JP2013160388A - 冷蔵庫の扉、およびこれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】嵌め込まれたパネル部材を支持する外枠を有しつつ、発泡部材の熱収縮等による外枠の変形をより十分に抑えることが可能となる冷蔵庫の扉を提供する。
【解決手段】略平板状に形成されたパネル部材、および、前方から見て上下左右の各辺を有する略矩形の形状であり、前側に前記パネル部材が嵌め込まれる枠を有する前面部と、前記前面部の左辺近傍から後方へ突出する左側壁部と、前記前面部の右辺近傍から後方へ突出する右側壁部と、を有するフレーム部材、を備え、前記パネル部材を前記枠に嵌め込んで位置決めして固定し、該パネル部材の前面が前方に向くようにした冷蔵庫の扉であって、前記左側壁部と前記右側壁部の間において左右に伸びる形態で配置され、前記左側壁部と前記右側壁部に連結するメイン補強部材を備えた扉とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、冷蔵庫の扉、および当該扉を備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の扉として、外観部にガラス板を用いて意匠性を向上させたものが、例えば特許文献1に開示されている。当該扉は、裏面に印刷等の意匠を施したガラス板、扉の上下面や両側面を形成するとともに嵌め込まれたガラス板を支持する外枠、樹脂板の真空成型等により形成され冷蔵庫の庫内壁となるドアライナー、および、これらに囲まれた空間に充填され冷蔵庫の断熱壁となる発泡部材等により構成される。
この種の扉では、冷蔵庫の庫内が冷却されたときに前側と後側の間で温度差が大きくなり、発泡部材の熱収縮の差が大きくなって、扉が反るという不具合が生じる。このような不具合を解消させるため、特許文献1には、ガラス板の裏面に補強板を貼り付ける補強形態や、外枠と発泡部材の間に補強部材を追加する補強形態が提案されている。
特開平5−322436号公報 特開平5−133677号公報
冷蔵庫の大型化に伴って扉自体についても大型化が進み、先述した熱収縮による反りの度合は大きくなる傾向にある。また外枠の側面は、把手等を設ける必要があるなど設計上の制約が多く、それ自体に十分な強度を持たせ難いことがある。このような事情から、外枠の側面が内側に倒れるような扉の変形が懸念され、先述した従来の補強形態よりも十分に変形を抑えることの可能な補強形態が求められる。
また意匠的な要求から、ガラス板の両面が外枠によって挟まれる形態が採用されず、外枠がガラス板の前面に掛からないようにして、ガラス板の前面全体が露出した形態が採用されることがある。この場合ガラス板は、主に、発泡部材による接着や、両面テープ等による外枠への貼り付けによって固定されるだけとなる。
このような形態の扉は、上述した外枠の変形によって、ガラス板が外枠から外れ易いという問題がある。こういった事情から、発泡部材の熱収縮等による外枠の変形は、より十分に抑えられることが望まれる。なお上述した問題は、ガラス板以外のパネル部材(外枠に支持される略平板状の部材)が採用される場合であっても該当し得る。
本発明は上述した問題に鑑み、嵌め込まれたパネル部材を支持する外枠を有しつつ、発泡部材の熱収縮等による外枠の変形をより十分に抑えることが可能となる冷蔵庫の扉の提供を目的とする。また本発明は、当該扉を備えた冷蔵庫の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る扉は、略平板状に形成されたパネル部材、および、前方から見て上下左右の各辺を有する略矩形の形状であり、前側に前記パネル部材が嵌め込まれる枠を有する前面部と、前記前面部の左辺近傍から後方へ突出する左側壁部と、前記前面部の右辺近傍から後方へ突出する右側壁部と、を有するフレーム部材、を備え、前記パネル部材を前記枠に嵌め込んで位置決めして固定し、該パネル部材の前面が前方に向くようにした冷蔵庫の扉であって、前記左側壁部と前記右側壁部の間において左右に伸びる形態で配置され、前記左側壁部と前記右側壁部に連結するメイン補強部材を備えた構成とする。
本構成によれば、嵌め込まれたパネル部材を支持する外枠を有しつつ、発泡部材の熱収縮等による外枠の変形をより十分に抑えることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記メイン補強部材は、前記パネル部材が前記枠に嵌め込まれて位置決めされる際、前記パネル部材の後面が貼り付けられた構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記メイン補強部材は、全体または一部が金属により形成されている構成としてもよい。また上記構成としてより具体的には、前記メイン補強部材における前記パネル部材に対向する部分は、磁性材料である金属により形成されている構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記パネル部材は、透明なガラス板の後側に意匠が施され、該意匠が該ガラス板を介して見える形態となっており、前記意匠は、前記メイン補強部材と前後方向に重なる部分とそうでない部分との間で、模様または色が異なるように設定されている構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記左側壁部の近傍および前記右側壁部の近傍の各々において、上下方向に伸びる形態で配置されたサブ補強部材を備え、前記メイン補強部材は、前記サブ補強部材にも連結する構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記パネル部材は、両面テープを用いて、前記メイン補強部材に貼り付け固定されているとともに、発泡ウレタンを用いて、前記フレーム部材に接着固定されている構成としてもよい。
また本発明に係る他の形態の扉は、略平板状に形成されたパネル部材、および、前方から見て上下左右の各辺を有する略矩形の形状であり、前側に前記パネル部材が嵌め込まれる枠を有する前面部と、前記前面部の上辺近傍から後方へ突出する上側壁部と、前記前面部の下辺近傍から後方へ突出する下側壁部と、を有するフレーム部材、を備え、前記パネル部材を前記枠に嵌め込んで固定し、該パネル部材の前面が前方に向くようにした冷蔵庫の扉であって、前記上側壁部と前記下側壁部の間において上下に伸びる形態で配置され、前記上側壁部と前記下側壁部に連結するメイン補強部材を備えた構成とする。また本発明に係る冷蔵庫は、上記構成の扉を備えた構成とする。
本発明に係る冷蔵庫の扉によれば、嵌め込まれたパネル部材を支持する外枠を有しつつ、発泡部材の熱収縮等による外枠の変形をより十分に抑えることが可能となる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の扉を閉じた状態の正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の扉を開いた状態の正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の扉の構成図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の扉の断面図である。
本発明の実施形態について、各図面を参照しながら以下に説明する。
[冷蔵庫の全体構成]
図1は本実施形態の冷蔵庫1を示す斜視図である。なお本願において、冷蔵庫1やその構成部材(後述するフレーム部材やパネル部材など)についての前後や上下左右の方向は、特に断りのない限り、図1に矢印で示す通りとする。また図2は、冷蔵庫1の扉を閉じた状態の正面図である。
冷蔵庫1は、断熱箱体2の前方の上下それぞれに、観音開き式の扉を備えている。すなわち断熱箱体2の前側かつ上側には、左側の扉3aと右側の扉3bが、断熱箱体2の前側かつ下側には、左側の扉3cと右側の扉3dが、それぞれ取り付けられている。なお左上側の扉3aには、冷蔵庫1の状態等を表示する表示部4(例えば液晶表示パネル)が設けられている。
これらの扉(3a〜3d)(以下、扉3と総称することがある)は、何れも断熱仕様の断熱扉として別々に製造され、断熱箱体2に取り付けられている。このように冷蔵庫1は、前側に扉3が設けられ、その後側に断熱筺体2が設けられた形態となっている。なお、扉3のより詳細な構成や製造方法については、改めて説明する。
上側の扉(3a、3b)は後述する冷蔵室5(図3参照)の前面を開閉し、下側の扉(3c、3d)は後述する冷凍室6(図3参照)の前面を開閉する。また図3は、扉3を開いたとき(但し、下側の扉(3c、3d)の表示は省略している)の冷蔵庫1を示す正面図である。
断熱箱体2の上部には冷蔵室5が設けられ、断熱箱体2の下部には冷蔵室5に対して断熱壁7を介して冷凍室6が設けられている。冷蔵室5は貯蔵物が冷蔵保存され、冷凍室6は貯蔵物が冷凍保存される。以下、冷蔵室5及び冷凍室6について夫々説明する。
冷蔵室5の奥壁5aには、その中央部において上下方向に延びる金属製の冷却パネル8が設けられている。この冷却パネル8は、奥壁5aとともに冷気が流通する不図示の冷気通路(ダクト)を形成する。冷気は冷気通路の下方から上方に向かって流通し、冷気通路の上部に設けられる吐出口から側方に向かって冷蔵室5内に吐出される。吐出口から吐出された冷気は冷蔵庫の奥壁5aに沿って流通し、左右の端部で向きを変えて冷蔵室5の側壁5b,5cに沿って前方に流通する。
冷蔵室5の側壁5b,5cに沿って流通する冷気は流速が低下し、冷蔵室の前部から中心部に到達して貯蔵物を冷却する。これにより、貯蔵物に直接当たる冷気を低減して貯蔵物の乾燥を抑制することができる。また、冷蔵室5内において上部の温度よりも下部の温度を高くすることができ、貯蔵物の適正保存温度に応じて適切な位置に貯蔵物を保存することができる。
また冷却パネル8は、それ自体が冷気通路を流通する冷気によって冷却されることで、冷気通路の吐出口から吐出される冷気とともに冷蔵室5内に保存される貯蔵物を冷却する。従って、冷却効果が上昇して冷却のために必要な消費電力を抑制することができ、省エネルギーを図ることができる。
冷蔵室5の下部にはタンク室13、野菜室14、フルーツケース15、チルド室(フレッシュケース)16が設けられている。タンク室13は製氷用の水タンクを収納する。野菜室14は冷蔵室5の上部に対して隔離され、野菜が収納される。フルーツケース15は冷蔵室5の上部に対して隔離され、フルーツが収納される。
野菜室14及びフルーツケース15は、冷蔵室5の上部から吐出して下方に流通した冷気によって冷却されるため、周囲よりも高温の野菜やフルーツの保存に適した温度に維持される。チルド室16は、冷蔵室5の上部に対して隔離され、冷気通路の下部から冷気が吐出されるため周囲よりも低温に維持される。
野菜室14内には収納ケース21がスライド自在に配されている。また野菜室14の上端部には、収納ケース21の前壁と野菜室14の上壁を形成する仕切板9との間を開閉する蓋部22が枢支されている。収納ケース21は上面を開口して設けられており、その後方は野菜室14の上壁によって覆われている。
一方、収納ケース21の上面開口の前方は、収納ケース21が野菜室14内に差し込まれている状態において蓋部22によって覆われる。つまり蓋部22は収納ケース21の出入動作(スライド)に応じて回動し、収納ケース21の前壁と野菜室14の上壁との間を開閉するものである。
冷凍室6には自動製氷機を備える氷保管箱10、3つの小冷凍ケース11、2つの大冷凍ケース12が設けられている。氷保管箱10は、タンク室13(水タンク)の水を用いて不図示の自動製氷機によって製氷された氷を貯える。小冷凍ケース11及び大冷凍ケース12には、任意の貯蔵物が冷凍保存される。
[扉の構成]
次に扉3の構成についてより詳細に説明する。なお以下の説明では、便宜上、左上側の扉3aの構成について説明するが、他の扉(3b〜3d)についても基本的には同様である。
図4は、前方視点による扉3aの構成図であり、フレーム部材32やメイン補強部材33等を透過させて表示したものである。また図5は、図4に示す水平断面SをAで示す方向に見たときの、扉3aの断面図である。これらの図に示すように扉3aは、パネル部材31(図4の太い破線は、その周縁を表している)、フレーム部材32、メイン補強部材(横補強部材)33、サブ補強部材(縦補強部材)34、両面テープ35、発泡ウレタン36(発泡部材)、ビス37a〜37c、およびドアライナー38等を用いて形成されている。
パネル部材31は、周縁が矩形である平板状に形成されており、前面が前方を向くように、フレーム部材32に支持される格好で設けられる。またパネル部材31は、透明なガラス板(ガラスパネル)の裏面に意匠D(不図示)を施した印刷を行い、更にその印刷の上に、飛散防止のフィルムを張り付けた構成となっている。これによりパネル部材31は、透明なガラス板の後側に意匠Dが施され、この意匠Dがガラス板を介して見える形態となっている。なおパネル部材31はその他、例えば、ガラス板の裏面に所定のシート(前側に印刷された意匠Dが施されている)が張り付けられた構成であっても良い。また扉3aの前側は、パネル部材31の前面(ガラス板)が露出した形態となっている。これにより扉3aは、デザイン性などが優れた仕様となっている。
フレーム部材32は、ABS樹脂等の成形により形成されており、嵌め込まれたパネル部材31を支持する外枠としての役割を果たす。またフレーム部材32は、前面部32aおよび側壁部32b等を有している。前面部32aは、前方視による外観部を形成する部分であり、前方から見て上下左右の各辺を有する矩形の形状となっている。前面部32aは、左前面部32a1、右前面部32a2、上前面部32a3、下前面部32a4、表示基板支持部32a5、および枠部32a6等から成る。
左前面部32a1は、前面部32aにおける左辺近傍の部分であり、前面部32aの左辺に沿って上辺から下辺まで上下方向に伸びている。また右前面部32a2は、前面部32aにおける右辺近傍の部分であり、前面部32aの右辺に沿って上辺から下辺まで上下方向に伸びている。また上前面部32a3は、前面部32aにおける上辺近傍の部分であり、前面部32aの上辺に沿って左辺から右辺まで左右方向に伸びている。また下前面部32a4は、前面部32aにおける下辺近傍の部分であり、前面部32aの下辺に沿って左辺から右辺まで左右方向に伸びている。
表示基板支持部32a5は、先述した表示部4を搭載した表示基板41を、支持するための部分である。表示基板41は、表示部4が前方を向くように、表示基板支持部32a5によって図4に示されている位置に支持される。扉3aの前方に居る使用者は、表示部4の表示を見ることが可能である。
枠部32a6は、前面部32aの前側に設けられ、前方に開口した枠を形成するように前方へ突出した部分である。枠部32a6は、パネル部材31を前方から嵌め込むことが可能となるように、パネル部材31の周縁のサイズに合わせて(開口の大きさがパネル部材31の周縁と同等、或いは、やや大き目となるように)形成されている。パネル部材31は、枠部32a6に嵌め込まれて位置決めして固定され、前面が前方に向くようにされている。枠部32a6の内周面は、パネル部材31の周縁を囲む形態となっている。
また本実施形態では、パネル部材31の両面がフレーム部材32によって挟まれる形態が採用されず、フレーム部材32がパネル部材31の前面に掛からないようにして、パネル部材31の前面全体が露出した形態が採用されている。これにより扉3aは、デザイン性などがより一層優れた仕様となっている。
側壁部32bは、前面部32aの上下左右の周囲近傍から後方へ突出した部分であり、扉3aの側壁を形成する。なお側壁部32bのうち、左前面部32a1から後方へ突出する部分は左側壁部32b1であり、右前面部32a2から後方へ突出する部分は右側壁部32b2である。また側壁部32bのうち、上前面部32a3から後方へ突出する部分は上側壁部(不図示)であり、下前面部32a4から後方へ突出する部分は下側壁部(不図示)である。側壁部32bは、パネル部材31の後面に接する空間を、上下左右方向から囲む形態となっている。
メイン補強部材33は、フレーム部材32を補強する役割を果たすものであり、扉3aの上下方向に見た中央付近の位置で、左側壁部32b1と右側壁部32b2の間において、左右に伸びる形態で配置されている。またメイン補強部材33は、左側壁部32b1と右側壁部32b2の双方に連結している。
換言すれば、メイン補強部材33は、左側壁部32b1と右側壁部32b2を橋渡しするように設けられている。なおメイン補強部材33は、図5に示すように前後方向に重なる二重構造となっており、剛性が高められている。
メイン補強部材33は、フレーム部材32の材質よりも強度の高い材質で形成されることが望ましい。本実施形態のメイン補強部材33は、例えば鉄のように、強度が高く、かつ、磁性材料である金属により全体が形成されている。また詳しくは後述するが、メイン補強部材33は、扉3aの製造工程(より詳しくは、発泡ウレタン36を充填する前の位置決め工程)において、両面テープ35を用いてパネル部材31の後面が貼り付けられたものとなっている。
サブ補強部材34は、フレーム部材32を補強する役割を果たすものであり、左側壁部32b1の近傍および右側壁部32b2の近傍の各々において、上下方向に伸びる形態で配置されている。サブ補強部材34は、例えば、フレーム部材32の上側壁部から下側壁部に達する形態となっている。メイン補強部材34は、フレーム部材32の材質よりも強度の高い材質で形成されることが望ましい。
なおメイン補強部材33およびサブ補強部材34は、ビス37a〜37cを用いてフレーム部材32に取り付けられている。より具体的には、ビス37aを用いて、メイン補強部材33の左端および左側のサブ補強部材34が左側壁部32b1に取り付けられ、ビス37bを用いて、メイン補強部材33の右端および右側のサブ補強部材34が右側壁部32b2に取り付けられる。更にビス37cを用いて、メイン補強部材33の中間部分がフレーム部材32に取り付けられる。このようにしてメイン補強部材33は、フレーム部材32に連結するとともに、サブ補強部材34にも連結した形態となっている。
ドアライナー38は、側壁部32bの後側に設けられ、扉3aの後方視による外観部を形成する。すなわちドアライナー38は、冷蔵庫1の庫内壁の一部を構成することとなる。またドアライナー38は、パネル部材31やフレーム部材32とともに、パネル部材31の後面に接する空間を閉空間とする。そして当該空間には、発砲ウレタン36が満たされている。発泡ウレタン36は、断熱材の役割を果たす他、パネル部材31とフレーム部材32を接着する接着剤の役割を果たす。
[扉の製造方法]
次に扉3の製造方法について説明する。なお以下の説明では、便宜上、左上側の扉3aの製造方法について説明するが、他の扉(3b〜3d)についても基本的には同様である。
扉3aを製造する工程には、パネル部材31をフレーム部材32の枠部32a6に嵌め込んで位置決めする工程(位置決め工程)が含まれる。
位置決め工程では、パネル部材31と、メイン補強部材33およびサブ補強部材34を予め取り付けておいたフレーム部材32と、が用いられ、パネル部材31が枠部32a6に嵌め込まれる。なおこの際、前面部32aおよびメイン補強部材33の前側とパネル部材31の後面との間に両面テープ35を介在させておき、パネル部材31とフレーム部材32およびメイン補強部材33との間で、接着(1次接着)が行われるようにしておく。すなわち、枠部32a6に嵌め込まれたパネル部材31の後面は、両面テープ35を用いて、フレーム部材32およびメイン補強部材33に貼り付け固定される。
1次接着により、パネル部材31がある程度の接着力で固定され、枠部32a6の内側に適切に位置決めされる。また1次接着は、後述する発泡ウレタン36を用いた接着(2次接着)の補助的な役割をも果たし、パネル部材31の接着固定をより強固なものとする。
なお本実施形態では上述したように、パネル部材31は、フレーム部材32とメイン補強部材33の双方に貼り付けられるようになっている。そのため本実施形態は、パネル部材31がフレーム部材32にだけ貼り付けられるような場合に比べ、1次接着の強度を向上させることが可能であり、位置決め工程の容易化や製品の品質向上等において有利である。
また扉3aを製造する工程には、発泡ウレタンを利用して、位置決め工程により位置決めされたパネル部材31をフレーム部材32に接着固定する工程(接着工程)が含まれる。
接着工程では、パネル部材31を位置決めしておいたフレーム部材32の内側の空間(パネル部材31、フレーム部材32、およびドアライナー38に囲まれた空間)を発泡ウレタンで満たすことにより、パネル部材31はフレーム部材32へ強固に接着(2次接着)される。上述した位置決め工程、接着工程、およびその他の諸工程を経て、扉3aが完成する。
[メイン補強部材の役割]
次に、メイン補強部材33の主な役割等について説明する。まずメイン補強部材33は、扉3の強度を高める補強部材として機能し、フレーム部材32の変形を抑える役割を果たす。特に扉3は、冷蔵庫1の庫内が冷却されたときに前側と後側の間で温度差が大きくなり、発泡ウレタン36の熱収縮の差が大きくなる。これによってフレーム部材32には、図5に破線矢印で示すように、左右の側壁部(32b1、32b2)を内側に倒すような向きの力が加わる。
しかしメイン補強部材33は、左側壁部32b1と右側壁部32b2の間において左右に伸びるとともに、左側壁部32b1と右側壁部32b2に連結しているため、左右の側壁部(32b1、32b2)を内側から直接的に支えるようになっている。そのため扉3においては、左右の側壁部(32b1、32b2)に連結しない補強部材が用いられるような場合に比べ、左右の側壁部(32b1、32b2)が内側に倒れるような変形はより十分に抑えられる。その結果、パネル部材31がフレーム部材32から外れるといった不具合は、極力抑えられる。
またメイン補強部材33は、サブ補強部材34にも連結している。そのためメイン補強部材33は、左右の側壁部(32b1、32b2)の広い範囲を内側から支え、扉3の全体の剛性を更に高めることにより、上述した変形をより効率的に抑えるようになっている。なお、メイン補強部材33とサブ補強部材34は共通のビスを用いてフレーム部材32に取り付けられるようにし、取り付けの作業効率の向上が図られている。
また先に説明した通り、メイン補強部材33は、1次接着の強度向上を可能とする役割をも果たす。すなわちメイン補強部材33は、1次接着としてパネル部材31が貼り付けられるようになっており、位置決め工程の容易化や製品の品質向上等に役立っている。
またメイン補強部材33は、ガラスや樹脂に比べて熱伝導率が高い材料である、金属により形成されている。これにより、把手の設置や意匠的な要求等によって部分的に断熱厚の薄い箇所があっても、断熱厚の厚い場所からの熱伝導により扉表面が冷え過ぎることが防がれ、結露を抑制することが可能である。メイン補強部材33の全体がこのような金属により形成されている場合の他、一部がこのような金属により形成されていれば、その分だけ当該効果が得られる。
またメイン補強部材33は、磁性材料により形成されている。これにより、パネル部材31の前面におけるメイン補強部材33と前後方向に重なる部分は、磁石を付けることが可能となっている。そのため扉3は、磁石を用いて当該部分にメモ用紙等を固定することが可能であり、利便性の向上が図られている。メイン補強部材33の全体が磁性材料により形成されている場合の他、パネル部材31に対向する部分が磁性材料により形成されていれば、当該効果が得られる。
なお扉3については、パネル部材31のどの部分に磁石を付けることが可能であるかが、使用者にとって分かり易くなっていることが望ましい。そのため例えば、パネル部材31に設けられる意匠Dが、メイン補強部材33と前後方向に重なる部分とそうでない部分との間で、模様または色が異なるように設定されていることが望ましい。このようになっていれば、磁石を付けることの可能な位置が一目で分かり、磁石を用いたメモ用紙等の固定がより容易となって、利便性が更に高まる。
[その他]
以上に説明した通り、本実施形態に係る扉3は、平板状に形成されたパネル部材31、および、前方から見て上下左右の各辺を有する矩形の形状であり、前側にパネル部材31が嵌め込まれる枠部32a6を有する前面部32aと、左前面部32a1から後方へ突出する左側壁部32b1と、右前面部32a2から後方へ突出する右側壁部32b2と、を有するフレーム部材32を備え、パネル部材31を枠部32a6に嵌め込んで位置決めして固定し、パネル部材31の前面が前方に向くようにされている。
そして更に扉3は、左側壁部32b1と右側壁部32b2の間において左右に伸びる形態で配置され、左側壁部32b1と右側壁部b2に連結するメイン補強部材33を備えている。そのため扉3によれば、嵌め込まれたパネル部材31を支持するフレーム部材32(外枠)を有しつつ、発泡ウレタン36の熱収縮等によるフレーム部材32の変形をより十分に抑えることが可能である。
また本実施形態では、メイン補強部材は左右(横方向)に伸びる形態で配置されているが、その代わりに、上下(縦方向)に伸びる形態で配置されるものとしても構わない。すなわち変形例として扉3は、上側壁部と下側壁部の間において上下に伸びる形態で配置され、上側壁部と下側壁部に連結するメイン補強部材を備えた構成となっていてもよい。この場合であっても、メイン補強部材の構成や役割等は、補強する方向が異なる点を除き、基本的には左右に伸びる形態の場合と同様である。なおこの場合サブ補強部材は、上側壁部の近傍および下側壁部の近傍の各々において、左右方向に伸びる形態で配置されることになる。
また本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、冷蔵庫の製造工程等に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3、3a〜3d 扉
4 表示部
41 表示基板
5 冷蔵室
6 冷凍室
7 断熱壁
8 冷却パネル
9 仕切板
10 氷保管箱
11 小冷凍ケース
12 大冷凍ケース
13 タンク室
14 野菜室
15 フルーツケース
16 チルド室
21 ケース
22 蓋部
31 パネル部材
32 フレーム部材
32a 前面部
32a1 左前面部
32a2 右前面部
32a3 上前面部
32a4 下前面部
32a5 表示基板支持部
32a6 枠部
32b 側壁部
32b1 左側壁部
32b2 右側壁部
33 メイン補強部材
34 サブ補強部材
35 両面テープ
36 発泡ウレタン
37a〜37c ビス
38 ドアライナー

Claims (9)

  1. 略平板状に形成されたパネル部材、および、
    前方から見て上下左右の各辺を有する略矩形の形状であり、前側に前記パネル部材が嵌め込まれる枠を有する前面部と、前記前面部の左辺近傍から後方へ突出する左側壁部と、前記前面部の右辺近傍から後方へ突出する右側壁部と、を有するフレーム部材、
    を備え、
    前記パネル部材を前記枠に嵌め込んで位置決めして固定し、該パネル部材の前面が前方に向くようにした冷蔵庫の扉であって、
    前記左側壁部と前記右側壁部の間において左右に伸びる形態で配置され、前記左側壁部と前記右側壁部に連結するメイン補強部材を備えたことを特徴とする扉。
  2. 前記メイン補強部材は、
    前記パネル部材が前記枠に嵌め込まれて位置決めされる際、前記パネル部材の後面が貼り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の扉。
  3. 前記メイン補強部材は、全体または一部が金属により形成されていることを特徴とする請求項2に記載の扉。
  4. 前記メイン補強部材における前記パネル部材に対向する部分は、磁性材料である金属により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の扉。
  5. 前記パネル部材は、
    透明なガラス板の後側に意匠が施され、該意匠が該ガラス板を介して見える形態となっており、
    前記意匠は、
    前記メイン補強部材と前後方向に重なる部分とそうでない部分との間で、模様または色が異なるように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の扉。
  6. 前記左側壁部の近傍および前記右側壁部の近傍の各々において、上下方向に伸びる形態で配置されたサブ補強部材を備え、
    前記メイン補強部材は、
    前記サブ補強部材にも連結することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の扉。
  7. 前記パネル部材は、
    両面テープを用いて、前記メイン補強部材に貼り付け固定されているとともに、
    発泡ウレタンを用いて、前記フレーム部材に接着固定されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の扉。
  8. 略平板状に形成されたパネル部材、および、
    前方から見て上下左右の各辺を有する略矩形の形状であり、前側に前記パネル部材が嵌め込まれる枠を有する前面部と、前記前面部の上辺近傍から後方へ突出する上側壁部と、前記前面部の下辺近傍から後方へ突出する下側壁部と、を有するフレーム部材、
    を備え、
    前記パネル部材を前記枠に嵌め込んで固定し、該パネル部材の前面が前方に向くようにした冷蔵庫の扉であって、
    前記上側壁部と前記下側壁部の間において上下に伸びる形態で配置され、前記上側壁部と前記下側壁部に連結するメイン補強部材を備えたことを特徴とする扉。
  9. 請求項1から請求項8の何れかに記載の扉を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
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