JP2013163226A - ブラスト除染システム及び該システムを用いたブラスト施工方法 - Google Patents

ブラスト除染システム及び該システムを用いたブラスト施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原子力発電施設等の密閉が容易な場合以外においても、被ばくを低減しつつブラスト法を有効活用できるブラスト除染システムを提供する。
【解決手段】ブラスト材を噴射しつつブラスト材と被研削材の回収が可能なバキューム式ブラストガン10と、バキューム式ブラストガンが搭載される台車11と、バキューム式ブラストガンで回収されたブラスト材と被研削材とを分離し、分離したブラスト材を再利用すべく圧縮エアーによりバキューム式ブラストガンに供給するサイクロンセパレータ付きブラスト機12と、サイクロンセパレータ付きブラスト機で分級された被研削材を含む排気を処理する排気処理装置13と、を備えたブラスト除染システムにおいて、バキューム式ブラストガンは多関節アーム14を介して台車に搭載されると共に、台車とサイクロンセパレータ付きブラスト機と排気処理装置を遠隔で操作・監視する第1及び第2の遠隔操作盤17,30を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば原子力発電施設(プラント)内における除染対象(放射能で汚染された機器や建屋,配管,タンク,蒸気タービン等の構造材)の表面をブラストにより研削して放射性物質を除去すると共に除去した放射性物質を後処理するブラスト除染システム及び該システムを用いたブラスト施工方法に関する。
原子力発電施設内での除染方法の一つとして、配管内面のような密閉が容易な対象ではブラスト法は特許文献1や特許文献2等で一般的であるが、除染対象が一般的に開放された場所にあるものやその場所そのものが除染対象の場合、多種多様な対象にブラストガンを案内するには作業員が手で案内、押し付ける必要があり、且つ、除染を必要とする場所は高線量環境下で大きな被ばくを伴うことから、ブラスト法の実現は困難であった。
特開2000−75095号公報(段落0057〜0065,図5) 特開2007−107979号公報
そこで、本発明は、原子力発電施設等の密閉が容易な場合以外においても、被ばくを低減しつつブラスト法を有効活用できるようにすることを課題として提案されたもので、ブラストガンや当該ブラストガンを搭載した台車はもとよりブラストガンで除去した放射性物質の後処理設備も遠隔で操作できるようにして、作業員の被ばくを低減することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るブラスト除染システムは、
ブラスト材を噴射しつつブラスト材と被研削材の回収が可能なバキューム式ブラストガンと、
前記バキューム式ブラストガンが搭載される台車と、
前記バキューム式ブラストガンで回収されたブラスト材と被研削材とを分離し、分離したブラスト材を再利用すべく圧縮エアーによりバキューム式ブラストガンに供給するサイクロンセパレータ付きブラスト機と、
前記サイクロンセパレータ付きブラスト機で分級された被研削材を含む排気を処理する排気処理装置と、
を備えたブラスト除染システムにおいて、
前記バキューム式ブラストガンは多関節アームを介して前記台車に搭載されると共に、前記台車とサイクロンセパレータ付きブラスト機と排気処理装置を遠隔で操作・監視する遠隔操作装置を設けたことを特徴とする。
また、
前記バキューム式ブラストガンは、ブラスト材を噴射するためのブラストノズルとブラスト材と被研削材の飛散を防止しつつ回収するためのカバー及びブラシとを備えると共に、前記ブラストノズルにはブラスト材を供給するためのブラスト材供給ホースが繋がり、前記カバーには被研削材を含むブラスト材を回収するためのブラスト材回収ホースが繋がっていることを特徴とする。
また、
前記ブラストノズルは、そのノズル内径が異なるものと交換可能になっていることを特徴とする。
また、
前記ブラシは、縮れ毛状で直径が0.4〜0.7mmのナイロンブラシであることを特徴とする。
また、
前記ブラシは、除染対象の形状に応じて交換可能になっていることを特徴とする。
また、
前記ブラシの少なくとも両脇に位置して取付け高さが調整可能な車輪を設けたことを特徴とする。
また、
前記台車には、撮影角度が調整可能な照明器付きカメラが搭載されていることを特徴とする。
また、
前記台車又は多関節アームには、放射線計測器が搭載されていることを特徴とする。
また、
