JP2013158679A - 液体噴射装置 - Google Patents

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幹朗 北岸
Kimitoshi Kimura
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Abstract

【課題】液体噴射ヘッドのノズルが詰まることを抑制することが可能な液体噴射装置を提供する。
【解決手段】インクジェット式プリンター11は、搬送経路に沿って上流側から下流側へ搬送されるフィルムFに対して気化状態における比重が空気よりも大きい溶媒を含む溶剤インクを各ノズル41aから噴射可能な記録ヘッド41と、搬送経路の一部を形成し、フィルムFを記録ヘッド41と対向するように水平な印刷支持面20aで支持するメイン支持部20と、メイン支持部20を加熱する印刷ヒーター23とを備える。そして、印刷支持面20aにおけるフィルムFの搬送方向と直交する幅方向の長さは、最大幅のフィルムFの幅よりも長くなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの液体噴射装置に関する。
一般に、液体噴射ヘッドから液体を噴射させる液体噴射装置として、インクジェット式プリンターが広く知られている。このプリンターでは、インク(液体)を収容するインクカートリッジから記録ヘッド(液体噴射ヘッド)にインクを供給し、その供給したインクを記録ヘッドのノズルから支持台(メイン支持部)に支持された用紙(ターゲット)に向かって噴射することで印刷が行われる。
こうしたプリンターの中には、耐候性や耐水性などを高めるべく、有機溶媒を主成分とした溶剤インクを用いるものがある(例えば、特許文献1)。この特許文献1のプリンターは、プラテン上を搬送されるメディアにノズルからインク滴を噴射するプリントヘッドと、プリントヘッドからインク滴が噴射される前のメディアを予備的に加熱するプリヒーターと、プリントヘッドから噴射されたインクを着弾させるメディアを加熱するプリントヒーターとを備えている。
そして、プリヒーターとプリントヒーターとによって十分に加熱された状態のメディアに対してプリントヘッドからインク滴を噴射して該メディアに着弾したインク滴を素早く乾燥させることで、滲みのない鮮明な絵図や文字の印刷を行うようにしている。
特開2010−30313号公報
ところで、特許文献1のプリンターでは、プリントヘッドのノズルから噴射されてメディアに着弾したインク滴を素早く乾燥させるべく、プラテンの内部に設けられたプリヒーターとプリントヒーターとによってメディアを30〜70℃に加熱している。
このため、プリントヘッド近傍の温度もメディアとほぼ同じ温度になってしまうので、特にメディアの温度が70℃近傍となる場合では、プリントヘッドのノズル内のインクが乾燥されてノズルが詰まってしまい、該ノズルからインク滴が正常に噴射されなくなるおそれがあるという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、液体噴射ヘッドのノズルが詰まることを抑制することが可能な液体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、搬送経路に沿って上流側から下流側へ搬送されるターゲットに対して気化状態における比重が空気よりも大きい溶媒を含む液体をノズルから噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記搬送経路の一部を形成し、前記ターゲットを前記液体噴射ヘッドと対向するように水平な支持面で支持するメイン支持部と、前記メイン支持部を加熱するメイン加熱部とを備え、前記支持面における前記ターゲットの搬送方向と直交する幅方向の長さは、最大幅の前記ターゲットの幅よりも長い。
この発明によれば、液体に含まれる溶媒の気化状態における比重が空気よりも大きいため、液体噴射ヘッドのノズルから支持面上のターゲットに液体を噴射すると、ノズル内の液体から気化する溶媒やターゲットに付着した液体から気化する溶媒が液体噴射ヘッドと支持面との間の領域に滞留する。このため、この滞留した溶媒によって液体噴射ヘッドのノズル内の液体(溶媒)の蒸発が抑制されるので、該液体の増粘が抑えられる。この結果、液体噴射ヘッドのノズルが詰まることを抑制することが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記搬送経路の一部を形成し、前記搬送経路における前記メイン支持部の下流側で前記ターゲットを支持する下流側支持部と、前記下流側支持部を加熱する下流側加熱部とを備え、前記下流側支持部は、前記搬送経路における下流側ほど高さが低くなっている。
