JP2013155343A - ポリエチレン系樹脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた手切れ性及び耐衝撃性を示し、且つ、フィルム全体に対して20〜70質量%の量で植物由来のポリオレフィン系樹脂を含むことから環境への負荷が低減された、フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物、及びそれを用いた包装材用シーラントフィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】(a)植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)20〜70質量%、(b)密度0.920〜0.933kg/m及びMFR0.5〜3.5g/10分の物性を有する、非植物由来の低密度ポリエチレン(LDPE)15〜65質量%、(c)エチレンと炭素数6のα−オレフィンとの共重合体であって、且つ、密度0.914〜0.937kg/m及びMFR0.9〜4.5g/10分の物性を有する、非植物由来のLLDPE 15〜65質量%、並びに(d)添加剤0〜20質量%、からなり、ここで、(a)〜(d)の合計は100質量%であることを特徴とする、フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物を提供する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、植物由来のポリエチレン系樹脂を含むポリエチレン系樹脂組成物、及びそれを用いた包装材用シーラントフィルムに関し、更に詳しくは、優れた手切れ性及び耐衝撃性を示し、且つ、高いバイオマス度を示すフィルム用ポリエチレン系樹脂組成物、及びそれを用いた包装材用シーラントフィルムに関する。
近年、環境への負荷を低減するために、シーラントフィルム等のポリエチレン系樹脂フィルムの原料の一部を、石油由来のポリオレフィン系樹脂から、植物由来のポリオレフィン系樹脂に置き換えることが検討されている(特許文献1)。植物由来のポリオレフィン系樹脂は、従来の石油由来のポリオレフィン系樹脂と、化学構造的には変わりがなく、同等の物性を有することが期待されている。
しかしながら、実際には、植物由来のポリオレフィン系樹脂を含む樹脂フィルムは、石油由来のポリオレフィン系樹脂のみからなる樹脂フィルムとは異なる性質を示す。
特に、植物由来のポリオレフィン系樹脂を含む樹脂フィルムは、植物由来の樹脂の配合率が高くなるにつれて、シーラントフィルムとして使用する場合の手切れ性及び耐衝撃性が低下することが分かった。
したがって、植物由来のポリオレフィン系樹脂を高い配合率で含む樹脂フィルムは、手切れ性や耐衝撃性を必要とする包装材のシーラントフィルムとしては不適であり、実用性に欠けるものであった。
特開2009−155516号公報
本発明は、上記の問題点を解決し、優れた手切れ性及び耐衝撃性を示し、且つ、フィルム全体に対して20〜70質量%の量で植物由来のポリオレフィン系樹脂を含むことから環境への負荷が低減された、フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物、及びそれを用いた包装材用シーラントフィルムを提供することを目的とする。
本発明者は、種々研究の結果、(a)植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE) 20〜70質量%、(b)密度0.920〜0.933kg/m3及びMFR0.5〜3.5g/10分の物性を有する、非植物由来の低密度ポリエチレン(LDPE) 15〜65質量%、(c)エチレンと炭素数6のα−オレフィンとの共重合体であって、且つ、密度0.914〜0.937kg/m3及びMFR0.9〜4.5g/10分の物性を有する、非植物由来のLLDPE 15〜65質量%、並びに(d)添加剤 0〜20質量%、からなり、ここで、(a)〜(d)の合計は100質量%であることを特徴とする、フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物が、上記の目的を達成することを見出した。
