JP2013152381A - ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 - Google Patents
ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013152381A JP2013152381A JP2012013739A JP2012013739A JP2013152381A JP 2013152381 A JP2013152381 A JP 2013152381A JP 2012013739 A JP2012013739 A JP 2012013739A JP 2012013739 A JP2012013739 A JP 2012013739A JP 2013152381 A JP2013152381 A JP 2013152381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- photosensitive resin
- positive photosensitive
- group
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- PWQLFIKTGRINFF-UHFFFAOYSA-N CC(C)(C)OC(N(CC1)CCC1O)=O Chemical compound CC(C)(C)OC(N(CC1)CCC1O)=O PWQLFIKTGRINFF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VKUQYAIHSICENN-UHFFFAOYSA-N Cc1cc(-c(cc2)ccc2O)cc(C)c1O Chemical compound Cc1cc(-c(cc2)ccc2O)cc(C)c1O VKUQYAIHSICENN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Polyamides (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
Abstract
【解決手段】アルカリ可溶性樹脂(A)と、感光剤(B)と、熱塩基発生剤(C)とを含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。好ましくは、前記アルカリ可溶性樹脂(A)が、ポリアミド樹脂であり、更には一般式(1)で示される構造を有するポリアミド樹脂であるポジ型感光性樹脂組成物。
(式中、XおよびYは有機基である。R1は水酸基、カルボキシル基、−O−R3または−COO−R3のいずれかであり、複数ある場合は、同一でも異なっていてもよい。R2は、水素原子または炭素数1〜15の有機基である。lは0〜8の整数である。aは重合度を示し、2〜500の整数である。)
【選択図】なし
Description
ところが、従来のポジ型感光性樹脂組成物では、i線に高感度かつ高解像度で、さらに強アルカリ水溶液耐性に優れる性能を同時に満たすことは困難であった。特にアルミパッド周辺部を硬化膜で覆う構造の場合、アルミパッドと硬化膜の間で剥離が発生し、信頼性が低下するという問題が生じる。
[1] アルカリ可溶性樹脂(A)と、感光剤(B)と、熱塩基発生剤(C)とを含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
[2] 前記アルカリ可溶性樹脂(A)が、ポリアミド樹脂である[1]記載のポジ型感光性樹脂組成物。
[3] 前記アルカリ可溶性樹脂(A)が、一般式(1)で示される構造を有するポリアミド樹脂である[1]又は[2]に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
[4] 前記熱塩基発生剤(C)が、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンである[1]乃至[3]のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
[5] 前記熱塩基発生剤(C)が、保護基を有し、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンである[1]乃至[4]のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
[6] 前記熱塩基発生剤(C)が、カルバメート系保護基を有し、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンである[1]乃至[5]のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
[7] 前記感光剤(B)が、ジアゾキノン化合物である[1]乃至[6]のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
[8] [1]乃至[7]のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物の硬化物で構成されている硬化膜。
[9] [8]に記載の硬化膜で構成されている保護膜。
[10] [8]に記載の硬化膜で構成されている絶縁膜。
[11] [8]に記載の硬化膜を有している半導体装置。
[12] [8]に記載の硬化膜を有している表示体装置。
本発明に係るアルカリ可溶性樹脂(A)は、主鎖又は側鎖に、水酸基、カルボキシル基、又はスルホン酸基を持つ樹脂であり、具体的にはフェノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシノール及びハイドロキノンなどの芳香族ヒドロキシ化合物と、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド及びベンズアルデヒドなどのアルデヒド類とを反応させることにより合成されるノボラック樹脂もしくはレゾール樹脂またはこれらの変性樹脂、ポリヒドロキシスチレンまたはその誘導体、フェノールアラルキル樹脂、ビフェニルアラルキル変性フェノール樹脂、ポリアミド樹脂並びにポリアミド酸樹脂などが挙げられる。
酸無水物で封止した場合は、その末端構造がアミド結合を形成する場合とイミド結合を形成する場合があるが、末端構造はそのいずれの結合であっても構わない。このような酸無水物としてはアルケニル基又はアルキニル基を有する脂肪族又は環式化合物が好ましい。活性エステルとしてはアルケニル基又はアルキニル基を有する脂肪族又は環式カルボン酸化合物と、1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾールとを反応させて得られる化合物が挙げられる。以上のようにアミン末端を封止することにより、保存性を向上することが可能である。
また、樹脂末端がカルボン酸の場合は、アミン含有化合物などにより封止することが可能である。アミン含有化合物としては不飽和基を有するアニリン化合物や含窒素複素環化合物が好ましく、これにより密着性を向上することが可能である。
なお、ジカルボン酸の場合には反応収率等を高めるため、1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール等を予め反応させた活性エステル型のジカルボン酸誘導体を用いてもよい。
また、一般式(1)中のYの置換基である−O−R3及び−COO−R3のR3も、上記R2と同様の機能を有する者であり、R2と同様のものが例示として挙げられる。
本発明で用いる感光剤(B)は、光により酸を発生する化合物である。光により酸を発生する化合物としては、例えば、ジフェニルヨードニウム塩、トリフェニルスルホニウム塩等のオニウム塩類、2−ニトロベンジルエステル類、N−イミノスルホネート類、アリールスルホン酸エステル類、塩素等のハロゲンを有する複素環式化合物、感光性ジアゾキノン化合物が挙げられる。
具体的には、式(10)〜式(14)で示されるエステル化合物を挙げることができる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いても良い。
本発明で用いる熱塩基発生剤(C)は、加熱することにより塩基を発生する化合物であれば、特に限定されるわけではないが、半導体ウエハーのアルミパッド部との密着性向上という観点から、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンであることが好ましい。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物には、溶剤が含まれる。
このような溶剤としては、例えば、N−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、N,N′−ジメチルアセトアミド、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチル、メチル−1,3−ブチレングリコールアセテート、1,3−ブチレングリコール−3−モノメチルエーテル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル及びメチル−3−メトキシプロピオネート等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(密着助剤)
本発明のポジ型感光性樹脂組成物中には、密着助剤が含まれていてもよい。
ここで用いられる密着助剤は、ポジ型感光性樹脂組成物を硬化させた塗膜と、当該塗膜が形成された基板との結合強度を向上させる機能を有する成分である。
このような密着助剤としては、例えば、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ビス(トリエトキシプロピル)テトラスルフィド、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、アミノ基を有するケイ素化合物と酸二無水物または酸無水物とを反応することにより得られるケイ素化合物等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記酸二無水物または酸無水物としては、密着助剤に用いることができるものであれば、特に制限されるわけではないが、例えば、無水マレイン酸、クロロ無水マレイン酸、シアノ無水マレイン酸、シトコン酸及び無水フタル酸等などが挙げられる。また、使用にあたっては単独、または2種類以上を併用して使用することができる。
また、本発明のポジ型感光性樹脂組成物中には、溶解促進剤が含まれていてもよい。
ここで用いられる溶解促進剤は、ポジ型感光性樹脂組成物を用いて形成された塗膜の露光部の現像液に対する溶解性を向上させ、パターニング時のスカムを改善することが可能な成分である。
このような溶解促進剤としては、フェノール性水酸基を有する化合物(D)が挙げられ、具体的には、下記式(22)〜式(28)で表されるものを挙げることができる。
<硬化膜の形成方法>
次に、本発明のポジ型感光性樹脂組成物を用いた硬化膜(保護膜、絶縁膜)の形成方法の一例について説明する。
(1)まず、本発明のポジ型感光性樹脂組成物を適当な支持体(基板)、例えば、シリコンウエハー、セラミック基板又はアルミ基板等に塗布して、塗膜を形成する。塗布量は、シリコンウエハー(半導体素子)上に塗布する場合、硬化後の最終膜厚が0.1〜30μmになるよう塗布する。膜厚が下限値を下回ると、半導体素子の保護表面膜としての機能を十分に発揮することが困難となり、上限値を越えると、微細な加工パターンを得ることが困難となるばかりでなく、加工に時間がかかりスループットが低下する。塗布方法としては、スピンナーを用いた回転塗布、スプレーコーターを用いた噴霧塗布、浸漬、印刷及びロールコーティング等がある。
現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム及びアンモニア水等の無機アルカリ類、エチルアミン及びn−プロピルアミン等の第1アミン類、ジエチルアミン及びジ−n−プロピルアミン等の第2アミン類、トリエチルアミン及びメチルジエチルアミン等の第3アミン類、ジメチルエタノールアミン及びトリエタノールアミン等のアルコールアミン類、並びにテトラメチルアンモニウムヒドロキシド及びテトラエチルアンモニウムヒドロキシド等の第4級アンモニウム塩等のアルカリ類の水溶液に、メタノール及びエタノール等のアルコール類等の水溶性有機溶媒や界面活性剤を適当量添加した水溶液を好適に使用することができる。現像方法としては、スプレー、パドル、浸漬及び超音波等の方式が可能である。
(5)次に、加熱処理を行うことにより、ベンゾオキサゾール前駆体構造、イミド前駆体構造を閉環反応させ、ベンゾオキサゾール環、イミド環を形成させ、耐熱性に富む最終パターン(硬化膜、保護膜、絶縁膜)を得る(熱処理工程)。
加熱処理温度は、180℃〜380℃が好ましく、より好ましくは200℃〜350℃である。
その使用方法は、半導体装置用途に準じ、表示体素子やカラーフィルターを形成した基板上にパターン化されたポジ型感光性樹脂組成物層を、上記の方法で形成することによるものである。表示体装置用途、特に絶縁膜や平坦化膜用途では、高い透明性が要求されるが、本発明のポジ型感光性樹脂組成物の塗膜の硬化前に、後露光工程を導入することにより、透明性に優れた樹脂層が得られることもでき、実用上さらに好ましい。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物が適用される半導体装置および表示体装置は、上記のような構成のものに限定されない。
