JP2013162299A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザーによる操作の利便性を向上することのできる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置としてのMFPは、ログインした第1のユーザーの設定の情報を設定情報テーブルに記憶する(S3)。MFPは、MFPが実行するジョブの条件の第1の設定を受け付けると(S5)、第1の設定を行った第2のユーザーを認識し(S7)、第2のユーザーの第1の設定の情報を設定情報テーブルに記憶する(S9)。MFPは、第2のユーザーの第1の設定の情報に基づいて、第2のユーザーの第2の設定の情報を設定情報テーブルに記憶する(S10)。MFPは、第1の設定を受け付け可能なオブジェクトを、第1のユーザーの第1の設定の情報と、第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態でタッチパネルに表示する(S13)。
【選択図】図14

Description

本発明は画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラムに関し、より特定的には、複数のユーザーによる操作の利便性を向上することのできる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラムに関する。
今日、MFP(Multifunction Peripheral、複合機)には、通常、タッチパネル式の操作パネル(オペレーションパネル)が備え付けられている。ユーザーは操作パネルに表示されたキーをタッチすることで、MFPに対して入力操作を行なうことができる。
タッチパネルに関する従来の技術は、たとえば下記特許文献1〜3などに開示されている。下記特許文献1には、人体通信機能を備えた情報入力装置が開示されている。この技術では、外部装置を保持するユーザーがタッチ操作を行った場合に、情報入力装置は、そのユーザーにより誘起される電極層の電気的変化に基づいて、ユーザーがタッチ操作を行ったオブジェクトを特定する。また情報入力装置は、電極層を人体通信用の伝送路として用い、タッチパネル面に接触したユーザーの人体を介して外部装置との間で人体通信を行うことにより、タッチ操作を行ったユーザーを識別する。この技術を画像形成装置に適用することにより、複数ユーザーが画像形成装置を操作する場合に、画像形成装置は、ユーザー毎にログインまたはログアウト処理を行わなくても、タッチパネル上で、複数のユーザーからの操作を同時に受け付けることが可能となる。
また下記特許文献2には、ユーザーがデジカメで撮った写真を、店頭にあるプリント注文装置を使って自らプリント注文する場合に、複数のサムネイル画像をタッチパネル画面に表示し、複数のユーザーからプリントしたい画像の選択を受け付けるプリント注文装置が開示されている。このプリント注文装置は、ユーザーの指紋によって操作したユーザーを識別し、画像を選択するための入力操作を行ったユーザー毎に、処理対象とする画像を選択する。
下記特許文献2では、各ユーザーがどの画像を選択したかを認識しやすくするために、プリント注文装置は、各撮影画像の下部などに、各撮影画像を各ユーザーが選択したか否かを表示するチェックボックスをユーザー名と共に表示する。プリント注文装置は、複数のユーザーが同じ撮影画像をプリント指定した場合には、それらのユーザーに対応した色で多重のフレームを表示する。
さらに下記特許文献3には、ドキュメントを表示するための表示装置と、表示装置上のドキュメントの操作および編集を行う複数の入力装置を備える電子黒板システムが開示されている。この電子黒板システムでは、表示装置は、ドキュメントを表示する表示手段と、表示手段に表示するドキュメントの制御を行う制御手段と、入力装置との間で入力装置が持つ固有の入力装置識別子情報の通信を行う入力装置判別手段とを備える。入力装置は、複数の入力装置間で、または表示装置との間で入力装置識別子情報の通信を行う入力装置判別手段を備える。
特開2010−286895号公報 特開2009−244725号公報 特開2008−118301号公報
MFPの操作パネルには、所定の場合に、MFPが実行するジョブの条件の設定(モード設定)を受け付ける複数のオブジェクトが表示される。ユーザーはこれらのオブジェクトを通じてジョブの条件を設定可能である。
ジョブの条件の中には、特定のジョブの条件と組み合わせて設定することができないものがある。たとえば、印刷ジョブに使用する用紙としてA4サイズの用紙を設定した場合、ユーザーは手差しトレイから給紙する用紙のサイズを設定することができない。また、用紙の左上をステープルする設定を行った場合、ユーザーは用紙の右側をステープルする設定を行うことができない。このため、あるオブジェクトを通じてジョブの条件を設定した場合、他のジョブの条件の設定を禁止する場合がある。この場合、従来のMFPでは、禁止するジョブの条件(設定不可能なジョブの条件)に関するオブジェクトをグレーアウトしたり、非表示にしたりする。
しかし、操作パネルが複数のユーザーから設定を受け付ける場合には、ジョブの条件の設定内容がユーザー毎に異なるため、設定不可能なジョブの条件に関するオブジェクトもユーザー毎に異なる。このため従来のMFPでは、操作パネルが複数のユーザーによる設定を受け付ける場合には、オブジェクトをグレーアウトや非表示にすることはできなかった。このため、ユーザーは、設定可能なジョブの条件に関するオブジェクトと、設定不可能なジョブの条件に関するオブジェクトとを操作パネルの画面上で区別することができなかった。
また、操作パネルが複数のユーザーによる設定を受け付ける場合には、同一の原稿に対して、複数のユーザーから異なるジョブの条件を同時に受け付けることができなかった。たとえば、あるユーザーが原稿を小冊子で出力することを望んでおり、別のユーザーが同じ原稿に対して片面のコーナーステープルで出力することを望んでいる場合を想定する。この場合、従来の技術では、小冊子とコーナーステープルとは同時に設定することができないため、後に設定を受け付けた方のジョブの条件が採用され、前に設定されたジョブの条件は自動的に解除されていた。その結果、どちらか一方のユーザーが出力を完了するまで、もう一方のユーザーはジョブの実行を待たされていた。
この問題に関して、特許文献2のプリント注文装置では、複数のユーザーがプリントしたい画像を選択している場合に、各ユーザーは、自分がどの撮影画像を選択したかを確認することは可能である。しかし、各ユーザーは、あるオブジェクトを通じてジョブの条件を設定した場合に、その設定によりどのジョブの条件の設定が禁止されるのかを認識することはできなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、複数のユーザーによる操作の利便性を向上することのできる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像処理装置は、タッチパネルと、記憶部と、第1のユーザーの、画像処理装置が実行する動作に関する第1の設定の情報を記憶部に記憶する第1の記憶手段と、画像処理装置が実行する動作に関する第2の設定を受け付ける設定受付手段と、第2の設定を行ったユーザーを認識する認識手段と、第2の設定を行ったユーザーが第2のユーザーであることを認識手段にて認識した場合に、第2のユーザーの第2の設定の情報を記憶部に記憶する第2の記憶手段と、第2のユーザーの第2の設定の情報に基づいて、第2のユーザーの第1の設定の情報を記憶部に記憶する第3の記憶手段と、第1の設定を受け付け可能な第1のオブジェクトを、第1のユーザーの第1の設定の情報と、第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態でタッチパネルに表示する表示手段とを備える。
上記画像処理装置において好ましくは、第2のユーザーであることを認識手段にて認識した場合に、第3の記憶手段は、第1のユーザーの第1の設定の情報を変更しない。
上記画像処理装置において好ましくは、表示手段は、さらに、第2の設定を受け付け可能な第2のオブジェクトを、第1のユーザーの第2の設定の情報と、第2のユーザーの第2の設定の情報との両方を示す表示形態でタッチパネルに表示する。
上記画像処理装置において好ましくは、表示手段は、記憶部が複数のユーザーの第2の設定の情報を記憶している場合に、第2のオブジェクトの表示領域を複数のユーザーの人数で分割することにより得られた分割領域の各々に、複数のユーザーの各々の第2の設定の情報を示す表示形態で、第2のオブジェクトを表示する分割領域表示手段を含む。
上記画像処理装置において好ましくは、表示手段は、記憶部が記憶しているユーザーの第2の設定の情報を文字にて示す表示態様で、第2のオブジェクトを表示する文字表示手段と、記憶部が記憶しているユーザーの第2の設定の情報を、図および記号のうち少なくともいずれか一方で示す表示態様で、第2のオブジェクトを表示する図記号表示手段と、第2の設定を有効にしているユーザーの人数に基づいて、文字表示手段による表示と図記号表示手段による表示とのいずれによる表示を行うかを決定する表示決定手段とを含む。
上記画像処理装置において好ましくは、表示手段は、第1のユーザーの第2の情報と、第2のユーザーの第2の情報とが同一である場合に、第1および第2のユーザーの第2の情報が同一であることを示す表示形態で、第2のオブジェクトを表示する同一表示手段を含む。
