JP2013158128A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気温度チェック制御を行う際に、バッテリが過熱されるのを抑制することを目的とする。
【解決手段】車両外部に設けられた外部電源により充電可能なバッテリを搭載した車両であって、前記バッテリに対して車室内の空気を冷媒として送風する送風部と、
前記送風部により前記バッテリに送風される空気の温度である吸気温度に関する情報を取得する温度情報取得部と、前記外部電源を用いて前記バッテリの充電を行う充電処理の際に実行される吸気温度チェック制御を行うコントローラと、を有し、前記コントローラは、前記吸気温度チェック制御開始後の第2のタイミングにおける前記吸気温度が、前記吸気温度チェック制御開始時の第1のタイミングにおける前記吸気温度よりも低くない場合には、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することを特徴とする車両。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両外部に設けられた外部電源により充電可能なバッテリを搭載した車両に関する。
近年、電気自動車、ハイブリッド自動車などのように、電動機を動力源として備える車両が注目されている。この種の車両には、電動機に電力を供給したり、回生制動時に運動エネルギを電気エネルギに変換して蓄電したりするために、二次時電池などのバッテリが搭載されている。
バッテリは、温度が高くなると劣化する。このため、車両には、ブロワなどの送風機を駆動することにより、車室内の空気をバッテリに供給するバッテリの冷却システムが備えられている。この冷却システムには、吸気温度チェック制御が組み込まれている場合がある。ここで、吸気温度チェック制御とは、バッテリに導入される空気の温度(つまり、吸気温度)を正確に取得するために、吸気温度取得時に一次的、或いは間欠的に送風機構を作動させ、バッテリの周囲に滞留する空気を排気した後、吸気温度を検出する制御のことである。
特開2008−098060号公報
しかしながら、近年、外部電源によりバッテリを充電(以下、プラグイン充電という場合がある)可能なプラグインハイブリッド車両、電気車両などが注目されており、この種の車両では、通常、車室内の温度を調整するエアコンを停止した状態でプラグイン充電が行われる。そのため、例えば、車両が炎天下に放置された状態でプラグイン充電されている場合には、太陽光によって車室内の温度が時々刻々と上昇する。車室内の温度が高い状態で、吸気温度チェック制御を実行すると、送風機を作動する度にバッテリが高温雰囲気に曝されるため、バッテリが過熱されるおそれがある。そこで、本願発明は、吸気温度チェック制御を行う際に、バッテリが過熱されるのを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係る車両は、(1)車両外部に設けられた外部電源により充電可能なバッテリを搭載した車両であって、前記バッテリに対して車室内の空気を冷媒として送風する送風部と、前記送風部により前記バッテリに送風される空気の温度である吸気温度に関する情報を取得する温度情報取得部と、前記外部電源を用いて前記バッテリの充電を行う充電処理の際に実行される吸気温度チェック制御であって、前記送風部を駆動して前記バッテリに対して空気を送風しながら前記吸気温度をチェックする前記吸気温度チェック制御を行うコントローラと、を有し、前記コントローラは、前記吸気温度チェック制御開始後の第2のタイミングにおける前記吸気温度が、前記吸気温度チェック制御開始時の第1のタイミングにおける前記吸気温度よりも低くない場合には、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することを特徴とする車両。
(2)上記(1)の構成において、前記車室内の温度調節を行うエアコンを有し、前記充電処理の際に、前記エアコンの駆動は停止されている。(2)の構成によれば、エアコンが停止した状態で外熱により車室内の温度が上昇した場合に、車室内の温度の高い空気によってバッテリが過熱されることを抑制できる。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記コントローラは、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの間の第3のタイミングにおいて、前記吸気温度の低下の度合いが第1の閾値よりも低いと判別した場合には、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することができる。(3)の構成によれば、吸気温度の上昇が予測される状況下において、第2のタイミング後における送風部の駆動を停止することができる。
