JP2013152016A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリッジを駆動するためのベルトのテンションを調整することができるようにするとともに、ベルト周辺の空間を有効利用する。
【解決手段】ベルト25が、3つのプーリ21〜23に外接するように巻き掛けられている。プーリ21とプーリ22とは、共通外接線が走査方向と平行になるように走査方向に互いに離隔して配置されており、ベルト25の上記共通外接線上に位置する部分にキャリッジ2のベルトグリップ2aが取り付けられている。モータ24に接続されたプーリ23は、プーリ21から紙送り方向下流側にずれた位置に配置されている。走査方向に移動可能なプーリホルダ27に取り付けられたテンションプーリ26は、ベルト25のプーリ22とプーリ23との間の部分25bの外側の面に接触して、ベルト25の部分25bを屈曲させている。プーリホルダ27は、ねじりバネ42によって、走査方向のプーリ21、23側に付勢されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ノズルから液体を吐出する液体吐出装置に関する。
特許文献1には、プリンタなどにおいて用いられるキャリッジ駆動機構が記載されている。特許文献1に記載のキャリッジ駆動機構は、キャリッジの移動方向(走査方向とする)に関するキャリッジの両側に配置された2つのプーリ(第1プーリ、第2プーリとする)、走査方向と直交する方向に関して、これら2つのプーリからずれた位置に配置されたプーリ(第3プーリとする)、これら3つのプーリに外接するように巻き掛けられた無端状のベルト、及び、ベルトの、第3プーリと第1プーリとの間の部分の外側の面に接触することによってベルトを屈曲させて、ベルトにテンションを付与するプーリ(テンションプーリとする)を備えている。
テンションプーリは、走査方向に関して、第1プーリとほぼ同じ位置に設けられたヒンジを中心に揺動可能に支持されたレバーに取り付けられており、レバーはバネに引っ張られている。これにより、テンションプーリは、レバーが揺動することによって、バネの力とベルトのテンションとが釣り合う位置まで移動し、ベルトのテンションがバネの付勢力に対応した大きさに調整される。
実開平4−115671号公報
ここで、特許文献1に記載のキャリッジ駆動機構では、ベルトの、テンションプーリと第2プーリとの間の部分と、第3プーリの軸を通り走査方向と平行な平面との間に空間ができる。そして、装置の小型化の観点から、この空間に装置の部品を配置するなどして、この空間を有効利用することが好ましい。
しかしながら、上述のキャリッジ駆動機構では、レバーが、キャリッジの移動方向に関して、上記一方の従動プーリとほぼ同じ位置に設けられたヒンジを中心に揺動可能である。そのため、レバーを揺動させてテンションプーリを移動させると、テンションプーリは、走査方向、及び、走査方向と直交する方向のいずれの方向に関しても移動する。そのため、テンションプーリの位置によって、ベルトのテンションプーリと第2プーリとの間の部分の走査方向に対する角度が変動してしまい、上記空間に装置の部品などを配置すると、配置した部品とベルトの当該部分とが干渉してしまう虞がある。
本発明の目的は、キャリッジを駆動するためのベルトのテンションを調整することができるようにするとともに、ベルト周辺の空間を有効利用することが可能な液体吐出装置を提供することである。
第1の発明に係る液体吐出装置は、
液体を吐出する液体吐出装置であって、
筐体と、
液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドを搭載する、走査方向に移動可能に構成されたキャリッジと、
前記筐体に、共通外接線が前記走査方向とほぼ平行になるように、前記走査方向に互いに離隔して配置された第1プーリ及び第2プーリと、
前記筐体に、前記第1プーリとの共通外接線が前記走査方向と交差する位置にくるように配置された第3プーリと、
前記第1プーリ、前記第2プーリ及び前記第3プーリのうち、いずれか1つのプーリに接続されたモータと、
前記第1プーリ、前記第2プーリ及び前記第3プーリに外接するように巻き掛けられているとともに、前記第1プーリと前記第2プーリとの共通外接線上に位置する部分に前記キャリッジが取り付けられた無端状のベルトと、
前記ベルトの前記第2プーリと前記第3プーリとの間の部分の外側の面に位置する接触部分に接触しており、前記ベルトの前記第2プーリと前記第3プーリと間の部分を屈曲させることによって、前記ベルトにテンションを付与するテンションプーリと、
前記テンションプーリが、前記テンションプーリの軸に直交する面において前記走査方向に移動可能となるように、前記テンションプーリの移動を規制する規制手段と、
前記テンションプーリを、前記走査方向に関して前記第3プーリに近づける方向に付勢する付勢手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、テンションプーリが、ベルトの第2プーリと第3プーリとの間の部分の外側の面に位置する接触部分に接触して、ベルトの第2プーリと第3プーリとの間の部分を屈曲させているとともに、第3プーリが走査方向に移動可能となっているため、テンションプーリを走査方向に移動させることにより、ベルトのテンションの大きさを調整することができる。
さらに、このとき、ベルトの上記接触部分と第2プーリとの間の部分が、走査方向と平行になる、あるいは、走査方向に対する傾斜角度が小さくなるようにベルトを屈曲させれば、テンションプーリを走査方向に移動させてベルトのテンションを調整したときに、ベルトの当該部分の走査方向に対する角度はほとんど変化しない。したがって、テンションプーリを移動させてベルトのテンションを調整したときに、ベルトの当該部分と、第3プーリの軸を通り、且つ、走査方向と平行な平面との間の空間の大きさが大きく変動することがない。
第2の発明に係る液体吐出装置は、第1の発明に係る液体吐出装置において、前記付勢手段は、前記テンションプーリを前記走査方向と平行に付勢することを特徴とする。
本発明によると、付勢手段の付勢力を小さくすることができる。さらに、付勢手段としてバネを用いた場合には、バネ定数の小さいバネを用いることができ、付勢手段の付勢力のばらつきを小さくすることができる。
第3の発明に係る液体吐出装置は、第1又は第2の発明に係る液体吐出装置において、前記モータが、前記第3プーリに接続されていることを特徴とする。