上記画像処理装置において好ましくは、表示手段は、第1のユーザーの第2の情報と、第2のユーザーの第2の情報とが相違する場合に、第1および第2のユーザーの第2の情報が相違することを示す表示形態で、第2のオブジェクトを表示する相違表示手段を含む。
上記画像処理装置において好ましくは、表示手段は、タッチパネルに対する第1および第2のユーザーの各々の存在位置を検知する位置検知手段と、第1のユーザーの存在位置を含む第1の角度範囲の視野角で第1のユーザーの第2の情報を示す表示態様で、第2のオブジェクトを表示する第1の視野角表示手段と、第2のユーザーの存在位置を含む第2の角度範囲の視野角で第2のユーザーの第2の情報を示す表示態様で、第2のオブジェクトを表示する第2の視野角表示手段とを含む。
上記画像処理装置において好ましくは、タッチパネルにおけるオブジェクトが表示されていないエリアに表示したサブウィンドウ内に、第1のユーザーの第2の情報と、第2のユーザーの第2の情報とを示すサブウィンドウ表示手段をさらに備える。
上記画像処理装置において好ましくは、第2のユーザーから第1および第2の情報のクリアを受け付けるクリア受付手段と、クリア受付手段にてクリアを受け付けた場合に、第1のユーザーの第1および第2の情報を記憶部から消去せずに、第2のユーザーの第1および第2の情報を記憶部から消去する情報消去手段とをさらに備える。
上記画像処理装置において好ましくは、タッチパネルに表示された、画像処理装置が実行する動作に関する第3の設定を受け付け可能な第3のオブジェクトでダブルクリックを受け付けるダブルクリック受付手段と、ダブルクリック受付手段にてダブルクリックを受け付けた場合に、ダブルクリックの1回目のクリックを行ったユーザーと、ダブルクリックの2回目のクリックを行ったユーザーとが同一であるか否かを判別する同一判別手段と、同一判別手段にて同一であると判別した場合に、同一判別手段にて同一であると判別したユーザーの第3の設定の情報を記憶部に記憶する第4の記憶手段とをさらに備える。
上記画像処理装置において好ましくは、第1および第2の設定は、画像処理装置が実行するジョブの条件の設定である。
上記画像処理装置において好ましくは、第1および第2の設定は、双方の設定を有効にすることができない組み合わせ禁止のジョブの条件の設定であり、第3の記憶手段は、第2のユーザーの第1の設定を無効化する。
本発明の他の局面に従う画像処理装置の制御方法は、タッチパネルと記憶部とを含む画像処理装置の制御方法であって、第1のユーザーの、画像処理装置が実行する動作に関する第1の設定の情報を記憶部に記憶する第1の記憶ステップと、画像処理装置が実行する動作に関する第2の設定を受け付ける設定受付ステップと、第2の設定を行ったユーザーを認識する認識ステップと、第2の設定を行ったユーザーが第2のユーザーであることを認識ステップにて認識した場合に、第2のユーザーの第2の設定の情報を記憶部に記憶する第2の記憶ステップと、第2のユーザーの第2の設定の情報に基づいて、第2のユーザーの第1の設定の情報を記憶部に記憶する第3の記憶ステップと、第1の設定を受け付け可能な第1のオブジェクトを、第1のユーザーの第1の設定の情報と、第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態でタッチパネルに表示する表示ステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従う画像処理装置の制御プログラムは、タッチパネルと記憶部とを含む画像処理装置の制御プログラムであって、第1のユーザーの、画像処理装置が実行する動作に関する第1の設定の情報を記憶部に記憶する第1の記憶ステップと、画像処理装置が実行する動作に関する第2の設定を受け付ける設定受付ステップと、第2の設定を行ったユーザーを認識する認識ステップと、第2の設定を行ったユーザーが第2のユーザーであることを認識ステップにて認識した場合に、第2のユーザーの第2の設定の情報を記憶部に記憶する第2の記憶ステップと、第2のユーザーの第2の設定の情報に基づいて、第2のユーザーの第1の設定の情報を記憶部に記憶する第3の記憶ステップと、第1の設定を受け付け可能な第1のオブジェクトを、第1のユーザーの第1の設定の情報と、第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態でタッチパネルに表示する表示ステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、複数のユーザーによる操作の利便性を向上することのできる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および画像処理装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像処理システムの概略的な構成を示す図である。 MFP1の内部構成を示すブロック図である。 MFP1の操作パネル130の外観を模式的に示す図である。 MFP1の人体通信機能を説明する図である。 固定記憶装置110が記憶する設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。 操作パネル130の表示部134に表示された画面の第1の例を示す図である。 X=80mm、Y=90mmのサイズの手差し用紙をユーザーCが設定した場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。 ユーザーAがMFP1に新たにログインした場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。 ユーザーAがA4サイズの用紙を設定した場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。 操作パネル130の表示部134に表示された画面の第2の例を示す図である。 ユーザーBがMFP1に新たにログインし、A3サイズの用紙を設定した場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。 操作パネル130の表示部134に表示された画面の第3の例を示す図である。 1人のユーザーでは双方を有効にすることができないジョブの条件の設定を、複数のユーザーから受け付けた場合の、操作パネル130の表示画面を模式的に示す図である。 MFP1の動作を示すフローチャートである。 図14のステップS10のサブルーチンである。 本発明の第2の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。 操作パネル130に対するユーザーA〜Cの各々の存在位置と、ユーザーA〜Cの各々の設定情報を示す視野角との関係を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。 本発明の第5の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。 本発明の第6の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。 本発明の第7の実施の形態における操作パネル130の表示画面の変化の第1の状態を説明する。 本発明の第7の実施の形態における操作パネル130の表示画面の変化の第2の状態を説明する。 本発明の第7の実施の形態における操作パネル130の表示画面の変化の第3の状態を説明する。 本発明の第7の実施の形態における操作パネル130の表示画面の変化の第4の状態を説明する。 本発明の第8の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態における画像処理システムは、画像処理装置として、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(画像処理装置の一例)を含むシステムである。画像処理装置は、MFPである場合の他、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどのMFP以外の画像形成装置であってもよいし、PCやスキャナーなどであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、本実施の形態における画像処理システムの概略的な構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理システムの概略的な構成を示す図である。
図1を参照して、画像処理システムは、n(nは自然数)個のMFP1−1〜1−n(画像処理装置の一例)と、m(mは自然数)個の情報処理装置2−1〜2−mと、z(zは自然数)個の人体通信装置3−1〜3−zとを備えている。MFP1−1〜1−nの各々と情報処理装置2−1〜2−mの各々とは、ネットワーク4aを通じて相互に接続されている。ネットワーク4aは、外部ネットワーク5を介して、他のネットワーク4bと接続されている。人体通信装置3−1〜3−zの各々は、人体(ユーザーの身体)を通じてMFP1−1〜1−zの各々と通信可能である。
以下、MFP1−1〜1−nのうち任意のものをMFP1と呼ぶことがある。情報処理装置2−1〜2−mのうち任意のものを情報処理装置2と呼ぶことがある。人体通信装置3−1〜3−zのうち任意のものを人体通信装置3と呼ぶことがある。さらに、ネットワーク4aおよび4bのうち任意のものをネットワーク4と呼ぶことがある。
ネットワーク4は、たとえば有線または無線のLAN(Local Area Network)などの専用回線を用いたものである。ネットワーク4は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルを用いて各種機器を接続する。ネットワーク4に接続された機器は、お互いに各種データのやり取りが可能となっている。なお、ネットワーク4は、一般回線を用いたものや無線通信を用いたものであってもよい。
MFP1は、走査した原稿画像の複写画像や、情報処理装置2から受信したプリントデータに基づいて生成した画像の複写画像を、用紙上に形成する。プリントデータとは、たとえば、情報処理装置2のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムが発行する描画命令を、プリンタードライバーによってMFP1が処理可能なページ記述言語に変換したものである。プリントデータは、PDF、TIFF、JPEG、またはXPSなどのファイルフォーマットで記述された文書データなどであってもよい。
MFP1は、ネットワーク4を介して、情報処理装置2や他のMFP1に原稿画像を送信することも可能である。MFP1は、外部ネットワーク5を介して、別のネットワーク4に接続された他のMFP1や情報処理装置2に原稿画像を送信することも可能である。さらにMFP1は、原稿画像や情報処理装置2から受信した文書データを、MFP1内の固定記憶装置110(図2)に蓄積することも可能である。
情報処理装置2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、固定記憶装置(ハードディスク装置など)、モニター、キーボード、およびマウスなどを有する一般的なコンピューター装置である。情報処理装置2は、ユーザーの指示によりプリントデータを生成し、生成したプリントデータをMFP1に送信する。
人体通信装置3は、それを保持するユーザーの認証情報(識別情報)を記憶している。人体通信装置3は、所定の場合にユーザーの身体を通じてMFP1との通信を行い、その人体通信装置3が記憶するユーザーの認証情報をMFP1へ送信する。
図2は、MFP1の内部構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP1は、制御部100と、固定記憶装置110と、画像読取装置120と、操作パネル130と、画像出力装置140と、プリンターコントローラー150と、ネットワークI/F160と、位置検知部170とを含んでいる。制御部100には、固定記憶装置110、画像読取装置120、操作パネル130、画像出力装置140、プリンターコントローラー150、ネットワークI/F160、および位置検知部170の各々がバスを介して接続されている。
制御部100は、スキャンジョブ、コピージョブ、メール送信ジョブ、およびプリントジョブなどの各種ジョブについて、MFP1全体の制御を行う。制御部100は、CPU101と、ROM102と、SRAM(Static Random Access Memory)103と、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory、不揮発性メモリ)104と、時計IC(Integrated Circuit)105とを含んでいる。CPU101、ROM102、SRAM103、NVRAM104、および時計IC105の各々はバスを介して互いに接続されている。CPU101は、ROM102に記憶された制御プログラムを実行する。ROM102は、MFP1の動作を制御する制御プログラムを格納する。SRAM103はCPU101の作業用のメモリである。NVRAM104はバッテリバックアップにより、画像形成に関わる各種の設定を記憶している。
固定記憶装置110(記憶部の一例)は、たとえばハードディスク装置であり、各種情報を記憶する。特に固定記憶装置110は、後述する設定情報テーブル(図5)を記憶する。
画像読取装置120は、原稿の画像を読み取る。
操作パネル130は、ユーザーから各種の入力を受け付け、各種情報を表示する。操作パネル130は、数字の入力を行うテンキー131と、印刷の実行指示を受け付けるプリントキー132と、ユーザーのログアウトの指示を受け付けるログアウトキー133と、各種情報を表示する表示部134と、表示部134へ画像を表示し、表示部134に表示したソフトウェアキーのタッチ操作を受け付ける入出力部135(タッチパネルの一例)とを含んでいる。入出力部135は、表示部134へのユーザーのタッチ操作の位置(接触位置)を検出する接触位置検出部136と、人体通信装置3との間で人体通信を行うための人体通信部137とを含んでいる。
画像出力装置140は、複写画像を用紙上に形成する。
プリンターコントローラー150は、ネットワークI/F160により受信したプリントデータから複写画像を生成する。
ネットワークI/F160は、ネットワークケーブル4cを介してMFP1をネットワーク4に接続する。ネットワークI/F160は、他のMFP1や情報処理装置2などの外部装置との間で、各種の情報を送受信する。
位置検知部170は、表示部134に対するユーザーの存在位置を検知する。
図3は、MFP1の操作パネル130の外観を模式的に示す図である。
図3を参照して、操作パネル130は、数字の入力を行うテンキー131と、タッチパネルとしての機能を有する表示部134および入出力部135と、ジョブの実行指示を受け付けるスタートキー138と、実行中のジョブの停止指示を受け付けるストップキー139などを含んでいる。操作パネル130は、MFP1が実行するジョブの条件の設定を受け付けるオブジェクトを表示部134に表示する。MFP1は、操作パネル130の表示部134へのタッチ操作をユーザーから受け付けた場合に、接触位置検出部136でユーザーがタッチした座標を検出し、その座標に基づいてユーザーが操作したオブジェクトを特定する。MFP1は、ユーザーによってスタートキー138が押下された場合に、設定されたジョブの条件でジョブを実行する。
次に、MFP1の人体通信機能の概要について説明する。
図4は、MFP1の人体通信機能を説明する図である。
図4を参照して、ユーザーは、操作パネル130の表示部134に表示された画面のオブジェクトOBに対してタッチ操作を行うことで、MFP1を操作可能である。ユーザーが人体通信装置3を身に付けた状態で操作パネル130に対してタッチ操作を行うと、MFP1、ユーザーの身体、および人体通信装置3によって電気回路が構成されて、この電気回路に電流が流れる。これにより、人体通信装置3とMFP1との間での人体通信が可能となる。この人体通信で送受信されるデータは、主にユーザーの認証情報である。
MFP1は、操作パネル130の表示画面へのタッチ操作をユーザーから受け付けた場合に、人体通信装置3から受信した認証情報に基づいて、ユーザーがタッチしたオブジェクトの操作を許可するか否かの認証(ユーザーのログイン処理)を行う。認証が成功すると、ユーザーはタッチしたオブジェクトの操作が可能になり、ジョブの実行が可能になる。
図5は、固定記憶装置110が記憶する設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。
図5を参照して、固定記憶装置110は設定情報テーブルを記憶している。MFP1は、新たなユーザーのログイン処理を行った場合、そのユーザーがMFP1で実行するジョブの条件の情報(以降、設定情報と呼ぶことがある)を、デフォルトの状態の内容で設定情報テーブルに新たに登録する。MFP1は、ログインユーザーからジョブの条件の変更(有効化または無効化)を受け付けた場合、受け付けた設定の内容に従ってそのユーザーの設定情報を更新する。さらにMFP1は、ログインユーザーからジョブの実行指示、ログアウトの指示、または設定情報のクリアを受け付けた場合などに、そのユーザーの設定情報を消去する。
なお図5では、ユーザーCの設定情報がデフォルトの状態の内容で登録されており、いずれの設定も無効になっている。デフォルトの状態の設定情報は、たとえばA4サイズの用紙および白黒プリントの設定が有効であり、その他の設定が無効であってもよい。
次に、本実施の形態における操作パネル130の表示画面および設定情報テーブルの変化の一例を説明する。
図6は、操作パネル130の表示部134に表示された画面の第1の例を示す図である。なお、本願の図においては、実際にはカラーである操作パネル130の表示画面をモノクロで示している。このため、表示画面における色の違いが線種またはハッチングの違いにより示されている。
図6を参照して、操作パネル130の表示部134には、たとえばサムネイル画像TNと、オブジェクトOB1〜OB9と、サブウィンドウSW1と、キーK1とが表示される。サムネイル画像TNは、たとえば固定記憶装置110やMFP1に接続された記憶装置(たとえばUSBメモリなど)に保存されているデータのサムネイル画像である。サムネイル画像TNの周囲には、プリントジョブの条件に関する設定を受け付けるオブジェクトOB1〜OB9と、現在のログインユーザーおよびそのユーザーの設定情報を表す色を表示するサブウィンドウSW1と、現在選択しているサムネイル画像および現在の設定情報をクリア(リセット)するキーであるキーK1とが表示されている。
オブジェクトOB1は、カラープリントの設定を受け付けるオブジェクトであり、オブジェクトOB2は、白黒プリントの設定を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトOB1の設定とオブジェクトOB2の設定とは互いに組み合わせることができないものである。
オブジェクトOB3は、A4サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトであり、オブジェクトOB4は、A3サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトであり、オブジェクトOB5は、手差し用紙(手差し用の給紙トレイに載置された用紙)の設定を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトOB3〜OB5の設定は、互いに組み合わせることができないものである。
オブジェクトOB6は、2枚の原稿の画像を1枚に集約してプリントする設定(2in1設定)を受け付けるオブジェクトであり、オブジェクトOB7は、4枚の原稿の画像を1枚に集約してプリントする設定(4in1設定)を受け付けるオブジェクトである。オブジェクトOB6の設定とオブジェクトOB7の設定とは互いに組み合わせることができないものである。
オブジェクトOB8は、用紙のコーナーにステープルを行う設定を受け付けるオブジェクトであり、オブジェクトOB9は、用紙の左上にステープルを行う設定を受け付けるオブジェクトである。
ユーザーCがログインした場合、サブウィンドウSW1には、現在のログインユーザーがユーザーCであることと、ユーザーCの設定情報が緑色で示されていることが表示される。
ここで、第1の操作として、ユーザーCが「3.jpg」というデータについてのプリントジョブの条件として、X(横方向の長さ)=80mm、Y(縦方向の長さ)=90mmのサイズの手差し用紙を設定した場合を想定する。
この場合、サムネイル画像TNのうち「3.jpg」というデータが緑色の線で囲まれる。また、ユーザーCにより有効とされた手差し用紙の設定に関するオブジェクトOB5が緑色で表示される。オブジェクトOB5において、手差し用紙のサイズを入力する欄は緑色の線で囲まれて有効化されており、ユーザーCによる手差し用紙のサイズの入力が可能になっている。手差しサイズを入力する欄には、ユーザーCが入力した「X:80mm、Y:90mm」という用紙サイズが表示される。
ユーザーCが第1の操作を行った場合、MFP1は設定情報テーブルにおけるユーザーCの設定情報を図7に示す内容に更新する。
図7は、X=80mm、Y=90mmのサイズの手差し用紙をユーザーCが設定した場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。
図7を参照して、X=80mm、Y=90mmのサイズの手差し用紙をユーザーCが設定した場合、MFP1は、ユーザーCの設定情報における手差し用紙の設定を有効にし、手差し用紙の設定の欄にX:80mm、Y:90mmという用紙サイズを記載する。その結果、ユーザーCの手差し用紙の設定が有効であること(第1のユーザーの第1の設定の情報の一例)が設定情報テーブルに記憶される。
次に、第2の操作として、ユーザーAがMFP1に新たにログインした場合を想定する。
図8は、ユーザーAがMFP1に新たにログインした場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。
図8を参照して、ユーザーAがMFP1に新たにログインした場合、MFP1は、ユーザーAの設定情報をデフォルトの状態の内容で設定情報テーブルに登録する。ユーザーAの設定情報では、いずれの設定も無効になっている。
次に、第3の操作として、ユーザーAが「2.pdf」というデータについてのプリントジョブの条件として、A4サイズの用紙を設定した場合を想定する。
図9は、ユーザーAがA4サイズの用紙を設定した場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。
図9を参照して、ユーザーAがA4サイズの用紙を設定(第2のユーザーの第2の設定の一例)した場合、MFP1は、ユーザーAの設定情報におけるA4サイズの用紙の設定を有効にする。またMFP1は、A4サイズの用紙の設定と同時には設定することができない他のジョブの条件を、MFP1のジョブの条件の中から検索する。そしてMFP1は、見つかったジョブの条件について、ユーザーAの設定が無効になるように、ユーザーAの設定情報を更新する。具体的には、ユーザーAの設定情報において、手差し用紙の設定またはA3サイズの用紙の設定が有効となっていた場合には、これらの設定が無効に変更される。A4サイズの用紙の設定と、手差し用紙の設定またはA3サイズの用紙の設定とは、双方を有効にすることができないジョブの条件(組み合わせ不可能なジョブの条件)であるからである。その結果、ユーザーAの手差し用紙の設定が無効であること(第2のユーザーの第1の設定の情報の一例)が設定情報テーブルに記憶される。この場合MFP1は、ユーザーBおよびCの設定情報における手差し用紙の設定を無効化しない。
図10は、操作パネル130の表示部134に表示された画面の第2の例を示す図である。
図10を参照して、ユーザーAがMFP1に新たにログインした場合、サブウィンドウSW1には、現在のログインユーザーとしてユーザーAが追加され、ユーザーAの設定情報が赤色で示されていることが表示される。
ユーザーAが、サムネイル画像TNのうち「2.pdf」というデータを選択した場合、このデータのサムネイル画像が赤色の線で囲まれる。また、ユーザーAがA4サイズの用紙の設定を行った場合、ユーザーAのA4サイズの用紙の設定が有効になっていることと、ユーザーCのA4サイズの用紙の設定が無効になっていることとを示す表示形態で、オブジェクトOB3(第2のオブジェクトの一例)が表示される。具体的には、オブジェクトOB3が赤色で表示される。
また、オブジェクトOB5(第1のオブジェクトの一例)の表示形態は、図6の場合の表示形態から、ユーザーAの手差し用紙の設定が無効であることと、ユーザーCの手差し用紙の設定が有効であることとの両方を示す表示形態に変更される。具体的には、オブジェクトOB5における手差し用紙のサイズを入力する欄(表示領域)が、ログインユーザーの人数(ここでは2人)に対応する数の分割領域OB5aおよびOB5bに分割される。分割領域OB5aは、ユーザーAを示す赤色の線で囲まれ、たとえばグレーアウトされる。これにより、ユーザーAの手差し用紙の設定が無効(不可能)となっていることが示される。分割領域OB5bは、ユーザーCを示す緑色の線で囲まれ、手差し用紙のサイズが表示される。これにより、ユーザーCの手差し用紙の設定が有効(可能)となっていることが示される。図10のようにオブジェクトOB5がグレーアウトされた場合には、ユーザーAからそのオブジェクトOB5へのタッチ操作を受け付けても、MFP1は、ユーザーAの手差し用紙の設定を有効にせず、そのタッチ操作を破棄する。
MFP1がユーザーAの手差し用紙の設定を無効化した場合の他、ユーザーAが手差し用紙の設定を直接無効化した場合(たとえばオブジェクトOB5をダブルクリックした場合)にも、オブジェクトOB5は図10に示す表示形態で表示される。
その後、第4の操作として、ユーザーBがMFP1に新たにログインし、「7.ppt」というデータについてのプリントジョブの条件として、A3サイズの用紙を設定した場合を想定する。
図11は、ユーザーBがMFP1に新たにログインし、A3サイズの用紙を設定した場合の設定情報テーブルの内容を模式的に示す図である。
図11を参照して、ユーザーBがMFP1に新たにログインした場合、MFP1は、ユーザーBの設定情報をデフォルトの状態の内容で設定情報テーブルに登録する。
ユーザーBがA3サイズの用紙を設定した場合、MFP1は、ユーザーBの設定情報におけるA3サイズの用紙の設定を有効にする。またMFP1は、A3サイズの用紙の設定と同時には設定することができないジョブの条件を、MFP1のジョブの条件の中から検索する。そしてMFP1は、見つかったジョブの条件について、ユーザーBの設定が無効になるように、ユーザーAの設定情報を更新する。具体的には、ユーザーBの設定情報において、手差し用紙の設定またはA4サイズの用紙の設定が有効となっていた場合には、これらの設定が無効に変更される。A3サイズの用紙の設定と、手差し用紙の設定またはA4サイズの用紙の設定とは、双方を有効にすることができないジョブの条件であるからである。
図12は、操作パネル130の表示部134に表示された画面の第3の例を示す図である。
図12を参照して、ユーザーBがMFP1に新たにログインした場合、サブウィンドウSW1には、現在のログインユーザーとしてユーザーBが追加され、ユーザーBの設定情報が青色で示されていることが表示される。
ユーザーBが、サムネイル画像TNのうち「7.ppt」というデータを選択した場合、このデータのサムネイル画像が青色の線で囲まれる。また、ユーザーBがA3サイズの用紙を設定した場合、ユーザーBのA3サイズの用紙の設定が有効になっていることを示す表示形態で、オブジェクトOB4が表示される。具体的には、オブジェクトOB4が青色で表示される。
オブジェクトOB5の表示形態は、図10に示す表示形態から、ユーザーAおよびBの各々の手差し用紙の設定が無効であることと、ユーザーCの手差し用紙の設定が有効であることとを示す表示形態に変更される。具体的には、オブジェクトOB5における手差し用紙のサイズを入力する欄が、ログインユーザーの人数(ここでは3人)に対応する数の分割領域OB5a〜OB5cに分割される。分割領域OB5cは、ユーザーBを示す青色の線で囲まれ、たとえばグレーアウトされる。図12のように分割領域がグレーアウトされた場合には、ユーザーBからそのオブジェクトOB5へのタッチ操作を受け付けても、MFP1は、ユーザーBの手差し用紙の設定を有効にせず、そのタッチ操作を破棄する。
本実施の形態のように、設定情報をユーザー毎に記憶することによって、1人のユーザーでは同時に設定できない2つの設定情報の設定を、複数のユーザーから受け付けた場合にも、それらの設定をユーザー毎に区別して受け付けて、各ユーザーの設定情報を表示部134に表示することができる。
図13は、1人のユーザーでは双方を有効にすることができないジョブの条件の設定を、複数のユーザーから受け付けた場合の、操作パネル130の表示画面を模式的に示す図である。
図13を参照して、操作パネル130の表示部134には、たとえばサムネイル画像TNと、オブジェクトOB1、OB2、OB6、OB7、およびOB10〜OB13と、サブウィンドウSW1と、キーK1とが表示される。オブジェクトOB10およびOB11は、それぞれ小冊子の中折りおよび中とじの設定を受け付けるオブジェクトであり、オブジェクトOB12およびOB13は、それぞれ用紙のコーナーおよび左上へのステープル処理の設定を受け付けるオブジェクトである。
ユーザーA、B、およびCがログインしており、ユーザーA、B、およびCの各々は、ジョブの条件の設定を行っている。ユーザーAおよびユーザーBは、いずれも「2.pdf」というデータを選択しており、ユーザーAは小冊子の中折りを設定したいと考えており、ユーザーBはコーナーの左上にステープルをして用紙を出力したいと考えている場合を想定する。
仮にユーザーが1人であれば、1つのデータに対して、ユーザーAが望む設定と、ユーザーBが望む設定との双方を有効にして出力することはできない。小冊子の中折りの設定と、コーナーの左上へのステープルの設定とは、双方を有効にすることができないジョブの条件であるからである。しかし、上述のように、2人のユーザーから別々のジョブの条件としてそれぞれの設定を受け付けた場合には、MFP1は、ユーザーAおよびユーザーBによるこれらの設定を受け付ける。MFP1は、設定情報(設定値)をユーザー毎に設定情報テーブルに保持しているため、このような処理が可能である。MFP1は、ユーザーAの中折りの設定と、ユーザーBのコーナーの左上にステープルの設定とが有効になっていることを示すために、オブジェクトOB10を赤色で表示し、オブジェクトOB12およびOB13を青色で表示する。
続いて、MFP1の動作を示すフローチャートについて説明する。
図14は、MFP1の動作を示すフローチャートである。
図14を参照して、MFP1の電源がオンされると、MFP1のCPU101は、ユーザーのログイン処理を行ったか(ユーザーの認証に成功したか)否かを判別する(S1)。
ステップS1において、ログイン処理を行ったと判別した場合(S1でYES)、CPU101は、ログインしたユーザーの設定情報を設定情報テーブルに新たに登録し(S3)、ステップS5の処理へ進む。一方、ステップS1において、ログイン処理を行っていないと判別した場合(S1でNO)、CPU101は、ステップS5の処理へ進む。
ステップS5において、CPU101は、ユーザーからジョブの条件の設定を受け付けたか否かを判別する(S5)。ステップS5において、設定を受け付けたと判別した場合(S5でYES)、CPU101は、人体通信装置3から取得した認証情報に基づいて、設定を行ったユーザーを認証し(S7)、認証に成功した場合には、受け付けた設定を有効にするように、設定情報テーブルにおけるそのユーザーの設定情報を更新する(S9)。次にCPU101は、そのユーザーが行った設定とは同時には設定することができない他のジョブの条件の設定を変更(無効化)する処理である、ジョブ条件変更処理を行う(S10)。ジョブ条件変更処理の詳細については後述する。一方、ステップS5において、設定を受け付けないと判別した場合(S5でNO)、CPU101は、ステップS17の処理へ進む。
ステップS10の処理に続いて、CPU101は、更新後の設定情報テーブルを参照し、他のログインユーザーが存在する否かを判別する(S11)。ステップS11において、存在すると判別した場合(S11でYES)、CPU101は、更新後の設定情報テーブルを参照し、設定を行ったユーザーの設定情報と、他のユーザーの設定情報とを表す表示形態でオブジェクトを表示し(S13)、ステップS17の処理へ進む。一方、ステップS11において、存在しないと判別した場合(S11でNO)、CPU101は、更新後の設定情報テーブルを参照し、設定を行ったユーザーの設定情報を表す表示形態で、オブジェクトを表示し(S15)、ステップS17の処理へ進む。
ステップS17において、CPU101は、ジョブの実行指示、ログアウトの指示、または設定情報のクリアをユーザーから受け付けたか否かを判別する(S17)。ステップS17において、受け付けたと判別した場合(S17でYES)、CPU101は、そのユーザーの設定情報を設定情報テーブルから消去し(S19)、設定情報の消去を操作パネル130の表示画面に反映し(S21)、ステップS1の処理へ進む。ステップS21では、ジョブの実行指示、ログアウトの指示、または設定情報のクリアを行ったユーザー以外のユーザーの設定情報は消去されない。一方、ステップS17において、受け付けないと判別した場合(S17でNO)、CPU101は、ステップS1の処理へ進む。
図15は、図14のステップS10のサブルーチンである。
図15を参照して、ステップS10のジョブ条件変更処理において、CPU101は、オブジェクト群OB1〜OBy(yは表示部134に表示されたオブジェクトの数、図6ではy=9)の中から、設定を行ったユーザーが選択したオブジェクトOBk(kは1〜yのいずれかの自然数)を特定し(S101)、特定したオブジェクトOBkに関するジョブの条件(設定値など)をXに設定したことを特定する(S103)。次にCPU101は、変数tを1に設定し(S105)、tの値がkの値に等しいか否かを判別する(S107)。
ステップS107において、等しくないと判別した場合(S107でNO)、CPU101は、オブジェクトOBkに関するジョブの条件の設定に伴い、他のジョブの条件の設定を変更する必要がある場合には、その設定を変更する。具体的にCPU101は、オブジェクトOBtの設定が、オブジェクトOBkに関するジョブの条件Xと同時に設定可能(組み合わせ可能)か否かを判別する(S111)。一方、ステップS107において、等しいと判別した場合(S107でYES)、CPU101は、ステップS109の処理へ進む。
ステップS111において、同時に設定可能であると判別した場合(S111でYES)、CPU101は、ログインユーザーが1人か否かを判別する(S113)。
ステップS113において、1人であると判別した場合(S113でYES)、CPU101は、オブジェクトOBtに関するジョブの条件を設定可能な状態にし(S115)、ステップS109の処理へ進む。一方、ステップS113において、複数人であると判別した場合(S113でNO)、CPU101は、設定を行ったユーザーのオブジェクトOBtに関するジョブの条件を設定可能な状態にし(S121)、ステップS109の処理へ進む。
ステップS111において、同時に設定不可能であると判別した場合(S111でNO)、CPU101は、ログインユーザーが1人か否かを判別する(S131)。
ステップS131において、1人であると判別した場合(S131でYES)、CPU101は、オブジェクトOBtに関するジョブの条件を設定不可能な状態にし(無効化し)(S133)、ステップS109の処理へ進む。一方、ステップS131において、複数人であると判別した場合(S131でNO)、CPU101は、設定を行ったユーザーのオブジェクトOBtに関するジョブの条件を設定不可能な状態にし(無効化し)(S141)、ステップS109の処理へ進む。
ステップS109において、CPU101は、tの値がyの値と等しいか(オブジェクトOBtが最後のオブジェクトか)否かを判別する(S109)。ステップS109において、等しいと判別した場合(S109でYES)、CPU101はリターンする。一方、ステップS109において、等しくないと判別した場合(S109でNO)、CPU101はtの値をインクリメントし(S151)、ステップS107の処理へ進む。
[第2の実施の形態]
以降の第2〜第5の実施の形態では、1つのオブジェクトに関するジョブの条件が複数のユーザーによって設定されている場合(1つのオブジェクトに関する複数のユーザーのジョブの条件が設定情報テーブルに記載されている場合)の、そのオブジェクトの表示形態について説明する。
本実施の形態において、MFP1は、1つのオブジェクトに関するジョブの条件の設定を有効にしているユーザーの人数に基づいて、2つの表示形態のうちいずれの表示形態を採用するかを決定する。
図16は、本発明の第2の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
図16(a)を参照して、プリントジョブにおけるステープルの設定に関して、ユーザーAのみからコーナーの左上へのステープルの設定を受け付けた場合、MFP1は、用紙のコーナーにステープルを行う設定を受け付けるオブジェクトOB8と、用紙の左上にステープルを行う設定を受け付けるオブジェクトOB9とを、ユーザーAの色である赤色で表示する。MFP1は、オブジェクトOB8およびOB9に、それぞれ「コーナー」および「左上」の文字を表示する。これにより、ユーザーAが設定したジョブの条件は、オブジェクトOB8およびOB9において文字にて表示される。
図16(b)を参照して、プリントジョブにおけるステープルの設定に関して、さらにユーザーBから用紙の左側への2点でのステープルの設定を受け付けた場合、MFP1は、ユーザーAおよびユーザーBの各々が設定したジョブの条件を図および記号で示す表示態様で、オブジェクトOB8およびOB9を表示する。具体的には、MFP1は、オブジェクトOB8およびオブジェクトOB9の表示領域に、用紙を示す矩形の図形を2つ表示する。MFP1は、左側の図形内にはユーザーAのステープル位置を赤色で表示し、右側の図形内にはユーザーBのステープル位置を青色で表示する。これにより、ユーザーAおよびユーザーBのステープルの設定の内容が図および記号にて表示される。
つまり、MFP1は、オブジェクトOB8およびOB9に関するジョブの条件の設定を有効にしているユーザーの人数に基づいて、オブジェクトOB8およびOB9の表示形態を変更する。たとえばMFP1は、オブジェクトOB8およびOB9に関するジョブの条件の設定を有効にしているユーザーが1人以下である場合には、図16(a)の表示形態を採用し、オブジェクトOB8およびOB9に関するジョブの条件の設定を有効にしているユーザーが2人以上である場合には、図16(b)の表示形態を採用する。
なお、図16(b)の場合のオブジェクトOB8およびOB9の表示態様は一例であり、MFP1は、設定されているジョブの条件を、図および記号のうち少なくともいずれか一方で示す表示態様で、オブジェクトOB8およびOB9を表示すればよい。
[第3の実施の形態]
本実施の形態において、MFP1は、1つのオブジェクトに関して2人のユーザーが設定したジョブの条件が同一である場合には、設定されているジョブの条件が同一であることを示す表示形態でそのオブジェクトを表示し、1つのオブジェクトに関する2人のユーザーが設定したジョブの条件が相違する場合には、設定されているジョブの条件が相違することを示す表示形態でそのオブジェクトを表示する。
図17は、本発明の第3の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
図17を参照して、プリントジョブの設定に関して、MFP1は、A4サイズの用紙の設定と、コーナーの左上へのステープルの設定とをユーザーAから受け付けており、A4サイズの用紙の設定と、用紙の左側への2点でのステープルの設定とをユーザーBから受け付けている。この場合、MFP1は、A4サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB3に、ユーザーAを示す赤色のポインターと、ユーザーBを示す青色のポインターとを付加することにより、ユーザーAおよびユーザーBがいずれもA4サイズの用紙を設定していることを示す。またMFP1は、用紙のコーナーにステープルを行う設定を受け付けるオブジェクトOB8と、用紙の左上にステープルを行う設定を受け付けるオブジェクトOB9との各々に、ユーザーAを示す赤色のポインターと、ユーザーBを示す青色のポインターとを付加することにより、ユーザーAおよびユーザーBがいずれもステープルの設定を行っていることを示す。一方でMFP1は、オブジェクトOB8およびOB9の各々に、「設定異なります」の文字を表示する。これにより、ユーザーAおよびBのステープルの設定の内容が相違することが分かる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態において、MFP1は、表示部134に対する複数のユーザーの各々の存在位置を位置検知部170で検知し、複数のユーザーの各々の存在位置を含む角度範囲の視野角で、複数のユーザーの各々が設定したジョブの条件を示す表示態様でオブジェクトを表示する。
図18は、操作パネル130に対するユーザーA〜Cの各々の存在位置と、ユーザーA〜Cの各々が設定したジョブの条件を示す視野角との関係を模式的に示す図である。なお図18は、操作パネル130の表示部134を含む平面内から操作パネル130を見た場合の図である。
図18を参照して、操作パネル130にはマルチビューディスプレイが搭載されており、ユーザーは、操作パネル130を見る角度によって異なる画面を視認可能である。
ユーザーAの存在位置が位置P1であり、ユーザーBの存在位置が位置P2であり、ユーザーCの存在位置が位置P3であることを位置検知部170で検知した場合を想定する。この場合MFP1は、位置P1を含む角度範囲θ1の視野角で、ユーザーAが設定したジョブの条件を示す表示態様で各オブジェクトを表示し、位置P2を含む角度範囲θ2の視野角で、ユーザーBが設定したジョブの条件を示す表示態様で各オブジェクトを表示し、位置P3を含む角度範囲θ3の視野角で、ユーザーCが設定したジョブの条件を示す表示態様で各オブジェクトを表示する。これにより、各ユーザーは自分が設定したジョブの条件のみを視認することができる。
図19は、本発明の第4の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
図19を参照して、ユーザーAが存在する角度範囲θ1の視野角では(a)で示す画面が表示され、ユーザーAが設定したジョブの条件を示す表示態様で各オブジェクトが表示される。この場合、ユーザーBおよびCが設定したジョブの条件は表示されない。たとえば、ユーザーAがA4サイズの用紙を設定している場合には、A4サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB3に赤色が付され、A3サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB4と、手差し用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB5とには色は付されない。特に、オブジェクトOB5はグレーアウトされてもよい。
ユーザーBが存在する角度範囲θ2の視野角では(b)で示す画面が表示され、ユーザーBが設定したジョブの条件を示す表示態様で各オブジェクトが表示される。この場合、ユーザーAおよびCが設定したジョブの条件は表示されない。たとえば、ユーザーBがA3サイズの用紙を設定している場合には、A3サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB4に青色が付され、A4サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB3と、手差し用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB5とには色は付されない。特に、オブジェクトOB5はグレーアウトされてもよい。
ユーザーCが存在する角度範囲θ3の視野角では(c)で示す画面が表示され、ユーザーCが設定したジョブの条件を示す表示態様で各オブジェクトが表示される。この場合、ユーザーAおよびBが設定したジョブの条件は表示されない。たとえば、ユーザーCが手差し用紙を設定している場合には、手差し用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB5に緑色が付され、A4サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB3と、A3サイズの用紙の設定を受け付けるオブジェクトOB4とには色は付されない。
[第5の実施の形態]
本実施の形態において、MFP1は、表示部134におけるオブジェクトが表示されていないエリアに表示したサブウィンドウ内に、複数のユーザーの各々が設定したジョブの条件を示す。
図20は、本発明の第5の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
図20を参照して、プリントジョブの設定に関して、MFP1が互いに異なる設定をユーザーA〜Cの各々からMFP1が受け付けた場合、MFP1は、表示部134におけるオブジェクトが表示されていないエリア(図20では右上部)にサブウィンドウSW2を表示し、このサブウィンドウSW2内に、ユーザーA〜Cの各々が設定したジョブの条件を表示する。具体的に、サブウィンドウSW2には、ユーザーAが設定したジョブの条件として、カラープリントの設定と、2in1設定と、用紙のコーナーの左上にステープルを行う設定とが表示されている。ユーザーBが設定したジョブの条件として、白黒プリントの設定と、4in1設定とが表示されている。さらに、ユーザーCが設定したジョブの条件として、カラープリントの設定と、X:80mm、Y:90mmのサイズの手差し用紙の設定とが表示されている。サブウィンドウSW2の表示により、各ユーザーは、自分が設定したジョブの条件を確認することができる。
[第6の実施の形態]
本実施の形態では、ユーザーから設定情報のリセットを受け付けた場合のMFP1の動作について説明する。
図21は、本発明の第6の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
図21を参照して、プリントジョブの設定に関して、MFP1が互いに異なる設定をユーザーA〜Cの各々から受け付けた場合、MFP1は、(a)に示すように、ユーザーA〜Cの各々が設定したジョブの条件を示す表示形態で各オブジェクトを表示する。
この画面を表示している状態で、キーK1の押下を受け付けた場合、MFP1は、キーK1を押下したユーザーを特定し、そのユーザーの設定情報を設定情報テーブルから消去し、この消去を画面に反映する。この場合、キーK1を押下したユーザー以外のユーザーの設定情報をMFP1は変更も消去もしない。
たとえば、キーK1を押下したユーザーがユーザーAであることを人体通信部137で特定した場合には、MFP1は、(b)に示すように、ユーザーAが選択した「2.pdf」というデータを取り囲んでいた赤線を消去し、ユーザーAが設定したジョブの条件に関するオブジェクトであるオブジェクトOB3およびOB6に付されていた赤色を消去する。さらにMFP1は、ユーザーAの設定情報の消去に伴い、必要に応じて他のユーザーが設定したジョブの条件の表示形態を変更する。具体的には、MFP1は、ユーザーAによって設定されていたステープルの条件に関するオブジェクトであるオブジェクトOB8およびOB9の表示形態を、ユーザーBによる設定のみを示す表示形態に変更する。またMFP1は、ユーザーAおよびCによって設定されていたカラープリントの設定に関するオブジェクトであるオブジェクトOB1の表示形態を、ユーザーCによる設定のみを示す表示形態に変更する。これにより、ユーザーAは、ユーザーBおよびCの設定情報を代えること無く自らの設定情報のみを消去することができる。
[第7の実施の形態]
本実施の形態において、MFP1は、表示部134に表示したオブジェクトでダブルクリックを受け付け、そのオブジェクトでダブルクリックを受け付けた場合に、ダブルクリックの1回目のクリックを行ったユーザーと、ダブルクリックの2回目のクリックを行ったユーザーとが同一であるか否かを判別する。そしてMFP1は、同一である場合に、そのユーザーのジョブの条件の設定の情報を設定情報テーブルに記憶する。
図22〜図25は、本発明の第7の実施の形態における操作パネル130の表示画面の変化の一例を説明する図である。
図22を参照して、プリントジョブの設定に関して、MFP1は、ユーザーA〜Cの各々が設定したジョブの条件を示す表示形態で各オブジェクトを示している。この画面において、オブジェクトOB8のシングルクリックを受け付けた場合とオブジェクトOB8のダブルクリックを受け付けた場合とで、設定されるジョブの条件が異なるものとする。具体的には、オブジェクトOB8のシングルクリックを受け付けた場合、MFP1は、シングルクリックをしたユーザーの、用紙のコーナーにステープルを行う設定を受け付け、オブジェクトOB8のダブルクリックを受け付けた場合、MFP1は、ダブルクリックをしたユーザーの、用紙の2点にステープルを行う設定を受け付けるものとする。
オブジェクトOB8のダブルクリックを受け付けた場合、MFP1は、ダブルクリックの1回目のクリックを行ったユーザーと、ダブルクリックの2回目のクリックを行ったユーザーとが同一であるか否かを判別する。
図23を参照して、判別の結果、同一であると判別した場合、MFP1は、ダブルクリックを行ったユーザー(ここではユーザーA)の設定情報として、用紙の2点にステープルを行う設定の情報(第3の設定の情報の一例)を設定情報テーブルに登録し、「2点」という文字を表示したオブジェクトOB8を赤色で表示することにより、ユーザーAが設定したジョブの条件を示す。
図24を参照して、一方、ダブルクリックの1回目のクリックを行ったユーザーと、ダブルクリックの2回目のクリックを行ったユーザーとが相違すると判別した場合、MFP1は、2人の異なるユーザー(ここではユーザーAおよびB)の各々がわずかな時間差でオブジェクトOB8をシングルクリックしたものと判断する。この場合、MFP1は、シングルクリックを行った2人のユーザー(ここではユーザーAおよびB)が設定したジョブの条件として、用紙のコーナーにステープルを行う設定の情報を設定情報テーブルに登録し、図25に示すように、オブジェクトOB8に赤色のポインターと青色のポインターとを付加することにより、ユーザーAおよびBが設定したジョブの条件を示す。
[第8の実施の形態]
本実施の形態では、複数のユーザーが共同して1つのジョブを実行する場合のMFP1の動作について説明する。
複数のユーザーが共同して1つのジョブ(ここでは原稿を出力するジョブ)を実行する場合、各ユーザーは、自分の担当分のデータをパソコンなどの個人端末にて作成して、サーバーなどにおける自分が権限を有するデータストレージにそのデータを予め保存する。そして各ユーザーは、ジョブを実行する際に、MFPからそれぞれのデータストレージにアクセスして原稿を持ち寄り、MFPの前で各ユーザーのデータを結合して1つの原稿を完成させ、各ユーザーの話し合いにより決定したレイアウトでその原稿を出力する。
この場合、各ユーザーのみが権限を有するデータストレージにデータは保存されているため、各ユーザーのデータを結合するためには各ユーザーによるMFPの操作が必要である。また、レイアウトを決めるためにも、各ユーザーは共同で作業を行う必要がある。
図26は、本発明の第8の実施の形態において、操作パネル130の表示部134に表示された画面を模式的に示す図である。
図26を参照して、ユーザーAが作成した原稿(第1章の原稿)と、ユーザーBが作成した原稿(第2章の原稿)と、ユーザーCが作成した原稿(第3章の原稿)とを、MFP1が1つの原稿にまとめて、その原稿を出力する場合を想定する。ユーザーA、B、およびCの原稿はそれぞれ、ネットワーク4aに接続されたサーバー(図示無し)における、原稿の作成主であるユーザーのみがアクセス権限を有するデータストレージに保存されている。
表示部134には、ユーザーA、B、およびCのデータストレージ領域と、各ユーザーが共同で作業を行う共有領域と、原稿の出力の条件の設定(出力設定)を受け付けるオブジェクトとが表示される。各ユーザーのデータストレージ領域内のファイルは、その領域のアクセス権限を有するユーザーのみが操作可能であり、権限を持たないユーザーが触れても、格納されているファイルを動かすことはできない。一方、共有領域内のファイルは全てのユーザーが操作可能である。したがって、ユーザーA、B、およびCの各々のデータストレージ領域のファイルが、ユーザーA、B、およびCの各々によって共有領域に移動(またはコピー)された場合には、そのファイルは全てのユーザーによって操作可能となる。たとえばユーザーAは、ユーザーBが作成した原稿がユーザーBのデータストレージ領域にある場合には、その原稿のデータを操作することはできないが、ユーザーBが作成した原稿が共有領域にある場合には、その原稿のデータを操作することができる。各ユーザーのデータストレージ領域から共有領域へデータを移動する操作を各ユーザーから受け付けた場合に、MFP1は、各ユーザーのデータを結合して1つの原稿を作成する。
原稿の出力の条件については、MFP1は、同時に設定することのできない2つのジョブの条件のうち、先に設定を受け付けた条件によって設定不可能となるジョブの条件に関するオブジェクトをグレーアウトするなどすることにより、同時に設定できない旨を表示する。これにより、後に設定を受け付けたジョブの条件が優先されて、前に設定を受け付けたジョブの条件が自動解除されることにより、混乱を回避することができる。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態において、MFP1は、人体通信による認証機能によって、複数のユーザーから同時に操作を受け付けた場合に、それぞれのユーザーの操作を区別して検出し、設定情報をユーザー毎に区別して設定情報テーブルに保持し、表示画面におけるオブジェクトの表示形態に反映する。またMFP1は、ユーザーが行った設定とは組み合わせ不可能な他のジョブの条件の設定を無効化する。これにより、各ユーザーは、自分が行った設定、および自分が行った設定により設定不可能となったジョブの条件を同時かつ容易に認識することができる。その結果、複数のユーザーによる操作の利便性を向上することができる。
またMFP1は、いずれかのユーザーからジョブの条件の設定を受け付けた場合、そのジョブの条件とは組み合わせ不可能なジョブの条件の設定を無効化する。この場合、無効にされたジョブの条件は、いずれのユーザーも設定することができない。たとえば図26において、オブジェクトOB12およびOB13を通じてステープルに関する設定を受け付けた場合には、MFP1は、オブジェクトOB12およびOB13に色を付し、小冊子の設定に関するオブジェクトOB10およびOB11をグレーアウトする。これによりMFP1は、オブジェクトOB12およびOB13とは同時に設定することができない旨を表示する。
[その他]
MFP1が受け付ける設定は、MFP1が実行するジョブの条件の設定以外のものであってもよく、MFP1が実行する動作に関する設定であればよい。MFP1は、オブジェクトを、受け付けた設定の情報を示す表示形態で表示すればよい。
上述の実施の形態は適宜組み合わせることができる。たとえば、第1の実施の形態と、第2〜第8の実施の形態の各々とを組み合わせることもできるし、第8の実施の形態と、第2〜第7の実施の形態の各々とを組み合わせることもできる。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1−1〜1−n MFP
2 情報処理装置
3 人体通信装置
4,4a,4b ネットワーク
4c ネットワークケーブル
5 外部ネットワーク
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 SRAM
104 NVRAM
105 時計IC
110 固定記憶装置
120 画像読取装置
130 操作パネル
131 テンキー
132 プリントキー
133 ログアウトキー
134 表示部
135 入出力部
136 接触位置検出部
137 人体通信部
138 スタートキー
139 ストップキー
140 画像出力装置
150 プリンターコントローラー
160 ネットワークI/F
170 位置検知部
K1 キー
OB,OB1〜OB13 オブジェクト
OB5a〜OB5c 分割領域
P1〜P3 位置
SW1,SW2 サブウィンドウ
TN サムネイル画像

Claims (15)

  1. タッチパネルと、
    記憶部と、
    第1のユーザーの、画像処理装置が実行する動作に関する第1の設定の情報を前記記憶部に記憶する第1の記憶手段と、
    前記画像処理装置が実行する動作に関する第2の設定を受け付ける設定受付手段と、
    前記第2の設定を行ったユーザーを認識する認識手段と、
    前記第2の設定を行ったユーザーが第2のユーザーであることを前記認識手段にて認識した場合に、前記第2のユーザーの第2の設定の情報を前記記憶部に記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2のユーザーの第2の設定の情報に基づいて、前記第2のユーザーの第1の設定の情報を前記記憶部に記憶する第3の記憶手段と、
    前記第1の設定を受け付け可能な第1のオブジェクトを、前記第1のユーザーの第1の設定の情報と、前記第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態で前記タッチパネルに表示する表示手段とを備えた、画像処理装置。
  2. 前記第2のユーザーであることを前記認識手段にて認識した場合に、前記第3の記憶手段は、前記第1のユーザーの第1の設定の情報を変更しない、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示手段は、さらに、前記第2の設定を受け付け可能な第2のオブジェクトを、前記第1のユーザーの第2の設定の情報と、前記第2のユーザーの第2の設定の情報との両方を示す表示形態で前記タッチパネルに表示する、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段は、
    前記記憶部が複数のユーザーの第2の設定の情報を記憶している場合に、前記第2のオブジェクトの表示領域を前記複数のユーザーの人数で分割することにより得られた分割領域の各々に、前記複数のユーザーの各々の第2の設定の情報を示す表示形態で、前記第2のオブジェクトを表示する分割領域表示手段を含む、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示手段は、
    前記記憶部が記憶しているユーザーの前記第2の設定の情報を文字にて示す表示態様で、前記第2のオブジェクトを表示する文字表示手段と、
    前記記憶部が記憶しているユーザーの前記第2の設定の情報を、図および記号のうち少なくともいずれか一方で示す表示態様で、前記第2のオブジェクトを表示する図記号表示手段と、
    前記第2の設定を有効にしているユーザーの人数に基づいて、前記文字表示手段による表示と前記図記号表示手段による表示とのいずれによる表示を行うかを決定する表示決定手段とを含む、請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示手段は、
    前記第1のユーザーの第2の情報と、前記第2のユーザーの第2の情報とが同一である場合に、前記第1および第2のユーザーの第2の情報が同一であることを示す表示形態で、前記第2のオブジェクトを表示する同一表示手段を含む、請求項3〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記表示手段は、
    前記第1のユーザーの第2の情報と、前記第2のユーザーの第2の情報とが相違する場合に、前記第1および第2のユーザーの第2の情報が相違することを示す表示形態で、前記第2のオブジェクトを表示する相違表示手段を含む、請求項3〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記表示手段は、
    前記タッチパネルに対する前記第1および第2のユーザーの各々の存在位置を検知する位置検知手段と、
    前記第1のユーザーの存在位置を含む第1の角度範囲の視野角で前記第1のユーザーの第2の情報を示す表示態様で、前記第2のオブジェクトを表示する第1の視野角表示手段と、
    前記第2のユーザーの存在位置を含む第2の角度範囲の視野角で前記第2のユーザーの第2の情報を示す表示態様で、前記第2のオブジェクトを表示する第2の視野角表示手段とを含む、請求項3〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記タッチパネルにおけるオブジェクトが表示されていないエリアに表示したサブウィンドウ内に、前記第1のユーザーの第2の情報と、前記第2のユーザーの第2の情報とを示すサブウィンドウ表示手段をさらに備えた、請求項3〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記第2のユーザーから第1および第2の情報のクリアを受け付けるクリア受付手段と、
    前記クリア受付手段にてクリアを受け付けた場合に、前記第1のユーザーの第1および第2の情報を前記記憶部から消去せずに、前記第2のユーザーの第1および第2の情報を前記記憶部から消去する情報消去手段とをさらに備えた、請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記タッチパネルに表示された、前記画像処理装置が実行する動作に関する第3の設定を受け付け可能な第3のオブジェクトでダブルクリックを受け付けるダブルクリック受付手段と、
    前記ダブルクリック受付手段にてダブルクリックを受け付けた場合に、ダブルクリックの1回目のクリックを行ったユーザーと、ダブルクリックの2回目のクリックを行ったユーザーとが同一であるか否かを判別する同一判別手段と、
    前記同一判別手段にて同一であると判別した場合に、前記同一判別手段にて同一であると判別したユーザーの第3の設定の情報を前記記憶部に記憶する第4の記憶手段とをさらに備えた、請求項1〜10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 前記第1および第2の設定は、前記画像処理装置が実行するジョブの条件の設定である、請求項1〜11のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 前記第1および第2の設定は、双方の設定を有効にすることができない組み合わせ禁止のジョブの条件の設定であり、
    前記第3の記憶手段は、前記第2のユーザーの第1の設定を無効化する、請求項12に記載の画像処理装置。
  14. タッチパネルと記憶部とを含む画像処理装置の制御方法であって、
    第1のユーザーの、前記画像処理装置が実行する動作に関する第1の設定の情報を前記記憶部に記憶する第1の記憶ステップと、
    前記画像処理装置が実行する動作に関する第2の設定を受け付ける設定受付ステップと、
    前記第2の設定を行ったユーザーを認識する認識ステップと、
    前記第2の設定を行ったユーザーが第2のユーザーであることを前記認識ステップにて認識した場合に、前記第2のユーザーの第2の設定の情報を前記記憶部に記憶する第2の記憶ステップと、
    前記第2のユーザーの第2の設定の情報に基づいて、前記第2のユーザーの第1の設定の情報を前記記憶部に記憶する第3の記憶ステップと、
    前記第1の設定を受け付け可能な第1のオブジェクトを、前記第1のユーザーの第1の設定の情報と、前記第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態で前記タッチパネルに表示する表示ステップとを備えた、画像処理装置の制御方法。
  15. タッチパネルと記憶部とを含む画像処理装置の制御プログラムであって、
    第1のユーザーの、前記画像処理装置が実行する動作に関する第1の設定の情報を前記記憶部に記憶する第1の記憶ステップと、
    前記画像処理装置が実行する動作に関する第2の設定を受け付ける設定受付ステップと、
    前記第2の設定を行ったユーザーを認識する認識ステップと、
    前記第2の設定を行ったユーザーが第2のユーザーであることを前記認識ステップにて認識した場合に、前記第2のユーザーの第2の設定の情報を前記記憶部に記憶する第2の記憶ステップと、
    前記第2のユーザーの第2の設定の情報に基づいて、前記第2のユーザーの第1の設定の情報を前記記憶部に記憶する第3の記憶ステップと、
    前記第1の設定を受け付け可能な第1のオブジェクトを、前記第1のユーザーの第1の設定の情報と、前記第2のユーザーの第1の設定の情報との両方を示す表示形態で前記タッチパネルに表示する表示ステップとをコンピューターに実行させる、画像処理装置の制御プログラム。
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