JP7211521B2 - シーラントフィルム、包装袋用積層フィルム、パウチ包装袋およびパウチ包装体 - Google Patents

シーラントフィルム、包装袋用積層フィルム、パウチ包装袋およびパウチ包装体 Download PDF

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Description

本発明は、スタンディングパウチなどの包装袋に用いられるシーラントフィルム、このシーラントフィルムを備えた包装袋用積層フィルム、この包装袋用積層フィルムを使用したパウチ包装袋およびパウチ包装体に関する。
例えば詰替用の洗剤やシャンプー等の容器として、基材フィルムにシーラントフィルムが積層された積層フィルムよりなるスタンディングパウチ等のパウチ包装袋が利用されている。このようなパウチ包装袋においては、落下したときの衝撃によってフィルムが破損しない耐落下性や、パウチ包装体の持ちやすさ、内容物の詰替え時における注ぎ易さ、パウチ包装体の自立性などに寄与する高いパウチ剛性が要求される。そして、積層フィルムの厚みの75%以上はシーラントフィルムの厚みによって占められているため、詰替用のパウチ包装袋のパウチ剛性は、シーラントフィルムの剛性によって大きく影響を受ける。
そして、近年、パウチ包装袋においては、プラスチックの使用量削減の要請から、フィルムの薄肉化が求められており、その一方で、例えば2回以上複数回詰替できるような800g以上の内容物を充填することができるような大容量化が求められている。
従来、パウチ包装袋を構成するシーラントフィルムとしては、ヒートシール性や耐衝撃性等の観点から、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、またはこれらの混合物よりなるものが提案されている(特許文献1乃至特許文献4参照)。
しかしながら、このようなシーラントフィルムを用いてパウチ包装袋を構成する場合において、大容量化やフィルムの薄肉化を図ると、要求される耐落下性またはパウチ剛性を得ることが困難であることが判明した。
特開2005-14461号公報 特開2005-8667号公報 特開2010-69764公報 特開2018-62173公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、耐落下性およびパウチ剛性に優れたパウチ包装袋が得られるシーラントフィルムおよび包装袋用積層フィルムを提供することにある。
本発明の他の目的は、耐落下性およびパウチ剛性に優れたパウチ包装袋およびパウチ包装体を提供することにある。
本発明のシーラントフィルムは、直鎖状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを含有するポリエチレン樹脂組成物よりなるシール層を有するシーラントフィルムであって、
前記直鎖状低密度ポリエチレンは、エチレンと炭素数が6~10のα-オレフィンとの共重合体よりなり、当該直鎖状低密度ポリエチレンの密度が0.910~0.929g/cm3 、当該直鎖状低密度ポリエチレンのメルトフローレートが2.5g/10min以下であり、
前記ポリエチレン樹脂組成物における前記低密度ポリエチレンの含有割合が1~29質量%であり、
前記ポリエチレン樹脂組成物における前記直鎖状低密度ポリエチレンの含有割合が70質量%を超えることを特徴とする。

本発明のシーラントフィルムにおいては、前記シール層の厚みが50~190μmであることが好ましい。
本発明の包装袋用積層フィルムは、上記のシーラントフィルムと、基材フィルムとを有することを特徴とする。
本発明の包装袋用積層フィルムにおいては、厚みが70~300μmであることが好ましい。
本発明のパウチ包装袋は、上記の包装袋用積層フィルムによって構成されていることを特徴とする。
本発明のパウチ包装体は、上記のパウチ包装袋内に内容物が充填されてなることを特徴とする。
本発明のシーラントフィルムによれば、特定の直鎖状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを含有してなり、当該低密度ポリエチレンが特定の割合で含有されているため、高い耐衝撃性が得られると共に高い剛性が得られる。従って、本発明のシーラントフィルムを用いてパウチ包装袋を構成することにより、耐落下性およびパウチ剛性(自立性等)に優れたパウチ包装袋およびパウチ包装体が得られる。
実施例で作製したパウチ包装袋を示す説明図である。 パウチ包装体におけるサイドシールの傾きを示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[シーラントフィルム]
本発明のシーラントフィルムは、特定の直鎖状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを含有するポリエチレン樹脂組成物よりなるシール層を有するものである。
シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物において、特定の直鎖状低密度ポリエチレンは、エチレンと炭素数が6~10のα-オレフィンとの共重合体よりなるものである。炭素数が6~10のα-オレフィンとしては、1-ヘキセン、1-オクテンが好ましく、これらは単独でまたは組み合わせて用いることができる。
