JP5100464B2 - 折板屋根への見切り材固定構造およびそれを備えた折板屋根緑化構造 - Google Patents

折板屋根への見切り材固定構造およびそれを備えた折板屋根緑化構造 Download PDF

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本発明は、軒先に直交する方向に間隔をおいて複数本の凸条を有している折板屋根への見切り材固定構造と、該見切り材固定構造を備えた折板屋根の緑化構造に関する。
屋内の温度上昇を抑制しかつ景観を向上させる等の目的で、屋根や屋上に植物を栽培して屋上を緑化することが行われる。屋根や屋上に土壌層を有する植栽層を直接配置することもあり、発泡樹脂などで作られた保水性と排水性を備えた緑化基盤材を屋根や屋上に設置し、その上に植栽層を形成することもある。緑化基盤材等の外縁部にはステンレス鋼板等からなる見切り材が取り付けられ、緑化基盤材等の安定化と外観意匠性の向上が図られる。
屋根や屋上の面が平坦面の場合には、緑化基盤材や見切り材を、容易にかつ安定的に、そこに配置することができる。しかし、図1に示すように、軒先に直交する方向に間隔をおいて複数本の凸条を有している折板屋根の場合には、配置面(屋根面)が凹凸面であることから、それらを安定的に固定するために特別の技術的手段が講じられる。
例えば、特許文献1には、折板屋根の複数本の凸条の頂部にその長手方向に沿って根太フレームを固定し、複数本の根太フレームにわたって金網を平坦に敷設固定してフラットな折板屋根構造とし、根太フレームを利用して、植裁マットの外縁を保持する仕切り材と軒先側近傍に軒先方向の見切り材を固定すると共に、平坦に敷設された金網の上に緑化基盤材を固定するようにした屋上緑化構造が記載されている。
また、特許文献2には、折板屋根の凸条の上に断熱材を敷き詰めてフラット化し、敷き詰めた断熱材の上に、凸条に平行に長尺状の断熱材押さえ板を置き、該長尺状の断熱材押さえ板を、折板屋根の凸条に位置する屋根板用固定ボルトに一端を固定したピッチ調整治具の他端側に接続することにより、軒先方向のピッチを調節できるようにして取り付け、該ピッチを調整して固定した断熱材押さえ板に、軒先方向に直交する方向に所定ピッチで固定ボルト立設し、該立設した固定ボルトを利用して、植裁基盤材をフラット化した屋根面の上に固定するようにした折板屋根の緑化構造が記載されている。
特開2004−135650号公報 特開2006−274759号公報
特許文献1に記載のように、屋上緑化において軒先側に見切り材を固定することにより植裁マット等の安定化を図ることができる。また、景観も向上する。しかし、ここでの見切り材の固定は、折板屋根の凸条にその長手方向に沿って固定した根太フレームを利用して行っており、折板屋根面をフラット化するために屋根面に断熱材を敷き詰め、その上に植裁マット等を配置する構成の場合に、その断熱材の端面位置に一致させて見切り材を固定することは容易でない。また、金網を採用したフラット化構造では、排水性は向上するが、屋根面からの照り返しによって下面から熱が侵入し、植裁マットの土壌や植裁部の乾燥が促進され、植物の生育障害を起こす恐れがある。
特許文献2に記載の折板屋根緑化構造では、前記したピッチ調整治具を取り付けるのに、敷き詰めた断熱材にピッチ調整治具を通過させるための開口部を形成することが必要であり、現場作業がやや煩雑化している。また、折板屋根面のフラット化の目的で敷き詰める断熱材および植裁基盤材の端部処理については言及されていない。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、折板屋根の上にフラット化の目的で断熱材を敷き詰め、その上に緑化基盤材を配置して屋上緑化を行うような場合に必要とされる、見切り材に対する新たな固定構造を提供することを第1の課題とする。また、前記新たな見切り材の固定構造を備えた折板屋根の緑化構造を提供することを第2の課題とする。
請求項1に係る発明である、フラット化した折板屋根への見切り材固定構造の第1の態様は、軒先に直交する方向に間隔をおいて複数本の凸条を有している折板屋根の上に複数本の断面C型フレーム材が軒先に平行に固定されており、折板屋根の上には前記断面C型フレーム材の高さとほぼ同じ厚さの断熱材であって隣接する断面C型フレーム材の間に配置された第1の断熱材と一方の側面のみを断面C型フレーム材に接した姿勢で配置された第2の断熱材とが配置されていて、それにより折板屋根面はフラット化されており、前記第1と第2の断熱材の上には前記断面C型フレーム材と交叉する方向の長尺状の押さえ板が前記断面C型フレーム材を利用して固定されており、前記第2の断熱材の他方の側面には断面L字状をなす長尺状の第1の見切り材が前記他方の側面と下面を覆う姿勢で前記長尺状の押さえ板を利用して固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とする。