(4)上記(3)の構成において、前記吸気温度チェック制御は、前記送風部を間欠的に駆動し、各駆動毎に吸気温度チェックを行う制御であってもよい。
(5)上記(3)又は(4)の構成において、前記コントローラは、前記第3のタイミングにおける前記吸気温度が、第2の閾値よりも高いと判別した場合に、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することができる。
(6)上記(3)〜(5)の構成において、前記第1のタイミングにおける前記バッテリの温度は、前記吸気温度よりも低い。
(7)上記(1)又は(2)の構成において、前記第1のタイミングにおける前記バッテリの温度は前記吸気温度よりも高く、かつ、前記第2のタイミングにおいて、前記吸気温度は前記バッテリの温度よりも高い。
(8)上記(7)の構成において、前記第2のタイミングにおける前記バッテリの温度は第3の閾値よりも高い。
本発明によれば、吸気温度チェック制御を行う際に、バッテリが過熱されるのを抑制することができる。
車両の一部におけるハード構成を示すブロック図である。 高圧バッテリの冷却構造の斜視図である。 高圧バッテリをX−Y面で切断した断面図である。 吸気温度チャック制御における吸気温度及び高圧バッテリの温度の変化を模式的に示した模式図である(炎天下に長時間駐車された車両に搭載された高圧バッテリを充電する場合)。 吸気温度チャック制御における吸気温度及び高圧バッテリの温度の変化を模式的に示した模式図である(高圧バッテリの電力を用いた車両走行後に、炎天下に駐車された車両に搭載された高圧バッテリを充電した場合)。 吸気温度チェック制御におけるブロワの制御方法を示したフローチャートである。 吸気温度チェック制御におけるブロワの制御方法を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である車両の一部におけるハード構成を示すブロック図である。同図において、実線の矢印は電力の供給方向を示しており、点線の矢印は信号の流れる方向を示している。車両1は、バッテリの出力を用いてモータを駆動する駆動経路とエンジンによる駆動経路とを有し、車両外部の外部電源を用いてバッテリを充電可能なプラグインハイブリッド自動車である。ただし、車両1は、車両外部の外部電源を用いてバッテリを充電可能な電気自動車であってもよい。
同図を参照して、車両1は、高圧バッテリ11(バッテリに相当する)と、平滑用コンデンサC1、C2と、電圧コンバータ12と、インバータ13と、モータジェネレータMG1と、モータジェネレータMG2と、動力分割プラネタリーギヤP1と、リダクションプラネタリーギヤP2と、減速機Dと、エンジン14と、リレー15と、DC/DCコンバータ21と、低圧バッテリ22と、エアコン23と、ブロワ24(送風部に相当する)と、吸気温度センサ(温度情報取得部に相当する)25と、ECU30(コントローラに相当する)と、監視ユニット31と、記憶装置32と、充電器41と、インレット42とを含む。
車両1は、さらに、電源ラインPL1と、接地ラインSLとを含む。高圧バッテリ11は、リレー15を構成するシステムメインリレーSMR−G,SMR−B,SMR−Pを介して、電圧コンバータ12に接続されている。高圧バッテリ11のプラス端子には、システムメインリレーSMR−Gが接続され、高圧バッテリ11のマイナス端子には、システムメインリレーSMR−Bが接続されている。また、システムメインリレーSMR−Pおよびプリチャージ抵抗17は、システムメインリレーSMR−Bに対して並列に接続されている。
これらのシステムメインリレーSMR−G,SMR−B,SMR−Pは、コイルに対して通電したときに接点が閉じるリレーである。SMRがオンとは通電状態を意味し、SMRがオフとは非通電状態を意味する。
ECU30は、電流遮断時、すなわちイグニッションスイッチのポジションがOFF位置になるときには、全てのシステムメインリレーSMR−G,SMR−B,SMR−Pをオフする。すなわち、システムメインリレーSMR−G,SMR−B,SMR−Pのコイルに対する励磁電流をオフにする。なお、イグニッションスイッチのポジションは、OFF位置→ON位置の順に切り替わる。
ECU30は、車両1全体の制御を司る。ECU30は、CPU、MPUであってもよいし、これらのCPUなどにおいて実行される処理の少なくとも一部を回路的に実行するASIC回路を含んでも良い。また、CPUなどの個数は、単数であってもよいし、或いは複数であってもよい。したがって、例えば、電圧コンバータ12を制御するCPUと、ブロワ24の駆動を制御するCPUとが異なっていても良い。ECU30は、低圧バッテリ22から電源が供給されることにより、起動する。
