JP2013159885A - くつ下 - Google Patents

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Abstract

【課題】高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下を履いて歩き始めようとする時に、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できるくつ下を提供する。
【解決手段】くつ下1は、使用者の足Dの指を収容する足指覆い部2と、足底を覆う足底覆い部3と、足甲を覆う足甲覆い部4と、足首を覆う足首覆い部とを一体に有する。この足裏側の指の付け根に対応する位置には、縫い目部分112が形成されているので、高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下を履いて歩き始めようとする時に、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、特に高齢者や身体の不自由な人のような使用者が容易に履くことができるくつ下に関する。
高齢者等の使用者が履くためのくつ下に類したものとして、例えば高齢者が外反母趾の矯正をする目的で使用する外反母趾矯正用具が、特許文献1に提案されている。この外反母趾矯正用具は、親指を収容する外反母趾袋部と、他の指を収容する大袋部を有し、高齢者がこの外反母趾矯正用具を履くことにより、外反母趾矯正用具が苦痛等を与えることなく外反母趾を矯正して、外反母趾に起因する転倒の危険性を防止するようになっている。
特開2009−279399号公報
ところで、使用者がくつ下を履く場合には、通常、使用者は右手の指と左手の指を用いてくつ下の履き口部を持って拡げて、拡げた履き口部から足の先端をくつ下の中に入れて、そしてくつ下を両手で引き上げることで、くつ下により足全体と足首を覆う。
ところが、高齢者や身体の不自由な人等の使用者が歩き始めようとする時に、足の指が床面から持ち上がったままで床面に接していない状態であると、使用者が歩こうとする際にうまく踏み出して歩くことができず、転倒するおそれがある。
そこで、本発明は、高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下を履いて歩き始めようとする時に、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できるくつ下を提供することを目的とする。
本発明のくつ下は、使用者の足の指を収容する足指覆い部と、足底を覆う足底覆い部と、足甲を覆う足甲覆い部と、足首を覆う足首覆い部とを一体に有するくつ下であって、前記足裏側の指の付け根に対応する位置には、全体を袋状に形成するための縫い目部分が形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、くつ下を製造するには、編機により袋状のくつ下の本体を形成して、つま先を袋状に閉じるために縫着することから、その縫い目を生じる。
この発明では、使用者の足裏側の指の付け根に対応する位置に、前記縫い目部分を形成するようにした。このため、使用者が立ち上がって足を踏み出して歩こうとする際に、この縫い目部分が足裏側の指の付け根に対応する位置に当たる。このことから、足裏側の指の付け根に厚みを増した縫い目部分を当てることができるので、指による床面の把持能力が高まる。このため、使用者は歩く際にうまく踏み出すことができて、転倒を防止でき、安定して歩くことができる。
これにより、高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下を履いて歩き始めようとする時に、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できる。
好ましくは、前記足指覆い部の内面側には筒状の追加部材が設けられ、前記筒状の追加部材を折り返すことで前記足指覆い部の内面側に重ねて配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、使用者のつま先の指は、足指覆い部と筒状の追加部材から成る二重構造部分で覆われるので、クッション性が向上し、保温効果が高まることから、くつ下を履いている時の感触が良くなる。
好ましくは、前記縫い目部分が、前記追加部材と前記足指覆い部とを縫い合わせることにより形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、追加部材と前記足指覆い部を縫い合わせるだけで、くつ下を履いた使用者の足裏側の指の付け根に対応する位置には、縫い目部分が形成されているので、使用者が立ち上がって足を踏み出して歩こうとする際に、この縫い目部分が足裏側の指の付け根に対応する位置に当たることから、指による床面の把持能力が高まる。
