JP2013154552A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速で安全な、記録ヘッドのリーク検知とコンタクト検知とが可能な記録装置を提供することである。
【解決手段】脱着可能な記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復走査しながら、記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置において、リーク検知とコンタクト検知とは次のように実行する。即ち、記録ヘッドの装着時、通常の記録に用いる場合に接続されるコンデンサとの接続を切断して、より低い電圧を印加して記録素子を駆動し、その電圧をモニタする。モニタ電圧が所定の閾値以上ならコンタクト不良と判定する。このようなチェックを接点1つ1つに対して行う。また、運用中には、所定のタイミングで、より低い電圧を印加して記録素子を駆動し、その電圧をモニタする。モニタ電圧が所定の閾値以下なら電流リーク発生と判定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は記録装置に関し、特に、キャリッジに記録ヘッドを装着し、キャリッジを往復走査しながらその記録ヘッドにより記録を行う記録装置に関する。
キャリッジに搭載される記録ヘッドをユーザが交換可能な構成の記録装置において、ユーザが記録ヘッドを交換する際に生じる記録ヘッドの接点とキャリッジの接点の接触不良は、接点部の改良を進めてきても、現実には完全解決できていない問題である。
この接触不良は、記録ヘッドの交換時に微小なゴミが記録ヘッドとキャリッジの接点の間に挟み込まれることによって発生する。従って、この問題は、装置の環境において生じるので、どんなに製品を改良しても解決するのが容易でない。この接触不良を対処するための現実的な対策として、コンタクト検知という機能を設けることが考えられる。コンタクト検知により、接触不良が検知されたら、その旨をユーザに通知し、記録ヘッド装着のやり直しを促すのである。このコンタクト検知には、通常の記録に用いる電圧と同じ電圧を用いるか、或いは、それに近い電圧を用いることが考えられる。
また同様に、記録ヘッドを長期間にわたり使用する内に、記録ヘッドの経年変化に起因して記録ヘッド内部の回路が故障し、ヘッド電圧の供給ラインから電流リークが生じ、その結果、記録不良が発生してしまうという問題ある。そのリークを検知するために、リーク検知という機能を設けることが考えられる。リーク検知によって記録ヘッドの不良を検知し、その旨をユーザに通知し、記録ヘッドの交換を促すのである。その結果、記録不良を防止することが可能となる。従来のリーク検知では、例えば、特許文献1に開示されているように、通常の記録に用いる電源とリーク検知に用いる電源とは同じラインを介して供給される構成を用いている。
特許第2930918号公報
しかしながら、従来のリーク検知では、通常の記録に用いるのと同じ電源を用いる構成を用いているので、その検知を行うためにも通常記録と同様に電圧を安定化させるために設けられた大容量のコンデンサに電荷をチャージする時間が必要であった。このために、リーク検知に長い時間を要するという問題があった。
このように、ヘッド電圧を安定化させるためのコンデンサが記録ヘッドのGNDとの間に設けられる従来の構成では、コンタクト検知に関しても、やはり長い時間を要するという問題があった。昨今の記録ヘッドの回路基板には、記録の高解像度化や高速化の要求に応えるために、多くの数の記録要素や記録要素列が設けられており、その結果、数10〜100個にも及ぶ接点が設けられることになっている。このため、1つの接点のコンタクト検知を行うのに長時間を要する従来の構成では、コンタクト検知を装置に実装することすら現実的でないという問題すらある。しかしながら、キャリッジと記録ヘッドとを電気的に接続する接点の数が多くなればなるほど、接続不良率も高くなり、コンタクト検知を実装する必要性はますます大きくなっている。
従って、記録ヘッドのコンタクト検知は必要な機能ではあるものの、これを記録装置に実装するためにはその処理の高速化は急務のことであると言える。さらに、リーク検知についてもその処理の高速化は望まれている。
また、従来のリーク検知の構成では、リーク検知に通常のヘッド電圧、或いは、それに近い電圧を印加するため、その構成をそのままコンタクト検知に適用すると、記録ヘッドの装着不良時には記録ヘッドを損傷する可能性があるという問題もあった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、高速で安全な、記録ヘッドのリーク検知とコンタクト検知とが可能な記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の記録装置は次のような構成からなる。
即ち、脱着可能な記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復走査しながら、前記記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置であって、前記記録ヘッドによる記録を行うために用いる第1電圧を前記キャリッジを介して前記記録ヘッドに供給する第1の電力ラインと、前記記録ヘッドと前記キャリッジとの間のコンタクトチェックと前記記録ヘッドからの電流リークの検知とに用いる、前記第1電圧より低い第2電圧を前記キャリッジを介して前記記録ヘッドに供給する第2の電力ラインと、前記第1電圧の印加のオンとオフを切り替える第1のスイッチと、前記第2電圧の印加のオンとオフを切り替える第2のスイッチと、前記キャリッジに備えられ、前記第1の電力ラインに並列に接続されるコンデンサと、前記第2の電力ラインに現れる電圧をモニタするモニタ手段と、前記コンタクトチェック、或いは、前記電流リークの検知を実行する際には、前記第1のスイッチにより前記第1電圧の印加をオフし、前記第2のスイッチにより前記第2電圧の印加をオンにするよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
従って本発明によれば、記録を行う場合に接続されるところのコンデンサと記録ヘッドとの接続が切断されるのでそのコンデンサへのチャージを行う時間は不要となる。これにより、コンタクトチェックや電流リークの検知のための高速化を図ることができるという効果がある。
さらに、コンタクトチェックや電流リークの検知を行う場合には記録を行う場合、より少ない電力が用いられるので、コンタクトチェックや電流リークの検知により記録素子を故障させることもなく、より安全な処理を行うことができる。
本発明の代表的な実施例であるA0やB0サイズの記録媒体を用いる記録装置の外観斜視図である。 図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である。 記録ヘッドに配置された1色分のインクを吐出する、例えば、Kヘッドの記録素子列の配置レイアウトを表した図である。 記録装置が実行する記録ヘッドのリーク検知及びコンタクトチェックを実行する構成を説明するブロック図である。 1つの記録ヘッドに対するリーク検知及びコンタクトチェックを実行する場合の概念的構成と2つの記録ヘッドに対するリーク検知及びコンタクトチェックを実行する場合の概念的構成とを示すブロック図である。 記録ヘッドをキャリッジに装着したときに自動的に実行されるコンタクトチェックの処理を示すフローチャートである。 モニタ回路が電力ラインに現れる電圧(モニタ電圧:VM)を監視することで得られた電圧の時間変化を示す図である。 記録装置の動作中に間欠的に実行されるリーク検知処理を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素の相対配置等は、特定の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録要素」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<記録装置の全体概要(図1)>
図1は本発明の代表的な実施例であるA0やB0サイズの記録媒体を用いる記録装置の外観斜視図であり、図1(b)は図1(a)に示した記録装置のアッパカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
図1(a)に示されるように、記録装置2の前面に手差し挿入口88が設けられ、その下部に前面へ開閉可能なロール紙カセット89が設けられており、記録紙等の記録媒体は手差し挿入口88又はロール紙カセット89から記録装置内部へと供給される。記録装置2は、2個の脚部93に支持された装置本体94、排紙された記録媒体を積載するスタッカ90、内部が透視可能な透明で開閉可能なアッパカバー91を備えている。また、装置本体94の右側には、操作部12、インク供給ユニット及びインクタンクが配設されている。
図1(b)に示されているように、記録装置2はさらに、記録媒体を矢印B方向(副走査方向)に搬送するための搬送ローラ70と、記録媒体の幅方向(矢印A方向、主走査方向)に往復移動可能に案内支持されたキャリッジ4とを備えている。記録装置2はさらに、キャリッジ4を矢印A方向に往復移動させるためのキャリッジモータ(不図示)とキャリッジベルト(以下、ベルト)270と、キャリッジ4に装着された記録ヘッド11とを備えている。またさらに、インクを供給するとともに記録ヘッド11の吐出口の目詰まりなどによるインク吐出不良を解消させるための吸引式インク回復ユニット9も備えられている。なお、記録ヘッド11はキャリッジ4に対して脱着可能であり、キャリッジに対する装着不良時には再装着や、新しい記録ヘッドとの交換が可能である。
この記録装置の場合、キャリッジ4には、記録媒体にカラー記録を行うために、4つのカラーインクに対応して4つのヘッドからなるインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)11が装着されている。即ち、記録ヘッド11は、例えば、K(ブラック)インクを吐出するKヘッド、C(シアン)インクを吐出するCヘッド、M(マゼンタ)インクを吐出するMヘッド、Y(イエロ)インクを吐出するYヘッドで構成されている。
以上の構成で記録媒体に記録を行う場合、搬送ローラ70によって記録媒体を所定の記録開始位置まで搬送する。その後、キャリッジ4により記録ヘッド11を主走査方向に走査させる動作と、搬送ローラ70により記録媒体を副走査方向に搬送させる動作とを繰り返すことにより、記録媒体全体に対する記録が行われる。
即ち、ベルト270およびキャリッジモータ(不図示)によってキャリッジ4が図1(b)に示された矢印A方向に移動することにより、記録媒体に記録が行われる。キャリッジ4が走査される前の位置(ホームポジション)に戻されると、搬送ローラによって記録媒体が副走査方向(図1(b)に示された矢印B方向)に搬送され、その後、再び図1中の矢印A方向にキャリッジを走査する。このようにして、記録媒体に対する画像や文字等の記録が行なわれる。さらに上記の動作を繰り返し、記録媒体の1枚分の記録が終了すると、その記録媒体はスタッカ90内に排紙され、1枚分の記録が完了する。
<制御構成の説明(図2)>
図2は記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、記録装置2は、負荷側システム216と電源ユニット(PWU)217から構成される。負荷側システム216はプリンタエンジン208とプリンタ制御回路218と電源監視制御部213とDC/DC変換回路214によって構成される。プリンタ制御回路218は、CPU201、RAM202、ROM203、画像処理部204、HDD205、ホストインタフェース206、エンジンインタフェース207、操作表示部209、汎用I/Oコントローラ210、システムバス211を含む。プリンタエンジン208は、図1に示したような機構部を含むものであり、エンジンインタフェース(I/F)207を介して、プリンタ制御回路218により、その動作は制御される。
プリンタエンジン208と電源監視制御部213とDC/DC変換回路214を除く各ブロックはシステムバス211によって相互に接続されている。電源ユニット217は商用の交流電源入力を直流に変換して出力するAC/DC変換回路215によって構成される。なお、負荷側システム216と電源ユニット217との間は、コネクタやケーブル等(不図示)を用いて電気的に接続される。
CPU201は記録装置2全体の制御を行う。CPU201はRAM202もしくはROM203に格納されている動作制御プログラムを実行することにより、記録装置2全体の動作を制御する。具体的には、ホストコンピュータ(以下、ホスト)から受信される印刷ジョブデータを記録媒体へ出力するための画像データへ変換するための画像処理部204の制御、操作表示部209の制御、汎用I/Oコントローラ210の制御を実行する。また、CPU201は、画像処理部204で生成された画像データをプリンタエンジン208へと転送するためのエンジンインタフェース207の制御等を実行する。
RAM202は、RAMデバイスおよびRAMデバイスへのアクセス制御を司るRAMコントローラから構成される。RAMデバイスはCPU201において実行される動作制御プログラムを実行する際のワークメモリや、印刷処理を実行中に生成される各種中間データを格納するためのバッファメモリとしての機能を持つ。加えて、ホストとの間で送受信される各種データ(印刷ジョブデータや各種制御データ)を一時的に格納するためのバッファメモリとしての機能を持つ。
ROM203は、ROMデバイスおよびROMデバイスへのアクセス制御を司るROMコントローラから構成される。ROMデバイスは、CPU201において実行される動作制御プログラム、記録制御用各種データ、操作表示部209に設けられているLCDに表示するための各種画面データ等が格納される不揮発性メモリである。ROM203は、CPU201からの命令に従い、格納されている情報をシステムバス211へ出力する。動作制御プログラムには、プリンタエンジン208の制御用プログラム等、各種プログラムが含まれる。
画像処理部204は、印刷ジョブデータとしてホストから送信される画像データに対する色空間変換処理や、ガンマ補正処理、誤差拡散法による量子化処理等を行い、プリンタエンジンが出力可能な二値画像データの生成を行う。
HDD205は、Serial ATA規格のハードディスクドライブおよび、システムバス211とハードディスクドライブのSerial ATA インタフェース間を接続するためのブリッジ部とから構成される。HDD205は記録装置2の大容量外部記憶装置として動作し、ホストインタフェース(I/F)206を介してホストから受信した印刷ジョブデータを格納、保存する。
ホストインタフェース206は、記録装置2とホスト(不図示)とを接続し、両者間でデータの送受信を行う。ホストインタフェース206を介してホストコンピュータから受信した印刷ジョブデータは、システムバス211を経由してRAM202に格納される。ホストインタフェース206は、USB等のシリアル通信方式や1000Base−TX等のネットワーク通信方式を用いる。
エンジンインタフェース207は、プリンタエンジン208とシステムバス211とを接続し、画像処理部204が生成してRAM202に格納されている二値画像データを順次読みだしてプリンタエンジン208に転送する。
プリンタエンジン208は、記録ヘッド、これを搭載するキャリッジとその駆動機構と制御回路、記録媒体の供給搬送機構とその制御回路、インクタンクから記録ヘッドへのインク供給を制御する機構とその制御回路などによって構成される。詳しくは、既に図1を参照して説明したとおりである。
操作表示部209は、LCD、LEDやその制御回路および操作パネル12に設けられた各種ボタンから概略構成され、各ボタンにはボタンと連動するスイッチが付随している。スイッチの状態は電気信号として出力され、制御回路を介してCPUへ通知される。また操作表示部の制御回路は、操作表示部209に設けられているメニュー表示のためのLCD、状態表示用のLED等に対して電気信号を出力する機能を有する。
加えて操作表示部209には、記録装置2の電源オン/オフ操作用電源ボタン、印刷キャンセル用のキャンセルボタン、各種操作・設定メニューを呼び出すためのメニューボタン、メニュー画面における項目選択のための十字カーソルボタン等が設けられている。なお、電源ボタンを含めすべてのボタンを構成するスイッチはモーメンタリタイプ、即ち、ボタン押下中だけ動作するスイッチによって構成される。
記録装置2はソフト制御による電源オン/オフ機能を有しており、電源ボタンの操作により以下のように動作する。ここで、記録装置2は商用電源に接続され、電力供給が可能な状態にあるものとする。
まず、記録装置2がシャットダウン状態(プリンタ制御回路218に対する電源供給がオフ状態)下で電源ボタンが押下されると、電源監視制御部213内のラッチ回路(不図示)によってボタン押下状態がラッチされる。ここで、ラッチ回路は出力としてハイレベルの信号を出力し、これがDC/DC変換回路214に入力されてDC/DC変換回路214の動作許可信号として作用する。この結果、DC/DC変換回路214が動作を開始し、プリンタ制御回路218に対する電源供給が行われて装置が起動する。
また、記録装置2は装置起動状態で電源ボタンが一定時間以上押下されると、CPU201が所定の装置シャットダウン前処理を実行後、電源監視制御部213内のラッチ回路のラッチ状態を解除する信号を汎用I/Oコントローラ210を介して出力する。その結果、ラッチ回路の出力がローレベルとなってDC/DC変換回路214をオフして電圧変換動作を停止させ、装置をシャットダウン(停止状態へ移行)させる。
汎用I/Oコントローラ210は、入出力ポート212を制御する機能を備えている。入出力ポート212は、汎用I/Oコントローラ210内に設けられたレジスタに設定されたパラメータに従って入力ポートまたは出力ポートとして機能する。出力に設定された入出力ポート212を介して電源監視制御部213や他の回路ブロック(不図示)を制御する。また、入力に設定された入出力ポート212を介して電源監視制御部213から出力される信号を受け、電源の出力状態を取得するとともに、システム起動状態下において、電源ボタンに対する押下操作を検出する機能を実現する。
電源監視制御部213は、電源ボタンの押下状態をラッチするラッチ回路、ラッチ回路から出力される信号の論理変換を行うトランジスタ等で構成される。ラッチ回路の出力信号は、電源ユニット217、DC/DC変換回路214の制御信号として用いられる。
DC/DC変換回路214は、AC/DC変換回路215が出力する直流出力電圧を、負荷側システム216の各ブロックが必要とする所定の直流電圧に変換して出力し分配する機能を備え、スイッチングレギュレータおよびその周辺回路で構成される。
従って、通常の記録動作において記録素子に印加する電圧(V1)に加えて、以下の実施例で説明するリーク検知及びコンタクトチェックのために、第1電圧(V1)よりも低い第2電圧(V2)を記録ヘッド11に出力する。
AC/DC変換回路215は、商用の交流電圧入力を直流に変換して出力する機能を有し、降圧用の変圧器、交流を直流に変換する整流回路、出力安定化回路等で構成される。なお、リーク検知及びコンタクトチェックに用いる電圧(V2)をAC/DC変換回路215からレギュレータ(不図示)を介して記録ヘッド11に出力しても良い。
<記録ヘッドのノズル構成(図3)>
図3は記録ヘッド11に配置された1色分のインクを吐出する、例えば、Kヘッドの記録素子列の配置レイアウトを表した図であり、そのヘッドのインク吐出面を示している。図3において、左から4つのノズル列が配置されており、右側2列のノズル列(記録素子)と左側2列のノズル列とは同一の構造で並んでいる。右側と左側2列のノズル列とは共に1280個の千鳥配列であり、偶数番目のノズルによる偶数ノズル列(ノズル番号0,2,……,1278)640個と奇数番目のノズルによる奇数ノズル列(ノズル番号1,3,……1279)640個との2列を構成する。
図3に示すように、偶数ノズル列と偶数ノズル列とはノズル間隔で半ピッチ分ずれて配置されており、このような配置により副走査方向の解像度を2倍に高めている。また、右側2列のノズル列と左側2列のノズル列で同じインクを吐出する構成とすることにより、主走査方向に2倍の吐出周波数でインクを吐出することを可能とし高速記録を達成している。
ここで、図3に示す主走査方向とはキャリッジ4の移動方向であり、副走査方向とは主走査方向に直交し記録媒体を搬送する方向であって、ノズルが配列された方向でもある。なお、ノズル配列方向は必ずしも、副走査方向と同じ方向である必要はなく、主走査方向に交差する方向であれば良い。
実際の記録ヘッド11には図3に示した構成のノズル配列がYMCKインクに対応して主走査方向に4セット、配置される。
なお、記録ヘッドが用いるインクの数に応じて、図3に示したノズル配列を1セットとした構成を適宜増やすことも可能である。例えば、Kインクに関しては、染料ブラックインクと顔料ブラックインクと染料濃度を抑えたグレイインクを用いる構成であるならば、図3に示したノズル配列を6セット備えた記録ヘッドを構成することもできる。
さらには、キャリッジの往復走査の両方で記録を行う際に、ノズル配列を往路記録と復路記録で対称形とした2つの記録ヘッドを搭載した構成とすることもできる。
<リーク検知及びコンタクトチェック構成(図4)>
図4はこの実施例の記録装置が実行する記録ヘッドのリーク検知及びコンタクトチェックを実行する構成を説明するブロック図である。
記録ヘッド11はキャリッジ4に装着されるとき、接点を経てキャリッジ4を介して電気的に記録装置のプリンタエンジン208、さらにはプリンタ制御回路218に接続される。記録ヘッド11にはフレキシブプリンタケーブル(FPC:不図示)とキャリッジ4を介してその動作に必要な電力が供給される。図4に示すように、通常の記録動作においてに記録素子に印加する第1電圧(V1)がDC/DC変換回路214からキャリッジ4を経て記録ヘッド11へと供給される。また、ヘッド電圧を安定化させるため、第1電圧(V1)を供給する電力ラインに対して並列に接地(GND)との間に容量の大きい電解コンデンサ(C1)が接続されている。
また、キャリッジ4において、第1電圧(V1)を供給する第1の電力ライン41には半導体トランジスタなどで構成される第1のスイッチ(SW1)が設けられ、記録ヘッド11への第1電圧(V1)の印加のオンオフを切り替えることができる。第1のスイッチ(SW1)はプリンタ制御回路218から供給される第1の制御信号(CNTL1)によりオンオフ制御される。
一方、第1電圧(V1)よりも低い第2電圧(V2)がリーク検知及びコンタクトチェックのためにキャリッジ4を経て記録ヘッド11に供給される。第2電圧(V2)は上述のように、DC/DC変換回路214から供給されても良いし、或いは、AC/DC変換回路215からレギュレータを介して供給されても良い。
なお、この実施例ではV1=24V、V2=20Vとするが、他の値の電圧であっても良いことは言うまでもない。
第2電圧(V2)を供給する第2の電力ライン42にも半導体トランジスタなどで構成される第2のスイッチ(SW2)が設けられ、記録ヘッド11への第2電圧(V2)の印加のオンオフを切り替えることができる。ただし、第2のスイッチ(SW2)は、キャリッジ4の外側、例えば、プリンタエンジン208の内部、或いは、プリンタ制御回路218の内部に設けられる。これにより、キャリッジ4の内部の電気的構成を簡略化することができる。第2のスイッチ(SW2)もプリンタ制御回路218から供給される第2の制御信号(CNTL2)によりオンオフ制御される。
さて、第1、第2の電力ライン41、42により接点を介して記録ヘッド11に印加される電圧はモニタ回路102により監視され、モニタ回路102による監視結果はプリンタ制御回路218に出力される。また、ヘッドドライバ101を経てプリンタ制御回路218から記録データ信号やクロック信号やヒートイネーブル信号などの記録ヘッドを駆動する信号がキャリッジ4を経て記録ヘッド11に供給される。なお、ヘッドドライバ101やモニタ回路102はキャリッジ4の外部、例えば、プリンタエンジン208やプリンタ制御回路218に備えられる。
以上の構成により、記録ヘッドのリーク検知及びコンタクトチェックが実行される。なお、上述した実施の形態は一例であって、リーク検知及びコンタクトチェックのために記録ヘッドに供給される電力が、通常の記録動作を行うために記録ヘッドに供給される電力より小さくなればよい。言い換えるならば、第2の電力ライン42を介して印加される電力が、第1の電力ライン41を介して印加される電力より小さくなればよい。従って、上述した電力の大小関係を満たせば、第1の電圧(V1)と第2の電圧(V2)を等しくし、かつ第2の電力ライン42の電流を第1の電力ライン41より小さくする実施形態でも構わない。
なお、図4に示した構成は記録ヘッド1つに対してリーク検知及びコンタクトチェックを実行する構成であるが、上述のように、2つの記録ヘッドを実装した記録装置においてもやはり同様にリーク検知及びコンタクトチェックを実行することができる。
図5は1つの記録ヘッドに対するリーク検知及びコンタクトチェックを実行する場合の概念的構成と2つの記録ヘッドに対するリーク検知及びコンタクトチェックを実行する場合の概念的構成とを示すブロック図である。
図5において、(a)は1つの記録ヘッドに対するリーク検知及びコンタクトチェックを実行する場合の概念的構成を示しており、図4に示した構成をより概念的に示したものとなっている。これに対して、(b)は2つの記録ヘッド11、11’に対するリーク検知及びコンタクトチェックを実行する場合の概念的構成を示したものである。この場合には、各記録ヘッドに対して第2電圧(V2)を印加する構成と、各記録ヘッドに対して第1電圧(V1)と第2電圧(V2)とを別々に切換可能なように別々のスイッチSW3、SW4を加えた構成となる。そして、各記録ヘッドに対して電圧をモニタするモニタ回路102、102’を設ける。
次に、以上説明した記録装置を用いたリーク検知処理及びコンタクトチェック処理の詳細について説明する。
<コンタクトチェック処理(図6〜図7)>
図6は記録ヘッドをキャリッジに装着したときに自動的に実行されるコンタクトチェックの処理を示すフローチャートである。この処理は、ROM203に格納された制御プログラムによりCPU201により実行される。
記録装置に電源が投入され、記録ヘッド11の記録装置への装着時には、まず、ステップS10ではCPU201は第1の制御信号(CNTL1)により第1のスイッチ(SW1)をオフにする。続いて、ステップS20では第2の制御信号(CNTL2)により第2のスイッチ(SW2)をオンにする。これにより、記録ヘッド11には第2電圧(V2=20V)が電力ライン42を介して印加される。
そして、ステップS30では電圧が安定するまで所定の時間待ち合わせる。この待ち合わせ時間は1ミリ秒のオーダ程度の値である。
さらに、ステップS35では、ヘッドドライバ101から制御信号と駆動信号を記録ヘッド11に出力し、予め決められた順番でインクが吐出しない程度のエネルギーを記録素子(ヒータ)に印加して駆動し、その記録素子を加温する。
図7はモニタ回路102が電力ライン42に現れる電圧(モニタ電圧:VM)を監視することで得られた電圧の時間変化を示す図である。
図7は第2のスイッチ(SW2)をオンにし、その後、モニタ電圧(VM)が安定するまで待ち合わせ、記録素子をPWM駆動するためのヒートイネーブル信号(HE)を入力した場合に得られるモニタ電圧のプロファイルを示している。このプロファイルがパルス状の変化にならないのは、回路の寄生容量が積分された結果による。なお、ここで用いるヒートイネーブル信号(HE)のパターンはコンタクトチェック処理のためにROM203にテストパターンとして格納される。
このプロファイルは第2電圧(V2=20V)を印加し、駆動信号を特定の接点を介して記録ヘッドに入力することにより得ることができる。なお、別の駆動信号を別の接点を介して記録ヘッドに入力し、別の記録素子を駆動することで、同様のプロファイルを得ることができる。このようにして、次々に異なる接点を介して駆動信号を記録ヘッドに入力することで、記録ヘッドに備えられた全ての接点についてのコンタクトチェックを行うことができる。
図7からの示唆されるように、1回の駆動信号の入力により、モニタ電圧のプロファイルを得るのに必要な時間は10ミリ秒程度である。上述のように、記録ヘッドには複数の(数10〜100個)の接点を有しているので、全ての接点についてのコンタクトチェックを行った場合に必要な時間は1秒程度となる。
図6に戻って説明を続けると、ステップS40ではモニタ電圧(VM)を所定の閾値(VTH)と比較する。ここで、VM<VTH(閾値未満)であれば処理はステップS45に進み、VM≧VTH(閾値以上)であれば、チェック対象の接点がコンタクト不良であると判断して、処理はステップS60に進む。ステップS60では操作表示部209に設けられているLCDにコンタクト不良が発生した旨を表示し、ユーザに記録ヘッドの再装着を促す。なお、この際に操作表示部に備えられた特定のランプ(不図示)を点灯させるなどの警告処理を行っても良い。記録ヘッドの全ての接点はキャリッジの対応する接点と正しくコンタクトされているなら、ステップS60の処理は実行されない。
ステップS45では、全ての接点についてのコンタクトチェックが終了したかどうかを確認する。ここで、まだ未チェックの接点があると判断された場合は、処理はステップS20に戻り、異なる接点についてのコンタクトチェックを行う。これに対して、全ての接点についてのコンタクトチェックが終了したと判断された場合には、処理はステップS50に進む。
最後にステップS50では、第2の制御信号(CNTL2)により第2のスイッチ(SW2)をオフにして、コンタクトチェックの処理を終了する。
<リーク検知処理(図8)>
図8はリーク検知の処理を示すフローチャートである。
この処理は記録装置の運用中に間欠的に、例えば、一定時間毎、記録媒体1ページ分の記録終了毎、或いは、所定枚数の連続記録終了毎などの所定のタイミングで実行される。なお、図6と図8とを比較すると分かるように、処理ステップ毎の個別的な処理は共通しているので、同じ処理ステップには同じステップ参照番号を付し、その説明は省略する。従って、ここでは、リーク検知処理に特有な処理についてのみ説明する。
リーク検知の処理ではステップS10〜S30の後、モニタ回路102で検出されるモニタ電圧(VM)を所定の閾値(VTH)と比較する。ここでは、処理を簡便化するためにコンタクトチェックで用いたのと同じ閾値を用いているが、別の値を閾値として用いても良い。ここで、VM>VTHであれば、処理はステップS50に進み、コンタクトチェックの処理と同様な処理を行うが、VM≦VTH(閾値以下)であれば、処理はステップS70に進む。
ステップS70では、操作表示部209に設けられているLCDに電流のリークが発生した旨を表示し、ユーザに記録ヘッドの再装着や交換を促す。なお、この際に操作表示部に備えられた特定のランプ(不図示)を点灯させるなどの警告処理を行っても良い。
従って以上説明した実施例によれば、コンタクトチェック、或いは、電流リークの検知を実行する際にはかならず、大容量のコンデンサC1が回路から切り離されるので、そのコンデンサに電荷がチャージされる時間が不要となる。これにより処理の高速化が実現する。また、コンタクトチェック、或いは、電流リークの検知を実行する際には通常の電圧よりも低い電圧が用いられるので、これらの処理により記録素子を損傷することがなく安全な処理が実現する。
また、ステップS60やS70で説明したエラー処理は記録装置のみならず、記録装置を接続するホストでも実行しても良い。
なお、以上説明した実施例ではA0やB0サイズの記録媒体に記録を行なう所謂大判の記録装置を用いたが、A4、A3、B4、B5などの比較的小さなサイズの記録媒体に記録を行なう記録装置にも本発明は適用可能である。

Claims (7)

  1. 脱着可能な記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復走査しながら、前記記録ヘッドにより記録媒体に記録を行う記録装置であって、
    前記記録ヘッドによる記録を行うために用いる第1電圧を前記キャリッジを介して前記記録ヘッドに供給する第1の電力ラインと、
    前記記録ヘッドと前記キャリッジとの間のコンタクトチェックと前記記録ヘッドからの電流リークの検知とに用いる、前記第1電圧より低い第2電圧を前記キャリッジを介して前記記録ヘッドに供給する第2の電力ラインと、
    前記第1電圧の印加のオンとオフを切り替える第1のスイッチと、
    前記第2電圧の印加のオンとオフを切り替える第2のスイッチと、
    前記キャリッジに備えられ、前記第1の電力ラインに並列に接続されるコンデンサと、
    前記第2の電力ラインに現れる電圧をモニタするモニタ手段と、
    前記コンタクトチェック、或いは、前記電流リークの検知を実行する際には、前記第1のスイッチにより前記第1電圧の印加をオフし、前記第2のスイッチにより前記第2電圧の印加をオンにするよう制御する制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録ヘッドと前記キャリッジとの間の電気的な接続のために、前記記録ヘッドと前記キャリッジにはそれぞれ、複数の接点が設けられており、
    前記記録ヘッドの前記キャリッジへの装着時には、
    前記制御手段は、前記記録ヘッドに含まれる複数の記録素子の特定の記録素子を駆動するための駆動信号を前記複数の接点の1つずつの接点を介して出力し、前記複数の接点おのおののコンタクトチェックを行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記コンタクトチェックに用いられる前記駆動信号を出力するためのパターンを格納する格納手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記モニタ手段によりモニタされる電圧を所定の閾値と比較し、前記モニタされた電圧が前記所定の閾値未満であれば、コンタクト不良が発生していると判断することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記制御手段は、運用中の所定のタイミングで、前記電流リークの検知を実行し、前記モニタ手段によりモニタされる電圧を所定の閾値と比較し、前記モニタされた電圧が前記所定の閾値より大きければ、電流リークが発生していると判断することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記コンタクト不良の発生、或いは、前記電流リークの発生を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項4又は5に記載の記録装置。
  7. 前記記録ヘッドは、インクを記録媒体に吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録装置。
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