断熱材と断面C型フレーム材を用いてフラット化した折板屋根において、使用する断熱材と断面C型フレーム材の寸法の関係で、フラット化しようとする領域における軒先に平行である、両側縁に断面C型フレーム材が位置する場合と、位置しない場合がある。位置する場合には、配置した断熱材はすべて前記「第1断熱材」の態様となり、その側縁は断面C型フレーム材によって覆われ、また断面C型フレーム材によって位置決めされるので、断熱材のための見切り材は必要としない。フラット化された屋根面に植裁基盤材を配置して折板屋根緑化構造とする場合に必要される見切り材も、断面C型フレーム材を利用して固定することができる。しかし、後者の場合、すなわち、面積の関係で、一方の側面のみを断面C型フレーム材に接した姿勢で断熱材を配置する(前記「第2の断熱材」)ことが必要となる場合には、その安定化と共に断熱材の端部の耐候性処理等が必要となる。前記請求項1に係る見切り材固定構造の第1の態様は、この場合に好適に適用される。
前記第1の態様の見切り材の固定構造では、一方の側面のみが断面C型フレーム材に接した姿勢で配置される第2の断熱材は、前記長尺状の押さえ板によって安定して押さえ付けられており、かつ、第2の断熱材の露出した側面および下面は、前記長尺状の押さえ板を利用して固定された断面L字状をなす長尺状の第1の見切り材によって覆われているので、外観もよくまた耐候性も確保される。断面L字状をなす第1の見切り材によって第2の断熱材の下面をどの程度まで覆うようにするかは、施工現場での日光の照射具合を考慮して適宜設定する。
請求項2に係る発明である、フラット化した折板屋根への見切り材固定構造の第2の態様は、軒先に直交する方向に間隔をおいて複数本の凸条を有している折板屋根の上に複数本の断面C型フレーム材が軒先に平行に固定されており、折板屋根の上には前記断面C型フレーム材の高さとほぼ同じ厚さの断熱材であって隣接する断面C型フレーム材の間に配置された第1の断熱材と一方の側面のみを断面C型フレーム材に接した姿勢で配置された第2の断熱材の双方またはいずれか一方が配置されていて、それにより折板屋根面はフラット化されており、前記配置された断熱材の上には前記断面C型フレーム材と交叉する方向の長尺状の押さえ板が前記断面C型フレーム材を利用して固定されており、前記配置された断熱材の軒先方向に直交する方向の端部は折板屋根の前記凸条と凸条の間に位置していて、その端部には断面L字状である長尺状の第2の見切り材が当該端部の側面と下面を覆う姿勢で前記断面C型フレーム材を利用して固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とする。
断熱材と断面C型フレーム材を用いてフラット化した折板屋根において、使用する断熱材の軒先方向の長さと折板屋根の凸条間のピッチとの関係で、断熱材の軒先方向に直交する方向の端部が折板屋根の凸条と凸条の間に位置してしまうことがある。この場合、断熱材の端部は宙に浮いた状態となり固定状態が不安定となる。また裏面および側面が露出していることから耐候性が低下する。前記請求項2に係る見切り材固定構造の第2の態様は、この場合に好適に適用される。
前記第2の態様の見切り材の固定構造では、断熱材の軒先方向に直交する方向の端部は、前記断面C型フレーム材を利用して固定された断面L字状である長尺状の第2の見切り材によって、その下面側が支持され、かつその側面と下面が覆われるので、端部の固定状態は安定し、外観もよくまた耐候性も確保される。この態様でも、断面L字状をなす第2の見切り材によって第2の断熱材の下面をどの程度まで覆うかは、施工現場での日光の照射具合を考慮して適宜設定する。
請求項3に係る発明は、前記請求項1または請求項2に記載の見切り材の固定構造のいずれかまたは双方を備えた折板屋根緑化構造であって、該フラット化された屋根面に植裁基盤材が配置されており、前記見切り材は配置された植裁基盤材の外周縁をも覆っている構成を少なくとも備えることを特徴とする。
