JP2013163181A - 気体と液体の分離のための慣性分離装置 - Google Patents

気体と液体の分離のための慣性分離装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遠心式分離装置の原理を基にした、気体と液体の分離のための慣性分離装置を提供する。
【解決手段】チューブ型本体12であって、本体12の側壁を通って実質的に接線方向に延在する入口14を有する、チューブ型本体12と、チューブ型本体12の内側に配設され、入口14と流体連通する、環状ダクト16とを備える、気体と液体の分離のための慣性分離装置に関し、ここで、環状ダクト16は、環状ギャップ20を介して、チューブ型本体12の内部チャンバ1内に延伸し、環状ギャップ20は、本体12の内側を向いた側壁部分15と、第1のインサート30;50との間に延在する。
【選択図】図1

Description

本発明は、気体−液体2相流体の気体成分と液体成分を分離するための、慣性分離装置に関する。
慣性分離装置又はいわゆる遠心式気水分離装置は、先行技術において公知である。典型的には、このような分離装置は、円筒形又はチューブ型のコンテナと、接線方向に配向された入口とを備え、この入口から、気体成分と液体成分を含む2相流体を、コンテナの内部チャンバに送達することができ、これにより、2相流体の渦巻き又は旋回運動を起こす。
2相流体の旋回又は渦巻き状の流れによって発生する遠心力により、液体成分は径方向に外側に広がり、コンテナの円筒形の内部壁面に衝突する。ここで、それぞれの出口を介して排出されることになる液体の滴が形成される。残留している気相は、別個の出口を介してコンテナを出ることができる。
気体と液体の分離の度合いは、コンテナのジオメトリ及びその流体力学的特性に大きく左右される。遠心力が、コンテナの半径及び内部直径並びに2相流体の流速に大きく左右されるため、気相と液相の分離の効率を上昇させるには、一般に、このような遠心式又は慣性分離装置の比較的大きな寸法を必要とする。
特許文献1は、気水分離装置の導入経路を部分的に構成する外側チューブの上流に入口チューブを有する、気水分離装置を開示する。ここで、所定の勾配で捩ってある幅の狭いプレートを入口チューブ内に固定して設け、蒸気−液体2相流体を旋回状態とする。
しかし、このような実施形態は、入口チューブの特定の形状及び配置を必要とするため、このような遠心式分離装置の適用分野が制限される。このような分離装置を自動車内環境に実装しようとする場合、慣性又は遠心式分離装置は、多くの異なる設置場所に対してあまねく適用可能である必要がある。その上、慣性分離装置の全体のジオメトリは、比較的コンパクトで、サイズが小さい必要がある。ジオメトリが制限されるにも関わらず、慣性分離装置は、気相と液層の向上した分離を提供しなければならない。更に、慣性分離装置は、軽量でなければならず、また製造及び組立てに関して容易かつ低コストでなければならない。
欧州特許第1323478A2号
従って、本発明は、遠心式分離装置の原理を基にした、気体と液体の分離のための慣性分離装置を提供する。慣性分離装置は、チューブ型本体を備え、このチューブ型本体は、本体の側壁を通って実質的に接線方向に延在する入口を有する。接線方向に延在する入口により、この入口から供給された2相流体は、チューブ型本体の径方向の周縁領域に入る。このようにして、供給された2相流体に旋回又は渦巻き状の流れを自然に与えることができる。
本文脈において、接線方向及び周辺方向並びに径方向及び軸方向又は長手方向とは、分離装置のチューブ型に成形された本体の全体のジオメトリに関するものである。
また、慣性分離装置は、チューブ型本体の内側に配設され、入口と流体連通する、環状ダクトも備える。この環状ダクトは、2相流体に更なる旋回運動を与えて、慣性分離装置のチューブ型本体の内側における2段階の渦巻き状の流れの生成を助けるよう、適合される。環状ダクトは、予備渦巻き生成装置として働き、これによって、供給された2相流体は一種の予備分離を受けることができる。
環状ダクトは、環状ギャップを介して、チューブ型本体の内部チャンバ内に延伸し、この環状ギャップは、本体の内側を向いた側壁部分と、第1のインサートとの間に延在する。第1のインサートは、環状、軸方向に延在するギャップによって、その周囲全体にわたって内部チャンバ内に延在する、環状ダクトを提供することができる。
