JP2013152505A - プラント監視制御システム及び端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現場携帯端末106はフラグテーブル306で全てのプラント機器110の制御状態を管理している。そして、プラントコントローラ103が停止すると、現場携帯端末106はプラントコントローラ103の異常状態を検出して全てのプラント機器110を制御可能な状態になるので、プラント監視制御システム101はプラントコントローラ103が停止してもプラント機器110を制御可能な状態を維持できる。また、プラントコントローラ103が正常状態に復帰した際、直ちに通常状態に戻すことができる。
【選択図】図1
Description
より詳細には、プラント設備を監視すると共に適宜手動にて制御を行うための端末装置と、これを用いるプラント監視制御システムに関する。
プラント監視制御システムは、ネットワークにプラントコントローラとマルチコントローラが接続されて構成される。マルチコントローラは複数のプラント機器の制御情報系統を集約する。そして、マルチコントローラはプラントコントローラから送信される制御指令を受信して、その制御指令に基づいて制御対象となるプラント機器を制御する。また、マルチコントローラはプラント機器等に設置されている計測機器から得られる情報をプラントコントローラに送信する。
自動制御は、プラント機器を正常状態に維持するために、プラントコントローラが所定のプログラムに従って、人手を介することなくプラント機器を制御する。
手動制御は、プラント機器を正常状態に維持するために、操作者がプラント機器に対して直接的に手作業の制御命令を送信する。
手動制御は更に、中央監視装置を用いてプラントコントローラを通じて行う手動制御と、プラント機器が備える操作盤を直接操作する手動制御と、現場携帯端末を用いた手動制御に分けられる。特に、近年ではプラント機器を点検したり、異常が発生した時に対応する際に、機器を目視しながら監視制御を行うことができる、無線通信を用いる現場携帯端末が利用され始めている。特許文献1及び特許文献2に現場携帯端末の一例を示す。
ところが、プラント設備の定期点検や、プラント設備を増設したり改良する等の際には、プラントコントローラを停止させることもある。また、プラント設備の運営時に、不慮の事故等でプラントコントローラが故障することも想定される。このような場合、プラントコントローラが停止しているため、現場携帯端末はマルチコントローラからプラント機器の情報を受信できない。したがって、プラントコントローラが停止している状態では、プラント機器を監視及び制御する手段は、プラント機器が備える操作盤を直接操作する手動制御以外になくなってしまう。
しかし、先に述べたように、上下水道のプラント設備のプラントコントローラが停止・故障した場合には、プラント機器の異常の発見が遅れたり、プラント機器が誤動作したり、プラント機器を動かすモータ等に過負荷等に起因する事故が発生する可能性が生じる。つまり、上下水道のプラント設備のプラントコントローラが停止・故障した場合、プラント設備の信頼性を保つことができない。
そして、更に現場携帯端末は、ネットワークに接続され、表示部を備え、プラントコントローラと排他的にマルチコントローラに対してプラント機器を操作するための制御コマンドを送信できると共に、プラントコントローラが異常状態であることを検出して、プラントコントローラが異常状態である間は表示部にプラント機器を操作するための画面を表示する。
図1は、本発明の一実施形態であるプラント監視制御システムの構成図である。
プラント監視制御システム101は、中央監視装置102と、プラントコントローラ103と、マルチコントローラ104と、無線ゲートウェイ105と、現場携帯端末106よりなる。
プラントコントローラ103と、マルチコントローラ104と、無線ゲートウェイ105は、ネットワーク107に接続されている。
現場携帯端末106は、無線ゲートウェイ105を通じてネットワーク107に接続される。
中央監視装置102はプラントコントローラ103に接続されて、プラントコントローラ103の端末として機能する。
マルチコントローラ104は広大な敷地に設置されている多数のプラント設備を網羅するため、複数設けられている。
プラントコントローラ103は、入出力制御部201にフラグテーブル202と直前フラグテーブル203と自動制御部204とアドレスリスト205が接続されてなる。
入出力制御部201はネットワーク107に接続されており、ネットワーク107に対して情報の送受信を行う。また、入出力制御部201は中央監視装置102にも接続されている。
