JPH0680653U - ホットドック用包装体 - Google Patents
ホットドック用包装体Info
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- JPH0680653U JPH0680653U JP021921U JP2192193U JPH0680653U JP H0680653 U JPH0680653 U JP H0680653U JP 021921 U JP021921 U JP 021921U JP 2192193 U JP2192193 U JP 2192193U JP H0680653 U JPH0680653 U JP H0680653U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一部を開封して、開封部分からケチャップ、
マスタード等を塗布することができる包装体。 【構成】 筒状に形成された包装体本体2の一端部が、
熱接着部5で熱接着され、他端部が、開口部8で開口し
て袋状に形成され、前記開口部8から内部にホットドッ
クが挿入されて、他端部が密封されるホットドック用包
装体1であって、前記ホットドックのソーセージが位置
する部位に開封用帯体3が施されているホットドック用
包装体。
マスタード等を塗布することができる包装体。 【構成】 筒状に形成された包装体本体2の一端部が、
熱接着部5で熱接着され、他端部が、開口部8で開口し
て袋状に形成され、前記開口部8から内部にホットドッ
クが挿入されて、他端部が密封されるホットドック用包
装体1であって、前記ホットドックのソーセージが位置
する部位に開封用帯体3が施されているホットドック用
包装体。
Description
【0001】
この考案はホットドック用包装体に関し、特に、コンビニエンスストアー等で 加熱して販売するホットドックの包装に用いられるホットドック用包装体に関す るものである。
【0002】
一般に、ホットドックは、パンにソーセージ等を挟み込み、ケチャップ、マス タード等を塗布して調理された状態で販売されることが多く、しかも、衛生面や 輸送の便宜等から包装される。従来、このホットドックを包装するには、予め、 吸水紙や透湿紙でホットドックを包み、この吸水紙等で包まれたホットドックを 、プラスチックフィルム或いは吸水加工されたプラスチックフィルムから形成さ れた袋状の包装体に、その開口部から内部に挿入し、開口部を熱接着、テープに よる接着等で密封して、ホットドックを包装していた。
【0003】 そして、コンビニエンスストアー等では消費者の要求に応じて、この包装され たホットドックを加温器や電子レンジ等で温めるサービスを行うのが一般的で、 消費者は包装体を開封して温められたホットドックを取り出し、このホットドッ クを食する。
【0004】 しかしながら、ホットドックには既に、ケチャップやマスタード等が塗布され て包装され、この状態で販売されているため、時間の経過とともにケチャップや マスタード等の風味が抜けてホットドックの味が落ちる問題点を有していた。
【0005】 また、ケチャップやマスタード等を調理時に多く塗布して、多少風味が抜けて も良いようにすると、ケチャップやマスタード等から出る水分がパンに滲み込ん で、パンの風味を損なうという別の問題点を有していた。
【0006】 このように、ホットドック用包装体の包装形態によって、ケチャップ、マスタ ード等の塗布量が決定されるため、消費者の好みに合わせて、ケチャップやマス タード等を塗布することができないという問題点も有していた。
【0007】 この考案は、上記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、 消費者の好みに合わせてケチャップやマスタード等を塗布することができるホッ トドック用包装体を提供することを目的とするものである。
【0008】
上記の目的を達成するためにこの考案は、筒状に形成された包装体本体を、そ の一端を、熱接着部で熱接着し、他端を、開口部で開口して袋状に形成し、前記 開口部から内部にホットドックを挿入して、他端部を密封するホットドック用包 装体であって、前記ホットドックのソーセージが位置する部位に易開封処置が施 されている手段を採用したものである。 また、前記易開封処置は、包装体本体に配設された開封用帯体であり、前記易 開封処置は、2枚のフィルムが接着した熱接着部であり、または前記易開封処置 は、包装体本体を一軸延伸フィルムで形成し、端部に切り込みを設けた手段を採 用したものである。
【0009】
この考案は上記の手段を採用したことにより、易開封処置によってホットドッ ク用包装体の一部が容易に開封され、この開封した部分からソーセージが露出す るため、消費者はこの露出したソーセージにケチャップ、マスタード等を好みに 応じて塗布することができるわけである。その後、残りのホットドック用包装体 を引き裂いて内部に収納されているホットドックを取り出し、食することができ る。