前記サイクロンセパレータ付きブラスト機は、サイクロンセパレータで分離されたブラスト材がホッパーに溜められ、機器停止時に弁が開いてホッパー内のブラスト材がホッパー下方のブラストタンクに自然落下・充填されることを特徴とする。
また、
前記排気処理装置は、サイクロンセパレータ付きブラスト機の排気中から個体状のブラスト材及び被研削材を分離する第2のサイクロンセパレータと、この第2のサイクロンセパレータの排気中から紛体状のブラスト材及び被研削材を捕集するフィルター集塵機と、このフィルター集塵機の排気をさらにフィルタリングするHEPAフィルターと、ブラストガン、ブラスト材回収ホース、サイクロンセパレータ付きブラスト機及び第2のサイクロンセパレータ内に浮遊するブラスト材及び被研削材をフィルター集塵機及びHEPAフィルターを介して吸引する排気ブロアと、が排気流れに沿って順次設けられることを特徴とする。
また、
前記排気ブロア下流にサイレンサーが設けられることを特徴とする。
また、
前記第2のサイクロンセパレータとフィルター集塵機は廃棄物収納用ドラム缶上に設置されることを特徴とする。
また、
前記第2のサイクロンセパレータとフィルター集塵機には放射線計測器が設置されることを特徴とする。
前記第2のサイクロンセパレータには、廃棄物収納用ドラム缶の重量を計測する重量計が設置されることを特徴とする。
また、
前記フィルター集塵機には振動式のフィルター再生機構が組み付けられることを特徴とする。
また、
前記フィルター集塵機には紛体状のブラスト材及び被研削材を吸着・捕集する磁気式吸着部が設けられることを特徴とする。
また、
前記ブラストタンクの圧力、フィルター集塵機の差圧、HEPAフィルターの差圧、排気ブロアの静圧を検出する計器の取付座がそれぞれ分岐され、これらと遠隔操作装置に内装した同様の計器とを別途チューブで接続されることを特徴とする。
また、
前記バキューム式ブラストガンからのブラスト材回収ホースをサイクロンセパレータ付きブラスト機をバイパスして第2のサイクロンセパレータに接続することで、排気ブロアの吸引だけで除染を行うことが可能になっていることを特徴とする。
また、
前記サイクロンセパレータ付きブラスト機からのブラスト材供給ホースをバキューム式ブラストガンをバイパスして第2のサイクロンセパレータに接続することで、使用済ブラスト材の回収を行うことが可能になっていることを特徴とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るブラスト施工方法は、
前記ブラスト除染システムを利用してブラスト施工する際に、
(1)バキューム式ブラストガンを多関節アームにより施工面に押し付ける工程
(2)(1)の状況をカメラもしくはセンサで確認する工程
(3)バキューム式ブラストガンのバキュームを開始する工程
(4)バキューム式ブラストガンのブラスト材噴射を開始する工程
(5)バキューム式ブラストガンを多関節アームや台車11により施工面に沿って移動させる工程
(6)(5)の移動を停止する工程
(7)(4)のブラスト噴射を停止する工程
(8)(3)のバキュームを所定時間保持する工程
(9)(8)のバキュームを停止する工程
(10)バキューム式ブラストガンを多関節アームにより施工面から離脱させる工程
を順次実施することを特徴とする。
施工面の局所的な研削を抑えたい場合には、前記(4)の工程と(5)の工程及び(6)の工程と(7)の工程を入れ替えることを特徴とする。
本発明に係るブラスト除染システムによれば、バキューム式ブラストガンを搭載した多関節アーム付き台車が高線量環境下の除染場所に行き、放射性のエアーや被研削材及びブラスト材の飛散を抑制しながら効率的に除染を行うことができるので、原子力発電施設等の密閉が容易な場合以外においても、被ばくを低減しながらブラスト法を有効活用できる。
また、台車とサイクロンセパレータ付きブラスト機と排気処理装置を遠隔で操作するので、より一層被ばくを低減することができる。
本発明に係るブラスト施工方法によれば、ブラスト施工が遠隔操作で迅速かつ円滑・安全に実施される。
本発明の実施例1を示すブラスト除染システムの概略構成図である。 バキューム式ブラストガンの異なった使用例を示す説明図ある。 バキューム式ブラストガンのさらに異なった使用例を示す説明図ある。 本発明の実施例2を示すブラスト除染システムの要部構成図である。 本発明の実施例3を示すブラスト除染システムの要部構成図である。
以下、本発明に係るブラスト除染システム及び該システムを用いたブラスト施工方法を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示すブラスト除染システムの概略構成図、図2はバキューム式ブラストガンの異なった使用例を示す説明図、図3はバキューム式ブラストガンのさらに異なった使用例を示す説明図ある。
本実施例は、本発明に係るブラスト除染システムを原子力発電施設(プラント)における除染工事に用いる例である。
図1に示すように、本ブラスト除染システムは、ブラスト材を噴射しつつブラスト材と被研削材の回収が可能なバキューム式ブラストガン10と、バキューム式ブラストガン10が搭載される台車11と、バキューム式ブラストガン10で回収されたブラスト材と被研削材とを分離し、分離したブラスト材を再利用すべく圧縮エアーによりバキューム式ブラストガン10に供給するサイクロンセパレータ付きブラスト機12と、サイクロンセパレータ付きブラスト機12で分級された被研削材を含む排気を処理する排気処理装置13とを備える。
前記バキューム式ブラストガン10は多関節アーム14を介して前記台車11に搭載されると共に、この台車11には撮影角度が調整可能な照明器付きカメラ15が搭載されている。そして、台車11の走行と多関節アーム14及び照明器付きカメラ15の作動が台車11に設けた図示しない制御部とケーブル16(無線でも良い)で接続された第1の遠隔操作盤(遠隔操作装置)17により遠隔制御される。
また、前記バキューム式ブラストガン10は、ブラスト材を噴射するためのブラストノズル18とブラスト材と被研削材の飛散を防止しつつ回収するためのテーパ筒状のカバー19及び筒状のナイロンブラシ20とを備えると共に、前記ブラストノズル18にはブラスト材を供給するためのブラスト材供給ホース21が繋がり、前記カバー19には前述した多関節アーム14が接続されると共に被研削材を含むブラスト材を回収するためのブラスト材回収ホース22が繋がっている。さらに、前記カバー19には、ナイロンブラシ20の少なくとも両脇に位置して、取付け高さが調整可能な車輪23が付設されている。
前記ブラストノズル18は、そのノズル内径が異なるものと交換可能になっている。また、前記ナイロンブラシ20は、縮れ毛状で直径が0.4〜0.7mmのものが用いられている。さらに、前記ナイロンブラシ20は、除染対象(平面、円筒、コーナー等)の形状に応じて交換可能にもなっている。尚、図中24は多関節アーム14の先端部に搭載された放射線計測器であり、その検出信号は台車11の図示しない制御部に入力される。
前記サイクロンセパレータ付きブラスト機12は、前述したブラスト材回収ホース22が接続されるサイクロンセパレータ25で分離されたブラスト材がホッパー26に溜められ、機器停止時に図示しない弁が自動的に開いてホッパー26内のブラスト材がホッパー26下方のブラストタンク27内に自然落下・充填されるようになっている。
即ち、前記ブラストタンク27は、その制御部28とケーブル29で接続された第2の遠隔操作盤(遠隔操作装置)30により遠隔制御され、機器稼働時に乾燥圧縮エアー供給設備31から圧縮エアーが供給されてタンク内が加圧されることで前述した弁が閉じられる一方、機器停止時には乾燥圧縮エアー供給設備31からの圧縮エアーの供給がストップされてタンク内圧力が低下することで前述した弁が開かれるのである。尚、図中40は適宜フレームを介して設置された被ばく低減用の遮蔽壁である。
前記排気処理装置13は、前述したサイクロンセパレータ25の排気中から個体状のブラスト材及び被研削材を分離する第2のサイクロンセパレータ32と、この第2のサイクロンセパレータ32の排気中から紛体状のブラスト材及び被研削材を捕集するフィルター集塵機33と、このフィルター集塵機33の排気を、水平配置されたフィルターカートリッジ34aでさらにフィルタリングするHEPAフィルター34と、ブラストガン10、ブラスト材回収ホース22、サイクロンセパレータ25及び第2のサイクロンセパレータ32内に浮遊するブラスト材及び被研削材をフィルター集塵機33及びHEPAフィルター34を介して吸引する排気ブロア35と、この排気ブロア35からの排気音を消音するサイレンサー36と、が排気流れに沿って順次設けられる。
排気ブロア35には、ブロア本体35aと駆動モータ35bとが2段積み配置されたルーツ式ブロアが採用され、その駆動モータ35bがケーブル49を介して第2の遠隔操作盤30に接続されている。尚、図中37a〜37eは上述した各機器間を繋ぐホースで、前述したブラスト材供給ホース21とブラスト材回収ホース22よりも太い呼び100Aが用いられている。また、各機器のホース接続部にはカプラ等のワンタッチ式継手38a〜38が用いられて接続作業の省力化が図られている。
