JP2017052166A - 液体タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】リサイクル率を低下させることなく材料ごとに分別を行うことが可能であり、リサイクルすることが簡単な液体タンクを提供する。【解決手段】液体タンク100は、液体を貯留する貯留部16と、貯留部16と連通する溝5を有し、貯留部16を覆う蓋体3と、溝5を密閉し蓋体3に設けられた密閉部材1とを備え、蓋体3は、外面の密閉部材1が設けられた領域に凹部8を有し、密閉部材1は、当該密閉部材が所定の切断位置で切断されることを補助するための切断部を有し、切断位置の一部が凹部と重なる。【選択図】図3

Description

本発明は、液体タンクに関し、詳しくは、液体吐出装置に用いられる液体タンクの密閉部材および蓋体の構成に関する。
インクなどの液体を吐出して画像を形成する液体吐出装置は、一般的に、液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体タンクとを有する。液体タンクは、液体吐出装置の本体に対して着脱可能であり、内蔵された液体を使い終わると、新しいものに取り換えられる。使い終わった液体タンクは、回収してリサイクルされることがある。
特許文献1には、このような液体吐出装置で用いられる液体タンクとして、液体が液体タンクから取り出される際に液体タンクに空気が入ることを可能にする大気連通路を備えているものが開示されている。この大気連通路は、蓋体に設けられた連通孔と、連通孔を始点に蓋体の外面に設けられた溝と、溝および連通孔を覆って蓋体に張り付けられた密閉部材とにより構成される。密閉部材は、液体タンクを使用する前には溝および連通孔の全体を覆っており、液体タンクを使用する際には、密閉部材の一部を分離して、溝の一部を露出させることができる。このとき溝を介して連通孔を大気に連通させることができるとともに、連通孔および溝の一部は密閉部材に覆われたままとなるため、液体の過度な蒸発を抑制することができる。このような密閉部材には、溶着性および液体の蒸発の観点から、蓋体とは異なる材料が使用されることがある。
特開2013−158978号公報
しかしながら、特許文献1に開示された液体タンクのように、蓋体と異なる材料の密閉部材が用いられている場合、液体タンクのリサイクルが難しくなるという課題があった。
リサイクルの方法はいくつかあるが、回収した液体タンクを原料に戻して再利用する場合には、液体タンクを材料ごとに分離する必要がある。このため、蓋体と異なる材料の密閉部材が蓋体に張り付いていると、密閉部材と蓋体とを分離しなければならない。しかしながら、特許文献1に開示された液体タンクでは、使用状態において密閉部材のほぼ全面が蓋体に張り付いているため、密閉部材を掴むことが難しく、密閉部材を蓋体から剥がすことが困難であった。
また、切削加工を行えば、密閉部材を蓋体から分離することが可能であるが、密閉部材と一緒に蓋体の一部も削ることになるため、リサイクル率が低下してしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、リサイクル率を低下させることを抑制しつつ、材料ごとに分別を行うことが可能であり、リサイクルすることが簡単な液体タンクを提供することを目的とする。
本発明による液体タンクは、液体を貯留する貯留部と、前記貯留部と連通する溝を外面に有し、前記貯留部を覆う蓋体と、前記蓋体に設けられ、前記溝を密閉する密閉部材と、を備える液体タンクであって、前記蓋体は、前記外面の前記密閉部材が設けられた領域に凹部を有し、前記密閉部材は、当該密閉部材が所定の切断位置で切断されることを補助するための切断部を有し、前記切断位置の一部が前記凹部と重なることを特徴とする。