【0010】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1〜図3にはこの考案によるホットドック用包装体の第1の実施例が示され ていて、図1はホットドック用包装体の概略正面図であり、図2はホットドック 用包装体の斜視図であり、図3はホットドック用包装体の概略背面図である。
【0011】 このホットドック用包装体1は、図1〜図3に示すように、易開封処置である 開封用帯体3が中央部の上下方向に貼着した方形状のフィルムである包装体本体 2から形成されている。なお、開封用帯体3の幅は25mm程度が好ましいが、 これに限定されないことは言うまでもないことである。
【0012】 すなわち、この包装体本体2の左右両側端部を、前記開封用帯体3が内側にな るように合掌させて熱接着し、この熱接着した部分を合掌部4として、この合掌 部4を軸方向に有する筒状に形成する。
【0013】 つぎに、筒状に形成された包装体本体2の開封用帯体3を正面側にし、前記合 掌部4を背面側にした状態でこの包装体本体2を潰し、この状態で包装体本体2 の上端部を熱接着部5で熱接着する。
【0014】 さらに、この熱接着部5の下部を弱接着部6で弱接着して、下端部が開口部8 となった袋状に形成し、ホットドック用包装体1とする。なお、前記熱接着部5 と弱接着部6との間は所定の距離だけ離間させる。
【0015】 また、前記開封用帯体3の上端部は、前記熱接着部5と弱接着部6との間に位 置し、この開封用帯体3の上端部が位置する部位の包装体本体2に、切り込み7 が設けられている。
【0016】 つぎに、上記のように構成されたホットドック用包装体1の作用について説明 する。 ホットドックは、細長のパンにソーセージを挟んで、このソーセージにケチャ ップ、マスタード等を塗布したもので、従来は、ソーセージにケチャップ、マス タード等を塗布した状態で包装されていたが、この考案によるホットドック用包 装体1の場合は、ホットドックを食す直前でケチャップ、マスタード等を塗布す るため、ホットドック用包装体1の収納物となるホットドック10は、細長のパ ン11にソーセージ12を挟んだものとする。
【0017】 また、このホットドック用包装体1でホットドック10を包装するには、まず 、ホットドック用包装体1の開口部8からソーセージ12が開封用帯体3側にく るようにホットドック10を挿入し、前記開口部8を熱接着部9で熱接着して、 図4に示すように、ホットドック用包装体1の内部にホットドック10を収納し た状態で包装する。なお、前記開口部8の密封は、熱接着に限定されず、粘着テ ープによる止着等であっても良いことは言うまでもないことである。
【0018】 そして、このホットドック10はホットドック用包装体1で包装された状態で 、輸送され、店頭に陳列されて、消費者の要求によって加温器、電子レンジ等で 温められて販売される。
【0019】 つぎに、消費者が、この温められたホットドック10をホットドック用包装体 1から取り出して食すには、以下の手順に従ってホットドック用包装体1を開封 すれば良い。
【0020】 まず、図5に示すように、開封用帯体3を上にして包装されたホットドック1 0を持ち、切り込み7の包装体本体2の切断片を摘んで開封用帯体3に沿って引 っ張ると、この切り込み7から包装体本体2が開封用帯体3に沿って引き裂かれ 、弱接着部6でさらに下方に引っ張ると、開封用帯体3と包装体本体2との間が 剥離しながら、包装体本体2の正面側が開封用帯体3の幅で引き裂かれる。
【0021】 このとき、ホットドック用包装体1の中央部に開封用帯体3の大きさに応じた 縦長の開口部13が形成され、この開口部13から前記ホットドック10のソー セージ12等が露出する。従って、消費者は店頭に設置されたケチャップ、マス タード等をこの開口部13から好きなだけソーセージ12等に塗布することがで きる。
【0022】 つぎに、包装体本体2の易開封処置によって形成された開口部13の端部を摘 んで左右に引っ張れば、ホットドック用包装体1が容易に開封され、ケチャップ 、マスタード等が塗布されたホットドック10を取り出し、食することができる 。なお、このホットドック10の取り出し方法は、前述のように開口部13の端 部を摘んで左右に引っ張って、ホットドック用包装体1を開封して取り出す方法 に限定されず、任意の方法でホットドック10を取り出すことができることは言 うまでもないことである。
【0023】 このように、消費者は、温めたホットドック10にケチャップ、マスタード等 を塗布して食すことができるため、従来のようにホットドック10の加熱時にケ チャップ、マスタード等の風味が抜けることがなく、消費者はホットドック10 を美味しく食すことができる。