そして、本発明は、以下の点を特徴とする。
1.(a)植物由来のLLDPE 20〜70質量%、(b)密度0.920〜0.933kg/m3及びMFR0.5〜3.5g/10分の物性を有する、非植物由来のLDPE 15〜65質量%、(c)エチレンと炭素数6のα−オレフィンとの共重合体であって、且つ、密度0.914〜0.937kg/m3及びMFR0.9〜4.5g/10分の物性を有する、非植物由来のLLDPE 15〜65質量%、並びに(d)添加剤 0〜20質量%、からなり、ここで、(a)〜(d)の合計は100質量%であることを特徴とする、フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物。
2.上記1に記載のフィルム用ポリエチレン系樹脂組成物からなることを特徴とする、包装材用シーラントフィルム。
3.上記1に記載のフィルム用ポリエチレン系樹脂組成物からなる層を少なくとも1層含む多層共押出フィルムであり、該フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物の配合量は、多層フィルム全体に対して40質量%以上であることを特徴とする、包装材用シーラントフィルム。
4.バイオマス度が18〜60%であることを特徴とする、上記2または3に記載の包装材用シーラントフィルム。
本発明の樹脂組成物、及びそれを用いたシーラントフィルムは、植物由来のポリオレフィン系樹脂を高い配合率で含み、すなわち、高いバイオマス度を示す。したがって、カーボンニュートラルの観点から、大気中のCO2量の増加を抑制し、且つ、石油資源利用の節約にも貢献する。
なお、カーボンニュートラルとは、植物を燃やしても、その際に排出されるCO2量は、植物が生育時に吸収したCO2量と等しいため、大気中のCO2量の増減には影響を与えないことを指す。したがって、植物由来の原料を多く含むほど、CO2量の増加を抑制することができる。
また、本発明の樹脂組成物は、植物由来のLLDPE、並びに、特定の密度及びMFRを有する非植物由来(石油由来)のLDPE及びLLDPEを、特定の割合で含有する。その結果、本発明の樹脂組成物からなるシーラントフィルムは、植物由来のポリオレフィン系樹脂を高い配合率で含む場合においても、手切れ性及び耐衝撃性の低下が生じない。
さらに、本発明の樹脂組成物は、他の任意の樹脂と共押出することによって、多層構成のシーラントフィルムを形成することもできる。この多層構成のフィルムにおいて、本発明の樹脂組成物の配合量を、フィルム全体に対して40質量%以上とすることにより、優れた手切れ性及び耐衝撃性、並びに高いバイオマス度を保持することができる。
本発明の樹脂組成物からなるシーラントフィルム(単層)の層構成についてその一例を示す概略的断面図である。 本発明の樹脂組成物からなる層を含むシーラントフィルム(多層)の層構成についてその一例を示す概略的断面図である。 本発明のシーラントフィルムを用いて形成される詰め替えパウチの構成について、その一例を示す正面図である。
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
以下、本発明において使用される樹脂名は、業界において慣用されるものが用いられる。
本発明において、密度は、150℃でプレス成型して得られた厚さ1mmのシートについて、JIS K 6760(1981)に準拠して測定される値である。
また、MFRは、JIS K 7210(1995)に準拠して、試験温度190℃で、試験荷重21.18Nで測定される値である。
<I> 本発明の樹脂組成物を用いたシーラントフィルムの層構成
図1は、本発明の樹脂組成物からなるシーラントフィルム(単層)の層構成についてその一例を示す概略的断面図である。
図1に示されるように、本発明のシーラントフィルムA1は、植物由来のLLDPEと、石油由来のLDPE及びLLDPEとを混合してなる本発明の樹脂組成物を成形して得られる、単層のフィルムである。このフィルム中に配合される植物由来のLLDPEの量は、20〜70質量%である。
また、図2は、本発明の樹脂組成物からなる層を含むシーラントフィルム(多層)の層構成についてその一例を示す概略的断面図である。
