JP2011201561A - 包装用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】剥離痕が残り易くできる包装用箱を提供する。
【解決手段】蓋部105および前部103には、該蓋部で上端開口を塞ぎ、差込片105aを前部に沿って差し込んだ状態において、蓋部と前部とに跨って粘着面を有する封緘テープTが貼り付けられる範囲内に、蓋部の表面側に露出する第1の切込部および前部の表面側に第2の切込部が形成され、第1の切込部C1および第2の切込部C2は、封緘テープの剥離方向に沿って少なくとも2つ形成される第1の切り込み200、300と、剥離方向と交差する方向に少なくとも1つ形成され、第1の切り込みと接触または交差する第2の切り込み201、301とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装用箱に関するものである。
従来、ダンボール紙等から成るブランクシートから一体に打ち抜かれた箱形成体を組み立てた包装用箱の一形態として、4側面の上下に上蓋と底蓋が設けられ開口部を閉鎖している構造のものがある。
ところで、このような包装用箱において、収容する内容物に応じて、品質等を保証したり、内容物の改変等を防止するために、上蓋と前板に跨るように粘着面を有する封緘テープ(封緘シール)を貼付する場合がある。
これにより、封緘テープを剥離させた際に、上蓋と前板の何れか或いは双方において、表面が封緘テープの粘着力により破れるなどの剥離痕が残るため、開封済みであることを確認でき、改ざん等を抑制することができる。
このような封緘テープを貼付する包装用箱に関する技術は種々提案されている。
例えば、特開2002−264933号公報には、外側フラップの接合部外周に、破断線を設けるようにした技術が開示されている。
また、特開昭53−97591号公報には、箱本体側面部に適宜の切り込み線を箱地厚の約1/2まで切り込みし、該切り込み線部を封緘シールと一体に剥離させ、粘着不能とするようにした技術が開示されている。
特開2002−264933号公報 特開昭53−97591号公報
本発明は、剥離痕が残り易くできる包装用箱を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る包装用箱は、後部、第1の側部、前部および第2の側部から成る中空の胴部と、該胴部の下端開口を塞ぐ底部と、前記胴部の上端開口を塞ぐ蓋部とを備え、前記蓋部は、折り目に沿って折り返され、当該蓋部で前記上端開口を塞いだ際に、対向する前記前部に沿って差し込まれる差込片を有し、前記蓋部および前記前部には、該蓋部で前記上端開口を塞ぎ、前記差込片を前記前部に沿って差し込んだ状態において、当該蓋部と前記前部とに跨って粘着面を有する封緘テープが貼り付けられる範囲内に、当該蓋部の表面側に露出する第1の切込部および前記前部の表面側に第2の切込部が形成され、前記第1の切込部および前記第2の切込部は、前記封緘テープの剥離方向に沿って少なくとも2つ形成される第1の切り込みと、前記剥離方向と交差する方向に少なくとも1つ形成され、前記第1の切り込みと接触または交差する第2の切り込みとを有することを特徴とする。
請求項2の発明に係る包装用箱は、請求項1に記載の発明について、前記前部の上端部には、前記蓋部で前記上端開口を塞ぎ、前記差込片を前記前部に沿って差し込んだ状態から前記蓋部を開封する際に、前記差込片の一部に指を触れさせる切欠部が形成され、前記第2の切込部は、前記切欠部の周辺に形成され、前記封緘テープは、前記第1の切込部、前記第2の切込部および前記切欠部を覆うように前記蓋部と前記前部とに跨って貼り付けられることを特徴とする。
請求項3の発明に係る包装用箱は、請求項1または請求項2の何れかに記載の発明について、前記第2の切込部は、前記蓋部で前記上端開口を塞ぎ、前記差込片を前記前部に沿って差し込んだ状態において、前記蓋部における第1の切込部の形成位置の延長線上から外れた位置に形成されることを特徴とする。
請求項4の発明に係る包装用箱は、請求項1から請求項3の何れかに記載の発明について、前記第1の切込部および前記第2の切込部は、前記蓋部および前記前部をそれぞれ貫通して形成されることを特徴とする。
請求項5の発明に係る包装用箱は、請求項1から請求項4の何れかに記載の発明について、前記第1の切込部の前記第2の切り込みは、前記蓋部の折り目に沿って形成されることを特徴とする。