【0024】 なお、前記熱接着部5と弱接着部6との間に切り込み7が設けられているが、 弱接着部6によって気密性が確保されているため、衛生面での問題はないもので ある。
【0025】 図6〜図8にはこの考案によるホットドック用包装体の第2の実施例が示され ていて、図6はホットドック用包装体の概略正面図であり、図7はホットドック 用包装体の斜視図であり、図8はホットドック用包装体の概略背面図である。な お、前記第1の実施例と同一の箇所は同一の符号を使用する。
【0026】 このホットドック用包装体1は、第1の実施例と同様に、易開封処置である開 封用帯体3が中央部の上下方向に貼着した方形状のフィルムである包装体本体2 から形成されている。
【0027】 すなわち、この包装体本体2の左右両側端部を、前記開封用帯体3が内側にな るように合掌させて熱接着し、この熱接着した部分を合掌部4として、この合掌 部4を軸方向に有する筒状に形成する。
【0028】 つぎに、筒状に形成された包装体本体2の開封用帯体3を正面側にし、前記合 掌部4を背面側にした状態でこの包装体本体2を潰し、両側部を内方に折り込ん で、所謂ガゼットと言われる折り込み部22を形成し、この状態で包装体本体2 の上端部を熱接着部5で熱接着する。
【0029】 さらに、この熱接着部5の下部を弱接着部6で弱接着して、下端部が開口部8 となった袋状に形成し、ホットドック用包装体21とする。なお、前記熱接着部 5と弱接着部6との間は所定の距離だけ離間させる。
【0030】 また、前記開封用帯体3の上端部は、前記熱接着部5と弱接着部6との間に位 置し、この開封用帯体3の上端部が位置する部位の包装体本体2に、切り込み7 が設けられている。
【0031】 そして、上記のように構成されたホットドック用包装体21の作用効果は前記 第1の実施例とほぼ同様であるため、その詳しい説明は省略する。ただし、この 実施例におけるホットドック用包装体21の両側端部には折り込み部22が設け られているため、第1の実施例におけるホットドック用包装体1よりも収納スペ ースを広く取ることができる利点を有している。
【0032】 図9、図10にはこの考案によるホットドック用包装体の第3の実施例が示さ れていて、図9はホットドック用包装体の概略正面図であり、図10はホットド ック用包装体の斜視図である。なお、前記第1の実施例と同一の箇所は同一の符 号を使用する。
【0033】 このホットドック用包装体31は、図9、図10に示すように、2枚のフィル ム32a、32bからなる包装体本体32から形成されている。すなわち、この 包装体本体32は、ほぼ同一形状の左フィルム32a、右フィルム32bの側端 部を所定の幅で重ね合わせるとともに、重なり部分を熱接着して、易開封処置で ある熱接着部33が中央部の上下方向に形成された方形状のものである。なお、 熱接着部33の幅は25mm程度が好ましいが、これに限定されないことは言う までもないことである。
【0034】 そして、この包装体本体32の左右両側端部を、合掌させて熱接着し、この熱 接着した部分を合掌部4として、この合掌部4を軸方向に有する筒状に形成する 。
【0035】 つぎに、筒状に形成された包装体本体32の熱接着部33を正面側にし、前記 合掌部4を背面側にした状態でこの包装体本体32を潰し、この状態で包装体本 体32の上端部を熱接着部5で熱接着する。
【0036】 さらに、この熱接着部5の下部を弱接着部6で弱接着して、下端部が開口部8 となった袋状に形成し、ホットドック用包装体31とする。なお、前記熱接着部 5と弱接着部6との間は所定の距離だけ離間させる。
【0037】 また、前記熱接着部33のうちの前記熱接着部5と弱接着部6との間に位置す る部位に、切り込み7が設けられている。
【0038】 つぎに、上記のように構成されたホットドック用包装体31の作用について説 明する。 また、ホットドック10はソーセージが熱接着部33側になるように、前記第 1の実施例と同様にホットドック用包装体31で包装される。
【0039】 そして、このホットドック用包装体31を開封してホットドック10を食すに は、まず、図11に示すように、熱接着部33を上にして包装されたホットドッ ク10を持ち、切り込み7の熱接着部33の切断片を摘んで熱接着部33に沿っ て引っ張ると、熱接着部33が開封用帯体の作用をして、この切り込み7から包 装体本体32が熱接着部33に沿って引き裂かれ、弱接着部6でさらに下方に引 っ張ると、熱接着部33と包装体本体32との間が剥離しながら、包装体本体3 2の正面側が引き裂かれる。
【0040】 このとき、ホットドック用包装体31の中央部に、熱接着部33の幅で縦長の 開口部13が形成され、この開口部13から前記ホットドック10のソーセージ 12等が露出する。従って、消費者は店頭に設置されたケチャップ、マスタード 等をこの開口部13から好きなだけソーセージ12等に塗布することができる。
【0041】 つぎに、包装体本体2の易開封処置によって形成された開口部13の端部を摘 んで左右に引っ張れば、ホットドック用包装体31が容易に開封され、ケチャッ プ、マスタード等が塗布されたホットドック10を取り出し、食することができ る。なお、このホットドック10の取り出し方法は、前述のように開口部13の 端部を摘んで左右に引っ張って、ホットドック用包装体31を開封して取り出す 方法に限定されず、任意の方法でホットドック10を取り出すことができること は言うまでもないことである。
【0042】 このように、消費者は、温めたホットドック10にケチャップ、マスタード等 を塗布して食すことができるため、従来のようにホットドック10の加熱時にケ チャップ、マスタード等の風味が抜けることがなく、消費者はホットドック10 を美味しく食すことができる。
【0043】 なお、前記熱接着部5と弱接着部6との間に切り込み7が設けられているが、 弱接着部6によって気密性が確保されているため、衛生面での問題はないもので ある。
【0044】 図12、図13にはこの考案によるホットドック用包装体の第4の実施例が示 されていて、図12はホットドック用包装体の概略正面図であり、図13はホッ トドック用包装体の斜視図である。なお、前記第1の実施例と同一の箇所は同一 の符号を使用する。
【0045】 このホットドック用包装体41は、図12、図13に示すように、2枚のフィ ルム42a、42bからなる包装体本体42から形成されている。すなわち、こ の包装体本体42は、ほぼ同一形状の左フィルム42a、右フィルム42bの側 端部を所定の幅で重ね合わせるとともに、重なり部分を熱接着して、易開封処置 である熱接着部43が中央部の上下方向に形成された方形状のものである。
【0046】 そして、この包装体本体42の左右両側端部を、合掌させて熱接着し、この熱 接着した部分を合掌部4として、この合掌部4を軸方向に有する筒状に形成する 。
【0047】 つぎに、筒状に形成された包装体本体42の熱接着部43を正面側にし、前記 合掌部4を背面側にした状態でこの包装体本体42を潰し、両側部を内方に折り 込んで、所謂ガゼットと言われる折り込み部44を形成し、この状態で包装体本 体42の上端部を熱接着部5で熱接着する。
【0048】 さらに、この熱接着部5の下部を弱接着部6で弱接着して、下端部が開口部8 となった袋状に形成し、ホットドック用包装体41とする。なお、前記熱接着部 5と弱接着部6との間は所定の距離だけ離間させる。
【0049】 また、前記熱接着部43のうちの前記熱接着部5と弱接着部6との間に位置す る部位に、切り込み7が設けられている。
【0050】 そして、上記のように構成されたホットドック用包装体41の作用効果は前記 第3の実施例とほぼ同様であるため、その詳しい説明は省略する。ただし、この 実施例におけるホットドック用包装体41の両側端部には折り込み部44が設け られているため、第3の実施例におけるホットドック用包装体31よりも収納ス ペースを広く取ることができる利点を有している。
【0051】 図14にはこの考案によるホットドック用包装体の第5の実施例が示されてい て、図14はホットドック用包装体の概略正面図である。なお、前記第1の実施 例と同一の箇所は同一の符号を使用する。
【0052】 このホットドック用包装体51は、上下方向、すなわち、図14の両矢印方向 が延伸方向となった一軸延伸フィルムである包装体本体52から形成されている 。この一軸延伸フィルムは、延伸方向に引き裂かれ易く、切り込みが設けられる と易開封処置としての機能を有する。
【0053】 そして、この包装体本体52の左右両側端部を、合掌させて熱接着し、この熱 接着した部分を合掌部4として、この合掌部4を軸方向に有する筒状に形成する 。
【0054】 つぎに、筒状に形成された包装体本体52の合掌部4を背面側にした状態でこ の包装体本体52を潰し、この状態で包装体本体52の上端部を熱接着部5で熱 接着する。なお、側端部に第2、第4の実施例と同様の折り込み部(ガゼット) を設ければ、収納スペースを広げることができる。
【0055】 さらに、この熱接着部5の下部を弱接着部6で弱接着して、下端部が開口部8 となった袋状に形成し、ホットドック用包装体51とする。なお、前記熱接着部 5と弱接着部6との間は所定の距離だけ離間させる。
【0056】 また、前記熱接着部5と弱接着部6との間の所定の位置の包装体本体52に、 切り込み7が設けられている。
【0057】 つぎに、上記のように構成されたホットドック用包装体51の作用について説 明する。 また、ホットドック10はソーセージが切り込み7側になるように、前記第1 の実施例と同様にホットドック用包装体51で包装される。
【0058】 そして、このホットドック用包装体51を開封してホットドック10を食すに は、まず、切り込み7を上にして包装されたホットドック10を持ち、切り込み 7の切断片を摘んで包装体本体52の延伸方向に引っ張ると、延伸方向に引き裂 かれ易い一軸延伸フィルムの性質から、包装体本体52が、この切り込み7の幅 で延伸方向に沿って引き裂かれ、弱接着部6でさらに下方に引っ張ると、包装体 本体52同士の弱接着が剥離しながら、包装体本体52の正面側が、図14の鎖 線で示した引き裂き予定線53のように引き裂かれる。
【0059】 このとき、ホットドック用包装体51の中央部に、切り込み7の幅で縦長の開 口部が形成され、前記実施例と同様に、この開口部からホットドックのソーセー ジ等が露出する。従って、消費者は店頭に設置されたケチャップ、マスタード等 をこの開口部から好きなだけソーセージに塗布することができる。
【0060】 つぎに、包装体本体52の易開封処置によって形成された開口部の端部を摘ん で左右に引っ張れば、ホットドック用包装体51が容易に開封され、ケチャップ 、マスタード等が塗布されたホットドック10を取り出し、食することができる 。なお、このホットドック10の取り出し方法は、前述のように開口部の端部を 摘んで左右に引っ張って、ホットドック用包装体51を開封して取り出す方法に 限定されず、任意の方法でホットドック10を取り出すことができることは言う までもないことである。
【0061】 このように、消費者は、温めたホットドック10にケチャップ、マスタード等 を塗布して食すことができるため、従来のようにホットドック10の加熱時にケ チャップ、マスタード等の風味が抜けることがなく、消費者はホットドック10 を美味しく食すことができる。
【0062】 また、前記熱接着部5と弱接着部6との間に切り込み7が設けられているが、 弱接着部6によって気密性が確保されているため、衛生面での問題はないもので ある。
【0063】 なお、加熱時間にもよるが、内部に収納されたホットドック10の水分によっ て、包装体本体の内面が水滴で曇る恐れがある場合には、包装体本体の内面に防 曇処理、吸湿処理等を施せば良い。
【0064】 また、前記包装体本体2、32、42を前記第5の実施例と同様に、一軸延伸 フィルムで形成すれば、開封がより容易になることは言うまでもないことである 。
【0065】
この考案は前記のように構成したことにより、包装体本体に設けられた易開封 処置によってホットドック用包装体の一部を容易に開封することができ、この開 封した部分からホットドックが露出するため、消費者はこの露出したホットドッ クの部分に好みの量のケチャップ、マスタード等を塗布して、ホットドックを食 すことができる。
【0066】 したがって、ケチャップ、マスタード等をホットドックを食する直前に、しか も好みの量塗布することができるため、従来のように、ホットドックの加熱時に ケチャップ、マスタード等が加熱されてその風味が抜けたり、パンが過剰に塗布 したケチャップ、マスタード等の水分で濡れることがなく、ホットドックを美味 しく食すことができるというすぐれた効果を有するものである。
【図1】この考案によるホットドック用包装体の第1の
実施例を示す概略正面図である。
実施例を示す概略正面図である。
【図2】この考案によるホットドック用包装体の第1の
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図3】この考案によるホットドック用包装体の第1の
実施例を示す概略背面図である。
実施例を示す概略背面図である。
【図4】この考案によるホットドック用包装体の第1の
実施例において、ホットドック用包装体で包装されたホ
ットドックを示す概略図である。
実施例において、ホットドック用包装体で包装されたホ
ットドックを示す概略図である。
【図5】この考案によるホットドック用包装体の第1の
実施例において、包装が開封される様子を示す概略図で
ある。
実施例において、包装が開封される様子を示す概略図で
ある。
【図6】この考案によるホットドック用包装体の第2の
実施例を示す概略正面図である。
実施例を示す概略正面図である。
【図7】この考案によるホットドック用包装体の第2の
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図8】この考案によるホットドック用包装体の第2の
実施例を示す概略背面図である。
実施例を示す概略背面図である。
【図9】この考案によるホットドック用包装体の第3の
実施例を示す概略正面図である。
実施例を示す概略正面図である。
【図10】この考案によるホットドック用包装体の第3
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図11】この考案によるホットドック用包装体の第3
の実施例において、包装が開封される様子を示す概略図
である。
の実施例において、包装が開封される様子を示す概略図
である。
【図12】この考案によるホットドック用包装体の第4
の実施例を示す概略正面図である。
の実施例を示す概略正面図である。
【図13】この考案によるホットドック用包装体の第4
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図14】この考案によるホットドック用包装体の第5
の実施例を示す概略正面図である。
の実施例を示す概略正面図である。
1、21、31、41、51……ホットドック用包装体 2、32、42、52……包装体本体 3……開封用帯体 4……合掌部 5、9、33、43……熱接着部 6……弱接着部 7……切り込み 8、13……開口部 10……ホットドック 11……パン 12……ソーセージ 22、44……折り込み部(ガゼット) 32a、42a……左フィルム 32b、42b……右フィルム 53……引き裂き予定線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 85/36 Z 8111−3E
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状に形成された包装体本体を、その一
端を、熱接着部で熱接着し、他端を、開口部で開口して
袋状に形成し、前記開口部から内部にホットドックを挿
入して、他端部を密封するホットドック用包装体であっ
て、前記ホットドックのソーセージが位置する部位に易
開封処置が施されていることを特徴とするホットドック
用包装体。 - 【請求項2】 前記易開封処置は、包装体本体に配設さ
れた開封用帯体である請求項1記載のホットドック用包
装体。 - 【請求項3】 前記易開封処置は、2枚のフィルムが接
着した熱接着部である請求項1記載のホットドック用包
装体。 - 【請求項4】 前記易開封処置は、包装体本体を一軸延
伸フィルムで形成し、端部に切り込みを設けた請求項1
記載のホットドック用包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP021921U JPH0680653U (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | ホットドック用包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP021921U JPH0680653U (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | ホットドック用包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680653U true JPH0680653U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12068541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP021921U Pending JPH0680653U (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | ホットドック用包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680653U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005193953A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | E-Wraps Kk | 易開封袋 |
JP2010111416A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Nippo Kk | 食品包装体 |
JP2013151312A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Aiwa Kogyo Kk | 食品包装体および食品包装用袋 |
JP2020100410A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 朋和産業株式会社 | 包装袋 |
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1993
- 1993-04-26 JP JP021921U patent/JPH0680653U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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