図2に示されるように、本発明のシーラントフィルムA2は、本発明の樹脂組成物からなる層(a)と、他の任意の樹脂からなる層(b)との2層構成であってよい。このとき、(a)及び(b)の層厚は、フィルム中に配合される本発明の樹脂組成物の量が、フィルム全体に対して40質量%以上となるように設計されることが好ましい。
さらに、図示はしないが、本発明のシーラントフィルムは、本発明の樹脂組成物からなる層を少なくとも1層含む、3層またはそれ以上の層からなる多層構成であってもよい。この場合も、各層厚は、フィルム中に配合される本発明の樹脂組成物の総量が、フィルム全体に対して40質量%以上となるように設計されることが好ましい。
<II> 植物由来のLLDPE
本発明において、「植物由来」とは、植物を原料として得られるアルコールから製造される、植物原料に由来する炭素を含むことを意味する。
本発明において、樹脂組成物中に配合される植物由来のLLDPEは、混合する石油由来のLDPE及びLLDPEの物性や、製膜化後のフィルムの用途に応じて、任意の密度及びMFRを有するものであってよい。
本発明の樹脂組成物中に、植物由来のLLDPEは、20〜70質量%、好ましくは20〜60質量%の範囲で配合される。
本発明の樹脂組成物は、植物由来のLLDPEを20質量%以上含むため、高いバイオマス度を達成することができる。しかしながら、この量が70質量%を超えると、植物由来樹脂の配合に伴い生じるシーラントフィルムとしての手切れ性及び耐衝撃性の低下を防ぐことができない。
植物由来のLLDPEの製造方法としては、慣用の方法にしたがって、サトウキビ、トウモロコシ、サツマイモ等の植物から得られる糖液や澱粉を、酵母等の微生物により発酵させてバイオエタノールを製造し、これを触媒存在下で加熱し、分子内脱水反応等によりエチレン、並びにα−オレフィン(1−ブテン、1−ヘキセン等)を得る。次いで、これらをモノマーとして用いて、石油由来のLLDPEの製造と同様にして、慣用の触媒の存在下で重合させることにより、植物由来のLLDPEを製造することができる。コモノマー種である上記α−オレフィンとしては、場合により、石油由来のものを用いることもできる。
重合方法としては、低圧法、スラリー法、溶液法、気相重合法等の重合方法が挙げられる。
また、重合時の触媒としては、メタロセン触媒等のシングルサイト触媒またはチーグラー・ナッタ触媒等のマルチサイト系触媒が挙げられるが、構造均一性に優れる点から、メタロセン触媒等のシングルサイト触媒の使用が好ましい。
本発明において好適に使用される植物由来のLLDPEとしては、ブラスケム(Braskem S.A.)社製のグリーンPE等が挙げられる。
<III> 非植物由来(石油由来)のLDPE
本発明において、「非植物由来」または「石油由来」のLDPEとは、植物由来のポリエチレン系樹脂を含まず、従来どおり、石油から得られるナフサを熱分解して得られるエチレンを原料として、これを高圧法により重合して製造されるLDPEを意味する。
慣用の方法にしたがい、触媒の選択や、重合時のモノマー濃度を調節すること等により、得られる樹脂の密度を、所望の値となるように制御することができる。また、触媒の選択や、重合時の水素濃度を調節すること等により、得られる樹脂のMFRを、所望の値となるように制御することができる。
本発明において使用される石油由来のLDPEは、密度0.920〜0.933kg/m3、より好ましくは0.920〜0.925kg/m3、MFR0.5〜3.5g/10分、より好ましくは0.8〜3.0g/10分の物性を有する。
このような特定の物性を有する石油由来のLDPEを、樹脂組成物中に、15〜65質量%、より好ましくは15〜50質量%配合することにより、植物由来樹脂の配合により生じる、製膜化後のフィルムの手切れ性の低下を防ぐことができる。
石油由来のLDPEの配合量が15質量%より少ないと、製膜化後のフィルムは、引裂強度が高くなり過ぎて、手で切ることができず、はさみ等が必要となる。逆に65質量%より多いと、引き裂く際にフィルムが伸び、手切れ性が悪い。また、シール強度が低いため、シーラントフィルムとして用いた場合に、落下等の衝撃に耐えられずに破袋する恐れがある。
