JP2013160635A - 赤外線センサ及び赤外線センサ装置 - Google Patents

赤外線センサ及び赤外線センサ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 筐体やリード線等からの影響を受け難く、表面実装が可能で、測定対象物の温度をより高精度に測定可能な赤外線センサ及び赤外線センサ装置を提供すること。
【解決手段】 絶縁性フィルム2と、絶縁性フィルムに互いに離間させて設けられた第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bと、絶縁性フィルムに形成され第1の感熱素子に接続された第1の配線膜4A及び第2の感熱素子に接続された第2の配線膜4Bと、第2の感熱素子に対向して絶縁性フィルムに設けられた赤外線反射膜9と、一方の面側に配された樹脂製の端子支持体5と、端子支持体に設けられた複数の実装用端子6とを備え、実装用端子が、上方に突出した支持凸部6aを有し、支持凸部が、対応する第1の配線膜及び第2の配線膜に接続されていると共に、端子支持体と絶縁性フィルムとの間に間隔を設けて該絶縁性フィルムを支持している。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定対象物からの赤外線を検出して該測定対象物の温度を測定する赤外線センサ及び赤外線センサ装置に関する。
従来、測定対象物から輻射により放射される赤外線を非接触で検出して測定対象物の温度を測定する温度センサとして、赤外線センサが使用されている。
例えば、特許文献1には、保持体に設置した樹脂フィルムと、該樹脂フィルムに設けられ保持体の導光部を介して赤外線を検出する赤外線検出用感熱素子と、樹脂フィルムに遮光状態に設けられ保持体の温度を検出する温度補償用感熱素子とを備えた赤外線温度センサが提案されている。この赤外線温度センサでは、樹脂フィルムがアルミニウムで形成された保持体に設置されている。また、この赤外線温度センサでは、樹脂フィルムの端部にリード線が接続されている。
また、特許文献2には、赤外線の入射孔が形成された第1のケース部と、入射孔に対向する入射孔対向面部を有する第2のケース部と、第1のケース部と第2のケース部の入射孔対向面部との間に配置されると共に、入射孔対向面部の第1のケース部側に取り付けられ、入射孔から入射される赤外線の熱変換をおこなう基体と、基体に設けられ赤外線の熱量を感知する第1の感熱素子とを備える非接触温度センサが記載されている。この非接触温度センサでは、感熱素子が樹脂フィルムに設けられ、該樹脂フィルムがアルミニウムで形成されたケース部の底板部に支持されている。また、この非接触温度センサでは、樹脂フィルムの端部にリード線が接続されている。
特開2002−156284号公報(段落番号0026、図2) 特開2006−118992号公報(特許請求の範囲、図1)
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、従来の赤外線センサでは、感熱素子を設けた樹脂フィルムをアルミニウム製のケースや保持体等の金属筐体に設置しているが、樹脂フィルムを支持する金属筐体からの熱伝導により感熱素子が影響を受けてしまうという問題があった。
また、樹脂フィルムの端部にリード線が接続されているため、リード線を介して端部側から放熱されてしまい感熱素子が影響を受けると共に一対の感熱素子において熱バランスが崩れてしまうという問題があった。これらのため、感熱素子によって正確に温度を検出することが困難であった。
さらに、これらのセンサは、いずれもリード線を介して外部との電気的接続を行っており、回路基板等に表面実装して基板上の配線と直接接続することができなかった。
また、入射された赤外線の一部が樹脂フィルムを透過して背面側の筐体に吸収されてしまい、該筐体の温度が変化してその影響を受けやすいという不都合もあった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、筐体やリード線等からの影響を受け難く、表面実装が可能で、測定対象物の温度をより高精度に測定可能な赤外線センサ及び赤外線センサ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る赤外線センサは、絶縁性フィルムと、該絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され前記第1の感熱素子に接続された導電性の第1の配線膜及び前記第2の感熱素子に接続された導電性の第2の配線膜と、前記第2の感熱素子に対向して前記絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜と、前記一方の面側に配された樹脂製の端子支持体と、該端子支持体に設けられ下部が前記端子支持体の下部に配された複数の実装用端子とを備え、前記実装用端子が、前記端子支持体の上部まで延在して上方に突出した支持凸部を有し、該支持凸部が、対応する前記第1の配線膜及び前記第2の配線膜に接続されていると共に、前記端子支持体と前記絶縁性フィルムとの間に間隔を設けて該絶縁性フィルムを支持していることを特徴とする。
