JP2013163357A - 木質化粧板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数や製造工程を増加させることなく、簡便な構成で意匠性と耐久性を高めることのできる木質化粧板とその製造方法を提供する。
【解決手段】凹部5を有する金属板10と、凹部5に嵌合されている本杢板20と、少なくとも本杢板20のうち凹部5と当接しない面11と金属板10のうち本杢板20の外縁を形成する面1とを被覆する塗膜30と、を備えている。また、この木質化粧板50は、金属板10の凹部5に本杢板20を嵌合させ、少なくとも本杢板20のうち凹部5と当接しない面11と金属板10のうち本杢板20の外縁を形成する面1とに塗膜30を塗装することによって製造される。
【選択図】図1

Description

本発明は、木質化粧板とその製造方法に関するものである。
従来から、象嵌などの手法によって本杢加飾板の外側を金属めっき部材で縁取った木質化粧板は、自動車の内装部品や家具などの様々な製品に適用されている。
ところで、上記する本杢加飾板においては、たとえば木目調の樹脂パネルなどと異なり、大気と接触することによって大気中に含まれる水分を吸収して変形したり、大気中に含まれる酸素と酸化して変色・変質することが知られている。
このような問題に対して、上記する本杢加飾板においては、たとえばポリエステル系樹脂からなるクリア層を当該本杢加飾板の表面に塗装することによって、本杢板の保護や意匠性の向上を実現している。
図7(a)は、表面にクリア層を塗装した本杢加飾板を金属めっき部材の凹部に嵌合させた従来の木質化粧板の一部を拡大して示した図である。図示する従来の木質化粧板Fにおいては、本杢加飾板Bの表面に塗装したクリア層Cの外周面が丸みを帯びていることから、クリア層Cと金属めっき部材Aとの間に隙間Dが発生し、木質化粧板Fの意匠性が低下する。特に、クリア層Cの寸法精度が低下する場合には、前記隙間Dが大きくなるため、木質化粧板Fの意匠性がさらに低下する可能性がある。また、使用に際して前記隙間Dに異物が混入した場合には、前記隙間Dにおける色彩が大きく変化するため、木質化粧板Fの意匠性がさらに低下する可能性がある。
図7(b)は、本杢加飾板の表面に塗装したクリア層の端部をバフ研磨加工やNC加工などによって研磨した後、当該本杢加飾板を金属めっき部材の凹部に嵌合させた従来の木質化粧板の一部を拡大して示した図である。図示する従来の木質化粧板Fにおいては、クリア層Cの端部E1を研磨することによって本杢加飾板Fの形状を調整することができるものの、上記するバフ研磨加工やNC加工などの研磨精度が低下する場合には、依然としてクリア層Cと金属めっき部材Aとの間に隙間Dが発生するため、木質化粧板Fの意匠性が低下する。また、図示するように、クリア層Cの端部E1を研磨することによって本杢加飾板Bの端部E2が露出している場合には、金属めっき部材Aとクリア層Cとの間の隙間Dを介して凹部内部へ侵入した大気が本杢加飾板Bの端部E2と接触するため、上記するように本杢加飾板Fが変形したり変色・変質して、その意匠性がさらに低下する可能性がある。
上記する問題に対して、特許文献1には、本杢加飾板の側面に形成されるクリア層の寸法精度を向上させることを目的として、クリア層の塗装工程を追加した技術が開示されている。
特開2003−001610号公報
特許文献1に開示されている木質化粧板やその製造方法によれば、塗装工程を複数回実施することによって本杢加飾板の側面に形成されるクリア層の厚みを相対的に薄くすることができ、クリア層の寸法精度を高めて木質化粧板の意匠性を向上させることができる。
しかしながら、特許文献1に開示されている木質化粧板やその製造方法においては、本杢加飾板の塗装工程が煩雑となるといった課題がある。また、本杢加飾板の表面に形成されるクリア層の外周面は依然として丸みを帯びているため、金属めっき部材とクリア層との間に隙間が発生するといった課題を十分に解消するまでは至っていない。
本発明は、上記する問題に鑑みてなされたものであり、部品点数や製造工程を増加させることなく、簡便な構成で意匠性と耐久性を高めることのできる木質化粧板とその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明の木質化粧板は、凹部を有する金属板と、前記凹部に嵌合されている本杢板と、少なくとも前記本杢板のうち前記凹部と当接しない面と前記金属板のうち前記本杢板の外縁を形成する面とを被覆する塗膜と、を備えているものである。