ハイブリッドシステム起動時(メイン電源接続時)、すなわち、たとえば運転者がブレーキペダルを踏み込んでプッシュ式のスタートスイッチを押し込むと、ECU30は、最初にシステムメインリレーSMR−Gをオンにする。次に、ECU30は、システムメインリレーSMR−Pをオンしてプリチャージを実行する。
システムメインリレーSMR−Pにはプリチャージ抵抗17が接続されている。このため、システムメインリレーSMR−Pをオンしてもインバータ13への入力電圧は緩やかに上昇し、突入電流の発生を防止できる。
イグニッションスイッチのポジションがON位置からOFF位置に切り替わると、ECU30は、先ずシステムメインリレーSMR−Bをオフし、続いてシステムメインリレーSMR−Gをオフする。これにより、高圧バッテリ11とインバータ13との間の電気的な接続が遮断され、電源遮断状態となる。システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pは、ECU30から与えられる制御信号に応じて導通/非導通状態が制御される。
コンデンサC1は、電源ラインPL1と接地ラインSL間に接続され、ライン間電圧を平滑化する。また、電源ラインPL1と接地ラインSL間には、DC/DCコンバータ21と、エアコン23とが並列に接続されている。DC/DCコンバータ21は、高圧バッテリ11から供給される電力を降圧して、低圧バッテリ22を充電したり、或いはブロワ24等の低圧補器に電力を供給する。
電圧コンバータ12は、コンデンサC1の端子間電圧を昇圧する。コンデンサC2は、電圧コンバータ12によって昇圧された電圧を平滑化する。インバータ13は、電圧コンバータ12から与えられる直流電圧を三相交流に変換してモータジェネレータMG2に出力する。リダクションプラネタリーギヤP2は、モータジェネレータMG2で得られた動力を減速機Dに伝達して、車両を駆動する。動力分割プラネタリーギヤP1は、エンジン14で得られた動力を二経路に分割し、一方は減速機Dを介して車輪に伝達され、他方はモータジェネレータMG1を駆動して発電を行う。
このモータジェネレータMG1において発電された電力は、モータジェネレータMG2の駆動に用いられることでエンジン14を補助したり、高圧バッテリ11を充電するために用いることができる。また、リダクションプラネタリーギヤP2は、車両減速時に、減速機Dを介して伝達される動力をモータジェネレータMG2に伝達し、モータジェネレータMG2を発電機として駆動する。このモータジェネレータMG2で得られた電力は、インバータ13において三相交流から直流電圧に変換され、電圧コンバータ12に伝達される。このとき、ECU30は、電圧コンバータ12が降圧回路として動作するように制御する。電圧コンバータ12で降圧された電力は、高圧バッテリ11に蓄電される。
監視ユニット31は、高圧バッテリ11の電圧、電流及び温度に関する情報を取得する。監視ユニット31は、高圧バッテリ11とともにユニット化されている。監視ユニット31により取得される電圧値は、各電池セル(単電池)の電圧値であってもよいし、各電池モジュール(複数の電池セルを直列に接続した単電池)の電圧値であってもよい。高圧バッテリ11の温度は、図示しないサーミスタを介して取得してもよい。
記憶装置32は、後述する図6及び図7に示すフローチャートを実行するための実行プログラムを記憶する。ECU30は、記憶装置32から当該実行プログラムを図示しないメモリに読み出すことにより、前記フローチャートを実行する。
充電器41は、リレー15を介して、高圧バッテリ11に接続されている。リレー15が開いた状態である場合には、高圧バッテリ11が、電圧コンバータ12、充電器41等から電気的に遮断される。リレー15が閉じた状態である場合には、高圧バッテリ11が、電圧コンバータ12、充電器41等と電気的に接続される。
ECU30は、車両外部の商用電源から高圧バッテリ11の充電が行われるときに、充電器41を駆動するための駆動信号を生成して出力する。インレット42は、車両1の側部に設けられていても良い。インレット42には、車両1と外部電源とを連結する充電ケーブルのコネクタが接続される。なお、本願発明は、インレット42及びコネクタを接続しない非接触充電に適用することもできる。
ECU30は、ブロワ24を作動させるときに、ブロワ24を駆動するための駆動信号を生成して出力する。ECU30は、吸気温度センサ25により取得される吸気温度、監視ユニット31により取得される高圧バッテリ11の温度などに基づき、吸気温度チェック制御においてブロワ24の駆動を制御するが、詳細については後述する。ブロワ24は、シロッコ式のファン、クロスフロー式のファンであってもよい。
次に、図2及び図3を参照しながら、高圧バッテリ11の冷却構造について説明する。図2は、高圧バッテリの冷却構造の斜視図である。図3は、高圧バッテリをX−Y面で切断した断面図である。これらの図において、X軸、Y軸及びZ軸は互いに異なる直交する三軸である。また、矢印は、冷却風の流れる方向を示している。高圧バッテリ11は、パックケース110と、このパックケース110の内部に収められた組電池111とを備える。パックケース110は、金属であってもよい。
組電池111は、X軸方向に配列される複数の単電池111aと、隣接する単電池111aの間に位置するスペーサ111bと、これら単電池111a及びスペーサ111bを挟む位置に配置されるエンドプレート111cとを有する。スペーサ111bが単電池111aの外面に当接することにより、隣接する単電池111aの間に冷却風を導通させるための通路が形成される。単電池111aは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池などの二次電池、或いはキャパシタであってもよい。また、単電池111aは、いわゆる角型電池であってもよいし、或いは円筒型の電池であってもよい。
パックケース110のX軸方向の端部には、吸気口110a及び排出口110bが形成されている。吸気口110aは、排出口110bよりも上方に形成されている。吸気口110aには、車室内に連通する吸気ダクト51が接続されている。図2に図示するように、吸気ダクト51の途中には、ブロワ24が設けられている。ブロワ24が作動すると、車室内の空気が吸気ダクト51を介して、パックケース110の内部に吸気される。
排出口111bには、排出ダクト52が接続されている。図2に図示するように、排出ダクト52は、主排出口52aと副排出口52bとを有する。主排出口52aは車外に連通しており、副排出口52bはトランクルームに連通している。したがって、パックケース110から排出ダクト52に排気された冷却風のうち、大部分は主排出口52aから車外に排気され、残りは副排出口52bからトランクルームに排気される。
吸気温度センサ25は、吸気ダクト51の外面における吸気口110aとブロワ24との間に設けられている(図2参照)。吸気温度センサ25の配置箇所は、図2の例示に限定されるものではなく、例えば、パックケース110の吸気側の外面に設けることもできる。ここで、パックケース110の吸気側の外面とは、例えば、図2のハッチングで示す領域のことである。
ここで、ECU30は、充電器41を用いて高圧バッテリ11を充電する際に、吸気温度チェック制御を実行する。ここで、吸気温度チェック制御とは、高圧バッテリ11に導入される空気の温度(つまり、吸気温度)を正確に取得するために、吸気温度取得時に一次的、或いは間欠的にブロワ24を作動させ、高圧バッテリ11の周囲に滞留する空気を排気した後、吸気温度を検出する制御のことである。なお、吸気温度チェック制御は、充電器41を用いて高圧バッテリ11を充電するプラグイン充電をする場合のほか、高圧バッテリ11の他の動作時(充放電時)に実行されてもよい。
充電器41を用いて高圧バッテリ11を充電するプラグイン充電は、エアコン23を停止した状態で行われるため、炎天下に車両が駐車されている場合には、太陽光によって車室内の温度が時々刻々と上昇する。車室内の温度が上昇した状態で、上述の吸気温度チェック制御を実行すると、温度上昇した車室内の空気によって高圧バッテリ11が過熱されるおそれがある。そこで、本実施形態では、例えば、図4及び図5に図示する場面において、吸気温度チェック制御におけるブロワ24の駆動を制御することにより、高圧バッテリ11を過熱から保護する。
図4及び図5は、吸気温度チャック制御における吸気温度及び高圧バッテリ11の温度の変化を模式的に示している。図4は、炎天下に長時間駐車された車両に搭載された高圧バッテリを充電した場合の模式図である。図5は、高圧バッテリの電力を用いた車両走行後に、炎天下に駐車された車両に搭載された高圧バッテリを充電した場合の模式図である。