通常、ターゲット上に溶媒が気化状態で滞留していると、ターゲットに付着した液体の蒸発が阻害されてしまう。この点、この発明によれば、下流側支持部は搬送経路における下流側ほど高さが低くなっているため、液体が噴射されたターゲット上に気化状態で滞留した溶媒は、下流側支持部において重力により搬送経路の下流側へ流動されて除去される。このため、ターゲットに付着した液体を、下流側加熱部による下流側支持部を介した該ターゲットの加熱によって円滑に蒸発させることが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記メイン加熱部と前記下流側加熱部とをそれぞれ制御する制御部を備え、前記制御部は、前記下流側支持部の温度が前記メイン支持部の温度よりも高くなるように、前記メイン加熱部と前記下流側加熱部とをそれぞれ制御する。
この発明によれば、メイン支持部の支持面上でターゲットに付着して未だ蒸発していない液体を、下流側加熱部による下流側支持部を介した該ターゲットの加熱によって迅速に蒸発させることが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記液体は、前記溶媒を40重量パーセント以上含む。
この発明によれば、液体噴射ヘッドのノズルからターゲットに対して液体を噴射した際に、ターゲットから蒸発した液体中の上記溶媒が蒸発して液体噴射ヘッドの周囲に滞留しやすくすることが可能となる。
本発明の液体噴射装置において、前記溶媒は、ジエチレングリコールジエチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、及びジエチレングリコールメチルエチルエーテルのうち少なくとも1つを含む。
この発明によれば、液体噴射ヘッドのノズルからターゲットに対して液体を噴射した際に、ターゲットから蒸発した液体中の上記溶媒が蒸発して液体噴射ヘッドの周囲に一層滞留しやすくすることが可能となる。
実施形態のインクジェット式プリンターの概略構成を示す側断面模式図。 同プリンターのフィルムを支持する各支持部の模式図。 同プリンターの電気的構成を示すブロック図。 同プリンターにおいて、最大幅のフィルムを印刷するときの記録ヘッドとメンテナンスユニットとの位置関係を示す模式図。 同プリンターにおいて、最小幅のフィルムを印刷するときの記録ヘッドとメンテナンスユニットとの位置関係を示す模式図。
以下、本発明の液体噴射装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンター11は、本体フレーム12を備えている。本体フレーム12には、ロール・ツー・ロール方式でターゲットとしての塩化ビニル系のフィルムFをその搬送経路に沿って上流側から下流側に向かって搬送する搬送ユニット13が設けられている。さらに、本体フレーム12には、搬送ユニット13によって搬送されるフィルムFに気化状態における比重が空気よりも大きい溶媒(以下、「高比重気化溶媒」という)を含む液体としての溶剤インクを噴射する液体噴射ユニット14が設けられている。
搬送ユニット13は、搬送経路の上流側でロール状のフィルムFを支持するとともに該フィルムFを巻き解きながら搬送経路に沿って下流側へ繰り出す繰出軸15と、繰出軸15から繰り出されたフィルムFを下流側で巻き取る巻取軸16とを備えている。繰出軸15は巻取軸16よりも高い位置に配置されるとともに、フィルムFの搬送経路は全体として略円弧状をなしている。
繰出軸15及び巻取軸16は、フィルムFの搬送方向と直交する幅方向に延びる軸線を中心に回転可能に構成されるとともに、互いに平行となるように延びている。繰出軸15には、フィルムFが繰り出される方向に該繰出軸15を回転駆動する繰出モーター17(図3参照)が設けられている。一方、巻取軸16には、フィルムFが巻き取られる方向に該巻取軸16を回転駆動する巻取モーター18(図3参照)が設けられている。
フィルムFの搬送経路の途中位置には、該搬送経路の一部を形成するとともに繰出軸15から巻取軸16に向かって搬送されるフィルムFを一方側(図1では下側)から支持する略矩形板状のメイン支持部20が配置されている。そして、メイン支持部20におけるフィルムFを支持する面は、水平な支持面としての印刷支持面20aとされている。
