JP2013159321A - 建設車両用タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱性の悪化を抑制しつつ、高い耐摩耗性を有する建設車両用タイヤを提供する。
【解決手段】本発明の第1の建設車両用タイヤ10は、トレッド部11に、タイヤ赤道S側からトレッド端12に開口するまでタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向Tに互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝13と、横溝13aの両溝壁のうち、一方の溝壁14から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝13aと隣接する他の横溝13aに向かって延び陸部内で終端する断続周溝16とを有する。断続周溝16の分岐位置17は、タイヤ赤道Sからトレッド幅Wの25%以上の距離だけ離隔した位置にあり、断続周溝16の溝深さdは、横溝の溝深さd2よりも浅いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に建設現場や鉱山等を走行するダンプトラック等に装着される建設車両用タイヤに関する。
従来の建設車両用タイヤとしては、タイヤ周方向に互いに間隔をおいて、タイヤ赤道側からトレッド端に開口するように延びる複数の横溝、いわゆるラグ溝がトレッド部に形成されるトレッドパターンが一般的である(特許文献1参照)。
特開2007−83822号公報
鉱山などで鉱石や表土を運搬する建設車両用タイヤの場合は、トレッドが完全に摩耗してベルトが露出するまでの過酷な条件化で使用されるのが通例である。すなわち、建設車両用タイヤは、通常、新品時から寿命末期までの期間(以下「使用期間」という。)の当初1/3までの期間は前輪として使用され、その後、後輪として完全に摩耗するまで使用される。従って、かかるタイヤは耐摩耗性に優れることが重要である。
この建設車両用タイヤでは、タイヤの摩耗ライフ向上のため、トレッドゴム厚みを厚くしたり、ネガティブ率を小さくすることによって、トレッドボリュームを大きくすることが一般的である。
しかし、このようにして耐摩耗性を向上させた場合には、とりわけタイヤの負荷転動時におけるトレッド部の発熱性の悪化、すなわちトレッド部の温度上昇を招きやすい。重荷重で比較的高速で運搬作業を行う建設車両用のタイヤであればなおさらであり、トレッド部のヒートセパレーション等の原因となるため好ましくない。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、発熱性の悪化を抑制しつつ、高い耐摩耗性を有する建設車両用タイヤを提供することを目的とするものである。
本発明者は、図6(a)に示すような、トレッド部41に複数の横溝43a,43bが形成された建設車両用タイヤ40で、タイヤの摩耗態様を詳細に調査、検討した。このような建設車両用タイヤでは、特に前輪として使用する場合、タイヤへのサイドフォースの入力により、タイヤ周方向に隣接する横溝間に位置するトレッド部分44がタイヤ幅方向に変形する。この変形によって、タイヤ赤道とトレッド端との中間点付近である、いわゆる1/4点部が摩耗しやすいことが判明した。また、ブレーキングの入力により、トレッド部分44はタイヤ周方向にも変形する。この変形によって、トレッド部分44の横溝43付近部分のうちの後続接地側が摩耗しやすいことが判明した。(詳細は後述する。)
本発明は、このような知見に基づき、上記2種類の変形に起因する摩耗を効果的に低減しつつ、発熱性の悪化も抑制できる構成を採用したものであって、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)トレッド部に、タイヤ赤道側からトレッド端に開口するまでタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝と、
前記横溝の両溝壁のうち、一方の溝壁から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝と隣接する他の横溝に向かって延び陸部内で終端する断続周溝と、
を有し、
該断続周溝の前記分岐位置は、タイヤ赤道からトレッド幅の25%以上の距離だけ離隔した位置にあり、
前記断続周溝の溝深さは、前記横溝の溝深さよりも浅いことを特徴とする建設車両用タイヤ。(第1の発明)
(2)前記断続周溝のタイヤ周方向長さが、横溝の配設ピッチの50%以上である(1)に記載の建設車両用タイヤ。
(3)前記断続周溝の前記分岐位置での溝深さが、前記横溝の溝深さの25%以上75%以下である(1)又は(2)に記載の建設車両用タイヤ。