環状ギャップにより、環状ダクトと内部チャンバとの間に流体連通が設けられる。チューブ型本体の円筒形の側壁の内側周辺に沿って延在する環状ダクトの内側において、2相流体の第1の旋回又は渦巻き状の流れを補助及び/又は励起することができる。第1の渦巻きは、チューブ型本体の長手方向及び径方向によって画定される平面内で回転し、環状ダクトの下流かつチューブ型本体の内側の、2相流体の第2の渦巻き又は旋回運動は、本体のチューブ型形状に対して接線方向又は周辺方向に回転する。要するに、第1の渦巻きは第2の渦巻きに重なっている。
それ故、第2の渦巻きは、チューブ型本体の内側を向いた側壁に沿って、従って、チューブ型本体の長手方向の中心軸に実質的に垂直に延在する平面において回転する。
環状ダクト又は環状チャネル内で発生した第1の渦巻きは、接線方向又は周辺方向に伝播し、ここで、渦巻き状の運動は、チューブ型本体の軸方向及び径方向によって画定される平面内にある。環状ギャップは、インサートと本体の内側を向いた側壁部分との間で軸方向に延在するため、周辺方向及び軸方向の流体の流れを補助する。環状ギャップにより設けられる、環状ダクトと内部チャンバとの間の流体接続によって、第1の渦巻き状の流れの伝播方向は、内部チャンバ内の下流で発生する第2の渦巻き状の流れの旋回又は渦巻き方向と実質的に一致する。言い換えると、環状ダクト内における周辺方向又は接線方向の2相流体の伝播は、本体の内部チャンバにおける渦巻き状の運動の発生を実質的に駆動又は補助することができる。
好ましい実施形態によると、環状ダクトの環の中心は、チューブ型本体の長手方向軸と実質的に一致するか、又はこれと重なる。それ故、チューブ型本体の長手方向軸と垂直な平面において、環状ダクトとチューブ型本体とは、同心に配設される。特に、第1のインサートが実質的に円形の対称な形状である場合、環状ダクトと、内部チャンバを有するチューブ型本体との同心配置は、内部チャンバの内側における第1のインサートの同心配置によって達成することができる。
環状ダクトが径方向及び接線方向に延在する場合、その環の中心は、ダクトの中心点またはダクトの環状対称点を画定し、この点は、環状又はリング様構造が延在する、横方向又は径方向及び接線方向の平面内に位置する。
更に好ましい実施形態によれば、環状ダクトは、入口の下流及び環状ギャップの上流、即ち慣性分離装置のチューブ型本体の内部チャンバの上流に、環状渦巻き状チャンバを設ける。リング様環状渦巻き状チャンバは、旋回又は渦巻き状の流れの発生を補助する内部構造を備える。従って、環状ダクトは、少なくとも1つのガイドプレート又は偏向装置を備えてよく、これらはそれぞれ、2相流体の流れにさらされた場合に、渦巻き状の流れの発生を補助又は増幅することができる。しかし、渦巻き状の流れは、特定の形状のガイドプレート又は偏向装置を設けなくても、環状ダクトの内部ジオメトリのみによって引き起こされてもよい。
更に好ましい実施形態では、環状ダクトを、チューブ型本体の内部チャンバの上端部に配設する。好ましくは、慣性分離装置を、その長手方向軸が垂直方向を向くよう、垂直に配設する。好ましくは、入口を、チューブ型本体の上端部に配設し、液相の出口を、チューブ型本体の下端部に配置する。このようにして、重力の影響により、気相と液相の分離を効果的に補助することができる。
環状ダクトを用いた気相と液相の予備分離は、本体の側壁部分の内側を向いた表面における、液体粒子の形成及び集積につながり得る。環状ダクト、及び従ってそこに延在する環状ギャップは、内部チャンバの上端部に配設されているため、集積された液体は、チューブ型本体の内側を向いた側壁部分に沿って、チューブ型本体の底部に設けた液体出口へと流れ落ちることができる。
好ましくは、気体又は蒸気出口を、反対側の端部、即ちチューブ型本体の上部に設ける。好ましくは、気体出口をチューブ型本体の中央に設け、好ましくはチューブ型本体と同心に配設し、その一方で、反対側に配置した液体出口を、好ましくは、チューブ型に成形された本体の内側を向いた側壁部分に隣接するよう配設する。ここで、液体出口は、いくつかの貫通開口を含んでよく、これら開口は、本体の底部に、本体の内側を向いた側壁と隣接して等距離に配設してよい。複数の別個の貫通開口の代わりに、環状出口構造も考えられる。
