JP2013160585A - レーダ装置とその制御方法 - Google Patents

レーダ装置とその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013160585A
JP2013160585A JP2012021677A JP2012021677A JP2013160585A JP 2013160585 A JP2013160585 A JP 2013160585A JP 2012021677 A JP2012021677 A JP 2012021677A JP 2012021677 A JP2012021677 A JP 2012021677A JP 2013160585 A JP2013160585 A JP 2013160585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interference
radar device
radar
priority
radar apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012021677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5511863B2 (ja
Inventor
Koichi Kai
幸一 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012021677A priority Critical patent/JP5511863B2/ja
Publication of JP2013160585A publication Critical patent/JP2013160585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5511863B2 publication Critical patent/JP5511863B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】他のレーダ装置との干渉が発生した場合、干渉回避動作を行う優先順位を自車両で得た情報だけで決定することができるレーダ装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】周波数変調された変調波を送信し、対象物体で反射された反射波を受信するレーダ装置であって、受信波から他のレーダ装置からの送信波との干渉の発生を判定した場合に、レーダ装置正面方位角を算出し、予め記憶部に格納されたレーダ装置正面方位角に対する干渉回避を実行するか否かの優先順位を規定した優先順位条件に従って干渉回避を行う干渉処理部を備えたことを特徴とするレーダ装置とその制御方法にある。
【選択図】図1

Description

この発明は、主に車両に搭載して、自車両周辺に存在する車両や歩行者等の対象物体を検出し、自車両と対象物体との位置や相対速度を測定するためのレーダ装置等に関するものである。
車両に設置されるレーダ装置としては、電磁波を送信信号として送信し、対象物体により反射された反射信号を受信信号として受信し、送信信号と受信信号をミキシングすることで、対象物体との距離や相対速度に比例したビート信号を得、ビート信号の周波数解析結果から自車両と対象物体との距離や相対速度を算出するFMCW(Frequency Modulated Continuous-wave)方式やその他様々なレーダ方式のレーダ装置が存在し、車間距離制御システム、衝突回避および衝突軽減システム等に利用されている。
このレーダ装置において、対象物体で反射された受信信号と他のレーダ装置や通信機器から送信された電磁波(干渉波)を同時に受信すると、干渉波がこのレーダ装置の送信周波数とほぼ同じ周波数のものであった場合に、受信信号にノイズが重畳し、ターゲットの距離や相対速度を測定するための信号が埋もれてしまう。この状態を干渉と呼ぶこととする。干渉が継続すると、正常なレーダ装置の動作は期待できないため、干渉を回避する処理が必要となる。また干渉を回避出来ない場合には、干渉発生中であることを車両側に通知し、干渉がなくなるまで制御を中断したり、運転手に制御を中断していることを通知したりする必要がある。
そこで従来、例えば下記特許文献1では、干渉を検知した場合には、他のレーダ装置による電磁波の周波数を避けるように送信周波数の上限値及び下限値を変化させている。すなわち、使用する周波数帯域を変更して、干渉を回避する方法が記載されている。
しかしながら、複数のレーダ装置が相互の干渉を回避するために、それぞれ周波数帯域を変更した場合、変更した後もまた同じ周波数となり干渉が発生する場合がある。