フィルムFの搬送経路におけるメイン支持部20の上流側には、該搬送経路の一部を形成するとともにフィルムFを一方側(図1では下側)から支持する板状の上流側支持部21がメイン支持部20と隣り合うように配置されている。上流側支持部21は、下流側へ向かうほど高さが高くなるように湾曲(屈曲)されている。そして、上流側支持部21におけるフィルムFを支持する面は、上流側支持面21aとされている。
フィルムFの搬送経路におけるメイン支持部20の下流側には、該搬送経路の一部を形成するとともにフィルムFを一方側(図1では下側)から支持する板状の下流側支持部22がメイン支持部20と隣り合うように配置されている。下流側支持部22は、下流側へ向かうほど高さが低くなるように湾曲(屈曲)されている。そして、下流側支持部22におけるフィルムFを支持する面は、下流側支持面22aとされている。
なお、上流側支持面21aにおける下流側の端部と、印刷支持面20aと、下流側支持面22aにおける上流側の端部とは、面一となっている。
フィルムFの搬送方向における上流側支持部21の長さは、フィルムFの搬送方向におけるメイン支持部20の長さよりも長く、且つフィルムFの搬送方向における下流側支持部22の長さよりも短くなっている。フィルムFの搬送方向と直交する幅方向における各支持部20〜22の長さは、互いに同じになっているとともに最大幅のフィルムFの幅よりも長くなっている。
図1及び図2に示すように、メイン支持部20における印刷支持面20aとは反対側の面には、メイン支持部20を加熱するメイン加熱部としての印刷ヒーター23が蛇行状に這うように設けられている。さらに、メイン支持部20における印刷支持面20aとは反対側の面には、メイン支持部20の温度を検出する印刷温度センサー24が設けられている。
上流側支持部21における上流側支持面21aとは反対側の面には、上流側支持部21を加熱する上流側ヒーター25が蛇行状に這うように設けられている。さらに、上流側支持部21における上流側支持面21aとは反対側の面には、上流側支持部21の温度を検出する上流側温度センサー26が設けられている。
下流側支持部22における下流側支持面22aとは反対側の面には、下流側支持部22を加熱する下流側加熱部としての下流側ヒーター27が蛇行状に這うように設けられている。さらに、下流側支持部22における下流側支持面22aとは反対側の面には、下流側支持部22の温度を検出する下流側温度センサー28が設けられている。
図1に示すように、フィルムFの搬送経路におけるメイン支持部20と上流側支持部21との間には、上流側支持面21a上のフィルムFを挟持しながら印刷支持面20a上へ搬送する第1搬送ローラー対30が配置されている。一方、フィルムFの搬送経路におけるメイン支持部20と下流側支持部22との間には、印刷支持面20a上のフィルムFを挟持しながら下流側支持面22a上へ搬送する第2搬送ローラー対31が配置されている。各ローラー対30,31は、搬送モーター32(図3参照)によって回転駆動される。
また、フィルムFの搬送経路における下流側支持部22と巻取軸16との間には、搬送されるフィルムFにテンションを付与するテンションローラー33が配置されている。すなわち、テンションローラー33は、一端側が本体フレーム12に揺動可能に支持された揺動フレーム34の他端側に回転可能に支持されるとともに、フィルムFにおける各支持部20〜22によって支持される側の面に接触するように配置されている。
テンションローラー33は、フィルムFの搬送方向と直交する幅方向に延びるとともに、その長さが最大幅のフィルムFの幅よりも長くなっている。そして、テンションローラー33は、揺動フレーム34によって常にフィルムFを押圧する方向へ一定の付勢力で付勢されている。
図1に示すように、液体噴射ユニット14は、メイン支持部20の上方に配置されたキャリッジ40と、キャリッジ40の下端部にメイン支持部20の印刷支持面20aと対向するように支持された液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド41とを備えている。したがって、メイン支持部20は、フィルムFを記録ヘッド41と対向するように支持する。