本発明によると、第3プーリがモータに接続された駆動プーリとなっているため、第1、第2プーリが駆動プーリである場合よりも、モータのレイアウトの自由度が高くなる。
第4の発明に係る液体吐出装置は、第1〜第3のいずれかの発明に係る液体吐出装置において、前記テンションプーリを保持するプーリホルダをさらに備え、前記規制手段は、前記プーリホルダの移動を規制することによって、前記テンションプーリの移動を規制し、前記付勢手段は、前記プーリホルダを付勢することによって、前記テンションプーリを付勢することを特徴とする。
本発明によると、テンションプーリを保持するプーリホルダに対して移動の規制や付勢を行うことにより、テンションプーリの移動の規制や付勢を行うことができる。
第5の発明に係る液体吐出装置は、第4の発明に係る液体吐出装置において、前記プーリホルダは、前記走査方向に関して、前記テンションプーリの前記ベルトとの前記接触部分を挟んだ両側にまたがって延びており、前記規制手段は、前記プーリホルダの、前記走査方向に関して、前記接触部分の一方側に位置する部分と、前記一方側と反対側に位置する部分とに接触することによって、前記プーリホルダの移動を規制することを特徴とする。
本発明によると、テンションプーリ及びこれを保持するプーリホルダには、ベルトのテンションにより走査方向と直交する方向に関して第1プーリから第3プーリに向かう側に力が加わるが、プーリホルダは、規制手段により当該方向に移動するのが規制される。このとき、規制手段は、プーリホルダの、走査方向に関して、接触部分の一方側に位置する部分と、一方側と反対側に位置する部分とに接触するため、プーリホルダには、ベルトから力が加えられる部分の、走査方向に関する両側に位置する部分に、それぞれ、ベルトから加えられる力と反対向きの力が規制手段から加えられることとなる。したがって、ベルトから加えられる力によりプーリホルダに生じるモーメントと、規制手段から加えられる力によりプーリホルダに生じるモーメントとが相殺され、プーリホルダが傾いてしまうのを防止することができる。
第6の発明に係る液体吐出装置は、第4又は第5の発明に係る液体吐出装置において、前記付勢手段に付勢された前記プーリホルダの位置を固定する固定手段をさらに備えていることを特徴とする。
本発明によると、テンションプーリの位置を、テンションプーリや付勢手段の組み付け時の位置に固定することができる。また、このとき、プーリやベルトが歯付きのものである場合には、ベルトのテンションがそれほど大きくなくてもベルトの歯飛びを防止することができる。したがって、ベルトのテンションを小さくすることにより、第1〜第3プーリとこれらの回転軸との間、あるいは、プーリの回転軸と軸受との間の摩擦抵抗を低減することができ、これにより、モータにかかる負荷を小さくすることができる。
第7の発明に係る液体吐出装置は、第6の発明に係る液体吐出装置において、前記固定手段は、前記プーリホルダを前記テンションプーリの軸と交差する固定面に固定し、前記付勢手段は、前記プーリホルダの、前記固定面に対して前記ベルトと同じ側で、且つ、前記テンションプーリの前記ベルトとの接触部分よりも、前記固定面に近い部分を付勢していることを特徴とする。
本発明によると、ベルトのテンションによってプーリホルダに生じるモーメントと、付勢手段の付勢力によってプーリホルダに生じるモーメントとが、プーリホルダを互いに反対側に回転させるように作用する。このとき、付勢手段が、テンションプーリのベルトとの接触部分よりも固定面に近い位置を付勢しているため、ベルトのテンションによってプーリホルダに生じるモーメントは、付勢手段の付勢力によってプーリホルダに生じるモーメントよりも大きくなる。一方、モータを駆動すると、ベルトの各部分においてテンションが一時的に変動する。
ベルトのテンションが増大したときには、ベルトのテンションによってプーリホルダに生じるモーメントは、常に、付勢手段の付勢力によってプーリホルダに生じるモーメントよりも大きくなる。したがって、ベルトのテンションが増大する場合には、プーリホルダに生じるモーメントは全体として、モータを駆動しないときと同じ方向に作用する。これにより、モータの駆動に伴ってプーリホルダにガタつきが生じて、キャリッジの移動の制御に何らかの影響を与えてしまうのを防止することができる。
なお、ベルトのテンションが減少したときには、ベルトのテンションの大きさによって、上記2つのモーメントの大小関係が変わりプーリホルダにガタつきが生じうるが、ベルトのテンションが減少する場合には、モータの駆動力が、ベルトのテンションプーリとの接触部分を介さずに、ベルトのキャリッジが取り付けられた部分(第1プーリと第2プーリの共通外接線上の部分)に伝わるため、プーリホルダのガタつきがキャリッジの移動の制御に影響を与えることがない。
第8の発明に係る液体吐出装置は、第1〜第7のいずれかの発明に係る液体吐出装置において、前記ベルトの前記第2プーリと前記接触部分との間の部分と、前記第3プーリの軸を通り、且つ、前記走査方向と平行な平面との間に配置されており、前記走査方向に延びたエンコーダフィルムと、前記エンコーダフィルムを用いて前記キャリッジの位置を検出する位置検出素子と、を有するエンコーダをさらに備えていることを特徴とする。
本発明によると、上述の通り、ベルトの接触部分と第2プーリとの間の部分が、走査方向と平行になる、あるいは、走査方向に対する傾斜角度が小さくなるようにベルトを屈曲させれば、プーリホルダが走査方向に移動しても、ベルトの第2プーリとテンションプーリとの接触部分との間の部分の走査方向に対する角度はほとんど変化しないので、プーリホルダの移動によって、ベルトの当該部分と第3プーリの軸を通り、且つ、走査方向と平行な平面との間の空間の大きさが変動しない。したがって、当該空間にエンコーダフィルムを配置しても、プーリホルダを移動させたときに、ベルトが、エンコーダフィルムやエンコーダフィルムの取り付け部分などに干渉してしまうことがない。また、上記空間にエンコーダフィルムを配置することにより、液体吐出装置全体の大きさを小さくすることができる。
第9の発明に係る液体吐出装置は、第1の発明に係る液体吐出装置において、前記第1、第2プーリと前記テンションプーリは、前記ベルトの、第1プーリと第2プーリとの間の部分と、前記第2プーリと前記テンションプーリとの間の部分がほぼ平行になるように配置されていることを特徴とする。