このため下記特許文献2では、レーダ装置に他の装置との通信機能を設け、他のレーダ装置へ信号を送ったり、優先順位を決める管制センターを設置し、管制センターと通信したりして、優先順位をつけ、どのレーダ装置が周波数帯域を変更するかを決定している。
特開2002−168947号公報 特開2009−133875号公報
しかしながら従来の技術では、優先順位を決定するために、管制センターを必要としたり、レーダ装置自体にも管制センターや他のレーダ装置との通信機能が必要となり、通信回路の追加などによるコスト増、レーダ装置のサイズ増となってしまう。
この発明は,かかる問題点を解決するためになされたもので、他のレーダ装置との干渉が発生した場合に、干渉回避動作を行う優先順位を自車両で得た情報だけで決定するレーダ装置とその制御方法を得ることを目的とする。
この発明は、周波数変調された変調波を送信し、対象物体で反射された反射波を受信するレーダ装置であって、受信波から他のレーダ装置からの送信波との干渉の発生を判定した場合に、レーダ装置正面方位角を算出し、予め記憶部に格納されたレーダ装置正面方位角に対する干渉回避を実行するか否かの優先順位を規定した優先順位条件に従って干渉回避を行う干渉処理部を備えたことを特徴とするレーダ装置にある。
この発明では、他のレーダ装置との干渉が発生した場合、干渉回避動作を行う優先順位を自車両で得た情報だけで決定することができる。
この発明によるレーダ装置を利用した車間距離制御システムの構成図である。 この発明の実施の形態1によるレーダ装置のレーダ装置正面方位角に対する優先順位条件の一例を示す図である。 2つの車両にそれぞれ搭載されたレーダ装置が干渉する状況を示す図である。 2つの車両にそれぞれ搭載されたレーダ装置が干渉する状況を示す図である。 2つの車両にそれぞれ搭載されたレーダ装置が干渉する状況を示す図である。 この発明の実施の形態2によるレーダ装置に関わる2つの車両にそれぞれ搭載されたレーダ装置が干渉する状況を示す図である。 この発明の実施の形態2によるレーダ装置に関わる2つの車両にそれぞれ搭載されたレーダ装置が干渉する状況を示す図である。 この発明の実施の形態1によるレーダ装置のレーダ装置正面方位角に対する優先順位条件の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるレーダ装置の干渉回避処理の動作フローチャートである。 この発明によるレーダ装置の使用周波数帯域を説明するための図である。 この発明によるレーダ装置の動作を説明するための図である。 この発明によるレーダ装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2によるレーダ装置の干渉回避処理の動作フローチャートである。
最初にこの発明によるレーダ装置の概略を説明する。干渉回避のため、周波数変更するレーダ装置の優先順位を決める方法として、レーダ装置の向いている方角を利用する。例えば、図2に示す優先順位条件のように、北西〜北〜東〜南東の領域を向いている場合は優先順位高とし、南東〜南〜西〜北西の領域を向いている場合は優先順位低とする。レーダ装置の向いている方角を得るためには、レーダ装置内部に方角を得るための地磁気センサやGPS(Global Positioning System)などを内蔵してもよいし、一般に普及しているカーナビゲーション装置等から通信により自車両正面方向の方角を得て、予め記憶しておいたレーダ取り付け角度、すなわち自車両正面方向とレーダ装置正面方向の角度差を加算すれば、センサの追加なしでレーダ装置正面の方角(レーダ装置正面方位角)を得ることができる。
図3のように車両正面方向にレーダ装置が取り付けれらた車両同士が向き合う場合、北を向いている車両に取り付けられたレーダ装置が優先順位高となり、南を向いている車両に取り付けられたレーダ装置が優先順位低となる。
同様に図4の場合、西向きに進む車両の左サイドミラー付近に取り付けられた側方用レーダ装置と北向きに進む車両の正面に取り付けられた前方用レーダ装置が干渉する場合、北に向いている前方用レーダ装置が優先順位高となり、南に向いている側方用レーダ装置が優先順位低となる。
同様に図5のように東へ進んでいる2台の車両の前後にレーダ装置が取り付けられている場合、先行する車両の後方に取り付けられたレーダ装置と、追従する車両の前方に取り付けられたレーダ装置が干渉する場合があるが、この場合は東を向いているレーダ装置が優先順位高となり、西側を向いているレーダ装置のほうが優先順位低となる。