上記する形態によれば、金属板の凹部に本杢板を嵌合させた木質化粧板において、木質化粧板を構成する本杢板のうち金属板の凹部と当接しない面と金属板のうち本杢板の外縁を形成する面とを被覆する塗膜を備えることで、たとえば金属板の凹部に嵌合された本杢板と前記金属板との間に隙間が発生する場合であっても、当該隙間を塗膜によって被覆して本杢板と金属板を塗膜によって連続的に繋ぐことができるため、この塗膜によって本杢板と大気との接触を抑止しながら本杢板と金属板との境界部における見栄え性を効果的に高めることができる。
また、本発明の木質化粧板の製造方法は、金属板の凹部に本杢板を嵌合させ、少なくとも前記本杢板のうち前記凹部と当接しない面と前記金属板のうち前記本杢板の外縁を形成する面とに塗膜を塗装する方法である。
上記する方法によれば、金属板の凹部に本杢板を嵌合させた後に、本杢板のうち金属板の凹部と当接しない面と金属板のうち本杢板の外縁を形成する面とに塗膜を塗装するという簡便な改良方法を適用することで、たとえば金属板の凹部に嵌合された本杢板と前記金属板との間に隙間が発生する場合であっても、その隙間を塗膜によって被覆して本杢板と金属板を塗膜によって連続的に繋ぎ、本杢板を金属板の凹部内に封止することができるため、塗膜によって本杢板と大気との接触を抑止しながら本杢板と金属板との境界部における見栄え性を効果的に高めることができる。
ここで、前記塗膜の塗装方法としては、たとえば塗料の吹き付けや塗料の射出成形などを挙げることができる。塗料の吹き付けによって塗膜を形成する場合には、塗膜の塗装工程を簡素化することができる。また、塗料の射出成形によって塗膜を形成する場合には、本杢板のうち金属板の凹部と当接しない面や金属板のうち本杢板の外縁を形成する面に対して任意の厚みで均質な塗膜を形成することができ、木質化粧板の意匠性をより一層高めることができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の木質化粧板とその製造方法によれば、部品点数や製造工程を増加させることなく、簡便な構成で本杢板と大気との接触を抑止しながら本杢板と金属板との境界部における見栄え性を効果的に高めることができるため、意匠性と耐久性に優れた木質化粧板を提供することができる。
本発明に係る木質化粧板の実施例1を模式的に示す斜視図である。 図1に示す木質化粧板のII−II矢視図である。 本発明に係る木質化粧板の実施例2を模式的に示す縦断面図である。 本発明に係る木質化粧板の製造方法の実施例1を模式的に示す図である。 本発明に係る木質化粧板の製造方法の実施例2を模式的に示す図である。 本発明に係る木質化粧板の他の実施例を模式的に示す縦断面図である。 従来の木質化粧板の一部を拡大して示した一部拡大図であり、(a)は表面にクリア層を塗装した本杢加飾板を金属めっき部材の凹部に嵌合させた木質化粧板、(b)は本杢加飾板の表面に塗装したクリア層の端部を研磨した後、当該本杢加飾板を金属めっき部材の凹部に嵌合させた木質化粧板の一部を拡大して示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[木質化粧板の実施例1]
図1は、本発明に係る木質化粧板の実施例1を模式的に示す斜視図であり、図2は、図1に示す木質化粧板のII−II矢視図である。
図1で示すように、実施例1の木質化粧板50は、凹部5を有する金属板10と、前記凹部5に嵌合されている本杢板20と、本杢板20のうち金属板10の凹部5と当接しない面(図中、上面)11と金属板10のうち本杢板20の外縁を形成する面1とを被覆する塗膜30と、を備えている。
ここで、金属板10の形成素材としては、たとえばアルミニウムや鋼などを挙げることができ、塗膜30の形成素材としては、たとえばポリエステル系樹脂からなるクリア層を挙げることができる。
上記する金属板10の凹部5は平面視で略矩形状を呈しており、本杢板20は金属板10の凹部5と相補的な形状を呈している。
図2に示すように、本杢板20は、その下面12を金属板10の凹部5の下面2と当接させ、その側面13を凹部5の側面3と略当接させるように凹部5に嵌合されており、本杢板20の側面13の高さと凹部5の上下方向の深さが略同一であるため、本杢板20の上面11と金属板10のうち本杢板20の外縁を形成する面1とは略面一に構成されている。そして、この略面一に構成された本杢板20の上面11と金属板10の上面1からなる意匠面に略透明な前記塗膜30が形成されている。
ここで、金属板10の凹部5に対する本杢板20の嵌合時の作業性を考慮して、本杢板20の側面13は少なくとも金属板10の凹部5の側面3よりも小さくなるような寸法公差を有していることが好ましい。そのため、本杢板20の側面13と金属板10の凹部5の側面3との間には僅かながら隙間Gが発生する可能性がある。