好ましくは、前記足首覆い部よりも上部に設けた履き口部の近傍には、使用者の指を掛ける指掛け部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、使用者が足の指先部を先端だけ前記履き口部に差し入れた状態で、指掛け部に自らの指を掛けてくつ下を引き上げることで、高齢者や身体の不自由な人のような使用者であっても、くつ下を容易に履くことができる。すなわち、使用者が両手でくつ下の履き口部を広げて両手の指で引き上げてくつ下を履くことができなくても、片手の指を指掛け部に掛けてくつ下を足首側に引き上げるだけで、くつ下を容易に履くことができ、履いた後は、日常活動においてピッタリとフィットしてズレが発生することがない。
好ましくは、前記指掛け部は、前記履き口部の上端開口付近であって、くつ下の前側に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、使用者はくつ下の前側にある指掛け部に指を掛けて引き上げるだけで、くつ下内に足を容易に通すことができる。
好ましくは、前記指掛け部を第1の指掛け部とし、これとは別の指掛け部である第2の指掛け部が、前記足甲覆い部の上側の適所にある前記足首覆い部の上部から、前記履き口部の部分に当たる領域に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、使用者は前記した第1の指掛け部に指を入れて引き上げながら、さらに他の指で、くつ下の足甲覆い部の上側の位置にある足首覆い部の部分にある第2の掛け部に他の指を掛けて引き上げると、クツ下さらに効果的に簡単に引き上げることが出来、くつ下内に足を容易に通すことができる。
好ましくは、前記第2の指掛け部は、前記くつ下の後側に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、使用者はくつ下の後側にある第2の指掛け部に指を掛けて引き上げるだけで、くつ下の後ろ側を効果的に引き上げることが出来る。
好ましくは、前記第1の指掛け部は、前記使用者の指の一部を挿入できる凹状の袋部もしくは引っかけ部でなることを特徴とする。
上記構成によれば、使用者にとって、視覚的にも理解し易い指掛け部を形成することができる。
好ましくは、前記履き口部は他の部分の各覆い部よりも緩い力で使用者の足首よりも上の位置をソフトに締めて覆う筒状の部分であることを特徴とする。
上記構成によれば、足首の周りでしっかり足首周りを引き締めつつ、その上の部分は履き口部でソフトに覆い、使用者に着用中の不快な感触や負担をかけないで、かつずり落ちることがないくつ下を提供することができる。
好ましくは、前記足甲覆い部の編成の引張力は、前記足底覆い部の編成の引張力に比べて大きくなるように設定されていることを特徴とする。
上記構成によれば、使用者が足をくつ下に収容した際に、足甲覆い部は足指覆い部を強く上方向に引き上げることができるから、使用者の足の各指を上方に向けるように作用する。このため、使用者が高齢者や身体の不自由な人であっても、椅子に座った状態から容易に立ちあがることができるようになり、使用者が立ち上がる際に転倒することを有効に防止できる。
好ましくは、前記足底覆い部と前記足首覆い部の間には後覆い部分を有し、前記後覆い部分には、ゴム編み部分が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、後覆い部分は、くつ下が足首からずり落ちるのを防ぐことができる。
本発明は、高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下を履いて歩き始めようとする時に、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できるくつ下を提供することができる。
本発明のくつ下の好ましい実施形態を示す斜視図。 図2(A)は、図1に示すくつ下の上面を示し、図2(B)は、図1に示すくつ下の下面を示す図。 図3(A)は、図1に示すくつ下を折り返しており、くつ下の内面側に筒状の追加部材を設けた状態を示し、図3(B)は、この追加部材をさらに折り返して足指覆い部に重ねた状態の例を示す図。 図3(B)のくつ下をさらに裏返して表面側に戻して、使用者の足に装着した状態を示す断面図。 使用者がくつ下を履いた状態で歩き出す様子を示す図。 使用者が指を用いて、くつ下を使用者の足に装着しようとする動作例を示す側面図。 くつ下が使用者の足に装着された後の状態を示す斜視図。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明のくつ下の好ましい実施形態を示す斜視図であり、図1ではくつ下は、使用者の足に装着された状態を示している。