また、石油由来のLDPEの密度が上記範囲外であると、手切れ性低下の防止効果が得られない。
本発明において好適に使用される石油由来のLDPEとしては、宇部丸善ポリエチレン(株)製UBEポリエチレン(R)等が挙げられる。
<IV>非植物由来(石油由来)のLLDPE
本発明において、「非植物由来」または「石油由来」のLLDPEとは、植物由来のポリエチレン系樹脂を含まず、従来どおり、石油から得られるナフサを熱分解して得られるエチレンを原料として、これを、コモノマー種であるα−オレフィンと、慣用の触媒の存在下で共重合させることにより製造されるLLDPEを意味する。
上記α−オレフィンは、好ましくは、炭素数6のα−オレフィン、例えば1−ヘキセン、2−エチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン等である。これらの炭素数6のα−オレフィンを使用することにより、製膜化後のフィルムの機械的強度が向上し、植物由来樹脂の配合により生じる耐衝撃性の低下を効果的に防ぐことができる。
共重合方法としては、低圧法、スラリー法、溶液法、気相重合法等の重合方法が挙げられる。
また、共重合時の触媒としては、メタロセン触媒等のシングルサイト触媒またはチーグラー・ナッタ触媒等のマルチサイト系触媒が挙げられるが、耐衝撃性に優れ、可溶成分が少なく、耐ブロッキング性に優れる樹脂組成物が得られるため、メタロセン触媒等のシングルサイト触媒の使用が好ましい。
慣用の方法にしたがい、触媒の選択や共重合時のコモノマー濃度を調節すること等により、得られる樹脂の密度を、所望の値となるように制御することができる。また、触媒の選択や共重合時の水素濃度を調節すること等により、得られる樹脂のMFRを、所望の値となるように制御することができる。
本発明において使用される石油由来のLLDPEは、密度0.914〜0.937kg/m3、より好ましくは0.916〜0.930kg/m3、MFR0.9〜3.0g/10分、より好ましくは0.9〜2.7g/10分の物性を有する。
このような特定の物性を有する石油由来のLLDPEを、樹脂組成物中に、15〜65質量%、より好ましくは15〜60質量%配合することにより、植物由来樹脂の配合により生じる、製膜化後のフィルムの耐衝撃性の低下を防ぐことができる。
石油由来のLLDPEの配合量が15質量%より少ないと、製膜化後のフィルムは、耐衝撃性に劣り、衝撃による破袋が生じ易く、重量袋のシーラントに適用することはできない。逆に65質量%より多いと、手切れ性の低下を引き起こす。
また、石油由来のLLDPEの密度及びMFRが上記範囲外であると、耐衝撃性低下の防止効果が得られない。 本発明において好適に使用される石油由来のLLDPEとしては、三井化学(株)製エボリュー(R)等が挙げられる。
<V> 添加剤
本発明の樹脂組成物は、本発明の効果を著しく阻害しない範囲で、例えば0〜20質量%の範囲で、任意の添加剤を含んでもよい。
本発明の樹脂組成物中に添加される添加剤としては、樹脂フィルムの成形加工性や生産性、各種の物性を調整するために一般に使用される種々の樹脂用添加剤、例えばアンチブロッキング剤、スリップ剤、酸化防止剤、顔料、流動制御材、難燃剤、充填剤、紫外線吸収剤、界面活性剤等が挙げられる。
<VI> シーラントフィルムの製造方法
本発明の樹脂組成物は、上記の(a)植物由来のLLDPE20〜70質量%、(b)石油由来のLDPE15〜65質量%、(c)石油由来のLLDPE15〜65質量%、及び(d)添加剤0〜20質量%を含み、ここで、(a)〜(d)の合計が100質量%である。
この樹脂組成物を製膜して得られるシーラントフィルムの製造方法は、特に限定されず、従来から公知の、石油由来の樹脂のみからなるシーラントフィルムの製造方法を適用することができる。
本発明の一態様において、単層構成のシーラントフィルムは、上記の本発明の樹脂組成物を溶融し、これをインフレーション成形またはT−ダイ成形等の溶融押出成形法によって製膜することができる。
また、包装材を構成する基材フィルム上に、溶融した上記樹脂組成物を押出コーティングすることによって、製膜と同時に基材フィルム上への積層を行ってもよい。