この赤外線センサでは、実装用端子の支持凸部が、対応する第1の配線膜及び第2の配線膜に接続されていると共に、端子支持体と絶縁性フィルムとの間に間隔を設けて該絶縁性フィルムを支持しているので、金属筐体ではなく複数の実装用端子によって絶縁性フィルムが実装基板及び端子支持体から浮いた状態で支持されている。また、樹脂製の端子支持体は、複数の実装用端子を支えると共に絶縁性フィルムを実装基板から離して空中に持ち上げておくためのインシュレータとして機能している。このように、実装用端子の支持凸部のみが絶縁性フィルムに接触しており、実装用端子が電気的接続と絶縁性フィルムの支持との両方の機能を有することで、表面実装を可能にすると共に絶縁性フィルムを固定する部分からの熱伝導による影響を極力低減することができる。また、端子支持体が絶縁性フィルムに直接接触していないと共に樹脂製であるため、従来の金属筐体に比べて端子支持体からの影響も極めて小さくすることができる。さらに、実装基板の配線との電気的接続を表面実装により実装用端子で直接行うことができると共に、リード線が絶縁性フィルムに接続されておらず、リード線による放熱や熱バランスの崩れも防ぐことができる。
第2の発明に係る赤外線センサは、第1の発明において、前記実装用端子の下部が、前記端子支持体の下面よりも下方に突出して設けられていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサでは、実装用端子の下部が、端子支持体の下面よりも下方に突出して設けられているので、実装基板上に表面実装した状態で実装基板と端子支持体との間に隙間が形成され直接接触しないことで実装基板からの伝導熱の影響も抑制することができる。したがって、絶縁性フィルムと端子支持体との間と、端子支持体と実装基板との間との2つの隙間で、感熱素子を設けた絶縁性フィルムが2段階で浮いた状態となり、背面側(一方の面側)との熱的な絶縁性が向上する。
第3の発明に係る赤外線センサは、第1又は第2の発明において、前記端子支持体が、前記絶縁性フィルムの少なくとも外縁部に沿った枠状に形成されていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサでは、端子支持体が、絶縁性フィルムの少なくとも外縁部に沿った枠状に形成されているので、入射された赤外線の一部が絶縁性フィルムを透過しても、大部分は端子支持体の枠内を通過し端子支持体には吸収されないため、赤外線によって端子支持体が温度変化することを防ぐことができる。
第4の発明に係る赤外線センサは、第1から第3のいずれかの発明において、前記第1の配線膜が、前記第1の感熱素子の周囲にまで配されて前記第2の配線膜よりも大きな面積で形成されていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサでは、第1の配線膜が、第1の感熱素子の周囲にまで配されて第2の配線膜よりも大きな面積で形成されているので、大きな面積の第1の配線膜が、絶縁性フィルムを透過して端子支持体や実装基板に照射される赤外線を遮断すると共に端子支持体や実装基板から放射される輻射熱を遮断して絶縁性フィルムへの熱影響を抑制することができる。さらに、絶縁性フィルムの赤外線を吸収した部分からの熱収集を改善すると共に、絶縁性フィルムの赤外線反射膜が形成された部分と熱容量が近づくので、変動誤差を小さくすることができる。したがって、周囲の温度変動に敏感に反応することから、輻射熱を受ける部分と受けない部分との追従性が良く、検出精度がさらに改善される。なお、第1の配線膜の面積及び形状は、絶縁性フィルムの赤外線反射膜が形成された部分と熱容量がほぼ等しくなるように設定することが好ましい。
第5の発明に係る赤外線センサ装置は、表面に複数の基板側配線がパターン形成された実装基板と、該実装基板の表面に実装され対応する前記実装用端子と前記基板側配線とが接続された第1から第4の発明のいずれかの赤外線センサとを備えていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサ装置では、第1から第4の発明のいずれかの赤外線センサが実装基板に実装されているので、表面実装された赤外線センサを実装基板と共に取り付けすることができる。