図2(A)は、図1に示すくつ下1の上面を示し、図2(B)は、図1に示すくつ下1の下面を示しているが、図2では、くつ下1には足が挿入されていない。
図1と図2に示すくつ下1は、代表して右足用のくつ下を示しているが、左足用のくつ下の形状は、右足用のくつ下1の形状と左右対称形状であり、左足用のくつ下の機能や効果は、図1と図2に示す右足用のくつ下1の機能や効果と同じである。
図1と図2に示すくつ下1の使用者例としては、好ましくは高齢者や身体の不自由な人であり、このくつ下1は、使用者の足全体と足首Fを覆う編地からなり、例えば好ましくは、表側は、530デニール程度の繊維径の綿製、裏側(肌側)は、160デニール程度の繊維径で、弾性糸として機能する、ナイロンカバーがされたポリウレタン製である。530デニールを越えると伸縮性がほぼなくなり、160デニールより小さいと強度が低下する。
以下に詳細に説明するが、このくつ下1は、高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下1を履いて歩き始めようとする時に、足の指が床面から持ち上がるのを防いで足の指を床面に当てることで、例えば使用者が椅子に座った状態から立ち上がって、うまく踏み出して歩くことができ、転倒を防ぐことができる構造を有する。また、くつ下1は、使用者が両手の指を用いて履き口部を広げなくても、片手の指の動作だけで容易に履くことができる構造を有している。
図1に示すくつ下1は、素肌への刺激が少ないものとなるように考慮されている。くつ下1は、先端の足指覆い部2と、下側の足底覆い部3と、上側の足甲覆い部4と、履き口部5と後覆い部分7とを一体に有しており、全体的に、少なくともくつ下に求められる伸縮性を有している。符号8はゴム編み部分である。
図1と図2に示す足指覆い部2は、使用者の足先の第1足趾(親指、母趾)から第5足趾(小指)を収容する部分であり、足底覆い部3は、使用者の足の足底を覆う部分である。足甲覆い部4は、使用者の足の甲部分を覆う部分である。履き口部5は特に柔軟な布地でなり、足首Fの上方を筒状にソフトに締め付けて覆う部分である。履き口部5の上部には、履き口開口部6が形成されており、この履き口開口部6は、使用者の足を挿入するための開口部分である。
図1と図2に示すように、足指覆い部2は、母趾袋部2Aと大袋部2Bを有しており、母趾袋部2Aと大袋部2Bは区分されてはおらず、連続して一体形成されている。すなわち、母趾袋部2Aの先端部2Gが袋状になって足の第1足趾(親指)を収容することができる。大袋部2Bの先端部2Fが袋状になって足の第2足趾から第5足趾を収容するようになっている。
図1と図2(B)に示すくつ下1の足底覆い部3は、袋状の母趾袋部2Aの先端部2Gと袋状の大袋部2Bの先端部2Fから、後覆い部分7にかけて連続して編成されている。
この足底覆い部3と足指覆い部2は、厚みのある生地でソフトな感触をえられるようにされた構造であり、好ましくは、例えば、あぜ編みにより編成されている。このように、足底覆い部3と足指覆い部2があぜ編みにより編成されていることにより、足裏(足底)と足の第1足趾から第5足趾を収容して覆う際に、図2(B)に示すT方向とS方向に沿って十分に柔軟性をもって使用者が楽にこの部分を伸ばすことができ、しかも足裏と第1足趾から第5足趾を保温することができる。図1と図2(B)に示すT方向は、足裏の長手方向であり、S方向は足裏の幅方向である。
一方、図1と図2(A)に示すくつ下1の足甲覆い部4は、足指覆い部2から、履き口部5にかけて連続して編成されている。この足甲覆い部4は、足底覆い部3と足指覆い部2のあぜ編みに比べて伸びにくく引張力が強くなるように、好ましくは、例えばタック(重ね)編みにより編成されている。すなわち、足甲覆い部4の編成部分の引張力は、足底覆い部3の編成部分の引張力に比べて大きく(強く)なるように設定されている。
このように、足甲覆い部4は、足底覆い部3とは異なり、タック(重ね)編みにより編成されているので、使用者が足をくつ下1内に収容した際に、足甲覆い部4の領域を強く引くことで、図1に示すように、足指覆い部2内の第1足趾から第5足趾を強くR方向(上方向)に引き上げることができる。このように、使用者の第1足趾から第5足趾の先端が上向きに引き上げることができることから、高齢者や身体の不自由な人であっても、椅子に座った状態から容易に立ちあがることができるようになり、使用者が立ち上がる際に転倒することを有効に防止できる。