詰め替えパウチ等の重量物を収容するための重量袋のシーラントとして使用する場合は、溶融押出成形法によって製膜し、得られたシーラントフィルムを、基材フィルムとドライラミネートすることにより、積層体の強度を高めることが好ましい。
本発明のシーラントフィルムは、任意の膜厚であってよいが、詰め替えパウチ等の包装材のシーラントとして、好適には、80〜160μm、より好ましくは100〜130μmの膜厚で製造する。
本発明の別の態様において、多層構成の本発明のシーラントフィルムは、上記の本発明の樹脂組成物と、任意の樹脂とを、それぞれ溶融し、本発明の樹脂組成物からなる層を少なくとも1層含む多層構成となるように、インフレーション成形またはT−ダイ成形等の方法によって共押出成形することによって、製膜することができる。
また、単層構成の場合と同様に、包装材を構成する基材フィルム上に、本発明の樹脂組成物と任意の樹脂とを共押出コーティングすることによって製膜してもよい。
このとき、各層の厚さは、合計が上記の膜厚となる範囲であって、且つ、フィルム中に配合される本発明の樹脂組成物の量が、フィルム全体に対して40質量%以上となるように設計されることが好ましい。本発明の樹脂組成物の配合量が40質量%より少ないと、手切れ性及び耐衝撃性が劣化し得る。また、高いバイオマス度を達成することができない。
多層フィルムにおいて、本発明の樹脂組成物からなる層以外の層を構成する樹脂(または樹脂組成物)としては、シーラントフィルムの構成成分として一般的に使用される任意の熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂を使用することができる。用途に応じて、例えば、低温シール性に優れる樹脂や、耐内容物性に優れる樹脂、基材フィルムとの接着性に優れる樹脂、フィルム全体の腰強度を高めてフィルムの薄肉化に寄与する樹脂、等の種々の機能を付与する樹脂または樹脂組成物を選択することができる。ここで、層の並び方は、各層の機能に応じて適宜に選択される。本発明の樹脂組成物からなる層は、基材フィルムと接するラミネート層、中間層、及び製袋時に最内層となるシール層、のいずれを構成していてもよい。
<VII> バイオマス度
「バイオマス度」とは、石油由来の原料と、植物由来の原料(バイオマス)との混合比率を表す指標であり、放射性炭素(C14)の濃度を測定することにより決定され、下記式で表される。
バイオマス度(%)=C14濃度(pMC)×0.935
このC14は、植物由来の原料中には一定濃度で含まれるが、地中に閉じ込められた石油中にはほとんど存在しない。したがって、C14の濃度を加速器質量分析により測定することにより、植物由来の原料の含有割合の指標とすることができる。
本発明のシーラントフィルムは、高い手切れ性及び耐衝撃性を示しながらも、植物由来のLLDPEを高い配合率で含み、18%〜60%程度までの高いバイオマス度を示すことができる。
本発明において、樹脂フィルム中のC14の濃度の測定は、次のとおりに行う。すなわち、測定対象試料を燃焼して二酸化炭素を発生させ、真空ラインで精製した二酸化炭素を、鉄を触媒として水素で還元し、グラファイトを精製させる。そして、このグラファイトを、タンデム加速器をベースとしたC14―AMS専用装置(NEC社製)に装着して、C14の計数、C13の濃度(C13/C12)、C14の濃度(C14/C12)の測定を行い、この測定
値から標準現代炭素に対する試料炭素のC14濃度の割合を算出する。標準試料としては、米国国立標準局(NIST)から提供されるシュウ酸(HOXII)を使用する。
<VIII>積層体
本発明のシーラントフィルムを用いて、その一方の面に基材フィルムを積層し、積層体を得ることができる。
基材フィルムとしては、積層体の用途に応じて任意の樹脂フィルムまたはシートを使用することができる。例えば、詰め替え用のシャンプーやリンス、食品等を密封包装する詰め替えパウチに適用する場合は、引っ張り強度、屈曲強度、衝撃強度等の機械的強度に優れるとともに、印刷適性に優れることが好ましく、例えば、二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム等の二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム等を好適に使用できるほか、合成紙等も使用することができる。これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み合わせて使用してもよい。