α-オレフィンの炭素数が5以下、例えばα-オレフィンが1-ブテンである直鎖状低密度ポリエチレンを用いた場合には、当該シーラントフィルムは耐衝撃性が低いものとなり、そのため、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となる。
また、特定の直鎖状低密度ポリエチレンは、密度が0.910~0.929g/cm3 、好ましくは0.915~0.926g/cm3 のものである。直鎖状低密度ポリエチレンの密度が0.910g/cm3 未満である場合には、当該シーラントフィルムは剛性が低いものとなり、そのため、高いパウチ剛性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となる。一方、直鎖状低密度ポリエチレンの密度が0.929g/cm3 を超える場合には、当該シーラントフィルムは耐衝撃性が低いものとなり、そのため、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となる。
また、特定の直鎖状低密度ポリエチレンは、JIS K7210に準拠(温度190℃,荷重2.16kg)して測定されたメルトフローレート(MFR)が2.5g/10min以下、好ましくは0.8~2.2g/10minのものである。直鎖状低密度ポリエチレンのメルトフローレートが2.5g/10minを超える場合には、当該シーラントフィルムは耐衝撃性が低いものとなり、そのため、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となる。
また、特定の直鎖状低密度ポリエチレンとしては、メタロセン触媒等のシングルサイト触媒や、チーグラー触媒等のマルチサイト触媒等により重合した共重合体を用いることができるが、分子量分布が狭く低分子量成分の少ないことから、シングルサイト触媒により重合した共重合体を用いることが好ましい。
シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物において、特定の直鎖状低密度ポリエチレンの含有割合は、70質量%以上であることが好ましく、より好ましくは75質量%以上である。特定の直鎖状低密度ポリエチレンの含有割合が70質量%未満である場合には、当該シーラントフィルムは耐衝撃性が低いものとなりやすく、そのため、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となることがある。
シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物において、低密度ポリエチレンとしては、特に限定されず、ラジカル重合開始剤を用いて高圧下にエチレンをラジカル重合して得られる重合体を用いることができる。また、低密度ポリエチレンは、エチレンに少量の他のモノマーを共重合して得られる共重合体であってもよい。
また、低密度ポリエチレンは、密度が0.916~0.928g/cm3 であるものが好ましく、JIS K7210に準拠(温度190℃,荷重2.16kg)して測定されたメルトフローレート(MFR)が0.2~5.0g/10minのものであることが好ましい。
シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物において、低密度ポリエチレンの含有割合は、1~29質量%とされ、好ましくは5~27質量%、より好ましくは10~25質量%である。低密度ポリエチレンの含有割合が1質量%未満である場合には、当該シーラントフィルムは剛性が低いものとなり、そのため、高いパウチ剛性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となる。一方、低密度ポリエチレンの含有割合が29質量%を超える場合には、当該シーラントフィルムは耐衝撃性が低いものとなり、そのため、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を得ることが困難となる。
シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物においては、本発明の目的を阻害しない範囲において、特定の直鎖状低密度ポリエチレンおよび低密度ポリエチレン以外の樹脂が含有されていてもよい。
また、シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物には、滑剤、酸化防止剤、アンチブロッキング剤などの種々の添加剤が含有されていてもよい。
また、シール層を構成するポリエチレン樹脂組成物においては、環境への配慮の点から特定の直鎖状低密度ポリエチレンおよび低密度ポリエチレンの一部または全部として、バイオポリエチレン、再生ポリエチレンを用いることが好ましい。バイオポリエチレンとしては、サトウキビなどの植物由来のエチレンを重合して得られる低密度ポリエチレン、サトウキビなどの植物由来のエチレンとα-オレフィンとを共重合して得られる直鎖状低密度ポリエチレンが挙げられる。再生ポリエチレンとしては、JIS Q 14021(2000年)に準拠したプレコンシューマ材料、ポストコンシューマ材料などを挙げることができる。