更に好ましい実施形態では、環状ダクトは、環状かつ半殻形状の上部ダクト部分、及びこれに対応するよう成形された下部ダクト部分を備える。好ましくは、2つのダクト部分は、上部及び下部ダクト部分を所定の方法で組付けた場合に、相互に補完し合って、実質的に閉鎖されたリング形状の環状ダクト又は環状チャネルを提供する。半殻形状の上部及び下部ダクト部分は、径方向及び軸方向に延在する平面において、半円状又は凸形状の断面を有してよい。接線方向又は周辺方向では、上部及び/又は下部ダクト部分は、閉鎖された環状又はリング構造を有する。
環状ダクトを上部及び下部ダクト部分に分割することにより、慣性分離装置のダクトを形成する部材又は構成要素をそれぞれ、くり抜き部分が無いように設計することができる。これにより、個々の構成要素を、射出成形技術を用いて容易に製造することができる。
更に好ましい実施形態では、上部ダクト部分及び下部ダクト部分は、これらの半殻形状の外形によって互いに向かい合い、実質的に閉鎖されたダクトを形成する。しかし、ダクトはその全体が閉鎖されているのではなく、チューブ型本体の内部チャンバへの逃げチャネルを設けるために、環状ギャップ内へと延伸する。本文脈では、実質的に閉鎖されたダクトとは、ダクトの断面に対して接線方向に、従ってチューブ型本体に対して軸方向に延在する、比較的小さなギャップを特徴とする、ダクト構造又はチャネル構造と定義される。
典型的には、ギャップのサイズは、ダクトの直径並びに/又は上部及び/若しくは下部ダクト部分の半殻形状の外形のいずれかの直径の70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%より小さく、及び/又は5%より小さい。
別の実施形態では、環状ギャップの横断面積は、入口の断面の少なくとも0.2、0.3、0.5、1、1.5、2、3、4又は5倍である。好ましくは、環状ギャップの横断面積は、入口の断面の1〜1.5倍の範囲である。環状ギャップの横断面を、即ちチューブ型本体の長手方向に垂直な平面において修正することによって、分離装置の圧力ロス及び分離装置内での2相流体の全体的な流れ特性を適宜変更することができる。
その他の実施形態では、環状ギャップのサイズ
環状ギャップの全横断面、即ち本体の長手方向軸に垂直な断面は、少なくとも入口の内側直径と同じ大きさであるので、慣性分離装置の全体の圧力ロスに対する環状ダクトの影響を、許容できるレベルに維持することができる。
更に、環状ギャップの径方向の幅及び軸方向の長さは、慣性分離装置の分離効率を大幅に制御し、また、これに大幅に影響を与える。それ故、環状ギャップの幾何学的寸法を適宜修正することにより、本体内の流体の全体的な流れの挙動を、正確に捜査することができる。
更に好ましい実施形態によると、上部ダクト部分の断面直径は、対応する下部ダクト部分の直径を、環状ギャップの径方向の幅の分だけ超過する。好ましくは、上部及び下部ダクト部分は、径方向に内向きに配置された部分において、互いに滑らかに噛み合う。径方向に外向きに、上部ダクト部分は下部ダクト部分を超過し、又は上部ダクト部分は下部ダクト部分から突出し、これにより、環状ギャップの中へと延伸する。
環状ダクトの入口を介して2相流体を供給すると、2相流体は、環状ギャップを介して、下部に位置する内部チャンバに逃げようとする。このようにして、環状ダクトの内側での第1の渦巻き状の流れの発生を支持する、一種の吸引効果を発生させることができる。従って、環状ダクトに入る2相流体を、下部ダクト部分を介して、上部ダクト部分へとガイドすることができる。下部ダクト部分から上部ダクト部分へと通過する際、2相流体の一部は分岐して、環状に成形され、軸方向に内部チャンバへと延在するギャップに入る。
環状ギャップは、2相流体の気相及び液相に対して同様の透過性を有する。環状ギャップで発生する第1の渦巻きによって、既に流体粒子の集積が起こっていてよく、この流体粒子は、環状ギャップを通って流れてよい。好ましくは、環状ダクトは、チューブ型本体の流体出口と軸方向に整列される。実際、環状ダクトにおいて2相流体から分離された流体粒子は、本体の内側を向いた側壁に沿って流れ落ちてよく、又は、これを、環状ギャップに隣接して配置される、インサートの滴下縁部から滴下してよい。
上部及び下部ダクト部分は、やや半円状に成形された半殻形状の外形を有してよく、上部ダクト部分の断面直径又は半径はそれぞれ、下部ダクト部分の直径又は半径よりわずかに大きい。この他に、上部及び/又は下部ダクト部分の半殻形状の外形は、厳密に半円形状でないことも考えられる。その代わりに、いわゆる半殻形状の外形の直径は、上部及び/又は下部ダクト部分の径方向及び軸方向断面に沿って、一定に増加してよい。このようにして、環状ダクトの、流れを最適化する外形を得ることができる。
