JP5105363B2 - コンクリート系パネルの取付構造 - Google Patents

コンクリート系パネルの取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、ALC(軽量気泡コンクリート)パネル等のコンクリート系パネルの取付構造に関する。更に詳しくは、折板屋根、特にはぜ締め式の折板屋根の上方に、コンクリート系パネルを取付ける場合の取付構造に関するものである。
最近たとえば都市部の環境美化やヒートアイランド対策として、建物の屋根や屋上もしくは外壁面を緑化することが盛んに行われている。即ち、建物の上記部位に各種の植物を植えることによって、建物の表面温度を低下させて外気温の上昇を抑制させると共に、美観を向上させるものである。
具体的には、例えば工場や体育館等の比較的広い面積の屋根に用いられる折板屋根の上を緑化することが提案されており、その一例として下記特許文献1,2においては、折板屋根の上に土壌保持マットやユニット式プランタを直接載置し、それらに形成されたU字状の凹部内に土壌を収容したり、その上部に植生マットを配置して植物を育成することが提案されている。
特開2004−116022号公報 特開2004−137895号公報
ところが、上記のように折板屋根の上にマットを直接載置して、その上で植物を育成するものは、雨水や散水等の水分が上記マットに吸収され、そのマットの少なくとも一部が上記折板屋根の表面に常時密着した状態にあるので折板屋根が腐蝕しやすい。また上記マットや植物の維持管理等のために作業者が上記マットの上に不用意に載ると該マットが破損して土壌が落下する等のおそれがある。
そこで、上記折板屋根の上に平板状のパネルを載置し、その上に土壌マットや植生マットを配置して植物を育成することが考えられるが、上記折板屋根の上に単にパネルを載置しただけでは充分ではなく、何らかの手段で固定する必要がある。しかし、はぜ締め式の折板屋根にあっては山の上部に、はぜ締め部が突出しているため、それとの干渉を避けてパネルを載置し、かつ固定しなければならい。
また、上記のようなパネルとしては、吸水性や耐食性がよく、しかも断熱性にも優れたALCパネル等のコンクリート系のパネルを用いるのが好ましく、またパネル上で植物を育成する場合はもとより、パネル上で植物を育成しない場合でも、折板屋根の上にパネルを配置するだけで、それらの二重屋根による断熱作用と相まって断熱効果を大幅に向上させることができる等の利点もある。
本発明は上記の点に鑑みて提案されたもので、ALCパネル等のコンクリート系パネルを、はぜ締め式の折板屋根の上面に強固に且つ安定性よく取付けることのできる取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明による折板屋根へのコンクリート系パネルの取付構造は、以下の構成としたものである。即ち、はぜ締め式折板屋根の上方に平面略長方形状のコンクリート系パネルを多数並べた状態で取付けるコンクリート系パネルの取付構造であって、上記各コンクリート系パネルの互いに対向する長辺小口側の縁部にそれぞれ係合して該パネルを支持する支持フレームを備え、その支持フレームの長手方向複数箇所の下面側に溶接等で一体的に固着した下向きコ字形の脚片を、上記はぜ締め式折板屋根のはぜ締め部を跨ぐようにして該折板屋根の上部に載置すると共に、上記コ字形脚片の対向辺にそれぞれねじ込んだ固定ボルト間に上記はぜ締め部の首部を挟んで抜け止め固定するようにし、上記コンクリート系パネルの上下両面に、飛散防止用ネットを配置してなることを特徴とする。
上記のように構成された本発明による折板屋根へのコンクリート系パネルの取付構造によれば、ALCパネル等のコンクリート系パネルを、はぜ締め式の折板屋根の上面に強固に且つ安定性よく取付けることができる。またコンクリート系パネルの互いに対向する長辺小口側の縁部にそれぞれ支持フレームを係合させて支持するようにしたから、上記パネルを安定かつ強固に支持することが可能となる。また折板屋根の上部に載置される脚片を下向きコ字形に形成すると共に、該脚片を支持フレームの長手方向全長にわたって設けるのではなく、支持フレームの長手方向複数箇所に設けるようにしたから、上記折板屋根と脚片との接触面積を極力小さくして該接触面での腐蝕の発生を可及的に低減することができる。さらに上記コ字形脚片の対向辺に設けた固定ボルト間に、はぜ締め部の首部を挟んで抜け止め固定するようにしたから、上記パネルや支持フレームおよび脚片の寸法精度や配置位置もしくは取付位置等に多少のバラツキや誤差等があっても上記パネルを折板屋根に良好に取付けることが可能となる。
以下、本発明によるコンクリート系パネルの取付構造を図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1(a)は本発明によるコンクリート系パネルの取付構造の一実施形態を示す平面図、同図(b)は(a)におけるb−b断面図、図2(a)は図1(b)の一部の拡大図、図2(b)は(a)の一部の拡大図、同図(c)は(b)の更に一部の拡大図、図3(a)は図1(a)におけるA−A断面図、図3(b)は(a)の一部の拡大図である。
図において、1は折板屋根で、本発明においては、はぜ締め式の折板屋根に適用したものである。その折板屋根1は図1(b)に示すように断面台形状の山部1aと断面逆台形状の谷部1bとが、交互に連続的にあらわれる略波状に形成され、その山部1aの中央部上面に、図2(b)および(c)に示すように、はぜ締め部11が設けられている。
そして、上記折板屋根1の上方に、図1に示すように平面略長方形状のコンクリート系パネル2を前後および左右方向に多数並べた状態で支持フレーム3と脚片4とを介して取付けたもので、本実施形態においては上記コンクリート系パネル2としてALCパネルを用いたものであるが、他のコンクリート系パネルを用いるようにしてもよい。
また上記パネル2の各部の寸法は適宜であるが、本実施形態においては長さ約1800mm、幅約600mm、厚さ約37mmに形成された既製のALCパネルを用い、その幅のみを狭く裁断して使用するようにしたもので、その幅(図1で左右方向の寸法)は、上記折板屋根1の隣り合う山部1a・1aの配列ピッチ(間隔)にほぼ合わせて約500mmに形成されている。
上記支持フレーム3は、図1および図2(a)に示すように各コンクリート系パネル2の互いに対向する長辺小口側(図1において左右両側)の縁部にそれぞれ係合するように本実施形態においては断面コ字形に形成したもので、隣り合うパネル2・2の互いに近接する縁部に係合する支持フレーム3・3は、図2(c)のように上記コ字形フレームの基部3a側が互いに背中合わせになるようにして配置されている。
そして、上記2つのコ字形支持フレーム3・3の長手方向複数箇所の下面側に、断面下向きコ字形の脚片4を溶接等で一体的に固着したもので、図の場合は図3に示すように上記両支持フレーム3・3の長手方向両端部と中間部の3箇所に脚片4が設けられている。なお、上記の背中合わせに配置した支持フレーム3・3も互いに溶接等で一体的に固着するのが望ましい。
上記各脚片4は、図2に示すように折板屋根1の山部1aの上方に設けたはぜ締め部11を跨ぐようにして上記山部1aの上面に載置され、その下向きコ字形の脚片4の対向辺にそれぞれ固定ボルト5が設けられている。その各固定ボルト5は本実施形態においては上記対向辺に形成した雌ねじ孔(不図示)に螺合させることによって、互いに接近もしくは離間する方向に各々独立に進退可能であり、上記両固定ボルト5・5の先端部間に上記はぜ締め部11の首部11aを挟むことによって上記脚片4を上記はぜ締め部11に抜け止め固定している。
図中、6は上記パネル2の長手方向両端部に設けた断面L字形の押え金具、7はその押え金具6の取付ねじで、その押え金具6および支持フレーム3のそれぞれ上側の水平片を貫通して上記パネル2の角部にねじ込まれている。また、8aおよび8bは上記パネル2の上面および下面側に配置したステンレス金網等よりなる飛散防止用ネットで、上記パネル2が万一破損した場合にも、その破片等が飛散するの防ぐためのもので必要に応じて設ける。
上記のように構成されたコンクリート系パネルの取付構造を施工する際の手順等は適宜であるが、以下その施工手順の一例を図4に基づいて説明する。先ず、上記の飛散防止用ネット8a,8bを用いる場合には、図4(a)のように折板屋根1の上面に下側の飛散防止用ネット8bを敷設し、その上から支持フレーム3と一体的に設けた複数個の脚片4を折板屋根1のはぜ締め部11を跨ぐようにして山部1aの上面に載置する。その際、上記飛散防止用ネット8bの網目が脚片4よりも大きい場合には、その脚片4を網目内に挿通して上記山部1aに載置するのが好ましい。なお、網目が小さい場合や、脚片4を網目内に挿通するのが面倒な場合には、上記脚片4と山部1aとの間に上記ネット8bを挟んでも差し支えない。
次いで、上記各脚片4の対向辺に設けた固定ボルト5・5をねじ込むことによって、上記両ボルト5・5間に上記はぜ締め部11の首部11aを挟んで抜け止め固定する。それによって上記山部1aの上方に複数個の脚片4を介して支持フレーム3が設置される。このようにして折板屋根1の上方に適宜の本数の支持フレーム3が設置されたところで、図4(b)のように対向する支持フレーム3・3間に、それらの一端側からパネル2を挿入すると、該パネル2が図のように折板屋根1の上方に所定の間隔を置いた状態で配置される。その際、上記パネルや支持フレームおよび脚片の寸法精度や配置位置もしくは取付位置等に多少のバラツキや誤差等がある場合には、上記固定ボルト5・5のねじ込み量を加減して上記脚片4および支持フレーム3の位置を調整すればよく、そのような場合にも上記両固定ボルト5・5間に、はぜ締め部11の首部11aを挟んで固定する構成であるからガタツキ等が生じることなく安定性よく固定することができる。
そして、上記のようにして適宜枚数のパネル2が設置されたところで、図4(b)のように、パネル2の長手方向両端部の上部角部に押え金具6を配置して取付ねじ7で取付ける。次いで、図5に示すように必要に応じて上側の飛散防止用ネット8aを設置すればよい。以上の施工手順は一例であり、1回の作業で設置する支持フレーム3やパネル2の数、および飛散防止用ネット8a,8bの敷設範囲等は適宜変更可能である。
また、上記のようにして折板屋根1の上方に設置したコンクリート系パネル2の上を緑化する場合には、上記パネル2の上に直接植栽土壌等を設けて植物を植えてもよく、或いは植栽マットやプランタ等を設置して植栽するようにしてもよい。また上記のような緑化する場合に限らず、上記のように折板屋根1の上方にコンクリート系パネル2を設置するだけでも該パネル2による断熱作用と、上記折板屋根1とコンクリート系パネル2との二重屋根による断熱作用とで建物内外の温度上昇や温度低下が抑制され、省エネ効果を発揮させることができる。
なお、上記実施形態は、平面略長方形状のコンクリート系パネルを、その長手方向が、はぜ締め式折板屋根1のはぜ締め部11の長手方向と平行な方向、すなわち山部1aの稜線方向と平行な方向になるようにしたが、上記稜線方向と直交する方向に配置するようにしてもよい。図6〜図8はその一例を示す実施形態であり、前記図1〜図3の実施形態と同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
本実施形態においてもコンクリート系パネル2として平面略長方形状のALCパネルを用い、その長手方向が、図6に示すように山部1aの稜線方向と直交する方向になるようにして前後および左右方向に多数並べた配置したものである。上記パネル2の各部の寸法は適宜であるが、本実施形態においても前記と同様に長さ約1800mm、幅約600mm、厚さ約37mmに形成された既製のALCパネルを用い、その長さのみを短く裁断して使用するようにしたもので、その長さ(図6で左右方向の寸法)は、上記折板屋根1の隣り合う山部1a・1aの配列ピッチ(間隔)である約500mmの3倍の約1500mmに形成されている。
上記各パネル2は、前記実施形態と同様に折板屋根1の上方に支持フレーム3と脚片4とを介して取付けるもので、その支持フレーム3は前記実施形態と同様に断面コ字形に形成され、そのコ字形の凹部内に上記各コンクリート系パネルの互いに対向する長辺小口側の縁部を係合させて支持する構成である。その支持フレーム3の下面側には前記実施形態と同様に複数個の断面下向きコ字形の脚片4が溶接等で一体的に固着され、その各脚片4を、上記はぜ締め式折板屋根1のはぜ締め部11を跨ぐようにして該折板屋根1の上部に載置すると共に、その各コ字形脚片4の対向辺にねじ込んだ固定ボルト5・5間に上記はぜ締め部11の首部11aを挟んで抜け止め固定する構成である。なお、上記パネル2の長手方向と平行な方向に隣り合う支持フレーム3・3間に配設される脚片4は、その両方に支持フレーム3・3に溶接等で固着するか、或いはそのいずれか一方の支持フレーム3にのみ固着するようにしてもよい。
上記図6〜図8の実施形態が、前記図1〜図3の実施形態と主として異なるのは、上記のように折板屋根1に対するコンクリート系パネル2の向きであり、それに伴って各支持フレーム3に対する脚片4の向き(配置方向)も相違している。即ち、前記実施形態においては、図1(b)に示すように支持フレーム3の長手方向一端側から見たとき脚片4がコ字形を呈するように配置されているのに対して、本実施形態においては、図6(b)に示すように支持フレーム3の長手方向と直角方向から見たとき脚片4がコ字形を呈するように配置されている。また脚片4の各支持フレーム3に対する配置位置も前記実施形態においては各支持フレーム3の長手方向両端部と中間部(ただし、その中間部の脚片4の配置位置と個数は適宜である)とに設けているのに対して、本実施形態においては折板屋根1の山部1aの配列ピッチに対応して設けられている点で相違する。上記以外の構成は前記実施形態とほぼ同様であり、前記と同様の作用効果が得られる。
なお、上記各実施形態は、パネル2の縁部に係合する支持フレーム3を断面コ字形に形成し、隣り合うパネル2・2の互いに近接する縁部に係合する支持フレーム3・3は、図2(c)および図8のようにコ字形フレームの基部3a側が互いに背中合わせになるように配置したが、その背中合わせの支持フレーム3・3の代わりに横断面横向きH形の支持フレームを用いるようにしてもよい。また上記各支持フレーム3は、図の場合はコンクリート系パネル2の長手方法の長さとほぼ同等に形成したが、その長さは適宜変更可能である。また上記各支持フレーム3および押え金具6の幅や高さ、及び押え金具6の長さも適宜変更することができる。
さらに前記図1で左右方向および前記図6で前後方向に並べて配置されるパネルのうち最も外側に位置するパネルの外側の長辺小口に係合する支持フレーム3は、上記のように背中合わせにすることなく単独の支持フレーム3のみで構成し、その支持フレーム3の長手方向複数箇所の下面側に上記脚片4を取付けるようにしてもよい。
上記のように構成された本発明による折板屋根へのコンクリート系パネルの取付構造によれば、はぜ締め式の折板屋根1にあっても、はぜ締め部11が邪魔になることなく、むしろ、そのはぜ締め部11を利用してALCパネル等のコンクリート系パネル2を、上記折板屋根1の上面に強固に且つ安定性よく取付けることができる。またコンクリート系パネル2の互いに対向する長辺小口側の縁部にそれぞれ支持フレーム3を係合させて支持するようにしたから、上記パネル2を安定性よく且つ強固に支持することができる。
また折板屋根1の上部に載置される脚片4を下向きコ字形に形成すると共に、該脚片4を支持フレーム3の長手方向全長にわたって設けるのではなく、支持フレーム3の長手方向複数箇所に設けるようにしたから、上記折板屋根1と脚片4との接触面積を極力小さくして該接触面での腐蝕の発生を可及的に低減することが可能となる。さらに上記コ字形脚片4の対向辺に設けた固定ボルト5・5間に、はぜ締め部11の首部11aを挟んで抜け止め固定するようにしたから、例えば、はぜ締め部11に取付穴等の穴明け加工等を施こして取付けたり、溶接等で取付ける場合に比べて簡単・確実に取付けることができる。しかも、上記のような穴明け加工等を施すことによって雨漏り等が発生したり、溶接によって折板屋根が劣化して耐久性が低下するのを未然に防止することもできる。
さらに本発明による折板屋根1へのコンクリート系パネル2の取付構造は、新規に折板屋根1を有する建物を建設する場合はもとより、既存の折板屋根1を有する建物にも適用することができる。また上記パネル2や支持フレーム3および脚片4の寸法精度や配置位置もしくは取付位置等に多少のバラツキや誤差等があっても上記パネル2を折板屋根1の上方に良好に取付けることができる。さらにパネル2が破損した場合にも、該当部分だけ取り外しができるため、メンテナンスが容易である等の利点がある。
以上のように本発明によれば、折板屋根1の上を緑化する場合などにおいて、その折板屋根1の上方にALCパネル等のコンクリート系パネル2を設置して、その上に直接土壌等を設けて植物を植えたり、或いは植栽マットやプランタ等を設置して植栽することもできる。また緑化しない場合でも、上記のように折板屋根1の上方にコンクリート系パネル2を設置するだけで該パネル2による断熱作用と、上記折板屋根1とコンクリート系パネル2との二重屋根による断熱作用とで建物内外の温度上昇や温度低下を抑制することが可能となり、冷暖房費の節約や省エネルギーに効果があり、産業上も有効に利用できるものである。
(a)は本発明によるコンクリート系パネルの取付構造の一実施形態を示す平面図、(b)は(a)におけるb−b断面図。 (a)は図1(b)の一部の拡大図、(b)は(a)の一部の拡大図、(c)は(b)の更に一部の拡大図。 (a)は図1(a)におけるA−A断面図、(b)は(a)の一部の拡大図。 (a)〜(c)はコンクリート系パネルの取付手順の一例を示す斜視図。 上記コンクリート系パネルを折板屋根の上方に取付けた状態の斜視図。 (a)は本発明によるコンクリート系パネルの取付構造の他の実施形態を示す平面図、(b)は(a)におけるb−b断面図。 (a)は図1(b)の一部の拡大図、(b)は(a)の一部の拡大図、(c)は(b)の更に一部の拡大図。 (a)は図1(a)におけるA−A断面図、(b)は(a)の一部の拡大図。
1 折板屋根
1a 山部
1b 谷部
11 はぜ締め部
11a 首部
2 パネル
3 支持フレーム
4 脚片
5 固定ボルト
6 押え金具
7 取付ねじ
8a、8b 飛散防止ネット

Claims (2)

  1. はぜ締め式折板屋根の上方に平面略長方形状のコンクリート系パネルを多数並べた状態で取付けるコンクリート系パネルの取付構造であって、
    上記各コンクリート系パネルの互いに対向する長辺小口側の縁部にそれぞれ係合して該パネルを支持する支持フレームを備え、その支持フレームの長手方向複数箇所の下面側に溶接等で一体的に固着した下向きコ字形の脚片を、上記はぜ締め式折板屋根のはぜ締め部を跨ぐようにして該折板屋根の上部に載置すると共に、上記コ字形脚片の対向辺にそれぞれねじ込んだ固定ボルト間に上記はぜ締め部の首部を挟んで抜け止め固定するようにし、
    上記コンクリート系パネルの上下両面に、飛散防止用ネットを配置してなるコンクリート系パネルの取付構造。
  2. 上記コンクリート系パネルは、軽量気泡コンクリートパネルである請求項1に記載のコンクリート系パネルの取付構造。
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