また、図2に示した優先順位高と優先順位低の境界線上に沿ってレーダがある場合、優先順位が決められない場合が発生する。これは特にレーダ装置から出力される送信波の角度範囲が広い場合に発生しやすく、図6のように南東よりやや東側に向いたレーダ装置と、北西よりやや北側に向いたレーダ装置が干渉した場合、図2に示す優先順位では双方とも優先順位高となってしまう。
同様に図7のように南東よりやや南側に向いたレーダ装置と、北西よりやや西側に向いたレーダ装置が干渉した場合、図2に示す優先順位では双方とも優先順位低となってしまう。
このような場合には、図8のように優先順位を1〜4の4種類として干渉回避を行う。図6では南東よりやや東側に向いたレーダ装置が優先順位2となり、北西よりやや北側に向いたレーダ装置が優先順位1となり、優先順位が決まる。
同様に図7では、南東よりやや南側に向いたレーダ装置が優先順位3となり、北西よりやや西側に向いたレーダ装置が優先順位4となる。
以上のように、この発明のレーダ装置では、レーダ装置の向いている方角により優先順位を決めておき、レーダ装置正面方位角が優先順位が低い方角である場合に周波数帯域を変更することで、自車両で得た情報だけで、両方のレーダ装置が周波数帯域を変更することで生じる再度の干渉発生を回避することができる。
以下、この発明によるレーダ装置を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるレーダ装置を利用した車間距離制御システムの構成図である。図1において、1はレーダ装置、2はレーダ装置1を制御し、信号演算処理等を行うCPU(特に図示せず)や処理に必要なデータ、プログラム等を格納するメモリM等を含む制御演算部、3は制御演算部2からの指令により、送信信号の周波数の上昇、下降を制御するVCO(Voltage Controlled Oscillator)、4はVCO3が発生した送信信号を送信アンテナ5とミキサ9へ分配する分配器、5は送信波をレーダ装置1外部に放射する送信アンテナ、6はレーダ装置1が検出する対象物体、7は干渉が発生する原因となる他のレーダ装置である。
また、8は対象物体6で反射した反射波および他のレーダ装置7からの送信波を受信波として受信する受信アンテナである。9は受信アンテナ8で受信した受信信号を分配器4で分配された送信信号とミキシングし、対象物体6の距離、速度、方位に応じたビート信号を発生するミキサ、10はミキサ9が発生したビート信号を増幅するアンプ、11は不要な高周波成分を除去するローパスフィルタ、12はローパスフィルタ11の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器である。
また制御演算部2中、13はビート信号のA/D変換結果から周波数解析を行う周波数解析部、14は周波数解析結果から対象物体6の距離、相対速度などを算出する対象物体算出部、15は周波数解析部13と対象物体算出部14から干渉検知処理を行い、干渉発生時には、干渉回避処理を行う干渉処理部、16は対象物体算出部14および干渉処理部15の処理結果を元に車間距離制御に必要な信号を他のECUへ出力する車間距離制御処理部、17は干渉処理部15の指示に応じて周波数帯域を変更する指令信号を出力する周波数指示部、でありこれらは機能ブロックとして示されている。
そして18はレーダ装置1と車内の各ECU間の通信を行う車内LAN、19はレーダ装置1からの情報に応じて、ドライバー(車両の乗客)へ情報を通知するユーザーインターフェース装置、20は車間距離制御処理部16が算出した処理結果に基づきエンジン制御を行うエンジン制御ECU、21は車間距離制御処理部16が算出した処理結果にもとづき、ブレーキ制御を行うブレーキ制御ECU、22は自車両正面の方角情報(方位角)をレーダ装置1へ出力するカーナビゲーション装置である。
次にこのレーダ装置を利用した車間距離制御システムの動作についての概略を説明する。制御演算部2からの制御電圧(指令信号)にしたがい、VCO3は送信周波数を上昇または下降させる。なお制御演算部2からの制御電圧は後述の周波数指示部17により決定される。VCO3の出力信号は分配器4で分配され、送信アンテナ5に送られる。送信アンテナ5から送信波が発信され、レーダ装置1の外部へと発信される。送信波は対象物体6で反射し、反射波が受信アンテナ8で受信される。また他のレーダ装置7からの送信信号も同時に受信アンテナ8で受信される。
受信アンテナ8で受信した信号と分配器4で分配した送信信号がミキサ9でミキシングされビート信号が得られる。ビート信号はアンプ10で増幅され、ローパスフィルタ(LPF)11で不要な周波数は除去され、A/D変換器12でアナログ信号からデジタル信号に変換され、制御演算部2へ入力される。