基材フィルムとシーラントフィルムとの接着は、接着剤を介して、ドライラミネート法で貼り合わせることができる。これにより、優れた接着強度及び引き裂き性が得られる。使用する接着剤としては、例えば、ドライラミネート用の二液硬化型ポリウレタン系接着剤等が挙げられる。
また、接着層を介して押出ラミネート法(所謂サンドイッチラミネート法)により貼り合わせることもできる。この場合は、接着層として、ポリオレフィン系の熱接着性樹脂、例えば、LDPEのほか、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、アイオノマー等の単体、またはこれらにハードレジン等の接着性向上剤をブレンドした樹脂等を使用することができる。また、本発明の樹脂フィルムを構成する樹脂組成物を使用して、バイオマス度をさらに向上させてもよい。
さらに、上述のとおり、基材フィルム上に、シーラントを構成する樹脂組成物を押出コーティングすることにより積層することもできる。
本発明の更なる態様において、基材フィルムとシーラントフィルムとの間に、バリア層を設けてもよい。
バリア層としては、アルミニウム箔等の金属箔のほか、アルミニウム等の金属やアルミニウム酸化物、珪素酸化物等の無機酸化物を二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム等の基材フィルムに蒸着した蒸着フィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム等を使用することができる。
基材フィルムとバリア層、及び、バリア層とシーラントとは、上記の基材フィルムとシーラントとの接着と同様に、ドライラミネート法、押出ラミネート法、押出コーティング法等で積層することができる。
いずれの場合も、積層面にアンカーコート剤を予め塗布しておくか、コロナ処理等の前処理を施しておくことにより、層間の接着強度を高めることができる。
<IX> 包装材
上記で得られた積層体を使用し、これを二つ折にするか、又は該積層体2枚を用意し、そのシーラントの面を対向させて重ね合わせ、さらにその周辺端部を、例えば、側面シール型、二方シール型、三方シール型、四方シール型、封筒貼りシール型、合掌貼りシール型(ピローシール型)、ひだ付シール型、平底シール型、角底シール型、ガゼット型等のヒートシール形態によりヒートシールして、種々の形態の包装材として製造することができる。
上記において、ヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知の方法で行うことができる。
本発明のシーラントフィルムは、高いバイオマス度を示しながらも、優れた手切れ性及び耐衝撃性を有するため、特に、詰め替え用のシャンプーやリンス、食品等を密封包装する詰め替えパウチのシーラントフィルムとして好適に使用することができる。
図3は、本発明のシーラントフィルムを用いて形成される詰め替えパウチの構成について、その一例を示す正面図である。
図3に示した詰め替えパウチ100は、スタンディングパウチ形式で作製したものであり、パウチの底部を、前後の壁面フィルム(上記の本発明の積層体を使用する)11、11’の下部の間に底面フィルム(壁面フィルムと同じてあっても異なっていてもよい)を内側に折り返して底面フィルム折り返し部12まで挿入してなるガセット部14を有する形式で形成し、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍には、この場合、半円形の底面フィルム切り欠き部13a 、13bを設け、ガセット部14を、内側が両側から中央部にかけて湾曲線状に凹状となる船底形の底部シール部15でヒートシールして形成し、パウチの胴部は、前後の壁面フィルム11、11′の両側の端縁部を側部シール部16a 、16b でヒートシールして形成すると共に、パウチ100の上部の一方のコーナー部(図において左側のコーナー部)には、その外周を注出口部シール部17でヒートシールしてなる先細り形状で斜め外側上方を向く狭い幅の注出口部20が、その両側に切り欠き部19a 、19b を設けて突出する形状に設けられている。