キャリッジ40は、本体フレーム12に設けられたガイド部材42によってフィルムFの搬送方向と直交する幅方向に移動可能に支持されている。ガイド部材42は、キャリッジ40よりもフィルムFの搬送経路の上流側に位置するとともに、フィルムFの搬送方向と直交する幅方向に延びている。
ガイド部材42におけるキャリッジ40側の面にはフィルムFの搬送方向と直交する幅方向に延びる主ガイド軸43が設けられるとともに、ガイド部材42の上面にはフィルムFの搬送方向と直交する幅方向に延びる副ガイド軸44が設けられている。
主ガイド軸43は、キャリッジ40におけるガイド部材42との対向面の下端部に設けられた摺動溝45内に挿通された状態で摺接している。一方、副ガイド軸44には、キャリッジ40におけるガイド部材42との対向面の上端部に設けられたL字状の係合片46が摺動可能に係合している。そして、キャリッジ40は、キャリッジモーター47(図3参照)の駆動に基づき図示しない移動機構によってガイド部材42に沿ってフィルムFの搬送方向と直交する幅方向に往復移動される。
記録ヘッド41におけるメイン支持部20に支持されたフィルムFとの対向面には、該フィルムFに溶剤インクを噴射するための複数のノズル41aが開口している。各ノズル41aは、フィルムFの搬送方向と直交する幅方向と平行な水平方向に等間隔で配列されている。また、記録ヘッド41には対応するインクカートリッジ(図示略)から互いに異なる色の溶剤インクがそれぞれ供給されるとともに、記録ヘッド41内には溶剤インクを各ノズル41aから噴射させるための圧電素子48(図3参照)がそれぞれ備えられている。
そして、キャリッジ40をフィルムFの搬送方向と直交する幅方向に往復移動させながら、圧電素子48(図3参照)を駆動することで、インクカートリッジ(図示略)内の各溶剤インクが記録ヘッド41へと供給され、該記録ヘッド41の各ノズル41aからメイン支持部20の印刷支持面20aに支持されたフィルムFに該各溶剤インクがそれぞれ噴射されて印刷が行われる。なお、液体噴射ユニット14は、本体フレーム12に対して開閉自在に設けられたカバー部材49によって覆われている。
図4に示すように、フィルムFの搬送方向と直交する幅方向におけるメイン支持部20の一方側(図4では右側)に隣り合う位置には、記録ヘッド41のメンテナンス(クリーニングやフラッシングなど)を行うためのメンテナンスユニット51が配置されている。そして、記録ヘッド41のメンテナンスを行う場合には、記録ヘッド41を、フィルムFと対向する印刷位置(図4の実線で示す位置)からメンテナンスユニット51と対向するメンテナンス位置(図4の2点鎖線で示す位置)まで移動される。
また、本実施形態では、メイン支持部20の印刷支持面20a上のフィルムFの搬送方向と直交する幅方向におけるフィルムFの端部と印刷支持面20a上の端部との位置合わせは、メンテナンスユニット51側の端部を基準として行われる。すなわち、印刷対象が、図4に示した最大幅のフィルムFの場合であっても、図5に示した最小幅のフィルムFであっても、フィルムFの端部と印刷支持面20a上の端部との位置合わせは、メンテナンスユニット51側の端部を基準として行われる。
次に、溶剤インクについて詳述する。
溶剤インクには少なくとも一つの高比重気化溶媒と水が含まれているが、印刷時におけるフィルムFに対する定着性を考慮すると、溶剤インクには40重量パーセント以上の高比重気化溶媒が含まれることが好ましい。
また、溶剤インクに含まれる高比重気化溶媒は、印刷時におけるフィルムFに対する溶剤インクの更なる定着性を考慮すると、ジエチレングリコールジエチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、及びジエチレングリコールメチルエチルエーテルよりなる群から選ばれた少なくとも一つの溶媒であることが好ましい。
そして、本実施形態の溶剤インクには、高比重気化溶媒として、ジエチレングリコールジエチルエーテルが40〜50重量パーセント、テトラエチレングリコールジメチルエーテルが10〜20重量パーセント、ジエチレングリコールメチルエチルエーテルが15〜25重量パーセントが含まれる。すなわち、溶剤インクには、高比重気化溶媒が40重量パーセント以上含まれる。さらに、本実施形態の溶剤インクには、塩化ビニル系のフィルムFの溶解剤としてのガンマブチロラクトンが10〜20重量パーセント含まれる。
さらに、上記以外の高比重気化溶媒としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、チオジグリコールなどのグリコール及びこれらの誘導体;ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、メチルプロパンジオール、シクロヘキサンジオール及び同族(homologous)ジオールなどのジオール;プロピレングリコールラウレートなどのグリコールエステル;エチレングリコールモノブチルエーテルを含むセロソルブ(CELLOSOLVE;登録商標)などのモノ及びジグリコールエーテル、カルビトール(CARBITOL;登録商標)などのジエチレングリコールエーテル、ジエチレングリコールモノエチル,モノブチル,モノヘキシルエーテル、プロピレングリコールエーテル、ジプロピレングリコールエーテル及びトリエチレングリコールエーテル;ブチルアルコール、ペンチルアルコール及び同族アルコールなどの長鎖アルコール;及び他の溶媒、例えば、スルホラン、エステル、ケトン、ラクトン、2−ピロリドン、N−ピロリドン及びN−(2−ヒドロキシエチル)ピロリドンや、ソルビトール、マンニトール、グリセロール及びミオイノシトールなどの多価アルコール、及びこれらの誘導体が挙げられる。
次に、インクジェット式プリンター11の電気的構成について説明する。
図3に示すように、インクジェット式プリンター11は、装置全体を統括制御する制御部50を備えている。制御部50の入力側インターフェース(図示略)には、上流側温度センサー26、印刷温度センサー24、及び下流側温度センサー28がそれぞれ電気的に接続されている。また、制御部50の出力側インターフェース(図示略)には、搬送モーター32、繰出モーター17、巻取モーター18、キャリッジモーター47、圧電素子48、上流側ヒーター25、印刷ヒーター23、及び下流側ヒーター27がそれぞれ電気的に接続されている。
そして、制御部50は、搬送モーター32、繰出モーター17、巻取モーター18、キャリッジモーター47、及び圧電素子48の駆動を個別に制御する。また、制御部50は、各センサー24,26,28から送信される信号に基づいて、各ヒーター23,25,27への通電状態をそれぞれ制御する。
そして、本実施形態においては、制御部50は、メイン支持部20及び上流側支持部21の温度が40℃となるとともに下流側支持部22の温度が50℃となるように、各ヒーター23,25,27への通電状態をそれぞれ制御する。すなわち、制御部50は、メイン支持部20及び上流側支持部21の温度が同じになるとともに、下流側支持部22の温度がメイン支持部20及び上流側支持部21の温度よりも高くなるように、各ヒーター23,25,27への通電状態をそれぞれ制御する。
次に、インクジェット式プリンター11の作用について説明する。
さて、フィルムFの印刷を行う場合には、まず、メイン支持部20及び上流側支持部21の温度が40℃となるとともに下流側支持部22の温度が50℃となるように、各ヒーター23,25,27に対して通電したり通電を停止したりする通電制御を行う。続いて、繰出モーター17、巻取モーター18、及び搬送モーター32を駆動する。すると、繰出軸15からフィルムFがその搬送経路に沿って繰り出される。この繰出軸15から繰り出されたフィルムFは、上流側支持部21の上流側支持面21a上を第1搬送ローラー対30に向かって搬送される。
このとき、フィルムFは、40℃に加熱された上流側支持部21の熱により該上流側支持部21の温度よりも若干(2℃程度)低い温度である38℃程度に温められる。この38℃程度に温められたフィルムFは、第1搬送ローラー対30によって挟持されながらメイン支持部20の印刷支持面20a上へ搬送される。
印刷支持面20a上へ搬送されたフィルムFは、40℃に加熱されたメイン支持部20から熱を得ることで、38℃程度の温度に維持される。そして、キャリッジモーター47を駆動してキャリッジ40をフィルムFの搬送方向と直交する幅方向に往復移動させながら記録ヘッド41の各圧電素子48を駆動すると、印刷支持面20a上のフィルムFに記録ヘッド41の各ノズル41aから各溶剤インクがそれぞれ噴射されてフィルムFの印刷が行われる。
このとき、印刷支持面20a上のフィルムFは、38℃程度の温度に維持されているため、フィルムFの表面(印刷面)に着弾した各溶剤インク中の高比重気化溶媒の蒸発が促進される。さらにこのとき、高比重気化溶媒の気化状態における比重が空気よりも大きく、且つ印刷支持面20aの幅がフィルムFの幅よりも広くなっているため、高比重気化溶媒は、気化状態になった(蒸発した)後に、重力によって印刷支持面20a上や該印刷支持面20aに支持されているフィルムF上に滞留する。