第6の発明に係る赤外線センサ装置は、第5の発明において、前記実装基板の裏面の略全面に金属箔が形成されていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサ装置では、実装基板の裏面の略全面に金属箔が形成されているので、裏面側に局所的な熱が加わっても金属箔によって熱が分散されて第1の感熱素子側(吸収側)と第2の感熱素子側(反射側)との両方に一様に熱が伝わる。したがって、局所的な熱による実装基板の温度分布が生じ難くなり、輻射熱による温度分布のみが実装基板に残ることで、輻射熱以外による温度分布に起因する測定誤差を抑制することができる。
第7の発明に係る赤外線センサ装置は、第5又は第6の発明において、前記基板側配線が、一対の前記第1の配線膜に接続される一対の第1の基板側配線と、一対の前記第2の配線膜に接続される一対の第2の基板側配線とを有し、一対の前記第1の基板側配線と一対の前記第2の基板側配線とが、互いに同じ線幅及び厚さであると共に一対の合計長さが互いに同一に設定されていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサ装置では、一対の第1の基板側配線と一対の第2の基板側配線とが、互いに同じ線幅及び厚さであると共に一対の合計長さが互いに同一に設定されているので、熱がそれぞれの基板側配線から均一に逃げて輻射熱による温度分布のみが表面に残る。したがって、基板側配線による熱バランスの崩れが抑制され、第1の感熱素子側(吸収側)と第2の感熱素子側(反射側)との両方に均等に熱が伝わって高精度な温度測定が可能になる。
第8の発明に係る赤外線センサ装置は、第5から第7のいずれかの発明において、前記実装基板の表面に前記赤外線センサを囲んで設置され該赤外線センサの直上が開口した筒状の導光路部材を備えていることを特徴とする。
すなわち、この赤外線センサ装置では、実装基板の表面に赤外線センサを囲んで設置され該赤外線センサの直上が開口した筒状の導光路部材を備えているので、表面実装された赤外線センサに対して導光路部材が風防の役割と受光の指向性を出す役割との両方の役割を果たすことができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る赤外線センサ及び赤外線センサ装置によれば、実装用端子の支持凸部が、対応する第1の配線膜及び第2の配線膜に接続されていると共に、端子支持体と絶縁性フィルムとの間に間隔を設けて該絶縁性フィルムを支持しているので、絶縁性フィルムを固定する部分からの熱伝導による影響を極力低減することができる。また、実装基板の配線との電気的接続を表面実装により実装用端子で直接行うことができると共に、リード線による熱バランスの崩れも無い。
したがって、高精度な温度測定ができると共に、SMDタイプの赤外線センサとして容易に表面実装ができ、ガラスエポキシ基板等への実装自動化も可能になり、高い量産性を有することができる。
本発明に係る赤外線センサ及び赤外線センサ装置の一実施形態において、赤外線センサを示す平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)及び側面図(d)である。 本実施形態において、絶縁性フィルムを示す底面図である。 本実施形態において、感熱素子を接着した絶縁性フィルムを示す簡易的な斜視図である。 本実施形態において、端子支持体を示す平面図(a)、底面図(b)、側面図(c)及び実装用端子の部分で切断した断面図(d)である。 本実施形態において、赤外線センサ装置を示す平面図である。 本実施形態において、導光路部材を外した赤外線センサ装置を示す要部の正面図である。
以下、本発明に係る赤外線センサ及び赤外線センサ装置の一実施形態を、図1から図6を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能又は認識容易な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態の赤外線センサ1は、図1から図3に示すように、絶縁性フィルム2と、該絶縁性フィルム2の一方の面(下面又は背面)に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bと、絶縁性フィルム2の一方の面に形成され第1の感熱素子3Aに接続された導電性の第1の配線膜4A及び第2の感熱素子3Bに接続された導電性の第2の配線膜4Bと、第2の感熱素子3Bに対向して絶縁性フィルム2の他方の面に設けられた赤外線反射膜9と、一方の面側に配された樹脂製の端子支持体5と、該端子支持体5に設けられ下部が端子支持体5の下部に配された複数の実装用端子6とを備えている。
