素数分布を持ち、かつ炭素数分布内の炭素数差をαとすると、α≦8であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記モノエステルワックスは、(AV+OHV)をβとすると、3≦β≦15以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記モノエステルワックスの重量部Aは、3〜16重量部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記モノエステルワックスは、融点が50〜90℃であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記トナー母体は、トナー材料が溶解・分散した油相を水相に分散・乳化させて造粒されてなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記酸化チタンの重量部Bは、0.1〜1重量部であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記トナー母体は、さらに結晶性ポリエステル樹脂を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- キャリアと、請求項1乃至8のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーと、を含有することを特徴とする二成分現像剤。
- 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像を静電荷像現像用トナーを用いて現像して可視像を形成する現像手段と、前記可視像を前記静電潜像担持体から記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体に転写された可視像を当該記録媒体に定着する定着手段と、を備え、
前記静電荷像現像用トナーは、請求項1乃至8のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012026753A JP2013164478A (ja) | 2012-02-09 | 2012-02-09 | 静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012026753A JP2013164478A (ja) | 2012-02-09 | 2012-02-09 | 静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013164478A true JP2013164478A (ja) | 2013-08-22 |
Family
ID=49175862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012026753A Pending JP2013164478A (ja) | 2012-02-09 | 2012-02-09 | 静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013164478A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112041755A (zh) * | 2018-05-31 | 2020-12-04 | 花王株式会社 | 液体显影剂 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001194823A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Fuji Xerox Co Ltd | フルカラー電子写真用トナー、フルカラー電子写真用現像剤、および、画像形成方法 |
JP2002072546A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-12 | Canon Inc | 磁性トナー |
JP2009133922A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Nippon Zeon Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
JP2010230917A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像用現像剤および画像形成装置 |
JP2011033823A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | トナーとその製造方法、現像剤、現像剤収容容器および画像形成方法 |
JP2011047987A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Canon Inc | トナー |
JP2011237801A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Toshiba Corp | 現像剤 |
-
2012
- 2012-02-09 JP JP2012026753A patent/JP2013164478A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001194823A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Fuji Xerox Co Ltd | フルカラー電子写真用トナー、フルカラー電子写真用現像剤、および、画像形成方法 |
JP2002072546A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-12 | Canon Inc | 磁性トナー |
JP2009133922A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Nippon Zeon Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
JP2010230917A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像用現像剤および画像形成装置 |
JP2011033823A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | トナーとその製造方法、現像剤、現像剤収容容器および画像形成方法 |
JP2011047987A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Canon Inc | トナー |
JP2011237801A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Toshiba Corp | 現像剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112041755A (zh) * | 2018-05-31 | 2020-12-04 | 花王株式会社 | 液体显影剂 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5482951B2 (ja) | 静電画像形成用トナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
KR101665508B1 (ko) | 전자사진용 토너 및 그의 제조방법 | |
JP5471865B2 (ja) | トナー、並びに、現像剤及び画像形成方法 | |
EP1624345B1 (en) | Full color toner, image forming method, fixing device, developer, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP5617446B2 (ja) | 電子写真用トナー及び画像形成装置 | |
KR101368743B1 (ko) | 정전잠상 현상용 투명 토너, 정전잠상 현상제, 토너 카트리지, 프로세스 카트리지, 화상 형성 장치 및 화상 형성 방법 | |
JP6354779B2 (ja) | 画像形成方法、静電荷像現像剤セット、および画像形成装置 | |
JP5471697B2 (ja) | トナー及びそれを用いたトナー収容容器、現像剤及びそれを用いたプロセスカートリッジ、並びに、画像形成装置 | |
JP5545046B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2006133348A (ja) | 静電荷像現像用マゼンタトナー及びトナーカートリッジ並びにプロセスカートリッジ | |
KR20120088259A (ko) | 정전하상 현상용 토너, 그 제조방법, 이 토너를 채용한 토너 공급 수단과 화상 형성 장치, 및 이 토너를 이용한 화상 형성 방법 | |
US10088766B2 (en) | Layered inorganic mineral, toner, and image forming apparatus | |
JP2006276063A (ja) | 静電荷像現像用トナー、その製造方法、並びに、これを用いた静電荷像現像用現像剤および画像形成方法 | |
JP6032529B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5708065B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2008020606A (ja) | トナー | |
JP5915262B2 (ja) | 透明トナー及びそれを用いて形成されたトナー像、静電潜像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、並びに、画像形成方法 | |
US9880479B2 (en) | Toner, toner stored unit, image forming apparatus, and image forming method | |
US20160187795A1 (en) | Toner, developer, and image forming apparatus | |
JP4335099B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー製造方法 | |
JP5540819B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2013164478A (ja) | 静電荷像現像用トナー、並びに該静電荷像現像用トナーを用いた二成分現像剤及び画像形成装置 | |
US10712680B2 (en) | White toner for electrostatic image development, electrostatic image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method | |
JP2015135367A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2011008127A (ja) | 静電潜像現像用透明トナー、静電潜像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160405 |