印刷支持面20a上やフィルムF上に滞留した気化状態の高比重気化溶媒は徐々に周囲へと流動しようとするが、特にフィルムFの搬送経路に沿って流動しようとする気化状態の高比重気化溶媒は、各ローラー対30,31やガイド部材42によって、その流動が妨げられる。
このため、記録ヘッド41の周囲における気化状態の高比重気化溶媒の濃度が高くなるので、記録ヘッド41の各ノズル41a内の各溶剤インク中の高比重気化溶媒の蒸発が抑制されて、該各溶剤インクの増粘が抑えられる。この結果、記録ヘッド41の各ノズル41aが詰まることが抑制されるので、該各ノズル41aからの溶剤インクの噴射不良の発生が抑制される。
続いて、印刷支持面20a上で印刷がなされたフィルムFは、第2搬送ローラー対31によって挟持されながら下流側支持部22の下流側支持面22a上へ搬送される。このとき、下流側支持面22a上へ搬送されたフィルムFは、50℃に加熱された下流側支持部22から熱を得る。これにより、このフィルムFに着弾した溶剤インクのうち未だ乾燥していないものが速やかに乾燥されて、該フィルムFに対して該溶剤インクが完全に定着する。
このとき、下流側支持部22の下流側支持面22aはフィルムFの搬送方向の下流側ほど高さが低くなっているため、下流側支持面22aに支持された状態のフィルムF上に滞留した気化状態の高比重気化溶媒は重力によって下流側へ速やかに流動する。このため、下流側支持面22a上のフィルムFにおける溶剤インクの乾燥が気化状態の高比重気化溶媒によって妨げられることがなくなる。
因みに下流側支持面22a上のフィルムFの印刷面が気化状態の高比重気化溶媒で覆われていると、この気化状態の高比重気化溶媒によってフィルムFからの溶剤インク(高比重気化溶媒)の蒸発が妨げられる。このため、下流側支持面22a上のフィルムFにおける溶剤インクの乾燥効率が低下して、フィルムFに対する溶剤インクの定着性が悪くなってしまう。
そして、下流側支持面22a上で溶剤インクが乾燥されて完全に定着したフィルムFは、その搬送経路に沿って下流側へ搬送され、テンションローラー33を経由して巻取軸16によって順次巻き取られる。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)溶剤インクには気化状態における比重が空気よりも大きい高比重気化溶媒が含まれ、且つ印刷支持面20aの幅はフィルムFの幅よりも広くなっている。このため、印刷時に記録ヘッド41の各ノズル41aから印刷支持面20a上のフィルムFに溶剤インクを噴射すると、各ノズル41a内の溶剤インクから蒸発(気化)した高比重気化溶媒やフィルムFに付着した溶剤インクから蒸発(気化)した高比重気化溶媒が記録ヘッド41と印刷支持面20aとの間の領域に滞留する。したがって、この滞留した気化状態の高比重気化溶媒によって記録ヘッド41の各ノズル41a内の溶剤インク中の高比重気化溶媒の蒸発が抑制されるので、該溶剤インクの増粘を抑えることができる。この結果、記録ヘッド41の各ノズル41aが詰まることを抑制できるので、該各ノズル41aからの溶剤インクの噴射不良の発生を抑制することができる。
(2)下流側支持部22の下流側支持面22aはフィルムFの搬送方向の下流側ほど高さが低くなっているため、下流側支持面22aに支持された状態のフィルムF上に滞留した気化状態の高比重気化溶媒は、重力によって下流側へ速やかに流動されて除去される。このため、下流側支持面22a上のフィルムFに付着した溶剤インクを、気化状態の高比重気化溶媒によって妨げられることなく、下流側ヒーター27によって加熱された下流側支持部22の熱によって円滑に蒸発させることができる。
因みに下流側支持面22a上のフィルムFの印刷面が気化状態の高比重気化溶媒で覆われていると、この気化状態の高比重気化溶媒によってフィルムFからの溶剤インク(高比重気化溶媒)の蒸発が妨げられる。このため、下流側支持面22a上のフィルムFにおける溶剤インクの乾燥効率が低下して、フィルムFに対する溶剤インクの定着性が悪くなってしまう。
(3)下流側支持部22の温度がメイン支持部20の温度よりも高いため、メイン支持部20の印刷支持面20a上でフィルムFに付着して未だ蒸発していない溶剤インクを、該フィルムFが下流側支持部22の下流側支持面22a上を搬送される過程で迅速に蒸発させることができる。