また、本発明のポジ型感光性樹脂組成物は、上述したような半導体素子の保護膜や絶縁膜の形成用として用いるだけでなく、例えば、半導体素子のスペーサ等の形成にも用いることができる。
[アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成]
ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸21.43g(0.083モル)と1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール22.43g(0.166モル)とを反応させて得られたジカルボン酸誘導体の混合物40.87g(0.083モル)とヘキサフルオロ−2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン36.62g(0.100モル)とを、温度計、攪拌機、原料投入口および乾燥窒素ガス導入管を備えた4つ口のセパラブルフラスコに入れ、N−メチル−2−ピロリドン296.96gを加えて溶解させた。その後、オイルバスを用いて75℃にて15時間反応させた。次に、N−メチル−2−ピロリドン34.88gに溶解させた3,6−エンドメチレン−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物6.98g(0.0425モル)を加え、さらに3時間攪拌して反応を終了した。反応混合物を濾過した後、反応混合物を水/イソプロパノール=3/1(容積比)の溶液に投入、沈殿物を濾集し水で充分洗浄した後、真空下で乾燥し、目的のアルカリ可溶性樹脂(A−1)を得た。重量平均分子量は、13,040であった。
式(B−1)で示されるフェノール11.22g(0.026モル)と1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロライド18.78g(0.070モル)とアセトン170gとを、温度計、攪拌機、原料投入口および乾燥窒素ガス導入管を備えた4つ口のセパラブルフラスコに入れて撹拌、溶解させた。次に、反応溶液の温度が35℃以上にならないようにウォーターバスでフラスコを冷やしながら、トリエチルアミン7.78g(0.077モル)とアセトン5.5gの混合溶液を、ゆっくり滴下した。そのまま、室温で3時間反応させた後、酢酸1.05g(0.017モル)を添加し、更に30分間反応させた。反応混合物をろ過した後、ろ液を水/酢酸(990ml/10ml)の混合溶液に投入、沈殿物を濾集し水で充分洗浄した後、真空下で乾燥し、式(Q−1)の構造で示される感光剤を得た。
上記で合成したアルカリ可溶性樹脂(A−1)10g、上記で合成した感光剤(Q−1)2g、および熱塩基発生剤(C−1)(和光純薬工業(株)製)0.5gを、γ−ブチロラクトン70gに溶解した後、0.2μmのフッ素樹脂製フィルターで濾過し、ポジ型感光性樹脂組成物を得た。
実施例1のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、合成したアルカリ可溶性樹脂(A−1)10g、合成した感光剤(Q−1)2g、熱塩基発生剤(C−1)0.5g、およびフェノール性水酸基を有する化合物(D−1)0.4gを、γ−ブチロラクトン70gに溶解した後、0.2μmのフッ素樹脂製フィルターで濾過し、ポジ型感光性樹脂組成物を得た。
[アルカリ可溶性樹脂(A−2)の合成]
ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸21.43g(0.083モル)と1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール22.43g(0.166モル)とを反応させて得られたジカルボン酸誘導体の混合物40.87g(0.083モル)と、ヘキサフルオロ−2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン21.98g(0.060モル)と4,4’−メチレンビス(2−アミノフェノール)9.21g(0.040モル)とを、温度計、攪拌機、原料投入口および乾燥窒素ガス導入管を備えた4つ口のセパラブルフラスコに入れ、N−メチル−2−ピロリドン296.96gを加えて溶解させた。その後、オイルバスを用いて75℃にて15時間反応させた。次に、N−メチル−2−ピロリドン34.88gに溶解させた3,6−エンドメチレン−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物6.98g(0.0425モル)を加え、さらに3時間攪拌して反応を終了した。反応混合物を濾過した後、反応混合物を水/イソプロパノール=3/1(容積比)の溶液に投入、沈殿物を濾集し水で充分洗浄した後、真空下で乾燥し、目的のアルカリ可溶性樹脂(A−2)を得た。重量平均分子量は、21,170であった。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の代わりにアルカリ可溶性樹脂(A−2)を用いた以外は、実施例2と同様に行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の添加量を0.5gから0.1gにした以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の添加量を0.5gから1gにした以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、感光剤(Q−1)の添加量を2gから1.6gにした以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、感光剤(Q−1)の添加量を2gから2.4gにした以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
[感光剤(Q−2)の合成]
式(B−2)で示されるフェノール11.02g(0.026モル)と1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロライド18.78g(0.070モル)とアセトン170gとを温度計、攪拌機、原料投入口、乾燥窒素ガス導入管を備えた4つ口のセパラブルフラスコに入れて撹拌、溶解させた。次に反応溶液の温度が35℃以上にならないようウォーターバスでフラスコを冷やしながら、トリエチルアミン7.78g(0.077モル)とアセトン5.5gの混合溶液を、ゆっくり滴下した。そのまま室温で3時間反応させた後、酢酸1.05g(0.017モル)を添加し、更に30分反応させた。反応混合物をろ過した後、ろ液を水/酢酸(990ml/10ml)の混合溶液に投入、沈殿物を濾集し水で充分洗浄した後、真空下で乾燥し、式(Q−2)の構造で示される感光剤を得た。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、感光剤(Q−1)の代わりに感光剤(Q−2)を用いた以外は、実施例2と同様に行った。