制御演算部2内の周波数解析部13ではデジタル信号に変換されたビート信号に対し高速フーリエ変換(FFT)などの周波数変換処理を行い、ビート信号の周波数解析を行う。対象物体算出部14では送信周波数上昇時のビート信号と送信周波数下降時のビート信号それぞれの周波数解析結果からピーク検知を行い、送信周波数上昇時のピーク周波数成分と送信周波数下降時ピーク周波数成分の和、差から対象物体の距離、速度を算出する。距離、速度の算出方法については、例えば上記特許文献1等にも記載されており周知技術である。
次に干渉処理部15は対象物体算出部14のピーク検知結果や、周波数解析部13または対象物体算出部14の周波数解析結果のノイズレベルなどから(例えばそれぞれ、信号の振幅と所定の閾値との大小関係から)、干渉が発生しているかどうかを判定する。この干渉判定処理については上記特許文献1に記載の方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。干渉が発生している場合(例えばノイズレベル等の干渉度を示す値が所定の閾値を超えている場合)は後述の干渉回避処理を行い、条件に応じて周波数指示部17に周波数帯域の変更を指示する。周波数帯域の変更を指示された周波数指示部17は指示された帯域になるよう、制御演算部2からの制御電圧を調整する。
車間距離制御処理部16は対象物体算出部14から出力される対象物体6の距離、速度や車内LAN18経由で得られる自車両の速度などに基づいて車両制御信号を算出する。車内LAN18を通じて車両制御情報が送信され、エンジン制御ECU20やブレーキ制御ECU21が動作し、加減速制御が行われる。この際、干渉処理部15において干渉が回避できない場合、干渉処理部15は車間距離制御処理部16に車間距離制御を中断させたり、さらにユーザーインターフェース装置19により車間距離制御を中断したことをユーザーに通知させる。
次に干渉処理部15で測定周期毎に行う干渉回避処理について、図9のフローチャートに沿って説明する。
まず、ステップS101で、カーナビゲーション装置22から自車両正面方位角を得る。
次にステップ102で、自車両正面方位角から制御演算部2のメモリM等に予め記憶しておいたレーダ取り付け角度を加減算して、レーダ装置正面方位角を算出する。ここで以下のように定義する。
方位角:子午線の北(N)を基準方向として右回りに測った水平角
自車両正面方向:車両が前方に直進する際の進行方向
自車両正面方位角:自車両正面方向の方位角
レーダ装置正面方向:レーダ装置の信号の送受信面に垂直な送信方向
レーダ装置正面方位角:レーダ装置正面方向の方位角
レーダ取り付け角度:自車両正面方向に対するレーダ装置正面方向のなす角度(右回りが正、左回りが負)
次にステップS103で、周波数解析部13での周波数解析結果などから干渉検知処理を実施する。干渉検知処理の内容については、上記特許文献1など様々な手段があるので、いずれか、もしくは複数の手段を用いればよい。干渉が発生していなければ、特に何もする必要はないので終了となる。
干渉が発生している場合、ステップS104で、レーダ装置正面方位角から優先順位を判定する。メモリMには図2の周波数領域変更の優先順位条件が格納されており、図2に示すように、北西〜北〜東〜南東の領域を向いている場合は優先順位高とし、南東〜南〜西〜北西の領域を向いている場合は優先順位低とする。優先順位高であれば終了となる。
優先順位低の場合は、ステップS105で干渉回避のため、現在使用している周波数帯域とは別の周波数帯域を使用するよう、周波数指示部17に周波数帯域変更の指示を出し、処理は終了となる。
例えば、図10のような変調をするレーダ装置の場合、使用可能な周波数帯域に対し、実際に使用する周波数帯域は1/4であるため、4つの周波数帯域のうちいずれかを使用することとする(使用周波数帯域の数はこれに限定されない)。なお自動車用として使用可能な周波数帯域は各国で定められており、76〜77GHz帯は日米欧各国で使用可能なミリ波の周波数帯域である。
もし同じ干渉回避処理を行うレーダ装置同士で干渉が発生し、優先順位の判定を行わずに周波数帯域の変更を行った場合、図11のように次周期においても、周波数帯域が同じとなり、干渉が発生してしまう可能性があるが、この発明のレーダ装置では干渉が発生した場合、図12のように優先順位の低い側のレーダ装置だけ周波数帯域の変更を行い、干渉を回避する。すなわち、上記本願発明のレーダ装置を複数使用したレーダ装置システムとして有効な効果が得られる。
以上のように、この発明の実施の形態1におけるレーダ装置では、レーダ装置正面方位角から優先順位を決定し、干渉発生時には優先順位に応じて周波数帯域の変更を行うことで、回路の追加なしに安価に適切な干渉回避を行なうことができる。
実施の形態2.