第10の発明に係る液体吐出装置は、第1の発明に係る液体吐出装置において、前記ベルトの、前記第1から第3プーリに接触する面には複数の歯が形成され、前記モータに連結された、前記第1から第3プーリのうちの一つのプーリには、前記ベルトの複数の歯に噛み合う複数の歯が形成されていることを特徴とする。
第11の発明に係る液体吐出装置は、第9の発明に係る液体吐出装置において、前記ベルトの、第1プーリと第2プーリの間の部分に、前記キャリッジが取り付けられており、前記キャリッジは、前記ベルトに連動して移動するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、テンションプーリを走査方向に移動させることにより、ベルトのテンションの大きさを調整することができる。さらに、このとき、ベルトの上記接触部分と第2プーリとの間の部分が、走査方向と平行になる、あるいは、走査方向に対する傾斜角度が小さくなるようにベルトを屈曲させれば、テンションプーリを移動させてベルトのテンションを調整したときに、ベルトの当該部分と、第3プーリの軸を通り、且つ、走査方向と平行な平面との間の空間の大きさが大きく変動することがない。
本発明の実施の形態に係るプリンタの概略構成図である。 図1のキャリッジ及びガイドレールの構造を示す平面図である。 図2から、キャリッジのガイドレールよりも上にある部分を除いた図である。 図4の部分拡大図である。 (a)が図4に示す部分の斜視図であり、(b)が(a)の分解斜視図である。 図3のVI−VI線断面図である。 平面視でのプーリホルダと、プーリホルダが取り付けられるフレームの孔との位置関係を示す図である。 プーリホルダに加わる副走査方向の力を示す図である。 ベルトのテンションによりテンションプーリに作用する力を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、以下では、図1に示すように走査方向の右側及び左側を定義するとともに、図1の紙面垂直方向を上下方向として説明を行う。
図1に示すように、本実施の形態に係るプリンタ1は、キャリッジ2、インクジェットヘッド3、用紙搬送ローラ4などを備えている。キャリッジ2は、プリンタ本体1aに設けられた2本のガイドレール5、6に沿って走査方向に移動可能に構成されており、後述の移動機構11を駆動したときに走査方向に往復移動する。なお、本実施の形態では、ガイドレール5、6を含めたプリンタ1a本体が、本発明に係る筐体に相当する。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2のガイドレール5とガイドレール6との間に位置する部分に搭載されており、インクジェットヘッド3の下面に形成された複数のノズル10からインクを吐出する。用紙搬送ローラ4は、記録用紙Pを走査方向と直交する紙送り方向に搬送する。
そして、プリンタ1においては、用紙搬送ローラ4によって紙送り方向に搬送される記録用紙Pに、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動するインクジェットヘッド3からインクを吐出することによって、記録用紙Pに印刷を行う。また、印刷が完了した記録用紙Pは用紙搬送ローラによって排出される。
次に、キャリッジ2、ガイドレール5、6、及び、キャリッジ2を移動させる移動機構11などの構成について、図2〜図8を用いて詳細に説明する。ただし、図8では、後述するプーリホルダ27のうち、点線で記載すべき部分のうちの一部の図示を省略している。
ガイドレール5、6は、平面視で走査方向に延在する略矩形の金属材料などからなる板状部材が、紙送り方向に関する両端部において折り曲げられることによって形成されたものである。より詳細に説明すると、ガイドレール5の、紙送り方向に関する両端部が、それぞれ、上側に折り曲げられ、さらに、当該折り曲げ部分よりも外側の部分が紙送り方向の外側に折り曲げられている。そして、ガイドレール5は、紙送り方向に関する略中央部において、キャリッジ2の紙送り方向上流側の端部を下方から支持している。
一方、ガイドレール6の、紙送り方向上流側の端部が、上側に折り曲げられ、ガイドレール6の、紙送り方向下流側の端部が、上側に折り曲げられている。さらに、ガイドレール6の、当該折り曲げ部分のより外側の部分が紙送り方向の外側に折り曲げられている。そして、ガイドレール6は、キャリッジ2の紙送り方向下流側の端部を下方から支持している。また、折り曲げられることによって上下方向に延びたガイドレール6の紙送り方向上流側の端部の紙送り方向下流側の面が、走査方向に延びた摺動面6a1を画成し、ガイドレール6の紙送り方向下流側の端部の紙送り方向上流側の面が、走査方向に延びた摺動面6a2を画成している。
キャリッジ2は、紙送り方向から摺動面6a1、6a2と接触するように配置されており、摺動面6a1、6a2と摺動することで走査方向に移動可能となっている。
移動機構11は、3つのプーリ21〜23、モータ24、ベルト25、テンションプーリ26、プーリホルダ27などを備えている。
プーリ21(第1プーリ)は、ガイドレール6の上面の右端部に配置されている。プーリ22(第2プーリ)は、ガイドレール6の上面の左端部に配置されている。すなわち、プーリ21とプーリ22とは、走査方向に互いに離隔して配置されている。また、プーリ21とプーリ22とは、紙送り方向に関して同じ位置にあり、プーリ21とプーリ22の共通外接線L1が走査方向と平行となっている。
プーリ23(第3プーリ)は、その周方向に沿って複数の歯が形成された歯付きのプーリであり、ガイドレール6の上面の、プーリ21から紙送り方向下流側にずれた位置に配置されている。これにより、プーリ23は、プーリ21との共通外接線L2が走査方向と交差する位置に配置されている。モータ24は、ガイドレール6の下側に配置されており、モータ24のシャフト24aがプーリ23に直接連結されている。ここで、ガイドレール6よりも下側に配置されたモータ24は、シャフト24aが、ガイドレール6のプーリ23と対向する部分に形成された貫通孔6bを通してガイドレール6よりも上側まで引き出されて、プーリ23に連結されている。
ベルト25は、無端状のベルトであり、プーリ21〜23の外周に接するように、プーリ21〜23に巻き掛けられている。プーリ21〜23に巻き掛けられたベルト25のうち、プーリ21とプーリ22との共通外接線L1上に位置する部分25aには、キャリッジ2に設けられたベルトグリップ2aが取り付けられている。これにより、キャリッジ2がベルト25に固定されている。