しかしながら、図示する木質化粧板50によれば、上記隙間Gを一体的に形成した塗膜30によって被覆して本杢板20と金属板10を塗膜30によって連続的に繋ぎ、本杢板20を金属板10の凹部5内に封止することができるため、本杢板20と大気との接触を抑止することができるとともに、本杢板20と金属板10との境界部における段差等を抑制してその見栄え性を高めることができる。また、木質化粧板50によれば、金属板10に設けた凹部5に本杢板20を嵌合させるため、金属板10の剛性を高めて芯金材とすることができ、簡単な構成でもって木質化粧板50の剛性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、木質化粧板50の剛性を高めるために、金属板10のうち凹部5が形成された上面1とは反対側の下面4に樹脂製の基材Kが配置されている。また、本杢板20の上面11と金属板10の上面1からなる意匠面に形成される塗膜30の厚みを均一化するために、金属板10の側面6や基材Kの側面KAにも前記塗膜30が塗装されている。
[木質化粧板の実施例2]
図3は、本発明に係る木質化粧板の実施例2を模式的に示す縦断面図である。
実施例2の木質化粧板50Aは、実施例1の木質化粧板50に対して、本杢材20Aの側面13Aの高さが金属板10の凹部5の側面3の高さよりも相対的に小さく、本杢板20Aが金属板10の凹部5内に収容されるように嵌合されている点が相違しており、木質化粧板50Aを構成する金属板10等の構成は実施例2と同様である。したがって、実施例1の木質化粧板50と同様の構成については、同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。
具体的には、実施例2の木質化粧板50Aを構成する本杢板20Aは、その下面12Aを金属板10の凹部5の下面2と当接させ、その側面13Aを凹部5の側面3の下方部3bと略当接させるように嵌合されており、本杢板20Aの上面11Aと金属板10の凹部5の側面3の上方部3aとで画定される領域に塗膜30Aが形成されている。そして、塗膜30Aの上面と金属板10の上面1とが略面一に構成されており、この略面一に構成された塗膜30Aの上面と金属板の上面1とで意匠面が形成されている。
この実施例2においても、本杢板20Aの側面13Aは少なくとも金属板10の凹部5の側面3の上方部3aや下方部3bよりも小さくなるような寸法公差を有していることが好ましく、本杢板20Aの側面13Aと金属板10の凹部5の側面3の下方部3bとの間には僅かながら隙間Gが発生する可能性があるものの、本杢板20Aの上面11Aと金属板10のうち本杢板20Aの外縁を形成する面、すなわち金属板10の凹部5の側面3の上方部3aとを被覆する塗膜30Aを形成し、上記隙間Gを塗膜30Aによって被覆することによって、本杢板20Aと大気との接触を抑止することができるとともに、本杢板20Aと金属板10との境界部(図中、本杢板20Aの側面13Aと凹部5の側面3との間)における見栄え性を高めることができる。
なお、図示例においては、本杢板20Aの上面11Aと金属板10の凹部5の側面3の上方部3aとで画定される領域に塗膜30Aが形成されている形態について説明したが、たとえば金属板10の上面1に塗膜を形成し、本杢板20Aの上面11Aに形成された塗膜と金属板10の上面1に形成された塗膜を面一に構成してもよい。
次に、図4、5を参照して本発明に係る木質化粧板の製造方法を説明する。なお、図4、5においては、上記する図1、2で示す木質化粧板50を製造する方法についてより具体的に説明する。
[木質化粧板の製造方法の実施例1]
図4は、本発明に係る木質化粧板の製造方法の実施例1を模式的に示す図である。
図示するように、まず、その一方面(図中、上面1)に平面視で略矩形状を呈する凹部5を有する金属板10と、金属板10の凹部5と相補的形状を呈する本杢板20と、金属板10の凹部5の下面2と本杢板20の下面12とを接着固定するための接着紙40と、を用意する(Step1)。なお、金属板10に凹部5を形成することによって、たとえば平板からなる金属板と比較して金属板10の剛性を高めることができる。
次いで、金属板10の凹部5の下面2と本杢板20の下面12との間に接着紙40を介在させた状態で、熱間プレスや熱間ローラ等を用いて金属板10の凹部5に本杢板20を嵌合させて金属板10の凹部5の下面2と本杢板20の下面12とを接着固定する(Step2)。ここで、本杢板20の側面13の高さと凹部5の上下方向の深さが略同一であるため、本杢板20の上面11と金属板10のうち本杢板20の外縁を形成する上面1とは略面一に構成されている。また、金属板10の凹部5に対する本杢板20の嵌合時の作業性を考慮して、本杢板20の側面13は金属板10の凹部5の側面3よりも小さくなるような寸法公差を有しており、本杢板20の側面13と金属板10の凹部5の側面3との間には僅かながら隙間Gが発生する。
次に、上記Step1によって形成された複合板49の一部を切り出しや打ち抜きなどによって所望の形状に裁断し(Step3)、その裁断された複合板49Aを所定の適用箇所に合わせた成形型を用いて三次元的に塑性変形させる(Step4)。
そして、塑性変形された複合板49Bの金属板10の下面4に射出成形等によって所定形状の基材Kを成形し(Step5)、基材Kが成形された複合体49Cのうち本杢板20の上面11と金属板10の上面1からなる意匠面に塗料を吹き付けて塗膜30を塗装する(Step6)。なお、Step6においては、金属板10の側面6や基材Kの側面KAにも塗料が吹き付けられて略透明な塗膜30が形成される。
上記Step6の塗料の吹き付け工程によって、本杢板20の側面13と金属板10の凹部5の側面3との間の隙間Gが塗膜30によって被覆され、本杢板20と金属板10とが塗膜30によって滑らかに繋がれるため、本杢板20と大気との接触を抑止することができるとともに、本杢板20と金属板10との境界部における段差等を抑制してその見栄え性を高めることができる。
[木質化粧板の製造方法の実施例2]
図5は、本発明に係る木質化粧板の製造方法の実施例2を模式的に示す図である。なお、図5に示す実施例2の製造方法は、図4に示す実施例1の製造方法に対して塗膜の塗装工程(Step6)が相違しており、その他の工程は同様であるため、図4に示す実施例1の製造方法と同様の工程については、その詳細な説明は省略する。
図5に示す製造方法のStep6においては、基材Kが成形された複合体49Cを成形型に配置し、本杢板20の上面11と金属板10の上面1からなる意匠面に射出成形によって塗料を射出して塗膜30を形成する。そして、塗膜30の硬化後に複合体49Cを脱型することによって木質化粧板50を作製する。
この方法によれば、上記する意匠面に対して任意の厚みで均質な塗膜30を形成することができるため、木質化粧板50の意匠性をさらに高めることができる。
なお、上記する実施の形態においては、本杢板が矩形状の略平板からなる形態について説明したが、たとえば模様や文字などを構成する金属面を本杢板に形成してもよい。
また、上記する実施の形態においては、本杢板を金属板の凹状を呈する凹部に嵌合させる形態について説明したが、たとえば図4で示す木質化粧板の製造方法の実施例1のStep3で示すような段付きの窪みからなる凹部を金属板に予め形成しておき、本杢板の側面の一部が露出するようにその凹部に本杢板を嵌合させて、本杢板のうち窪みからなる凹部と当接しない面と金属板のうち本杢板の外縁を形成する面とに塗膜を塗装してもよい。また、たとえば図6で示すように、意匠面となり得る面に対して一部が窪んだ形状の凹部5Bを有する金属板10Bを用意し、本杢板20Bの下面12B側のみを前記凹部5Bと当接させ、本杢板20Bの上面11Bと側面13Bを露出させるようにその凹部5Bに本杢板20Bを嵌合させ、本杢板20Bのうち凹部5Bと当接しない上面11Bと側面13Bと金属板10Bのうち本杢板20Bの外縁を形成する上面1Bや側面6B等とに塗膜30Bを塗装して木質化粧板50Bを製造してもよい。
さらに、上記する実施の形態においては、所定の厚みを有する金属板の表面に凹部が設けられている形態について説明したが、たとえば平板状の金属板の一部を窪んだ形状等に変形させて当該金属板に凹部を形成してもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…金属板の上面、2…凹部の下面、3…凹部の側面、4…金属板の下面、5…凹部、6…金属板の側面、10…金属板、11…本杢板の上面、12…本杢板の下面、13…本杢板の側面、20…本杢板、30…塗膜、50…木質化粧板、K…基材、KA…基材の側面、G…隙間

Claims (5)

  1. 凹部を有する金属板と、
    前記凹部に嵌合されている本杢板と、
    少なくとも前記本杢板のうち前記凹部と当接しない面と前記金属板のうち前記本杢板の外縁を形成する面とを被覆する塗膜と、を備えている木質化粧板。
  2. 前記本杢板は前記金属板の前記凹部と相補的な形状を有しており、前記本杢板のうち前記凹部と当接しない面と前記金属板のうち前記本杢板の外縁を形成する面とは面一に構成されている請求項1に記載の木質化粧板。
  3. 金属板の凹部に本杢板を嵌合させ、少なくとも前記本杢板のうち前記凹部と当接しない面と前記金属板のうち前記本杢板の外縁を形成する面とに塗膜を塗装する木質化粧板の製造方法。
  4. 前記塗膜は、塗料の吹き付けにより、もしくは、塗料の射出成形により塗装される請求項3に記載の木質化粧板の製造方法。
  5. 前記本杢板は前記金属板の前記凹部と相補的な形状を有しており、前記本杢板のうち前記凹部と当接しない面と前記金属板のうち前記本杢板の外縁を形成する面とは面一に構成されている請求項3または4に記載の木質化粧板の製造方法。
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