(4)溶剤インクは高比重気化溶媒を40重量パーセント以上含むため、記録ヘッド41の各ノズル41aからフィルムFに対して溶剤インクを噴射した際に、フィルムFから蒸発した溶剤インク中の高比重気化溶媒が蒸発して記録ヘッド41の周囲に滞留しやすくすることができる。
(5)メイン支持部20の印刷支持面20a上のフィルムFの搬送方向と直交する幅方向におけるフィルムFの端部と印刷支持面20a上の端部との位置合わせは、印刷するフィルムFの幅に拘わらず、メンテナンスユニット51側の端部を基準として行われる。このため、フィルムFの搬送方向と直交する幅方向におけるフィルムFの端部と印刷支持面20a上の端部との位置合わせをメンテナンスユニット51側とは反対側の端部を基準として行う場合に比べて、記録ヘッド41のメンテナンス時におけるキャリッジ40の移動距離を短くすることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・溶剤インクに含まれる高比重気化溶媒は、40重量パーセント未満であってもよい。
・下流側支持部22の温度は、必ずしもメイン支持部20の温度よりも高くする必要はない。
・下流側支持部22は、全く加熱しなくてもよい。
・上流側支持部21及び下流側支持部22のうち少なくとも一方を省略してもよい。
・下流側支持部22の下流側支持面22aは、必ずしもフィルムFの搬送方向の下流側ほど高さが低くなるように構成する必要はない。すなわち、下流側支持面22aを、水平面となるように構成してもよいし、フィルムFの搬送方向の下流側ほど高さが高くなるように構成してもよい。
・フィルムFの代わりに、紙、布、箔などをターゲットして用いてもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンター11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンター、20…メイン支持部、20a…支持面としての印刷支持面、22…下流側支持部、23…メイン加熱部としての印刷ヒーター、27…下流側加熱部としての下流側ヒーター、41…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、41a…ノズル、50…制御部、F…ターゲットとしてのフィルム。

Claims (5)

  1. 搬送経路に沿って上流側から下流側へ搬送されるターゲットに対して気化状態における比重が空気よりも大きい溶媒を含む液体をノズルから噴射可能な液体噴射ヘッドと、
    前記搬送経路の一部を形成し、前記ターゲットを前記液体噴射ヘッドと対向するように水平な支持面で支持するメイン支持部と、
    前記メイン支持部を加熱するメイン加熱部と
    を備え、
    前記支持面における前記ターゲットの搬送方向と直交する幅方向の長さは、最大幅の前記ターゲットの幅よりも長いことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記搬送経路の一部を形成し、前記搬送経路における前記メイン支持部の下流側で前記ターゲットを支持する下流側支持部と、
    前記下流側支持部を加熱する下流側加熱部と
    を備え、
    前記下流側支持部は、前記搬送経路における下流側ほど高さが低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記メイン加熱部と前記下流側加熱部とをそれぞれ制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記下流側支持部の温度が前記メイン支持部の温度よりも高くなるように、前記メイン加熱部と前記下流側加熱部とをそれぞれ制御することを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体は、前記溶媒を40重量パーセント以上含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記溶媒は、ジエチレングリコールジエチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、及びジエチレングリコールメチルエチルエーテルのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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