ここで、足甲覆い部4のタック編み部は、図示の実施形態では、その全体に施されているが、全体でなくても、例えば、母趾袋部2Aに対応する領域だけに施されるようにしてもよいし、大袋部2Bに対応した領域にだけ設けられても良い。しかしながら、もし部分的に設ける場合、少なくとも母趾袋部2Aに対応する領域に設けると、高齢者等の足の力の弱い人が使用する場合に、立ち上がりの際や、方向の安定に特に効果的である。
足底覆い部3には、幅方向全体にわたる少なくとも3本の襞と、両側に少なくとも10本の襞を設けている。こうすることで、伸縮性,柔軟性に優れ、高齢者や身体の不自由な人であっても容易にくつ下1をしっかりと装着することができる。
次に、図1と図2(B)に示すくつ下1の後覆い部分7は、足底覆い部3の後端部3Sと履き口部5の下端部5Rの間に編成されている。足底覆い部3の後端部3Sと後覆い部分7の下部分7Bは、足の踵を覆う部分9を編成している。足の踵を覆う部分9は、図2(B)に示すように足を入れていない状態では、弛んだ袋状になるように外側に突き出すように編成されており、後覆い部分7は、好ましくは、その中心部にあぜ編み部8a、その両側にタック編み部8b,8c、さらにタック編み部8b,8cの外側に、あぜ編み部8d,8eで編成している。あぜ編み部8aの幅は10mm程度、タック編み部8b,8cの幅は25mm程度、あぜ編み部8d,8eの幅は、25mm程度である。また、あぜ編み部8a,あぜ編み部8a,8d,8eには、幅方向全体にわたる少なくとも4本の襞を設けている。あぜ編み部8a,8d,8eにより、足を収容する際に図2(B)に示すP方向とQ方向に沿って十分に伸縮性,柔軟性をもって伸ばすことができ、高齢者や身体の不自由な人であっても容易にくつ下1をしっかりと装着することができる。しかも足の踵を保温することができる。一方、タック編み部8b,8cにより、装着後にくつ下1がずり落ちることなくしっかり固定できるようになる。
これらのあぜ編み部8a,8d,8e、タック編み部8b,8cは、図2(B)に示すように、P方向に平行に編成されている。
足甲覆い部4の後端部4Lと後覆い部分7の上端部7Lと、あぜ編み部8a,8d,8e、タック編み部8b,8cとで、足首覆い部を形成している。この足首覆い部は、装着状態で使用者の足首を、履き口部5よりも強めに締めることにより、くつ下1が容易に脱げないように機能する。
図1に示すように、くつ下1の履き口部5は、足甲覆い部4の後端部4Lと後覆い部分7の上端部7Lの上に一体に編成されている。すなわち、履き口部5は、履き口部は他の部分の各覆い部よりも緩い力で使用者の足首よりも上の位置をソフトに締めて覆う筒状の部分である筒状の履き口部5の上端部は履き口開口部6となっている。
このため、足首の周りでしっかり足首周りを引き締めつつ、その上の部分は履き口部でソフトに覆い、使用者に着用中の不快な感触や負担をかけないで、かつずり落ちることがない。
この履き口部5は、長手方向の長さが80〜90mm,好ましくは85mmで、足首主部5Aと第1伸縮部5Bと第2伸縮部5Cを有している。
足首主部5Aは、足首に対する締め付けの弱い編み方により編成されている。第1伸縮部5Bと第2伸縮部5Cはこの足首主部5Aに連続して形成されており、リング状の第1伸縮部5Bの伸縮度合いは、足首主部5Aの伸縮度合いに比べてかなり大きくなっている。リング状の第2伸縮部5Cの伸縮度合いは、第1伸縮部5Aの伸縮に追従できるようにするために、足首主部5Aの伸縮度合いに比べて大きいが、第1伸縮部5Bの伸縮度合いに比べて小さくなっている。
図1に示すように、くつ下1は少なくとも一つの指掛け部10,11を有している。指掛け部10は、凹状部もしくは凹状の袋部であり、くつ下1の足甲覆い部4よりも上側に少なくとも一つ設けることが好ましい。該指掛け部は、使用者の指の一部を挿入できる凹状の袋部もしくは凹状となっていなくても、くつ下1の幅方向に横切るヒモ部、あるいは細幅のベルト部等でなる引っかけ部で形成することができる。
より具体的には、図1に示す第1伸縮部5Aの前側(表側)、すなわち足甲覆い部4よりも上側の位置には、第1の指掛け部10が、くつ下1の幅方向のほぼ中心部に外側に基部の幅(35mm程度)よりも先端部の幅(20mm程度)を小さくして、8mm程度突き出して編成されている。後で説明するが、この指掛け部は、この実施形態では、形成箇所の布地を凹状の袋状としたものである。
第1の指掛け部10は、使用者の手の指(例えば人差し指)Gを挿入することで、指Gの力を用いてくつ下1を足に対して引き上げて足を挿入する第1動作を行うために形成されている。
また、図1に示すように、履き口部5の足首主部5Aの後側(裏側)には、第2の指掛け部11が、くつ下1の幅方向のほぼ中心部に外側に基部の幅(40mm程度)よりも先端部の幅(15mm程度)を小さくして、20mm程度突出して形成されている。第2の指掛け部11は、第1の指掛け部10とは反対側の位置に形成されているが、第1の指掛け部10よりはさらに下側に長手方向で、50mm程度離間して設けてあり、第2の指掛け部11は、後覆い部分7のすぐ上側の位置に編成されている。後で説明するが、この袋状の第2の指掛け部11は、使用者の手の指(例えば人差し指)Gを挿入することで、指Gの力を用いてくつ下1をさらに足に対して引き上げて足を挿入する第2動作を行うために形成されている。
図3(A)は、図1に示すくつ下1を折り返しており、くつ下1の内面側に筒状の追加部材100を設けた状態を示している。図3(B)は、この筒状の追加部材100をさらに折り返して、折り返した追加部材100を足指覆い部2に重ねた状態の例を示している。
図3(A)では、くつ下1は編み機により編まれた状態では筒状になっており、くつ下1の足指覆い部2の開口部分2Tの周辺領域には、筒状の追加部材100が追加して連続して編むことで形成されている。この追加部材100の接続端部101は、足指覆い部2の開口部分2Tの周囲部分から編むことで連続して形成されており、追加部材100の自由端部102は、開口部103を有している。この追加部材100は、伸縮性を有する材質、例えば足指覆い部2の材質と同じものを採用でき、Q1方向とこのQ1方向とは交差するQ2方向に伸縮可能である。
図3(A)に示すように、追加部材100の接続端部101が糸により縫い合わされることにより、縫い目部分104が形成されている。これにより、足指覆い部2の開口部分2Tの周囲部分は、この縫い目部分104により閉じている。この縫い目部分104の形成位置は、例えば使用者の足先Dの第1足趾P1から第5足趾P5から離れた足Dの甲の部分の位置であることが望ましい。これにより、使用者が例えば糖尿病患者であったとしても、縫い目部分104が第1足趾P1から第5足趾P5の上面に直接触れることが無いので、第1足趾P1から第5足趾P5が縫い目部分104により刺激を受けることが無く、苦痛や不快感、もしくは損傷を受けることが無い。
次に、図3(A)に示すように、作業者が追加部材100の接続端部101の第1端部110と第2端部111を、指で持ってSS1方向と、このSS1方向とは反対のSS2方向に、それぞれ引っ張って折り返して拡げる。これにより、図3(B)に示すように、追加部材100は足指覆い部2の内面側を覆うことができ、くつ下1のつま先部分は、追加部材100と足指覆い部2の2重積層構造になる。図3(B)では、追加部材100の内側に足指覆い部2がある。
図4は、図3(B)のくつ下1をさらに折り返して表面側に戻した後に、使用者の足Dに装着した状態を示す断面図である。図4に示すように、追加部材100の接続端部101の第1端部110は、足Dの甲の部分に接しており、追加部材100の接続端部101の第2端部111は、足Dの裏の部分に接している。追加部材100の接続端部101の第2端部111は、足指覆い部2の下側部分2Vに対して、縫い目部分112により固定されている。この縫い目部分112は、糸により追加部材100の接続端部101の第2部分111と足指覆い部2の下側部分2Vとを固定している。この縫い目部分112は、例えば使用者の足先Dの第1足趾P1から第5足趾P5の付け根(第1関節部分)の窪み部分BCに対応して配置されている。
図5は、使用者がくつ下1を履いた状態で歩き出す様子を示している。
上述したように、縫い目部分112は、例えば使用者の足先Dの第1足趾P1から第5足趾P5の第1関節部分の窪み部分BCに対応して配置されている。足の第1足趾P1から第5足趾P5の窪み部分BCには、この窪み部分BCにはまり込むような突起状の縫い目部分112が位置されている。
図5(A)から図5(B)に示すように、使用者がくつ下1を履いて歩き始めようとする時に、足の第1足趾P1から第5足趾P5が、床面FWから持ち上がるのを防いで、この縫い目部分112を利用して把持能力を生じるので、足の第1足趾P1から第5足趾P5を床面FWに押し当てることができる。これにより、後で詳しく説明するが、使用者が例えば椅子に座った状態から立ち上がって、足Dの第1足趾P1から第5足趾P5を床面FWを押すようにしてうまく踏み出して歩くことができ、使用者は転倒を防ぐことができるようになっている。
次に、上述したくつ下1の使用例、すなわち使用者が片手の指Gを用いてくつ下1を足に履く動作例を、図6と図7を参照して説明する。図6は、使用者が指を用いて、くつ下を使用者の足に装着しようとする途中の動作例を示す側面図であり、図7は、くつ下が使用者の足に装着された後の状態を示す斜視図である。