実施例1のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−2)(和光純薬工業(株)製)を0.5g添加した以外は、実施例1と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−2)を0.5g添加した以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の代わりにアルカリ可溶性樹脂(A−2)を用い、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−2)を0.5g添加した以外は、実施例2と同様に、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、感光剤(Q−1)の代わりに感光剤(Q−2)を用い、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−2)を0.5g添加した以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−2)を0.8g添加した以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−3)(和光純薬工業(株)製)を0.5g添加した以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに熱塩基発生剤(C−4)(東京化成工業(株)製)を0.5g添加した以外は、実施例2と同様に、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の合成、感光剤(Q−1)の合成、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
[アルカリ可溶性樹脂(A−3)の合成]
2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン30.0g(0.082モル)を温度計、攪拌機、原料投入口および乾燥窒素ガス導入管を備えた4つ口のセパラブルフラスコに入れ、アセトン400mlを加えて溶解させた。次に、アセトン100mLに溶解したパラ−ニトロベンゾイルクロリド12.4g(0.18モル)を、温度が20℃未満になるよう冷却しながら30分かけて滴下し、混合物を得た。滴下後、混合物の温度を40℃に加熱し、2時間撹拌し、次に、炭酸カリウム30.0g(0.218モル)を徐々に添加して、更に2時間撹拌した。加熱をやめて、混合物を、更に室温にて18時間撹拌した。その後、混合物を激しく撹拌しながら、水酸化ナトリウム水溶液を徐々に添加し、添加後55℃に加温して、更に30分間撹拌した。撹拌終了後、室温まで冷却し、37重量%の塩酸水溶液と水500mlを加え、溶液のpHが6.0〜7.0の範囲になるよう調整した。得られた析出物を、ろ別し、ろ過液を水で洗浄後、60〜70℃にて乾燥を行い、ビス−N,N’−(パラ−ニトロベンゾイル)ヘキサフルオロ−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの固体を得た。得られた固体51.0gに、アセトン316gとメタノール158gを加え、50℃に加熱し完全に溶解させた。そこに、300mLの50℃の純水を30分かけて加え、65℃まで加熱した。その後室温まで、ゆっくり冷却して析出した結晶を濾過し、結晶を70℃にて乾燥を行うことで精製し、ビス−N,N’−(パラ−ニトロベンゾイル)ヘキサフルオロ−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを得た。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の代わりにアルカリ可溶性樹脂(A−3)を用いた以外は、実施例1と同様に行った。
実施例1のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)を添加しない以外は、実施例1と同様に、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)を添加しない以外は、実施例2と同様に、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、アルカリ可溶性樹脂(A−1)の代わりにアルカリ可溶性樹脂(A−2)を用い、熱塩基発生剤(C−1)を添加しない以外は、実施例2と同様に、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、感光剤(Q−1)の代わりに感光剤(Q−2)を用い、熱塩基発生剤(C−1)を添加しない以外は、実施例2と同様に、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりに、エポキシ基を有する化合物(E)として(E−1)を0.5g添加した以外は、実施例2と同様に、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
実施例2のポジ型感光性樹脂組成物の作製において、熱塩基発生剤(C−1)の代わりにエポキシ基を有する化合物(E)として(E−1)を0.8g添加した以外は、実施例2と同様に、ポジ型感光性樹脂組成物の作製を行った。
1.i線感度および解像度
各実施例および比較例で得られたポジ型感光性樹脂組成物を、シリコンウエハー上に、スピンコーターを用いて塗布した後、ホットプレートにて120℃で3分間乾燥し、膜厚約10μmの塗膜を得た。この塗膜に、凸版印刷(株)製マスク(テストチャートNo.1:幅0.88〜50μmの残しパターン及び抜きパターンが描かれている)を通して、(株)ニコン製i線ステッパNSR―4425iを用いて、露光量を100mJ/cm2から10mJ/cm2ステップで増やして露光を行った。次に、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液に40秒間浸漬することによって、露光部を溶解除去した後、純水で30秒間リンスし、未露光部でパターンが形成されている露光量(i線感度)および未露光部でパターンが形成されている露光量で良好に開口したパターン幅(i線解像度)を算出した。