上記実装用端子6は、例えば錫めっきされた銅合金で形成されている。この実装用端子6は、端子支持体5の上部まで延在して上方に突出した支持凸部6aを有し、該支持凸部6aが、対応する第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bに接続されていると共に、端子支持体5と絶縁性フィルム2との間に間隔を設けて該絶縁性フィルム2を支持している。
また、実装用端子6の下部6bは、端子支持体5の下面よりも下方に突出して設けられている。すなわち、実装用端子6は、上部の支持凸部6aから下方に向けて延在し、下部6bが端子支持体5の下面よりも下方に突出していると共に、さらに下部6bが側方に向けて屈曲し突出しており、全体としてL字状に形成されている。
実装用端子6は、端子支持体5の四隅にそれぞれ配置され、インサート成形や嵌め込み等によって端子支持体5内に組み込まれている。
上記端子支持体5は、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の樹脂で形成されており、図1や図4に示すように、絶縁性フィルム2の少なくとも外縁部に沿った枠状に形成されている。すなわち、この端子支持体5は、絶縁性フィルム2の外縁部に沿った外枠部分と、第1の感熱素子3Aと第2の感熱素子3Bとの中間部分を横切る中間枠部とで構成されている。
上記第1の配線膜4Aは、図1及び図2に示すように、第1の感熱素子3Aの周囲にまで配されて第2の配線膜4Bよりも大きな面積で形成されている。これらの第1の配線膜4Aは、一対の中央に第1の感熱素子3Aを配し、一対で外形状が赤外線反射膜9と略同じ四角形状に設定されている。すなわち、第1の配線膜4Aの面積及び形状は、絶縁性フィルム2の赤外線反射膜9が形成された部分と熱容量がほぼ等しくなるように設定している。なお、図1及び図2において、配線膜部分と赤外線反射膜9とをハッチングで図示している。
また、第1の配線膜4Aと赤外線反射膜9とは、平面視において端子支持体5の枠内を塞ぐ形状とされている。すなわち、図1の(a)(c)に示すように、絶縁性フィルム2の上方側から視た際(平面視)に、一対で外形状が赤外線反射膜9と略同じ四角形状に設定されている第1の配線膜4Aと赤外線反射膜9とで、端子支持体5の上部における枠内の略全体を塞いでいる。
また、一対の第1の配線膜4Aには、その一端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第1の接着電極5Aが接続されていると共に、他端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第1の端子電極8Aが接続されている。
これら第1の端子電極8A及び第2の端子電極8Bは、対応する支持凸部6aに半田等の導電性接着剤で接着されて電気的に導通されている。
また、一対の第2の配線膜4Bは、線状又は帯状に形成されており、その一端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第2の接着電極5Bが接続されていると共に、他端部にそれぞれ絶縁性フィルム2上に形成された第2の端子電極8Bが接続されている。
なお、上記第1の接着電極5A及び第2の接着電極5Bには、それぞれ第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bの端子電極3aが半田等の導電性接着剤で接着される。
上記絶縁性フィルム2は、ポリイミド樹脂シートで形成され、赤外線反射膜9、第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bが銅箔で形成されている。すなわち、これらは、絶縁性フィルム2とされるポリイミド基板の両面に、赤外線反射膜9、第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bとが銅箔でパターン形成された両面フレキシブル基板によって作製されたものである。
さらに、上記赤外線反射膜9は、図1の(a)に示すように、第2の感熱素子3Bの直上に四角形状で配されており、銅箔と、該銅箔上に積層された金メッキ膜とで構成されている。