また、注出口部20の先端側の開封位置には、易開封性手段として、ハーフカット線21とその上側の端部にノッチ22を設けて構成したものである。
尚、パウチ100の上部のうち、注出口部20を設けていない部分は、上部シール部18でヒートシールするが、この部分は内容物の充填口に使用するため、内容物の充填前は未シールの開口部とし、内容物の充填後にヒートシールするものである。
また、前記ハーフカット線21は、図では3本の平行なハーフカット線で示したが、1本、または2本のほか、中心のハーフカット線の両側に各1本〜3本等複数のハーフカット線を平行に、または中心のハーフカット線に収斂する形状に、或いは、複数の平行なハーフカット線とこれに斜めに交差する斜め方向のハーフカット線とを組み合わせた形状等、任意の形状に設けることができる。
以下に、実施例、比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
[実施例1]
植物由来のLLDPE(ブラスケム(Braskem S.A.)社製SLL118、密度0.916kg/m3、MFR1.0g/10分、バイオマス度87%)50質量%、石油由来のLDPE(宇部丸善ポリエチレン(株)製UBEポリエチレン(R)F120N、密度0.920kg/m3、MFR1.2g/10分)25質量%、及び石油由来のLLDPE(三井化学(株)製エボリュー(R)SP2020、エチレンと1−ヘキセンとの共重合物(C6−LLDPE)、密度0.916kg/m3、MFR2.3g/10分)25質量%をブレンドし、溶融混練して、本発明の樹脂組成物を得た。次いで、得られた樹脂組成物を、上吹き空冷インフレーション共押出製膜機により成形し、厚み120μmのシーラントフィル
ムを製膜した。フィルム全体のバイオマス度は43.5%であった。
得られたシーラントフィルムを、2軸延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)とドライラミネートして積層体を得、これを用いて、外形寸法:高さ220mm×幅140mm、底部の折り込み部の高さ40mm、シール幅5mmのスタンディングパウチを製造した。また、底部は舟底型のシールパターンでヒートシールした。
[実施例2]
中間層として実施例1で調製した本発明の樹脂組成物を使用し、ラミネート層及びシール層として、石油由来のLDPE(宇部丸善ポリエチレン(株)製UBEポリエチレン(R)F120N)50質量%及び石油由来のLLDPE(三井化学(株)製エボリュー(R)SP2020)50質量%からなる樹脂組成物を使用し、上吹き空冷インフレーション共押出製膜機によりこれらの樹脂組成物を共押出成形し、ラミネート層24μm/中間層72μm/シール層24μmの3層構成のシーラントフィルム(総厚120μm)を製造した。フィルム全体のバイオマス度は26%であった。
得られたシーラントフィルムを用いて、実施例1と同様にして、積層体及びスタンディングパウチを製造した。
[比較例1]
本発明の樹脂組成物の代わりに、植物由来のLLDPE(ブラスケム社製SLL118)100質量%を用いてシーラントフィルムを製造した以外は、実施例1と同様にして、積層体及びスタンディングパウチを製造した。シーラントフィルムのバイオマス度は87%であった。
[比較例2]
本発明の樹脂組成物の代わりに、植物由来のLLDPE(ブラスケム社製SLL118)50質量%及び石油由来のLLDPE(三井化学(株)製エボリュー(R)SP2020)50質量%からなる樹脂組成物を用いてシーラントフィルムを製造した以外は、実施例1と同様にして、積層体及びスタンディングパウチを製造した。シーラントフィルムのバイオマス度は43.5%であった。
[比較例3]
本発明の樹脂組成物の代わりに、植物由来のLLDPE(ブラスケム社製SLL118)50質量%及び石油由来のLDPE(宇部丸善ポリエチレン(株)製UBEポリエチレン(R)F120N)50質量%からなる樹脂組成物を用いてシーラントフィルムを製造した以外は、実施例1と同様にして、積層体及びスタンディングパウチを製造した。シーラントフィルムのバイオマス度は43.5%であった。