また、ベルト25は歯付きのベルトであり、その内周面には、図示しない複数の歯が形成されている。ベルト25の歯が、プーリ23の歯と係合している。これにより、モータ24を駆動してプーリ23を回転させると、ベルト25が回転し、このとき、プーリ21、22がベルト25との摩擦力によりベルト25とともに回転する。そして、ベルト25が回転すると、部分25aが走査方向に移動し、これにより、部分25aに取り付けられたキャリッジ2が走査方向に移動する。
テンションプーリ26は、ガイドレール6の上面の、走査方向に関してプーリ21、23のすぐ左側であって、紙送り方向に関してプーリ21とプーリ23との間の位置に配置されている。テンションプーリ26は、ベルト25のプーリ22とプーリ23との間の部分25bの外側の面に位置する接触部分25b1に接触しており、ベルト25の部分25bを屈曲させている。これにより、上記接触部分25b1が、プーリ21とプーリ23との共通外接線L3よりも内側に位置している。また、屈曲されたベルト25の部分25bのうち、接触部分25b1とプーリ22との間の部分25b2が走査方向とほぼ平行になっており、接触部分25b1とプーリ23との間の部分25b3が、紙送り方向とほぼ平行となっている。
プーリホルダ27は、ガイドレール6に形成された略矩形の貫通孔6cを通して、ガイドレール6の上下にまたがるように配置されている。プーリホルダ27の、ガイドレール6よりも上側に位置する部分(図7の二点鎖線で示す部分)であって、且つ、貫通孔6bと対向する部分に、プーリ保持部31が設けられている。プーリ保持部31には、テンションプーリ26を支持するシャフト26aが固定されており、これにより、テンションプーリ26がプーリ保持部31に保持されている。
また、プーリホルダ27のガイドレール6よりも上側に位置する上側部分には、アーム32が設けられている。アーム32は、プーリ保持部31の紙送り方向下流側に、貫通孔6bと対向しない位置まで延びている。また、プーリ保持部31の左側に、貫通孔6bと対向しない位置まで延びた第1延在部分33が設けられている。
プーリホルダ27の貫通孔6c内に位置する部分(図7の太線で示す部分)の、紙送り方向下流側の端には、紙送り方向下流側に突出した突起34が設けられている。突起34は、貫通孔6cの紙送り方向下流側の壁面6c1に接触している。壁面6c1は走査方向に延びている。
また、プーリホルダ27のガイドレール6よりも下側に位置する部分は、走査方向に関して、貫通孔6cの左右にまたがって連続的に延びている。また、プーリホルダ27の、貫通孔6cよりも右側に位置する第2延在部分35は、ガイドレール6の右端よりも若干右側まで延びている。また、プーリホルダ27の、第2延在部分35の右端部には、略楕円形状の貫通孔35aが形成されている。これに対応して、ガイドレール6の貫通孔35aと対向する部分には、略円形の貫通孔6dが形成されている。また、第2延在部分35の、走査方向に延びた紙送り方向下流側の端面35bが、モータ24の、シャフト24aを支持するためのシャフト支持部24bの外周面と接触している。
また、プーリホルダ27のガイドレール6よりも下側に位置する下側部分の左端部に位置する下側延在部分36は、平面視で、上述の部分33と重なっており、ガイドレール6は第1延在部分33と下側延在部分36とによってガイドレール6を上下から挟んでいる。
以上のような構成のプーリホルダ27は、上述したように、突起34が貫通孔6cの壁面6c1と接触するとともに、第2延在部分35の端面35bがモータ24のシャフト支持部24bと接触している。これにより、プーリホルダ27は、紙送り方向下流側に移動することが規制されている。一方、ベルト25を屈曲させるテンションプーリ26及びこれを保持するプーリホルダ27には、図9に示すように、左向き及び紙送り方向下流側に向かう方向に、ベルト25のテンションTが加わっているため、突起34が壁面6c1に押し付けられるとともに、端面35bがシャフト支持部24bの外周面に押し付けられる。
したがって、プーリホルダ27及びこれに保持されたテンションプーリ26は、壁面6c1に沿って走査方向にのみ移動可能となっている。なお、本実施の形態では、プーリホルダ27の紙送り方向下流側への移動を規制する壁面6c1及びシャフト支持部24bが、本発明に係る規制手段に相当する。
プーリホルダ27の下側には、プレート28が設けられており、上述のモータ24は、プレート28よりもさらに下側に配置されている。プレート28は、金属材料などからなる略矩形の板状部材であり、プーリホルダ27のガイドレール6よりも下側に位置する下側部分を、ガイドレール6との間に挟んでいるとともに、図示しないボルトによってガイドレール6の下面(固定面)に固定されている。
プレート28のプーリ23と重なる部分には、略円形の貫通孔28aが形成されており、モータ24のシャフト支持部24bが、貫通孔28aを通ってプレート28よりも上側に引き出されている。
また、プレート28の、貫通孔35a、6dと対向する部分には、略円形の貫通孔28bが形成されている。貫通孔6d、35a、28bには、ボルト41が挿通されており、これにより、プーリホルダ27がガイドレール6の下面に固定されている。
また、プレート28の、プーリホルダ27よりも左側には、プレート28の上方に延びたバネ取付部51及びフィルム取付部52が設けられている。より詳細には、プレート28の、紙送り方向に関して、ベルト25の部分25b2よりも下流側で、且つ、プーリ23の軸よりも上流側に位置する部分(つまり、ベルト25の部分25b2と、プーリ23の軸を通り、且つ、走査方向と平行な平面との間)に、バネ取付部51及びフィルム取付部52が設けられている。ガイドレール6のバネ取付部51及びフィルム取付部52と重なる部分には、それぞれ、貫通孔6e、6fが形成されており、バネ取付部51及びフィルム取付部52は、貫通孔6e、6fを通って、ガイドレール6よりも上側まで延びている。
バネ取付部51には、ねじりバネ42が取り付けられている。ねじりバネ42の下端部はガイドレール6に支持されており、ねじりバネ42の上端部には、プーリホルダ27のガイドレール6よりも上側の部分のうち、テンションプーリ26よりも左側且つ下側の部分と接触している。これにより、ねじりバネ42は、プーリホルダ27を右側、すなわち、走査方向に関してプーリ21、23に近づける方向に付勢している。