換言すると、環状ダクトはここで、環状ギャップに噛み合う実質的に螺旋状の断面を有してよく、これにより、上記断面は、チューブ型に成形された本体の全体のジオメトリに関して軸方向及び径方向に延在する。
別の実施形態によると、入口の中心は、環状ダクトの中心と実質的に同一直線上にある。2相流体を入口に供給する際、環状ダクトの上部及び下部ダクト部分は、2相流体を実質的に等しい流速で供給される。
代替として、入口を、環状ダクトの中心に対して軸方向にずらして配設することも考えられる。そして、これにより、上部及び下部ダクト部分における流速は変化し得て、この流速は、2相流体のタイプに応じて、環状ダクトの内側での第1の渦巻き状の流れの発生及び分離装置の全体的な分離特性に影響を与え得る。
更に好ましい実施形態では、下部ダクト部分を、軸方向に延在する中心シャフト部分を有する第1のインサートに形成する。中心シャフト部分は、チューブ型本体の内側で軸方向に下向きに延在してよく、また、チューブ型本体の上端に向かって上向きに延在してもよく、これにより、中心に配置される、気体成分のための出口を設ける。
別の好ましい実施形態により、上部ダクト部分を、内部チャンバの断面を横切って延在し、第1のインサートのシャフト部分と流体連通した中心出口チャネルを有する、第2のインサートに形成すると、更に有利である。下部及び上部ダクト部分を提供する第1及び第2のインサートは、チューブ型本体と別個に製造することができ、チューブ型本体に組付けて環状ダクトを形成することができる。このようにして、様々な形状の下部及び上部ダクト部分を有する、複数の様々な第1及び第2のインサートを、共通のチューブ型本体に、例外無く組付けることができる。
更に、第1及び第2のインサートを備える、ある種の構成用キットを提供することもでき、慣性分離装置を、様々なタイプの2相流体用に例外無く改変することができ、例外無く適用することができる。第2のインサートは、チューブ型に成形された本体のある種の蓋として機能してよく、本体の内側を向いた側壁部分に対して封止されてよい。しかし、本体が上端部に向かってカップ状になった容器を含む場合、第2のインサートは、そこに固定するだけで十分であり得る。第2のインサートをチューブ型本体の内側に固定することにより、第2のインサートは、第1のインサートの固定補助を更に提供できる。
好ましくは、第1及び第2のインサートは、シャフト部分並びに第1及び第2のインサートの、互いに流体連通されたシャフト部分と出口チャネルを用いて機械的に係合する。好ましくは、第2のインサートの出口チャネルは、第1のインサートの、上向きに延伸する中心シャフト部分を受容するよう適合される。中心シャフト部分と出口チャネルとの相互係合は、様々な固定機構によって提供してよい。例えば、シャフト部分と出口チャネルに、相互に対応するネジ山を設けてよく、これにより、第1及び第2のインサートの、ネジによる相互接続を確立する。
代替として、及び別の好ましい実施形態によると、第1及び第2のインサートのシャフト部分及び出口チャネルは、それぞれ相互に圧迫係合される。従って、シャフト部分と出口チャネル、ひいては第1のインサートと第2のインサートは、摩擦係合してよい。このようにして、第1及び第2のインサートの、直感的かつ迅速な相互組付けを達成することができる。
代替実施形態では、第1のインサートが、出口チャネル、又は軸方向に下向きに延在する第2のインサートのシャフト部分を受容するよう適合されたそれぞれの容器を備えることも考えることができる。また、ここでは、ネジによって又は圧迫によって嵌合された、第1及び第2のインサートの相互係合を、一般に考えることもできる。
更に別の態様では、本体、第1のインサート及び/又は第2のインサートは、実質的にくり抜き部分を有さない。これにより、本体、第1のインサート及び/又は第2のインサートを、射出成形を用いて製造することができる。
好ましくは、また、別の実施形態によると、本体、第1のインサート及び/又は第2のインサートは、ポリオキシメチレン(POM)又はポリプロピレン(PP)等の、射出成形されたプラスチック成分を含む。慣性分離装置又はその選択した構成要素を、射出成形されたプラスチック製構成要素の形態で製造することで、慣性分離装置の製造コスト及び全体重量を、例えば金属製構成要素を含む分離装置と比較して、効果的に削減することができる。