(4)前記断続周溝が、一定の溝深さで前記分岐位置から連なる平坦溝底部を有しており、
該平坦溝底部のタイヤ周方向長さが、前記断続周溝のタイヤ周方向長さの80%以上を占める(1)乃至(3)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(5)前記断続周溝が、タイヤ赤道からトレッド幅の40%以下の距離だけ離隔した位置に設けられる(1)乃至(4)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(6)トレッド部に、タイヤ赤道側からトレッド端に開口するまでタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝と、
前記横溝の両溝壁のうち、一方の溝壁から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝と隣接する他の横溝に向かって開口するまで延びる連続周溝と、
を有し、
該連続周溝の前記分岐位置は、タイヤ赤道からトレッド幅の25%以上の距離だけ離隔した位置にあり、
前記連続周溝の溝深さは、前記横溝の溝深さよりも浅く、かつ、前記分岐位置側部分で深く、前記他の横溝側部分で浅くすることを特徴とする建設車両用タイヤ。(第2の発明)
(7)前記連続周溝は、前記他の横溝側部分に一定の溝深さで平坦な浅溝部を有し、
該浅溝部のタイヤ周方向長さが、横溝の配設ピッチの50%以下である(6)に記載の建設車両用タイヤ。
(8)前記連続周溝の前記他の横溝との開口端位置での溝深さが、前記連続周溝の前記分岐位置での溝深さの50%以下である(6)または(7)に記載の建設車両用タイヤ。
(9)前記連続周溝の前記分岐位置での溝深さが、前記横溝の溝深さの25%以上75%以下である(6)乃至(8)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(10)前記連続周溝が、前記分岐位置側部分から前記他の横溝側部分に向かって、前記連続周溝の溝深さが漸減する傾斜溝底部を有する(6)乃至(9)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(11)前記連続周溝が、タイヤ赤道からトレッド幅の40%以下の距離だけ離隔した位置に設けられる(6)乃至(10)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(12)同一のタイヤ周線上に位置する横溝が、全てタイヤ周線に対して同一の傾斜角度で配置される(1)乃至(11)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(13)前記横溝の傾斜角度が、タイヤ周線に対し、鋭角側から測定して45°以上80°以下の範囲である(1)乃至(12)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(14)前記トレッド部は、前記横溝が、タイヤ赤道を対称軸として線対称に配置される方向性パターンを有する(1)乃至(13)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
(15)前記建設車両用空気入りタイヤは、前記横溝がタイヤ赤道側からトレッド端に向かって順次接地するように車両に装着される(1)乃至(14)のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
本発明によれば、複数本の横溝以外に断続周溝または連続周溝を配置することによって、発熱性の悪化を抑制することができる。また、断続周溝ないしは連続周溝を、上記した1/4点よりもタイヤ幅方向外側に配置することによって、サイドフォース入力による摩耗を低減することができる。さらに、第1の発明においては、陸部内で終端する断続周溝とし、第2の発明においては、連続周溝が合流する他の横溝側部分でその溝深さを浅くすることとしたため、ブレーキング入力による摩耗を低減することができる。
このようにして、発熱性の悪化を抑制しつつ、高い耐摩耗性を有する建設車両用タイヤを提供することができる。
(a)は、本発明に従う第1の建設車両用タイヤのトレッド部の一部の展開図である。(b)は、(a)におけるI−I断面図である。 図1(b)におけるI−I断面の背景を破線とした図である。 (a)は、本発明に従う第2の建設車両用タイヤのトレッド部の一部の展開図である。(b)は、(a)におけるII−II断面図である。 図3(b)におけるII−II断面の背景を破線とした図である。 (a)は、比較例2に係る建設車両用タイヤのトレッド部の一部の展開図である。(b)は、(a)におけるIII−III断面図である。 (a)は、比較例1に係る建設車両用タイヤのトレッド部の一部の展開図である。(b)は、(a)におけるIV−IV断面図で、当該タイヤの摩耗具合を模式的に示した図ある。 比較例1に係る建設車両用タイヤに対して、旋回時にかかる力を模式的に示したフットプリントを示す図である。 比較例2に係る建設車両用タイヤに対して、ブレーキング入力時にかかる力を模式的に示したフットプリントを示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明をより詳細に説明する。なお、同一の構成要素には原則として同一の参照番号を付して、説明を省略する。
(第1の実施形態の構成の概略)
図1(a)、図1(b)、図2を用いて本発明に従う第1の建設車両用タイヤ10の構成の概略を説明する。建設車両用タイヤ10は、そのトレッド部11に、タイヤ赤道S側からトレッド端12a,12bに開口するまで任意のタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向Tに互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝13a,13bを有する。そして、ある横溝13aに着目したとき、該横溝13aの両側壁14,15のうち、一方の溝壁14から分岐し、タイヤ周方向Tに当該横溝13aと隣接する他の横溝13aに向かって延び陸部内で終端する断続周溝16を有する。断続周溝16は、複数本の横溝13a,13bのそれぞれから分岐して設けられている。
断続周溝16の分岐位置17は、タイヤ赤道Sからトレッド幅Wの25%以上の距離だけ離隔した位置にある。図1(a)において、タイヤ赤道Sから0.25×Wだけ離れた位置を破線で示しているが、分岐位置17は、それよりもタイヤ幅方向外側に設けられることになる。ここで、本明細書において「断続周溝16の分岐位置」とは、横溝13aの一方の側壁14から断続横溝16が分岐する位置であって、断続周溝16のタイヤ幅方向溝幅の中間地点を意味する。
図2に示すように、断続周溝16の溝深さdは、横溝13の溝深さd2よりも浅い。ここで、「断続周溝の溝深さd」は、断続周溝16における任意の位置での溝深さを示す。図2の破線は、図1(b)におけるI−I断面の背景のトレッドゴムであり、トレッド踏面ラインを示している。当該ラインから断続周溝16の溝底までの距離が、当該溝深さdとなる。「横溝13の溝深さd2」は、トレッド踏面から溝底までの距離である。
(第2の実施形態の構成の概略)
次に、図3(a)、図3(b)、図4を用いて本発明に従う第2の建設車両用タイヤ20の構成の概略を説明する。建設車両用タイヤ20は、そのトレッド部21に、タイヤ赤道S側からトレッド端22a,22bに開口するまで任意のタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向Tに互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝23a,23bを有する。そして、ある横溝23aに着目したとき、該横溝23aの両側壁24,25のうち、一方の溝壁24から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝23aと隣接する他の横溝23aの溝壁25に開口するまで延びる連続周溝26を有する。連続周溝26は、複数本の横溝23それぞれから分岐して設けられており、タイヤ周方向に連続する1本の周溝を構成する。
連続周溝26の分岐位置27も、タイヤ赤道Sからトレッド幅Wの25%以上の距離だけ離隔した位置にある。図3(a)において、タイヤ赤道Sから0.25×Wだけ離れた位置を破線で示しており、分岐位置27は、それよりもタイヤ幅方向外側に設けられることになる。ここで、本明細書において「連続周溝26の分岐位置」とは、横溝23aの一方の側壁24から連続周溝26が分岐する位置であって、連続周溝26のタイヤ幅方向溝幅の中間地点を意味する。
図4に示すように、連続周溝26の溝深さdは、横溝23の溝深さd2よりも浅い。ここで、「連続周溝の溝深さd」は、連続周溝26における任意の位置での溝深さを示す。図4の破線は、図3(b)におけるII−II断面の背景のトレッドゴムであり、トレッド踏面ラインを示している。当該ラインから連続周溝26の溝底までの距離が、当該溝深さdとなる。「横溝23の溝深さd2」は、トレッド踏面から溝底までの距離である。
さらに、連続周溝26の溝深さは、分岐位置27側部分で浅く、他の横溝23a側部分で浅くなっている。
(本発明の技術的意義)