図13はこの発明の実施の形態2におけるレーダ装置の干渉処理部15で、測定周期毎に行う干渉検知処理を示すフローチャートである。この発明の実施の形態2におけるレーダ装置を利用した車間距離制御システムの構成は実施の形態1の図1で示したものと同じである。
次に図13のフローチャートの説明を行う。まずステップS201で、カーナビゲーション装置22から自車両正面方位角を得る。
次にステップS202で、自車両正面方位角から制御演算部2のメモリM等に予め記憶しておいたレーダ取り付け角度を加減算して、レーダ装置正面方位角を算出する。
次にステップS203で、周波数解析部13での周波数解析結果などから干渉検知処理を実施する。干渉検知処理の内容については実施の形態1と同様である。
干渉が発生していなければ、ステップS204で、例えばメモリMに設定された干渉発生回数を0に設定し、終了する。
干渉が発生している場合、まずステップS205で干渉発生回数を+1(インクリメント)する。
次にステップS206で干渉発生回数が3以下であれば、ステップS208に進む。
またステップS206で干渉発生回数が4回以上(3を超える)であれば、ステップS207に進む。ステップS207に進むということは、この発明のレーダ装置1の干渉回避処理を実施しても、干渉が回避できなかったことを意味する。例えば他のレーダ装置の周波数帯域が使用可能な周波数帯域全域を使用している場合などの、特殊な場合が考えられる。ステップS207では、干渉回避不可であることを車両距離制御処理部16に通知する。なお、車両距離制御処理部16は干渉回避不可の場合、車間距離制御を中止したり、ユーザーインターフェース装置19を通じて、ドライバーに車間距離制御不可であることを通知することになる。
次にステップS206で干渉発生回数が3以下で、ステップS208では干渉回数が2回以下であればステップS209に進む。3回であればステップS212に進む。
ステップS209では干渉回数が1回であればステップS211に進み、干渉回数が2回であればステップS210に進む。
メモリMには図8の周波数領域変更の優先順位条件が格納されており、ステップS211ではレーダ装置正面方位角が優先順位3,4の領域の範囲内かどうかを調べる。優先順位3,4の領域の範囲内であればステップS212で次周期の周波数帯域を変更する。
以上の処理により、優先順位が1または2の方角を向いているレーダ装置と、優先順位が3または4の方角を向いているレーダ装置が干渉している場合は、干渉を回避できる。
しかし、双方のレーダ装置1が優先順位1または2の方角を向いている場合は双方のレーダ装置1共に周波数帯域の変更をしていないため、次周期にも干渉が発生する。同様に、双方のレーダ装置1が優先順位3または4の方角を向いている場合は双方のレーダ装置共に周波数帯域を変更するため、変更した周波数帯域が重なる場合には、次周期も干渉が発生する。このような場合、次周期では干渉発生回数が2となり、ステップS210でレーダ装置正面方位角が優先順位2または4の領域の範囲であれば、ステップS212でさらに次の周期で周波数帯域を変更する。レーダ装置正面方位角が優先順位2または4の範囲外、すなわち優先順位1または3の範囲であれば、何もせず終了する。
すなわち、優先順位条件の領域は、全方位角の領域が全方位角の領域内の優先順位を規定した2つの領域に分割され、さらに順次、分割された領域が該分割された領域内の優先順位を規定した2つの領域に分割されてなり、干渉処理部15は、上位の領域の優先順位に従って干渉回避を行い、回避されない場合には順次該領域内の下位の分割された領域の優先順位に従ってさらに干渉回避を行っていく。
以上の処理により、干渉発生回数が2となる周期の次の周期では、優先順位2または4の方角を向いているレーダ装置だけが周波数帯域を変更し、優先順位1または3の方角向いているレーダ装置は周波数帯域を変更しないため、干渉が回避できる。
以上のように、この発明の実施の形態2におけるレーダ装置では、レーダ装置正面方位角を4つの領域に分割し、優先順位を決定し、干渉発生時には優先順位に応じて周波数帯域の変更を行うことで、回路の追加なしに安価に適切な干渉回避を行なうことができ、またこの発明によるレーダ装置における干渉回避処理を実施しても、干渉発生が継続する場合には、車両距離制御処理部16に干渉回避不可であることを通知し、車間距離制御を中断したり、さらにドライバーに通知するなどの適切な処置を行うことができる。
なお、上記実施の形態1および2では優先順位をつけるための方位角を2または4の優先順位角度領域に分割したが、同様の考え方で2および4以外の優先順位角度領域に分割してもよい。
また、実施の形態1および2のレーダ装置では、使用する周波数帯域を変化させる場合、変化した後の使用する周波数帯域が重ならないようにしているが、使用可能な周波数帯域が狭い場合などには、周波数帯域が重なるように設定してもよい。ただし、この場合周波数帯域を変化させても干渉する可能性があるため、干渉回避不可となる確率が増える可能性がある。
また、実施の形態1および2のレーダ装置では、使用する周波数帯域を変化させることで干渉を回避しているが、電磁波を送信する時間的タイミングを変更するなどの他の手段を利用してもよい。例えば図12に示された、実線で示すレーダ装置自身の送信タイミングが破線で示す他のレーダ装置の送信タイミングと重ならないように、各測定周期内の時間方向(横軸方向)を複数の使用時間帯域を分けて、同様に優先順位に従って使用時間帯域を変更するようにする。この場合、図1の周波数指示部17は例えば送信時間帯域指示部(図示省略)に置き換えられ、VCO3で送信信号の送信タイミングが制御される。
また、実施の形態1および2のレーダ装置ではレーダ方式をFMCW方式としているが、他のレーダ方式であっても、同様に干渉回避ができることは言うまでもない。
1 レーダ装置、2 制御演算部、3 VCO、4 分配器、5 送信アンテナ、6 対象物体、7 他のレーダ装置、8 受信アンテナ、9 ミキサ、10 アンプ、11 ローパスフィルタ、12 A/D変換器、13 周波数解析部、14 対象物体算出部、15 干渉処理部、16 車間距離制御処理部、17 周波数指示部、18 車内LAN、19 ユーザーインターフェース装置、20 エンジン制御ECU、21 ブレーキ制御ECU、22 カーナビゲーション装置、M メモリ。

Claims (6)

  1. 周波数変調された変調波を送信し、対象物体で反射された反射波を受信するレーダ装置であって、
    受信波から他のレーダ装置からの送信波との干渉の発生を判定した場合に、レーダ装置正面方位角を算出し、予め記憶部に格納されたレーダ装置正面方位角に対する干渉回避を実行するか否かの優先順位を規定した優先順位条件に従って干渉回避を行う干渉処理部を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記優先順位条件は、全方位角を複数の領域に分割し、分割した各領域に優先順位を設定したものであることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 前記優先順位条件の領域が、全方位角の領域が前記全方位角の領域内の優先順位を規定した2つの領域に分割され、さらに順次、前記分割された領域が前記分割された領域内の優先順位を規定した2つの領域に分割されてなり、前記干渉処理部が、上位の前記領域に従って干渉回避を行い、回避されない場合には順次該領域内の下位の分割された領域の優先順位に従ってさらに干渉回避を行っていくことを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置。
  4. 前記干渉処理部が、送信周波数の変調周波数帯域を変更して干渉回避を行うことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のレーダ装置。
  5. 前記干渉処理部が、送信波の送信する時間的タイミングを変更して干渉回避を行うことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のレーダ装置。
  6. 周波数変調された変調波を送信し、対象物体で反射された反射波を受信するレーダ装置の制御方法であって、
    受信波から他のレーダ装置からの送信波との干渉の発生を判定した場合に、レーダ装置正面方位角を算出し、予め記憶されたレーダ装置正面方位角に対する干渉回避を実行するか否かの優先順位を規定した優先順位条件に従って干渉回避を行うことを特徴とするレーダ装置の制御方法。
JP2012021677A 2012-02-03 2012-02-03 レーダ装置とその制御方法 Active JP5511863B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021677A JP5511863B2 (ja) 2012-02-03 2012-02-03 レーダ装置とその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021677A JP5511863B2 (ja) 2012-02-03 2012-02-03 レーダ装置とその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013160585A true JP2013160585A (ja) 2013-08-19
JP5511863B2 JP5511863B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=49172959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012021677A Active JP5511863B2 (ja) 2012-02-03 2012-02-03 レーダ装置とその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5511863B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015182594A1 (ja) * 2014-05-26 2015-12-03 株式会社デンソー 車載レーダ装置
WO2017110418A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社小糸製作所 車両用画像取得装置、制御装置、車両用画像取得装置または制御装置を備えた車両および車両用画像取得方法
JP2017529525A (ja) * 2014-08-28 2017-10-05 グーグル インコーポレイテッド 車両レーダ調整及び干渉低減のための方法及びシステム
JP2018514776A (ja) * 2015-05-05 2018-06-07 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 Fmcwレーダーシステムにおけるチャープの動的プログラミング
JP2019158828A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社デンソーテン レーダ装置およびレーダ装置の制御方法
CN110462422A (zh) * 2017-03-30 2019-11-15 日立汽车系统株式会社 雷达装置
CN110888113A (zh) * 2019-12-04 2020-03-17 腾讯科技(深圳)有限公司 车载雷达控制方法、装置、设备和存储介质
WO2020075682A1 (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 京セラ株式会社 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP2020134280A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 Fmcwレーダ装置、fmcwレーダ装置の多元接続方法
US11194023B2 (en) 2015-12-21 2021-12-07 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquiring apparatus for vehicle, control device, vehicle having image acquiring apparatus for vehicle or control device, and image acquiring method for vehicle
US11204425B2 (en) 2015-12-21 2021-12-21 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquisition device for vehicles and vehicle provided with same
US11249172B2 (en) 2015-12-21 2022-02-15 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquiring apparatus for vehicle, control device, vehicle having image acquiring apparatus for vehicle or control device, and image acquiring method for vehicle
EP3979593A4 (en) * 2019-06-27 2022-08-10 Huawei Technologies Co., Ltd. COMMUNICATION METHOD AND DEVICE
WO2022176924A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25 三菱電機株式会社 レーダシステム、レーダ装置および干渉回避方法
JP7316467B2 (ja) 2020-04-28 2023-07-27 ヴィオニア スウェーデン エービー 車両方位に基づく干渉回避用レーダシステム
WO2024056511A1 (en) * 2022-09-13 2024-03-21 Veoneer Sweden Ab An fmcw radar system with increased capacity

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10512370A (ja) * 1995-01-09 1998-11-24 ノースロップ グラマン コーポレイション アンテナ方位に基づくレーダ信号の選択
JP2007263915A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Fujitsu Ten Ltd 車載レーダ装置及び車載レーダ管制システム
JP2010256133A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toyota Motor Corp 干渉防止レーダ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10512370A (ja) * 1995-01-09 1998-11-24 ノースロップ グラマン コーポレイション アンテナ方位に基づくレーダ信号の選択
JP2007263915A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Fujitsu Ten Ltd 車載レーダ装置及び車載レーダ管制システム
JP2010256133A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toyota Motor Corp 干渉防止レーダ装置

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015182594A1 (ja) * 2014-05-26 2015-12-03 株式会社デンソー 車載レーダ装置
JP2017529525A (ja) * 2014-08-28 2017-10-05 グーグル インコーポレイテッド 車両レーダ調整及び干渉低減のための方法及びシステム
US11237245B2 (en) 2014-08-28 2022-02-01 Waymo Llc Methods and systems for vehicle radar coordination and interference reduction
US10698082B2 (en) 2014-08-28 2020-06-30 Waymo Llc Methods and systems for vehicle radar coordination and interference reduction
JP2018514776A (ja) * 2015-05-05 2018-06-07 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 Fmcwレーダーシステムにおけるチャープの動的プログラミング
US11187805B2 (en) 2015-12-21 2021-11-30 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquiring apparatus for vehicle, control device, vehicle having image acquiring apparatus for vehicle or control device, and image acquiring method for vehicle
WO2017110418A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社小糸製作所 車両用画像取得装置、制御装置、車両用画像取得装置または制御装置を備えた車両および車両用画像取得方法
JPWO2017110418A1 (ja) * 2015-12-21 2018-10-04 株式会社小糸製作所 車両用画像取得装置、制御装置、車両用画像取得装置または制御装置を備えた車両および車両用画像取得方法
US11249172B2 (en) 2015-12-21 2022-02-15 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquiring apparatus for vehicle, control device, vehicle having image acquiring apparatus for vehicle or control device, and image acquiring method for vehicle
US11204425B2 (en) 2015-12-21 2021-12-21 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquisition device for vehicles and vehicle provided with same
US11194023B2 (en) 2015-12-21 2021-12-07 Koito Manufacturing Co., Ltd. Image acquiring apparatus for vehicle, control device, vehicle having image acquiring apparatus for vehicle or control device, and image acquiring method for vehicle
JPWO2018180584A1 (ja) * 2017-03-30 2019-12-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 レーダ装置
US11215705B2 (en) 2017-03-30 2022-01-04 Hitachi Astemo, Ltd. Radar device
CN110462422A (zh) * 2017-03-30 2019-11-15 日立汽车系统株式会社 雷达装置
JP7128000B2 (ja) 2018-03-16 2022-08-30 株式会社デンソーテン レーダ装置
JP2019158828A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社デンソーテン レーダ装置およびレーダ装置の制御方法
WO2020075682A1 (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 京セラ株式会社 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP7357632B2 (ja) 2018-10-12 2023-10-06 京セラ株式会社 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JPWO2020075682A1 (ja) * 2018-10-12 2021-09-09 京セラ株式会社 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP2020134280A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 Fmcwレーダ装置、fmcwレーダ装置の多元接続方法
JP7246042B2 (ja) 2019-02-18 2023-03-27 日立Astemo株式会社 Fmcwレーダ装置、fmcwレーダ装置の多元接続方法
EP3979593A4 (en) * 2019-06-27 2022-08-10 Huawei Technologies Co., Ltd. COMMUNICATION METHOD AND DEVICE
JP7361804B2 (ja) 2019-06-27 2023-10-16 華為技術有限公司 通信方法および通信装置
CN110888113A (zh) * 2019-12-04 2020-03-17 腾讯科技(深圳)有限公司 车载雷达控制方法、装置、设备和存储介质
CN110888113B (zh) * 2019-12-04 2023-07-25 腾讯科技(深圳)有限公司 车载雷达控制方法、装置、设备和存储介质
JP7316467B2 (ja) 2020-04-28 2023-07-27 ヴィオニア スウェーデン エービー 車両方位に基づく干渉回避用レーダシステム
WO2022176924A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25 三菱電機株式会社 レーダシステム、レーダ装置および干渉回避方法
WO2024056511A1 (en) * 2022-09-13 2024-03-21 Veoneer Sweden Ab An fmcw radar system with increased capacity

Also Published As

Publication number Publication date
JP5511863B2 (ja) 2014-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5511863B2 (ja) レーダ装置とその制御方法
JP6560165B2 (ja) レーダ装置
US8633849B2 (en) Radar device, object detection system, and object detection method
JP5059904B2 (ja) 車載レーダ装置
WO2016009987A1 (ja) 車載レーダ装置および報知システム
JP5524803B2 (ja) 車載用レーダ装置、および車載用レーダ装置用の電波干渉検知方法
JP2007139691A (ja) 車載用パルスレーダ装置
JP3664671B2 (ja) ミリ波レーダ装置
EP3690484B1 (en) Radar device and target detection method
CN111257880A (zh) 一种雷达以及目标探测方法
JP2009264968A (ja) レーダ装置、レーダ装置の信号処理方法及び、車両制御システム
WO2019202801A1 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP2009058316A (ja) レーダ装置、物体検出方法、及び車両
JP2006242818A (ja) Fm−cwレーダ装置および同装置のノイズ抑制方法
US20150048968A1 (en) In-vehicle radar apparatus and target detection method thereof
JP2014145731A (ja) 物標検出装置及び物標検出方法
JP6953490B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP2006058135A (ja) 移動物体検出装置及び移動物体検出方法
JP2014211332A (ja) レーダ装置、レーダ装置の制御方法
JP6640269B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP2010091490A (ja) 車載用レーダシステム
JP7313525B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP6948421B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
WO2022168361A1 (ja) レーダ信号処理装置
JP2021193397A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5511863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250