本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しつつ、以下に記載する。
図1は、慣性分離装置の、A−Aに沿った断面図である。 図2は、外側から見た慣性分離装置のチューブ型本体を概略的に示す。 図2の、B−Bに沿った横方向断面図である。 図3の、C−Cに沿った長手方向断面図である。 慣性分離装置の別の実施形態の、A−Aに沿った断面図である。
図1及び2に示す慣性分離装置10は、実質的にチューブ型に成形された本体12を備え、この本体12は、筐体として機能して内部チャンバ18を含み、この内部チャンバ18は、本体12の内部側壁15によって範囲を定められている。上向き方向には、内部チャンバ18は第1のインサート30によって限定され、反対方向には、内部チャンバ18は、本体12の底部に配置される様々な流体出口22へと延伸する。
図2及び3に示す入口14は、本体12の側壁を通って接線方向に延在する。それ故、入口14は、本体12の横方向中心軸1から長手方向又は径方向にずれた状態で配設される。本体12は、その上端部にカバー部分13を備え、このカバー部分13を、液層と気相を効果的に分離した後、2相流体の気相がそれを通って出ることができる、中心貫通開口17が横切る。
本体12の上端部近傍に、第2のインサート32を配設し、この第2のインサート32は実質的に、内部チャンバ18の横方向断面全体を横切って延在する。第2の、及び上部インサート32は、本体12の貫通開口17から流れ出る中央出口チャネル24を備える。更に、第2のインサート32は、環状ダクト16の上部ダクト部分26を形成する、環状に成形された半殻形状の外形を有する。
環状ダクト16を、上記上部ダクト部分26及び下部ダクト部分28で形成し、下部ダクト部分28を第1のインサート30で形成する。この第1のインサート30は、半殻形状の外形を有する下部ダクト部分28を備え、第2のインサート32と当接するよう組立てると、実質的に閉鎖されたダクト又は環状チャネル構造16を形成するよう適合される。
第1のインサート30及び第2のインサート32を相互に組付けるために、第1のインサート30は、内部チャンバ18へと軸方向に延伸するチャネルを形成する、中心に配置され、軸方向に延在するシャフト部分33を備える。上記シャフト部分33もまた軸方向に上向きに延在し、第2のインサート32の出口チャネルと係合する。第1のインサート30及び第2のインサート32の相互接続は、例えば、出口チャネル24及びシャフト部分33の相互に対応するネジ山によって確立してよい。
代替として、また、図1に示すように、出口チャネル24及びシャフト部分33は、第1のインサート30及び第2のインサート32の摩擦係合をもたらす圧迫嵌合44を用いて相互に固定してよい。
下部ダクト部分28及び上部ダクト部分26の、凸形状又は半円状に成形された半殻形状の外形は、互いに相対して実質的に閉鎖された環状ダクト16を形成する。しかし、例えば図1及び4に示すように、下部ダクト部分28の径方向への延在は、対応する上部ダクト部分26の径方向への延在に比べてわずかに短い。これにより、上部ダクト部分26は、下部ダクト部分28を越えて径方向に外向きに突出し、従って、第1のインサート30と本体12の内側を向いた側壁部分15との間に設けられる、環状に成形され軸方向に延在するギャップ20へと延伸する。
上部ダクト部分26及び下部ダクト部分28によって形成される環状ダクト16を、図3及び4に示すように、入口14の下流に配置する。それ故、入口14を介して供給される2相流体は、環状ダクト16に接線方向に入る。環状の逃げギャップ20によって、下部ダクト部分28に沿って径方向に内向きに移動し、上部ダクト部分26に沿って径方向に外向きに流れる、第1の渦巻き状の流れを、環状ダクト16の内側で形成する。環状ダクト16の内側で確立することができる旋回又は渦巻き状の流れは、2相流体の気相及び液相の予備分離を提供する。上部ダクト部分26及び下部ダクト部分28の側壁に液体粒子が衝突し、これを、渦巻き状の流れによって、環状ギャップ20を通って内部チャンバ18へと運び去ることができる。