図4を参照して、吸気温度チェック制御の開始時である第1のタイミングにおいて、車両1はエアコン23が停止した状態で炎天下に放置されているため、車室内の温度が高圧バッテリ11の温度よりも高くなっている。つまり、吸気温度センサ25により取得される吸気温度が、監視ユニット31により取得される高圧バッテリ11の温度よりも高くなっている。この状態でブロワ24を作動させると、高圧バッテリ11は、車室内から吸気された空気によって加熱されるため、高圧バッテリ11の温度が上昇する。所定時間経過後に、ブロワ24をさらに作動させると、車室内の温度は高い温度に維持されているため、高圧バッテリ11の温度がさらに上昇する。そのため、点線で示すように、ブロワ24を作動する度に(吸気温度チェックをする度に)高圧バッテリ11の温度が上昇し、充電のみによって高圧バッテリ11を発熱させた場合と比べて高圧バッテリ11の劣化が促進される。
図5を参照して、吸気温度チェック制御の開始前に、高圧バッテリ11はモータジェネレータMG2に電力を供給することにより発熱しており、一方、車室内の温度はエアコン23が作動することにより冷却されているものとする。そのため、吸気温度チェック制御の開始時である第1のタイミングにおいて、高圧バッテリ11の温度は吸気温度よりも高くなっている。
また、充電器41を用いた高圧バッテリ11の充電時において、エアコン23は停止しているため、車室内の温度は徐々に上昇する。この状態でブロワ24を作動させると、高圧バッテリ11の温度は一旦低下するが、吸気温度が徐々に上昇するため、高圧バッテリ11の温度と吸気温度との大小関係が逆転する。ブロワ24をさらに作動させると、吸気された空気によって高圧バッテリ11は温められるため、点線で示すように、高圧バッテリ11の温度上昇量が充電のみによって高圧バッテリ11を発熱させた場合と比べて大きくなり、高圧バッテリ11の劣化が促進される。
図4及び図5に図示する場合のように、吸気温度チェック制御開始後の第2のタイミングにおける吸気温度が、吸気温度チェック開始時の第1のタイミングにおける吸気温度よりも低くなっていない場合には、吸気温度が徐々に上昇することが予測されるため、吸気温度チェック制御を継続すると、ブロワ24を作動させる度に、高圧バッテリ11が温められて、過熱されるおそれがある。したがって、第2のタイミング後におけるブロワ24の駆動を停止することにより、高圧バッテリ11の過熱を抑制できる。
具体的には、図4に図示する状況において、下記の制御(一例)を実行することにより、高圧バッテリ11の過熱を抑制できる。なお、吸気温度チェック制御の開始時である第1のタイミングにおいて、吸気温度はA℃よりも高く、高圧バッテリ11の温度はA℃よりも低くなっているものとする。また、図4に図示する吸気温度チェック制御は、ブロワ24を間欠的に駆動するものである。
第1のタイミングと第2のタイミングとの間の第3のタイミングにおいて、吸気温度がA℃(第2の閾値に相当する)よりも高く、吸気温度の低下量がB℃(第1の閾値に相当する)よりも小さい場合には、吸気温度の低下が見込めないため、第2のタイミング後におけるブロワ24の駆動を停止する。これにより、車室内の温度の高い空気によって高圧バッテリ11が過熱されることが抑制される。すなわち、高圧バッテリ11は、充電に伴う化学反応によって昇温するものの、高圧バッテリ11よりも温度の高い空気によって加熱されることを防止できる。
ここで、A℃は、例えば車両1を炎天下に所定時間放置したときの車室内の温度と高圧バッテリ11の温度とを実験、或いはシミュレーションにより求め、これらの車室内温度及びバッテリ温度の間の温度範囲におけるいずれかの温度を適宜に設定することができる。
B℃は、吸気温度の変化を予測して定めることができる。すなわち、エアコン23を停止した状態で車室内の空気を吸気した場合、図4に図示するように、吸気温度は一旦下がるが、直ちに元の吸気温度に向かって昇温する。吸気温度の低下量が僅かである場合、吸気温度は時間とともに上昇し、低下量が大きい場合には吸気温度は時間とともに下降する。このような吸気温度の挙動を実験或いはシミュレーションにより把握することにより、適宜の値にB℃を設定することができる。
また、第2のタイミングは、吸気温度の挙動を前記のように把握することにより、適宜の値に設定することができる。すなわち、吸気温度が第1のタイミングにおける吸気温度に戻るまでの復帰時間を実験或いはシミュレーションにより把握し、この復帰時間よりも後のタイミングを第2のタイミングとして設定する必要がある。ただし、第2のタイミングは、ブロワ24を再駆動するタイミングより前に設定する必要がある。吸気温度が元の温度に復帰するまでの復帰時間は、吸気温度チェック制御において間欠駆動されるブロワ24の駆動周期よりも短いため、第2のタイミングはブロワ24を再駆動する前の適宜のタイミングに設定することができる。
第3のタイミングは、第1のタイミングと第2のタイミングとの間であればいずれのタイミングであってもよい。