図6(A)に示すように、使用者は指でくつ下1の履き口部5を持って、足Dのつま先Hをくつ下1の履き口開口部6に入れる。そして、指Gを袋状の第1の指掛け部10に履き口部5の内側から挿入して、指Gの力を用いてくつ下1を足Dに対してM方向に沿って斜め上方向に引き上げて足Dを挿入する第1動作を行う。すなわち、足Dのつま先Hを履き口開口部6に挿入した後、使用者は指Gを第1の指掛け部10に挿入して履き口部5をM方向に引き上げると、図6(B)に示すように、くつ下1は足Dの踵部分Wを覆うことができる。
この場合に、指Gを第1の指掛け部10に挿入して履き口部5をM方向に引き上げるのに伴って、例えば図6(C)に例示するように、第2伸縮部5Cが第1伸縮部5B側の上に外側に向けてまくれて重なることにより、足Dの足首Fは、履き口開口部6から、より挿通されやすくなるので、この点からもより容易にくつ下1内に挿入できる。
さらに、図6(B)に示すように、使用者の指Gを履き口部5の内側から袋状の第2の指掛け部11に挿入して、指Gの力を用いてくつ下1を足Dに対してN方向に沿って上側にさらに引き上げる第2動作を行う。これにより、使用者は片手の1本の指Gを用いるだけで、図7に示すように、足Dは、くつ下1内に完全に容易に収容することができ、使用者はくつ下1を容易に履くことができる。
このように、高齢者や身体の不自由な人のような使用者は、指Gを第1の指掛け部10と第2の指掛け部11に順に、履き口部5の内側から挿入して、第1の指掛け部10と第2の指掛け部11を利用してくつ下1を順次引き上げる動作を行うことで、使用者が両手でくつ下1の履き口開口部6を広げて両手の指で引き上げてくつ下1を履くことができなくても、使用者はくつ下1を引き上げて容易に履くことができる。
従って、本発明の実施形態のくつ下1は、従来、両手の指を用いてくつ下の履き口部を持って拡げることができず、高齢者や身体の不自由な人がくつ下を容易に履くことができないという問題を解消することができる。第1の指掛け部10と第2の指掛け部11は、指Gの力がかかっても、十分に対応して伸長することができるので、使用者は容易にくつ下1の履き口部5を引き上げることができる。握力の弱い人、片手が麻痺している人や高齢者等が、第1の指掛け部10と第2の指掛け部11を利用してくつ下1を引き上げる動作を順次行うことで、両手でくつ下1の履き口開口部6を広げて両手の指で引き上げてくつ下1を履くことができなくても、くつ下1を容易に履くことができる。
図1に示す足甲覆い部4は、好ましくはゴム編みにより編成されているので、使用者が足をくつ下1に収容した際に、足甲覆い部4は、母趾袋部2Aと大袋部2B内の第1足趾から第5足趾を強くR方向(上方向)に引き上げることができる。このため、本発明の実施形態のくつ下1は、第1足趾から第5足趾を強くR方向に引き上げることができない場合に比べて、使用者が高齢者や身体の不自由な人であっても、椅子に座った状態から容易に立ちあがることができるようになり、使用者が立ち上がる際に転倒することを有効に防止できる。
上述したように、使用者がくつ下1を履いた後に、例えば椅子に座っている使用者が立ち上がって歩き始める様子を説明する。
すでに説明したように、図1に示す足甲覆い部4は、足底覆い部3とは異なり、タック(重ね)編みにより編成されているので、使用者が足をくつ下1内に収容した際に、足甲覆い部4の領域を強く引くことで、図1に示すように、足指覆い部2内の第1足趾から第5足趾を強くR方向(上方向)に引き上げることができる。このように、使用者の第1足趾から第5足趾の先端が上向きに引き上げることができることから、高齢者や身体の不自由な人であっても、椅子に座った状態から容易に立ちあがることができるようになり、使用者が立ち上がる際に転倒することを有効に防止できる。
次に、使用者が椅子に座った状態から立ち上がった後に、足Dを踏み出して歩き始めようとする時に、以下に説明するように、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できる。図4と図5に示すように、追加部材100と足指覆い部2との縫い目部分112は、例えば使用者の足先Dの第1足趾P1から第5足趾P5の第1関節部分の窪み部分BCに対応して配置されている。足の第1足趾P1から第5足趾P5の窪み部分BCには、窪み部分BCにはまり込むような突起状の縫い目部分112が配置されている。言い換えれば、くつ下1を履いた使用者の足裏側の指の付け根に対応する位置には、縫い目部分112が形成されている。この突起状の縫い目部分112の厚みW1は、追加部材100の厚みと足指覆い部2の厚みを合計した合計厚みW2よりも大きい。