この赤外線反射膜9は、絶縁性フィルム2よりも高い赤外線反射率を有する材料で形成され、上述したように、銅箔上に金メッキ膜が施されて形成されている。なお、金メッキ膜の他に、例えば鏡面のアルミニウム蒸着膜やアルミニウム箔等で形成しても構わない。この赤外線反射膜9は、第2の感熱素子3Bよりも大きなサイズでこれを覆うように形成されている。
上記第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bは、図3に示すように、両端部に端子電極3aが形成されたチップサーミスタである。このサーミスタとしては、NTC型、PTC型、CTR型等のサーミスタがあるが、本実施形態では、第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bとして、例えばNTC型サーミスタを採用している。このサーミスタは、Mn−Co−Cu系材料、Mn−Co−Fe系材料等のサーミスタ材料で形成されている。
特に、本実施形態では、第1の感熱素子3Aおよび第2の感熱素子3Bとして、Mn,CoおよびFeの金属酸化物を含有するセラミックス焼結体、すなわちMn−Co−Fe系材料で形成されたサーミスタ素子を採用している。さらに、このセラミックス焼結体は、立方晶スピネル相を主相とする結晶構造を有していることが好ましい。特に、セラミックス焼結体としては、立方晶スピネル相からなる単相の結晶構造が最も望ましい。
次に、本実施形態の赤外線センサ1を備えた赤外線センサ装置10について、図5及び図6を参照して説明する。
この赤外線センサ装置10は、表面に複数の基板側配線14A,14Bがパターン形成された実装基板12と、該実装基板12の表面に実装され対応する実装用端子6と基板側配線14A,14Bとが接続された上記赤外線センサ1と、実装基板12の表面に赤外線センサ1を囲んで設置され該赤外線センサ1の直上が開口した角筒状の導光路部材16と、基板側配線14A,14Bに一端が接続された3本のリード線15とを備えている。
上記実装基板12は、ガラスエポキシ基板であって、裏面の略全面に銅箔等の金属箔12aが形成されている。なお、取付用孔などが形成されている場合や裏面側にリード線15の接続部分が設けられている場合は、それらの部分を除いた裏面全面に金属箔12aが形成されている。
上記リード線15は、実装基板12の端部まで配された各基板側配線14A,14Bの端部と半田等の導電性接着剤で接続されている。
上記導光路部材16は、アルミニウムなどの金属、あるいは樹脂(例えばPPS等の高耐熱性樹脂)で形成されている。
上記基板側配線14A,14Bは、一対の第1の配線膜4Aに接続される一対の第1の基板側配線14Aと、一対の第2の配線膜4Bに接続される一対の第2の基板側配線14Bとを有している。
一対の第1の基板側配線14Aと一対の第2の基板側配線14Bとは、互いに同じ線幅及び厚さであると共に一対の合計長さが互いに同一に設定されている。
すなわち、図5に示すように、一対の第1の基板側配線14Aの一方の長さL1と他方の長さL3との合計が、一対の第2の基板側配線14Bの一方の長さL2と他方の長さL4との合計と同じになるように、一対の第2の基板側配線14Bの一方と一対の第1の基板側配線14Aの他方とをそれぞれミアンダ状に折り返し屈曲させて長く設定している。例えば、一対の第2の基板側配線14Bの他方の長さL4を短くした場合、熱の逃げが大きくなるので、第1の感熱素子3A側(吸収側)に熱がこもったようになり、表面の温度分布が変わってしまう。これに対して、長さL3と長さL4とを同じにすると共に、長さL1と長さL2とを同じにすることで、熱をそれぞれの配線から均一に逃がすことができる。その結果、輻射熱による温度分布のみが表面に残ることになる。
なお、一対の第1の基板側配線14Aの一方と一対の第1の基板側配線14Aの一方とはコモン配線であって基点で接続され、1本のリード線15に接続されている。したがって、一対の第1の基板側配線14Aの一方の長さL1と一対の第2の基板側配線14Bの一方の長さL2とは、互いに接続される基点からの長さである。
このように本実施形態の赤外線センサ1では、実装用端子6の支持凸部6aが、対応する第1の配線膜4A及び第2の配線膜4Bに接続されていると共に、端子支持体5と絶縁性フィルム2との間に間隔を設けて該絶縁性フィルム2を支持しているので、金属筐体ではなく複数の実装用端子6によって絶縁性フィルム2が実装基板12及び端子支持体5から浮いた状態で支持されている。