自動制御部204はフラグテーブル202に示されたプラント機器110に対して自動制御を遂行するための制御コマンドを生成する。入出力制御部201は該当するプラント機器110を集約するマルチコントローラ104に対して制御コマンドを送信する。
図2には図示していないものの、プラントコントローラ103がマルチコントローラ104に送信した制御コマンドと、マルチコントローラ104からプラントコントローラ103が受信したプラント機器110や計測機器の情報は、入出力制御部201によって図示しないログファイルに記録される。また、プラントコントローラ103が受信したプラント機器110や計測機器の情報は、中央監視装置102の表示部211に表示することもできる。
なお、中央監視装置102はネットワーク107とは別の接続経路を用いて、プラントコントローラ103と直接的に接続されているが、ネットワーク107を介して接続される構成であってもよい。
現場携帯端末106は一例として液晶表示素子である表示部301と、透明電極を用いた位置検出器である操作部302が組み合わさって構成されるタッチパネルを備え、図示しないバッテリで駆動されるコンピュータである。
入出力制御部303は無線インターフェース304と無線ゲートウェイ105を通じてネットワーク107に接続される。
表示部301は入出力制御部303によって、プラント機器110を選択するための選択画面や、選択したプラント機器110を手動にて制御するための制御操作画面等を表示する。
操作部302は表示部301に表示された選択画面や、制御操作画面等に対する操作情報を入出力制御部303に出力する。入出力制御部303は操作情報を受けて、マルチコントローラ104に対して操作情報に対応する制御コマンドを送信する。
但し、厳密にはマルチコントローラ104はブロードキャスト通信にて、プラント機器110や計測機器の情報を送信する。プラントコントローラ103及び現場携帯端末106は、マルチコントローラ104が送信するブロードキャスト通信を受信することで、プラント機器110や計測機器の情報を受信する。
中央フラグテーブルともいえるプラントコントローラ103のフラグテーブル202と、現場フラグテーブルともいえる現場携帯端末106のフラグテーブル306は同一のフィールド構成を備えている。また、全てのレコードが常に共通の内容になるように、プラントコントローラ103と現場携帯端末106は互いにフラグテーブル202及びフラグテーブル306の同期処理を適宜行っている。
以下、現場携帯端末106のフラグテーブル306を対象に説明する。
マルチコントローラフィールドには、マルチコントローラ104を識別する情報が記述される。
プラント機器フィールドには、マルチコントローラ104に接続されているプラント機器110を識別する情報が記述される。
操作モードフィールドには、操作モードを識別するフラグ情報が記述される。
制御モードフィールドには、制御モードを識別するフラグ情報が記述される。
機器状態情報フィールドには、マルチコントローラ104に接続されているプラント機器110の様々な状態を示す情報が記述される。
制御モードは、プラント機器110に対する制御操作の形態がプラントコントローラ103の自動制御部204によってなされることを示す「自動制御」と、プラント機器110に対する制御操作の形態が操作者によってなされることを示す「手動制御」の、二つの値のいずれかが記述される。
操作モードが「中央」で、制御モードが「自動制御」の場合は、プラント機器110がプラントコントローラ103の自動制御部204によって制御操作されることを示す。
操作モードが「中央」で、制御モードが「手動制御」の場合は、プラント機器110が、操作者によって中央監視装置102とプラントコントローラ103を通じて制御操作されることを示す。
操作モードが「現場」で、制御モードが「手動制御」の場合は、プラント機器110が、操作者によって現場携帯端末106を通じて制御操作されることを示す。
なお、操作モードが「現場」で、制御モードが「自動制御」という組み合わせは存在しない。
例えば、フラグテーブルの内容をハッシュ値に変換して、定期的なポーリングによって状態情報を送受信し合い、変化が起きたらフラグテーブルの全レコードを送受信する、という方法が考えられる。
また例えば、フラグテーブルの各レコードに最終更新日時を記入するフィールドを設けて、定期的なポーリングによって最終更新日時を送受信し合い、最終更新日時が変化したらフラグテーブルの当該レコードを送受信する、という方法が考えられる。