前記第2のサイクロンセパレータ32とフィルター集塵機33は被ばく低減用の遮蔽材を備えた廃棄物収納用ドラム缶41a,41b上に設置されている。また、前記第2のサイクロンセパレータ32とフィルター集塵機33には、ドラム缶交換時期を把握するための放射線計測器42a,42bがドラム缶底面と側面に設置され、それぞれケーブル43a,43bを介して第2の遠隔操作盤30に接続されている。さらに、第2のサイクロンセパレータ32には、廃棄物収納用ドラム缶41aの重量を計測する重量計44が設置され、前述したケーブル43aを介して第2の遠隔操作盤30に接続されている。
前記フィルター集塵機33には、振動式のフィルター再生機構45が組み付けられると共に紛体状のブラスト材及び被研削材を吸着・捕集する磁気式吸着部46が設けられる。
また、前記ブラストタンク27の圧力、フィルター集塵機33の差圧、HEPAフィルター34の差圧、排気ブロア35の静圧を検出する計器47a〜47dの取付座がそれぞれ分岐され、これらと第2の遠隔操作盤30に内装した図示しない同様の計器とが別途チューブ48a〜48dで接続されて、各機器の計器監視が遠隔で行えるようになっている。
このように構成されるため、バキューム式ブラストガン10を多関節アーム14を介して搭載した台車11が高線量環境下の除染場所に行き、放射性のエアーや被研削材及びブラスト材の飛散を抑制しながら効率的に除染を行うことができるので、原子力発電施設等の密閉が容易な場合以外においても、被ばくを低減しながらブラスト法を有効活用できる。
また、多関節アーム14及び照明器付きカメラ15等を含む台車11と、サイクロンセパレータ25とホッパー26とブラストタンク26とが一体化されたサイクロンセパレータ付きブラスト機12と、第2のサイクロンセパレータ32とフィルター集塵機33とHEPAフィルター34と排気ブロア35とサイレンサー36とからなる排気処理装置13が、第1の遠隔操作盤17と第2の遠隔操作盤30によりケーブル16,29,43a,43b,49やチューブ48a〜48dを介して遠隔操作されるので、より一層被ばくを低減することができる。
そして、本実施例では、先ず、バキューム式ブラストガン10においては、ブラスト材噴射と同時にブラスト材と被研削材の回収を行えるので、噴射工程と回収工程を同時に実施でき、効率的であると共に、ブラスト材と被研削材の飛散を防止しながら施工できるため、余分な回収工程を省略でき、効率的である。
また、ブラストノズル18は、そのノズル内径が異なるものと交換可能になっているので、研削性能を適宜変更できる。また、ナイロンブラシ20は、縮れ毛状で直径が0.4〜0.7mmのものが用いられているので、除染対象(平面、円筒、コーナー等)になじみやすくブラスト材の良好な噴射状態とブラスト材と被研削材の良好な吸引・回収状態が保持される。
また、ナイロンブラシ20は、除染対象の形状(平面、円筒、コーナー等)に応じて交換可能になっているので、コーナー等においては図3に示すような先端が山形状になったナイロンブラシ20を用いれば良い。尚、上述した作用・効果並びに特性が得られればナイロンブラシ20以外のブラシを用いても良いことは言うまでもない。
また、カバー19には、ナイロンブラシ20の少なくとも両脇に位置して、取付け高さが調整可能な車輪23が付設されているので、ナイロンブラシ20の押付け(対象面との距離)を除染対象に応じて最適に調整することができる。
また、バキューム式ブラストガン10は多関節アーム14を介して台車11に搭載されているので、バキューム式ブラストガン10は台車11により任意の除染場所に案内された後、多関節アーム14によりそのナイロンブラシ20が図1に示した床面や図2に示す壁面等のいろんな対象面(施工面)に押し付けられて倣い動作し、ブラスト施工を行うことができる。以後、台車11の移動と相俟ってブラスト施工領域を拡げていくことができる。
尚、この際のブラスト施工は以下の手順で実施される。
(1)バキューム式ブラストガン10(厳密にはナイロンブラシ20)を多関節アーム14により施工面に押し付ける。
(2)(1)の状況を照明器付きカメラ15(もしくはセンサ)で確認する。
(3)排気ブロア35を駆動してバキューム式ブラストガン10、ブラスト材回収ホース22、サイクロンセパレータ25及び第2のサイクロンセパレータ32内のバキュームを開始する。
(4)乾燥圧縮エアー供給設備31からの圧縮エアによりサイクロンセパレータ付きブラスト機12からブラスト材供給ホース21を通してバキューム式ブラストガン10にブラスト材を供給してブラスト材噴射を開始する。
(5)バキューム式ブラストガン10を多関節アーム14や台車11により施工面に沿って移動(倣い動作)させる。
(6)(5)の移動を停止する。
(7)(4)のブラスト噴射を停止する。
(8)(3)のバキュームを所定時間(例えば3秒以上)保持する。
(9)(8)のバキュームを停止する。
(10)バキューム式ブラストガン10(厳密にはナイロンブラシ20)を多関節アーム14により施工面から離脱させる。
以上の一連の動作で、ブラスト施工が遠隔操作で迅速かつ円滑・安全に実施される。尚、施工面の局所的な研削を抑えたい場合には、上記(4)と(5)及び(6)と(7)の手順を入れ替えることも可能である。
次に、台車11においては、撮影角度が調整可能な照明器付きカメラ15が搭載されているので、台車11の進行方向やバキューム式ブラストガン10の案内状況を遠隔で監視できる。さらに、多関節アーム14には放射線計測器24が搭載されているので、除染対象場所の放射線量や除染による放射線量変化(除染施工状況)を遠隔で把握することができる。尚、この場合の放射線計測器24は多関節アーム14に代えて台車11又はバキューム式ブラストガン10に搭載しても良い。
次に、サイクロンセパレータ付きブラスト機12と排気処理装置13においては、ブラスト材供給は、サイクロンセパレータ付きブラスト機12のブラストタンク27にブラスト材を充填しておき、乾燥圧縮エアー供給設備31から送られてくる乾燥した圧縮エアーでブラストタンク27を加圧しておき、バキューム式ブラストガン10までエアー搬送する。
一方、ブラスト材回収は、排気ブロア35を吸引源とし、バキューム式ブラストガン10で回収されたブラスト材と被研削材は、サイクロンセパレータ付きブラスト機12の上部のサイクロンセパレータ25で遠心分離により再利用できるブラスト材と被研削材が分離され、再利用できるブラスト材はサイクロンセパレータ付きブラスト機12の中間部のホッパー26に落下・収容される一方、被研削材は第2のサイクロンセパレータ32、フィルター集塵機33、HEPAフィルター34で順次捕集される。
また、第2のサイクロンセパレータ32とフィルター集塵機33は被ばく低減用の遮蔽材を備えた廃棄物収納用ドラム缶41a,41b上に設置されているので、第2のサイクロンセパレータ32における捕集した被研削材の詰め替え作業時の被ばくの機会が無くなると共に、フィルター集塵機33におけるフィルター交換時や周辺作業時の被ばくを低減することができる。
また、第2のサイクロンセパレータ32をフィルター集塵機33の上流に配置したので、特に除染対象面積が大きい場合、除染対象がコンクリートのように被研削材として大量の微粉塵を回収する場合、或いはブラスト材自体がブラストにより破砕しやすい場合等において、フィルター集塵機33におけるフィルターの目詰まりを防止でき、その分フィルター集塵機33の小型化が図れる。
また、フィルター集塵機33をHEPAフィルター34の上流に配置したので、HEPAフィルター34におけるフィルターの目詰まりを防止できる。
また、HEPAフィルター34を排気ブロア35の上流に配置したので、排気ブロア35を放射性物質で汚染させないで済み、それだけ放射性廃棄物を低減できる。
また、サイクロンセパレータ付きブラスト機12は、サイクロンセパレータ25で分離されたブラスト材がホッパー26に溜められ、機器停止時に図示しない弁が自動的に開いてホッパー26内のブラスト材がホッパー26下方のブラストタンク27内に自然落下・充填されるようになっているので、ブラスト材作業による被ばくの機会が無くなる。
図4は本発明の実施例2を示すブラスト除染システムの要部構成図である。
これは、実施例1におけるバキューム式ブラストガン10からのブラスト材回収ホース22をサイクロンセパレータ付きブラスト機12(図1参照)をバイパスして第2のサイクロンセパレータ32に接続するようにした例である。その他の構成は実施例1と同様なので実施例1を参照して詳細な説明は省略する。
これによれば、ブラスト噴射を停止して排気ブロア35の吸引だけで除染を行うことができ、多様性が高められる。
図5は本発明の実施例3を示すブラスト除染システムの要部構成図である。
これは、実施例1におけるサイクロンセパレータ付きブラスト機12からのブラスト材供給ホース21をバキューム式ブラストガン10(図1参照)をバイパスして第2のサイクロンセパレータ32に接続するようにした例である。その他の構成は実施例1と同様なので実施例1を参照して詳細な説明は省略する。