第1の建設車両用タイヤ10及び第2の建設車両用タイヤ20を上記のような構成としたことの技術的意義を以下に説明する。まず、図6(a)、図6(b)を用いて比較例1に係る建設車両用タイヤ40について説明する。建設車両用タイヤ40は、トレッド部41に、タイヤ赤道Sからトレッド端42a,42bに開口するまで任意のタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向Tに互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝43a,43bを有する。ここで、Rはタイヤ回転方向を示している。そのため、タイヤ転動時には、図6(a)下側から上側に向かって順次接地することになる。
ここで、建設車両用タイヤ40が前輪として使用されて旋回する場合について、図7を用いて説明する。車両進行方向Vに対して左旋回する場合、タイヤ周方向に隣接する横溝43a間に位置する、あるトレッド部分44に着目する。当該トレッド部分44は、進行方向Vに垂直な方向から働くサイドフォースFの入力を受けて、踏み込み時にはトレッド端42aからタイヤ赤道Sに向かう方向(F1)に変形し、蹴り出し時に変形力が開放されて、トレッド部分44はF1とは反対側(F2)に戻ろうとする。以下「第1の変形」という。一方、この建設車両用タイヤ40は、横溝43がタイヤ周線に対して傾斜している結果、走行時、タイヤ赤道S側からトレッド端42a,42b側に向かって順次接地するようになる。よって、トレッド部分44は、接地時には横溝43に沿ってF2の方向に変形する。すなわち、接地によってトレッドゴムがタイヤ幅方向外側に押し出されるようになる。そして、蹴り出し時にその反対側(F1)に変形する方向に力が働く。その結果、先に説明したサイドフォース入力によるトレッド部分44の変形を打ち消す方向に作用する。これを以下「第2の変形」という。
このようにタイヤ幅方向に互いに打ち消しあう2種類の変形力が生じるが、本発明者の検討では、通常使用においては第2の変形は第1の変形を完全に打ち消すほど大きくはない。その結果、タイヤ幅方向のトレッドゴム変形に起因した摩耗が生じる。この摩耗では、一般的な建設車両用タイヤ40において、タイヤ赤道とトレッド端との中間点付近である、いわゆる1/4点部が最も摩耗しやすいことが判明した。図6(b)において符号44は、所定期間使用後のトレッドラインを示しており、タイヤ赤道Sからトレッド幅Wの25%離れた位置(1/4点部)で最も摩耗が進行していることを示している。破線は新品時のトレッド踏面を示す。なお、タイヤ使用時には左右の旋回が行われるため、所定期間の使用後には、2箇所の1/4点部で均等に摩耗が進行する。
次に、図5(a)、図5(b)を用いて比較例2に係る建設車両用タイヤ30について説明する。建設車両用タイヤ30は、トレッド部31に、タイヤ赤道Sからトレッド端32a,32bに開口するまで任意のタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向Tに互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝33a,33bを有する。さらに、ある横溝33aに着目したとき、該横溝33aの両側壁34,35のうち、一方の溝壁34から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝33aと隣接する他の横溝33aに向かって開口するまで延びる連続周溝36を有する。連続周溝36は、複数本の横溝33それぞれから分岐して設けられており、タイヤ周方向に連続する1本の周溝を構成する。
断続周溝36の分岐位置37は、タイヤ赤道Sからトレッド幅Wの25%以上の距離だけ離隔した位置にある。分岐位置37の定義は、分岐位置17,27と同様である。また、図5(b)に示すように、連続周溝36の溝深さは、横溝33の溝深さより浅く、かつ、一定である。
ここで図7に示したように左旋回時のトレッド部分44のトレッドゴム変形を考える。建設車両用タイヤ30では、連続周溝36を1/4点部よりもタイヤ幅方向外側に配置した結果、1/4点部では接地時にF1方向により変形しやすくなる。その結果、先に説明したサイドフォース入力によるトレッド部分44の変形を打ち消す作用がより大きくなり、1/4点部での摩耗を抑制することができるようになる。このように、建設車両用タイヤ30は、サイドフォース入力によるタイヤ幅方向のトレッドゴム変形を抑制して、1/4点部での摩耗を抑制することができる点で好ましい。また、連続周溝36によって、タイヤの発熱も抑制される。