ここで、プーリホルダ27は、上述したように、ボルト41によってガイドレール6に固定されているが、この点についてより詳細に説明する。プリンタ1の製造時に、プーリホルダ27及びねじりバネ42が組み付けられる。このとき、走査方向に移動可能なプーリホルダ27は、走査方向に関して、ベルト25のテンションによりプーリホルダ27に作用する力F22と、ねじりバネ42の付勢力によりプーリホルダ27に作用する力F21とが釣り合う位置に配置された状態となる。これにより、ベルト25のテンションTがねじりバネ42の付勢力に応じた大きさに調整される。そして、プーリホルダ27は、この状態で、ボルト41によってガイドレール6の下面に固定される。したがって、ねじりバネ42の付勢力は、組み付け時の付勢力に固定される。
また、ガイドレール6の左端部の、フィルム取付部52と走査方向に重なる部分に、フィルム取付部53が設けられている。2つのフィルム取付部52、53の間には、走査方向に延びたエンコーダフィルム43が配置されており、エンコーダフィルム43の右端部及び左端部が、それぞれ、フィルム取付部52、53に取り付けられている。
また、ガイドレール6の左端部には、バネ取付部54が設けられており、バネ取付部54には、ねじりバネ37が取り付けられている。ねじりバネ37の下端部が、ガイドレール6に支持されているとともに、ねじりバネ37の上端部がエンコーダフィルム43の左端部に取り付けられており、エンコーダフィルム43を左側に引っ張っている。これにより、エンコーダフィルム43はたるむことなく、走査方向に延びている。
エンコーダフィルム43は、走査方向に沿って図示しない複数のスリットが形成されたフィルムである。一方、キャリッジ2には、エンコーダフィルム43の紙送り方向下流側の面と対向する部分に位置検出素子12が設けられている。そして、位置検出素子12でエンコーダフィルム43のスリットを検出することによって、キャリッジ2の位置を検出することができる。なお、本実施の形態では、エンコーダフィルム43と位置検出素子12とを合わせたものが、本発明に係るエンコーダに相当する。
また、2つのフィルム取付部52、53の間の、紙送り方向に関してベルト25の部分25b2とエンコーダフィルム43との間に位置する部分に、走査方向に延びた保護フィルム44が配置されており、保護フィルム44の右端部及び左端部が、それぞれ、フィルム取付部52、53に取り付けられている。
また、ガイドレール6の上面の、バネ取付部51のすぐ左側の部分には、バネ取付部55が設けられており、バネ取付部55には、ねじりバネ38が取り付けられている。ねじりバネ38は、その下端部がガイドレール6に支持されているとともに、その上端部が保護フィルム44の右端部に取り付けられており、保護フィルム44を右側に引っ張っている。これにより、保護フィルム44はたるむことなく、走査方向に延びている。
そして、本実施の形態では、このように、ベルト25の部分25b2とエンコーダフィルム43との間に保護フィルム44が配置されているため、キャリッジ2を移動させる際に、ベルト25の部分25b2が一時的にエンコーダフィルム43側にたるんだ場合でも、ベルト25がエンコーダフィルム43に接触してしまうことがない。
以上に説明したような、本実施の形態に係るプリンタ1では、テンションプーリ26が、ベルト25のプーリ22とプーリ23との間の部分25bの外側の面に位置する接触部分25b1に接触して、ベルト25のプーリ22とプーリ23との間の部分を屈曲させているとともに、プーリ23が走査方向に移動可能となっているため、テンションプーリ26を走査方向に移動させることにより、ベルト25のテンションの大きさを調整することができる。
さらに、このとき、ベルト25の接触部分25b1とプーリ22との間の部分25b2が、走査方向と平行になっているため、テンションプーリ26を走査方向に移動させてベルトのテンションを調整したときに、ベルト25の部分25b2の走査方向に対する角度はほとんど変化しない。したがって、テンションプーリ26を移動させてベルトのテンションを調整したときに、ベルト25の部分25b2の紙送り方向の下流側に位置し、且つ、プーリ23の軸よりも紙送り方向の上流側(部分25b2と、プーリ23の軸を通り、且つ、走査方向と平行な平面との間)の空間Sの大きさが大きく変動することがない。
したがって、空間Sにエンコーダフィルム43、保護フィルム44、フィルム取付部52、53、バネ取付部54、55などを配置しても、プーリホルダ27を走査方向に移動させてベルト25の調整した時に、ベルト25の部分25b2が、これらの部分と干渉することがない。また、空間Sにエンコーダフィルム43などを配置することができ、プリンタ1全体の大きさを小さくすることができる。
また、本実施の形態では、ねじりバネ42が、プーリホルダ27の移動可能な方向と平行な方向にプーリホルダ27を付勢しているため、ねじりバネ42の付勢力を小さくすることができる。
具体的に説明すると、ベルト25のテンションがTである場合、図9に示すように、テンションTは、テンションプーリ26に対して走査方向及び紙送り方向に作用する。その結果、テンションプーリ26及びこれを保持するプーリホルダ27には、これらの合力である力F01が作用することとなる。
仮にねじりバネ42が、走査方向に対して傾いた方向にプーリホルダ27を付勢するものであるとする。このとき、ベルト25のテンションをTとするためには、走査方向に関する成分がテンションTと同じ大きさであって、且つ、紙送り方向の成分も有するねじりバネ42の付勢力が必要となる。すなわち、ねじりバネ42の付勢力の大きさは、テンションTよりも大きくなければならない。
これに対して、本実施の形態では、ねじりバネ42が走査方向と平行にプーリホルダ27を付勢しているため、ねじりバネ42の付勢力は、紙送り方向の成分を有していない。そのため、ねじりバネ42の付勢力の大きさは、テンションTと同じ大きさとなる。これにより、ねじりバネ42の付勢力が小さくてすむ。なお、紙送り方向のテンションTについては、貫通孔6cの壁面6c1が突起34を押し返す力や、モータ24のシャフト支持部24bがプーリホルダ27の部分35を押し返す力によって釣り合いが取られる。
そして、ねじりバネ42の付勢力が小さくてすむので、バネ定数の小さいねじりバネ42を用いることができる。これにより、ねじりバネ42の付勢力のばらつきを小さくすることができる。
