JP2013163235A - 光学素子加工用工具及び光学素子製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学素子の被加工面と当接して該被加工面を研削又は研磨する加工面10aを有する光学素子加工用工具1において、加工面10aを複数のセグメント12、13に分割するスリット11が設けられ、複数のセグメント12のうち、スリット11に囲まれる少なくとも1つのセグメント12は、全内角が鈍角である多角形状をなす。
【選択図】図1
Description
上記光学素子加工用工具において、前記スリットは網目状をなすことを特徴とする。
上記光学素子加工用工具において、前記スリットは、直線及び鈍角のコーナーからなるパターンをなすことを特徴とする。
図1は、実施の形態1に係る光学素子加工用工具(以下、単に加工用工具ともいう)を示す斜視図である。図2は、図1に示す加工用工具の平面図である。図3は、図2のA−A断面図である。
まず、図4Aに示すように、円柱状の砥石16を用意し、例えばカップ状の研削工具を用いて、円柱の一端を凸の球面形状に研削加工することにより、加工面10aを形成する。
まず、図示しない研磨装置又は研削装置に、加工用工具1を中心軸R0に対して回転可能に取り付けると共に、該研磨装置又は研削装置に設けられた治具110に、加工対象である光学素子材料(硝材等)100を取り付ける。治具110及び光学素子材料100は、加工用工具1の回転に対して従属的に回転自在となっている。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図6は、実施の形態2に係る加工用工具を示す平面図である。図6に示すように、実施の形態2に係る加工用工具2は、砥石10の加工面10aに対し、実施の形態1よりも幅広いスリット21を設けることにより、複数のセグメント22を形成したものである。なお、加工面10aを含む砥石10の全体形状及び保持具15の構造については、実施の形態1と同様である。
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図7は、実施の形態3に係る加工用工具を示す平面図である。図7に示すように、実施の形態3に係る加工用工具3は、砥石10の加工面10aに対し、中心軸R0から外周に向かうほど各セグメント32〜34の面積が大きくなるようにスリット31を設けている。なお、加工面10aを含む砥石10の全体形状及び保持具15の構造については、実施の形態1と同様である。
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
図8は、実施の形態4に係る加工用工具を示す平面図である。図8に示すように、実施の形態4に係る加工用工具4は、砥石10の加工面10aに対し、中心軸R0から外周に向かうほど各セグメント42〜44の面積が小さくなるようにスリット41を設けている。なお、加工面10aを含む砥石10の全体形状及び保持具15の構造については、実施の形態1と同様である。
次に、本発明の実施の形態5について説明する。
図9は、実施の形態5に係る加工用工具を示す平面図である。図9に示すように、実施の形態5に係る加工用工具5は、砥石10の加工面10aに対し、中心軸R0から外周に向かうほど各セグメント52〜54の面積が小さくなり、且つ、セグメント52〜54の数が増加するようにスリット51を設けている。言い換えると、実施の形態5は、実施の形態3において外周側に配置したセグメント34を、面積はそのままで細分化したものである。なお、加工面10aを含む砥石10の全体形状及び保持具15の構造については、実施の形態1と同様である。
次に、本発明の実施の形態6について説明する。
図10は、実施の形態6に係る加工用工具を示す平面図である。図10に示すように、実施の形態6に係る加工用工具6は、砥石10の加工面10aに対してスリット61を設け、形状が異なる複数種類の多角形をなすセグメント62、63を形成したものである。具体的には、セグメント62は五角形状をなし、該セグメント62を囲むセグメント63は六角形状をなしている。これらのセグメント62、63の全内角は鈍角となっている。このように、加工面10aに形成されるセグメントの形状は、必ずしも1種類には限定されず、いずれも内角が鈍角の多角形であれば、複数種類を組み合わせてセグメントのパターンを形成しても良い。なお、加工面10aを含む砥石10の全体形状及び保持具15の構造については、実施の形態1と同様である。
10、16 砥石
10a 加工面
10b 凹部
10c 雌ネジ
11、21、31、41、51、61 スリット
11a 底部
12、13、22、32〜34、42〜44、52〜54、62、63 セグメント
15 保持具
15a 雄ネジ部
100 光学素子材料
101 被加工面
110 治具
Claims (10)
- 光学素子の被加工面と当接して該被加工面を研削又は研磨する加工面を有する光学素子加工用工具において、
前記加工面を複数のセグメントに分割するスリットが設けられ、
前記加工面の中心軸と直交する面への投影像において、前記複数のセグメントのうち、前記スリットに囲まれる少なくとも1つの多角形状のセグメントは、全内角が鈍角である多角形状をなすことを特徴とする光学素子加工用工具。 - 前記加工面は球面形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の光学素子加工用工具。
- 前記スリットは網目状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子加工用工具。
- 前記スリットは、直線及び鈍角のコーナーからなるパターンをなすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具。
- 前記多角形状のセグメントを複数有し、
前記加工面の中心軸と直交する面への投影像において、複数の前記多角形状のセグメントの各々の面積が互いに等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具。 - 前記多角形状のセグメントを複数有し、
前記加工面の中心軸と直交する面への投影像において、複数の前記多角形状のセグメントの各々の面積が前記加工面の中心から外周側に向かって大きくなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具。 - 前記多角形状のセグメントを複数有し、
前記加工面の中心軸と直交する面への投影像において、複数の前記多角形状のセグメントの各々の面積が前記加工面の中心から外周側に向かって小さくなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具。 - 前記加工面の中心軸と直交する面への投影像において、前記加工面の面積に対する前記少なくとも1つの多角形状のセグメントの各々の面積の割合が1%以上20%以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具。
- 前記加工面の中心軸と直交する面への投影像において、前記加工面の面積に対する前記複数のセグメントの総面積の割合が、20%以上70%以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学素子加工用工具が有する前記加工面を、前記光学素子の前記被加工面に当接させる工程と、
前記加工面を前記被加工面に当接させた状態で、前記中心軸を回転軸として前記光学素子加工用工具を前記光学素子に対して相対的に回転させることにより、前記被加工面を研削又は研磨する工程と、
を含むことを特徴とする光学素子製造方法。
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2012
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