本発明のシーラントフィルムにおいて、シール層の厚みは、形成すべきパウチ包装袋の容量に応じて異なるが、50~190μmであることが好ましく、より好ましくは100~170μmであり、特に好ましくは110~150μmである。シール層の厚みが50μm未満である場合には、例えば、現在広く市販されているスタンディングパウチ(15μm二軸延伸ナイロンフィルムとシーラントフィルムをラミネートし、製袋したもの)を構成したときに、パウチ剛性を付与することが困難となる。一方、シール層の厚みが190μmを超える場合には、耐落下性・パウチ剛性などの性能面では申し分ないが、資源有効活用の環境面・費用対効果の経済面で好ましくない。
また、容量が800g未満、例えば100~799gである小容量のパウチ包装袋に用いる場合には、シール層の厚みは、50~150μmであることが好ましく、より好ましくは70~130μmであり、特に好ましくは100~130μmである。また、容量が800g以上、例えば800~4000gである大容量のパウチ包装袋に用いる場合には、シール層の厚みは、140~190μmであることが好ましく、より好ましくは140~180μmであり、特に好ましくは140~160μmである。
また、本発明のシーラントフィルムは、上記のシール層のみからなる単層構造のものであっても、上記のシール層と他の樹脂層との積層構造のものであってもよい。他の樹脂層を構成する材料としては、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンおよびこれらの混合物が挙げられる。
[包装袋用積層フィルム]
本発明の包装袋用積層フィルムは、上記のシーラントフィルムと、基材フィルムとを有するものである。
基材フィルムは、特に限定されず、パウチ包装袋に用いられるフィルムであればよい。基材フィルムの具体例としては、結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン-エチレン共重合体、結晶性ポリブテン-1、結晶性ポリ4-メチルペンテン-1、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-アクリル酸エチル共重合体(EEA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレン-ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合体;アクリロニトリル-スチレン共重合体、アクリロニトリル-スチレン-ブタジエン共重合体等のニトリル重合体;ナイロン6、ナイロン66、パラまたはメタキシリレンアジパミド等のポリアミド類;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル類;各種ポリカーボネート;ポリオキシメチレン等のポリアセタール類などの熱可塑性樹脂によって構成された樹脂フィルムを挙げることができる。
また、充填される内容物が酸素に敏感なものである場合には、基材フィルムとして、上記樹脂フィルムに金属酸化物等が蒸着されてなるフィルム、或いは有機化合物が被覆されてなるフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂からなる層が設けられてなるフィルムを用いることができる。
これらの材料からなるフィルムは、未延伸、一軸延伸、或いは二軸延伸して用いられる。
基材フィルムとしては、上記の樹脂フィルムを単層で、或いは、二種以上を積層して用いることができ、また、これらの樹脂フィルムの一種または二種以上と、アルミニウム等の金属箔、紙、セロファン等とを積層したものを用いることができる。
好ましい基材フィルムとしては、例えば、延伸ナイロンフィルム、延伸ポリエステルフィルムからなる単層フィルム、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルムとPETとを積層した二層構成のフィルム、PET/ナイロン/ポリエチレンを積層した三層構成のフィルム等が挙げられる。これらの積層フィルムの製造に際しては、各層間に必要に応じて接着剤、アンカー剤を介在させることもできる。また、基材フィルムには、デザインを表現するインキ層が設けられていてもよい。
基材フィルムの厚みは、基材フィルムの材質や形成すべきパウチ包装袋の形態や寸法等に応じて適宜設定することができるが、通常は、3~50μm、好ましくは5~40μmの範囲から選択される。
基材フィルムをシーラントフィルムに積層する方法としては、特に限定されず、例えば押出しラミネート等によりシーラントフィルムに基材フィルムを直接積層する方法、ドライラミネート等により接着剤を介してシーラントフィルムに基材フィルムを積層する方法などが挙げられる。ドライラミネートにおける接着剤としては、ウレタン系接着剤、酸変性ポリオレフィン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリエーテル系接着剤、ポリアミド系接着剤等を用いることができる。
また、包装袋用積層フィルム全体の厚みは、70~300μmであることが好ましく、より好ましくは90~240μmであり、特に好ましくは120~190μmである。
[パウチ包装袋]
本発明のパウチ包装袋は、上記の包装袋用積層フィルムによって構成されている。パウチ包装袋の具体的な形態は特に限定されないが、スタンディングパウチなどの高いパウチ剛性が要求されるパウチ包装袋として好適である。
ここで言うスタンディングパウチとは、公知のスタンディングパウチであり、積層フィルムからなる表裏2枚の胴材と逆V字状に折り曲げられた底材をサイドシールとボトムシールによりヒートシールされたものである。
[パウチ包装体]
本発明のパウチ包装体は、上記のパウチ包装袋内に内容物が充填されてなるものである。パウチ包装袋内に充填される内容物は特に限定されず、例えば界面活性剤を含有する液状またはジェル状の内容物などを挙げることができる。界面活性剤を含有する内容物の具体例としては、シャンプー、ボディシャンプー、ヘヤリンス、ヘヤトリートメント、衣料用液体洗浄剤、液体漂白剤、柔軟仕上剤、台所用液体洗浄剤等が挙げられる。
内容物に含有される界面活性剤は、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤および両性界面活性剤の中から1種以上を選択して用いられる。このような界面活性剤としては、例えば脂肪酸塩、アルファスルホ脂肪酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、及びポリオキシアルキレン系界面活性剤等が挙げられる。
本発明によれば、シーラントフィルムが、特定の直鎖状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを含有してなり、当該低密度ポリエチレンが特定の割合で含有されているため、高い耐衝撃性を有すると共に高い剛性を有する。従って、パウチ包装袋を構成したときには、優れた耐落下性およびパウチ剛性が得られる。
以下、本発明の具体的な実施例に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
また、以下の実施例および比較例において使用した特定の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE(1)~LLDPE(5))、その他の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE(6)~LLDPE(9))および低密度ポリエチレン(LDPE(10))は、下記表1に示す特性を有するものである。
Figure 0007211521000001
〈実施例1〉
LLDPE(1)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を、単軸押出機に供給して溶融混練し、該単軸押出機に連結したTダイフィルム成形装置から押し出した。さらに、押し出された溶融樹脂を、冷却ロールにキャストして冷却することにより、厚みが120μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
以上において、単軸押出機のシリンダーの温度は200℃、Tダイヘッドの温度は210℃、冷却ロールの温度は60℃である。
また、単軸押出機とTダイとの連結部において樹脂温度を測定したところ、204~210℃であった。
〈実施例2〉
シール層の厚みを110μmに変更したこと以外は実施例1と同様にして小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例3〉
LLDPE(2)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが120μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例4〉
シール層の厚みを110μmに変更したこと以外は実施例3と同様にして小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例5〉
LLDPE(3)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例6〉
LLDPE(4)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例7〉
シール層の厚みを120μmに変更したこと以外は実施例6と同様にして小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例8〉
LLDPE(1)90質量%およびLDPE(10)10質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈実施例9〉
LLDPE(1)75質量%およびLDPE(10)25質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例1〉
LLDPE(6)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが120μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例2〉
シール層の厚みを110μmに変更したこと以外は比較例1と同様にして小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例3〉
LLDPE(7)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例4〉
LLDPE(8)80質量%およびLDPE(10)20質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが120μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例5〉
シール層の厚みを110μmに変更したこと以外は比較例4と同様にして小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例6〉
LLDPE(1)を押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
〈比較例7〉
LLDPE(1)70質量%およびLDPE(10)30質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが110μmのシール層のみよりなる小容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。
[シーラントフィルムの評価]
実施例1~9および比較例1~7で得られたシーラントフィルムについて、下記の方法により、インパクト値およびスティフネス値を測定し、各シーラントフィルムを使用して小容量パウチ包装袋を構成した場合における耐落下性およびパウチ剛性を下記の基準により評価した。以上、結果を下記表2に示す。
インパクト値:
各シーラントフィルムを100mm×100mmの大きさに切り取り、これを試験片とした。この試験片を測定前に5℃の恒温室に24時間静置した。その後、この試験片について、5℃の恒温室に設置したフィルムインパクトテスター(東洋精機製)を用いて、破壊に要するエネルギーを測定した。ここで、フィルムインパクトテスターにおける衝撃頭球面と容量は1/2インチ×30kg・cmである。
スティフネス値:
各シーラントフィルムについて、ループスティフネステスター(東洋精機製作所社製)を用いて、下記の測定条件でスティフネス値を測定した。ここで、測定は、各シーラントフィルムにおける製膜時の流れ方向(MD)および幅方向(TD)についてそれぞれ5回行い、合計10回の測定値の平均値を当該シーラントフィルムのスティフネス値とした。
(測定条件)
試料の寸法:ループ長さ=100mm、幅=30mm
押し込み距離:0mm
耐落下性の評価基準:
インパクト値が1.4J以上のシーラントフィルムを○、インパクト値が1.4J未満のシーラントフィルムを×として評価した。
パウチ剛性の評価基準:
スティフネス値が30mN以上のシーラントフィルムを○、スティフネス値が30mN未満のシーラントフィルムを×として評価した。
Figure 0007211521000002
表2の結果から明らかなように、実施例1~9に係るシーラントフィルムによれば、インパクト値およびスティフネス値の両方が高い値を示していることから、優れた耐落下性およびパウチ剛性を有するパウチ包装袋を構成することが可能であることが理解される。
これに対して、比較例1~2に係るシーラントフィルムにおいては、密度が低い直鎖状低密度ポリエチレンを使用しており、スティフネス値が低い値を示していることから、高いパウチ剛性を有するパウチ包装袋を構成することが困難である。また、比較例3に係るシーラントフィルムにおいては、MFRが高くて密度が高い直鎖状低密度ポリエチレンを使用しており、インパクト値が低い値を示していることから、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を構成することが困難である。また、比較例4~5に係るシーラントフィルムにおいては、直鎖状低密度ポリエチレンが、エチレンと1-ブテンとの共重合体であり、インパクト値が低い値を示していることから、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を構成することが困難である。また、比較例5に係るシーラントフィルムにおいては、低密度ポリエチレンが含有されておらず、スティフネス値が低い値を示していることから、高いパウチ剛性を有するパウチ包装袋を構成することが困難である。また、比較例7に係るシーラントフィルムにおいては、低密度ポリエチレンの含有割合が大きく、インパクト値が低い値を示していることから、高い耐落下性を有するパウチ包装袋を構成することが困難である。
〈実施例10〉
(1)シーラントフィルムの製造
LLDPE(5)73質量%およびLDPE(10)27質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが150μmのシール層のみよりなる大容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。このシーラントフィルムを「フィルムF1」とする。
(2)パウチ包装体用積層フィルムの作製
得られたフィルムF1の一面にコロナ処理を施した。このフィルムF1の処理面とアルミ蒸着延伸PETフィルム(厚み:15μm)の非蒸着面とを、接着剤(主剤:ポリエステル系、硬化剤:ポリイソシアネート系)を用いてドライラミネーションによって貼り合わせることにより、中間積層フィルムを得た。
得られた中間積層フィルムの蒸着面と延伸ナイロンフィルム(厚み:15μm)の一面とを接着剤(主剤:ポリエステル系、硬化剤:ポリイソシアネート系)を用いてドライラミネーションによって貼り合わせることにより、パウチ包装袋用積層フィルム(a)を作製した。