本発明によれば、リサイクル率を低下させることを抑制しつつ、材料ごとに分別を行うことが可能であり、リサイクルすることが簡単な液体タンクを提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る液体タンクの基本的な構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る液体タンクの基本的な構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施例に係る液体タンクの開封前後の構成を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施例に係る液体タンクの開封前後の構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、同一の機能を有する構成要素については同じ符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る液体タンク100の基本的な構成の一例を模式的に示す斜視図である。本発明の一実施形態に係る液体タンク100は、箱状の本体6と、本体6を覆う蓋体3とを有する。本体6の内部空間は、インクなどの液体を貯留する貯留部16となっている。本体6の一面には、貯留部16と連通しており、図示しない液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口11が設けられている。本体6の液体供給口11が設けられた面には、液体供給口11を覆うようにシール部材10が貼り付けられている。シール部材10が液体供給口11を覆うことにより、液体供給口11から液体が蒸発することが抑制される。
蓋体3には、蓋体3を貫通する孔であり貯留部16と連通する大気連通孔4が設けられている。蓋体3の外面には、大気連通孔4を介して貯留部16と連通する溝5が形成されている。そして、蓋体3の溝5の周りには、溝5を囲うように凸状の溶着部7が設けられている。溶着部7には大気連通孔4および溝5を覆う密閉部材1が熱溶着されている。即ち、密閉部材1は、蓋体3に設けられており、溝5を密閉している。この構成により、大気連通孔4、溝5、および密閉部材1が大気連通路を形成することになる。また密閉部材1によって大気連通孔4および溝5が覆われているため、大気連通孔4および溝5が大気に露出している場合と比較して、液体の蒸発量が大幅に低減される。
密閉部材1は、蓋体3と異なる材料を用いて形成されている。密閉部材1は、例えば蓋体よりも溶融温度が高い材料で形成されることが好ましい。
密閉部材1は、液体タンク100の端面を越えて延伸し、摘み部分12を形成している。摘み部分12の一部には、この部分を摘まんで密閉部材1の一部を取り除くことを認識させるための表示部13が形成されている。表示部13は、例えば密閉部材1を剥がす方向を示す矢印を表示している。密閉部材1には、密閉部材1が所望の切断位置で切断されることを補助するための切断部2が設けられている。
図2は、本発明の一実施形態に係る液体タンク100の基本的な構成の一例を説明するための図である。密閉部材1の切断部2は、例えば切れ目、ミシン目、または切り欠きであり、密閉部材1が所望の切断位置で切断されることを補助する。この切断位置は、液体タンク100の使用を開始する際に密閉部材1の一部を除去する位置である。切断位置は、切断位置で密閉部材1が切断されたときに、溝5が大気と連通し、且つ、溝5の大半は密閉部材1で覆われるように定められる。
表示部13の示す方向に密閉部材1を引っ張り、蓋体3から密閉部材1を捲りながら剥がすことによって、溝5の一部が露出される。そして密閉部材1の切断部2まで密閉部材1が剥がれると、密閉部材1は切断部2によって所定の切断位置で切断される。図2の例では、切断部2が溝5を挟んで2箇所に1つの直線上に形成されている。この場合、溝5の上部において隣接する切断部2の内側の端部同士を結ぶ切断線1aで密閉部材1が切断される。図2の例では、表示部13に示す矢印の方向に密閉部材1が引っ張られるため、切断線1aは、切断部2の内側の端部から矢印の方向に向かう線状となり、V字形状を形成する。密閉部材1の一部を剥がすことで、溝5および大気連通孔4を介して貯留部16が大気開放状態となるとともに、大気連通孔4と溝5の大半とは密閉部材1に覆われた状態となるため、使用状態においても液体が過度に蒸発することを抑制することができる。