次に、旋回時ではなく、ブレーキング入力時のトレッドゴム変形に起因する摩耗について、図8を用いて本発明者の検討を示す。隣接する横溝33間に位置するトレッド部分のうち後続接地側部分38は、ブレーキング時の蹴り出し時に回転方向とは反対側(F4)の向きにトレッドゴムが変形し、これが当該部分の摩耗の原因となっている。ここで、横溝33はタイヤ周線に対して傾斜している結果、走行時、タイヤ赤道S側からトレッド端32a,32b側に向かって順次接地する。そのため、当該トレッド部分38は、接地時には回転方向反対側に押し出されるようにF4の向きに変形し、蹴り出し時にその反対側(F3)に戻る方向に力が働く。その結果、先に説明したブレーキング入力によるトレッド部分38の周方向の変形を打ち消す方向に作用している。
しかし、トレッド部分38のうち、横溝と連続周溝36の交差部分付近39においては、連続周溝36の存在ゆえ前記の通りタイヤ幅方向に変形しやすくなっており、上記のようなタイヤ周方向でのトレッドゴム変形打消し効果が十分に作用しない。そのため、交差部分付近39での摩耗量がトレッド部分38の他の部分に比較して、相対的に多くなってしまう。
本発明は、これまで説明したような検討結果に鑑み、サイドフォース入力による1/4点部での摩耗と、ブレーキング入力時の交差部分付近39での摩耗の両方を最小限に抑えるものである。以下に、本発明に従う第1の建設車両用タイヤ10及び第2の建設車両用タイヤ20について詳細に説明する。
(第1の実施形態の詳細)
建設車両用タイヤ10は、断続周溝16を陸部内で終端させ、隣接する横溝13間に位置するトレッド部分のうち後続接地側部分では溝を配置しないで陸部とする点が特徴的構成である。このようにすれば、図8で説明した交差部分付近39でのタイヤ幅方向のトレッドゴム変形が抑えられるため、タイヤ周方向にトレッドゴムが変形しやすくなる。その結果、ブレーキング入力によるタイヤ周方向のトレッドゴム変形を打ち消す作用が確保でき、建設車両用タイヤ10の図8における交差部分付近39と対応する箇所での摩耗を抑制することができる。一方で、断続周溝16を1/4点部よりもタイヤ幅方向外側に配置したため、サイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する作用も確保できる。また、断続周溝16によって、タイヤの発熱も抑制される。なお、断続周溝16は、各横溝13からタイヤ回転方向Rとは反対方向に分岐している。
図2に示すように、断続周溝16のタイヤ周方向長さx2が、横溝の配設ピッチx1の50%以上であることが好ましい。x2がx1の50%未満であると、本実施形態でサイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する効果が十分確保できないおそれがあるためである。また、x2はx1の90%以下とすることが好ましい。x2がx1の90%を超えると、ブレーキング入力時の摩耗を抑制する効果が十分に確保できないおそれがあるためである。なお、x2は、分岐位置17から断続周溝16の終端位置までの周方向距離で定義される。x3は、隣接する横溝の溝底間距離として定義される。
断続周溝16の分岐位置17での溝深さd3が、横溝の溝深さd2の25%以上75%以下であることが好ましい。d3がd2の25%未満であると、サイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する効果が十分確保できないおそれがあり、d3がd2の75%を超えると、断続周溝16付近のトレッドゴムに欠けが生じるおそれがあるためである。なお、d3は、トレッド踏面から分岐位置17までの深さとして定義される。
図1(b)、図2に示すように、断続周溝16が、一定の溝深さで分岐位置17から連なる平坦溝底部18を有しており、該平坦溝底部のタイヤ周方向長さx3が、断続周溝のタイヤ周方向長さx2の80%以上を占める形態が好ましい。例えば、分岐位置17から断続周溝16の終端位置まで、溝深さを漸減させるような構成に比べ、断続周溝の80%以上の領域を一定の溝深さとすることによって、サイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する効果が十分確保できるためである。
断続周溝16が、タイヤ赤道Sからトレッド幅の40%以下の距離だけ離隔した位置に設けられることが好ましい。図1(a)において、タイヤ赤道Sから0.40×Wだけ離れた位置を破線で示しているが、分岐位置17が、それよりもタイヤ赤道側に設けられることになる。これは、この破線よりタイヤ幅方向外側に断続周溝16を配置してしまうと、断続周溝16よりもタイヤ幅方向外側のトレッドゴムが小さくなりすぎて欠けが生じるおそれがあるためである。
(第2の実施形態の詳細)