請求項6の発明に係る包装用箱は、請求項1から請求項5の何れかに記載の発明について、前記第1の切込部および前記第2の切込部の周囲の表面には、表面保護剤の塗布を行わないことを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、封緘テープを剥離する際に、第1の切込部または第2の切込部を起点として蓋部または前部の表面が封緘テープの粘着面によって剥がされ易くなり、剥離痕が残り易くできる。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、切欠部が設けられても蓋部または前部の表面が封緘テープの粘着面によってより剥がされ易くなり、剥離痕がより残り易くできる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、蓋部または前部の表面が封緘テープの粘着面によってより剥がされ易くなり、剥離痕がより残り易くできる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、蓋部または前部の表面が封緘テープの粘着面によってより剥がされ易くなり、粘着面の粘着力を弱めても剥離痕が残り易くできる。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の切込部の第2の切り込みを起点として蓋部または前部の表面が封緘テープの粘着面によってより剥がされ易くなり、剥離痕が残り易くできる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、封緘テープの粘着面の粘着剤が浸透し易くなり、剥離痕がより残り易くできる。
実施の形態に係る包装用箱100の箱形成体100Aの構成を示す展開図である。 実施の形態に係る包装用箱100への梱包例を示す斜視図である。 実施の形態に係る包装用箱100の構成を示す斜視図である。 第1の切込部C1および第2の切込部C2の構成例を示す説明図である。 第1の切込部C1および第2の切込部C2の他の構成例を示す説明図である。 第1の切込部C1による剥離状態を示す説明図である。 第2の切込部C1による剥離状態を示す説明図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1から図7を参照して、本発明についての実施の形態に係る包装用箱100について説明する。
まず、図1は、実施の形態に係る包装用箱100の箱形成体100Aを表面側から見た展開図であり、箱形成体100Aは、ダンボール紙等を一体的に打ち抜いたり、切り抜いたりして形成される。
図1に示すように、箱形成体100Aは、後部101、第1の側部102、前部103および第2の側部104から成る角筒状の胴部110と、該胴部110の下端開口を塞ぐ底部101a、103aと、胴部110の上端開口を塞ぐ蓋部105とを有する。
本実施の形態においては、後部101の左端側に糊代部101bを有している。
また、第1の側部102および第2の側部104は、下端側および上端側にフラップ部102a、102b、104a、104bを備えている。
さらに、蓋部105は、折り目106に沿って折り返され、箱形成体100Aの組立状態において当該蓋部105で上端開口を塞いだ際に、対向する前部103の内側に沿って差し込まれる差込片105aを備えている。
また、前部103の上端部には、蓋部105で上端開口を塞ぎ、差込片105aを前部103に沿って差し込んだ状態から蓋部105を開封する際に、差込片105aの一部に作業者の指を触れさせる切欠部107が形成されている。
ここで、蓋部105および前部103には、該蓋部105で上端開口を塞ぎ、差込片105aを前部103に沿って差し込んだ状態において、当該蓋部105と前部103とに跨って粘着面を有する封緘テープT(図3参照)が貼り付けられる範囲内に、それぞれの表面側に露出する第1の切込部C1および第2の切込部C2が形成されている。
第1の切込部C1および第2の切込部C2は、封緘テープTの剥離方向(例えば、図3に示す上方向Aあるいは下方向B)に沿って少なくとも2つ形成される第1の切り込み200、300(図4参照)と、剥離方向(前記AまたはB)と交差する方向に少なくとも1つ形成され、第1の切り込み200、300と接触または交差する第2の切り込み201、301とを有する(図4参照)。
なお、第1の切込部C1および第2の切込部C2の具体的な構成例については後述する。
ここで、箱形成体100Aによる包装用箱100の組み立ての仕方について簡単に説明する。
まず、後部101、第1の側部102、前部103、第2の側部104、底部101a、103a、蓋部105、糊代部101b、フラップ部102a、102b、104a、104bは、それぞれ折り目150、151、152、153、154、155に沿って折り返され、糊代部101bの表面側と、第2の側部104の裏面側とが接着剤で接着して箱体を形成する。
また、底部101a、103aを組み合わせて底を形成する。
次いで、図2のように内容物を包装用箱100に収容する。
特には限定されないが、図2に示す例では、プリンタ等に用いられるトナーカートリッジ500と、取扱説明書501、デバイスドライバ等を記録したCD−ROM502などを包装用箱100内に格納する。
次に、差込片105aを折り目106に沿って折り返し、蓋部105で上端開口を塞ぐと共に、差込片105aを前部103に沿って差し込んで、閉塞する。
そして、図3に示すように、粘着面を有する封緘テープTが、第1の切込部C1と、第2の切込部C2と、切欠部107を覆うように蓋部105と前部103とに跨って貼り付けられる。
これにより、封緘テープTが剥離されていない状態を確認することにより、内容物(例えば、トナーカートリッジ500等)が改変などされていないことが確認される。