このような液体タンク100は、内蔵された液体を吐出する液体吐出装置、例えば紙などの記録媒体に液体を吐出して画像を記録する記録装置に搭載して用いることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
図3(a)は、本発明の実施例1に係る液体タンク100の開封前の構成を示している。図3(b)は、同実施例に係る液体タンク100の開封後の構成を示している。これらは、液体タンク100を上方から見た図である。
本実施例において、密閉部材1には切断部2が設けられている。また蓋体3には、蓋体3の外面の密閉部材1が設けられた領域に凹部8が設けられている。凹部8は、溝5と連通していて大気連通路の一部となっている。凹部8は、例えば深さ1mmであり幅8mmの窪みである。切断部2は、凹部8の近傍であって、凹部8と重ならないように、密閉部材1が蓋体3に貼り付けられている部分に設けられる。密閉部材1の一部が除去されるときに、密閉部材1が切断された切断線1aが凹部8上に残されるように、切断部2は、所望の切断位置が、液体タンク100の上方からみたときに凹部8と重なるように配置される。密閉部材1は複数の切断部2を有し、切断部2は、隣接する切断部2の間に凹部8が配置されるように設けられている。複数の切断部2は、蓋体3の短辺からの距離が互いに異なる切断部2を含む。切断位置は、切断部2の配置から予測される切断線1aの位置であり、本実施例では、切断位置は、隣接する切断部2の端部同士を順次結んで形成される線となり、凹部8上に重なっている。
具体的には、複数の切断部2は、長方形状の蓋体3の短手方向の両端部分に2箇所と、蓋体3の短手方向の中央部分に1箇所の合計3箇所に分けて設けられている。両端部分の2箇所に設けられた切断部2は、蓋体3の長手方向における位置が同じである。また、中央部分に設けられた切断部2は、蓋体3の長手方向における位置が、他の2箇所の切断部2とは異なる。具体的には中央部分に設けられた切断部2は、他の2箇所の切断部2よりも蓋体3の端部に近い位置に設けられている。このように切断部2を配置することにより、液体タンク100の使用を開始する前に密閉部材1の一部を剥がすときに、中央部分に設けられた切断部2の端部から、両端部分に設けられた切断部2の一端部に向かって密閉部材1が切断されやすくなる。また中央部分に設けられた切断部2は、両端部分に設けられた切断部2との間に凹部8を挟んで配置される。
このように切断部2を配置することで、液体タンク100を使用開始するために密閉部材1を剥がすと、異なる切断部2の端部間で密閉部材1が切断された切断線1aが凹部8上に残される。したがって、凹部8上で密閉部材1の一部が蓋体3から浮いた状態で残される。この蓋体3から浮いた部分は、液体タンク100を使い終わった後、密閉部材1を掴むための把持部9として機能することができる。
液体タンク100を使い終わった後、密閉部材1と蓋体3を分離する方法について説明する。本実施例では、密閉部材1はPET(ポリエチレンテレフタレート)、蓋体3はPP(ポリプロピレン)を材料として用いているものとする。PETとPPではPETの方が溶融温度が高い。このため、まず密閉部材1の側から蓋体3のみが溶融する温度(PPの溶融温度より高くPETの溶融温度より低い温度)の熱を加える。そして蓋体3の温度が下がる前に、密閉部材1の把持部9を掴むことにより蓋体3から密閉部材1を剥がす。
このように密閉部材1は複数の切断部2が設けられており、異なる切れ目の端部同士を結ぶ線の少なくとも1つが凹部8上となるように配置されている。このため、液体タンク100の使用を開始する際に密閉部材1の一部を剥がすと、凹部8上に密閉部材1を掴むためのきっかけとなる把持部9が形成される。したがって液体タンク100を使い終わった後、この把持部9を掴んで密閉部材1を簡単に剥がすことができ、材料ごとに液体タンク100を分別することが可能になる。このとき切削加工を行う場合と比較して、密閉部材1を蓋体3から引き剥がすことで、密閉部材1と蓋体3とを分離できないロス部分を小さくすることができるため、リサイクル率を低下させることなく材料ごとに分別を行うことが可能になる。したがって、液体タンク100のリサイクルが簡単になる。
本実施例では、凹部8は溝5と連通している。したがって、凹部8は大気連通路の一部として機能し、蓋体3上の限られた面積を効率的に利用することが可能になる。
本実施例では、密閉部材1は蓋体3と異なる材料を用いて形成されている。この場合、液体タンク100をリサイクルするときには密閉部材1と蓋体3とを分離することが必要となる。本実施例では密閉部材1は蓋体3よりも溶融温度が高い材料で形成されているため、熱を加えることで蓋体3のみを溶融させて密閉部材1と蓋体3とを分離しやすくすることが可能である。
本実施例では、密閉部材1は、複数の切断部2を有し、凹部8は、隣接する切断部2の間に配置される。この構成により、切断部2の端部同士を結ぶ線が凹部8と重なるため、密閉部材1を開封した後に切断線1aが凹部8上に残される。このため、液体タンク100の使用を開始する際に密閉部材1の一部を剥がすと、凹部8上に密閉部材1を掴むためのきっかけとなる把持部9が形成される。したがって、液体タンク100のリサイクルが簡単になる。
本実施例では、切断部2は、凹部8の近傍であって密閉部材1と蓋体3とが貼り付けられている部分に設けられている。このため、蓋体3が薄くなっている凹部8上には切断部2が設けられていない。蓋体3が薄くなっている凹部8上では、貯留部16の液体が蒸発しやすくなっている。しかしながら、凹部8上は密閉部材1で覆われることになるため、物流時など液体タンク100を開梱する前においては、液体が蒸発して液体タンク100から出ていくことを抑制することができる。
本実施例では、蓋体3は長方形状であり、複数の切断部2は、蓋体3の短辺からの距離が互いに異なる切断部2を含む。具体的には、複数の切断部2は、直線状に設けられた2つの切断部2と、2つの切断部2と凹部8を挟んで設けられ、2つの切断部2と平行な切断部2とを含む。この構成により、蓋体3の長手方向(長辺方向)に密閉部材1を引き剥がしたときに、密閉部材1は、蓋体3からの距離が短い切断部2の端部から蓋体3からの距離が長い切断部2の端部に向けて切断することが簡単になる。
(実施例2)
図4(a)は、本発明の実施例2に係る液体タンク100の開封前の構成を示している。図4(b)は、同実施例に係る液体タンク100の開封後の構成を示している。
本実施例において、液体タンク100は、2つの凹部8と、4箇所に分けて設けられた切断部2とを有する。凹部8は、溝5と連通しておらず、大気連通路とは分けて設けられる。切断部2は、各凹部8の近傍に2カ所ずつ設けられている。凹部8は長方形状であって、深さ1mm、幅4mm、長さ8mmである。この凹部8は大気連通路とは連通しておらず、別途分離して設けられている。凹部8は、長辺が蓋体3の長手方向となるように、溝5の両側に設けられている。各凹部8の近傍であり凹部8よりも蓋体3の端部に近い位置には、蓋体3の短辺と平行な切断部2が設けられている。各凹部8の近傍であり凹部8よりも蓋体3の中心に近い位置には、屈曲した形状の切断部2が設けられている。
このように複数の凹部8を設け、異なる切断部2の端部同士を結ぶ線が凹部8上となるように切断部2を配置することで、液体タンク100を開梱する際に密閉部材1を引き剥がす領域で、密閉部材1が蓋体3に貼り付けられる面積を小さくすることができる。このため、液体タンク100を開梱する際に密閉部材1の引き剥がしに必要な力を小さくすることができる。
また液体タンク100を開梱した後に液体タンク100に残る密閉部材1の形状は、開梱する際の密閉部材1が破断される位置によるため、密閉部材1の引き剥がし方によっては、把持部9の面積が小さくなってしまうこともある。しかしながら、本実施例では、把持部9が2つ形成されるように凹部8および切断部2を配置しているため、密閉部材1を掴むために十分な面積の把持部9を形成することができる確率を高めることができる。したがって、液体タンク100を使い終わった後、密閉部材1を簡単に蓋体3から引き剥がすことができるようになる。
