JP2013158978A - インクタンク - Google Patents

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Koichi Kubo
浩一 久保
Yasuo Kotaki
小瀧  靖夫
Tetsuya Ohashi
哲也 大橋
Ryoji Inoue
良二 井上
Koki Hayashi
弘毅 林
Takashi Fukushima
隆史 福島
Hiroki Murakami
洋紀 村上
Koki Yaegashi
皓貴 八重樫
Yoshihiro Ikebe
儀裕 池邉
Masashi Ogawa
将史 小川
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Abstract

【課題】開封時の問題を解消し、大気連通路を確実に開放する。
【解決手段】大気連通溝7を分岐部72から分岐させ、分岐溝73・74を形成する。分岐溝73・74の端部は、X方向は、密閉部材1の両端の切れ目12が設けられているW1の範囲に設け、Y方向は、分岐部72よりも摘み部材10側に配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット記録装置のインクタンクに関するものである。
詳しくは、インク消費時に大気連通路より空気を導入するインクタンクの、大気連通路の構造に関する。
従来のインクタンクは、特許文献1のような、インクがタンクから引き出される際にタンクに空気が入ることを可能にする大気連通路を備えているものがある。
大気連通路は、蓋体に設けた連通孔と、連通孔を始点に蛇行した溝と、溝と連通孔を覆う密閉部材によって構成されている。
密閉部材には、開封補助のため、一部が蓋体から突出する舌片状の摘み部分と、密閉部材を所望の位置で除去できるように、切り取り線が形成されている。従って、このような構成により摘み部分を摘み、密閉部材を蓋体から引き剥すと、密閉部材の一部だけを切り取り線から容易に分離出来、大気連通路の所望の範囲のみ露出させることが出来る。また、使用状態においてタンク内は、蛇行する長い溝を介して大気に連通することになるため通気性を確保しつつインクの過度な蒸発を防止することが出来るものである。
特開2004−148583号公報
前記の従来例によっても物流時および使用状態におけるインクの蒸発を防止し、印刷処理に利用しうるものであるが、開封時の開封動作によっては、開封状態が不完全なものになってしまう恐れがあった。
インクタンクの開封時の開封方向は、前述の摘み部分の表示や取扱説明書などに指示されている。特許文献1のような構成のタンクには、図4に示すように、摘み部分110に推奨の開封方向が表示部111によって指示されている場合が多く、その方向(矢印A)に開封すれば、確実に大気連通路107を開放させることが可能である。
しかしながら、開封時の開封軌跡はタンクの持ち方などによって異なり、矢印Cのような、開封途中で、切れ目112と平行する方向(矢印Bの方向)へ軌道が変化する可能性がある。特許文献1のタンクで、矢印Cのような開封軌跡で開封された場合、密閉部材101が、切れ目112をきっかけに一点鎖線Dのように分断されてしまい、大気連通路107が露出されない可能性がある。
大気連通路107が露出されていない状態で、インク供給口(不図示)を開封し、インクタンク104の側壁に力が加わると、インク供給口からのインクが垂れ、手や机・床などを汚してしまう場合がある。また、そのままプリンタへ装着してしまうと、ヘッドへインクが供給されず、プリンタによっては、ヘッド破損してしまう場合もある。
本発明の目的は、かかる従来の問題を解消し、使用時に大気連通路を確実に露出させることができるインクタンクを提供することにある。
そのために本発明のインクタンクでは、インクを収容可能に構成された本体と、
本体の内外への空気の通過を可能にするよう構成された連通口と、
連通口を始点に蛇行した溝と、
連通口と溝を覆うように貼り付けられる長方形状の密閉部材と、
密閉部材には、密閉部材の短手稜線を本体から突出させて形成する摘み部分と、
密閉部材を所定の位置で容易に破断するための切れ目を有し、
溝は、切れ目付近では、密閉部材の短手幅の中心で、かつ、長手稜線と平行するように設けられ、
切れ目は、溝を外れて、溝の両側から密閉部材の長手稜線に対して鉛直方向に向かって端部まで設けられた切れ込みであって、
密閉部材を摘み部分側から剥し、密閉部材の一部が切れ目によって除去されたときに、溝の露出部が露出し内部が大気開放されるインクタンクであって、
溝の露出部は、切れ目の近傍で、かつ、切れ目よりも摘み部分側に設けられた分岐部と、分岐部から分岐した2つ以上の分岐溝を有し、分岐溝の少なくとも2つの端部が、密閉部材の長手方向において、分岐部よりも摘み部分側に位置し、密閉部材の短手方向において、密閉部材の両端の切れ目の幅の範囲の各々に、少なくとも1つの分岐溝の端部が設けられていることを特徴としている。
以上の構成によれば、開封時の問題は解消され、使用時に大気連通路を確実に露出させることが可能となる。
本発明のインクタンクを示し、(a)は分解斜視図、(b)は外観図である。 本発明のインクタンクの大気連通路の開封にかかわる部分の部分詳細模式図である。 図2のインクタンクの比較例のインクタンクを示す模式図である。 従来のインクタンクを示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態につき添付図面を参照しつつ説明する。
図1(a)は、本発明の好適な適用例の説明のための分解斜視図であり、また、図1(b)はその外観図である。
まず、本実施の形態にかかるインクタンク4は、略直方体状をなしている。その上面には、インクタンク内部と通じる穴である連通口6が設けられ、連通口6が形成された部分につながるような溝を上面に形成し、この溝をジグザグや複雑な迷路形状にした大気連通溝7としている。 そして、インクタンク4の上面には連通口6と大気連通溝7を囲うように凸状の溶着部3が設けられている。この溶着部3に連通口6と大気連通溝7を覆うフィルム部材1を熱溶着して、長く複雑な大気連通通路を構成している。
このように、溶着部3に溶着することにより、大気連通経路は通気口6を直接大気に開口させる場合と比較して、インクの蒸発量が大幅に低減される。
そして、大気連通路密閉部材としても機能するフィルム部材1の一部分はそのままインクタンク4の端面を越えて延長され、摘み部分10となっている。
摘み部分10の一部には、摘み部分であることを明確に認識させるための表示部11が形成されている。フィルム部材1には、図1(b)のように、フィルム部材の縁から内側へ向けて切れ目12が大気連通溝7と溶着部3を避けて設けられている。
インクタンクの使用時には、フィルム部材1の摘み部分10を持ち、表示部11に指示されている方向に引っ張り、溶着部3からフィルム部材1を捲りながら剥すことによって、大気連通溝7の一部が露出されていく。そして、フィルム部材1が切れ目12まで剥がれると、フィルム部材1は切れ目12によって分断される。
これにより、インクタンク4の内部が大気開放状態となるとともに、大気連通路は、切れ目12によって所望の長さが確保されるため、使用状態においてインクが過度に蒸発することを防ぐことができる。
図2は、本発明のインクタンクの特徴である、大気連通路の開封にかかわる部分を説明するための部分詳細模式図である。図2では説明のため、左右方向をX方向(矢印X)、上下方向をY方向(矢印Y)とし、破線はフィルム部材1を示している。
図2のように、大気連通溝7は、分岐部72により、分岐溝73・74に分岐している。そして、分岐溝73・74の端部のX方向の位置は、フィルム部材1の切れ目12の設けられた範囲(矢印W1)に設けられている。これにより、図4の矢印Cのような開封軌跡によって、フィルム部材1が切れ目12を起点に一点鎖線Gのように斜めに分断されても、分岐溝73が露出するため、従来例のような問題は発生しない。
また、本例では、前記の配置を左右対称にすることで、矢印C´の開封軌跡においても同様の効果を得ることができる。
さらに、本例では、分岐溝73・74の端部のY方向の位置は、分岐部72よりも摘み部分10の方向にずらして配置している。これは、図3のように、分岐溝173・174の端部と分岐部172を一直線に配置した場合よりも、開封力を低減させることが目的である。図3のタンクでは、分岐溝173・174と分岐部172を結ぶ直線Fに直行する方向(矢印E)から開封されると、直線Fと平行に存在する溶着稜線175から開封することになってしまう。そのため、開封力も大きくなってしまう。
しかし、本例の構成によれば、開封開始時に剥離する稜線は、図3のタンクと比較して小さくなるため、図3のタンクよりも開封力を小さくすることができる。
1 フィルム部材
2 シール部材
3 溶着部
4 インクタンク
6 連通口
7 大気連通溝
9 インク供給口
10 摘み部分
11 表示部
12 切れ目
72 分岐部
73,74 分岐溝