また、図5に図示する状況において、下記の制御(一例)を実行することにより、高圧バッテリ11の過熱を抑制できる。なお、吸気温度チェック制御の開始時である第1のタイミングにおいて、高圧バッテリ11の温度はC℃よりも高くなっているものとする。図5に図示する吸気温度チェック制御は、ブロワ24を一定時間継続的に作動させるものである。
吸気温度チェック制御を実行して、ブロワ24を作動させると、吸気ダクト51を介して車室内の空気が高圧バッテリ11の内部に導入される。ここで、充電時にエアコン23は停止しているため、高圧バッテリ11に導入される空気の温度は徐々に上昇する。吸気温度が高圧バッテリ11の温度よりも高くなると、高圧バッテリ11に対する冷却効果がなくなり、電池劣化が促進される。そこで、この冷却効果が無くなったタイミング(第2のタイミングに相当する)でブロワ24の駆動を停止することにより、高圧バッテリ11の過熱を抑制できる。
ここで、第2のタイミングは冷却効果が無くなった直後に限られない。例えば、冷却効果が無くなった時点から所定時間経過後のタイミングを第2のタイミングとしてもよい。ただし、第2のタイミングを冷却効果が無くなった直後に設定することにより、高圧バッテリ11の過熱を効果的に抑制することができる。なお、C℃は、電池劣化の促進を抑制する観点から、適宜の値に設定することができる。
次に、図6及び図7のフローチャートを参照しながら、吸気温度チェック制御におけるブロワ24の制御方法について、通常走行中とプラグイン充電中とに分けて説明する。
(通常走行中について)
ステップS101において、ECU30は、高圧バッテリ11の温度がC℃以上であって、かつ、ブロワ24が充電器41による充電中に駆動が禁止されたか否かを判別する。なお、通常走行中は、プラグイン充電されないため、ステップS101における判定処理では、高圧バッテリ11の温度のみが考慮される。高圧バッテリ11の温度がC℃以上の場合(ステップS101、Yes)、ECU30は、ステップS102において、ブロワ24が通常制御中であるか否かを判別する。ここで、通常制御とは、吸気温度チェック制御とは異なる制御であって、充放電に伴って発熱する高圧バッテリ11を冷却するためにブロワ24の駆動を制御することである。ブロワ24は、通常制御中ではないため(ステップS102、No)、処理はステップ104に進む。
高圧バッテリ11の温度がC℃未満の場合(ステップS101、No)、ECU30は、高圧バッテリ11を冷却する必要がないため、ステップS103においてブロワ24を停止させる。
ECU30は、ステップS104においてブロワ24を回転速度L(rpm)で回転させ、ステップS106においてプラグイン充電中であって、かつ、初期吸気温度が未取得であるか否かを判別する。
車両は、プラグイン充電中ではなく、通常走行中であるため(ステップS106、No)、処理はステップS107に進む。ECU30は、ステップS107においてブロワ24の駆動カウントをアップし、ステップS109においてブロワ24の駆動カウントがX回を超えたか否かを判別する。ブロワ24の駆動カウントがX回を超えていない場合には(ステップS109、No)、処理はステップS104に戻り、ブロワ24の駆動カウントがX回を超えている場合には、処理はステップS110に進む。
ECU30は、ステップS110においてブロワ24の駆動カウントを0にし、ステップS111において高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高いか否かを判別する。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高い場合(ステップS111、Yes)、高圧バッテリ11の冷却が可能とみなして、処理はステップS113に進む。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも低い場合(ステップS111、No)、高圧バッテリ11の冷却が不可能とみなして、処理はステップS112に進む。