この折板屋根緑化構造では、折板屋根は断熱材によってフラット化されており、屋根面からの照り返しによる熱の伝わりは、断熱材によって遮断される。そのために、植裁基盤材に置かれる土壌や植物に乾燥障害等が生じるのを回避できる。また、配置した植裁基盤材の外縁は、前記第1の見切り材およびまたは第2の見切り材によって覆われかつ支持されるので、植裁基盤材の耐候性は向上すると共に、植裁基盤材あるいは土壌等が不用意に軒先側に落下するのを確実に抑制できる。
請求項4に係る発明は、前記請求項3に記載の折板屋根緑化構造であって、前記長尺状の押さえ板は前記植裁基盤材の軒先方向のピッチに一致するようにして前記断面C型フレーム材を利用して固定されており、前記植裁基盤材は前記固定具を利用してフラット化された屋根面に固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とする。
上記態様の折板屋根緑化構造では、その現場施工に際して、前記長尺状の押さえ板の軒先方向のピッチを、配置しようとする植裁基盤材の軒先方向のピッチ(長さ)と一致させながら前記断面C型フレーム材に対して固定する。長尺状の押さえ板を固定しながら、あるいは固定後に、その長尺状の押さえ板を利用して、前記植裁基盤材をフラット化された屋根面に順次固定していく。この態様において、長尺状の押さえ板の例として、断面H型部材、下フレームに立設した垂直部に対して上フレームを上から差し込み全体として断面H型をなすようにした構成するような部材、等を挙げることができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の折板屋根緑化構造であって、前記長尺状の押さえ板には、前記植裁基盤材の軒先方向に直交する方向のピッチに一致する位置に複数本の固定具が固定されており、前記植裁基盤材は前記固定具を利用してフラット化された屋根面に固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とする。
上記態様の折板屋根緑化構造では、平板状である前記長尺状の押さえ板を配置しようとする植裁基盤材の軒先方向のピッチ(長さ)と一致させながら前記断面C型フレーム材に対して固定した後、前記固定した押さえ板に前記植裁基盤材の軒先方向と直交する方向のピッチ(長さ)と一致させながらスタッドボルトのような固定具を取りつける。その固定具を利用することによって、矩形状である任意の大きさの植裁基盤材をフラット化した屋根面に、安定して固定することができる。なお、この態様において、固定しようとする植裁基盤材の軒先方向と直交する方向のピッチ(長さ)と一致したピッチであらかじめスタッドボルトのような固定具を取り付けた長尺状の押さえ板を用いることもできる。
本発明による折板屋根への見切り材固定構造および折板屋根緑化構造において、前記断面C型フレーム材を折板屋根の凸条の上に固定する方法は任意であり制限はない。施工の容易性から、前記断面C型フレーム材を、折板屋根の前記凸条に位置している屋根板用固定具(例えば、屋根板固定用ボルト)に連接した第2の固定具(例えば、高ナットとそこに螺入する長ボルトや座金付きボルト等)、およびまたは折板屋根の前記凸条に別途固定した第3の固定具(例えば、スタッドボルト等)を利用して、折板屋根に固定することは好ましい態様である。この態様において、前記第3の固定具は、折板屋根の凸条に位置する屋根板用固定具が腐食あるいは破損していて、そこに第2の固定具を安定した状態に固定できないときに用いられる。第3の固定具は、折板屋根の凸条の上に接着剤あるいは溶着等により固定する。
本発明による折板屋根への見切り材固定構造および折板屋根緑化構造において、前記断面C型フレーム材は、例えばC型鋼あるいは断面C型の樹脂押出成形品のように市販されている既存のものを用いることができる。そのために、より容易にかつ低コストで折板屋根への見切り材固定構造および折板屋根緑化構造を構築することができる。また、断面C型フレーム材は、折板屋根の前記凸条から飛び出ている屋根板用固定具を前記C型の開口部内に収容した姿勢で折板屋根の上に置くことができるので、断面C型フレーム材の折板屋根面への配置も容易であり、隙間のない状態で断熱材を敷き詰めることができる。
本発明による折板屋根への見切り材固定構造および折板屋根緑化構造において、前記長尺状の押さえ板は、断熱材を上から押さえ付けることにより、折板屋根面に対する断熱材の配置を安定させる。それに伴い、折板屋根の上に構築される緑化構造体全体の負圧(風荷重)に対する強度も確保される。長尺状の押さえ板は、必要な強度を備えることを条件に、任意の材料で作ることができるが、コストの面や取り扱い易さから、金属材料や樹脂材料が好ましい。
本発明による折板屋根緑化構造において、前記断熱材には、軽量化の目的から発泡樹脂板が用いられるが、他の材料であってもよい。発泡樹脂板の場合、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビニル、等が例として挙げられる。
また、本発明による折板屋根緑化構造において、配置された断熱材の上に、断熱材を保護するための適宜の保護層を形成することもできる。保護層には、亜鉛メッキ鋼板のような耐食性・耐候性に優れた金属板、塩化ビニル系樹脂シートやアスファルト系シートのような防水性シート、ポリウレタン系樹脂やアクリル系樹脂からなる被覆材、あるいはそれらを積層したものが挙げられる。また、保護層は、断熱材を屋根板に配置した後に、断熱材の上に積層固定するようにしてもよく、あらかじめ保護層を一体に積層した断熱材を用い、断熱材の配置と保護層の積層とが同時に行われるようにしてもよい。
本発明によれば、折板屋根の上にフラット化の目的で敷き詰める断熱材の端縁を安定的に固定でき、かつ断熱材端縁の耐候性も確保した見切り材固定構造が得られる。また、前記新たな見切り材の固定構造を備えた折板屋根の緑化構造が得られる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施の形態に基づき説明する。図1は折板屋根を説明する図、図2は折板屋根の上へ断面C型フレーム材を固定する態様を説明する図、図3〜図5は折板屋根面をフラット化しかつ見切り材を取り付けるまでの工程を説明する図、図6は緑化基盤材の取り付け状態を説明する図、図7〜図9は本発明による折板屋根緑化構造を説明する図である。
最初に、本発明による折板屋根への見切り材固定構造について説明する。図1に示すように、折板屋根Rは、軒先に直交する方向(屋根勾配方向)に間隔をおいて多数の凸条3を有しており、各凸条3の頂部3aは平坦面となっている。建物の梁1の上に取り付け具4が取り付けられ、そこに固定ボルト5を立設し、この固定ボルト5に屋根板2を貫通させて固定用ナット6で締め付けることで、屋根板2を屋根躯体に固定している。隣接する屋根板2,2同士の縁部を重ね合わせて、他の固定ボルト5および固定用ナット6で連接されている箇所もある。
本発明による折板屋根への見切り材固定構造を施工するに際し、最初に、所要本数の断面C型フレーム材10を、その開口側が屋根板2側となるようにして、一定の間隔w(図3,図7参照)をおいて、軒先に平行に固定する。一定の間隔wは、後に説明する断熱材20の幅wに等しい。固定に際し、図2に示すように、断面C型フレーム材10を固定すべき位置にある前記屋根板用の固定ボルト5の先端に高ナット7を取り付け、その高ナット7に長ネジ8をねじ込む。長ネジ8の長さは、固定しようとする断面C型フレーム材10の高さに応じたものを選択する。軒先と平行に位置する所要個数の固定ボルト5に同じようにして高ナット7と長ネジ8を取り付ける。
固定しようとする断面C型フレーム材10は、例えばC型鋼であり、好ましくは、表側11における、固定時に前記長ネジ8に対向する位置に穴12を開けておく。現場施工時で穴12を形成するようにしてもよい。固定に際し、前記断面C型フレーム材10を、前記のように開口側が屋根板2側とし、かつ開口内に前記長ネジ8が入り込むようにして、凸条3・・の頂部平坦面3aの上に、軒先に平行となるようにして置き、前記穴12に長ネジ8を貫通させる。そして、長ネジ8の突き出た部分にナット9を締め付ける。この作業を所要数の固定用ナット6位置において行うことにより、折板屋根Rに対する断面C型フレーム材10の固定作業は終了する。
図示しないが、座金付き長ボルトを用いることもできる。この場合には、前記長ネジ8は使用せずに、前記屋根板用の固定ボルト5の先端に高ナット7を取り付けた状態で、前記のようにして断面C型フレーム材10を配置し、断面C型フレーム材10の上から座金付き長ボルトを高ナット7に対してねじ込むようにする。
なお、屋根板を固定している固定ボルト5が腐食等によって使用できない箇所がある場合には、図示しないが、凸条3の頂部3aにスタットボルトのような部材を接着や溶着等の適宜の手段で立設固定し、それを利用して断面C型フレーム材10を固定する。
断面C型フレーム材10の長さと、折板屋根の凸条3、3間のピッチとの関係で、断面C型フレーム材10の両端またはいずれか一方の端部が凸条3の頂部3a上に位置しないことがある。図2、図3はその状態を示している。なお、実際の施工にあたっては、断面C型フレーム材10の長さは、その上に配置する緑化基盤材40(図7等参照)の軒先方向の横幅aの倍数とされるが、ほとんどの場合、緑化基盤材40の横幅aは折板屋根の凸条3、3間のピッチの倍数ではないので、図2に示すように、断面C型フレーム材10の端部が折板屋根の凸条3、3の中間部にくることは多く起こり得る。
所要本数の断面C型フレーム材10を取り付けた後、図3に示すように、互いに隣接する断面C型フレーム材10、10の間に、断面C型フレーム材10の高さとほぼ同じ厚さの、例えば発泡樹脂板である第1の断熱材20を配置する。その際に、その上に取り付ける緑化基盤材40の軒先方向に直交する方向の長さ(縦長さb:図7参照)が、断熱材20の幅wと断面C型フレーム材10の幅の和と等しくないときには、図3,図7に示すように、前記した第1の断熱材20の幅wよりも狭い幅w1の第2の断熱材20aを、その一方の側面のみを断面C型フレーム材10に接した姿勢で配置することが必要となる。
そのようにして、第1の断熱材20および第2の断熱材20aを敷き詰め配置することにより、図3に示すように、折板屋根の上面はフラット化される。第1の断熱材20および第2の断熱材20aの折板屋根面への固定は、特に行わなくてもよく、行う場合には、接着剤によってもよく、第1の断熱材20の場合は、断面C型フレーム材10の間の摩擦力によってもよい。
次に、図3に示すように、断面C型フレーム材10と交叉する方向に長尺状の押さえ板21を固定する。固定にあたっては、フラット化した屋根面の中央位置あるいは一方の側縁位置に、1本の長尺状の押さえ板21を配置した後、該長尺状の押さえ板21と既に固定してある断面C型フレーム材10との交叉部にビス22や座金付きビス等をねじ込む。それにより、最初の長尺状の押さえ板21が断面C型フレーム材10に対して固定される。なお、長尺状の押さえ板21の長さは、敷き詰めた断熱材20,20aの屋根傾斜面方向の全幅に亘る長さであり、固定した長尺状の押さえ板21は、一方の側面のみを断面C型フレーム材10に接した姿勢で配置されている第2の断熱材20aの姿勢の安定化にも寄与する。
次に、最初に固定した長尺状の押さえ板21から、緑化に使用する植裁基盤材40の軒先方向のピッチ(植裁基盤材40の横幅a)に一致する間隔を置くようにして、所要本数の長尺状の押さえ板21を、最初に固定した長尺状の押さえ板21と同様に断面C型フレーム材10に対して固定する。それにより、フラット化した屋根面の上には、軒先方向に所定の間隔をおいて、所要本数の長尺状の押さえ板21が固定され、該固定された複数本の長尺状の押さえ板21により、先に配置した断熱材20は、折板屋根面に対して安定した状態に固定される。なお、長尺状の押さえ板21の長さは、敷き詰めた断熱材20,20aの屋根傾斜面方向の全幅に亘る長さであり、固定した長尺状の押さえ板21は、一方の側面のみを断面C型フレーム材10に接した姿勢で配置されている第2の断熱材20aの姿勢の安定化にも寄与する。
次に、前記固定した長尺状の押さえ板21に対して、その上端あるいは下端から、前記植裁基盤材40の軒先方向に直交する方向のピッチ(植裁基盤材40の横幅b)に一致する位置に、所要本数の固定具(スタッドボルト等)23を立設する(図7も参照)。なお、図示しないが、固定しようとする植裁基盤材40の軒先方向と直交する方向のピッチ(植裁基盤材40の横幅b)と一致したピッチであらかじめスタッドボルトのような前記固定具23を取り付けた長尺状の押さえ板21を用いてもよい。
次に、上記のようにして立設した固定具(スタッドボルト等)23を利用して、図6に例示するような植生基盤材40をフラット化した屋根面の全域に固定する。図6に示す植生基盤材40は、前記したように、軒先方向の横幅a、軒先方向と直交する方向の縦幅bである矩形状の発泡樹脂成形品であり、保水用空間41と植生層等の支持体42を有し、周壁部には互いに嵌合する接続用凹凸部43が形成されている。互いの接続用凹凸部43同士を継ぎ合わせ、その継ぎ合わせ部に前記固定具23を貫通することによって、相互に固定している。
次に、周囲に第1の見切り材30および第2の見切り材50を取り付ける。図4は、前記した第2の断熱材20aの他の側端部に第1の見切り材30を取り付けた状態を示している。ただし、解りやすさのために、植生基盤材40は図示していない。図示のように、第1の見切り材30は、側板31と、その下縁からほぼ90度に折曲する底板32とからなる断面L字状の部材の長尺部材であり、側板31は、この例では、前記した断熱材20aの厚さと植裁基盤材40の厚さの和以上の立ち上がり幅であり、底板32の奥行きは、施工現場で断熱材20aの裏面に太陽光が差し込む距離よりも広い幅とされている。
取り付けにあたっては、前記底板32を折板屋根の凸条3の頂面3aと断熱材20aの裏面との間に差し込むようにして、第1の見切り材30を断熱材20aに向けて押し付ける。側板31が断熱材20aの側面に当接した位置で第1の見切り材30は位置決めされる。その状態で、垂直部36と水平部37とを持つ断面L型の固定補助具35を用いて、第1の見切り材30を前記した長尺状の押さえ板21に対して固定する。すなわち、固定補助具35の垂直部36をビス38等を用いて第1の見切り材30の側板31に対して固定し、水平部37をビス38等を用いて長尺状の押さえ板21に固定する。これにより、第1の見切り材30は長尺状の押さえ板21(すなわち躯体側に)にしっかりと固定され、結果として、断熱材20aの固定態様もより安定したものとなり、また、その側面および底面に対する耐候性も確保される。
図5は、第2の見切り材50を前記した第1と第2の断熱材20,20aの軒先方向に直交する方向の端部に取り付けた状態を示している。この例で、第2の見切り材50は、第1の見切り材30と同様、平板状の側板51と、その下縁からほぼ90度に折曲する底板52とからなる断面L字状の部材の長尺部材であり、側板51は断熱材20(20a)の厚さと植裁基盤材40の厚さの和以上のの立ち上がり幅であり、底板52の奥行きは、施工現場で、前記端面側から断熱材20(20a)の裏面に太陽光が差し込む距離よりも広い幅とされている。
取り付けにあたっては、前記底板52を断熱材20(20a)の裏面に、側板51を断熱材20(20a)の側面に当接した姿勢とし、その状態で、垂直部56と水平部57とを持つ断面L型の固定補助具55を用いて、第2の見切り材50を前記した断面C型フレーム材10に対して固定する。すなわち、固定補助具55の垂直部56をビス58等を用いて第2の見切り材50の側板51に対して固定し、水平部57をビス58等を用いて断面C型フレーム材10の上面に固定する。これにより、第2の見切り材50は断面C型フレーム材10(すなわち躯体側)にしっかりと固定され、凸条30,30の間で片持ち状態となっている断熱材20(20a)の端部には安定した固定状態が与えられる。また、その側面および底面に対する耐候性も確保される。
なお、施工現場において、前記した第2の断熱材20aを使用せずに第1の断熱材20のみで予定面積の屋根面のフラット化が可能な場合には、第1の断熱材20のための見切り材は不要である。その上に配置する植生基盤材40に対する見切り材を取り付ける場合には、上端位置および下端位置に固定された断面C型フレーム材10を利用して、容易かつ安定的に見切り材を固定することができる。また、断熱材20(20a)の軒先方向に直交する方向の端部が折板屋根の凸条3の頂部3aの上に位置している場合にも、前記した第2の見切り材50は、そのまま使用することができる。
図7は、上記のようにして構成したフラット化した折板屋根の上に植裁基盤材40を取り付けた状態の一例を示す平面図であり、図8はそれを軒先方向から見て示している。また、図9は軒先方向に直交する方向側の端部を示している。前記のように、植裁基盤材40は、軒先方向の横幅a、軒先方向と直交する方向の縦幅bの寸法である矩形状の発泡樹脂成形品であり、前記した固定具23によって、フラット化した折板屋根面に固定されている。使用する植裁基盤材40の縦横のピッチ(寸法)に合わせて、長尺状の押さえ板21の取り付け位置、および長尺状の押さえ板21に対する固定具23を設定することにより、任意の大きさの植裁基盤材40を、安定的に屋根面に固定することができる。また、その際に、断熱材の端部の固定が不安定となり、また外部に露出した状態となる場合であっても、第1の見切り材30および第2の見切り材50を用いることにより、固定も安定し耐候性も確保することができる。
このように、第1の見切り材30および第2の見切り材50を用いて、フラット化した折板屋根の上に固定した植裁基盤材40の群の4周囲を囲うことにより、折板屋根緑化構造の外観意匠も向上させることができる。
なお、図9において、40は前記した植裁基盤材であり、60は植生層である。このように植生層60を植裁基盤材40の上に形成することにより、施工現場において折板屋根緑化構造が完成する。折板屋根緑化構造において、断熱材20と植裁基盤材40との間には適宜の根止めシート61を配置して、植物の根により断熱材20や折板屋根Rが損傷するのを防止することが推奨される。
さらに、固定した緑化基盤材40の上には土壌流出防止用の好ましくは根止め機能を備えた不織布62を敷き、その上に、従来知られた適宜の植生層60を配置することが好ましい。さらに、植生層60の上面に土壌の吹き飛び防止ネット63を設置することは望ましく、該ネットを植生基盤材40の固定に用いたスタッドボルト23で固定することにより、折板屋根緑化構造体全体の安定化を図ることもできる。
このようにして構築した折板屋根緑化構造の上から散水すると、水は植生層60を透過して緑化基盤材40の保水用空間41(図6参照)に溜まり、その水は植裁層60に植生した植物の生育を助ける。また、雨水を含む余分な水は、緑化基盤材40をオーバーフローして流下する。
図示しないが、各緑化基盤材40の中に植裁層60の下面に接する形のスポンジのように水分吸い上げ材を置くようにしてもよく、この場合、保水用空間41の底部にある水を植裁層60に向けて吸い上げることができる利点がある。
図10は、本発明で用いる断面C型フレーム材10の他の形態を示している。この断面C型フレーム材10aは、表側11の幅方向ほぼ中央部に長手方向に走る凹溝11aを形成している。表側11が平坦面の場合には、断面C型フレーム材を凸条3の頂部平坦面3aの上に固定する際に、固定用の長ネジ8の頭およびナット9が飛び出るようになるが、断面C型フレーム材10aでは前記凹溝11a内に固定用の長ネジ8の頭およびナット9を納めることができるので、固定後の断面C型フレーム材10aの表側11を平坦面に維持することができる。長手方向に走る凹溝11aでなく、固定用の長ネジ8の頭およびナット9が位置することとなる部位に、凹陥部を形成してもよい。
なお、以上の説明では、断面C型フレーム材10aをその開放面側が屋根面側として固定するようにしたが、断面C型フレーム材10aを反転させて、すなわち、開放面側が上面側となるようにして屋根面に固定してもよい。また、断面C型フレーム材10aとして、開放面側に対向する水平リブを有するものを図示したが、そのようなリブを備えない断面コ字型のC型フレーム材を用いることもでき、本発明で「断面C型フレーム材」というときは、断面コ字型のC型フレーム材も含まれる。
図11は、本発明で用いる長尺状の押さえ板21の他の2つの形態を示している。図11(a)に示す長尺状の押さえ板21aは、断面H型の長尺部材(例えば、H型鋼)であり、その下フレーム21a1をビス22等で断面C型フレーム材10に固定し、下フレーム21a1と上フレーム21a2との間に植裁基盤材40を差し込むようにして、植裁基盤材40をフラット化した屋根面に固定している。この態様では、図3等に示した、植裁基盤材40を固定するための固定具(スタッドボルト等)23を立設する作業が不要となる。
図11(b)に示す長尺状の押さえ板21bは、互いに長尺状である、下フレーム21b1と上フレーム21b2とからなり、下フレーム21b1は、下平板201とそこに立設した第1の垂直部202とからなる。第1の垂直部202には抜け止めを備えた嵌入溝203が形成されている。また、上フレーム21b2は、上平板上フレーム204とそこに下設した第2の垂直部205とからなる。第2の垂直部205の少なくとも下端は前記第1の垂直部202に形成した嵌入溝203に係合可能となっている。現場施工に際しては、最初に下フレーム21b1を既に説明したと同様にしてビス22等で断面C型フレーム材10に固定し、その第1の垂直部202を利用しながら、植裁基盤材40を位置決めは位置する(図11(b)の左図)。次に、その上から、上フレーム21b2を、その第2の垂直部205が第1の垂直部202に形成した嵌入溝203に入り込むようにして、圧入する(図11(b)の右図)。それにより、植裁基盤材40は所要の位置にしっかりと固定される。
折板屋根を説明する図。 折板屋根の上へ断面C型フレーム材を固定する態様を説明する図。 折板屋根の上に断熱材および長尺状の押さえ板を固定した状態を示す図。 フラット化した屋根面に第1の見切り材を取り付けた状態を説明する図。 フラット化した屋根面に第2の見切り材を取り付けた状態を説明する図。 フラット化した屋根面に緑化基盤材を固定する状態を説明する図。 本発明による折板屋根緑化構造の一例を説明する平面図。 図7に示す折板屋根緑化構造を軒先側から見て示す図(但し、第1の見切り材は示されない)。 本発明による折板屋根緑化構造の一例における軒先方向に直交する方向の端面を示す図。 断面C型フレーム材の他の例を示す図。 長尺状の押さえ板の他の2つの形態を説明する図。
符号の説明
R…折板屋根、3…折板屋根の凸条、3a…凸条の頂部、5…屋根板固定ボルト(屋根板用固定具)、7…高ナット、8…長ネジ、9…ナット、10、10a…断面C型フレーム材、20…第1の断熱材、20a…第2の断熱材、21、21a、21b…長尺状の押さえ板、22…ビス、23…植裁基盤材用の固定具、30…第1の見切り材、31…側板、32…底板、35…固定補助具、36…垂直部、37…水平部、38…ビス、40…植裁基盤材、41…保水用空間、42…植生層等の支持体、43…接続用凹凸部、50…第2の見切り材、51…側板、52…底板、55…固定補助具、56…垂直部、57…水平部、58…ビス、60…植生層、61…根止めシート、62…不織布、63…吹き飛び防止ネット

Claims (5)

  1. 軒先に直交する方向に間隔をおいて複数本の凸条を有している折板屋根の上に複数本の断面C型フレーム材が軒先に平行に固定されており、
    折板屋根の上には前記断面C型フレーム材の高さとほぼ同じ厚さの断熱材であって隣接する断面C型フレーム材の間に配置された第1の断熱材と一方の側面のみを断面C型フレーム材に接した姿勢で配置された第2の断熱材とが配置されていて、それにより折板屋根面はフラット化されており、
    前記第1と第2の断熱材の上には前記断面C型フレーム材と交叉する方向の長尺状の押さえ板が前記断面C型フレーム材を利用して固定されており、
    前記第2の断熱材の他方の側面には断面L字状をなす長尺状の第1の見切り材が前記他方の側面と下面を覆う姿勢で前記長尺状の押さえ板を利用して固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とするフラット化した折板屋根に対する見切り材の固定構造。
  2. 軒先に直交する方向に間隔をおいて複数本の凸条を有している折板屋根の上に複数本の断面C型フレーム材が軒先に平行に固定されており、
    折板屋根の上には前記断面C型フレーム材の高さとほぼ同じ厚さの断熱材であって隣接する断面C型フレーム材の間に配置された第1の断熱材と一方の側面のみを断面C型フレーム材に接した姿勢で配置された第2の断熱材の双方またはいずれか一方が配置されていて、それにより折板屋根面はフラット化されており、
    前記配置された断熱材の上には前記断面C型フレーム材と交叉する方向の長尺状の押さえ板が前記断面C型フレーム材を利用して固定されており、
    前記配置された断熱材の軒先方向に直交する方向の端部は折板屋根の前記凸条と凸条の間に位置していて、その端部には断面L字状である長尺状の第2の見切り材が当該端部の側面と下面を覆う姿勢で前記断面C型フレーム材を利用して固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とするフラット化した折板屋根に対する見切り材の固定構造。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の見切り材の固定構造のいずれかまたは双方を備えた折板屋根緑化構造であって、該フラット化された屋根面に植裁基盤材が配置されており、前記見切り材は配置された植裁基盤材の外周縁をも覆っている構成を少なくとも備えることを特徴とする折板屋根緑化構造。
  4. 請求項3に記載の折板屋根緑化構造であって、前記長尺状の押さえ板は前記植裁基盤材の軒先方向のピッチに一致するようにして前記断面C型フレーム材を利用して固定されており、前記植裁基盤材は前記固定具を利用してフラット化された屋根面に固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とする折板屋根緑化構造。
  5. 請求項4に記載の折板屋根緑化構造であって、前記長尺状の押さえ板には、前記植裁基盤材の軒先方向に直交する方向のピッチに一致する位置に複数本の固定具が固定されており、前記植裁基盤材は前記固定具を利用してフラット化された屋根面に固定されている構成を少なくとも備えることを特徴とする折板屋根緑化構造。
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