JP2013158306A - ビニールハウス - Google Patents
ビニールハウス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013158306A JP2013158306A JP2012023251A JP2012023251A JP2013158306A JP 2013158306 A JP2013158306 A JP 2013158306A JP 2012023251 A JP2012023251 A JP 2012023251A JP 2012023251 A JP2012023251 A JP 2012023251A JP 2013158306 A JP2013158306 A JP 2013158306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arch
- greenhouse
- covering
- skeleton
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Abstract
【解決手段】アーチ状に湾曲したアーチ材10を所定間隔で複数立設した骨格部40と、各アーチ材10の頂部位置において各アーチ材10を支持するように各アーチ材10に交差して配設された桁部材20と、桁部材20の長手方向に沿って所定間隔に複数配設され、各アーチ材10と桁部材20を支持する支柱30と、骨格部40の外表面を被覆する被覆体50と、を有し、各アーチ材10として竹材が用いられていることを特徴とするビニールハウス100である。
【選択図】図1
Description
すなわち、アーチ状に湾曲したアーチ材を所定間隔で複数立設した骨格部と、前記各アーチ材の頂部位置において前記各アーチ材を支持するように前記各アーチ材に交差して配設された桁部材と、前記桁部材の長手方向に沿って所定間隔に複数配設され、前記各アーチ材と前記桁部材を支持する支柱と、前記骨格部の外表面を被覆する被覆体と、を有し、前記各アーチ材として竹材が用いられていることを特徴とするビニールハウスである。これにより従来処理に困っていた竹を有効利用することができると共に、ビニールハウスの建造コストを低減させることができる。
また、従来は不要物であった竹材をビニールハウスの骨格部の材料として採用することにより、ビニールハウスの建造コストを低減させることが可能になる。すなわち、ビニールハウスの建造コスト回収までの期間が短期間にすることができ、農家の経営状態の健全化に寄与することができる。
本実施形態にかかるビニールハウス100は、アーチ状に湾曲したアーチ材10の両端部の所要長さ部分を地中に埋設し、アーチ材10を所定間隔で複数立設することにより骨格部40が形成され、骨格部40の外表面に被覆体であるビニールシート50を装着することにより形成されている。
図1に示されているビニールハウス100は、いわゆる単棟型のビニールハウス100であるが、本願発明にかかるビニールハウス100は単棟型のビニールハウスに限定されるものではない。
一般に竹は極めて成長が早いため、竹林を維持するためには定期的な伐採を行う必要がある。しかしながら伐採した竹材については有効利用がほとんどなされておらず、焼却処理等が必要となる等処理コストが嵩むという問題を有していた。この点、本実施形態におけるビニールハウス100のように、従来廃棄処理されていた竹材をビニールハウス100におけるアーチ材10の材料として使用することで、廃棄処分されていた竹材の有効利用に貢献することができる。
また、本実施形態においては2本の半アーチ材12,12を連結することでアーチ材10を形成しているので、竹材が十分に長くなくても半アーチ材12の材料として使用することができる。
この他、ビニールハウス100の屋根部分に積雪した雪の一部が落下することにより、アーチ材10の撓り(弾性変形)が復元し、このときの復元力(弾発力)によってビニールハウス100に積もった雪を一気に落とすことができるといった作用効果を奏することも十分期待することができる。
桁部材20および支柱30に用いられているH形鋼は、腐食防止のため表面を亜鉛めっき処理したものが好適に用いられる。このように、ビニールハウス100の構造材の一部に鋼材を用いることにより、ビニールハウス100として十分な強度を備えさせることができる。このような構成は、ビニールハウス100内で作業をする作業者に安心感を与え、作業効率を向上させることもできるため好都合である。
図1においては、図を簡略化しているため、骨格部40には図面の手前側のみに揺動規制部材60および巻回部62があらわれているが、図面の奥側にも図面の手前側と同様に骨格部40に揺動規制部材60および巻回部62が配設されている。骨格部40に揺動規制部材60を配設することにより、骨格部40を構成する各アーチ材10,10,・・・の揺動(横ぶれ)を規制することができると共に、骨格部40の外表面に装着されたビニールシート50のたるみ発生を防止することもできる。ビニールシート50にたるみが生じなければ、ビニールハウス100の表面に雨水等が停滞することがなく好都合である。
第2のビニールシート54は、第1のビニールシート52の上端部分を所要高さ範囲にわたって重複させた状態とし、第1のビニールシート52の上端部分から骨格部40の頂部までの範囲を被覆している。第2のビニールシート54は、骨格部40(各アーチ材10,10,・・・)の外表面に密着させてはいるものの固定されてはいない。このため第2のビニールシート54が不必要な場合には容易に第2のビニールシート54を取り外しすることができる。これにより第2のビニールシート54の劣化を軽減することができ、第2のビニールシート54の寿命を長期化することができる。
