JP2013156560A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒径が異なる複数種類のトナーを用いても清掃が安定している画像形成装置を提供する。
【解決手段】像保持体表面の各潜像に、それら各潜像に応じた各色のトナーを付着させることで各潜像を現像する、それら各色のトナーをそれぞれ含んだ各現像剤を内部に収容した複数の現像器を備え、その複数の現像器には、第1の外添剤を第1のトナーと共に内蔵した第1の現像器と、第1のトナーの体積平均粒径よりも小さな体積平均粒径の第2のトナー21Yを内蔵するとともに、第1の外添剤に較べると、粒径100nm以上300nm以下の範囲における平均の円形度が小さい第2の外添剤22YMCKも内蔵した第2の現像器とを含んでいる。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
プリンタ、コピー、ファクシミリ装置などに代表される画像形成装置に関し、例えば特許文献1には、YMCKトナーの体積平均粒径に対し、透明トナーの体積平均粒径を大きくするという技術が提案されている。
また、例えば特許文献2には、色が互いに異なった複数のトナーを用いる多色画像形成方法において、そのうちの少なくとも1色のトナーとして、体積平均粒径が他のトナーの体積平均粒径より1μm以上小さいトナーを用いるという技術が提案されている。
特開2009−080436号公報 特開平06−222645号公報
本発明は、粒径が異なる複数種類のトナーを用いても除去部材による像保持体の清掃が安定している画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、
複数色それぞれのトナーで表面に各色のトナー像が形成されてそれら各色のトナー像を保持する像保持体と、
上記像保持体表面に静電的な潜像を上記複数色それぞれについて形成する潜像形成器と、
上記像保持体表面の各潜像に、それら各潜像に応じた各色のトナーを付着させることでそれら各潜像を現像する、それら各色のトナーをそれぞれ含んだ各現像剤を内部に収容した複数の現像器であって、第1の外添剤を第1のトナーと共に内蔵した第1の現像器と、その第1のトナーの体積平均粒径よりも小さな体積平均粒径の第2のトナーを内蔵するとともに、その第1の外添剤に較べると、粒径100nm以上300nm以下の範囲における平均の円形度が小さい第2の外添剤も内蔵した第2の現像器とを含んだ複数の現像器と、
上記像保持体の表面から上記トナー像を記録媒体上に転写する転写器と、
上記像保持体の表面に接触し、上記転写器によるトナー像転写後のその表面に残留したトナーをその表面から掻き落とす除去部材と、
上記記録媒体上のトナー像をその記録媒体上に定着させる定着器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る画像形成装置によれば、粒径が異なる複数種類のトナーを用いているが除去部材による像保持体の清掃が安定している。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。 図1に示す現像装置の断面図である。 オプション画像形成部の現像器に収容された現像剤におけるトナーと外添剤との混合状態を表した概念図である。 YMCKの各色の現像剤を代表して、イエローの現像剤におけるトナーと外添剤との混合状態を表した概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および、ブラック(K)の各色毎に画像形成部10Y,10M,10C,10Kを並列的に配置してなるタンデム型のカラープリンタであり、単色の画像をプリントすることができるほか、4色のトナー像からなるフルカラーの画像をプリントすることができる。また、この画像形成装置1はオプション画像形成部10Pも、YMCKの画像形成部10Y,10M,10C,10Kと並列かつ最上流側に備えている。このオプション画像形成部10PはCMYK以外の例えば白、金、透明などといった色に対応させて使用することで、粒状性、画質の繊細さ、画像段差の強調、エンボス対応などといった多岐に亘る画像表現を実現するものである。本実施形態ではオプション画像形成部10Pが「透明」に対応しているものとする。