ここで、図4を参照して、本実施の形態における第1の切込部C1および第2の切込部C2の具体的な構成例について説明する。
図4の(a)には、蓋部105に形成される第1の切込部C1の構成例を示す。
第1の切込部C1は、封緘テープTの剥離方向(上方向Aあるいは下方向B)に沿って2つ形成される第1の切り込み200a、200bと、剥離方向(上方向Aあるいは下方向B)と交差する方向に1つ形成され、第1の切り込み200a、200bと接触する第2の切り込み201とを有している。
なお、第1の切込部C1の第2の切り込み201は、蓋部105の折り目106(図1参照)に沿って形成されるようにするとよい。
これにより、特に封緘テープTが下方向Bに剥離される場合に、第1の切込部C1の第2の切り込み201を起点とし、第1の切り込み200a、200bに沿って蓋部105の表面が封緘テープの粘着面によってより剥がされ易くなり、剥離痕が残り易くなる。
なお、封緘テープTが下方向Bに剥離される場合にも、第1の切込部C1の第2の切り込み201を起点として表面が容易に剥離され、剥離痕が残り易くなる。
図4の(b)には、前部103に形成される第2の切込部C2の構成例を示す。
第2の切込部C2は、封緘テープTの剥離方向(上方向Aあるいは下方向B)に沿って2つ形成される第1の切り込み300a、300bと、剥離方向(上方向Aあるいは下方向B)と交差する方向に1つ形成され、第1の切り込み300a、300bで挟むように接触する第2の切り込み301とを有している。
これにより、封緘テープTが上方向Aあるいは下方向Bに剥離される場合に、第1の切込部C2の第2の切り込み301を起点とし、第1の切り込み300a、300bに沿って蓋部105の表面が封緘テープの粘着面によってより剥がされ易くなり、剥離痕が残り易くなる。
なお、第2の切込部C2は、切欠部107の周辺に形成され、封緘テープTは、第1の切込部C1と、第2の切込部C2と、切欠部107を覆うように蓋部105と前部103とに跨って貼り付けられるようにするとよい。
これにより、切欠部107を設けない場合に比して封緘テープTの粘着性が劣る場合であっても、第1の切込部C1および第2の切込部C2の存在により剥離痕が残り易くなる。
また、第2の切込部C2は、蓋部105で上端開口を塞ぎ、差込片105aを前部103に沿って差し込んだ状態において、蓋部105における第1の切込部C1の形成位置の延長線上から外れた位置に形成されるようにしてもよい。
これにより、蓋部105または前部103の表面が封緘テープTの粘着面によってより剥がされ易くなり、剥離痕がより残り易くなる。
また、第1の切込部C1および第2の切込部C2のそれぞれは、蓋部105および前部103を貫通して形成されるようにしてもよい。
また、第1の切込部C1および第2の切込部C2のそれぞれは、蓋部105および前部103の表面から厚さ方向の途中で終わる切り込みとして形成されるようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、封緘テープTの粘着面の粘着力を従来より弱くした場合であっても剥離痕が残り易くなり、内容物の改変、改ざんが有効に抑制される。
また、封緘テープTの粘着面の粘着力を従来より弱めることにより、封緘テープTを剥離し易くなり、ユーザ等の利便性が向上される。
なお、図4に示す第1の切込部C1および第2の切込部C2は、あくまでも構成例であり、これには限定されず、図5に示すように他の構成例(ア)〜(サ)が考えられる。
即ち、第1の切込部C1および第2の切込部C2は、封緘テープTの剥離方向(上方向Aあるいは下方向B)に沿った方向(例えば、略平行な方向)に少なくとも2つ形成される第1の切り込み200、300と、剥離方向(上方向Aあるいは下方向B)と交差する方向(例えば、略直交する方向)に少なくとも1つ形成され、第1の切り込み200、300と接触または交差する第2の切り込み201、301とを有するという条件を満たせば、どのような形態であってもよい。
次に、図6を参照して、第1の切込部C1による剥離状態の例を説明する。
この例では、図6の(a)に示すように、粘着面を有する封緘テープTが、第1の切込部C1および切欠部107を覆うように蓋部105と前部103とに跨って貼付された状態から、ユーザ等が封緘テープTを前出の図3に示す下側から上側(A方向)に剥離を開始するものとする。
次いで、封緘テープTのA方向への剥離が進み、封緘テープTの粘着面の端部が第1の切込部C1における折り目106に沿って形成される第2の切り込み201に到達すると、この第2の切り込み201を起点として蓋部105の表面の剥離が開始される。
さらに、封緘テープTのA方向への剥離を進めると、第1の切込部C1における蓋部105の表面は、第1の切り込み200a、200bに沿って剥離が進み、剥離痕600が形成されることとなる。
このように、切欠部107を設けない場合に比して封緘テープTの粘着性が劣る場合であっても、第1の切込部C1を設けたことにより剥離痕が残り易くなる。