ECU30は、ステップS113においてブロワ24を通常制御し、ステップS101の処理に戻る。ステップS101において、高圧バッテリ11の温度がC℃以上である場合には、処理はステップS102に進み、ブロワ24は通常制御中であるため(ステップS102、Yes)、処理はさらにステップS105に進む。ECU30は、ステップS105において、高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高いか否かを判別する。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高い場合には(ステップS105、Yes)、処理はステップS113に進み、通常制御が継続される。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも低い場合には(ステップS105、No)、処理はステップS121に進み、ECU30は、プラグイン充電中であるか否かを判別する。車両は、プラグイン充電中ではなく、車両走行中であるため(ステップS121、No)、処理はステップS115に進む。ECU30は、ステップS115においてブロワ24の駆動を停止し、処理はステップS116に進む。これにより、車室内の空気によって高圧バッテリ11が加熱されることを防止できる。
ECU30は、ステップS116においてブロワ24の停止カウントをカウントアップし、ステップS117においてブロワ24の停止カウントがY回を超えたか否かを判別する。ブロワ24の停止カウントがY回を超えていない場合には(ステップS117、No)、処理はステップS116に戻り、ブロワ24の停止カウントがY回を超えた場合には(ステップS117、Yes)、処理はステップS118に進む。ECU30は、ステップS118において、ブロワ24の停止カウントを0にする。ここで、ブロワ24の駆動をY回停止させる理由は、エアコン23から送風される空気によって車室内の温度が下がる時間を確保するとともに、車室内の温度が下がる前にブロワ24が駆動されることによって、高圧バッテリ11の温度が上昇することを防ぐためである。
(プラグイン充電中について)
ステップS101において、ECU30は、高圧バッテリ11の温度がC℃以上であって、かつ、ブロワ24が充電器41による充電中に駆動が禁止されたか否かを判別する。なお、ステップS101の処理において、ブロワ24が充電器41による充電中に駆動が禁止されたか否かを判別する理由は、後述する。高圧バッテリ11の温度がC℃以上の場合(ステップS101、Yes)、ECU30は、ステップS102において、ブロワ24が通常制御中であるか否かを判別する。ブロワ24は、通常制御中ではないため(ステップS102、No)、処理はステップ104に進む。
高圧バッテリ11の温度がC℃未満の場合(ステップS101、No)、ECU30は、高圧バッテリ11を冷却する必要がないため、ステップS103においてブロワ24を停止させる。
ECU30は、ステップS104においてブロワ24を回転速度Lo(rpm)で回転させ、ステップS106においてプラグイン充電中であって、かつ、初期吸気温度が未取得であるか否かを判別する。
車両は、プラグイン充電中であるため(ステップS106、Yes)、処理はステップS108に進む。ECU30は、ステップS108において初期吸気温度を取得して、処理はステップS107に進む。ECU30は、ステップS107においてブロワ24の駆動カウントをアップし、ステップS109においてブロワ24の駆動カウントがX回を超えたか否かを判別する。ブロワ24の駆動カウントがX回を超えていない場合には(ステップS109、No)、処理はステップS104に戻り、ブロワ24の駆動カウントがX回を超えた場合には、処理はステップS110に進む。
ECU30は、ステップS110においてブロワ24の駆動カウントを0にし、ステップS111において高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高いか否かを判別する。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高い場合(ステップS111、Yes)、高圧バッテリ11の冷却が可能とみなして、処理はステップS113に進む。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも低い場合(ステップS111、No)、高圧バッテリ11の冷却が不可能とみなして、処理はステップS112に進む。
ECU30は、ステップS112において、プラグイン充電中で、現在の吸気温度がA℃よりも高く、かつ、初期吸気温度と現在の吸気温度との温度差がB℃よりも低いか否かを判別する。これらの条件を満足する場合(ステップS112、Yes)、ECU30は、車室内温度が高くプラグイン充電中はエアコン23が働かないため、吸気温度が低下しないと判別し、ステップS114において、プラグイン充電中のブロワ24の駆動を禁止すべきと判定する。
プラグイン充電中に、現吸気温度がA℃より低い、若しくは初期吸気温度と現在の吸気温度の温度差がB℃よりも高い場合、ECU30は、車室内の温度が高くないとみなして、処理はステップS115に進む。ステップS115〜S118については、説明を繰り返さない。