また例えば、フラグテーブルの内容に変化が生じたらフラグテーブルの当該レコードを送受信する、という方法も考えられる。
これらの周知の手法を単独に利用しても、或は組み合わせて利用してもよい。
現場携帯端末106が手動制御にて当該プラント機器110を制御した後、元の状態に復帰させる際、直前フラグテーブル307から操作モードフィールドと制御モードフィールドを読み出して、操作モードと制御モードを変更するコマンドを送信した後、操作モードフィールドと制御モードフィールドの値をフラグテーブル306に書き戻す。
図6は、現場携帯端末106が操作者の操作によって所望のプラント機器110を制御するための、操作モード及び制御モードを変更する処理の流れを示すフローチャートである。
操作者が現場携帯端末106のタッチパネルを操作して、所望のプラント機器110を手動制御するために選択すると(S601)、現場携帯端末106の入出力制御部303はフラグテーブル306の該当するプラント機器110のレコードから操作モードフィールドと制御モードフィールドを読み出して、直前フラグテーブル307に書き出す(S602)。つまり、これから手動操作をしようとするプラント機器110の、操作モード及び制御モードを変更する直前の状態を、直前フラグテーブル307に退避する。
そして、現場携帯端末106の入出力制御部303は、表示部301に捜査対象となる所望のプラント機器110の操作画面を表示して(S613)、一連の処理を終了する(S614)。
操作者が現場携帯端末106のタッチパネルを操作して、それまで手動操作を行っていたプラント機器110の制御を戻す操作を行うと(S701)、現場携帯端末106の入出力制御部303は直前フラグテーブル307の該当するプラント機器110のレコードから操作モードフィールドと制御モードフィールドを読み出す(S702)。つまり、これから操作モード及び制御モードを復帰させようとするプラント機器110の、操作モード及び制御モードを変更した直前の状態を、直前フラグテーブル307から読み出す。
そして、現場携帯端末106の入出力制御部303は、表示部301に元のメニュー画面を表示して(S713)、一連の処理を終了する(S714)。
処理を開始すると(S801)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、図示しない内部のプラントコントローラ状態フラグを見て、プラントコントローラ103が現在正常な状態にあるのか否かを確認する(S802)。
もし、プラントコントローラ状態フラグが、プラントコントローラ103が正常であることを示しているのであれば(S802のYES)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、プラントコントローラ103が本当に正常であるのかを確認するために、正常状態確認処理を実行して(S803)、処理を終了する(S804)。
もし、プラントコントローラ状態フラグが、プラントコントローラ103が異常であることを示しているのであれば(S802のNO)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、プラントコントローラ103が本当に異常であるのかを確認するために、異常状態確認処理を実行して(S805)、処理を終了する(S804)。
図8のプラントコントローラ状態確認処理は、例えば2秒毎等の、所定の時間間隔を伴って常時実行される(S804からS801へ)。
処理を開始すると(S901)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、内部の図示しないタイマを起動して(S902)、所定の時間が経過したか否かを確認しながら(S903)、プラントコントローラ103が所定の時間間隔でネットワーク107に発信し続けるハートビートパケットを受信できたか否かを確認する(S904)。
もし、所定の時間が経過してもプラントコントローラ103が発信するハートビートパケットを受信できなかったならば(S903のYES)、プラントコントローラ103が正常状態から異常状態に転換したので、現場携帯端末106の入出力制御部303は、緊急制御処理を実行して(S907)、処理を終了する(S906)。
処理を開始すると(S1001)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、内部の図示しないタイマを起動して(S1002)、所定の時間が経過したか否かを確認しながら(S1003)、プラントコントローラ103が所定の時間間隔でネットワーク107に発信し続けるハートビートパケットを受信できたか否かを確認する(S1004)。
もし、所定の時間が経過してもプラントコントローラ103が発信するハートビートパケットを受信できなかったならば(S1003のYES)、現場携帯端末106の入出力制御部303は何もせずに処理を終了する(S1005)。つまり、この場合(S1003のYES)はプラントコントローラ103の異常状態が確認できたので、現場携帯端末106の入出力制御部303は、実質的には何も変化しない。
もし、所定の時間が経過する前に(S1003のNO)プラントコントローラ103が発信するハートビートパケットを受信できたならば(S1004のYES)、プラントコントローラ103が異常状態から正常状態に転換したので、現場携帯端末106の入出力制御部303は、復旧制御処理を実行して(S1006)、処理を終了する(S1005)。
処理を開始すると(S1101)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、フラグテーブル306の全レコードの操作モードフィールドを「現場」に変更し(S1102)、フラグテーブル306の全レコードの制御モードフィールドを「手動」に変更する(S1103)。その後、現場携帯端末106の入出力制御部303は、プラントコントローラ状態フラグを「異常」に設定して(S1104)、一連の処理を終了する(S1105)。
処理を開始すると(S1201)、現場携帯端末106の入出力制御部303は、正常状態に復旧したプラントコントローラ103からフラグテーブル202をダウンロードして(S1202)、現場携帯端末106内のフラグテーブル306の全レコードの内容を、プラントコントローラ103からダウンロードしたフラグテーブル202の内容で上書きする(S1203)。その後、現場携帯端末106の入出力制御部303は、プラントコントローラ状態フラグを「正常」に設定して(S1204)、一連の処理を終了する(S1205)。
先に説明したように、本実施形態のプラント監視制御システム101は、現場携帯端末106がプラントコントローラ103を介さずにマルチコントローラ104に直接制御コマンドを送信できる。
従来のプラント監視制御システム101では、現場携帯端末106がマルチコントローラ104に対するいかなる情報の送受信もプラントコントローラ103を介して行っていたので、プラントコントローラ103が停止状態或は故障状態に陥ると、プラント監視制御システム101の監視も制御もできない状態になってしまっていた。そこで、本実施形態のプラント監視制御システム101は、現場携帯端末106がプラントコントローラ103に依存する仕組みを止めて、現場携帯端末106もプラントコントローラ103と同様に独立して、直接、マルチコントローラ104との通信ができるように、システムの仕様を変更した。
現場携帯端末106は、該当するプラント機器110の直前の操作モードと制御モードを直前フラグテーブル307に退避(S602)した後、該当するプラント機器110の操作モードを「現場」に変更するコマンドをプラントコントローラ103に送信する(S603)。そして、リザルトコードが返ってきたら(S606のYES)、次に制御モードを「手動」に変更するコマンドをプラントコントローラ103に送信する(S608)。そして、リザルトコードが返ってきたら(S611のYES)、当該プラント機器110の操作画面を表示する(S613)。
現場携帯端末106は、該当するプラント機器110の、手動操作する直前の状態である操作モード及び制御モードを、直前フラグテーブル307から読み出した(S702)後、該当するプラント機器110の操作モードを元に戻すコマンドをプラントコントローラ103に送信する(S703)。そして、リザルトコードが返ってきたら(S706のYES)、次に制御モードについても同様に元に戻すコマンドをプラントコントローラ103に送信する(S707)。そして、リザルトコードが返ってきたら(S711のYES)、所定のメニュー画面を表示する(S713)。
本実施形態のプラント監視制御システム101は、プラントコントローラ103と現場携帯端末106がプラント機器110毎に排他的な制御状態を実現している。しかし、もしプラントコントローラ103がメンテナンス等で停止したり、或は故障してしまった場合には、それまでプラントコントローラ103が制御していたプラント機器110は制御の主体を失うことになってしまう。したがって、現場携帯端末106はプラントコントローラ103が正常に稼動しているか否かを常時監視して、もしもプラントコントローラ103がその機能を停止していることが判明した場合には、即座に全てのプラント機器110を制御する状態にしなければならない。
逆に、現場携帯端末106は、プラントコントローラ103が異常状態から正常状態に転換したことを検出したら(図10のステップS1006)、図12に示す復旧制御処理を実行する。こうすることで、現場携帯端末106は全てのプラント機器110の制御を、正常状態に復帰したプラントコントローラ103へ迅速に委ねることができる。そして、この復旧制御処理において、プラントコントローラ状態フラグが「正常」を表す値に転換される。
(1)表示部301と操作部302は、必ずしもタッチパネルを構成していなくてもよい。操作部302が所望のプラント機器110を操作できる機能を備えていれば、ロータリーエンコーダやジョイスティック等の入力機器も利用可能である。勿論、周知のキーボードもこれに含まれる。
プラントコントローラ103が停止しても現場携帯端末106からプラント機器110を直接操作できるようにするため、マルチコントローラ104はプラントコントローラ103と現場携帯端末106の両方から制御コマンドを受け入れるように構成した。その上で、プラントコントローラ103と現場携帯端末106は、マルチコントローラ104に対して互いに排他的に制御コマンドを送信するように、個々のプラント機器110の操作モードと制御モードを管理するフラグテーブル202を設け、適宜同期させるように構成した。
Claims (4)
- ネットワークに接続され、一以上のプラント機器が接続される一以上のマルチコントローラと、
前記ネットワークに接続され、前記マルチコントローラに対して前記プラント機器を操作するための制御コマンドを送信できるプラントコントローラと、
前記ネットワークに接続され、表示部を備え、前記プラントコントローラと排他的に前記マルチコントローラに対して前記プラント機器を操作するための制御コマンドを送信できると共に、前記プラントコントローラが異常状態であることを検出して、前記プラントコントローラが異常状態である間は前記表示部に前記プラント機器を操作するための画面を表示する現場携帯端末と
を具備するプラント監視制御システム。 - 前記プラントコントローラは、前記プラント機器を操作する主体が前記プラントコントローラであるか或は前記現場携帯端末であるかを示す操作モードフィールドと、前記プラント機器が前記プラントコントローラによる自動制御モードであるか或は操作者の操作に基づく手動制御モードであるかを示す制御モードフィールドとを備える中央フラグテーブルを有すると共に、前記操作モードフィールドが前記プラントコントローラを示している時に該当する前記プラント機器を操作するための前記制御コマンドを送信できるものであり、
前記現場携帯端末は前記中央フラグテーブルと同じフィールド構成の現場フラグテーブルを有すると共に、前記操作モードフィールドが前記現場携帯端末を示していて且つ前記制御モードフィールドが手動制御モードを示している時に該当する前記プラント機器を操作するための前記制御コマンドを送信できるものである、
請求項1記載のプラント監視制御システム。 - 表示部と、
ネットワークに接続され、一以上のプラント機器が接続される一以上のマルチコントローラに対し、前記ネットワークに接続され、前記マルチコントローラに対して前記プラント機器を操作するための制御コマンドを送信できるプラントコントローラと、排他的に前記プラント機器を操作するための制御コマンドを送信できると共に、前記プラントコントローラが異常状態であることを検出して、前記プラントコントローラが異常状態である間は前記表示部に前記プラント機器を操作するための画面を表示する入出力制御部と、
前記入出力制御部と前記ネットワークとを接続する無線インターフェースと
を具備する端末装置。 - 更に、
前記プラント機器を操作する主体が前記プラントコントローラであるか或は前記現場携帯端末であるかを示す操作モードフィールドと、前記プラント機器が前記プラントコントローラによる自動制御モードであるか或は操作者の操作に基づく手動制御モードであるかを示す制御モードフィールドとを備える、前記プラントコントローラに備わっている中央フラグテーブルと同じフィールド構成の現場フラグテーブルと
を有すると共に、
前記入出力制御部は、前記操作モードフィールドが前記現場携帯端末を示していて且つ前記制御モードフィールドが手動制御モードを示している時に該当する前記プラント機器を操作するための前記制御コマンドを送信できるものである、
請求項3記載の端末装置。
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