なお、図示は省略するが、封緘テープTを前出の図3に示す上側から下側(B方向)に剥離した場合には、第1の切込部C1から表面の剥離が開始される場合もあるが、蓋部105への封緘テープTの粘着が良好な場合には、第1の切込部C1に至る前に表面の剥離が開始される場合もある。
また、第1の切込部C1として、第2の切込部C2と同様の切込部を形成するようにしてもよい。
また、第1の切込部C1として、図5における(ア)〜(サ)の何れかの切込形状を用いるようにしてもよい。
次に、図7を参照して、第2の切込部C2による剥離状態の例を説明する。
この例では、図7の(a)に示すように、粘着面を有する封緘テープTが、第2の切込部C1を覆うように前部103に貼付された状態から、ユーザ等が封緘テープTを前出の図3に示す下側から上側(A方向)または上側から下側(B方向)の何れかに剥離を開始するものとする。
次いで、封緘テープTのA方向(B方向)への剥離が進み、封緘テープTの粘着面の端部が第2の切込部C1における第2の切り込み301に到達すると、この第2の切り込み301を起点として前部103の表面の剥離が開始される。
さらに、封緘テープTのA方向(B方向)への剥離を進めると、第2の切込部C2における前部103の表面は、第2の切り込み300a、300bに沿って剥離が進み、剥離痕600が形成されることとなる。
このように、封緘テープTの粘着面の粘着力を従来より弱くしたような場合であっても剥離痕が残り易くなり、内容物の改変、改ざんが有効に抑制される。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、第1の切込部C1および第2の切込部C2の周囲の表面には、クリアニスや透明印刷等による表面保護剤の塗布を行わないようにしてもよい。
これにより、封緘テープTの粘着面の粘着剤が第1の切込部C1および第2の切込部C2の周囲に浸透し易くなり、剥離痕がより残り易くなる。
本発明による包装用箱は、プリンタや複合機等のトナーカートリッジなどの包装や梱包に適用することができる。
100 包装用箱
100A 箱形成体
C1 第1の切込部
C2 第2の切込部
T 封緘テープ
101 後部
101a 底部
101b 糊代部
102 第1の側部
102a フラップ部
103 前部
104 側部
105 蓋部
105a 差込片
106 折り目
107 切欠部
110 胴部
150 折り目
200、300 第1の切り込み
201、301 第2の切り込み
600 剥離痕

Claims (6)

  1. 後部、第1の側部、前部および第2の側部から成る中空の胴部と、該胴部の下端開口を塞ぐ底部と、前記胴部の上端開口を塞ぐ蓋部とを備え、
    前記蓋部は、折り目に沿って折り返され、当該蓋部で前記上端開口を塞いだ際に、対向する前記前部に沿って差し込まれる差込片を有し、
    前記蓋部および前記前部には、該蓋部で前記上端開口を塞ぎ、前記差込片を前記前部に沿って差し込んだ状態において、当該蓋部と前記前部とに跨って粘着面を有する封緘テープが貼り付けられる範囲内に、当該蓋部の表面側に露出する第1の切込部および前記前部の表面側に第2の切込部が形成され、
    前記第1の切込部および前記第2の切込部は、前記封緘テープの剥離方向に沿って少なくとも2つ形成される第1の切り込みと、前記剥離方向と交差する方向に少なくとも1つ形成され、前記第1の切り込みと接触または交差する第2の切り込みとを有することを特徴とする包装用箱。
  2. 前記前部の上端部には、前記蓋部で前記上端開口を塞ぎ、前記差込片を前記前部に沿って差し込んだ状態から前記蓋部を開封する際に、前記差込片の一部に指を触れさせる切欠部が形成され、
    前記第2の切込部は、前記切欠部の周辺に形成され、
    前記封緘テープは、前記第1の切込部、前記第2の切込部および前記切欠部を覆うように前記蓋部と前記前部とに跨って貼り付けられることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記第2の切込部は、前記蓋部で前記上端開口を塞ぎ、前記差込片を前記前部に沿って差し込んだ状態において、前記蓋部における第1の切込部の形成位置の延長線上から外れた位置に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の包装用箱。
  4. 前記第1の切込部および前記第2の切込部は、前記蓋部および前記前部をそれぞれ貫通して形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の包装用箱。
  5. 前記第1の切込部の前記第2の切り込みは、前記蓋部の折り目に沿って形成されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の包装用箱。
  6. 前記第1の切込部および前記第2の切込部の周囲の表面には、表面保護剤の塗布を行わないことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の包装用箱。
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