画像形成装置1には、YMCK各色およびオプション画像形成部10Pの対応色のトナーを収容するトナーカートリッジ18Y,18M,18C,18K、18Pが備えられている。
4つの画像形成部10Y,10M,10C,10Kおよびオプション画像形成部10Pは、使用される現像剤を除くとサイズや材質も含めて同様の構成を有しているため、これらを代表してイエローに対応する画像形成部10Yを取り上げて説明する。画像形成部10Yは、感光体11Y、帯電器12Y、露光器13Y、現像装置14Y、一次転写器15Y、および感光体クリーナ16Yを備えている。これらの要素のうち露光器13Yを除いた要素は、いわゆるプロセスカートリッジを構成しており、オプション画像形成部10Pも含めて各プロセスカートリッジは共通構造となっている。
感光体11Yは円筒状の基板上に感光体の層を有しており、表面に形成される像を保持して円筒の軸周りである矢印A方向に回転する。帯電器12Y、露光器13Y、現像装置14Y、一次転写器15Y、および感光体クリーナ16Yは、感光体11Yの周囲に順次配置されている。感光体11Yは、本発明にいう像保持体の一例に相当し、帯電器12Yと露光器13Yとを合わせたものは、本発明にいう潜像形成器の一例に相当し、現像装置14Yは、本発明にいう現像器の一例に相当する。なお、「透明」に対応した現像器は本発明にいう第1の現像器の一例に相当し、YMCKの各色に対応した各現像器は本発明にいう第2の現像器の一例に相当する。
帯電器12Yは、感光体11Yの表面を帯電させる。本実施形態における帯電器12Yは、感光体11Yの表面に接触する帯電ロールである。帯電ロールには、現像装置14Yにおけるトナーの帯電極性と同極性の電圧が印加されており、接触する感光体11Yの表面を帯電させる。なお、帯電器12Yとしては、帯電ロールの他に感光体11Yに非接触のコロナ放電器なども採用され得る。
露光器13Yは、画像形成装置1外部から供給される画像信号に基づくレーザ光を発光する発光器と、レーザ光で感光体11Yを走査するための回転多面鏡とを有しており、感光体11Yにレーザ光を照射することで、感光体11Yの表面を露光する。なお、露光器13Yとしては、レーザ光を用いる方式の他に、走査方向に沿って多数のLEDが並んだLEDアレイなども採用され得る。さらに、潜像形成器としては、露光方式の他に、走査方向に沿って並んだ多数の電極で直接に潜像を形成する方式なども採用され得る。
現像装置14Yは、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を用いて感光体11Yの表面を現像する。後述するように、この二成分現像剤には外添剤と称される物質が混ぜられている。現像装置14Yにはトナーカートリッジ18Yからトナーが外添剤と共に供給される。トナーは現像装置14Y内の磁性キャリアと混合される。磁性キャリアは、例えば鉄粉の表面に樹脂コーテイングを施したものである。また、トナー粒子は、例えば結着樹脂、着色剤、および離型剤を材料として形成されたものである。外添剤の材質などについては後で詳述する。現像装置14Yは、磁性キャリアの粒子とトナーの粒子とが混合された現像剤を撹拌することでトナーおよび磁性キャリアを帯電し、帯電したトナーで感光体11Y表面を現像する。
一次転写器15Yは、中間転写ベルト30を挟んで感光体11Yに対向したロールである。一次転写器15Yは、表面に導電性の弾性層を有しており、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧が印加されることで、感光体11Y上のトナー像を中間転写ベルト30に静電吸引させる。感光体クリーナ16Yは、感光体11Y表面に接触する清掃ブレードを有しており、転写後に感光体11Yの表面を清掃する。より具体的には、清掃ブレードによって感光体11Y表面の残留トナーやトナーから離脱した外添剤が掻き落とされる。この清掃ブレードは、本発明にいう除去部材の一例に相当する。
画像形成装置1には、中間転写ベルト30、定着装置60、用紙搬送部80、および、画像形成装置1の各部を制御する制御部1Aも備えられている。中間転写ベルト30は、導電剤を含んだ樹脂材料からなる無端のベルトである。中間転写ベルト30は、ベルト支持ロール31〜35に架け渡されており、オプション画像形成部10P、画像形成部10Y,10M,10C,10K、および、二次転写器50を経由する矢印Bに示す方向に循環移動する。中間転写ベルト30には、オプション画像形成部10Pおよび画像形成部10Y,10M,10C,10Kから各色のトナー像が転写される。中間転写ベルト30は、これら各色のトナー像を保持して移動する。
二次転写器50は、ベルト支持ロール31〜35の一つであるバックアップロール34との間に中間転写ベルト30および用紙を挟んで回転するロールである。二次転写器50は、表面に導電性の弾性層を有し、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト30上のトナー像を用紙に静電吸引させる。一次転写器15Yと中間転写ベルト30と二次転写器50とを合わせたものは、本発明にいう転写器の一例に相当する。なお、転写器としては、オプション画像形成部10Pおよび各画像形成部10Y,10M,10C,10Kの感光体から用紙に直接にトナー像を転写する直接転写方式のものも採用され得る。
ベルトクリーナ70は、中間転写ベルト30にブレードを接触させて中間転写ベルト30上のトナーを掻き取る。
定着装置60は、トナーを用紙に定着する。定着装置60は、加熱ロール61および加圧ロール62を備えており、加熱ロール61には加熱器が内蔵されている。加熱ロール61および加圧ロール62は、定着前のトナー像が形成された用紙を挟んで通過させることによりトナー像を用紙上に定着させる。定着装置60は、本発明にいう定着器の一例に相当する。なお、定着器としては、転写器と分離した方式の他に、転写器と一体となった、転写と定着とを同時に実行する方式も採用され得る。
用紙搬送部80は、用紙収容器Tに収容された用紙を取り出す取出ロール81、取り出された用紙を捌く捌きロール82、用紙を搬送する搬送ロール83、用紙を二次転写器50に搬送するレジストレーションロール84、および、用紙を外部に排出する排出ロール86を備えている。用紙搬送部80は、二次転写器50および定着装置60を経由する用紙搬送路Rに沿って用紙を搬送する。
図1に示す画像形成装置1の基本動作を説明すると、イエローの画像形成部10Yでは、感光体11Yが矢印A方向に回転駆動され、感光体11Yの表面に帯電器12Yによって電荷が付与される。露光器13Yは、外部から供給される画像信号のうちのイエローに対応する画像信号に基づく露光光を感光体11Yの表面に照射することで、感光体11Yの表面に静電潜像を形成する。現像装置14Yは、静電潜像をトナーで現像することで、トナー像を形成する。現像装置14Yには、トナーカートリッジ18Yからイエローのトナーが、現像と同時とは限らず随時に供給されている。感光体11Yは、表面に形成されたイエローのトナー像を保持して回転する。感光体11Yの表面に形成されたトナー像は、一次転写器15Yによって中間転写ベルト30に転写される。転写後、感光体11Yに残留したトナーは、感光体クリーナ16Yによって回収・除去される。
中間転写ベルト30は、支持ロール31〜35に架け渡されていて、矢印B方向に巡回移動されている。イエロー以外の色に対応する画像形成部10M,10C,10Kは、イエローの画像形成部10Yと同様にしてそれぞれ画像形成部に対応する色のトナー像を形成し、中間転写ベルト30に、イエローの画像形成部10Yで転写されたトナー像に重ねて、それぞれの色のトナー像を転写していく。
これらYMCKのトナー像形成に対し、最上流のオプション画像形成部10Pでは、オプション用の画像信号(例えば画像段差の形状などを表した信号)に基づく露光光によって透明なトナー像が形成される。この透明なトナー像は中間転写ベルト30上の、YMCKのトナー像が後で重ねて転写される位置に予め転写される。従って、YMCKおよび透明のトナー像は中間転写ベルト30上で互いに重なり合うこととなる。
用紙収容器Tからは、用紙Pが取出ロール81によって取り出される。用紙Pは、搬送ロール83およびレジストレーションロール84によって用紙搬送路Rを、二次転写器50に向かう矢印C方向に搬送される。レジストレーションロール84は、用紙Pを、中間転写ベルト30上にトナー像が転写されるタイミングに基づいて二次転写器50に送り込む。二次転写器50は、中間転写ベルト30と用紙Pとの間に転写用の電圧を印加することによって、中間転写ベルト30のトナー像を用紙Pに転写する。トナー像が転写された用紙Pは二次転写器50から定着装置60に搬送され、用紙上に転写されたトナー像が定着される。このようにして、用紙上に画像が形成される。画像が形成された用紙は排出ロール86によって画像形成装置1の外部に排出される。二次転写器50による転写後、中間転写ベルト30に残留したトナーは、ベルトクリーナ70によって除去される。
ここで、現像装置について説明する。
図2は、図1に示す現像装置の断面図である。
この図には、イエローについての現像装置14Yが示されているが、他の色についての現像装置14M〜14Kもイエローの現像装置14Yと同様の構造を有する。
現像装置14Yは、現像剤容器140、現像ロール141、第1撹拌搬送部材142、第2撹拌搬送部材143、および、層規制部材147を備えている。
現像剤容器140は、トナー、磁性キャリア、外添剤を含んだ現像剤20を内部に収容している。現像剤容器140の内部は、仕切壁1401によって第1収容室140aと第2収容室140bとに仕切られている。第1収容室140aは現像ロール141に隣り合っており、第2収容室140bは第1収容室140aを挟んで現像ロール141の反対側に配置されている。
第1撹拌搬送部材142は第1収容室140aに配備され、第2撹拌搬送部材143は第2収容室140bに配備されている。2つの撹拌搬送部材142,143は、現像ロール141が延びる延伸方向(図の奥行き方向)に延びていて、現像ロール141に並行して延びる回転軸と、回転軸の周囲に設けられた螺旋状の螺旋羽根とを備えている。現像ロール141および2つの撹拌搬送部材142,143は、図示しないモータの駆動を受けて回転する。
第1撹拌搬送部材142は、回転することによって第1収容室140aの現像剤20を図の奥行き方向に搬送するとともに撹拌する。第2撹拌搬送部材143は、回転することによって第2収容室140bの現像剤20を、第1収容室140a内での搬送方向とは逆の搬送方向に搬送する。仕切壁1401は、図の奥行き方向について現像剤容器140の長さよりも短いため、仕切壁1401の両端には、第1収容室140aと第2収容室140bとを連絡する連絡口が形成されている。そして、現像剤容器140内の現像剤20は、その連絡口を経由して第1収容室140aおよび第2収容室140bを循環することとなる。このような搬送と撹拌によって現像剤20は、トナーと外添剤、磁性キャリアとが渾然一体となった流動体として振る舞う。
現像ロール141は、現像剤容器140から感光体11Y(図1参照)の表面に現像剤を搬送する。現像ロール141は円筒状であり、現像ロール141の内部には、磁石1411が配置されている。この磁石1411は現像剤容器140に固定されており、トナー粒子が付着した磁性キャリアを現像ロール141に吸着させるためのピックアップ磁極や、現像剤を現像領域で穂立ちさせる磁極を有する。
現像ロール141は、表面に現像剤を保持ながら回転することにより現像剤を感光体11Yの表面に搬送する。感光体11Yの表面に搬送された現像剤に含まれたトナーは、感光体11Y表面のうち光が照射された部分に付着する。このとき、トナーとともに外添剤も感光体11Y表面に付着する。感光体11Yに付着しなかったトナーや磁性キャリアは、現像ロール141に保持され再び第1収容室140aに戻る。現像剤容器140には、現像で消費されたトナーの量に応じた量の新たなトナーが、トナーカートリッジ18Y(図1参照)から供給されてくる。このように供給されてくるトナーには外添剤が付着されている。
外添剤は様々な役割を果たすものとしてトナーに付着されており、代表的には、トナーの流動性および帯電性の安定化や、トナー像の転写性向上や、感光体表面の適宜な研磨などが挙げられる。外添剤の混入量は、これらの目的に合わせた混入量となっている。また、外添剤は、目的に応じた体積平均粒径のものが複数種類混ぜられることも多い。例えば、コロの作用でトナーの帯電性などの安定化や転写性の向上を図るために体積平均粒径が100nm以上300nm以下の外添剤が用いられ、感光体研磨を目的として体積平均粒径が500nm程度の外添剤が用いられる。また、例えば、トナー表面を覆う作用でトナーの帯電性などの安定化や転写性の向上を図るために体積平均粒径が50nm程度の外添剤が用いられる。さらに外添剤の材質も目的に応じた材質が採用されている。例えば、トナーの帯電性などの安定化を目的とした外添剤にはシリカ(SiO)やTiOが用いられ、感光体研磨を目的とした外添剤には他の無機材料が用いられる。
ところで、オプション画像形成部10Pに対応する色のトナーは、特に透明トナーのように画像段差の強調やエンボス対応を図る場合には、用紙上で他の色よりも多くのトナー量を必要とする。このため、オプション画像形成部10Pに対応する色のトナーは、他の色(即ち本実施形態ではYMCK)のトナーよりも体積平均粒径が大きい。一例として本実施形態では、YMCKのトナーの体積平均粒径が4.5μmであり、オプション画像形成部10Pに対応する透明色のトナーの体積平均粒径が6.0μmである。
ここで、現像器に収容された現像剤におけるトナーと外添剤との混合状態について詳しく説明する。但し、ここでは、各種の外添剤のうち、トナーの帯電性などの安定化を目的として用いられている体積平均粒径が100nm以上300nm以下の外添剤に着目して説明を行う。
図3は、オプション画像形成部10Pの現像器14Pに収容された現像剤(以下では説明の便宜上「オプション現像剤」と称する)におけるトナーと外添剤との混合状態を表した概念図である。
図4は、YMCKの各色の現像剤を代表して、イエローの現像剤におけるトナーと外添剤との混合状態を表した概念図である。
オプション画像形成部10Pの現像器14Pに収容された「オプション現像剤」には、透明トナー21Pと外添剤22Pが含まれている。透明トナー21Pの体積平均粒径は6.0μmで、外添剤22Pの体積平均粒径は100nm以上300nm以下となっている。
一方、イエローの現像剤には、イエローのトナー21Yと外添剤22YMCKが含まれている。YMCK各色の現像剤に含まれているトナーは当然ながら各色のトナーであるが、外添剤はYMCK各色の現像剤で共通の外添剤22YMCKとなっている。イエローのトナー21Y(およびMCK各色のトナー)の体積平均粒径は4.5μmで、外添剤22YMCKの体積平均粒径は100nm以上300nm以下となっている。
「オプション現像剤」に含まれた外添剤22Pもイエローの現像剤に含まれた外添剤22Yも、混ぜられた目的が同一であるため平均粒径はほぼ同等である。しかし、「オプション現像剤」に含まれた外添剤22Pとイエローの現像剤に含まれた外添剤22YMCKとは円形度が異なっている。即ち、「オプション現像剤」に含まれた外添剤22Pは円形度が0.93程度で、イエローの現像剤に含まれた外添剤22YMCKは円形度が0.75程度となっており、「オプション現像剤」に含まれた外添剤22Pの方がイエローの現像剤に含まれた外添剤22YMCKよりも円形(球形)に近い形状となっている。
ここで円形度について説明すると、円形度は下記の式で算出される値であり、粒子が真円(真球)である場合には円形度は1となり、粒子形状が円形(球形)から異なって行くに連れて円形度は小さな値となる。
円形度=粒子投影面積相当円の周囲長/粒子投影像の周囲長
=[2×(粒子投影面積×π)^1/2]/粒子投影像の周囲長
なお、粒子の円形度を調整する方法としては従来いろいろな方式が知られており、ここではどの方式も採用され得るので詳細な説明は省略する。
体積平均粒径が100nm以上300nm以下の外添剤について、上述したように円形度が異なる外添剤を用いると言うことは、現像剤中に含まれている各種の外添剤の混合物について言えば、粒径100nm以上300nm以下の範囲における平均の円形度が異なっているということになる。
また、粒径100nm以上300nm以下の外添剤については、このような外添剤が混ぜられている目的のため、外添剤の混入量はトナーの表面積に応じた混入量となっている。このような混入量となっていると、イエローの画像形成部とオプション画像形成部とでは感光体クリーナへの外添剤の突入量が異なることになる。すなわち、粒径が相対的に大きいトナーが用いられるオプション画像形成部での外添剤突入量よりも、粒径が相対的に小さいトナーが用いられるイエローの画像形成部での外添剤突入量の方が多くなる。
仮に、イエローの画像形成部とオプション画像形成部とで外添剤の円形度が同一であると、突入量が多いイエローの画像形成部ではブレードからの外添剤のすり抜けが生じやすく、帯電器の汚損や画質故障の原因となりやすい。逆に、突入量が少ないオプション画像形成部では、清掃ブレードの潤滑が不足してエッジの欠けやめくれが生じやすい。いずれにしても、清掃ブレードによる残留トナーや外添剤の清掃能力が不安定となる。
これに対し、本実施形態では、外添剤の突入量が多いイエローの画像形成部では外添剤の円形度が小さいので清掃ブレードによるせき止め性が高く、ブレードからの外添剤のすり抜けが抑制されることになる。その結果、帯電器の汚損や画質故障も抑制される。また、外添剤の突入量が少ないオプション画像形成部では外添剤の円形度が大きいので、コロの働きで清掃ブレードのエッジの潤滑性が高く、エッジの欠けやめくれが抑制される。即ち、イエローの画像形成部でもオプション画像形成部でも清掃ブレードによる残留トナーや外添剤の清掃能力は安定している。
粒径が100nm以上300nm以下の範囲を外れた他の外添剤については、いずれの現像装置についても円形度は同程度となっている。これは、粒径100nm未満の小さな外添剤の場合には、円形度に拘わらず清掃ブレードでの塞き止めは殆ど生じず、粒径300nmを超える大きな外添剤の場合には円形度に拘わらずほぼすべて清掃ブレードで塞き止められるからである。
なお、清掃能力を安定させる手法としては、上記のように外添剤の円形度を変える手法の他に、感光体クリーナのサイズや材質などを変える手法も考えられる。しかし、そのように感光体クリーナを変更してしまうとプロセスカートリッジの共通性が失われてしまい、設計や製造に影響してコストの上昇も招く恐れがある。これに対し現像剤には、オプション現像剤とYMCKの現像剤とで色や粒径が異なるトナーを元々から用いているので、さらに外添剤を別々のものにしても影響は少なく、プロセスカートリッジの共通化によるメリットが大きい。
以上説明した実施形態では、複数の像保持体を備えたいわゆるタンデム方式を例として説明したが、本発明の画像形成装置は、1つの像保持体上に複数色のトナー像を形成するいわゆるロータリ式の画像形成装置であっても良い。この場合には、像保持体上に形成される全ての色のトナー像に対し1つのクリーナで残留トナーや外添剤が清掃されることになるので、外添剤の円形度がトナー粒径に応じた円形度であることは特に望ましい。
上記説明では画像形成装置の一例としてプリンタを示したが、本発明の画像形成装置はファクシミリやコピー機や複合機であってもよい。
また、上記説明では、本発明にいう第1のトナーとして透明トナーを用い、第2のトナーとしてCMYK各色のトナーを用いるカラー機を例示したが、本発明の画像形成装置は、第1のトナーとして透明トナーを用い、第2のトナーとして黒色トナーを用いるモノクロ機であっても良い。また、本発明の画像形成装置としては、第1のトナーとしてCMYトナーを用い、第2のトナーとしては黒色トナーを用いる形態も考えられる。
1 画像形成装置
10Y 画像形成部
10P オプション画像形成部
11Y,11P 感光体
12Y,12P 帯電器
13Y,13P 露光器
14Y,14P 現像装置
15Y,15P 一次転写器
16Y,16P 感光体クリーナ
20 現像剤
21Y,21P トナー
22YMCK,22P 外添剤
30 中間転写ベルト
50 二次転写器
60 定着装置

Claims (1)

  1. 複数色それぞれのトナーで表面に各色のトナー像が形成されて該各色のトナー像を保持する像保持体と、
    前記像保持体表面に静電的な潜像を前記複数色それぞれについて形成する潜像形成器と、
    前記像保持体表面の各潜像に、該各潜像に応じた各色のトナーを付着させることで該各潜像を現像する、該各色のトナーをそれぞれ含んだ各現像剤を内部に収容した複数の現像器であって、第1の外添剤を第1のトナーと共に内蔵した第1の現像器と、該第1のトナーの体積平均粒径よりも小さな体積平均粒径の第2のトナーを内蔵するとともに、該第1の外添剤に較べると、粒径100nm以上300nm以下の範囲における平均の円形度が小さい第2の外添剤も内蔵した第2の現像器とを含んだ複数の現像器と、
    前記像保持体の表面から前記トナー像を記録媒体上に転写する転写器と、
    前記像保持体の表面に接触し、前記転写器によるトナー像転写後の該表面に残留したトナーを該表面から掻き落とす除去部材と、
    前記記録媒体上のトナー像を該記録媒体上に定着させる定着器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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