また実施例1と同様に密閉部材1はPET、蓋体3はPPを材料として用い、密閉部材1を蓋体3から引き剥がす方法については、実施例1と同様であるためここでは説明を省略する。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成には、本願発明の技術的思想の範囲内において、当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば上記第1および第2実施例では、密閉部材1はPET、蓋体3はPPを材料として用いることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、密閉部材1と蓋体3とは、熱可塑性樹脂であって異なる材料であれば、上記以外の材料を用いて形成されてもよい。このとき、密閉部材1と蓋体3とは互いに溶融温度が異なる材料であって、密閉部材1に用いられる溶融温度が蓋体3に用いられる材料の溶融温度よりも高いことが好ましい。
上記第1および第2実施例では、切断部2は切れ目であることとしたが、本発明は係る例に限定されない。切断部2は、切れ目の他にも、ミシン目であってもよいし、切り欠きであってもよい。切断部2は切れ目、ミシン目、および切り欠きの組合せであってもよく、密閉部材1が所望の位置で切断することを補助するものであればよい。
上記第1および第2実施例では、切断部2の配置は左右対称であることとしたが、本発明は係る例に限定されない。切断部2は左右非対称に配置されてもよい。
上記第1および第2実施例では、切断部2および凹部8の配置の一例を挙げたが、本発明はかかる例に限定されない。切断部2および凹部8の配置は、液体タンク100の使用を開始する際に、密閉部材1の一部を取り除いた後、凹部8上に把持部9が形成される配置であれば上記の例に限定されない。例えば、切断部2は、複数の切れ目に限らず、密閉部材1の一端部から他端部までつなぐ1本の切れ目であってもよい。切断部2は、液体の蒸発を抑制するという観点からは、凹部8および溝5と重ならないように、密閉部材1が蓋体3に貼り付けられている部分に設けられることが好ましいが、凹部8または溝5上に設けられてもよい。
1 密閉部材
2 切れ目
3 蓋体
4 連通孔
5 溝
8 凹部
16 貯留部
100 液体タンク

Claims (10)

  1. 液体を貯留する貯留部と、
    前記貯留部と連通する溝を外面に有し、前記貯留部を覆う蓋体と、
    前記蓋体に設けられ、前記溝を密閉する密閉部材と、を備える液体タンクであって、
    前記蓋体は、前記外面の前記密閉部材が設けられた領域に凹部を有し、
    前記密閉部材は、当該密閉部材が所定の切断位置で切断されることを補助するための切断部を有し、前記切断位置の一部が前記凹部と重なることを特徴とする、液体タンク。
  2. 前記凹部は、前記溝と分離している、請求項1に記載の液体タンク。
  3. 前記密閉部材は、前記蓋体と異なる材料を用いて形成されている、請求項1または2に記載の液体タンク。
  4. 前記密閉部材は、前記蓋体よりも溶融温度が高い材料で形成されている、請求項3に記載の液体タンク。
  5. 前記密閉部材は、複数の前記切断部を有し、
    前記凹部は、隣接する前記切断部の間に配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の液体タンク。
  6. 前記複数の切断部は、前記凹部の近傍であって前記密閉部材と前記蓋体とが貼り合わされた部分に設けられている、請求項5に記載の液体タンク。
  7. 前記蓋体は長方形状であり、
    前記複数の切断部は、前記蓋体の短辺からの距離が互いに異なる切断部を含む、請求項5または6に記載の液体タンク。
  8. 前記複数の切断部は、1つの直線上に設けられた2つの切断部と、前記2つの切断部と前記凹部を挟んで設けられ、前記2つの切断部と平行な切断部とを含む、請求項7に記載の液体タンク。
  9. 前記蓋体は、複数の前記凹部を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の液体タンク。
  10. 前記切断部は、前記密閉部材に設けられた切れ目、ミシン目、または切り欠きである、請求項1から9のいずれか1項に記載の液体タンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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