JP2013154532A - 手動式画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成を中断して装置を次の行の先頭に移動させる際に画像が途中で分断されるのを、ユーザの注意力に頼らずに防ぐこと。
【解決手段】スイッチ1cをオフにし、ハウジング本体1aの開口部1bを用紙10の記録面11に近接又は接触させて、記録面11に沿ってハウジング本体1aを画像形成方向Xに、一行の長さ分以上移動させる。すると、メモリカード8に記憶されたテキストデータによる画像が、複数行分同時に記録面11に印刷される。このとき、各行の画像は、RAM9b又はメモリカード8に記憶された記録面11の一行分の長さを超えない長さでそれぞれ印刷される。また、スイッチ1cをオンにして同様にハウジング本体1aを、記録面11に沿って画像形成方向Xに一行の長さ分だけ移動させたときの移動距離を、記録面11の一行分の長さとしてRAM9b又はメモリカード8に記憶させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザが手動操作で記録面に沿って移動させることで記録面上に画像を形成する画像形成手段を備えた手動式画像形成装置に関する。
従来から、ユーザが手動操作で記録媒体の記録面に沿って移動させることで記録面上に画像を形成する画像形成手段を備えた手動式画像形成装置が知られている。この種の装置では、移動方向における記録面の終端付近に達して、画像形成を中断して次の行の先頭に装置を移動する際に、画像が途中で分断されないようにすることが重要である。この点に着目した提案として、画像形成のブランク中に発光素子の点灯でその旨を報知する技術が存在する(例えば、特許文献1)。
特開平9−300727号公報
上述した提案によれば、記録媒体の大きさが変わっても、それぞれの記録面の終端付近で画像の形成を適切に中断し、画像を途中で分断させずに次の行に装置を移動できるメリットがある。その代わり、記録面の終端に対する移動中の装置の位置と発光素子の点滅状態とを確認しながら、装置をどこで次の行の先頭に移動させるかを、各行毎にユーザが判断する必要がある。
特に、各行に形成する画像のどこにブランクが存在するかは、どの行でも同じとは限らない。したがって、前の行で画像形成を中断したのと同じ位置で次の行の画像形成も中断すれば、画像が途中で分断されずに済むという保証はない。そうすると、ユーザには、各行の終端付近で発光素子が点滅するのを注意深く確認することが求められ、運用に当たってユーザが相応の注意力を要することになる。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、画像形成を中断して装置を次の行の先頭に移動させる際に画像が途中で分断されるのを、ユーザの注意力に頼らずに防ぐことができる手動式画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の手動式画像形成装置は、
ユーザが手動操作で記録媒体の記録面に沿って移動させることで記録面上に画像を形成する画像形成手段を備えた手動式画像形成装置において、
前記記録面の一行当たりの画像形成可能範囲の長さを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶した前記長さに基づいて、前記画像中の、前記記録面の各行にそれぞれ形成する行別画像の範囲を、前記長さの範囲内で決定する行別範囲決定手段とを備えており、
ユーザが前記装置を順次行を改めつつ前記記録面に沿って移動させる毎に、前記行別範囲決定手段が決定した範囲の行別画像を、前記画像形成手段により前記記録面上に形成させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明の手動式画像形成装置によれば、記憶手段が記憶している画像形成可能範囲の長さの範囲内で、記録面に形成する画像の中から記録面の各行にそれぞれ形成する行別画像の範囲を決定する。したがって、ユーザが自ら判断しなくても、各行にその行の長さを超えない長さで行別画像がそれぞれ形成される。よって、画像形成を中断して装置を次の行の先頭に移動させる際に画像が途中で分断されるのを、ユーザの注意力に頼らずに防ぐことができる。