これによれば、本ブラスト除染システムによる除染作業終了後に、使用済のブラスト材を効果的に回収することができる。
また、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、サイクロンセパレータ付きブラスト機12の構造変更や排気処理装置13の構成部材の変更等各種変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係るブラスト除染システム及び該システムを用いたブラスト施工方法は密閉が容易な場合以外においても、ブラスト法を適用して遠隔で除染作業を行えるので、原子力発電施設(プラント)の除染作業に用いて好適である。
10 バキューム式ブラストガン
11 台車
12 サイクロンセパレータ付きブラスト機
13 排気処理装置
14 多関節アーム
15 照明器付きカメラ
16 ケーブル
17 第1の遠隔操作盤(遠隔操作装置)
18 ブラストノズル
19 テーパ筒状のカバー
20 筒状のナイロンブラシ
21 ブラスト材供給ホース
22 ブラスト材回収ホース
23 車輪
24 放射線計測器
25 サイクロンセパレータ
26 ホッパー
27 ブラストタンク
28 制御部
29 ケーブル
30 第2の遠隔操作盤(遠隔操作装置)
31 乾燥圧縮エアー供給設備
32 第2のサイクロンセパレータ
33 フィルター集塵機
34 HEPAフィルター
34a フィルターカートリッジ
35 排気ブロア
35a ブロア本体
35b 駆動モータ
36 サイレンサー
37a〜37e ホース
38a〜38e ワンタッチ式継手
40 遮蔽壁
41a,41b 廃棄物収納用ドラム缶
42a,42b 放射線計測器
43a,43b ケーブル
44 重量計
45 フィルター再生機構
46 磁気式吸着部
47a〜47d 計器
48a〜48d チューブ
49 ケーブル

Claims (21)

  1. ブラスト材を噴射しつつブラスト材と被研削材の回収が可能なバキューム式ブラストガンと、
    前記バキューム式ブラストガンが搭載される台車と、
    前記バキューム式ブラストガンで回収されたブラスト材と被研削材とを分離し、分離したブラスト材を再利用すべく圧縮エアーによりバキューム式ブラストガンに供給するサイクロンセパレータ付きブラスト機と、
    前記サイクロンセパレータ付きブラスト機で分級された被研削材を含む排気を処理する排気処理装置と、
    を備えたブラスト除染システムにおいて、
    前記バキューム式ブラストガンは多関節アームを介して前記台車に搭載されると共に、前記台車とサイクロンセパレータ付きブラスト機と排気処理装置を遠隔で操作・監視する遠隔操作装置を設けたことを特徴とするブラスト除染システム。
  2. 前記バキューム式ブラストガンは、ブラスト材を噴射するためのブラストノズルとブラスト材と被研削材の飛散を防止しつつ回収するためのカバー及びブラシとを備えると共に、前記ブラストノズルにはブラスト材を供給するためのブラスト材供給ホースが繋がり、前記カバーには被研削材を含むブラスト材を回収するためのブラスト材回収ホースが繋がっていることを特徴とする請求項1に記載のブラスト除染システム。
  3. 前記ブラストノズルは、そのノズル内径が異なるものと交換可能になっていることを特徴とする請求項2に記載のブラスト除染システム。
  4. 前記ブラシは、縮れ毛状で直径が0.4〜0.7mmのナイロンブラシであることを特徴とする請求項2又は3に記載のブラスト除染システム。
  5. 前記ブラシは、除染対象の形状に応じて交換可能になっていることを特徴とする請求項2,3又は4に記載のブラスト除染システム。
  6. 前記ブラシの少なくとも両脇に位置して取付け高さが調整可能な車輪を設けたことを特徴とする請求項2,3,4又は5に記載のブラスト除染システム。
  7. 前記台車には、撮影角度が調整可能な照明器付きカメラが搭載されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6に記載のブラスト除染システム。
  8. 前記台車又は多関節アームには、放射線計測器が搭載されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のブラスト除染システム。
  9. 前記サイクロンセパレータ付きブラスト機は、サイクロンセパレータで分離されたブラスト材がホッパーに溜められ、機器停止時に弁が開いてホッパー内のブラスト材がホッパー下方のブラストタンクに自然落下・充填されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8に記載のブラスト除染システム。