半アーチ材12,12のそれぞれの先端部における重複部分の連結構造としては、本実施形態において説明した連結構造の他に、図4に示すような連結構造を採用してもよい。具体的には、ビニールハウス100の奥行き方向において一対に立設させた半アーチ材12,12の上端部を所要範囲で水平方向に重複させると共に、重複部分における少なくとも上側部分に添接材70を添接させた後に、結束手段16により結束し、被覆テープ18により重複部分を被覆処理した構成を採用してもよい。添接材70の材料は特に限定されるものではないが、軽量な材料であることが好ましいので、添接材70にも竹材を用いることが好都合である。
このような添接材70は、半アーチ材12の先端部どうしの重複部分に直接取り付けた構成としてもよいし、半アーチ材12の重複部分を結束手段16により結束した後に添接材70を装着する構成はもちろんのこと、図3に示されている半アーチ材12,12どうしの重複部分の連結構造部分の外表面に添接材70をさらに装着させた構成を採用してもよい。
また、半アーチ材12の基端部(アーチ材10の両端部)を保持するアンカー体14を鋼管により形成しているが、アンカー体14を鉄筋コンクリートにより形成してもよい。鉄筋コンクリート製のアンカー体14を使用する際は、予め工場等で製造したアンカー体14を用いてもよいし、現場打ちコンクリートによりアンカー体14を形成してもよい。また、アンカー体14は以上の実施形態で説明したように、アンカー体14の全体を地中に埋設する形態の他、地中に埋設したアンカー体14の一部を地表面から露出するようにしてもよい。
12 半アーチ材
14 アンカー体
14A 差込孔
14B アーチ材保持部
14C 連結具
16 結束手段
18 被覆テープ
20 桁部材
30 支柱
32 支柱用アンカー
40 骨格部
50 ビニールシート(被覆体)
52 第1のビニールシート
54 第2のビニールシート
60 揺動規制部材
62 巻回部
70 添接材
100 ビニールハウス
Claims (5)
- アーチ状に湾曲したアーチ材を所定間隔で複数立設した骨格部と、
前記各アーチ材の頂部位置において前記各アーチ材を支持するように前記各アーチ材に交差して配設された桁部材と、
前記桁部材の長手方向に沿って所定間隔に複数配設され、前記各アーチ材と前記桁部材を支持する支柱と、
前記骨格部の外表面を被覆する被覆体と、を有し、
前記各アーチ材として竹材が用いられていることを特徴とするビニールハウス。 - 前記各アーチ材は、前記桁部材の設置方向に対して左側および右側にそれぞれ立設された半アーチ材の先端部分どうしを前記桁部材上で所要範囲にわたって重複させると共に、当該重複部分が結束手段により結束されることにより形成されており、
前記結束手段が被覆テープにより被覆されていることを特徴とする請求項1記載のビニールハウス。 - 前記被覆体は、前記骨格部において地表面から所要高さ位置までの範囲にわたって前記骨格部の外表面に接着された第1の被覆体と、
前記第1の被覆体による未被覆部分を被覆し、前記骨格部の外表面に着脱可能に取り付けられた第2の被覆体と、を有していることを特徴とする請求項1または2記載のビニールハウス。 - 前記各アーチ材の内側面には前記各アーチ材の揺動を規制する揺動規制部材が配設されていて、
前記揺動規制部材が所要間隔毎の前記アーチ材の外周面に巻回されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のビニールハウス。 - 前記各アーチ材の両端部がアンカー体に連結されていて、少なくとも前記アンカー体の一部が地中に埋設されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のビニールハウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012023251A JP5882073B2 (ja) | 2012-02-06 | 2012-02-06 | ビニールハウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012023251A JP5882073B2 (ja) | 2012-02-06 | 2012-02-06 | ビニールハウス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013158306A true JP2013158306A (ja) | 2013-08-19 |
JP5882073B2 JP5882073B2 (ja) | 2016-03-09 |
Family
ID=49171078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012023251A Active JP5882073B2 (ja) | 2012-02-06 | 2012-02-06 | ビニールハウス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5882073B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233103U (ja) * | 1975-08-30 | 1977-03-08 | ||
JPS5668325A (en) * | 1979-11-05 | 1981-06-09 | Toto Kogyo Kk | Construction of sheet greenhouse |
JPS56104350U (ja) * | 1980-01-16 | 1981-08-14 | ||
JPS5971622A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-23 | みかど化工株式会社 | 農業用ハウス、トンネル等のフレ−ム |
