JP2006240803A - ベルト駆動装置 - Google Patents

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徹 佐々木
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Abstract

【課題】駆動ローラの回転精度が高く、印写品質を向上することができるベルト駆動装置を得ること。
【解決手段】駆動ローラ9に装着した従動プーリ12に対して、駆動モータ14の回転軸14aに装着した駆動プーリ29の回転を、張力をかけたタイミングベルト13により伝達するベルト駆動装置において、前記タイミングベルトの張力により前記駆動モータの回転軸が撓まないように、該回転軸の先端部を回転自在に支持するブラケット31を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、印刷装置等の用紙搬送ベルトを駆動する用紙搬送ローラ等として使用される駆動ローラのベルト駆動装置に関する。
従来のベルト駆動装置として、プラテンドラムの従動プーリに対して、駆動モータの駆動プーリの回転をタイミングベルトにより伝達するプラテン駆動装置を有するサーマルプリンタにおいて、上記タイミングベルトの直線部に圧接回転するアイドラと、上記タイミングベルトに対して上記アイドラを接離自在に支持するアイドラ支持部材と、上記サーマルプリンタの非印写時に上記タイミングベルトから上記アイドラを離隔させる第1の位置に上記アイドラ支持部材を臨ませ印写時に上記タイミングベルトに上記アイドラを圧接させる第2の位置に上記アイドラ支持部材を臨ませるアイドラ接離手段とを具備してなるサーマルプリンタのプラテン駆動装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−111575号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、印写時に、圧接回転するアイドラによってタイミングベルトの張力を、その設計値の張力よりも増大させ、プラテンドラムの回転精度を高めようとするのであるが、張力の増大により駆動モータの回転軸が撓み、回転軸が撓んだ状態で回転する。また、タイミングベルトの負荷変動により回転軸の撓み量が変動して駆動プーリの軸心位置が変動し、駆動プーリの回転角に対する従動プーリの回転角にずれが発生する。そのため、回転精度が期待したほど高まらず、印写品質が向上しないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙搬送ローラとしての駆動ローラの回転精度が高く、印写品質を向上することができるベルト駆動装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、駆動ローラに装着した従動プーリに対して、駆動モータの回転軸に装着した駆動プーリの回転を、張力をかけたタイミングベルトにより伝達するベルト駆動装置において、前記タイミングベルトの張力により前記駆動モータの回転軸が撓まないように、該回転軸の先端部を回転自在に支持するブラケットを設けたことを特徴とするベルト駆動装置である。
また、請求項2にかかる発明は、前記ブラケットが、金属板をU字状に折り曲げて形成され、前記回転軸の先端部を支持する支持部に対向するフランジ部が、前記駆動モータに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置である。
また、請求項3にかかる発明は、前記ブラケットのU字状折り曲げ底部が、前記タイミングベルトの張力発生側直線部と平行となるように、前記ブラケットが前記駆動モータに固定されていることを特徴とする請求項2に記載のベルト駆動装置である。
また、請求項4にかかる発明は、前記駆動ローラが、印刷装置の用紙搬送ローラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のベルト駆動装置である。
また、請求項5にかかる発明は、前記駆動ローラの回転速度又は回転位置を検出するロータリーエンコーダが設置され、該ロータリーエンコーダの出力に基づいて、前記駆動モータをフィードバック制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のベルト駆動装置である。
請求項1にかかる発明によれば、駆動モータの回転軸の先端部を回転自在に支持するブラケットを設けたので、タイミングベルトの張力が大きくても回転軸が撓まないので、駆動プーリの軸心位置の変動を抑制し、駆動プーリの回転に対する従動プーリの回転精度の高いベルト駆動装置が得られるという効果を奏する。また、駆動モータの回転軸を小径化しても撓み変形が発生しないので、駆動モータを小型化することができ、駆動プーリ、従動プーリ及びタイミングベルト等からなるベルト駆動装置を小型化することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、ブラケットが、金属板をU字状に折り曲げて形成され、駆動モータに固定されているので、簡素な構造で剛性が高いという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、ブラケットのU字状折り曲げ底部が、タイミングベルトの張力発生側直線部と平行となるように、ブラケットが駆動モータに固定されているので、タイミングベルトの張力に対するブラケットの剛性が高いという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、精度の高い用紙搬送位置決めを行うことができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、精度の高い用紙搬送位置決め制御を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるベルト駆動装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかる印刷装置としてのインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。図1に示すように、インクジェットプリンタは、プリンタ本体1の内部に、横方向に張り渡された主ガイドロッド4および従ガイドロッド5と、主ガイドロッド4および従ガイドロッド5に懸架されて横方向(主走査方向)に移動するキャリッジ2と、キャリッジ2に印刷インクを供給するインクカートリッジ3と、キャリッジ2に接続され、左右のプーリ7、7間に掛け渡され、キャリッジ2を主走査方向に移動させるキャリッジ走査ベルト6と、一方のプーリ7を回転駆動するキャリッジ駆動モータ8と、を備えている。
また、後述の印刷用紙19をキャリッジ2下部の後述のインク噴射部2aに搬送する搬送ベルト11と、搬送ベルト11が掛け渡されて駆動される駆動ローラ9およびテンションローラ10と、駆動ローラ9の回転軸の一端部に装着された従動プーリ12と、駆動プーリ29が装着され、駆動プーリ29および従動プーリ12間に掛け渡されたタイミングベルト13を介して従動プーリ12を駆動する駆動モータ14と、キャリッジ2のインク噴射部2aに付着したインクを清掃し、インク噴射不良を回復する回復装置15と、を備えている。
図2は、用紙搬送装置の側面図である。図2に示すように、印刷用紙19を搬送ベルト11に吸着させるための帯電ローラ17が、駆動ローラ9の下側に設置され、搬送ベルト11に接触しながら回転して搬送ベルト11を帯電させる。駆動ローラ9の上側には、加圧ローラ18が設置され、搬送ベルト11に接触して回転する。図示しない用紙供給装置により供給された印刷用紙19を、帯電ローラ17で帯電された搬送ベルト11に吸着させ、加圧ローラ18により印刷用紙19を搬送ベルト11に密着させる。
駆動モータ14が、図2の矢印A方向に回転することにより、タイミングベルト13を介して従動プーリ12が回転し、搬送ベルト11が図2の矢印B方向に走行して印刷用紙19をキャリッジ2のインク噴射部2aまで搬送する。駆動ローラ9には、コードホイール20が取付けられていて、コードホイール20は、従動プーリ12と一体で回転する。コードホイール20には、回転位置検出用の透過孔が等間隔に9,600個設けられていて、回転により通過した透過孔の数をロータリーエンコーダ21で検出することにより、駆動ローラ9の回転位置又は回転速度を検出し、ロータリーエンコーダ21の出力に基づいて、図示しない制御装置により駆動モータ14をフィードバック制御する。
制御装置は、コードホイール20の回転角が、搬送ベルト11の所定走行量に対応する値に達するまで駆動モータ14を回転させ、コードホイール20の回転角が所定値に達したら駆動モータ14を停止させる。駆動モータ14が停止したとき、コードホイール20の回転角が所定値より小さい場合は、回転角が所定値になるように正回転させ、所定値より行き過ぎた場合は、駆動モータ14を逆回転させ、搬送ベルト11が所定の走行量になるように調整する。
駆動ローラ9とテンションローラ10に掛け渡された搬送ベルト11の用紙搬送側(上側)を下から支えるようにプラテン22が設置され、印刷用紙19の侵入側には、ガイドローラ23が、搬送ベルト11をプラテン22に押付けるように設置され、搬送ベルト11と印刷用紙19がばたつかないようにしている。印刷用紙19は、搬送ベルト11に密着して搬送され、キャリッジ2下部のインク噴射部2aで印刷される。
印刷後、印刷用紙19は、図2に示すテンションローラ10の右上に設置された用紙ガイド24により、搬送ベルト11上から分離され、用紙ガイド24の後側に設置された排紙ローラ25上に搬送され、排紙ローラ25および排紙ローラ25上に圧接された拍車26に挟まれて用紙受け台27上に搬送される。
テンションローラ10の下側には、徐電ブラシ28が、搬送ベルト11の戻り側に接触するように設置され、搬送ベルト11に付着した塵等の異物を除去するとともに、搬送ベルト11の徐電を行う。徐電ブラシ28で徐電された搬送ベルト11は、駆動ローラ9の下側に設置された帯電ローラ17により、再び帯電される。
図3は、ベルト駆動装置の平面図であり、図4は、ベルト駆動装置の側面図であり、図5は、ベルト駆動装置の一部分解斜視図である。図3〜図5に示すように、駆動モータ14の回転軸14aには、駆動プーリ29が圧入により装着されている。駆動プーリ29から突出した回転軸14aの先端部には、内輪が回転軸14aと回り止めされたベアリング30が嵌合されている。
駆動モータ14は、金属板をU字状に折り曲げ形成したブラケット31のフランジ部31cにネジ32、33により固定され、ベアリング30の外輪は、ブラケット31のフランジ部31cに対向する支持部31bに設けられたベアリング固定孔31aに挿入され支持部31bに支持されている。ブラケット31は、金属板をU字状に折り曲げて形成したので、構造が簡素で剛性が高い。ブラケット31のフランジ部31cは、ネジ36、37、38により側板34に取付けられる。
このとき、ブラケット31のU字状折り曲げ底部31dが、タイミングベルト13の張力発生側直線部13aと平行となるようにして、ブラケット31が駆動モータ14に固定される。ブラケット31をこのような向きにして固定することにより、タイミングベルト13の張力に対してブラケット31がU字状折り曲げ底部31dの捻り剛性で対抗することになり、変形に対する剛性を高く保つことができる。側板34のモータブラケット取付け孔は図4の矢印C方向に長い長孔となっていて、駆動モータ14の取付け位置を矢印C方向に調節できるようになっている。
駆動ローラ9の軸9aの一側は、側板34に固定された軸受35に支持され、軸9aの他側は図示しない他の軸受に支持されていて、駆動ローラ9は側板34に回転自在に支持されている。軸9aの側板34から突出した端部には、従動プーリ12が装着されている。タイミングベルト13が、駆動プーリ29と従動プーリ12の間に掛け渡され、駆動モータ14の取付け位置を矢印C方向に調節して、タイミングベルト13の張り強さを調節する。
駆動モータ14が、図2の矢印A方向に回転すると、従動プーリ12および駆動ローラ9が図4の矢印D方向に回転する。駆動モータ14の始動時等に、駆動モータ14に瞬時的大負荷が発生すると、駆動モータ14の回転軸14aが、タイミングベルト13の張力発生側直線部13aにより、図4の矢印E方向に強く引っ張られ、回転軸14aに矢印E方向の撓み変形が発生する。
回転軸14aの撓み変形により、駆動プーリ29が矢印E方向へ移動すると、駆動プーリ29と従動プーリ12のベルト間距離が変動し、駆動プーリ29の回転角が正確に従動プーリ12および駆動ローラ9に伝達されないという不具合が発生する。
本実施の形態では、上記したように、駆動モータ14の回転軸14aの先端部を、ベアリング30を介してブラケット31の支持部31bで回転自在に支持することにより、回転軸14aの撓み変形を防止しているため、駆動ローラ9を高精度に回転駆動することができる。また、回転軸14aを小径なものとしても撓み変形が発生しないので、駆動モータ14を小型化することができ、駆動プーリ29、従動プーリ12及びタイミングベルト13等からなるベルト駆動装置を小型化することができる。
なお、本実施の形態では、ブラケット31を駆動モータ14に固定したが、ブラケット31は、側板34等の駆動モータ14以外の部分に固定してもよい。また、本発明のベルト駆動装置は、複写装置等のベルト駆動装置に適用することができる。
本発明の実施の形態にかかるインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態にかかる用紙搬送装置の側面図である。 本発明の実施の形態にかかるベルト駆動装置の平面図である。 ベルト駆動装置の側面図である。 ベルト駆動装置の一部分解斜視図である。
符号の説明
9 駆動ローラ
12 従動プーリ
13 タイミングベルト
13a 張力発生側直線部
14 駆動モータ
14a 回転軸
21 ロータリーエンコーダ
29 駆動プーリ
31 ブラケット
31c フランジ部
31d U字状折り曲げ底部


Claims (5)

  1. 駆動ローラに装着した従動プーリに対して、駆動モータの回転軸に装着した駆動プーリの回転を、張力をかけたタイミングベルトにより伝達するベルト駆動装置において、
    前記タイミングベルトの張力により前記駆動モータの回転軸が撓まないように、該回転軸の先端部を回転自在に支持するブラケットを設けたことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記ブラケットが、金属板をU字状に折り曲げて形成され、前記回転軸の先端部を支持する支持部に対向するフランジ部が、前記駆動モータに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 前記ブラケットのU字状折り曲げ底部が、前記タイミングベルトの張力発生側直線部と平行となるように、前記ブラケットが前記駆動モータに固定されていることを特徴とする請求項2に記載のベルト駆動装置。
  4. 前記駆動ローラが、印刷装置の用紙搬送ローラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のベルト駆動装置。
  5. 前記駆動ローラの回転速度又は回転位置を検出するロータリーエンコーダが設置され、該ロータリーエンコーダの出力に基づいて、前記駆動モータをフィードバック制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のベルト駆動装置。


JP2005057457A 2005-03-02 2005-03-02 ベルト駆動装置 Pending JP2006240803A (ja)

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