シリコンウエハー上に、Tiを500Åの厚みで、スパッタ膜を形成し、続いて、Alを3,000Åの厚さでスパッタ膜を形成した。各実施例および各比較例で得られたポジ型感光性樹脂組成物を、上記シリコンウエハー上に、スピンコーターを用いて塗布した後、ホットプレートにて120℃で3分間乾燥し、膜厚約10μmの塗膜を得た。この塗膜に凸版印刷(株)製マスク(1mm□の残しパターン)を通して、SUSS社製マスクアライナーMA8を用いて、露光時間を90秒と固定として露光を行った。次に、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液に浸漬することによって、露光部を溶解除去した後、純水で30秒間リンスした。このとき、未露光部の膜減り量は約2μmであった。上記パターン加工したシリコンウエハーをクリーンオーブンにて、酸素濃度1,000ppm以下で、150℃/30分、320℃/30分で膜の硬化を行った。次に、このシリコンウエハーを、ジンケート処理液(メルテックス(株)製、メルプレートFZ−7350)に25℃/15分の条件で浸漬させた。次に、純水で5分洗浄した後、乾燥させて膜表面を金属顕微鏡で観察し、残しパターンへの染み込み幅を測定した(評価はn=10で行った)。
表1、表2、および表3に示すように、実施例1〜16で得られたポジ型感光性樹脂組成物は、i線に対する感度に優れており、高解像度を示し、かつ、硬化膜がジンケート処理液耐性に優れていることが確認された。
Claims (12)
- アルカリ可溶性樹脂(A)と、感光剤(B)と、熱塩基発生剤(C)とを含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
- 前記アルカリ可溶性樹脂(A)が、ポリアミド樹脂である請求項1記載のポジ型感光性樹脂組成物。
- 前記熱塩基発生剤(C)が、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンである請求項1乃至3のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
- 前記熱塩基発生剤(C)が、保護基を有し、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンである請求項1乃至4のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
- 前記熱塩基発生剤(C)が、カルバメート系保護基を有し、窒素原子を含む複素環構造を有する2級アミンである請求項1乃至5のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
- 前記感光剤(B)が、ジアゾキノン化合物である請求項1乃至6のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物の硬化物で構成されている硬化膜。
- 請求項8に記載の硬化膜で構成されている保護膜。
- 請求項8に記載の硬化膜で構成されている絶縁膜。
- 請求項8に記載の硬化膜を有している半導体装置。
- 請求項8に記載の硬化膜を有している表示体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012013739A JP5910109B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012013739A JP5910109B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013152381A true JP2013152381A (ja) | 2013-08-08 |
JP5910109B2 JP5910109B2 (ja) | 2016-04-27 |
Family
ID=49048766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012013739A Active JP5910109B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5910109B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014235432A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. | カルバメート成分を含むフォトレジスト |
WO2016043203A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 富士フイルム株式会社 | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜の製造方法、硬化膜、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置およびタッチパネル |
KR20160128216A (ko) | 2015-04-28 | 2016-11-07 | 후지필름 가부시키가이샤 | 감광성 수지 조성물, 경화막의 제조 방법, 경화막, 액정 표시 장치, 유기 일렉트로루미네선스 표시 장치 및 터치패널 |
JP2016212380A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-15 | 富士フイルム株式会社 | 感光性樹脂組成物、硬化膜の製造方法、硬化膜、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置およびタッチパネル |
WO2017110982A1 (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 富士フイルム株式会社 | 樹脂、組成物、硬化膜、硬化膜の製造方法および半導体デバイス |
KR20180048691A (ko) | 2015-09-03 | 2018-05-10 | 도레이 카부시키가이샤 | 포지티브형 감광성 수지 조성물, 이 수지 조성물에 의해 형성된 미경화된 수지 패턴, 경화 수지 패턴, 및 이것을 사용한 반도체 장치와 그의 제조 방법 |
TWI644979B (zh) * | 2014-06-27 | 2018-12-21 | 日商富士軟片股份有限公司 | 熱硬化性樹脂組成物、硬化膜、硬化膜的製造方法及半導體元件 |
KR20200044927A (ko) * | 2017-11-28 | 2020-04-29 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 네거티브형 감광성 수지 조성물 및 그 제조 방법, 그리고 경화 릴리프 패턴의 제조 방법 |
CN111133382A (zh) * | 2017-09-26 | 2020-05-08 | 东丽株式会社 | 感光性树脂组合物、固化膜、具备固化膜的元件、具备固化膜的有机el显示装置、固化膜的制造方法及有机el显示装置的制造方法 |
WO2020179671A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、半導体デバイス、及び、熱塩基発生剤 |
WO2020262228A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、及び、半導体デバイス |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004077551A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-11 | Hitachi Chemical Dupont Microsystems Ltd | 感光性樹脂組成物並びにそれを用いたレリーフパターンおよび耐熱性塗膜の製造方法およびそれらを有する電子部品 |
WO2007125921A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | 感光性樹脂組成物及び感光性フィルム |
JP2008214391A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Asahi Kasei Corp | 熱塩基発生剤を含有する樹脂組成物 |
JP2010211109A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Asahi Kasei E-Materials Corp | ポジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた樹脂パターンの製造方法 |
-
2012
- 2012-01-26 JP JP2012013739A patent/JP5910109B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004077551A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-11 | Hitachi Chemical Dupont Microsystems Ltd | 感光性樹脂組成物並びにそれを用いたレリーフパターンおよび耐熱性塗膜の製造方法およびそれらを有する電子部品 |
WO2007125921A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | 感光性樹脂組成物及び感光性フィルム |
JP2008214391A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Asahi Kasei Corp | 熱塩基発生剤を含有する樹脂組成物 |
JP2010211109A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Asahi Kasei E-Materials Corp | ポジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた樹脂パターンの製造方法 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014235432A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. | カルバメート成分を含むフォトレジスト |
TWI644979B (zh) * | 2014-06-27 | 2018-12-21 | 日商富士軟片股份有限公司 | 熱硬化性樹脂組成物、硬化膜、硬化膜的製造方法及半導體元件 |
WO2016043203A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 富士フイルム株式会社 | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜の製造方法、硬化膜、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置およびタッチパネル |
JPWO2016043203A1 (ja) * | 2014-09-17 | 2017-07-06 | 富士フイルム株式会社 | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜の製造方法、硬化膜、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置およびタッチパネル |
KR20160128216A (ko) | 2015-04-28 | 2016-11-07 | 후지필름 가부시키가이샤 | 감광성 수지 조성물, 경화막의 제조 방법, 경화막, 액정 표시 장치, 유기 일렉트로루미네선스 표시 장치 및 터치패널 |
JP2016212380A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-15 | 富士フイルム株式会社 | 感光性樹脂組成物、硬化膜の製造方法、硬化膜、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置およびタッチパネル |
KR20180048691A (ko) | 2015-09-03 | 2018-05-10 | 도레이 카부시키가이샤 | 포지티브형 감광성 수지 조성물, 이 수지 조성물에 의해 형성된 미경화된 수지 패턴, 경화 수지 패턴, 및 이것을 사용한 반도체 장치와 그의 제조 방법 |
WO2017110982A1 (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 富士フイルム株式会社 | 樹脂、組成物、硬化膜、硬化膜の製造方法および半導体デバイス |
CN111133382B (zh) * | 2017-09-26 | 2023-10-31 | 东丽株式会社 | 感光性树脂组合物、固化膜、具备固化膜的元件与有机el显示装置、及其制造方法 |
CN111133382A (zh) * | 2017-09-26 | 2020-05-08 | 东丽株式会社 | 感光性树脂组合物、固化膜、具备固化膜的元件、具备固化膜的有机el显示装置、固化膜的制造方法及有机el显示装置的制造方法 |
KR20200044927A (ko) * | 2017-11-28 | 2020-04-29 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 네거티브형 감광성 수지 조성물 및 그 제조 방법, 그리고 경화 릴리프 패턴의 제조 방법 |
KR102402138B1 (ko) | 2017-11-28 | 2022-05-25 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 네거티브형 감광성 수지 조성물 및 그 제조 방법, 그리고 경화 릴리프 패턴의 제조 방법 |
JPWO2020179671A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2021-12-16 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、半導体デバイス、及び、熱塩基発生剤 |
WO2020179671A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、半導体デバイス、及び、熱塩基発生剤 |
JP7426375B2 (ja) | 2019-03-06 | 2024-02-01 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、半導体デバイス、及び、熱塩基発生剤 |
WO2020262228A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、及び、半導体デバイス |
JPWO2020262228A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | ||
CN113994258A (zh) * | 2019-06-26 | 2022-01-28 | 富士胶片株式会社 | 固化性树脂组合物、固化膜、层叠体、固化膜的制造方法及半导体器件 |
JP7334248B2 (ja) | 2019-06-26 | 2023-08-28 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、積層体、硬化膜の製造方法、及び、半導体デバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5910109B2 (ja) | 2016-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5910109B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 | |
TW201346448A (zh) | 正型感光性樹脂組成物,使用其之半導體裝置及顯示裝置 | |
JP2014041264A (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、およびそれを用いた半導体装置、表示体装置 | |
JP5246607B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜及び絶縁膜、並びにそれを用いた半導体装置及び表示体装置 | |
JP6645424B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜および電子装置 | |
JP2014191252A (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、半導体装置および表示体装置 | |
WO2014069091A1 (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜および電子装置 | |
JP6451065B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜および電子装置 | |
KR101065146B1 (ko) | 포지티브형 감광성 수지 조성물, 패턴의 제조방법 및 전자부품 | |
JP6291718B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 | |
JP5050450B2 (ja) | 層間絶縁膜、保護膜形成用ポジ型感光性樹脂組成物、保護膜、層間絶縁膜、およびそれを用いた半導体装置、表示素子 | |
JP4245074B1 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれを用いた半導体装置、表示体装置。 | |
JP2008191574A (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれを用いた半導体装置、表示体装置。 | |
JP5257450B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれらを用いた半導体装置、表示体装置 | |
JP2006071663A (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物並びにそれらを用いた半導体装置及び表示素子 | |
JP5617505B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 | |
JP7066978B2 (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP2009175651A (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれを用いた半導体装置、表示体装置。 | |
JP4379153B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた半導体装置または表示素子 | |
JP5278431B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれを用いた半導体装置、表示体装置 | |
JP5751025B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 | |
JP3886334B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物及び半導体装置 | |
JP4245077B1 (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜およびそれを用いた半導体装置。 | |
JP5691645B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、硬化膜、保護膜、絶縁膜、半導体装置、および表示体装置 | |
JP4488611B2 (ja) | ポジ型感光性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5910109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |