JP2013154927A - 製袋充填機における袋開封部形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】袋開封部形成装置は、帯状フィルムFから成形された筒状のフィルムFを折り重ねることで折曲縁部Fbにおいて重なったフィルムF間に切刃を挿入して、該フィルムFの搬送に伴って連続的に切り込みを形成する切り込み手段36と、該切り込み手段36のフィルム搬送方向下流側に離間し、切り込みを形成した折曲縁部Fbを加熱して、フィルム搬送方向に連続する所定幅の縁シール部14を形成する縁シール手段40とを備えている。
【選択図】図1
Description
フィルム供給源から引き出した帯状フィルムを所要の搬送経路を経て製袋手段で筒状に成形して、筒状フィルム中に物品を供給すると共に該筒状フィルムに所定のシールを施して包装体を得る製袋充填機において、
前記搬送経路において、帯状フィルムから成形された筒状のフィルムの両側を内側に折り込んで折り重ね、扁平状となるフィルムの外縁で折り重なる折曲縁部の外方から該折曲縁部の重合面間に切刃を挿入して、連続的に切り込みを形成する切り込み手段と、
該切り込み手段のフィルム搬送方向下流側に離間し、前記折曲縁部を加熱して、フィルム搬送方向に連続する所定幅の縁シール部を形成する縁シール手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、フィルムにおいて外縁で折り重なる折曲縁部に切刃を挿入して切り込みを形成するようにしたので、切り込みを形成した折曲縁部において重なるフィルムの位置ズレが生じ難い。すなわち、2つの縁シール部間の一方のフィルムを引っ張ることで他方のフィルムから分離して開封できる包装体を得るにあたり、開封部の仕上がり状態を良好になし得る。また、1枚のフィルムから包装体を得ることができるので、2枚のフィルムの幅方向の重合ずれを見越して、フィルムを重合してシールした縁部を切り落とすようにした従来方式と比べて、フィルムの切り屑が生じることなく、また、その切り取り代のために余裕を持たせた幅のフィルムを使用する必要がないので、1包装あたりのフィルム使用量を低減できるなど、環境に配慮した包装をなし得る。
請求項2に係る発明によれば、幅寸法の異なる品種に合わせて位置調節できると共に、フィルムの蛇行による位置ズレにも対応できる。
請求項3に係る発明によれば、フィルムの搬送を確実になし得ると共に、切刃によるフィルムの切り込み位置をより安定させることができる。
請求項4に係る発明によれば、縁シール部上を補強シール手段で押さえてシールするので、包装体の見栄えに影響しない。
請求項5に係る発明によれば、フィルムの連続搬送中に開封裂止部を形成することができると共に、長さの異なる複数の包装品種に対して、シール体がフィルムを挟持するタイミングの変更により簡単に対応することができる。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。なお、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1)実施例では、上方のフィルム供給源20から引き出したフィルムFを下方の製袋手段52まで案内して、帯状フィルムFの長手方向端縁部を下方で重合して筒状フィルムFを得る横形製袋充填機として例示したが、下方のフィルム供給源から引き出したフィルムを上方の製袋手段まで案内し、帯状フィルムの長手方向端縁部を上方で重合して筒状フィルムを得るようにした形態、または、フィルム供給源を製袋手段の側方に配置する、あるいは、帯状フィルムを側方で重合した筒状フィルムとするなど、種々の形態からなる横形製袋充填機を採用し得る。また、フィルムの送り方式は、間欠または連続送りの何れであってもよい。更に、横形・縦形を問わず各種の製袋充填機に採用し得る。
(2)成形手段の成形ガイド26は、使用するフィルムやその他のフィルム搬送特性を考慮して必要に応じて角筒状やその他の形状にしてもよい。また成形ガイド26の上流側と下流側とで形状が変化する構成に限らず、上流から下流まで同一の断面形状としてもよい。
(3)折り込みガイド32に代えて、筒状フィルムFを内側に折り込む固定の案内部材などにしてもよい。
(4)切り込み手段36の配設位置は、折り込み手段28の下流側から縁シール手段40の上流側までの間であればよく、例えば一対の補助繰り出しローラ34,34の上流側に配設してもよい。それらの各手段による処理間隔に応じて配設位置を適宜設定するよう対応し得る。
(5)縁シール手段40は、フィルムFが通過し得る間隔で離間する加熱ブロック42に折曲縁部Fbを通過させて加熱することでフィルムFを溶着して縁シール部14を得るシール形態に代えて、例えば一対の回転シールローラで挟持して縁シール部14を得るシール形態やその他の各種シール形態を採用し得る。
(7)補強シール手段は、例えば一対のシーラでフィルムを挟持してフィルム搬送方向に移動する構成、あるいはフィルムの搬送が間欠送りである場合には、フィルムの搬送停止時にシールバーでフィルムを挟持する構成など、その他の各種シール方式を採用可能である。
36 切り込み手段,38a 切刃,40 縁シール手段,44 補強シール手段,
46 回転シーラ,49 シール片,48 シール体,52 製袋手段,F フィルム,
Fb 折曲縁部,G 物品
Claims (5)
- フィルム供給源(20)から引き出した帯状フィルム(F)を所要の搬送経路を経て製袋手段(52)で筒状に成形して、筒状フィルム(F)中に物品(G)を供給すると共に該筒状フィルム(F)に所定のシールを施して包装体(10)を得る製袋充填機において、
前記搬送経路において、帯状フィルム(F)から成形された筒状のフィルム(F)の両側を内側に折り込んで折り重ね、扁平状となるフィルム(F)の外縁で折り重なる折曲縁部(Fb)の外方から該折曲縁部(Fb)の重合面間に切刃(38a)を挿入して、連続的に切り込みを形成する切り込み手段(36)と、
該切り込み手段(36)のフィルム搬送方向下流側に離間し、前記折曲縁部(Fb)を加熱して、フィルム搬送方向に連続する所定幅の縁シール部(14)を形成する縁シール手段(40)とを備えた
ことを特徴とする製袋充填機における袋開封部形成装置。 - 前記切刃(38a,38a)は、フィルム(F)の搬送中心に対して互いに独立して位置調節可能で、かつ切刃(38a,38a)相互の間隔を調節可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の製袋充填機における袋開封部形成装置。
- 前記折曲縁部(Fb)の形成後、前記縁シール手段(40)に至るまでの間の前記搬送経路において扁平状に折り重なるフィルム(F)を挟持して送る一対の補助繰り出しローラ(34,34)を備え、前記切り込み手段(36)は、該補助繰り出しローラ(34,34)の下流側近傍に配置したことを特徴とする請求項1または2記載の製袋充填機における袋開封部形成装置。
- 前記縁シール手段(40)のフィルム搬送方向下流側に離間し、該縁シール手段(40)で形成した縁シール部(14)を部分的に再加熱して溶着し、開封裂止部(18)を得る補強シール手段(44)を配設したことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の製袋充填機における袋開封部形成装置。
- 前記補強シール手段(44)は、一包装長分のフィルム(F)の搬送に合わせたタイミングで回転作動される回転シーラ(46)からなり、該回転シーラ(46)は、前記縁シール部(14)をシール片(49)で部分的に挟持して再加熱し得る一対のシール体(48,48)を備えたことを特徴とする請求項4記載の製袋充填機における袋開封部形成装置。
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JP2015217985A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | オリヒロエンジニアリング株式会社 | 内容物入りのフィルム包装袋の製造装置およびその製造方法 |
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