また、請求項2に記載した本発明の手動式画像形成装置は、請求項1に記載した本発明の手動式画像形成装置において、前記装置を前記記録面に沿って一行の長さ分移動させたときの前記記録媒体に対する前記装置の移動距離を測定する距離測定手段をさらに備えており、前記記憶手段は、前記距離測定手段の測定距離を前記画像形成可能範囲の長さとして記憶することを特徴とする。
請求項2に記載した本発明の手動式画像形成装置によれば、請求項1に記載した本発明の手動式画像形成装置において、距離測定手段により装置の一行の長さ分の移動距離が測定されると、その距離が一行当たりの画像形成範囲の長さとして記憶手段に記憶される。したがって、ユーザが手動操作により装置を記録面に沿って一行の長さ分移動させることで、一行当たりの画像形成範囲の長さを、画像形成に用いる記録媒体の記録面の大きさに応じた長さに設定することができる。
さらに、請求項3に記載した本発明の手動式画像形成装置は、請求項1又は2に記載した本発明の手動式画像形成装置において、前記制御手段が、ユーザが前記装置を順次行を改めつつ前記記録面に沿って移動させる毎に、前記行別範囲決定手段が決定した範囲の行別画像を複数行分同時に、前記画像形成手段により前記記録面上に形成させることを特徴とする。
請求項3に記載した本発明の手動式画像形成装置によれば、請求項1又は2に記載した本発明の手動式画像形成装置において、ユーザが装置を記録面に沿って一行の長さ分移動させると、記録紙に複数行分の行別画像が一度に形成される。したがって、ユーザが自ら判断しなくても行の長さを超えない長さで形成される行別画像を行数よりも少ない移動回数で効率的に形成することができる。
本発明によれば、画像形成を中断して装置を次の行の先頭に移動させる際に画像が途中で分断されるのを、ユーザの注意力に頼らずに防ぐことができる。
本発明の手動式画像形成装置の一実施形態に係る手動式プリンタの概略構成を示す説明図である。 図1の手動式画像形成装置の電気的な概略構成を示すブロック図である。 図2のコントローラのCPUがROMに格納されたプログラムにしたがって行う処理を示すフローチャートである。 図1の手動式画像形成装置を用紙の記録面に沿って移動させた場合の印刷動作の内容を示す説明図である。 図1の手動式画像形成装置を用紙の記録面に沿って移動させた場合の印刷動作の内容を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の手動式画像形成装置の一実施形態に係る手動式プリンタの概略構成を示す説明図である。
図1に示す本実施形態の手動式プリンタ1(請求項中の手動式画像形成装置に相当)は、用紙10の記録面11上をユーザが手動操作により移動させることで文字や記号等の画像を記録面11上に印刷するものである。そのために、手動式プリンタ1は、ユーザが手動操作する際に用紙10の記録面11に接触させる開口部1bを一端に有するペン形のハウジング本体1aを有している。また、手動式プリンタ1は、ハウジング本体1aの内部にインクジェットヘッド3、インクカートリッジ4のホルダ4a、加速度センサ5、近接センサ7、メモリカード8のカードリーダ8a、及び、コントローラ9を有している。
また、ハウジング本体1aの表面には、ユーザによりオンオフ操作されるスイッチ1cが配置されている。図1中ではスイッチ1cがオフポジションに位置している状態を示している。さらに、ハウジング本体1aの他端には、インクカートリッジ4の交換時に開閉されるキャップ1dが設けられている。また、ハウジング本体1aの側面には、メモリカード8をカードリーダ8aに挿抜するためのカードスロット1eが形成されている。
インクジェットヘッド3(請求項中の画像形成手段に相当)は、インクを吐出する多数のノズルを備えた従来公知のインクジェット方式のヘッドであり、本実施形態では、複数行の画像を一度に印刷できる幅を有している。このインクジェットヘッド3は、ハウジング本体1aの一端に配置され、ヘッド面を開口部1bからハウジング本体1aの外部に露出させている。このインクジェットヘッド3が用紙10の記録面11に画像を印刷(形成)できる方向は予め決まっており、本実施形態では、図1中の矢印X方向が、インクジェットヘッド3の画像形成方向である。インクジェットヘッド3は、ホルダ4aに装着されたインクカートリッジ4から供給されるインクを用いて、メモリカード8に記録されたテキストデータによる画像を用紙10の記録面11に印刷する。
加速度センサ5は、ユーザが手動操作によりハウジング本体1aを用紙10の記録面11に沿ってインクジェットヘッド3の画像形成方向Xに移動させたときの加速度を検出する。この加速度センサ5は、従来公知のものを用いることができる。但し、ハウジング本体1aに収容できるサイズとする上で、機械式や光学式よりも半導体式の方が適している。半導体式の加速度センサとしては、例えば、静電容量型やピエゾ抵抗型を用いることができる。
近接センサ7は、インクジェットヘッド3によって用紙10の記録面11上に画像を印刷できる程度に、ハウジング本体1aの開口部1bが用紙10の記録面11に近接又は接触したことを検出するセンサである。近接センサ7としては、例えば、記録面11との接触によりオンオフ状態が切り替わるマイクロスイッチ等の機械式スイッチや、記録面11からの反射光の検出により記録面11への開口部1bの近接又は接触を検出する光学式の近接スイッチ等を用いることができる。
ハウジング本体1aのスイッチ1cは、用紙10の記録面11の一行の長さを、ユーザによるハウジング本体1aの画像形成方向Xへの手動操作によって決定する際に、ユーザによりスライド操作される。具体的には、スイッチ1cを図1中の位置よりも下方のオンポジションにスライドした状態でハウジング本体1aを記録面11に沿って画像形成方向Xに手動操作した長さが、後述する処理によってコントローラ9により記録面11の一行の長さと認識される。
コントローラ9は、図2に手動式プリンタ1の電気的な概略構成のブロック図で示すように、CPU9a、RAM9b、ROM9cを一つのチップ上に実装したワンチップマイコンで構成されている。CPU9aは、RAM9bを作業領域として利用しつつ、ROM9cに格納されたプログラムを実行することで、各種の処理を行う。
コントローラ9には、上述したインクジェットヘッド3のドライバ回路3aが接続されている他、加速度センサ5や近接センサ7、カードリーダ8a、スイッチ1cが、不図示のインタフェース回路を介して接続されている。
次に、コントローラ9のCPU9aがROM9cに格納されたプログラムにしたがって行う処理の手順を、図3のフローチャートを参照して説明する。CPU9aは、手動式プリンタ1の不図示の電源スイッチがオンである間、以下の処理を間欠的に繰り返し実行する。
CPU9aは、まず、スイッチ1cがオンポジションにあるか否かを確認する(ステップS1)。オンポジションにない場合は(ステップS1でNO)、後述するステップS15に進む。オンポジションにある場合は(ステップS1でYES)、CPU9aは、インクジェットヘッド3により画像が印刷できる距離にハウジング本体1aの開口部1bが用紙10の記録面11に近接又は接触しているか否かを、近接センサ7の出力に基づいて確認する(ステップS3)。
記録面11に近接又は接触していない場合は(ステップS3でNO)、ステップS1にリターンし、記録面11に近接又は接触している場合は(ステップS3でYES)、CPU9aは、ハウジング本体1aが画像形成方向Xに移動したか否かを、加速度センサ5の出力に基づいて確認する(ステップS5)。
ハウジング本体1aが画像形成方向Xに移動していない場合は(ステップS5でNO)、ステップS3にリターンし、ハウジング本体1aが画像形成方向Xに移動している場合は(ステップS5でYES)、CPU9aは、測定終了条件が成立するまでの間(ステップS7でNO)、カードリーダ8aがメモリカード8から読み出したテキストデータによる画像をインクジェットヘッド3により一行で記録面11に印刷させる(ステップS9)。このとき、CPU9aは、加速度センサ5の出力と経過時間に基づいて算出したハウジング本体1aの画像形成方向Xへの移動速度に合わせたペースで、記録面11への画像の印刷をインクジェットヘッド3に行わせる。
ここで、上述した測定終了条件は、ハウジング本体1aの開口部1bが用紙10の記録面11から、インクジェットヘッド3により画像が印刷できる距離以上に離れるか、あるいは、スイッチ1cがオンポジションからオフポジションに切り替えられることで、成立する。なお、ハウジング本体1aの開口部1bが用紙10の記録面11から離れるのは、ユーザがハウジング本体1aを用紙10から離すように移動させることで生じることもあり、開口部1bが用紙10の行方向終端に達することで生じることもある。
測定終了条件が成立した場合は(ステップS7でYES)、CPU9aは、測定終了条件が成立するまでの間の加速度センサ5の出力と経過時間とに基づいて、ハウジング本体1aの画像形成方向Xへの移動距離を算出する(ステップS11)。ここで、測定終了条件が、開口部1bが用紙端に達することで成立する場合は、用紙端に確保する余白(画像を印刷しない部分)の寸法分を差し引いて移動距離を算出する。そして、CPU9aは、算出した距離を記録面11の一行の長さとして、RAM9b又はメモリカード8に記憶させる(ステップS13)。そして、その後、ステップS1にリターンする。
また、ステップS1でスイッチ1cがオンポジションにない場合(NO)に進むステップS15では、コントローラ9は、インクジェットヘッド3により画像が印刷できる距離にハウジング本体1aの開口部1bが用紙10の記録面11に近接又は接触しているか否かを、近接センサ7の出力に基づいて確認する。
記録面11に近接又は接触していない場合は(ステップS15でNO)、ステップS1にリターンし、記録面11に近接又は接触している場合は(ステップS15でYES)、CPU9aは、ハウジング本体1aが画像形成方向Xに移動したか否かを、加速度センサ5の出力に基づいて確認する(ステップS17)。
ハウジング本体1aが画像形成方向Xに移動していない場合は(ステップS17でNO)、ステップS15にリターンし、ハウジング本体1aが画像形成方向Xに移動している場合は(ステップS17でYES)、CPU9aは、ハウジング本体1aが画像形成方向Xに一行の長さ分以上移動して停止するまでの間(ステップS19でNO)、カードリーダ8aがメモリカード8から読み出したテキストデータによる画像をインクジェットヘッド3により複数行分同時に記録面11に印刷させる(ステップS21)。
ステップS21で複数行分の画像を同時に印刷する際、CPU9aは、メモリカード8から読み出したテキストデータに適宜改行記号を挿入し、改行記号から次の改行記号までのテキストデータを一行分の画像として印刷させる。テキストデータのどこに改行記号を挿入するかは、RAM9b又はメモリカード8に記憶されている記録面11の一行の長さや、テキストデータの画像の大きさ(文字や記号におけるフォント等)に基づいて決定する。これにより、記録面11の一行の長さ以内の印刷長さで、各行の画像が途中で分断されることなく記録面11に印刷されることになる。
そして、複数行分の画像が記録面11に印刷され、ハウジング本体1aが画像形成方向Xに一行の長さ分以上移動して停止すると(ステップS19でYES)、CPU9aは、ハウジング本体1aの開口部1bが用紙10の記録面11から、インクジェットヘッド3により画像が印刷できる距離以上に離れたか否かを確認する(ステップS23)。
開口部1bが記録面11から上述の距離以上離れていない場合は(ステップS23でNO)、ステップS23をリピートし、開口部1bが記録面11から上述の距離以上離れた場合は(ステップS23でYES)、ステップS1にリターンする。
以上の説明からも明らかなように、本実施形態では、CPU9aが算出した距離を記録面11の一行の長さとして記憶させるRAM9b又はメモリカード8の領域が、請求項中の記憶手段に相当している。また、本実施形態では、図3のフローチャートにおけるステップS21が、請求項中の行別範囲決定手段に対応する処理となっている。
さらに、本実施形態では、図3中のステップS19及びステップS21が、請求項中の制御手段に対応する処理となっている。また、本実施形態では、図3中のステップS11が、請求項中の距離測定手段に対応する処理となっており、このステップS11を実行するCPU9a(又はコントローラ9)と加速度センサ5とによって、距離測定手段が構成されている。
このように構成された本実施形態の手動式プリンタ1は、記録面11の一行の長さを記憶させるときには、スイッチ1cをオンポジションにし、ハウジング本体1aの開口部1bを用紙10の記録面11に近接又は接触させて、記録面11に沿って画像形成方向Xにハウジング本体1aを一行の長さ分だけ移動させる。すると、図4の説明図に示すように、スイッチ1cがオンポジションである間にハウジング本体1aが移動した距離が、一行分の長さとしてRAM9b又はメモリカード8に記憶される。
このとき、記録面11には、メモリカード8に記憶されたテキストデータによる画像G1が、ハウジング本体1aの移動した長さの全体に亘って一行で印刷される。但し、記録面11の一行の長さを記憶させるときに、一行分の印刷を行わないようにしてもよい。
また、記録面11の一行の長さを記憶させた後、画像を印刷するときには、スイッチ1cをオフポジションにし、ハウジング本体1aの開口部1bを用紙10の記録面11に近接又は接触させて、記録面11に沿ってハウジング本体1aを画像形成方向Xに、一行の長さ分以上移動させる。すると、図5の説明図に示すように、メモリカード8に記憶されたテキストデータによる画像G2〜G4が、複数行(本実施形態では三行)分同時に記録面11に印刷される。このとき、各行の画像G2〜G4は、RAM9b又はメモリカード8に記憶された記録面11の一行分の長さを超えない長さでそれぞれ印刷される。
したがって、ユーザが自ら判断しなくても各行の画像G2〜G4が行の長さを超えない長さでそれぞれ形成されるようにすることができる。これにより、画像形成方向Xにおける記録面11の終端付近で印刷を中断してハウジング本体1aを次の行の先頭に移動させる際に、画像G2〜G4が途中で分断されるのを、ユーザの注意力に頼らずに防ぐことができる。
なお、本実施形態では、スイッチ1cをオンポジションとしてハウジング本体1aを画像形成方向Xに移動させたときの距離を加速度センサ5を用いて算出し、これを、記録面11の一行分の長さとして記憶させる構成とした。しかし、記録面11の一行の長さは、予め別途計測してRAM9b又はメモリカード8に記憶させておいてもよい。
また、本実施形態では、ハウジング本体1aを画像形成方向Xに移動させる度に、RAM9b又はメモリカード8に記憶させた記録面11の一行分の長さを超えない長さで、複数行同時に画像G2〜G4を記録面11に印刷する構成とした。しかし、ハウジング本体1aを画像形成方向Xに移動させる度に、記録面11の一行分の長さを超えない長さで画像G2〜G4を記録面11に一行ずつ印刷する構成としてもよい。
さらに、ハウジング本体1aの移動距離を測定するための要素は、本実施形態で用いた加速度センサ7に限定されない。例えば、ハウジング本体1aの開口部1bに設けたローラを用紙10の記録面11上で接触転動させ、このローラの回転量をエンコーダにより検出することで、ハウジング本体1aの移動距離を測定する構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、インクジェット方式で画像の印刷を行う場合について説明したが、本発明は、熱転写方式等インクジェット方式以外の方式によって印刷を行う場合にも適用可能である。
1 手動式プリンタ
1a ハウジング本体
1b 開口部
1c スイッチ
1d キャップ
1e カードスロット
3 インクジェットヘッド
3a ドライバ回路
4 インクカートリッジ
4a ホルダ
5 加速度センサ
7 近接センサ
8 メモリカード
8a カードリーダ
9 コントローラ
9a CPU
9b RAM
9c ROM
10 用紙
11 記録面
G1〜G4 画像
X 画像形成方向

Claims (3)

  1. ユーザが手動操作で記録媒体の記録面に沿って移動させることで記録面上に画像を形成する画像形成手段を備えた手動式画像形成装置において、
    前記記録面の一行当たりの画像形成可能範囲の長さを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶した前記長さに基づいて、前記画像中の、前記記録面の各行にそれぞれ形成する行別画像の範囲を、前記長さの範囲内で決定する行別範囲決定手段と、
    ユーザが前記装置を順次行を改めつつ前記記録面に沿って移動させる毎に、前記行別範囲決定手段が決定した範囲の行別画像を、前記画像形成手段により前記記録面上に形成させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする手動式画像形成装置。
  2. 前記装置を前記記録面に沿って一行の長さ分移動させたときの前記記録媒体に対する前記装置の移動距離を測定する距離測定手段をさらに備えており、前記記憶手段は、前記距離測定手段の測定距離を前記画像形成可能範囲の長さとして記憶することを特徴とする請求項1記載の手動式画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、ユーザが前記装置を順次行を改めつつ前記記録面に沿って移動させる毎に、前記行別範囲決定手段が決定した範囲の行別画像を複数行分同時に、前記画像形成手段により前記記録面上に形成させることを特徴とする請求項1又は2記載の手動式画像形成装置。
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