JPS6392548U (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-15 | ||
JPH0638482U (ja) * | 1992-10-22 | 1994-05-24 | 安藤商事有限会社 | 施設園芸用被覆材 |
JP3038128U (ja) * | 1996-11-25 | 1997-06-06 | 三菱化学エムケーブイ株式会社 | 簡易組立式施設園芸用ハウス |
JP2004332918A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-25 | Toto Kogyo Co Ltd | 管体の結合構造 |
JP2006296409A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Masakazu Yoshida | シートハウス |
JP2006333830A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Union Farm:Kk | 支柱付被覆材 |
-
2012
- 2012-02-06 JP JP2012023251A patent/JP5882073B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233103U (ja) * | 1975-08-30 | 1977-03-08 | ||
JPS5668325A (en) * | 1979-11-05 | 1981-06-09 | Toto Kogyo Kk | Construction of sheet greenhouse |
JPS56104350U (ja) * | 1980-01-16 | 1981-08-14 | ||
JPS5971622A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-23 | みかど化工株式会社 | 農業用ハウス、トンネル等のフレ−ム |
JPS6392548U (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-15 | ||
JPH0638482U (ja) * | 1992-10-22 | 1994-05-24 | 安藤商事有限会社 | 施設園芸用被覆材 |
JP3038128U (ja) * | 1996-11-25 | 1997-06-06 | 三菱化学エムケーブイ株式会社 | 簡易組立式施設園芸用ハウス |
JP2004332918A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-25 | Toto Kogyo Co Ltd | 管体の結合構造 |
JP2006296409A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Masakazu Yoshida | シートハウス |
JP2006333830A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Union Farm:Kk | 支柱付被覆材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5882073B2 (ja) | 2016-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20160262339A1 (en) | Large-scale building with natural ventilation | |
JP2008144552A (ja) | 雪庇防止装置 | |
JP5399676B2 (ja) | 内部構造体を備えた農業用温室 | |
JP5882073B2 (ja) | ビニールハウス | |
JP5100464B2 (ja) | 折板屋根への見切り材固定構造およびそれを備えた折板屋根緑化構造 | |
KR101333473B1 (ko) | 비닐하우스 | |
JP3205158U (ja) | 農業用ハウスの補強構造 | |
JP4968697B2 (ja) | 緑化カーテンウォール | |
KR102281046B1 (ko) | 재배 하우스의 골조 구조물 | |
JP2000262152A (ja) | 折版屋根の緑化システム | |
KR200307030Y1 (ko) | 인삼재배용 해가림 시설재 | |
KR200290950Y1 (ko) | 인삼재배용 해가림 시설재 | |
JP3020421B2 (ja) | 園芸用ハウス | |
KR101658953B1 (ko) | 비닐하우스 | |
JP3215966U (ja) | 園芸用トンネル支柱 | |
JP3243420U (ja) | 妻面トラス梁付き園芸用ハウス | |
JP2003088237A (ja) | 植栽屋根構造 | |
KR200290952Y1 (ko) | 인삼재배용 해가림 시설재 | |
JP2001128555A (ja) | 緑化屋根 | |
JP2012136859A (ja) | 建物 | |
KR20170025262A (ko) | 비닐하우스용 비닐지 | |
JPH0645451Y2 (ja) | 中央分離帯における植栽用構造体 | |
JP4412189B2 (ja) | 軒樋および軒樋の施工方法 | |
JP2005068753A (ja) | 壁面緑化システムの取付け構造 | |
KR200290953Y1 (ko) | 인삼재배용 해가림 시설재 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5882073 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |