JP2013151312A - 食品包装体および食品包装用袋 - Google Patents

食品包装体および食品包装用袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2013151312A
JP2013151312A JP2012013749A JP2012013749A JP2013151312A JP 2013151312 A JP2013151312 A JP 2013151312A JP 2012013749 A JP2012013749 A JP 2012013749A JP 2012013749 A JP2012013749 A JP 2012013749A JP 2013151312 A JP2013151312 A JP 2013151312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
seal part
cut tape
plastic sheet
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012013749A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Nakamura
雄一郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiwa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aiwa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Kogyo Co Ltd filed Critical Aiwa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012013749A priority Critical patent/JP2013151312A/ja
Publication of JP2013151312A publication Critical patent/JP2013151312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、簡易な構成でありながら開封しやすい食品包装体や食品包装用袋を提供することを目的とする。
【解決手段】
上記の課題を解決するために、この発明の食品包装体1は、プラスチックシートと、プラスチックシートの対向する辺部同士を合掌合わせにして接着した背貼りシール部2と、背貼りシール部2の両端部2aにおいて背貼りシール部2に垂直な方向に形成した端部シール部3と、端部シール部3と平行にプラスチックシート上に設けられたカットテープ4と、カットテープ4の一端部に設けられた切り込み線5によって形成されたカットテープ端摘み部6を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、調理パンや菓子パンなどの食品を包装するためのプラスチックフィルム製の食品包装体および食品包装用袋に関する。
調理パンや菓子パンをプラスチックフィルムでピロー包装することは広く行われている。ピロー包装とは、長方形のプラスチックシートの対向する辺部同士を両手合わせにして接着して背貼りシール部を形成し、さらに背貼りシール部の両端部において背貼りシール部に垂直な方向に端部シール部を形成することにより、封筒状の包装体を形成して内部に商品を収納することである。
このようなピロー包装体では、通常は端部シール部の縁部がのこぎり状に切断されており、消費者はのこぎり状の凹凸を利用して手で袋を引き裂いて、内部の商品を取り出している。また、特許文献1には、開封時に被包装物を容易に取り出すことのできる大きな開口を体裁良く形成することのできるピロー包装体が提案され、合掌シール部の両側に、合掌シール部に対して所定の間隔をあけて他方向に延びる一対の第一切断補助線が形成され、合掌シール部から各第一切断補助線に向けて延びた一対の第二切断補助線が形成され、一対の第二切断補助線は、合掌シール部上で一端同士が一致するように形成され、他端が第一切断補助線に対して非接触になるように形成され、合掌シール部に第二切断補助線の一端と対応するようにノッチが形成されている(請求項1など)。さらに、特許文献2には、ピロー包装タイプの包装袋において、開封用テープを包装袋の内面側に背貼りシール部と交差する方向に該袋の周囲全体を巻き回すように設けて、開封用テープ付き包装袋を構成することが記載されている。
特開2011−51597号 登録実用新案公報第3020307号
従来のピロー包装体の場合、のこぎり状の縁部の切り込みを利用し、背貼りシール部と同じ方向に沿って、包装体を引き裂いていく。のこぎり状の縁部には多数の山谷が形成されているが、商品の上を切断線が通るような破り方はやりにくいので、端部シール部の端の方から破り始めなければならない。しかし、そのような部位はつかみにくい。また、商品の上を通らないように切断するためには、商品の幅よりも広い幅の袋を使用し、袋の側部に余分な空間を形成しなければならない。
特許文献1や特許文献2に記載された包装体の場合、背貼りシール部(合掌シール部)から開封を開始する。しかし、背貼りシール部は目立たないように包装体の裏面に設けられるので、消費者は開封開始位置を見つけにくい。また、背貼りシール部は固く、開封を開始するために強い力を必要とする。
この発明は、簡易な構成でありながら開封しやすい食品包装体や食品包装用袋を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の食品包装体は、プラスチックシートと、プラスチックシートの対向する辺部同士を合掌合わせにして接着した背貼りシール部と、背貼りシール部の両端部において背貼りシール部に垂直な方向に形成した端部シール部と、端部シール部と平行にプラスチックシート上に設けられたカットテープと、カットテープの一端部に設けられた切り込み線によって形成されたカットテープ端摘み部を有する。
また、この発明の食品包装用袋は、プラスチックシートと、プラスチックシートの対向する辺部同士を合掌合わせにして接着した背貼りシール部と、背貼りシール部の一端部において背貼りシール部に垂直な方向に形成した端部シール部と、端部シール部と平行にプラスチックシート上に設けられたカットテープと、カットテープの一端部に設けられた切り込み線によって形成されたカットテープ端摘み部を有する。
この発明の食品包装体および食品包装用袋は、簡易な構成でありながら、簡単に開封することができる。開封開始位置は袋の裏面に限定されず、使用者にわかりやすい位置を選択することができる。
食品包装体を示す斜視図である。 食品包装体の原反シートを示す正面図である。 同断面図である。 食品包装用袋を示す正面図である。 同背面図である。 同右側面図である。 同左側面図である。 同平面図である。 同底面図である。 食品包装用袋のプラスチックシートの上面部の背面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は食品包装体を示す斜視図である。
食品包装体1は、プラスチックシートと、プラスチックシートの対向する辺部同士を合掌合わせにして接着した背貼りシール部2と、背貼りシール部2の両端部2aにおいて背貼りシール部2に垂直な方向に形成した端部シール部3と、端部シール部3と平行にプラスチックシート上に設けられたカットテープ4と、カットテープ4の一端部に設けられた切り込み線5によって形成されたカットテープ端摘み部6を有する。このようにして、袋状のピロー包装体が形成され、その内部に菓子パンや調理パンなどの食品xが収納される。
この食品包装体1の袋体はプラスチックシートによって構成される。プラスチックシートとしては、熱溶着シートが好ましい。また、無色透明なシートを使用することにより内部の食品が見えるようにすることができる。
この食品包装体1の製造方法の例について説明する。ピロー包装自体は既に広く普及しているので、この発明に特有な事項以外は簡略に説明する。図2は食品包装体の原反シートを示す正面図、図3はカットテープ端摘み部の断面図である。
原反シート10は所定の幅Wを有し、繰り返し単位となる単位シート11が長さ方向に連続的につながったものである。ここで、原反シート10の幅Wはピロー包装体の幅Wpの2倍に対応し、背合わせのための分だけさらに広くなっている。また、単位シート11の長さL、すなわち、繰り返し周期はピロー包装体の長さに対応する。
原反シート10の長さ方向に直角にカットテープ4が設けられ、その一端部には切り込み線5によりカットテープ端摘み部6が形成されている。ここでは切り込み線5は半円状にあるが、半楕円状、長方形の3辺、あるいは3角形の2辺であってもよい。カットテープ3は単位シート11の長さ中心に設けられていてもよく、それからずれた位置でもよい。そして、カットテープ端摘み部6には内部シート7が取り付けられており、切り込み線5の箇所を封止している。
この原反シート10から単位シートを切り出し、その上に食品をのせる。細長い食品であれば、その長さ方向を原反シート10の長さ方向にあわせておく。また、その食品の上側を単位シートに当てる。
単位シート11は長方形であり、その対向する2辺11aを合掌合わせにして、熱溶着などで接着して背貼りシール部を形成する。ここでは、原反シートのときに両側部であった側の辺11aを背貼りシール部にする。こうして、単位シート11は両側の口部が開いた筒状になる。
ついで、背貼りシール部の両端部、すなわち、筒の両口部において、背貼りシール部に垂直な方向に熱溶着を行い、端部シール部を形成する。こうして、図1に示すような内部に食品を密封した食品包装体が形成される。このとき、食品の上面は、食品包装体1の上面、すなわち、背貼りシール部がない側の面を向いている。そして、この食品包装体1の上面にカットテープ4およびカットテープ端摘み部6が位置する。
この例の製造方法は、既に普及している包装機械を使用して実施できる。従って、新たな設備の導入は特に必要がない。
つぎに、この食品包装体1の開封方法について説明する。消費者は、カットテープ端摘み部6をつまんで引き上げることにより、カットテープ4に沿って食品包装体1の上面を開くことができる。カットテープ端摘み部6は食品包装体1の上面にあるので、簡単に見つけることができる。また、この切断開始部には固い背貼りシール部がないので、強い力を必要としない。こうして、簡単に内部の食品を取り出すことができる。
さらに、食品包装体1の製造方法の別の例について説明する。この例では、まず食品包装用袋を製造し、この中に食品を入れて開口部を閉じることによって食品を密封した食品包装体を形成する。
図4から図9は食品包装用袋を示す六面図であり、図4は正面図、図5は背面図、図6は右側面図、図7は左側面図、図8は平面図、図9は底面図である。また、図10はこの食品包装用袋のプラスチックシートの上面部の背面図であり、内部を示す。
この食品包装用袋は、一端部にしか端部シール部が形成されておらず、他端部は開口状態で、袋の形状である。そして、正面側にカットテープ4とカットテープ端摘み部6が設けられ、背面には背貼りシール部が形成されている。正面図に示される半円は切り込み線を示す。
この食品包装用袋は、たとえば、図2に示すような原反シートを使用して、通常の包装機械で製造することができる。内部にまだ食品を入れないことと一端部にしか端部シール部を形成しないことを除いては、上述の製造方法の例と同じである。
食品包装用袋はこの状態で食品製造者や食品販売者に供給される。食品製造者や食品販売者は、開口部より食品を食品包装用袋の中に入れ、開口部を封止することにより、図1に示すような内部に食品を密封した食品包装体を得ることができる。プラスチックフィルムとして熱圧着シートを使用することにより、熱圧着で簡単に開口部を封止して端部シール部を形成することができる。多くの食品製造者や食品販売者が既に所有しているような簡易な熱圧着装置で十分である。
また、この食品包装用袋は背貼りシール部に垂直なカットテープ4を正面側に有するが、このようなピロー包装体はこれまでにない。したがって、これまでのピロー包装体とは異なる新規な意匠である。この食品包装用袋により得られる内部に食品を密封した食品包装体も同様である。そして、カットテープ3によって正面(上面)を開かれた状態もまた、消費者に新しい印象を与える。
1.食品包装体
2.背貼りシール部
3.端部シール部
4.カットテープ
5.切り込み線
6.カットテープ端摘み部

Claims (2)

  1. プラスチックシートと、プラスチックシートの対向する辺部同士を合掌合わせにして接着した背貼りシール部と、背貼りシール部の両端部において背貼りシール部に垂直な方向に形成した端部シール部と、端部シール部と平行にプラスチックシート上に設けられたカットテープと、カットテープの一端部に設けられた切り込み線によって形成されたカットテープ端摘み部を有する食品包装体。
  2. プラスチックシートと、プラスチックシートの対向する辺部同士を合掌合わせにして接着した背貼りシール部と、背貼りシール部の一端部において背貼りシール部に垂直な方向に形成した端部シール部と、端部シール部と平行にプラスチックシート上に設けられたカットテープと、カットテープの一端部に設けられた切り込み線によって形成されたカットテープ端摘み部を有する食品包装用袋。
JP2012013749A 2012-01-26 2012-01-26 食品包装体および食品包装用袋 Pending JP2013151312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012013749A JP2013151312A (ja) 2012-01-26 2012-01-26 食品包装体および食品包装用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012013749A JP2013151312A (ja) 2012-01-26 2012-01-26 食品包装体および食品包装用袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013151312A true JP2013151312A (ja) 2013-08-08

Family

ID=49048062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012013749A Pending JP2013151312A (ja) 2012-01-26 2012-01-26 食品包装体および食品包装用袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013151312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11845589B2 (en) * 2017-05-08 2023-12-19 Idemitsu Unitech Co., Ltd. Bag body, film body, and method for manufacturing bag body

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444977A (ja) * 1990-06-11 1992-02-14 Okada Shigyo Kk 調理済食品の再加熱用収納体およびそれを用いた調理方法
JPH0680653U (ja) * 1993-04-26 1994-11-15 朋和産業株式会社 ホットドック用包装体
JPH09207948A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Okada Shigyo Kk 包装袋
JP2001247138A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Hayabusa:Kk 釣り仕掛け台紙収納袋
JP2001322650A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Shooei Corporation:Kk 包装用袋
JP2006137445A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Dainippon Printing Co Ltd 易開封性包装袋
JP2008044654A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Howa Sangyo Kk 米飯加工食品用包装袋
JP2010105671A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Mitsuharu Ueno 物品包装用フィルム
JP2010111416A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Nippo Kk 食品包装体
JP4721709B2 (ja) * 2003-03-17 2011-07-13 出光ユニテック株式会社 ファスナーバッグ

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444977A (ja) * 1990-06-11 1992-02-14 Okada Shigyo Kk 調理済食品の再加熱用収納体およびそれを用いた調理方法
JPH0680653U (ja) * 1993-04-26 1994-11-15 朋和産業株式会社 ホットドック用包装体
JPH09207948A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Okada Shigyo Kk 包装袋
JP2001247138A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Hayabusa:Kk 釣り仕掛け台紙収納袋
JP2001322650A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Shooei Corporation:Kk 包装用袋
JP4721709B2 (ja) * 2003-03-17 2011-07-13 出光ユニテック株式会社 ファスナーバッグ
JP2006137445A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Dainippon Printing Co Ltd 易開封性包装袋
JP2008044654A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Howa Sangyo Kk 米飯加工食品用包装袋
JP2010105671A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Mitsuharu Ueno 物品包装用フィルム
JP2010111416A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Nippo Kk 食品包装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11845589B2 (en) * 2017-05-08 2023-12-19 Idemitsu Unitech Co., Ltd. Bag body, film body, and method for manufacturing bag body

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010222050A (ja) 包装スリーブ及びこれを含む複合包装材
JP3180380U (ja) 再密封後の開封が容易な袋状フイルムパッケージ
JP5963336B1 (ja) サンドイッチ包装用袋
JP2012153396A (ja) 包装用パッケージ
JP3157175U (ja) 食品用包装体
JP2013151312A (ja) 食品包装体および食品包装用袋
JP2007217022A (ja) 包装体
JP2012236623A (ja) 米飯加工食品用包装材
JP3188315U (ja) 加圧密封用チャック付き包装袋
JP2010241439A (ja) 食品用包装袋
JP2017132489A (ja) 包装体および包装体用原反
JP3184938U (ja) 食品用包装袋
JP3178891U (ja) 食品包装体
JP2012171621A (ja) 包装袋および包装付き食品
JP7092322B2 (ja) 食品包装袋
JP2012081982A (ja) 包装袋
JP3184398U (ja) 食品用包装袋
JP2010111416A (ja) 食品包装体
JP2013176349A (ja) おにぎり包装用シートに用いる外部シート
JP2009184696A (ja) マルチパック包装体
JP3929878B2 (ja) 食品用の包装袋
JP3347139B1 (ja) 食品の包装袋
JP3161395U (ja) 部分カット性包装体
JP3195112U (ja) 食品包装用袋、及び食品包装用袋セット
JP3172637U (ja) サンドイッチの袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130703

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130703

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20131003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140313