ECU30は、ステップS113においてブロワ24を通常制御し、処理はステップS101に戻る。ステップS101において、高圧バッテリ11の温度がC℃以上である場合には、処理はステップS102に進み、さらにステップS105において高圧バッテリ11の温度と吸気温度とが比較される。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも高い場合には(ステップS105、Yes)、処理はステップS113に進み、通常制御が継続される。高圧バッテリ11の温度が吸気温度よりも低い場合には(ステップS105、No)、処理はステップS121に進み、ECU30は、プラグイン充電中であるか否かを判別する。車両は、プラグイン充電中であるため(ステップS121、No)、処理はステップS114に進む。この場合、車室内の空気を用いて高圧バッテリ11を冷却することができないため、ECU30は、プラグイン充電中のブロワ24の駆動を禁止する決定を行い、処理はステップS101に戻る。ECU30は、プラグイン充電中にブロワ24の駆動が禁止されたため(ステップS101、No)、ステップS103においてブロワ24の駆動を停止し、プラグイン充電中にブロワ24が駆動されないようにする。
(変形例1)
図6のフローチャートのステップS112において、第1のタイミングにおける吸気温度(初期吸気温度)と第3のタイミングにおける吸気温度(現在の吸気温度)との差分がB℃よりも低いか否かを判別したが、吸気温度の低下の度合いを判別できる他の基準を用いることもできる。当該他の基準は、例えば吸気温度の低下率であってもよい。
1 車両 11 高圧バッテリ 12 電圧コンバータ 13 インバータ
15 リレー 24 ブロワ 25 吸気温度センサ 30 ECU
41 充電器

Claims (8)

  1. 車両外部に設けられた外部電源により充電可能なバッテリを搭載した車両であって、
    前記バッテリに対して車室内の空気を冷媒として送風する送風部と、
    前記送風部により前記バッテリに送風される空気の温度である吸気温度に関する情報を取得する温度情報取得部と、
    前記外部電源を用いて前記バッテリの充電を行う充電処理の際に実行される吸気温度チェック制御であって、前記送風部を駆動して前記バッテリに対して空気を送風しながら前記吸気温度をチェックする前記吸気温度チェック制御を行うコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、前記吸気温度チェック制御開始後の第2のタイミングにおける前記吸気温度が、前記吸気温度チェック制御開始時の第1のタイミングにおける前記吸気温度よりも低くない場合には、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することを特徴とする車両。
  2. 前記車室内の温度調節を行うエアコンを有し、
    前記充電処理の際に、前記エアコンの駆動は停止されていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記コントローラは、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの間の第3のタイミングにおいて、前記吸気温度の低下の度合いが第1の閾値よりも低いと判別した場合には、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両。
  4. 前記吸気温度チェック制御は、前記送風部を間欠的に駆動し、各駆動毎に吸気温度チェックを行う制御であることを特徴とする請求項3に記載の車両。
  5. 前記コントローラは、前記第3のタイミングにおける前記吸気温度が、第2の閾値よりも高いと判別した場合に、前記第2のタイミング後における前記送風部の駆動を停止することを特徴とする請求項3又は4に記載の車両。
  6. 前記第1のタイミングにおいて、前記バッテリの温度は、前記吸気温度よりも低いことを特徴とする請求項3乃至5のうちいずれか一つに記載の車両。
  7. 前記第1のタイミングにおいて、前記バッテリの温度は前記吸気温度よりも高く、かつ、前記第2のタイミングにおいて、前記吸気温度は前記バッテリの温度よりも高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両。
  8. 前記第2のタイミングにおいて、前記バッテリの温度は第3の閾値よりも高いことを特徴とする請求項7に記載の車両。
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