また、樹脂製の端子支持体5は、複数の実装用端子6を支えると共に絶縁性フィルム2を実装基板12から離して空中に持ち上げておくためのインシュレータとして機能している。このように、実装用端子6の支持凸部6aのみが絶縁性フィルム2に接触しており、実装用端子6が電気的接続と絶縁性フィルム2の支持との両方の機能を有することで、表面実装を可能にすると共に絶縁性フィルム2を固定する部分からの熱伝導による影響を極力低減することができる。
また、端子支持体5が絶縁性フィルム2に直接接触していないと共に樹脂製であるため、従来の金属筐体に比べて端子支持体5からの影響も極めて小さくすることができる。さらに、実装基板12の基板側配線14A,14Bとの電気的接続を表面実装により実装用端子6で直接行うことができると共に、リード線15が絶縁性フィルム2に接続されておらず、リード線15による放熱や熱バランスの崩れも防ぐことができる。
さらに、実装用端子6の下部6bが、端子支持体5の下面よりも下方に突出して設けられているので、実装基板12上に表面実装した状態で実装基板12と端子支持体5との間に隙間が形成され直接接触しないことで実装基板12からの伝導熱の影響も抑制することができる。したがって、絶縁性フィルム2と端子支持体5との間と、端子支持体5と実装基板12との間との2つの隙間で、感熱素子3A,3Bを設けた絶縁性フィルム2が2段階で浮いた状態となり、背面側(一方の面側)との熱的な絶縁性が向上する。
また、端子支持体5が、絶縁性フィルム2の少なくとも外縁部に沿った枠状に形成されているので、入射された赤外線の一部が絶縁性フィルム2を透過しても、大部分は端子支持体5の枠内を通過し端子支持体5には吸収されないため、赤外線によって端子支持体5が温度変化することを防ぐことができる。
また、第1の配線膜4Aが、第1の感熱素子3Aの周囲にまで配されて第2の配線膜4Bよりも大きな面積で形成されているので、大きな面積の第1の配線膜4Aが、絶縁性フィルム2を透過して端子支持体5や実装基板12に照射される赤外線を遮断すると共に端子支持体5や実装基板12から放射される輻射熱を遮断して絶縁性フィルム2への熱影響を抑制することができる。さらに、絶縁性フィルム2の赤外線を吸収した部分からの熱収集を改善すると共に、絶縁性フィルム2の赤外線反射膜9が形成された部分と熱容量が近づくので、温度変動誤差を小さくすることができる。したがって、周囲の温度変動に敏感に反応することから、輻射熱を受ける部分と受けない部分との追従性が良く、検出精度がさらに改善される。
本実施形態の赤外線センサ装置10では、赤外線センサ1が実装基板12に実装されているので、表面実装された赤外線センサ1を実装基板12と共に取り付けすることができる。
また、実装基板12の裏面の略全面に金属箔12aが形成されているので、図6に示すように、裏面側に局所的な熱Hが加わっても金属箔12aによって熱Hが分散されて第1の感熱素子3A側(吸収側)と第2の感熱素子3B側(反射側)との両方に一様に熱H1,H2が伝わる。したがって、局所的な熱Hによる実装基板12の温度分布が生じ難くなり、輻射熱による温度分布のみが実装基板12に残ることで、輻射熱以外による温度分布に起因する測定誤差を抑制することができる。
さらに、一対の第1の基板側配線14Aと一対の第2の基板側配線14Bとが、互いに同じ線幅及び厚さであると共に一対の合計長さが互いに同一に設定されているので、熱がそれぞれの基板側配線14A,14Bから均一に逃げて輻射熱による温度分布のみが表面に残る。したがって、基板側配線14A,14Bによる熱バランスの崩れが抑制され、第1の感熱素子3A側(吸収側)と第2の感熱素子3B側(反射側)との両方に均等に熱が伝わって高精度な温度測定が可能になる。
また、実装基板12の表面に赤外線センサ1を囲んで設置され該赤外線センサ1の直上が開口した筒状の導光路部材16を備えているので、表面実装された赤外線センサ1に対して導光路部材16が風防の役割と受光の指向性を出す役割との両方の役割を果たすことができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、第1の感熱素子が赤外線を直接吸収した絶縁性フィルムから伝導される熱を検出しているが、第1の感熱素子の直上であって絶縁性フィルム上に赤外線吸収膜を形成しても構わない。この場合、さらに第1の感熱素子における赤外線吸収効果が向上して、第1の感熱素子と第2の感熱素子とのより良好な温度差分を得ることができる。すなわち、この赤外線吸収膜によって測定対象物からの輻射による赤外線を吸収するようにし、赤外線を吸収し発熱した赤外線吸収膜から絶縁性フィルムを介した熱伝導によって、直下の第1の感熱素子の温度が変化するようにしてもよい。