[評価]
(フィルムインパクトテスト)
実施例1、2及び比較例3のシーラントフィルムについて、100mm×100mmの大きさにはさみで試験片として切り取り、この試験片の破壊に要するエネルギーをフィルムインパクトテスター(東洋精機製)を用いて測定した。このとき、衝撃頭球面と容量は1インチ×18kg・cmである。
結果を以下の表1に示す。
(耐衝撃性テスト)
実施例1、2及び比較例1〜3のパウチを各実施例/比較例につき10個ずつ用意し、各パウチ中に、水500ccを充填し、ヒートシールして密封した。次いで、これらのパウチを150cmの高さから、床と垂直に(底部が床に当たるように)10回落下させて、パウチ10個中の何個が破袋したかを調べた。
Figure 2013155343
(手切れ性テスト)
実施例1、2及び比較例1〜2のシーラントフィルムについて、JIS K 7128−2(エルメンドルフ引き裂き法)に準拠して、MD方向(流れ方向)及びTD方向(幅方向)の引き裂き強度を測定した。同様に、実施例1、2及び比較例1〜2で得られた積層体2枚を、MD及びTD方向を揃え、シール層を内側にして重ね合わせ、JIS K 7128−2(エルメンドルフ引き裂き法)に準拠して、MD方向(流れ方向)及びTD方向(幅方向)の引き裂き強度を測定した。
さらに、官能評価として、ノッチをつけた部分からのパウチの開封性を、両方向について評価した。
結果を以下の表2に示す。
Figure 2013155343
(結果)
実施例1及び2のパウチは、高いバイオマス度を示し、且つ、植物由来の樹脂を含まない比較例2と同等の優れた耐衝撃性を示した。これに対し、比較例1及び3のパウチは、落下の衝撃に耐えられず、耐衝撃性に劣るものであった。
また、実施例1及び2のパウチは、優れた手切れ性を示したのに対し、比較例1及び2のパウチは、手切れ性に劣り、包装材としての実用性に欠けるものであった。
本発明の樹脂組成物からなる包装材用シーラントフィルムは、その性能を有効に利用できる用途であれば、内容物や途等に関して特に制限はなく、例えば、詰め替えパウチ等の重量袋のシーラントとしても好適に使用することができる。
1、A2 シーラントフィルム
a 本発明の樹脂組成物からなる層
b 任意の樹脂からなる層
11、11′ 壁面フィルム
12 底面フィルム折り返し部
13a 、13b 底面フィルム切り欠き部
14 ガセット部
15 底部シール部
16a 、16b 側部シール部
17 注出口部シール部
18 上部シール部
19a 、19b 切り欠き部
20 注出口部
21 ハーフカット線
22 ノッチ
100 詰め替え用包装袋

Claims (4)

  1. (a)植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン 20〜70質量%、
    (b)密度0.920〜0.933kg/m3及びMFR0.5〜3.5g/10分の物性を有する、非植物由来の低密度ポリエチレン 15〜65質量%、
    (c)エチレンと炭素数6のα−オレフィンとの共重合体であって、且つ、密度0.914〜0.937kg/m3及びMFR0.9〜4.5g/10分の物性を有する、非植物由来の直鎖状低密度ポリエチレン 15〜65質量%、並びに
    (d)添加剤 0〜20質量%、
    からなり、ここで、(a)〜(d)の合計は100質量%であることを特徴とする、フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物。
  2. 請求項1に記載のフィルム用ポリエチレン系樹脂組成物からなることを特徴とする、包装材用シーラントフィルム。
  3. 請求項1に記載のフィルム用ポリエチレン系樹脂組成物からなる層を少なくとも1層含む多層共押出フィルムであり、
    該フィルム用ポリエチレン系樹脂組成物の配合量は、多層フィルム全体に対して40質量%以上であることを特徴とする、包装材用シーラントフィルム。
  4. バイオマス度が18〜60%であることを特徴とする、請求項2または3に記載の包装材用シーラントフィルム。
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