Claims (2)

  1. インクを収容可能に構成された本体と、
    本体の内外への空気の通過を可能にするよう構成された連通口と、
    連通口を始点に蛇行した溝と、
    連通口と溝を覆うように貼り付けられる長方形状の密閉部材と、
    密閉部材には、密閉部材の短手稜線を本体から突出させて形成する摘み部分と、
    密閉部材を所定の位置で容易に破断するための切れ目を有し、
    溝は、切れ目付近では、密閉部材の短手幅の中心で、かつ、長手稜線と平行するように設けられ、
    切れ目は、溝を外れて、溝の両側から密閉部材の長手稜線に対して鉛直方向に向かって端部まで設けられた切れ込みであって、
    密閉部材を摘み部分側から剥し、密閉部材の一部が切れ目によって除去されたときに、溝の露出部が露出し内部が大気開放されるインクタンクであって、
    溝の露出部は、切れ目の近傍で、かつ、切れ目よりも摘み部分側に設けられた分岐部と、分岐部から分岐した2つ以上の分岐溝を有し、分岐溝の少なくとも2つの端部が、密閉部材の長手方向において、分岐部よりも摘み部分側に位置し、密閉部材の短手方向において、密閉部材の両端の切れ目の幅の範囲の各々に、少なくとも1つの分岐溝の端部が設けられていることを特徴とするインクタンク。
  2. 分岐溝が、密閉部材の短手幅の中心に対して対称形状であることを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3628497A1 (en) 2018-09-28 2020-04-01 Canon Kabushiki Kaisha Ink cartridge
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