この赤外線吸収膜は、絶縁性フィルムよりも高い赤外線吸収率を有する材料で形成され、例えば、カーボンブラック等の赤外線吸収材料を含むフィルムや赤外線吸収性ガラス膜(二酸化珪素を71%含有するホウケイ酸ガラス膜など)で形成されているもの等が採用可能である。特に、赤外線吸収膜は、アンチモンドープ酸化錫(ATO)膜であることが望ましい。このATO膜は、カーボンブラック等に比べて赤外線の吸収率が良いと共に耐光性に優れている。また、ATO膜は、紫外線で硬化させるので、接着強度が強く、カーボンブラック等に比べて剥がれ難い。
なお、この赤外線吸収膜は、第1の感熱素子よりも大きなサイズでこれを覆うように形成することが好ましい。また、赤外線吸収膜を設ける場合は、赤外線反射膜側の熱容量と略等しくなるように各配線膜を含めて面積や形状を設定する必要がある。
また、チップサーミスタの第1の感熱素子及び第2の感熱素子を採用しているが、薄膜サーミスタで形成された第1の感熱素子及び第2の感熱素子を採用しても構わない。
なお、感熱素子としては、上述したように薄膜サーミスタやチップサーミスタが用いられるが、サーミスタ以外に焦電素子等も採用可能である。
1…赤外線センサ装置、2…絶縁性フィルム、3A…第1の感熱素子、3B…第2の感熱素子、4A…第1の配線膜、4B…第2の配線膜、5…端子支持体、6…実装用端子、6a…支持凸部、9…赤外線反射膜、10……赤外線センサ装置、12…実装基板、12a…金属箔、14A…第1の基板側配線、14B…第2の基板側配線、16…導光路部材

Claims (8)

  1. 絶縁性フィルムと、
    該絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、
    前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され前記第1の感熱素子に接続された導電性の第1の配線膜及び前記第2の感熱素子に接続された導電性の第2の配線膜と、
    前記第2の感熱素子に対向して前記絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜と、
    前記一方の面側に配された樹脂製の端子支持体と、
    該端子支持体に設けられ下部が前記端子支持体の下部に配された複数の実装用端子とを備え、
    前記実装用端子が、前記端子支持体の上部まで延在して上方に突出した支持凸部を有し、該支持凸部が、対応する前記第1の配線膜及び前記第2の配線膜に接続されていると共に、前記端子支持体と前記絶縁性フィルムとの間に間隔を設けて該絶縁性フィルムを支持していることを特徴とする赤外線センサ。
  2. 請求項1に記載の赤外線センサにおいて、
    前記実装用端子の下部が、前記端子支持体の下面よりも下方に突出して設けられていることを特徴とする赤外線センサ。
  3. 請求項1又は2に記載の赤外線センサにおいて、
    前記端子支持体が、前記絶縁性フィルムの少なくとも外縁部に沿った枠状に形成されていることを特徴とする赤外線センサ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の赤外線センサにおいて、
    前記第1の配線膜が、前記第1の感熱素子の周囲にまで配されて前記第2の配線膜よりも大きな面積で形成されていることを特徴とする赤外線センサ。
  5. 表面に複数の基板側配線がパターン形成された実装基板と、
    該実装基板の表面に実装され対応する前記実装用端子と前記基板側配線とが接続された請求項1から4のいずれか一項に記載の赤外線センサとを備えていることを特徴とする赤外線センサ装置。
  6. 請求項5に記載の赤外線センサ装置において、
    前記実装基板の裏面の略全面に金属箔が形成されていることを特徴とする赤外線センサ装置。
  7. 請求項5又は6に記載の赤外線センサ装置において、
    前記基板側配線が、一対の前記第1の配線膜に接続される一対の第1の基板側配線と、一対の前記第2の配線膜に接続される一対の第2の基板側配線とを有し、
    一対の前記第1の基板側配線と一対の前記第2の基板側配線とが、互いに同じ線幅及び厚さであると共に一対の合計長さが互いに同一に設定されていることを特徴とする赤外線センサ装置。
  8. 請求項5から7のいずれか一項に記載の赤外線センサ装置において、
    前記実装基板の表面に前記赤外線センサを囲んで設置され該赤外線センサの直上が開口した筒状の導光路部材を備えていることを特徴とする赤外線センサ装置。
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