  10. 前記排気処理装置は、サイクロンセパレータ付きブラスト機の排気中から個体状のブラスト材及び被研削材を分離する第2のサイクロンセパレータと、この第2のサイクロンセパレータの排気中から紛体状のブラスト材及び被研削材を捕集するフィルター集塵機と、このフィルター集塵機の排気をさらにフィルタリングするHEPAフィルターと、ブラストガン、ブラスト材回収ホース、サイクロンセパレータ付きブラスト機及び第2のサイクロンセパレータ内に浮遊するブラスト材及び被研削材をフィルター集塵機及びHEPAフィルターを介して吸引する排気ブロアと、が排気流れに沿って順次設けられることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9に記載のブラスト除染システム。
  11. 前記排気ブロア下流にサイレンサーが設けられることを特徴とする請求項10に記載のブラスト除染システム。
  12. 前記第2のサイクロンセパレータとフィルター集塵機は廃棄物収納用ドラム缶上に設置されることを特徴とする請求項10又は11に記載のブラスト除染システム。
  13. 前記第2のサイクロンセパレータとフィルター集塵機には放射線計測器が設置されることを特徴とする請求項10,11又は12に記載のブラスト除染システム。
  14. 前記第2のサイクロンセパレータには、廃棄物収納用ドラム缶の重量を計測する重量計が設置されることを特徴とする請求項10,11,12又は13に記載のブラスト除染システム。
  15. 前記フィルター集塵機には振動式のフィルター再生機構が組み付けられることを特徴とする請求項10,11,12,13又は14に記載のブラスト除染システム。
  16. 前記フィルター集塵機には紛体状のブラスト材及び被研削材を吸着・捕集する磁気式吸着部が設けられることを特徴とする請求項10,11,12,13,14又は15に記載のブラスト除染システム。
  17. 前記ブラストタンクの圧力、フィルター集塵機の差圧、HEPAフィルターの差圧、排気ブロアの静圧を検出する計器の取付座がそれぞれ分岐され、これらと遠隔操作装置に内装した同様の計器とを別途チューブで接続されることを特徴とする請求項9,10,11,12,13,14,15又は16に記載のブラスト除染システム。
  18. 前記バキューム式ブラストガンからのブラスト材回収ホースをサイクロンセパレータ付きブラスト機をバイパスして第2のサイクロンセパレータに接続することで、排気ブロアの吸引だけで除染を行うことが可能になっていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16又は17に記載のブラスト除染システム。
  19. 前記サイクロンセパレータ付きブラスト機からのブラスト材供給ホースをバキューム式ブラストガンをバイパスして第2のサイクロンセパレータに接続することで、使用済ブラスト材の回収を行うことが可能になっていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17又は18に記載のブラスト除染システム。
  20. 前記請求項1乃至19のいずれか一つに記載のブラスト除染システムを利用してブラスト施工する際に、
    (1)バキューム式ブラストガンを多関節アームにより施工面に押し付ける工程
    (2)(1)の状況をカメラもしくはセンサで確認する工程
    (3)バキューム式ブラストガンのバキュームを開始する工程
    (4)バキューム式ブラストガンのブラスト材噴射を開始する工程
    (5)バキューム式ブラストガンを多関節アームや台車11により施工面に沿って移動させる工程
    (6)(5)の移動を停止する工程
    (7)(4)のブラスト噴射を停止する工程
    (8)(3)のバキュームを所定時間保持する工程
    (9)(8)のバキュームを停止する工程
    (10)バキューム式ブラストガンを多関節アームにより施工面から離脱させる工程
    を順次実施することを特徴とするブラスト施工方法。
  21. 施工面の局所的な研削を抑えたい場合には、前記(4)の工程と(5)の工程及び(6)の工程と(7)の工程を入れ替えることを特徴とする請求項20に記載のブラスト施工方法。
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