また、本実施の形態では、上述したように、プーリホルダ27が組み付け時の位置でガイドレール6の下面に固定されるため、テンションプーリ26の位置を、テンションプーリ26やねじりバネ42の組み付け時の位置に固定することができる。そして、この場合には、ベルト25のテンションTを小さくしてもベルト25の歯飛びが生じにくい。したがって、ベルト25のテンションTを小さくすることによって、プーリ21〜23とこれらの回転軸との間、あるいは、プーリ21〜23の回転軸とこれの軸受との間の摩擦抵抗を低減することができ、これにより、モータ24にかかる負荷を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、プーリ21、22の紙送り方向に関する位置を変えてしまうと、キャリッジ2のベルトグリップ2aが取り付けられた、ベルト25の部分25aが走査方向に対して傾いてしまうため、プーリ21、22の紙送り方向の位置を変えることはできない。これに対して、プーリ23については、紙送り方向に関する位置を変えたとしても、ベルト25の部分25aの向きに影響を与えることがない。したがって、プーリ23は、プーリ21、22に対して、レイアウトの自由度が高い。
したがって、本実施の形態のように、レイアウトの自由度の高いプーリ23を、モータ24のシャフト24aを連結された駆動プーリとすることにより、プーリ21、22のいずれかを駆動プーリとする場合よりもモータのレイアウトの自由度が高くなる。
また、本実施の形態では、テンションプーリ26を保持するプーリホルダ27には、紙送り方向に関して、図7に示すように、接触部分25b1に、ベルト25からの紙送り方向下流側に向かう力F11(≒T)が作用するとともに、突起34及び端面35bのシャフト支持部24bとの接触部分に、それぞれ、紙送り方向上流側に向かう力F12、F13が作用する。
このとき、突起34が接触部分25b1よりも左側(走査方向の一方側)に配置されているとともに、シャフト支持部24bが、接触部分25b1よりも右側(走査方向の一方側と反対側)に配置されているため、紙送り方向上流側に向かう力F11によってプーリホルダに生じるモーメントと、紙送り方向下流側に向かう力F12、F13によってプーリホルダ27に生じるモーメントとが相殺され、上下方向と直交する面内でプーリホルダ27が傾いてしまうことが防止される。
また、本実施の形態では、図6に示すように、プーリホルダ27に、走査方向に関して、ねじりバネ42による右向きの力F21と、ベルト25の張力による左向きの力F22とが作用する。また、上述したように、プーリホルダ27における、ねじりバネ42からの力F21が作用する部分は、ベルト25の張力による力F22が作用する部分よりも下側に位置している。したがって、力F21、F22が作用する位置の、プーリホルダ27が固定されているガイドレール6の下面からの高さを、それぞれ、高さH1、H2(H2>H1)とすると、これら2つの力F21、F22によってプーリホルダ27に生じる、図6の反時計回り方向のモーメントMは、以下のようになる。
Figure 2013152016
ここで、プーリホルダ27やねじりバネ42の組み付け時には、力F21と力F22とが釣り合っており、F21=F22(≒T)となっているため、M>0となり、モーメントMは、プーリホルダ27を上側の部分ほど左側にくるように傾ける方向に作用する。
一方、モータ24を駆動して、プーリ23を反時計回り方向に回転させると、まず、ベルト25の部分25bがプーリ23側に引っ張られ、これに連動して、部分25aがプーリ22側に引っ張られる。そして、これにより、キャリッジ2が左側に移動する。
このとき、ベルト25の部分25bが引っ張られるため、部分25bにおける張力が一時的に増大する。すなわち、力F22が増大する。力F22が増大した場合でも、式(1)においてM>0であることに変化はなく、上記モーメントMが作用する向きは変化しない。したがって、このときに、プーリホルダ27がガタついてキャリッジ2の移動に影響を与えてしまうのを防止することができる。
また、モータ24を駆動して、プーリ23を時計回り方向に回転させると、まず、ベルト25のプーリ21とプーリ23との間の部分25cが、プーリ23側に引っ張られ、これに連動して、ベルト25の部分25aがプーリ21側に引っ張られる。そして、これにより、キャリッジ2が右側に移動する。
このとき、ベルト25の部分25bについては、部分25cが引っ張られた分だけ弛み、部分25bのテンション、すなわち、力F22が一時的に減少する。この場合には、力F22が大きく減少すると、式(1)においてM<0となり、モーメントMが、組み付け時とは逆の、プーリホルダ27を上側の部分ほど右側にくるように傾ける方向に作用する。そのため、M<0となるような場合には、プーリホルダ27に、紙送り方向と直交する面内でガタつきが生じてしまうことがある。
しかしながら、この場合には、キャリッジ2は、ベルト25の部分25a、25cに引っ張られることによって移動するため、部分25bはキャリッジ2の移動に寄与しない。したがって、プーリホルダ27にがたつき生じたとしても、キャリッジ2の移動に影響を与えてしまうことはない。
また、本実施の形態とは異なり、仮に、ねじりバネ42の付勢力が、プーリホルダ27のガイドレール6よりも下側の部分に作用するように構成すると仮定する。この場合には、ベルト25の張力によりプーリホルダ27に生じるモーメント、及び、ねじりバネ42の付勢力によりプーリホルダ27に生じるモーメントは、いずれもプーリホルダ27を上側の部分ほど左側にくるように傾ける方向に作用する。したがって、ベルト25の張力が一時的に増大又は減少しても、上記モーメントの向きが変わることはなく、プーリホルダ27にがたつきが生じることはない。しかしながら、この場合には、これら2つのモーメントがともに、プーリホルダ27を左側に傾ける方向に作用するため、プーリホルダ27には、これら2つのモーメントが足しあわされた大きなモーメントが生じることとなる。その結果、ガイドレール6に接触してプーリホルダ27の上記傾きを規制することになる、第1延在部分33及び第2延在部分35が、ガイドレール6に強く押し付けられる。この場合、プーリホルダ27をガイドレール6にボルト41で固定する前の時点でプーリホルダ27とガイドレール6との間に走査方向の大きな摩擦力(こじり力)が働き、ベルト25のテンションを、ねじりバネ42の付勢力に応じたテンションにすることができない虞がある。