また、得られたフィルムF1の一面にコロナ処理を施し、このフィルムF1の処理面と延伸ナイロンフィルム(厚み:25μm)の一面とを、接着剤(主剤:ポリエステル系、硬化剤:ポリイソシアネート系)を用いてドライラミネーションによって貼り合わせることにより、パウチ包装袋用積層フィルム(b)を作製した。
(3)大容量パウチ包装袋(スタンディングパウチ)の作製
パウチ包装袋用積層フィルム(a)を胴部材として、パウチ包装袋用積層フィルム(b)を底部材としてそれぞれ用い、図1に示す形態のパウチ包装袋(スタンディングパウチ)1を製造した。このパウチ包装袋1は、幅160mm、高さ270mm、底部折り返し高さが45mm、サイドシール2(短辺)の長さが225mm、開口部3の長さが115mm、サイドシール2の幅が5mmで、内容量が800mLのものである。また、パウチ包装袋1には、スクリュー栓6を有するスパウト5(質量2.3g)が取り付けられており、このスパウト5の取り付け位置は、底部からの高さhが245mmとなる位置である。
(4)パウチ包装体の作製
作製したパウチ包装袋1の開口部3から800mLの水を充填した後、開口部3をシールすることにより、パウチ包装体を作製した。
〈比較例8〉
LLDPE(9)71質量%およびLDPE(10)29質量%を混合し、得られた混合物を実施例1と同様にして押出成形することにより、厚みが150μmのシール層のみよりなる大容量パウチ包装袋用のシーラントフィルムを製造した。このシーラントフィルムを「フィルムF2」とする。
フィルムF1の代わりにフィルムF2を用いたこと以外は実施例10と同様にして、パウチ包装体用積層フィルム、パウチ包装袋およびパウチ包装体を作製した。
[シーラントフィルムの評価]
実施例10および比較例8で得られたシーラントフィルムについて、上記の方法により、インパクト値およびスティフネス値を測定し、各シーラントフィルムを使用して大容量パウチ包装袋を構成した場合における耐落下性およびパウチ剛性を下記の基準により評価した。
耐落下性の評価基準:
インパクト値が1.8J以上のシーラントフィルムを○、インパクト値が1.8J未満のシーラントフィルムを×として評価した。
パウチ剛性の評価基準:
スティフネス値が110mN以上のシーラントフィルムを○、スティフネス値が110mN未満のシーラントフィルムを×として評価した。
以上、結果を下記表3に示す。
[パウチ包装体の自立性評価]
実施例10および比較例8で得られたパウチ包装体について、以下のようにして自立性の評価を行った。
パウチ包装袋のスパウトのスクリュー栓を外し、充填された水100mLを排出した後、パウチ包装袋の内部に存在する空気を十分に排出した。次いで、スクリュー栓を取り付けた後、水100mL排出後のパウチ包装体を水平な台上に直立の状態で載置した。そして、図2に示すように、パウチ包装体10を側方から見たとき、垂直方向に伸びる仮想線Vに対するサイドシール2の上部2aの傾き角θを測定した。このような操作を4回(水の総排出量が400mL)繰り返して行った。
以上、結果を表3に示す。

Figure 0007211521000003
表3の結果から明らかなように、実施例10に係るシーラントフィルムによれば、比較例8に係るシーラントフィルムに比べて、インパクト値およびスティフネス値の両方が高い値を示していることから、大容量のパウチ包装袋を構成する場合でも、優れた耐落下性およびパウチ剛性を得ることが可能であることが理解される。
また、実施例10に係るパウチ包装体によれば、比較例8に係るパウチ包装体に比較して、内容物を多量に排出しても、サイドシール上部の傾き角が小さく、従って、大容量であっても優れた自立性が得られることが確認された。
1 パウチ包装袋
2 サイドシール
2a 上部
3 開口部
5 スパウト
6 スクリュー栓
10 パウチ包装体
V 仮想線

Claims (6)

  1. 直鎖状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを含有するポリエチレン樹脂組成物よりなるシール層を有するシーラントフィルムであって、
    前記直鎖状低密度ポリエチレンは、エチレンと炭素数が6~10のα-オレフィンとの共重合体よりなり、当該直鎖状低密度ポリエチレンの密度が0.910~0.929g/cm3 、当該直鎖状低密度ポリエチレンのメルトフローレートが2.5g/10min以下であり、
    前記ポリエチレン樹脂組成物における前記低密度ポリエチレンの含有割合が1~29質量%であり、
    前記ポリエチレン樹脂組成物における前記直鎖状低密度ポリエチレンの含有割合が70質量%を超えることを特徴とするシーラントフィルム。
  2. 前記シール層の厚みが50~190μmであることを特徴とする請求項1に記載のシーラントフィルム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシーラントフィルムと、基材フィルムとを有することを特徴とする包装袋用積層フィルム。
  4. 厚みが70~300μmであることを特徴とする請求項3に記載の包装袋用積層フィルム。
  5. 請求項3または請求項4に記載の包装袋用積層フィルムによって構成されていることを特徴とするパウチ包装袋。
  6. 請求項5に記載のパウチ包装袋内に内容物が充填されてなることを特徴とするパウチ包装体。
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