建設車両用タイヤ20は、連続周溝26の溝深さを分岐位置27側で深く、他の横溝23a側部分で浅くする点が特徴的構成である。他の横溝側部分を分岐位置27側部分よりも浅くすれば、図8で説明した交差部分付近39では溝が浅くなっており、タイヤ幅方向のトレッドゴム変形が抑えられるため、タイヤ周方向にトレッドゴムが変形しやすくなる。その結果、ブレーキング入力によるタイヤ周方向のトレッドゴム変形を打ち消す作用が確保でき、建設車両用タイヤ20の図8における交差部分付近39と対応する箇所での摩耗を抑制することができる。一方で、連続周溝26を1/4点部よりもタイヤ幅方向外側に配置したため、サイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する作用も確保できる。また、連続周溝26によって、タイヤの発熱も抑制される。
図3(b)、図4に示すように、連続周溝26は、他の横溝側部分に一定の溝深さで平坦な浅溝部29を有し、該浅溝部のタイヤ周方向長さx4が、横溝の配設ピッチx1の50%以下である形態が好ましい。x4がx1の50%を超えると、本実施形態でサイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する効果が十分確保できないおそれがあるためである。また、x4はx1の10%以上であることが好ましい。x4がx1の10%未満であると、ブレーキング入力時の摩耗を抑制する効果が十分に確保できないおそれがあるためである。
また、他の横溝との開口端位置での溝深さd1が、他の横溝23aの溝深さd4の50%以下であることが好ましい。d1がd4の50%を超えると、浅溝部29が深すぎて、ブレーキング入力によるタイヤ周方向のトレッドゴム変形を打ち消す作用を十分に確保できないおそれがあるためである。なお、d1は、他の横溝23bとの開口端位置におけるトレッド踏面から溝底までの距離として定義される。
さらに、他の横溝との開口端位置での溝深さd1は、連続周溝の分岐位置27での溝深さd3の50%以下であることが、ブレーキング入力によるタイヤ周方向のトレッドゴム変形を打ち消す作用を十分に確保する観点からより好ましい。
連続周溝26の分岐位置27での溝深さd3が、横溝の溝深さd2の25%以上75%以下であることが好ましい。d3がd2の25%未満であると、サイドフォース入力による1/4点部での摩耗を抑制する効果が十分確保できないおそれがあり、d3がd2の75%を超えると、断続周溝16付近のトレッドゴムに欠けが生じるおそれがあるためである。なお、d3は、トレッド踏面から分岐位置27までの深さとして定義される。
本実施形態では、連続周溝26が、分岐位置27側部分から他の横溝23b側部分に向かって、溝深さが漸減する傾斜溝底部28を有することが好ましい。
連続周溝26は、タイヤ赤道Sからトレッド幅の40%以下の距離だけ離隔した位置に設けられることが好ましい。図3(a)において、タイヤ赤道Sから0.40×Wだけ離れた位置を破線で示しているが、分岐位置27が、それよりもタイヤ赤道側に設けられることになる。これは、この破線よりタイヤ幅方向外側に連続周溝26を配置してしまうと、連続周溝26よりもタイヤ幅方向外側のトレッドゴムが小さくなりすぎて欠けが生じるおそれがあるためである。
(第1、第2の実施形態に共通する実施態様)
以下、2つの実施形態に共通する実施態様を説明する。本発明の建設車両用タイヤ10,20においては、同一のタイヤ周線上に位置する横溝13,23が、全てタイヤ周線に対して同一の傾斜角度で配置されることが好ましい。サイドフォース入力によるトレッド部分のタイヤ幅方向の変形を打ち消す作用が、各トレッド部分間で均一になるためである。
また、横溝13,23の傾斜角度θが、タイヤ周線に対し、鋭角側から測定して45°以上80°以下の範囲であることが好ましい。なお、本明細書において「傾斜角度θ」は、タイヤ赤道Sからトレッド幅Wの25%だけ離れた位置における溝底部19aと、トレッド幅の37.5%だけ離れた位置における溝底部19bとを結ぶ線が任意のタイヤ周線となす角を意味する。θが45°未満となると、横溝間のトレッド部分が周方向に細長くなってくるため、当該部分の剛性が落ちてしまい、不均一な摩耗が発生し、摩耗性能が悪化するおそれがあるためである。また、θが80°を超えると、接地に伴って横溝間に位置するトレッドゴムを外側に押し出す力が少なくなり、サイドフォース入力によるトレッド部分のタイヤ幅方向の変形を打ち消す作用が十分確保できないおそれがあるためである。
そして、トレッド部11,12は、横溝13,23が、タイヤ赤道Sを対称軸として線対称に配置される方向性パターンであることがより好ましい。このようにすれば、これまで説明した本実施形態の効果が、タイヤの各部分で均一に得られるためである。
建設車両用空気入りタイヤ10,20は、横溝13,23がタイヤ赤道S側からトレッド端12,22に向かって順次接地するように車両に装着されることで、所期の効果を得る。その他、本発明の建設車両用タイヤは、上記実施形態に限定されることはなく、当該発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明の建設車両用タイヤは、空気入りタイヤであってもソリッドタイヤであってもよい。
また、横溝13,23の溝幅は、建設車両用タイヤとして一般的な範囲であれば特に限定されることはないが、30mm以上200mmの範囲に設定されるのが一般的である。また、横溝の溝深さは、特定の横溝において一定であり、複数本の横溝全てで一定の溝深さを有することが最も好ましいが、これに限られることはない。横溝の溝深さが変化する場合での本発明における「横溝の溝深さd2ないしd4」とは、図2,図4に示した位置における溝深さとする。
断続周溝16及び連続周溝26の溝幅は特に限定されることはないが、3mm以上20mm以下であることが好ましい。3mm未満だと、サイドフォース入力によるトレッド部分のタイヤ幅方向の変形を打ち消す作用が十分確保できないおそれがある。
断続周溝16及び連続周溝26は、本実施形態においてはタイヤ周線に平行に設けたが、本実施形態で説明した効果を奏する範囲で多少傾いていてもよい。
次に、本発明の効果をさらに明確にするために、以下の実施例及び比較例にかかる空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。
(比較例1)
比較例1は、図6(a)に示す方向性パターンを有する空気入りタイヤである。トレッド幅Wは1040mm、横溝は深さ97mm、幅70mm、横溝間隔は220mmとした。なお、トレッド幅W、横溝の深さ、幅、横溝間隔は、以降の各タイヤで同じである。横溝の傾斜角度θは70°である。
(比較例2)
比較例2は、図5に示す方向性パターンを有する空気入りタイヤである。連続周溝36の分岐位置37は、タイヤ赤道からトレッド幅Wの30%離れた位置にある。d3/d2=0.52、横溝の傾斜角度θ=70°とした。
(実施例1)
実施例1は、図1に示す方向性パターンを有する空気入りタイヤである。断続周溝16は、平坦溝底部18を有している。断続周溝16の分岐位置17は、タイヤ赤道からトレッド幅Wの30%離れた位置にある。x2/x1=0.70、d3/d2=0.52、x3/x2=0.85、横溝の傾斜角度θ=70°とした。
(実施例2)
実施例2は、図3に示す方向性パターンを有する空気入りタイヤである。連続周溝26は、浅底部29を有しており、分岐位置27から浅底部29に向かって溝深さが一定の割合で漸減する傾斜溝底部28を有している。連続周溝26の分岐位置27は、タイヤ赤道からトレッド幅Wの30%離れた位置にある。x4/x1=0.30、d3/d2=0.52、d1/d3=0.10、横溝の傾斜角度θ=70°とした。
これらのタイヤをTRAの正規リムにリム組みして、正規内圧充填後、建設用車両の前輪に装着し、市場にて走行させた。以下に、各種特性評価の手法を示す。
(1/4点部接地面内動き)
1/4点の周方向蹴り出し部分(図1のAの部位、他のタイヤでの同様の位置)におけるトレッドゴムの動きを測定した。旋回走行時のタイヤ幅方向のゴム移動量と、ブレーキング入力時のタイヤ周方向のゴム移動量を測定し、比較例1を100とした指数表示で結果を表1に示した。数値が少ないほど、ゴムの移動量が少なく摩耗しにくい良好な結果である。
(実地走行後の耐摩耗)
旋回、ブレーキングおよび通常走行を繰り返し含む所定時間の走行を行った後、タイヤ赤道上の1点および1/4点の周方向蹴り出し部分(図1のAの部位、他のタイヤでの同様の位置)における摩耗量を測定し、その合計摩耗量を算出し、比較例1を100とした指数表示で結果を表1に示した。数値が多いほど、摩耗特性に優れている。
(発熱性)
上記走行後、タイヤ赤道上の1点および1/4点の2本の横溝の中心位置におけるトレッドゴム温度を測定し、その合計の数値を、比較例1を100とした指数表示で結果を表1に示した。数値が多いほど、合計温度が低く、発熱性に優れている。
Figure 2013159321
表1から明らかなように、実施例1,2では、比較例1,2に比べて、発熱性が良好であり、高い耐摩耗性を有している。比較例2は、比較例1よりも幅方向のゴム動きを抑制できたものの、逆に周方向のゴム動きが大きくなり、耐摩耗性の向上は限定的であった。
本発明によれば、発熱性の悪化を抑制しつつ、高い耐摩耗性を有する建設車両用タイヤを提供することができる。
10,20 建設車両用タイヤ
11,21 トレッド部
12,22 トレッド端
13,23 横溝
14,24 一方の溝壁
15,25 他方の溝壁
16 断続周溝
17 断続周溝の分岐位置
18 平坦溝底部
26 連続周溝
27 連続周溝の分岐位置
28 傾斜溝底部
29 浅溝部

Claims (15)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道側からトレッド端に開口するまでタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝と、
    前記横溝の両溝壁のうち、一方の溝壁から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝と隣接する他の横溝に向かって延び陸部内で終端する断続周溝と、
    を有し、
    該断続周溝の前記分岐位置は、タイヤ赤道からトレッド幅の25%以上の距離だけ離隔した位置にあり、
    前記断続周溝の溝深さは、前記横溝の溝深さよりも浅いことを特徴とする建設車両用タイヤ。
  2. 前記断続周溝のタイヤ周方向長さが、横溝の配設ピッチの50%以上である請求項1に記載の建設車両用タイヤ。
  3. 前記断続周溝の前記分岐位置での溝深さが、前記横溝の溝深さの25%以上75%以下である請求項1又は2に記載の建設車両用タイヤ。
  4. 前記断続周溝が、一定の溝深さで前記分岐位置から連なる平坦溝底部を有しており、
    該平坦溝底部のタイヤ周方向長さが、前記断続周溝のタイヤ周方向長さの80%以上を占める請求項1乃至3のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  5. 前記断続周溝が、タイヤ赤道からトレッド幅の40%以下の距離だけ離隔した位置に設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  6. トレッド部に、タイヤ赤道側からトレッド端に開口するまでタイヤ周線に対して傾斜して延び、タイヤ周方向に互いに間隔をおいて形成してなる複数本の横溝と、
    前記横溝の両溝壁のうち、一方の溝壁から分岐し、タイヤ周方向に当該横溝と隣接する他の横溝に向かって開口するまで延びる連続周溝と、
    を有し、
    該連続周溝の前記分岐位置は、タイヤ赤道からトレッド幅の25%以上の距離だけ離隔した位置にあり、
    前記連続周溝の溝深さは、前記横溝の溝深さよりも浅く、かつ、前記分岐位置側部分で深く、前記他の横溝側部分で浅くすることを特徴とする建設車両用タイヤ。
  7. 前記連続周溝は、前記他の横溝側部分に一定の溝深さで平坦な浅溝部を有し、
    該浅溝部のタイヤ周方向長さが、横溝の配設ピッチの50%以下である請求項6に記載の建設車両用タイヤ。
  8. 前記連続周溝の前記他の横溝との開口端位置での溝深さが、前記連続周溝の前記分岐位置での溝深さの50%以下である請求項6または7に記載の建設車両用タイヤ。
  9. 前記連続周溝の前記分岐位置での溝深さが、前記横溝の溝深さの25%以上75%以下である請求項6乃至8のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  10. 前記連続周溝が、前記分岐位置側部分から前記他の横溝側部分に向かって、前記連続周溝の溝深さが漸減する傾斜溝底部を有する請求項6乃至9のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  11. 前記連続周溝が、タイヤ赤道からトレッド幅の40%以下の距離だけ離隔した位置に設けられる請求項6乃至10のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  12. 同一のタイヤ周線上に位置する横溝が、全てタイヤ周線に対して同一の傾斜角度で配置される請求項1乃至11のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  13. 前記横溝の傾斜角度が、タイヤ周線に対し、鋭角側から測定して45°以上80°以下の範囲である請求項1乃至12のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  14. 前記トレッド部は、前記横溝が、タイヤ赤道を対称軸として線対称に配置される方向性パターンを有する請求項1乃至13のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。
  15. 前記建設車両用空気入りタイヤは、前記横溝がタイヤ赤道側からトレッド端に向かって順次接地するように車両に装着される請求項1乃至14のいずれかに記載の建設車両用タイヤ。

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