強制的に動かされる、又は環状ギャップ20を通って滴り落ちる液体粒子は、本体12の側壁の内側表面15に沿って、本体12の底部にある流体出口22へと直接流れ落ちることができる。しかし、入口14を、チューブ型本体12に対して接線方向に配設するため、環状ダクト16を通る2相流体の伝播は、長手方向軸1を回転軸とした角運動量を維持しつつ、内部チャンバ18へと移動する。
その結果、2相流体が環状ギャップ20を介して内部チャンバ18に入る場合、長手方向軸1の周りで旋回する渦巻き状の流れが確立され、これにより、2相流体の更なる液体成分を、本体12の側壁の内側を向いた表面15に衝突させることができる。環状ギャップ20の軸方向の長さ及び径方向の幅に応じて、2相流体が内部チャンバ18に入る角度及び流速を正確に改変することができ、これにより、気液分離の度合いを最適化することができる。
1つ又は複数の液体成分を、本体12の側壁15において径方向に外向きに収集する一方、1つ又は複数の気体成分は、第1のインサート30のチャネル38を通って、及び第2のインサート32の出口チャネル24を通って流れる。
本体12の底部に設けた、マッシュルーム様のジオメトリを呈するペグ42は、流体粒子を径方向に外側に、出口22に向けて運ぶ役割を果たし、図3の概略図によると、このペグ42は、本体12の側壁の内側を向いた表面15に90°の角度で接して、等距離に配設される。
ペグ42を、第1のインサート30のチャネル38の滴下縁部46の下に配設する。このような滴下縁部46から滴下するいずれの水滴は、ペグ42の、角度が付いた上面に衝突し、出口22へと流れ落ちることができる。
第1のインサート30は、下部ダクト部分28を備えるだけでなく、内部チャンバ18に相対するその底部に、上部ダクト部分36も備える。この上部ダクト部分36は、内部チャンバ18の内側における、2相流体の再配向を補助することができる。チャネル38と外部本体12の間を実際に上向きに流れる、旋回する2相流体を、湾曲した環状の上部ダクト部分36によって再配向することができ、上部ダクト部分36は、従ってガイド構造又は偏向装置として働き、2相流体を再び径方向に外側及び下向きに向ける。その結果、上部ダクト部分36と環状ギャップ20の間に、集積した流体粒子の制御された滴下を補助する滴下縁部40が設けられる。
更に、図1に示すように、上部ダクト部分26及び下部ダクト部分28を、横方向スリット27で分離してよく、これにより、環状ダクト16から環状ギャップ20への流れを制御することができる。更に、図1及び4に示すように、第2のインサート32は、内部チャンバ18を気体出口24から効果的に封止するために、シールを受容する役割を果たす、環状溝34を備える。
図5による実施形態では、図1に示す第1のインサート30を、改変したインサート50で置換した。ここで、インサート50はもはや、下向きに延在するチャネル38を有さず、上部ダクト部分56の極めて近傍において、滴下縁部52によって終端となる。この改変の他に、インサート50はまた、上向きに延在するシャフト部分54を備え、これによって、上述したように、第2のインサート32との圧迫嵌合接続を確立することができる。
環状ダクトを設けて第1の渦巻き状又は旋回する流れを発生させることにより、慣性分離装置の分離効率を大幅に上昇させることができ、これにより、このような分離装置の全体のサイズを削減することができる。実際、このような分離装置は、例えば燃料電池アセンブリの反応物質と燃料ガスを分離するための、自動車内での適用において、より容易に実装することができる。更に、いくつかの別個の構成要素、即ちチューブ型に成形された本体12、第1のインサート30及び第2のインサート32を設けることにより、慣性分離装置10の全ての構成要素を、射出成形を用いて製造することができ、その後相互に組付けることができる。
従って、このような慣性分離装置の製造及び組立てコストを削減でき、その構成要素をプラスチックで作製することで、慣性分離装置の軽量設計を提供することができる。
1 長手方向軸
10 慣性分離装置
12 本体
13 カバー部分
14 入口
15 内側側壁部分
16 環状ダクト
17 貫通開口
18 内部チャンバ
20 環状ギャップ
22 出口
24 出口
26 上部ダクト部分
27 スリット
28 下部ダクト部分
30 第1のインサート
32 第2のインサート
33 シャフト部分
34 溝
36 上部ダクト部分
38 チャネル
40 滴下縁部
42 ペグ
44 圧迫係合
46 滴下縁部
50 第1のインサート
52 滴下縁部
54 シャフト部分
56 上部ダクト部分

Claims (15)

  1. −チューブ型本体(12)であって、前記本体(12)の側壁を通って実質的に接線方向に延在する入口(14)を有する、チューブ型本体(12)と、
    −前記チューブ型本体(12)の内側に配設され、前記入口(14)と流体連通する、環状ダクト(16)と
    を備える、気体と液体の分離のための慣性分離装置であって、
    −前記環状ダクト(16)は、環状ギャップ(20)を介して、前記チューブ型本体(12)の内部チャンバ(18)内に延伸し、前記環状ギャップ(20)は、前記本体(12)の内側を向いた側壁部分(15)と、第1のインサート(30;50)との間に延在する、慣性分離装置。
  2. 前記環状ダクト(16)の環の中心は、前記チューブ型本体(12)の長手方向軸(1)と実質的に一致する、請求項1に記載の慣性分離装置。
  3. 前記環状ダクト(16)は、前記入口(14)の下流及び前記環状ギャップ(20)の上流に、環状渦巻き状チャンバを設ける、請求項1又は2のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  4. 前記環状ダクト(16)は、前記内部チャンバ(18)の上端部に配設される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  5. 前記環状ダクト(16)は、環状かつ半殻形状の上部ダクト部分(26)、及びこれに対応するよう成形された下部ダクト部分(28)を備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  6. 前記上部ダクト部分(26)及び前記下部ダクト部分(28)は、これらの半殻形状の外形によって互いに向かい合い、実質的に閉鎖された前記ダクト(16)を形成する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  7. 前記環状ギャップ(20)の全横断面積は、前記入口(14)の断面の少なくとも0.2、0.3、0.5、1、1.5、2、3、4又は5倍である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  8. 前記上部ダクト部分(26)の断面直径は、対応する前記下部ダクト部分(28)の直径を、実質的に前記環状ギャップ(20)の径方向の幅の分だけ超過する、請求項5〜7のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  9. 前記環状ダクト(16)は、前記環状ギャップ(20)に噛み合う実質的に螺旋状の断面を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  10. 前記入口(14)の中心は、前記環状ダクト(16)の中心と実質的に同一直線上にある、請求項1〜9のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  11. 前記下部ダクト部分(28)は、軸方向に延在する中心シャフト部分(33)を有する前記第1のインサート(30;50)に形成される、請求項5〜10のいずれか1項に記載の慣性分離装置。
  12. 前記上部ダクト部分(28)は、前記内部チャンバ(18)の断面を横切って延在し、前記第1のインサート(30;50)の前記シャフト部分(33)と流体連通した中心出口チャネル(24)を有する、第2のインサート(32)に形成される、請求項11に記載の慣性分離装置。
  13. 前記シャフト部分(33)と、前記出口チャネル(24)とは、それぞれ相互に圧迫係合される、請求項12に記載の慣性分離装置。
  14. 前記本体(12)、前記第1のインサート(30;50)及び/又は前記第2のインサート(32)は、実質的にくり抜き部分を有さない、請求項1〜13に記載の慣性分離装置。
  15. 前記本体(12)、前記第1のインサート(30;50)及び/又は前記第2のインサート(32)は、射出成形されたプラスチック製構成要素を含む、請求項1〜14に記載の慣性分離装置。
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