これに対して、本実施の形態では、ねじりバネ42の付勢力による力F21が、プーリホルダ27のガイドレール6よりも上側の部分に作用する。そのため、ベルト25のテンションによる力F22によりプーリホルダ27に生じるモーメントはプーリホルダ27を上側の部分ほど右側に傾ける方向に作用し、ねじりバネ42の付勢力による力F21によりプーリホルダ27に生じるモーメントは、プーリホルダ27を上側の部分ほど左側にくるように傾ける方向に作用する。したがって、プーリホルダ27に生じるモーメントは、これら2つのモーメントの一部が相殺された小さなものとなる。そのため、プーリホルダ27は、ガイドレール6に対して小さな摩擦で自在に動けるので、ボルト41を締め付ける直前のベルト25のテンションを、確実に、ねじりバネ42の付勢力に応じたテンションにすることができる。
また、上述した、プーリホルダ27に紙送り方向に作用する力F11〜F13によるモーメントについて説明する。ベルト25のテンションによる力F11は、プーリホルダ27のガイドレール6よりも上側の部分に作用し、貫通孔6cの端面やモータ24のシャフト支持部24bから作用する力F12、F13は、ガイドレール6と同じ高さに位置する突起34や部分35に作用する。そのため、力F11〜F13によってプーリホルダ27に生じるモーメントは、いずれも、プーリホルダ27を、上側の部分ほど紙送り方向下流側にくるように傾ける方向に作用する。しかしながら、このモーメントによって傾いたプーリホルダ27は上述したようにアーム32を有しているため、アーム32がガイドレール6の上面に接触することにより、紙送り方向に倒れてしまうのが防止される。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成を有するものについては、適宜その説明を省略する。
上述の実施の形態では、ベルト25の部分25b2の紙送り方向下流側に位置する空間Sに、エンコーダフィルム43や保護フィルム44などが配置されていたが、これには限られず、空間Sにエンコーダフィルム43や保護フィルム44以外のプリンタ1の任意の部品が配置されていてもよい。例えば、不図示のインクタンクからインクジェットヘッド3に向けてインクを供給するインク供給用のチューブがたれるのを防止するストッパが配置されてもよい。あるいは、紙送りローラの一部を保持する保持部材が設けられてもよい。
また、上述の実施の形態では、プーリホルダ27がガイドレール6の下面に固定されていたが、これには限られず、プーリホルダ27がガイドレール6の上面に固定されていてもよい。そして、この場合には、力F21、F22によってプーリホルダ27に生じるモーメントMに関して、式(1)における高さH1、H2が、それぞれ、ガイドレール6の厚み分だけ小さくしたものとなる。そのため、上述したのと同様、組み付け時、及び、キャリッジ2を左側に移動させるときには、M>0となる。なお、この場合には、ガイドレール6の上面が、本発明に係る固定面に相当する。
また、上述の実施の形態では、プーリホルダ27が、ボルト41によりガイドレール6に固定されているとともに、ねじりバネ42の付勢力が、プーリホルダ27の、ガイドレール6よりも上側で、且つ、ベルト25からの張力が作用する部分よりも下側の部分に作用していたが、これには限られない。
例えば、ねじりバネ42の付勢力が、プーリホルダ27の、ガイドレール6よりも上側(固定面に対してベルト25と同じ側)で、且つ、ベルト25からの張力が作用する部分と同じ高さに位置する部分、又は、当該部分よりも上側の部分に作用するようになっていてもよい。あるいは、ねじりバネ42の付勢力が、プーリホルダ27の、ガイドレール6よりも下側(固定面に対してベルト25と反対側)の部分に作用するようになっていてもよい。
また、プーリホルダ27は、ガイドレール6に固定されていなくてもよい。なお、この場合には、プーリホルダ27が走査方向に移動可能となるため、上述したように、力F22が変動したときには、力F21と力F22とが釣り合うように、プーリホルダ27が走査方向に移動する。
また、上述の実施の形態では、プーリホルダ27は、接触部分25b1よりも左側において、突起34が貫通孔6cの壁面6c1に接触しているとともに、接触部分25b1よりも右側において、部分35の端面35bがシャフト支持部24bと接触していることにより、プーリホルダ27が紙送り方向下流側に移動してしまうのが規制されていたが、これには限られない。
例えば、プーリホルダ27の突起34や端面35bが、貫通孔6cの壁面6c1やモータ24のシャフト支持部24b以外の部材と接触していることにより、プーリホルダ27の紙送り方向下流側への移動が規制されていてもよい。なお、この場合には、突起34や端面35bと接触する部材が、本発明に係る規制手段に相当する。
また、プーリホルダ27は、接触部分25b1の左右両側の部分において、規制手段と接触していることには限られず、プーリホルダ27は、例えば、接触部分25b1よりも左側に位置する突起34が壁面6c1に接触していることのみによって、紙送り方向下流側への移動が規制されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、プーリホルダ27が走査方向に移動可能となっていることにより、テンションプーリ26が走査方向に移動可能となっており、プーリホルダ27がねじりバネ42に付勢されることによって、テンションプーリ26が付勢されていたがこれには限られない。
例えば、テンションプーリ26が、走査方向に移動可能となるように、直接ガイドレール6に取り付けられていてもよいし、ねじりバネ42がテンションプーリ26を直接付勢していてもよい。
また、上述の実施の形態では、プーリ23が、モータ24のシャフト24aに連結された駆動プーリとなっていたが、これには限られず、プーリ21、22のいずれかが駆動プーリとなっていてもよい。
また、上述の実施の形態では、ねじりバネ42がプーリホルダ27を走査方向と平行に付勢していたが、これには限られず、ねじりバネ42がプーリホルダ27を走査方向に対して傾いた方向に付勢していてもよい。ただし、この場合には、上述したように、ねじりバネ42がプーリホルダ27を付勢する付勢力が大きくなる。そのため、ねじりバネ42を、上述の実施の形態に比べてバネ定数の大きいものとする必要があり、その結果、ねじりバネ42の付勢力のばらつきが多少大きくなってしまう。
また、上述の実施の形態では、ベルト25の、接触部分25b1とプーリ22との間に位置する部分25b2が、走査方向と平行に延びていたが、部分25b2は、走査方向に対して多少傾いた方向に延びていてもよい。この場合でも、プーリホルダ27を走査方向に移動させてベルト25のテンションを調整したときに、部分25b2の走査方向に対する角度はほとんど変わらない。したがって、上述の空間Sの大きさもほとんど変わらず、この空間に、エンコーダフィルム43など、プリンタ1の部品を配置しても、ベルト25のテンションを調整したときに、部分25b2が当該部品に干渉することがない。
また、以上では、インクを吐出することによって印刷を行うプリンタに本発明を適用した例について説明したが、これには限られず、インク以外の液体を吐出するプリンタ以外の液体吐出装置に本発明を適用することも可能である。
2 キャリッジ
2a ベルトグリップ
3 インクジェットヘッド
6 ガイドレール
6c 貫通孔
6c1 壁面
12 位置検出素子
21〜23 プーリ
24 モータ
24b シャフト支持部
25 ベルト
25a1 部分
25b1 接触部分
25b2 部分
26 テンションプーリ
27 プーリホルダ
41 ボルト
42 ねじりバネ
43 エンコーダフィルム

Claims (11)

  1. 液体を吐出する液体吐出装置であって、
    筐体と、
    液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドを搭載する、走査方向に移動可能に構成されたキャリッジと、
    前記筐体に、共通外接線が前記走査方向とほぼ平行になるように、前記走査方向に互いに離隔して配置された第1プーリ及び第2プーリと、
    前記筐体に、前記第1プーリとの共通外接線が前記走査方向と交差する位置にくるように配置された第3プーリと、
    前記第1プーリ、前記第2プーリ及び前記第3プーリのうち、いずれか1つのプーリに接続されたモータと、
    前記第1プーリ、前記第2プーリ及び前記第3プーリに外接するように巻き掛けられているとともに、前記第1プーリと前記第2プーリとの共通外接線上に位置する部分に前記キャリッジが取り付けられた無端状のベルトと、
    前記ベルトの前記第2プーリと前記第3プーリとの間の部分の外側の面に位置する接触部分に接触しており、前記ベルトの前記第2プーリと前記第3プーリと間の部分を屈曲させることによって、前記ベルトにテンションを付与するテンションプーリと、
    前記テンションプーリが、前記テンションプーリの軸に直交する面において前記走査方向に移動可能となるように、前記テンションプーリの移動を規制する規制手段と、
    前記テンションプーリを、前記走査方向に関して前記第3プーリに近づける方向に付勢する付勢手段と、を備えていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記付勢手段は、前記テンションプーリを前記走査方向と平行に付勢することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記モータが、前記第3プーリに接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記テンションプーリを保持するプーリホルダをさらに備え、
    前記規制手段は、前記プーリホルダの移動を規制することによって、前記テンションプーリの移動を規制し、
    前記付勢手段は、前記プーリホルダを付勢することによって、前記テンションプーリを付勢することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出装置。
  5. 前記プーリホルダは、前記走査方向に関して、前記テンションプーリの前記ベルトとの前記接触部分を挟んだ両側にまたがって延びており、
    前記規制手段は、前記プーリホルダの、前記走査方向に関して、前記接触部分の一方側に位置する部分と、前記一方側と反対側に位置する部分とに接触することによって、前記プーリホルダの移動を規制することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記付勢手段に付勢された前記プーリホルダの位置を固定する固定手段をさらに備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載の液体吐出装置。
  7. 前記固定手段は、前記プーリホルダを前記テンションプーリの軸と交差する固定面に固定し、
    前記付勢手段は、前記プーリホルダの、前記固定面に対して前記ベルトと同じ側で、且つ、前記テンションプーリの前記ベルトとの接触部分よりも、前記固定面に近い部分を付勢していることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 前記ベルトの前記第2プーリと前記接触部分との間の部分と、前記第3プーリの軸を通り、且つ、前記走査方向と平行な平面との間に配置されており、前記走査方向に延びたエンコーダフィルムと、
    前記エンコーダフィルムを用いて前記キャリッジの位置を検出する位置検出素子と、を有するエンコーダをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液体吐出装置。
  9. 前記第1、第2プーリと前記テンションプーリは、前記ベルトの、第1プーリと第2プーリとの間の部分と、前記第2プーリと前記テンションプーリとの間の部分がほぼ平行になるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  10. 前記ベルトの、前記第1から第3プーリに接触する面には複数の歯が形成され、
    前記モータに連結された、前記第1から第3プーリのうちの一つのプーリには、前記ベルトの複数の歯に噛み合う複数の歯が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  11. 前記ベルトの、第1プーリと第2プーリの間の部分に、前記キャリッジが取り付けられており、前記キャリッジは、前記ベルトに連動して移動するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
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