図5(A)から図5(B)に示すように、使用者がくつ下1を履いて歩き始めようとする時に、足の第1足趾P1から第5足趾P5が、床面FWから持ち上がるのを防ぐ。つまり、足の第1足趾P1から第5足趾P5が、この縫い目部分112を利用して把持能力を発揮することができるので、足の第1足趾P1から第5足趾P5は床面FWに押し当てることができる。これにより、使用者は、歩く時に、足の第1足趾P1から第5足趾P5を床面FWに押し当ててうまく踏み出して歩くことができ、使用者は転倒を防ぐことができる。
また、図4に示すように、くつ下1の足指覆い部2の内側には、追加部材100が追加して配置されている。このため、足指覆い部2と追加部材100が足Dのつま先Hを、二重の積層構造に覆っているので、クッション性が増し、しかも保温効果に優れている。このため、例えば糖尿病の使用者がくつ下1を使用する場合に、つま先のクッション性を確保でき、保温効果が向上するので、履き心地が良い。
本発明の実施形態のくつ下1は、使用者の足Dの指を収容する足指覆い部2と、足底を覆う足底覆い部3と、足甲を覆う足甲覆い部4と、足首を覆う足首覆い部とを一体に有する。この足裏側の指の付け根に対応する位置には、縫い目部分112が形成されている。
このため、高齢者や身体の不自由な人等の使用者がくつ下を履いて歩き始めようとする時に、うまく踏み出すことができて、転倒を防止できる。すなわち、くつ下を履いた使用者の足裏側の指の付け根に対応する位置には、縫い目部分112が形成されているので、使用者が立ち上がって足を踏み出して歩こうとする際に、この縫い目部分112が足裏側の指の付け根に対応する位置に当たる。このことから、足裏側の指の付け根に厚みを増した縫い目部分112を当てることができるので、指による床面の把持能力が高まる。したがって、使用者は歩く際にうまく踏み出すことができて、転倒を防止でき、安定して歩くことができる。
足指覆い部2の内面側には筒状の追加部材100が設けられ、筒状の追加部材100を折り返すことで足指覆い部2の内面側に重ねて配置されている。このため、使用者のつま先の指は、足指覆い部2と筒状の追加部材100から成る二重構造部分で覆われるので、クッション性が向上し、保温効果が高まることから、くつ下1を履いている時の感触が良くなる。
縫い目部分112が、追加部材と足指覆い部とを縫い合わせることにより形成されている。このため、追加部材100と足指覆い部2を縫い合わせるだけで、くつ下1を履いた使用者の足裏側の指の付け根に対応する位置には、縫い目部分112が形成されているので、使用者が立ち上がって足を踏み出して歩こうとする際に、この縫い目部分が足裏側の指の付け根に対応する位置に当たることから、指による床面の把持能力が高まる。
足首覆い部よりも上部に設けた履き口部の近傍には、使用者の指を掛ける指掛け部10,11を有する。このため、使用者が足の指先部を先端だけ履き口部に差し入れた状態で、指掛け部10,11に自らの指を掛けてくつ下1を引き上げることで、高齢者や身体の不自由な人のような使用者であっても、くつ下1を容易に履くことができる。すなわち、使用者が両手でくつ下1の履き口部5を広げて両手の指で引き上げてくつ下1を履くことができなくても、片手の指を指掛け部10,11に掛けてくつ下1を足首側に引き上げるだけで、くつ下1を容易に履くことができ、履いた後は、日常活動においてピッタリとフィットしてズレが発生することがない。
指掛け部10は、履き口部5の上端開口付近であって、くつ下1の前側に形成されている。このため、使用者はくつ下1の前側にある指掛け部10に指を掛けて引き上げるだけで、くつ下1内に足を容易に通すことができる。
指掛け部10を第1の指掛け部とし、これとは別の指掛け部11である第2の指掛け部が、足甲覆い部4の上側の適所にある足首覆い部の上部から、履き口部5の部分に当たる領域に形成されている。このため、使用者はした第1の指掛け部10に指を入れて引き上げながら、さらに他の指で、くつ下1の足甲覆い部4の上側の位置にある足首覆い部の部分にある第2の掛け部11に他の指を掛けて引き上げると、くつ下1をさらに効果的に簡単に引き上げることが出来、くつ下1内に足を容易に通すことができる。
第2の指掛け部は、くつ下の後側に形成されているので、使用者はくつ下の後側にある第2の指掛け部に指を掛けて引き上げるだけで、くつ下の後ろ側を効果的に引き上げることが出来る。
第1の指掛け部10は、使用者の指の一部を挿入できる凹状の袋部もしくは引っかけ部でなるので、使用者にとって、視覚的にも理解し易い指掛け部を形成することができる。
履き口部5は他の部分の各覆い部よりも緩い力で使用者の足首よりも上の位置をソフトに締めて覆う筒状の部分であるので、足首の周りでしっかり足首周りを引き締めつつ、その上の部分は履き口部でソフトに覆い、使用者に着用中の不快な感触や負担をかけないで、かつずり落ちることがないくつ下を提供することができる。
足甲覆い部4の編成の引張力は、足底覆い部3の編成の引張力に比べて大きくなるように設定されている。このため、使用者が足をくつ下1に収容した際に、足甲覆い部4は足指覆い部2を強く上方向に引き上げることができるから、使用者の足の各指を上方に向けるように作用する。このため、使用者が高齢者や身体の不自由な人であっても、椅子に座った状態から容易に立ちあがることができるようになり、使用者が立ち上がる際に転倒することを有効に防止できる。
足底覆い部3と足首覆い部の間には後覆い部分7を有し、後覆い部分7には、ゴム編み部分が設けられているので、後覆い部分7は、くつ下1が足首からずり落ちるのを防ぐことができる。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明は様々な修正と変更が可能であり、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変形が可能である。
図4と図5に示す例では、足の第1足趾P1から第5足趾P5の窪み部分BCには、この窪み部分BCにはまり込むような突起状の縫い目部分112が配置されている。この縫い目部分112は、足の第1足趾P1の窪み部分BCと第2足趾P2の窪み部分BCだけに配置しても良いし、足の第1足趾P1の窪み部分BCから第3足趾P3の窪み部分BCに渡って配置しても良いし、足の第1足趾P1の窪み部分BCから第4足趾P4の窪み部分BCに渡って配置しても良い。
くつ下1の材質は綿製に限らず、例えば綿、ナイロン(登録商標)、ポリウレタンの混紡等であっても良い。
1・・・くつ下、2・・・足指覆い部、2A・・・母趾袋部、2B・・・大袋部、3・・・足底覆い部、4・・・足甲覆い部、5・・・履き口部、6・・・履き口部開口部、7・・・後覆い部分、8・・・ゴム編み部分、9・・・足の踵を覆う部分、10・・・第1の指掛け部、11・・・第2の指掛け部、100・・・追加部材、110・・・追加部材の第1端部、111・・・追加部材の第2端部、112・・・縫い目部分、D・・・使用者の足、F・・・足首、G・・・使用者の手の指

Claims (11)

  1. 使用者の足の指を収容する足指覆い部と、足底を覆う足底覆い部と、足甲を覆う足甲覆い部と、足首を覆う足首覆い部とを一体に有するくつ下であって、
    前記足裏側の指の付け根に対応する位置には、全体を袋状に形成するための縫い目部分が形成されている
    ことを特徴とするくつ下。
  2. 前記足指覆い部の内面側には筒状の追加部材が設けられ、前記筒状の追加部材を折り返すことで前記足指覆い部の内面側に重ねて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のくつ下。
  3. 前記縫い目部分が、前記追加部材と前記足指覆い部とを縫い合わせることにより形成されていることを特徴とする請求項2に記載のくつ下。
  4. 前記足首覆い部よりも上部に設けた履き口部の近傍には、使用者の指を掛ける指掛け部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のくつ下。
  5. 前記指掛け部は、前記履き口部の上端開口付近であって、くつ下の前側に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のくつ下。
  6. 前記指掛け部を第1の指掛け部とし、これとは別の指掛け部である第2の指掛け部が、前記足甲覆い部の上側の適所にある前記足首覆い部の上部から、前記履き口部の部分に当たる領域に形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載のくつ下。
  7. 前記第2の指掛け部は、前記くつ下の後側に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のくつ下。
  8. 前記第1の指掛け部は、前記使用者の指の一部を挿入できる凹状の袋部もしくは引っかけ部でなることを特徴とする請求項6または7に記載のくつ下。
  9. 前記履き口部は他の部分の各覆い部よりも緩い力で使用者の足首よりも上の位置をソフトに締めて覆う筒状の部分であることを特徴とする請求項4ないし8のいずれかに記載のくつ下。
  10. 前記足甲覆い部の編成の引張力は、前記足底覆い部の編成の引張力に比べて大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のくつ下。
  11. 前記足底覆い部と前記足首覆い部の間には後覆い部分を有し、前記後覆い部分には、ゴム編み部分が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のくつ下。
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